JPH048770Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH048770Y2 JPH048770Y2 JP1985030519U JP3051985U JPH048770Y2 JP H048770 Y2 JPH048770 Y2 JP H048770Y2 JP 1985030519 U JP1985030519 U JP 1985030519U JP 3051985 U JP3051985 U JP 3051985U JP H048770 Y2 JPH048770 Y2 JP H048770Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frost
- water absorption
- film
- synthetic resin
- polyvinyl alcohol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Protection Of Plants (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、主に霜害を防止するため農作物に
かぶせる防霜用被覆資材に関する。
かぶせる防霜用被覆資材に関する。
従来の技術
農作物への霜害を防止するための防止策として
は、従来わらをかぶせたり、こも掛けする方法が
行なわれていた。このふるくから行なわれている
方法は、防霜効果はあつても、透光性がないた
め、日中農作物を太陽光に当てる必要のある場合
は、その都度これらの被覆資材を取り除いてい
た。
は、従来わらをかぶせたり、こも掛けする方法が
行なわれていた。このふるくから行なわれている
方法は、防霜効果はあつても、透光性がないた
め、日中農作物を太陽光に当てる必要のある場合
は、その都度これらの被覆資材を取り除いてい
た。
このようにわらやこもは取りあつかいに手間が
かかるばかりか、原料が不足し十分な供給ができ
なかつた。そこで、最近は合成樹脂製のテープヤ
ーンやスプリツトヤーン等を使つて織製されたス
クリーンが開発されている。しかし、その多くは
遮光性の大きいものであり(例えば実開昭55−
9276、実開昭55−155885)、透光性を必要とする
場合は使用できなかつた。一方、透光性を有する
防霜用被覆資材としては、例えばポリビニルアル
コール等の吸水性の大きな合成樹脂フイルムを使
つた不織布状のスクリーンが使用され、又出願人
と透光性と吸水性を有するを緯糸として編織した
嵩高布を開発した(実公昭59−43407)。
かかるばかりか、原料が不足し十分な供給ができ
なかつた。そこで、最近は合成樹脂製のテープヤ
ーンやスプリツトヤーン等を使つて織製されたス
クリーンが開発されている。しかし、その多くは
遮光性の大きいものであり(例えば実開昭55−
9276、実開昭55−155885)、透光性を必要とする
場合は使用できなかつた。一方、透光性を有する
防霜用被覆資材としては、例えばポリビニルアル
コール等の吸水性の大きな合成樹脂フイルムを使
つた不織布状のスクリーンが使用され、又出願人
と透光性と吸水性を有するを緯糸として編織した
嵩高布を開発した(実公昭59−43407)。
考案が解決しようとする問題点
前記透光性を有する防霜用被覆資材は、霜を被
覆資材の表面に着床生成させるために吸水性の大
きい合成樹脂が使用される。そのため、降雨時に
は雨滴が表面に付着しやすく、防霜資材の重量が
10倍以上に増大し、その重みにより防霜資材がた
わみ被覆に支障をきたす。
覆資材の表面に着床生成させるために吸水性の大
きい合成樹脂が使用される。そのため、降雨時に
は雨滴が表面に付着しやすく、防霜資材の重量が
10倍以上に増大し、その重みにより防霜資材がた
わみ被覆に支障をきたす。
この考案は、かかる欠点を解消するため、透光
性と表面に霜が着床生成するだけの吸水性を有
し、しかも雨滴による重量の増大を著しく軽減し
た防霜用被覆資材を提案するものである。
性と表面に霜が着床生成するだけの吸水性を有
し、しかも雨滴による重量の増大を著しく軽減し
た防霜用被覆資材を提案するものである。
問題点を解決するための手段
この考案は、透明で吸水性が大きく赤外線透過
率の低いポリビニルアルコールフイルムと透明で
吸水性の小さい合成樹脂フイルムとを重ね合せた
複合フイルムからなるスリツトヤーン又はスプリ
ツトヤーンを緯糸としてからみ織してなる防霜用
被覆資材を要旨とする。
率の低いポリビニルアルコールフイルムと透明で
吸水性の小さい合成樹脂フイルムとを重ね合せた
複合フイルムからなるスリツトヤーン又はスプリ
ツトヤーンを緯糸としてからみ織してなる防霜用
被覆資材を要旨とする。
作 用
この考案における複合フイルムに使用される透
明で吸水率が大きく赤外線透過率の低い合成樹脂
フイルムとしてポリビニルアルコールフイルムを
使用するがその吸水率は80%(24Hr、23℃、
ASTM)、赤外線(波長8〜12μ)の透過率は約
25%である。又、透明で吸水性の小さい合成樹脂
フイルムとしては、例えばポリエチレンフイル
ム、ポリエステルフイルム等があり、ポリエチレ
ンフイルムの吸水率は0,01%以下でほとんど吸
水しない。そして、例えば上記ポリビニルアルコ
ールフイルムとポリエチレンフイルムとを重ね合
せた複合フイルムの赤外線透過率は20%と極めて
小さい。このように赤外線透過率が小さいこと
は、日中太陽の熱(赤外線)を適当に遮断し、被
覆内植物が高温障害を起こすことが防止され、又
夜間地面からの放熱を遮断し保温効果が大きいこ
とになる。
明で吸水率が大きく赤外線透過率の低い合成樹脂
フイルムとしてポリビニルアルコールフイルムを
使用するがその吸水率は80%(24Hr、23℃、
ASTM)、赤外線(波長8〜12μ)の透過率は約
25%である。又、透明で吸水性の小さい合成樹脂
フイルムとしては、例えばポリエチレンフイル
ム、ポリエステルフイルム等があり、ポリエチレ
ンフイルムの吸水率は0,01%以下でほとんど吸
水しない。そして、例えば上記ポリビニルアルコ
ールフイルムとポリエチレンフイルムとを重ね合
せた複合フイルムの赤外線透過率は20%と極めて
小さい。このように赤外線透過率が小さいこと
は、日中太陽の熱(赤外線)を適当に遮断し、被
覆内植物が高温障害を起こすことが防止され、又
夜間地面からの放熱を遮断し保温効果が大きいこ
とになる。
しかも、表側に使用するポリビニルアルコール
フイルムは大きな吸水性を有し、表面に霜が着床
生成し被覆内植物への霜害を防止する。
フイルムは大きな吸水性を有し、表面に霜が着床
生成し被覆内植物への霜害を防止する。
実施例
ポリビニルアルコールフイルムとポリエチレン
フイルムとを重ね合せて接着した複合フイルムを
2mm幅にスリツトしたスリツトヤーンを緯糸(密
度10本/25.4mm)とし、1000デニールのポリエチ
レンモノフイラメントを経糸(10.8本/25.4mm)
とし織機でからみ織した。できた被覆資材の布重
量は50g/m2で、又緯糸強力は3Kg(ポリビニル
アルコールフイルムのみの場合は1Kg以下であ
る)であつた。
フイルムとを重ね合せて接着した複合フイルムを
2mm幅にスリツトしたスリツトヤーンを緯糸(密
度10本/25.4mm)とし、1000デニールのポリエチ
レンモノフイラメントを経糸(10.8本/25.4mm)
とし織機でからみ織した。できた被覆資材の布重
量は50g/m2で、又緯糸強力は3Kg(ポリビニル
アルコールフイルムのみの場合は1Kg以下であ
る)であつた。
この被覆資材を発芽前の2月中旬に茶畑に被覆
し、そのまま茶摘み取りまで放置した。その間霜
は被覆資材の表面に付着し、被覆内植物の霜害を
完全に防止することができると共に、夜間の保温
を確保でき十分に成長し、品質の良い新茶を摘む
ことができた。又、その間の降雨に際しては雨滴
吸収による布重量の増加は自重の3〜5倍程度
(ポリビニルアルコールフイルムのみの場合の重
量増加は自重の10〜20倍である)と軽減され、茶
摘みまで損傷することなく十分な耐久性を発揮で
きた。
し、そのまま茶摘み取りまで放置した。その間霜
は被覆資材の表面に付着し、被覆内植物の霜害を
完全に防止することができると共に、夜間の保温
を確保でき十分に成長し、品質の良い新茶を摘む
ことができた。又、その間の降雨に際しては雨滴
吸収による布重量の増加は自重の3〜5倍程度
(ポリビニルアルコールフイルムのみの場合の重
量増加は自重の10〜20倍である)と軽減され、茶
摘みまで損傷することなく十分な耐久性を発揮で
きた。
考案の効果
この考案は、上記のごとく、透明で吸水性の大
きい合成樹脂フイルムと透明で吸水性の小さい合
成樹脂フイルムとを重ね合せた複合フイルムから
なるスリツトヤーン又はスプリツトヤーンを緯糸
としてからみ織したものであるから、太陽光を透
過すると共に十分な保温性を有し、かつ表面に霜
を着床生成し被覆内植物への霜害を防止し、しか
も雨滴吸収量が軽減されるため、被覆資材を破損
変型することが少なく耐久性が著しく増大でき経
済である。
きい合成樹脂フイルムと透明で吸水性の小さい合
成樹脂フイルムとを重ね合せた複合フイルムから
なるスリツトヤーン又はスプリツトヤーンを緯糸
としてからみ織したものであるから、太陽光を透
過すると共に十分な保温性を有し、かつ表面に霜
を着床生成し被覆内植物への霜害を防止し、しか
も雨滴吸収量が軽減されるため、被覆資材を破損
変型することが少なく耐久性が著しく増大でき経
済である。
第1図はこの考案の実施による被覆資材の組織
図、第2図は緯糸の一部拡大縦断側面図である。 1……緯糸、2……経糸、3……吸水性の大き
な合成樹脂フイルム、4……吸水性の小さな合成
樹脂フイルム。
図、第2図は緯糸の一部拡大縦断側面図である。 1……緯糸、2……経糸、3……吸水性の大き
な合成樹脂フイルム、4……吸水性の小さな合成
樹脂フイルム。
Claims (1)
- 透明で吸水性が大きく赤外線透過率の低いポリ
ビニルアルコールフイルムと透明で吸水性の小さ
い合成樹脂フイルムとを重ね合せた複合フイルム
からなるスリツトヤーン又はスプリツトヤーンを
緯糸としてからみ織してなる防霜用被覆資材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985030519U JPH048770Y2 (ja) | 1985-03-04 | 1985-03-04 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985030519U JPH048770Y2 (ja) | 1985-03-04 | 1985-03-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61146152U JPS61146152U (ja) | 1986-09-09 |
| JPH048770Y2 true JPH048770Y2 (ja) | 1992-03-05 |
Family
ID=30530289
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985030519U Expired JPH048770Y2 (ja) | 1985-03-04 | 1985-03-04 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH048770Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2607693B2 (ja) * | 1989-08-18 | 1997-05-07 | ユニチカ株式会社 | 農業用被覆シート |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6028206Y2 (ja) * | 1981-09-22 | 1985-08-26 | 三宗樹脂工業株式会社 | 被覆材 |
| JPS5943407U (ja) * | 1982-09-16 | 1984-03-22 | 株式会社新屋製作所 | 塵芥収容ケ−ス |
-
1985
- 1985-03-04 JP JP1985030519U patent/JPH048770Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61146152U (ja) | 1986-09-09 |
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