JPH048701A - 新規ペクチン酸―セルロースゲル及びその製造法 - Google Patents
新規ペクチン酸―セルロースゲル及びその製造法Info
- Publication number
- JPH048701A JPH048701A JP2110609A JP11060990A JPH048701A JP H048701 A JPH048701 A JP H048701A JP 2110609 A JP2110609 A JP 2110609A JP 11060990 A JP11060990 A JP 11060990A JP H048701 A JPH048701 A JP H048701A
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- JP
- Japan
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- pectic acid
- cellulose gel
- protein
- treatment
- pectin
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- Pending
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、新規ペクチン酸−セルロースゲル及びその製
造法に関する。
造法に関する。
C従来の技術〕
従来、ペクチン酸−セルロースゲルは、ペクチン含有植
物のアルコール不溶物を低温下にてケン化後、分散剤の
存在下、アルカリ条件下にて架橋試薬により不溶化する
ことによって得られることが報告されている (特開昭
63−43501号)。
物のアルコール不溶物を低温下にてケン化後、分散剤の
存在下、アルカリ条件下にて架橋試薬により不溶化する
ことによって得られることが報告されている (特開昭
63−43501号)。
しかしながら、本性で得られたペクチン酸−セルロース
ゲルは、カラムクロマトグラフィー用担体として使用し
た場合、精製しようとする蛍白によっては、吸着が発生
し、著しく回収率の低下を招くことがある。本原因とし
ては、ペクチン酸セルロースゲル中に不純物として存在
する蛋白により、疎水結合力等が働き、非特異的な吸着
が発生するためと考えられる。そこで、非特異的な吸着
を防ぐために、ペクチン酸−セルロースゲル中の蛋白を
除去する必要があった。
ゲルは、カラムクロマトグラフィー用担体として使用し
た場合、精製しようとする蛍白によっては、吸着が発生
し、著しく回収率の低下を招くことがある。本原因とし
ては、ペクチン酸セルロースゲル中に不純物として存在
する蛋白により、疎水結合力等が働き、非特異的な吸着
が発生するためと考えられる。そこで、非特異的な吸着
を防ぐために、ペクチン酸−セルロースゲル中の蛋白を
除去する必要があった。
本発明は、残存蛋白の非常に少ないペクチン酸−セルロ
ースゲル及びその製造法を提供することを目的とする。
ースゲル及びその製造法を提供することを目的とする。
本発明者らは、前記目的を達成するため、鋭意研究を重
ねた結果、蛋白除去処理を施すことにより、ペクチン酸
−セルロースゲル中に存在する蛋白を除去できることを
見出し、本発明を完成するに至った。
ねた結果、蛋白除去処理を施すことにより、ペクチン酸
−セルロースゲル中に存在する蛋白を除去できることを
見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明のペクチン酸−セルロースゲルは、構造蛋
白及び細胞壁結合蛋白が除去されていることを特徴とす
るものであり、植物細胞壁の構造を保持した状態で得ら
れる。植物細胞壁は、セルロースミクロフィブリル、キ
シログリカン、ガラクタン、アラビノガラクタンなどの
多糖類が構造蛋白(エクステンシン・アラビノガラタン
蛋白質)、細胞壁結合酵素(リンゴ酸脱水素酵素、パー
オキシダーゼ、フォスファターゼ、多糖加水分解酵素I
I)などを層状にはさみ込んだマトリックスで形成され
ており、このような形で存在する蛋白により非特異的な
吸着が発生すると考えられる。蛋白除去法として、酸ま
たはアルカリによる化学的処理と、プロテアーゼを用い
る生化学的処理の二法があるが、酸またはアルカリによ
る化学的処理では、タンパクが分解するだけでなく、ペ
クチンが低分子化を起こし、処理時に、マトリックスか
ら溶出する為、ペクチン酸−セルロースゲルのイオン交
換当量は低下する。また、セルロースも低分子化を起こ
し、マトリックスが破壊される為、膨潤率も高くなる。
白及び細胞壁結合蛋白が除去されていることを特徴とす
るものであり、植物細胞壁の構造を保持した状態で得ら
れる。植物細胞壁は、セルロースミクロフィブリル、キ
シログリカン、ガラクタン、アラビノガラクタンなどの
多糖類が構造蛋白(エクステンシン・アラビノガラタン
蛋白質)、細胞壁結合酵素(リンゴ酸脱水素酵素、パー
オキシダーゼ、フォスファターゼ、多糖加水分解酵素I
I)などを層状にはさみ込んだマトリックスで形成され
ており、このような形で存在する蛋白により非特異的な
吸着が発生すると考えられる。蛋白除去法として、酸ま
たはアルカリによる化学的処理と、プロテアーゼを用い
る生化学的処理の二法があるが、酸またはアルカリによ
る化学的処理では、タンパクが分解するだけでなく、ペ
クチンが低分子化を起こし、処理時に、マトリックスか
ら溶出する為、ペクチン酸−セルロースゲルのイオン交
換当量は低下する。また、セルロースも低分子化を起こ
し、マトリックスが破壊される為、膨潤率も高くなる。
しかしながら本発明は、ペクチン含有植物の好ましくは
アルコール不溶物を、パパイン又はプロナーゼなどのプ
ロテアーゼで処理することにより、ペクチン酸−セルロ
ースゲルの多Ii類構成部マトリックス破壊を極力抑え
、選択的な蛋白除去を可能とするものである。
アルコール不溶物を、パパイン又はプロナーゼなどのプ
ロテアーゼで処理することにより、ペクチン酸−セルロ
ースゲルの多Ii類構成部マトリックス破壊を極力抑え
、選択的な蛋白除去を可能とするものである。
本発明のペクチン酸−セルロースゲルは、例えば、下記
に示す方法に従い、製造される。即ち、ペクチン含有植
物由来の粉末、好ましくはアルコール不溶物を0.1M
リン酸緩衝液(pH6,8)に懸濁し、十分浸漬する。
に示す方法に従い、製造される。即ち、ペクチン含有植
物由来の粉末、好ましくはアルコール不溶物を0.1M
リン酸緩衝液(pH6,8)に懸濁し、十分浸漬する。
緩衝液の使用量は、アルコール不溶物1g当り、通常1
0〜30d、好ましくは15〜20mとする。101未
満の場合、スラリー濃度が高いため、攪拌が不十分とな
り、また30ydを超えると、処理効率が低下する。緩
衝液については、プロテアーゼを安定化できるものであ
ればいずれのものでもよく、特に限定されるものではな
い。
0〜30d、好ましくは15〜20mとする。101未
満の場合、スラリー濃度が高いため、攪拌が不十分とな
り、また30ydを超えると、処理効率が低下する。緩
衝液については、プロテアーゼを安定化できるものであ
ればいずれのものでもよく、特に限定されるものではな
い。
緩衝液で十分浸漬後、パパイン、プロナーゼなどのプロ
テアーゼを添加する。添加量としては、試薬酵素の比活
性等に差異があるため、−概に言えないが、系内濃度0
.1〜1%、好ましくは0.4〜0.6%とするのがよ
い。また処理温度は、プロテアーゼの至適温度(−船釣
には、30℃付近)とするのがよい。処理時間について
は、24〜48時間が好ましいが、特に限定されるもの
ではない。本処理により、ペクチン酸−セルロース中の
全蛋白量の95%は除去される。なお、プロテアーゼ処
理において、試料はアルコール不溶物に限定されず、架
橋前の試料であればいかなるものでも処理は可能である
。処理後、膨潤しているペクチン酸−セルロースゲルの
濾過性を良くするために緩衝液と同量の極性溶媒(例え
ば、メタノール、アセトン)を加え、攪拌後、遠心分離
機、濾過機などの固液分層装置を用い分離し、極性溶媒
(例えば、メタノール、アセトン)で洗浄・脱水後、蛋
白除去処理アルコール不溶物を得る。このものは、その
まま架橋化工程に使用してもよいが、乾燥工程を経た後
、架橋化工程に使用してもよい。次いで、例えば特開昭
63−43501号公報記載の方法に従い、架橋反応に
より架橋することにより、本発明のペクチン酸−セルロ
ースゲルが得られる。
テアーゼを添加する。添加量としては、試薬酵素の比活
性等に差異があるため、−概に言えないが、系内濃度0
.1〜1%、好ましくは0.4〜0.6%とするのがよ
い。また処理温度は、プロテアーゼの至適温度(−船釣
には、30℃付近)とするのがよい。処理時間について
は、24〜48時間が好ましいが、特に限定されるもの
ではない。本処理により、ペクチン酸−セルロース中の
全蛋白量の95%は除去される。なお、プロテアーゼ処
理において、試料はアルコール不溶物に限定されず、架
橋前の試料であればいかなるものでも処理は可能である
。処理後、膨潤しているペクチン酸−セルロースゲルの
濾過性を良くするために緩衝液と同量の極性溶媒(例え
ば、メタノール、アセトン)を加え、攪拌後、遠心分離
機、濾過機などの固液分層装置を用い分離し、極性溶媒
(例えば、メタノール、アセトン)で洗浄・脱水後、蛋
白除去処理アルコール不溶物を得る。このものは、その
まま架橋化工程に使用してもよいが、乾燥工程を経た後
、架橋化工程に使用してもよい。次いで、例えば特開昭
63−43501号公報記載の方法に従い、架橋反応に
より架橋することにより、本発明のペクチン酸−セルロ
ースゲルが得られる。
以下、実施例及び比較例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明の範囲は、これらに限定されるものでは
ない。
するが、本発明の範囲は、これらに限定されるものでは
ない。
〈実施例1〉
温州蜜柑果皮のアルコール不溶物20gを0.1 Mリ
ン酸緩衝液(pH6,8) 340atに加え、1時間
浸漬後、パパイン(片山化学工業製1 : 300)
1.70gを添加し、48時間30″Cで弱攪拌下、処
理を行った。
ン酸緩衝液(pH6,8) 340atに加え、1時間
浸漬後、パパイン(片山化学工業製1 : 300)
1.70gを添加し、48時間30″Cで弱攪拌下、処
理を行った。
処理後、緩衝液と同量のメタノールを加えた後、濾過を
行い、蛋白除去処理84gを得た。その後、同温品84
gを、特開昭63−43501号公報の方法に従い、6
0%メタノール168d、エピクロヒドリン49.6d
に浸漬後、攪拌下、5 M NaOH42,4dを添加
することにより架橋反応を行い、本発明のペクチン酸セ
ルロースゲル11.4g(乾品重量)を得た。また同時
に、ブランクとしてパパイン無添加の系で同様の処理を
行った。結果を第1表に示す。
行い、蛋白除去処理84gを得た。その後、同温品84
gを、特開昭63−43501号公報の方法に従い、6
0%メタノール168d、エピクロヒドリン49.6d
に浸漬後、攪拌下、5 M NaOH42,4dを添加
することにより架橋反応を行い、本発明のペクチン酸セ
ルロースゲル11.4g(乾品重量)を得た。また同時
に、ブランクとしてパパイン無添加の系で同様の処理を
行った。結果を第1表に示す。
第1表
第2表
〈実施例2〉
温州蜜柑果皮のアルコール不溶物を用い、パパイン、プ
ロナーゼの添加量及び処理時間による蛋白除去率への影
響を検討した。
ロナーゼの添加量及び処理時間による蛋白除去率への影
響を検討した。
方法としては、パパイン添加量、0.1%、0.5%、
1.0%、プロナーゼは0.5%とした。処理時間は2
4時間、48時間で行った。なお、評価は蛍白除去処理
アルコール不溶物で行った。結果を第2表に示す。
1.0%、プロナーゼは0.5%とした。処理時間は2
4時間、48時間で行った。なお、評価は蛍白除去処理
アルコール不溶物で行った。結果を第2表に示す。
く比較例1〉
温州蜜柑果皮のアルコール不溶物を用い、アルカリ処理
、酸処理、プロテアーゼ処理による蛋白除去率及び交換
当量、膨潤率への影響を比較検討した。
、酸処理、プロテアーゼ処理による蛋白除去率及び交換
当量、膨潤率への影響を比較検討した。
アルカリ処理、酸処理では、アルコール不溶物を60%
メタノールに浸漬後、5M NaOH水溶液又は17.
5%HCI水溶液を各々添加し、蛋白処理した。
メタノールに浸漬後、5M NaOH水溶液又は17.
5%HCI水溶液を各々添加し、蛋白処理した。
プロテアーゼ処理では、アルコール不溶物を0、1 M
リン酸緩衝液に浸漬後、パパイン0.5%を添加し、
蛋白処理した。なお、評価は蛋白除去処理アルコール不
溶物で行った。結果を第3表に示す。
リン酸緩衝液に浸漬後、パパイン0.5%を添加し、
蛋白処理した。なお、評価は蛋白除去処理アルコール不
溶物で行った。結果を第3表に示す。
(本頁以下余白)
〔発明の効果〕
本発明によれば、ペクチン酸−セルロースゲル中の構造
蛋白及び細胞壁結合蛋白の選択的な除去が可能となり、
残存蛋白の非常に少ない新規ペクチン酸−セルロースゲ
ルを提供することができる。
蛋白及び細胞壁結合蛋白の選択的な除去が可能となり、
残存蛋白の非常に少ない新規ペクチン酸−セルロースゲ
ルを提供することができる。
本発明のペクチン酸−セルロースゲルをカラムクロマト
グラフィー用担体として使用すれば、残存蛋白による非
特異的吸着を低減することができる。
グラフィー用担体として使用すれば、残存蛋白による非
特異的吸着を低減することができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、構造蛋白及び細胞壁結合蛋白が除去されているペク
チン酸−セルロースゲル。 2、ペクチン含有植物由来の粉末をプロテアーゼにより
蛋白除去処理した後、架橋試験により架橋することを特
徴とするペクチン酸−セルロースゲルの製造法。 3、ペクチン含有植物由来の粉末がペクチン含有植物の
アルコール不溶物である請求項2記載の製造法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2110609A JPH048701A (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | 新規ペクチン酸―セルロースゲル及びその製造法 |
| PCT/JP1990/001493 WO1991007427A1 (fr) | 1989-11-16 | 1990-11-15 | Agent vehiculeur pour chromatographie sur colonne echangeuse, procede de separation et de purification d'une substance polymere hydrosoluble au moyen d'un tel agent, nouveau gel a base d'acide pectique et de cellulose et procede de preparation d'un tel gel, et adsorbant pour chromatographie par affinite |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2110609A JPH048701A (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | 新規ペクチン酸―セルロースゲル及びその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH048701A true JPH048701A (ja) | 1992-01-13 |
Family
ID=14540169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2110609A Pending JPH048701A (ja) | 1989-11-16 | 1990-04-27 | 新規ペクチン酸―セルロースゲル及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH048701A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS624272U (ja) * | 1985-06-21 | 1987-01-12 | ||
| JPS63306352A (ja) * | 1987-06-04 | 1988-12-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 浴槽装置 |
-
1990
- 1990-04-27 JP JP2110609A patent/JPH048701A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS624272U (ja) * | 1985-06-21 | 1987-01-12 | ||
| JPS63306352A (ja) * | 1987-06-04 | 1988-12-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 浴槽装置 |
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