JPH048932B2 - - Google Patents
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- JPH048932B2 JPH048932B2 JP61284726A JP28472686A JPH048932B2 JP H048932 B2 JPH048932 B2 JP H048932B2 JP 61284726 A JP61284726 A JP 61284726A JP 28472686 A JP28472686 A JP 28472686A JP H048932 B2 JPH048932 B2 JP H048932B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacitor
- electrode
- film
- metallized film
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01G—CAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
- H01G4/00—Fixed capacitors; Processes of their manufacture
- H01G4/002—Details
- H01G4/018—Dielectrics
- H01G4/06—Solid dielectrics
- H01G4/14—Organic dielectrics
- H01G4/145—Organic dielectrics vapour deposited
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は誘電体フイルムの表面に金属電極を蒸
着などにより形成した金属化フイルムを巻回する
ことにより構成される金属化フイルムコンデンサ
に関するものである。 従来の技術 従来、この種の金属化フイルムコンデンサは、
第5図a,bに示すように、ポリプロピレンフイ
ルム,ポリエステルフイルム,ポリカーボネート
フイルムなどの誘電体フイルム21の片面または
両面に、蒸着法,スパツタリング法などにより金
属の電極22を前記誘電体フイルム21の幅方向
に0.5mm〜5mm程度の絶縁溝部(通常マージン部
と呼ばれており、以下マージン部という)23を
設けて形成することにより金属化フイルム24を
得ている。 そして、このような金属化フイルム24を用い
てコンデンサを得る場合、2枚の金属化フイルム
24を重ねて巻回し、その巻回した金属化フイル
ム24の両端面にZn,Sn,Cu,Pbなどの金属材
料を溶射して電極引出部を形成し、その電極引出
部にリード線を溶接などにより接続してコンデン
サ素子とするか、または金属化フイルム24を1
枚1枚マージン部23が反対側にくるように積み
重ね、そして前述の巻回型コンデンサと同様に電
極を引出してコンデンサ素子としている。 発明が解決しようとする問題点 ところで、このような巻回型,積層型のコンデ
ンサを生産性,コンデンサ特性などの面から詳細
に分析評価すれば、それぞれ一長一短がある。特
に、特性上における大きな違いは、積層型のコン
デンサにおいては小容量コンデンサを並列に複数
個接続した構造となるため、使用中何らかの異常
により金属化フイルムの一部が破壊現象を起して
も、1個のコンデンサ要素部分が機能を失うだけ
となり、他のコンデンサ要素部分への影響はほと
んど生じなく、この結果わずかな容量減少のみと
なる。このことは非常に安全性の高い安全機能付
のコンデンサであると言えるのである。 一方、巻回型のコンデンサにおいては、従来か
らの一般的な設備で簡単に製造することができる
ため、現在の主流となつているものの、使用中に
何らかの異常により金属化フイルムの一部が破壊
現象を起すと、その破壊現象による容量変化は、
金属化フイルムの電極の減少した面積に比例した
減少のみであるため、初期の段階においては無視
できる程度であるが、この種の巻回型のコンデン
サは全体が1個のコンデンサであるため、一部の
破壊部分を核として止ることなく徐々に進行し、
遂には発煙発火に至つてしまう。このため、この
巻回型のコンデンサにおいては、何らかの安全装
置を付加しなければ、充分な安全性を確保するこ
とができない。 本発明はこのような問題点を解決するもので、
巻回型のコンデンサの持つ高い生産性と、積層型
のコンデンサの持つ高い安全性とを兼ね備えたコ
ンデンサを開発することを目的とするものであ
る。 問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、幅方向
の端部に設けたマージン部とは別個に、電極を金
属化フイルムの長さ方向に複数個の矩形の島状に
分離するように前記マージン部につながるマージ
ン部を設けた金属化フイルムを用い、そしてこの
ような金属化フイルムを2枚重ね合せて巻回して
コンデンサ素子を構成したものである。 そして本発明においては、素子自体に安全機能
を持たすことができるから、別の安全装置を付加
する必要がなくプラスチツクケースを利用した樹
脂モールド外装が可能となるものである。本発明
の特徴というのは、コンデンサ素子を保護する充
填樹脂において、30℃以上でのJISK−6301に基
づく伸びが10%以上300%以下の熱硬化性樹脂を
使用することである。 作 用 この構成により、使用中に何らかの異常により
金属化フイルムの一部が破壊現象を起したなら
ば、破壊電流が電源より電極引出部と電極の接触
部を介して破壊個所に集中する。この際、電極引
出部と電極との機械的な接触部にはある一定の電
気接触抵抗を保有しているため、前記破壊電流が
接触部を通過する時、ジユール熱が発生し、接触
部付近の電極金属膜は蒸発飛散を起こす。この接
触部の一部の電極金属膜が飛散して導通を失え
ば、残つた導電性を持つ接触部を流れる電流の密
度が増大し、さらに大きなジユール熱が発生する
ため、残つた導電性を持つ接触部付近の電極金属
膜飛散は加速度的に進み、最終的には、破壊個所
を含む電極はコンデンサ本体と完全に絶縁され破
壊点への電流が遮断されるため、前記従来品で見
られるような破壊の進行はなく、よつて発煙発火
には至らない。 このような本発明のコンデンサ素子を外装ケー
ス内に熱硬化性樹脂で充填外装した構造のコンデ
ンサについて、さらに検討を進めた結果、前述の
ような安全機能を十分に発揮させるためには、安
全機能を持つコンデンサ素子を、30℃以上での伸
び10%以上300%以下である熱硬化性樹脂を充填
すればよいことを見出したのである。フイルムコ
ンデンサを一般に定格として定められた使用温度
において使用中に何らかの異常により絶縁破壊を
生じ、前記のような素子自体のもつ安全機能が動
作する場合、コンデンサ素子及び素子を覆う周囲
の外装温度はコンデンサ素子の自己発熱により30
℃以上になることが確認された。また安全機能が
動作する際には、ガスが発生した内圧の上昇が起
こる。したがつて30℃以上で一定の伸びを有する
熱硬化性樹脂を用いて外装ケース内に充填外装す
ることにより、安全機能動作時に発生するコンデ
ンサのガスに対し樹脂が膨張し外装ワレ飛散等を
起こすことなく安全機能を動作させることができ
る。 実施例 第1図は本発明の一実施例による金属化フイル
ムコンデンサの構成図であり、第2図において、
6はコンデンサ素子、7は電極引出部、8はリー
ド線、10はプラスチツクケース、11は充填樹
脂である。 すなわち、本発明は、第2図に示すように誘電
体フイルム1の幅方向の端部に設けたマージン部
3とは別個に、電極2を金属化フイルム4の長さ
方向に複数個の矩形の島状に分離するように前記
マージン部3につながるマージン部5を設けた金
属化フイルム4′を用い、そしてこのような金属
化フイルム4′を2枚重ね合せて巻回してコンデ
ンサ素子を構成したものである。この構成によ
り、製造する時は巻回型のコンデンサと同様に製
造することができ、また電極構造は積層型と同様
な構造となるため、電極2の一部で破壊現象が生
じても、全体に波及することがなく、発火発煙な
どの事故を防ぐことができる。 この構成により、使用中に何らかの異常によ
り、金属化フイルムの一部が破壊現象を起したな
らば、破壊電流が電源より電極引出部7と電極2
の接触部を介して破壊個所に集中する。この際、
電極引出部7と電極2との機械的な接触部にはあ
る一定の電気接触抵抗を保有しているため、前記
破壊電流が接触部を通過する時、ジユール熱が発
生し、第3図のように接触部付近の電極金属膜は
蒸発飛散を起こす。この接触部の一部の電極金属
膜が飛散して導通を失えば、残つた導電性を持つ
接触部を流れる電流の密度が増大し、さらに大き
なジユール熱が発生するため、残つた導電性を持
つ接触部付近の電極金属膜飛散は加速度的に進
み、最終的には、破壊個所を含む電極2はコンデ
ンサ本体と完全に絶縁され破壊点への電流が遮断
されるため、前記従来品で見られるような破壊の
進行はなく、よつて発煙発火には至らない。 また次表は本発明のコンデンサ素子を、30℃で
のJISK−6301に基づく伸びがそれぞれ3%,5
%,8%,10%,20%,50%の熱硬化性樹脂でプ
ラスチツクケースに充填外装したものについで、
安全性試験の結果を示すものである。 試験方法としては、コンデンサを最高使用温度
の恒温槽中と室温で保持し、定格電圧の1.3倍の
AC電圧を印加し続け、試験コンデンサの2倍の
容量をもつダンプコンに定格電圧の7倍を最大と
するDC電圧を印加し、そして、そのダンプコン
の充電電圧を15秒1回でコンデンサに印加する。
そしてコンデンサの安全機能が動作して、完全な
開放状態となり流れる電流がOAになるまでに、
プラスチツクケース,充填樹脂にクラツクその他
大きな外形変化がないか、発煙発火がおこるか否
かで判定をした。
着などにより形成した金属化フイルムを巻回する
ことにより構成される金属化フイルムコンデンサ
に関するものである。 従来の技術 従来、この種の金属化フイルムコンデンサは、
第5図a,bに示すように、ポリプロピレンフイ
ルム,ポリエステルフイルム,ポリカーボネート
フイルムなどの誘電体フイルム21の片面または
両面に、蒸着法,スパツタリング法などにより金
属の電極22を前記誘電体フイルム21の幅方向
に0.5mm〜5mm程度の絶縁溝部(通常マージン部
と呼ばれており、以下マージン部という)23を
設けて形成することにより金属化フイルム24を
得ている。 そして、このような金属化フイルム24を用い
てコンデンサを得る場合、2枚の金属化フイルム
24を重ねて巻回し、その巻回した金属化フイル
ム24の両端面にZn,Sn,Cu,Pbなどの金属材
料を溶射して電極引出部を形成し、その電極引出
部にリード線を溶接などにより接続してコンデン
サ素子とするか、または金属化フイルム24を1
枚1枚マージン部23が反対側にくるように積み
重ね、そして前述の巻回型コンデンサと同様に電
極を引出してコンデンサ素子としている。 発明が解決しようとする問題点 ところで、このような巻回型,積層型のコンデ
ンサを生産性,コンデンサ特性などの面から詳細
に分析評価すれば、それぞれ一長一短がある。特
に、特性上における大きな違いは、積層型のコン
デンサにおいては小容量コンデンサを並列に複数
個接続した構造となるため、使用中何らかの異常
により金属化フイルムの一部が破壊現象を起して
も、1個のコンデンサ要素部分が機能を失うだけ
となり、他のコンデンサ要素部分への影響はほと
んど生じなく、この結果わずかな容量減少のみと
なる。このことは非常に安全性の高い安全機能付
のコンデンサであると言えるのである。 一方、巻回型のコンデンサにおいては、従来か
らの一般的な設備で簡単に製造することができる
ため、現在の主流となつているものの、使用中に
何らかの異常により金属化フイルムの一部が破壊
現象を起すと、その破壊現象による容量変化は、
金属化フイルムの電極の減少した面積に比例した
減少のみであるため、初期の段階においては無視
できる程度であるが、この種の巻回型のコンデン
サは全体が1個のコンデンサであるため、一部の
破壊部分を核として止ることなく徐々に進行し、
遂には発煙発火に至つてしまう。このため、この
巻回型のコンデンサにおいては、何らかの安全装
置を付加しなければ、充分な安全性を確保するこ
とができない。 本発明はこのような問題点を解決するもので、
巻回型のコンデンサの持つ高い生産性と、積層型
のコンデンサの持つ高い安全性とを兼ね備えたコ
ンデンサを開発することを目的とするものであ
る。 問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、幅方向
の端部に設けたマージン部とは別個に、電極を金
属化フイルムの長さ方向に複数個の矩形の島状に
分離するように前記マージン部につながるマージ
ン部を設けた金属化フイルムを用い、そしてこの
ような金属化フイルムを2枚重ね合せて巻回して
コンデンサ素子を構成したものである。 そして本発明においては、素子自体に安全機能
を持たすことができるから、別の安全装置を付加
する必要がなくプラスチツクケースを利用した樹
脂モールド外装が可能となるものである。本発明
の特徴というのは、コンデンサ素子を保護する充
填樹脂において、30℃以上でのJISK−6301に基
づく伸びが10%以上300%以下の熱硬化性樹脂を
使用することである。 作 用 この構成により、使用中に何らかの異常により
金属化フイルムの一部が破壊現象を起したなら
ば、破壊電流が電源より電極引出部と電極の接触
部を介して破壊個所に集中する。この際、電極引
出部と電極との機械的な接触部にはある一定の電
気接触抵抗を保有しているため、前記破壊電流が
接触部を通過する時、ジユール熱が発生し、接触
部付近の電極金属膜は蒸発飛散を起こす。この接
触部の一部の電極金属膜が飛散して導通を失え
ば、残つた導電性を持つ接触部を流れる電流の密
度が増大し、さらに大きなジユール熱が発生する
ため、残つた導電性を持つ接触部付近の電極金属
膜飛散は加速度的に進み、最終的には、破壊個所
を含む電極はコンデンサ本体と完全に絶縁され破
壊点への電流が遮断されるため、前記従来品で見
られるような破壊の進行はなく、よつて発煙発火
には至らない。 このような本発明のコンデンサ素子を外装ケー
ス内に熱硬化性樹脂で充填外装した構造のコンデ
ンサについて、さらに検討を進めた結果、前述の
ような安全機能を十分に発揮させるためには、安
全機能を持つコンデンサ素子を、30℃以上での伸
び10%以上300%以下である熱硬化性樹脂を充填
すればよいことを見出したのである。フイルムコ
ンデンサを一般に定格として定められた使用温度
において使用中に何らかの異常により絶縁破壊を
生じ、前記のような素子自体のもつ安全機能が動
作する場合、コンデンサ素子及び素子を覆う周囲
の外装温度はコンデンサ素子の自己発熱により30
℃以上になることが確認された。また安全機能が
動作する際には、ガスが発生した内圧の上昇が起
こる。したがつて30℃以上で一定の伸びを有する
熱硬化性樹脂を用いて外装ケース内に充填外装す
ることにより、安全機能動作時に発生するコンデ
ンサのガスに対し樹脂が膨張し外装ワレ飛散等を
起こすことなく安全機能を動作させることができ
る。 実施例 第1図は本発明の一実施例による金属化フイル
ムコンデンサの構成図であり、第2図において、
6はコンデンサ素子、7は電極引出部、8はリー
ド線、10はプラスチツクケース、11は充填樹
脂である。 すなわち、本発明は、第2図に示すように誘電
体フイルム1の幅方向の端部に設けたマージン部
3とは別個に、電極2を金属化フイルム4の長さ
方向に複数個の矩形の島状に分離するように前記
マージン部3につながるマージン部5を設けた金
属化フイルム4′を用い、そしてこのような金属
化フイルム4′を2枚重ね合せて巻回してコンデ
ンサ素子を構成したものである。この構成によ
り、製造する時は巻回型のコンデンサと同様に製
造することができ、また電極構造は積層型と同様
な構造となるため、電極2の一部で破壊現象が生
じても、全体に波及することがなく、発火発煙な
どの事故を防ぐことができる。 この構成により、使用中に何らかの異常によ
り、金属化フイルムの一部が破壊現象を起したな
らば、破壊電流が電源より電極引出部7と電極2
の接触部を介して破壊個所に集中する。この際、
電極引出部7と電極2との機械的な接触部にはあ
る一定の電気接触抵抗を保有しているため、前記
破壊電流が接触部を通過する時、ジユール熱が発
生し、第3図のように接触部付近の電極金属膜は
蒸発飛散を起こす。この接触部の一部の電極金属
膜が飛散して導通を失えば、残つた導電性を持つ
接触部を流れる電流の密度が増大し、さらに大き
なジユール熱が発生するため、残つた導電性を持
つ接触部付近の電極金属膜飛散は加速度的に進
み、最終的には、破壊個所を含む電極2はコンデ
ンサ本体と完全に絶縁され破壊点への電流が遮断
されるため、前記従来品で見られるような破壊の
進行はなく、よつて発煙発火には至らない。 また次表は本発明のコンデンサ素子を、30℃で
のJISK−6301に基づく伸びがそれぞれ3%,5
%,8%,10%,20%,50%の熱硬化性樹脂でプ
ラスチツクケースに充填外装したものについで、
安全性試験の結果を示すものである。 試験方法としては、コンデンサを最高使用温度
の恒温槽中と室温で保持し、定格電圧の1.3倍の
AC電圧を印加し続け、試験コンデンサの2倍の
容量をもつダンプコンに定格電圧の7倍を最大と
するDC電圧を印加し、そして、そのダンプコン
の充電電圧を15秒1回でコンデンサに印加する。
そしてコンデンサの安全機能が動作して、完全な
開放状態となり流れる電流がOAになるまでに、
プラスチツクケース,充填樹脂にクラツクその他
大きな外形変化がないか、発煙発火がおこるか否
かで判定をした。
【表】
この表の結果から明らかなように、本発明のコ
ンデンサにおいて、充填樹脂の伸びが10%以上の
ものは、コンデンサの安全機能が動作してガスを
発生し内圧が上昇しても充填樹脂が膨張して、外
装のワレ飛散なしに安全機能の動作を終了したの
に対し、10%未満ではコンデンサの発火発煙はな
いものの充填樹脂がクラツクをおこし、端子外装
間の絶縁が確保されない状態となつた。 したがつて本発明に使用した30℃以上での伸び
が10%以上の熱硬化性樹脂は安全機能付コンデン
サの性能を十分に発揮させることができる樹脂で
ある。ところで、第4図に示す様に樹脂の温度と
伸びの関係はTG点(ガラス転移点)温度におい
てピークを持つカーブとなる。そこでTG点が同
一で伸びが50,100,200,300,400,500%の各
樹脂を充填したコンデンサを用いて、このTG点
の温度でJISC−4908に定められた条件でコンデ
ンサのリード線の引張試験を行つた。その結果
TG点の温度における伸びが300%を越える樹脂を
使用したコンデンサの場合、リード線と樹脂の接
触部分において樹脂が伸び、隙間を生じた、これ
ではコンデンサ素子の気密を保つことができず特
性劣化の原因となる。したがつて樹脂の伸びの上
限は300%とする事が必要である。 発明の効果 以上のように本発明の金属化フイルムコンデン
サはその高い安全機能を十分発揮させることがで
き、しかも安価で製造しやすく省資源タイプで産
業上における効果の大きいコンデンサである。
ンデンサにおいて、充填樹脂の伸びが10%以上の
ものは、コンデンサの安全機能が動作してガスを
発生し内圧が上昇しても充填樹脂が膨張して、外
装のワレ飛散なしに安全機能の動作を終了したの
に対し、10%未満ではコンデンサの発火発煙はな
いものの充填樹脂がクラツクをおこし、端子外装
間の絶縁が確保されない状態となつた。 したがつて本発明に使用した30℃以上での伸び
が10%以上の熱硬化性樹脂は安全機能付コンデン
サの性能を十分に発揮させることができる樹脂で
ある。ところで、第4図に示す様に樹脂の温度と
伸びの関係はTG点(ガラス転移点)温度におい
てピークを持つカーブとなる。そこでTG点が同
一で伸びが50,100,200,300,400,500%の各
樹脂を充填したコンデンサを用いて、このTG点
の温度でJISC−4908に定められた条件でコンデ
ンサのリード線の引張試験を行つた。その結果
TG点の温度における伸びが300%を越える樹脂を
使用したコンデンサの場合、リード線と樹脂の接
触部分において樹脂が伸び、隙間を生じた、これ
ではコンデンサ素子の気密を保つことができず特
性劣化の原因となる。したがつて樹脂の伸びの上
限は300%とする事が必要である。 発明の効果 以上のように本発明の金属化フイルムコンデン
サはその高い安全機能を十分発揮させることがで
き、しかも安価で製造しやすく省資源タイプで産
業上における効果の大きいコンデンサである。
第1図は本発明の一実施例による金属化フイル
ムコンデンサを示す断面図、第2図は本発明にお
ける金属化フイルムコンデンサの要部を示す斜視
図、第3図は同コンデンサにおける安全機能が動
作した状態を示す斜視図、第4図は樹脂の温度と
伸びの関係を示す特性図、第5図a,bは一般の
金属化フイルムを示す斜視図である。 1……誘電体フイルム、2……電極、3,5…
…マージン部、4′……金属化フイルム、6……
コンデンサ素子、7……電極引出部、10……プ
ラスチツクケース、11……充填樹脂。
ムコンデンサを示す断面図、第2図は本発明にお
ける金属化フイルムコンデンサの要部を示す斜視
図、第3図は同コンデンサにおける安全機能が動
作した状態を示す斜視図、第4図は樹脂の温度と
伸びの関係を示す特性図、第5図a,bは一般の
金属化フイルムを示す斜視図である。 1……誘電体フイルム、2……電極、3,5…
…マージン部、4′……金属化フイルム、6……
コンデンサ素子、7……電極引出部、10……プ
ラスチツクケース、11……充填樹脂。
Claims (1)
- 1 誘電体フイルムの片面または両面に電極を形
成するとともに、その電極がフイルムの長さ方向
に複数個の島状に分離されるように複数の絶縁溝
部を設けて金属化フイルムを構成し、その金属化
フイルムを巻回してコンデンサ素子を構成し、前
記コンデンサ素子を外装ケース内に収納するとと
もに、そのケース内に30℃以上でのJISK−6301
による伸びが10%以上300%以下である熱硬化性
樹脂を充填したことを特徴とする金属化フイルム
コンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61284726A JPS63137407A (ja) | 1986-11-28 | 1986-11-28 | 金属化フイルムコンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61284726A JPS63137407A (ja) | 1986-11-28 | 1986-11-28 | 金属化フイルムコンデンサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63137407A JPS63137407A (ja) | 1988-06-09 |
| JPH048932B2 true JPH048932B2 (ja) | 1992-02-18 |
Family
ID=17682187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61284726A Granted JPS63137407A (ja) | 1986-11-28 | 1986-11-28 | 金属化フイルムコンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63137407A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0334514A (ja) * | 1989-06-30 | 1991-02-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 金属化フィルムコンデンサ |
Family Cites Families (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5616530B2 (ja) * | 1973-11-15 | 1981-04-16 | ||
| JPS5085858A (ja) * | 1973-12-04 | 1975-07-10 | ||
| JPS5286153A (en) * | 1976-01-13 | 1977-07-18 | Nitsuko Ltd | Lowwinductance film capacitor |
| JPS5420358A (en) * | 1977-07-15 | 1979-02-15 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | Metallized film capacitor |
| JPS5545282U (ja) * | 1978-09-19 | 1980-03-25 | ||
| JPS606533B2 (ja) * | 1980-01-19 | 1985-02-19 | 松下電器産業株式会社 | 金属化フィルムコンデンサ |
| JPS57115238U (ja) * | 1981-01-08 | 1982-07-16 | ||
| JPS57133618A (en) * | 1981-02-10 | 1982-08-18 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | Metallized film capacitor |
| JPS57133616A (en) * | 1981-02-10 | 1982-08-18 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | Metallized film capacitor |
| JPS57133619A (en) * | 1981-02-10 | 1982-08-18 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | Metallized film capacitor |
| JPS57136312A (en) * | 1981-02-16 | 1982-08-23 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | Metallized film condenser |
| JPS57196515A (en) * | 1981-05-28 | 1982-12-02 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | Metallized film capacitor |
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| JPS5911615A (ja) * | 1982-07-12 | 1984-01-21 | 岡谷電機産業株式会社 | ケ−ス外装形電子部品 |
| JPS5914628A (ja) * | 1982-07-15 | 1984-01-25 | 松下電器産業株式会社 | 巻回形コンデンサ |
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-
1986
- 1986-11-28 JP JP61284726A patent/JPS63137407A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63137407A (ja) | 1988-06-09 |
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