JPH049254Y2 - - Google Patents

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JPH049254Y2
JPH049254Y2 JP15590686U JP15590686U JPH049254Y2 JP H049254 Y2 JPH049254 Y2 JP H049254Y2 JP 15590686 U JP15590686 U JP 15590686U JP 15590686 U JP15590686 U JP 15590686U JP H049254 Y2 JPH049254 Y2 JP H049254Y2
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feed screw
brake
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は鉄道車両用ブレーキ装置の、制輪子と
車輪とのすきまを自動的に調整する自動すきま調
整器において、ブレーキてこのストロークと、自
動すきま調整器の調整作動に必要な検知ストロー
クとの、両者の間に遊動量を設定し、ブレーキス
トロークに対する検知ストロークを調整しうるよ
うにした、自動すきま調整器の検知ストローク調
整装置に関するものである。
(従来の技術) 鉄道車両のブレーキ装置1は、第5図に示すよ
うに、車輪2に対し制輪子3を押圧してブレーキ
をかける。これにはブレーキシリンダ4のピスト
ンロツド5がブレーキシリンダ4から突出し、水
平てこ32をその支点32aを中心にして図にお
ける反時計方向に回動させ、この動きをロツド3
3を介してブレーキてこ6に伝達し、ブレーキて
こ6を図中に破線で示すように引くことによつて
制輪子3を車輪2側に押圧する。このとき他方の
車輪7に対しては、制輪子8をブレーキてこ9に
よつて押圧するが、ブレーキてこ6,9をブレー
キ押棒10によつて結んで、両方の車輪2,7に
制輪子3,8によつて同様なブレーキ力を与えら
れるようになつている。このブレーキ力は、車両
の自重や積載する荷が重いときには、それらが軽
い車両より当然に大きな力を必要とする。この力
の差は、後述のように、ブレーキシリンダの種類
(大きさ)を変える等のことはせず、水平てこ3
2のてこ比を変えることで対応する。
しかして制輪子3,8は運転中に摩耗する。そ
れに伴つてブレーキシリンダのピストンロツド5
のストロークが延伸し、ブレーキがきかなくなつ
てくるので、ブレーキ押棒10の長さを調整し、
制輪子3,8の摩耗に従つて、ブレーキ押棒10
の長さを長く(ブレーキリンクの構造によつては
短く)してやらねばならなくなる。この調整作業
を人手によつて行うには、多くの労力を必要する
ので、制輪子3,8が摩耗するのに応じて、自動
的にブレーキ押棒10の長さを調節しうる、自動
すきま調整器が用いられている(特公昭53−
42169号,実公昭49−29851号参照)。
このような自動すきま調整器は各種の車両に広
く用いられているが、ブレーキシリンダのピスト
ンストロークは保守の点またコストの点において
有利となるように、車両の大きさや重量の差によ
つて多種類を用意することなく、一つの型式のも
のですべての車両に使用できるように標準化され
ているので、一種類となつており、使用する台車
の形状も統一されている。しかしブレーキ力は車
両の種類によつて種々なものが要求されるので、
水平てこ32の寸法比、すなわち水平てこ32の
両端からの支点32aの位置を変え、ブレーキ倍
率を変えて対応させる。この対応の具体的な方法
は、水平てこ32に支点32aとなるための孔を
少しずつずらして複数個設けておき、車両の種類
に合わせてこの複数個の孔から適当なものを選別
してピンを挿通し、この点を支点とすることによ
り行うか、あるいは支点32a用の孔位置が異な
る水平てこ32を数種用意しておき、これを適宜
選定して使用することにより、車両の種類に合つ
たてこ比を得るかによつて行うことになる。この
ようにブレーキシリンダ4、ブレーキてこ6,9
および他の部分を車両の種類に応じて変えずに標
準化したとき、水平てこ32のてこ比のみを変え
てブレーキてこのストローク変化に対応させるこ
とになる。しかし、自動すきま調整器も保守の点
ならびにコスト的な点において種類が少ない方が
有利であることから、多様なブレーキてこ比に対
して標準化された形状が求められるので、ブレー
キてこのストロークと自動すきま調整器の検知ス
トローク(自動すきま調整器が制輪子の摩耗量に
対応して伸長する場合のその伸長量をいう。換言
すれば、制輪子が摩耗してもブレーキシリンダの
ピストンストロークを一定に保つための自動すき
ま調整器の伸長量をいう。以下同じ)との両者の
間に、多少のくいちがいを生ずることになる。す
なわち、自動すきま調整器の検知ストロークの検
出ピツチ(検出可能な最小寸法)と、水平てこ3
2のてこ比の最小変化寸法が合致しないこともあ
り得るのである。よつてこのくいちがいを調整す
るため第6図のような長孔17を設けて逃げを作
り、この逃げの範囲でくいちがいを吸収するよう
にしていた。
この構造を説明すると、ブレーキてこ6にピン
6aによつて軸着している、ブレーキ押棒10の
代りに取付けられた、自動すきま調整器11に対
して、制輪子吊りリンク12に、ピン12aによ
つて軸着している連結板13が相対運動する。こ
のとき連結板13に連設している荒いピツチの送
りねじ14が自動すきま調整器11に対して軸方
向に動く。送りねじ14には、第7図に示すよう
に、自動すきま調整器駆動歯車15が螺合してい
るが、送りねじ14はピツチが荒く自立しないね
じであるから、送りねじ14が軸方向に動くと、
歯車15はその位置で回転する。これによつて自
動すきま調整器11が作動して、制輪子の摩耗に
応じて自動すきま調整器11の長さが調整される
ようになつている。しかしてこの場合送ねじ14
は連結板13に直接固着しておらず、枠状になつ
て左右の板に分かれている連結板13の内側に設
けたコ字状板16の中央部に固着して取付けられ
ている。コ字状板側部16aには、長孔17があ
けられており、連結板13に植設されたピン18
が長孔17の中に嵌入している。これによつて、
連結板13が自動すきま調整器に対して相対運動
したとき、まずピン18が長孔17の中を動き、
長孔17の端部17aに達してから、ピン18が
長孔端部17aを押し、コ字状板16が動いて、
これに固着している送りねじ14が動かされ、そ
れ以後は連結板13と共に動くことになる。
すなわち自動すきま調整器11を作動させる駆
動歯車15を回転させるためのコ字状板の移動距
離は、長孔17の長さに相当する遊間だけ、連結
板13と自動すきま調整器11との相対運動より
小さくなり、両者のくいちがいが調整される。ま
た、遊動量を変化させるには、コ字状板16と連
結板13とが常に接するように設けられたねじ1
6bによつて遊間を変えるための微調整作業を行
う。
(考案が解決しようとする問題点) このようにして連結板13のうごきはピン18
から長孔17を介して、コ字状板16、すなわち
送りねじ14に伝達されるが、コ字状板16とそ
の長孔17は自動すきま調整器11の外部に露出
している。このため氷結や錆付きのため固着して
しまつて、動かなくなることがしばしば発生する
という問題点があつた。
本考案は氷結や錆付きをおこさず、遊動量を簡
単に変化させることができる、自動すきま調整器
の検知ストローク調整装置を得るためになされた
ものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記の問題点を解決するための手段と
して、荒いピツチの送りねじに歯車を係合し、該
送りねじの軸方向の移動により歯車を回転させ、
該歯車の回転により作動する自動すきま調整器に
おいて、前記荒いピツチの送りねじにナツトを螺
合させ、該ナツト外周面に設けたスプライン外周
に歯車を装着すると共に、前記ナツトの前および
後に、前記送りねじ外周に嵌合する一対の座金
を、その少なくとも一方を相手側に突出する段部
の高さが任意に設定できる段付座金にして、前記
ナツトに対して遊間をもたせて固着するようにし
たものである。
(作用) このような構成とすることにより、自動すきま
調整器を作動させるための連結板を,荒いピツチ
の送りねじに直結させる。そして、該連結板を自
動すきま調整器に対して相対移動させれば、該送
りねじは軸方向に動くが、送りねじに螺合したナ
ツトと座金との間には遊間があるので、ナツトが
座金に当接するまでは、ナツトはそのまゝ進み、
その外周にスプラインで嵌着した歯車は回転しな
い。ナツトが座金に当接すると、送りねじの移動
によりナツトが回転し、従つてナツト外周の歯車
も回転して、すきま調整の作業をする。このよう
にして、ナツトと座金との遊間は送りねじに取付
けられた長孔を有するコ字状体の長孔の長さと同
様の作用をするものとなる。
(実施例) 以下本考案の実施例を図について説明する。第
2図は従来技術の第5図に相当する図で、車輪
2,7,制輪子3,8、ブレーキシリンダ4、ピ
ストンロツド5、ブレーキてこ6,9は第5図と
同様な働きをするものであるから、同一部材を同
一符号で表すものとする。ブレーキてこ6,9の
下方のピン6a,9aの間に、自動すきま調整器
21が装着され、制輪子吊リンク22の下方のピ
ン22aに、連結板23が軸着している。そして
連結板23は,自動すきま調整器21の軸方向と
平行な軸線を有し、軸方向に移動するピツチの荒
い送りねじ24と直結している。
ピツチの荒い送りねじ24は、第1図に示すよ
うに、この軸方向の移動によつて、これと係合す
る自動すきま調整器駆動歯車25を回転させる
が、この場合は第7図の送りねじ14のように、
直接自動すきま調整器駆動用歯車に螺合せず、送
りねじ24にはナツト26を螺合させる。そして
ナツト26の外周面にスプライン27を設け、ス
プライン27に嵌合するスプライン溝28を自動
すきま調整器駆動歯車25の軸内面に形成して、
ナツト26の外周に歯車25を装着させる。また
ナツト26の前と後には、送りねじ24の外周に
嵌合する座金29,30を固着させる。座金2
9,30の間隔は歯車25の巾とし、ナツト26
の巾はそれより小さいので、ナツト26は座金2
9,30の間に遊間をもつて装着されている。な
お一方の座金29は平板であるが、他方の座金3
0は第3図に示すように段付座金30となつてい
る。段付座金の段部30aの寸法Aを変えること
により、ナツト26と座金30との遊間αを変え
ることができ、これによつてストロークの調整が
可能となる。
駆動歯車25は、自動すきま調整器21のクラ
ツチ回転用歯車31と常時噛合つており、これが
一定角以上回転すると、自動すきま調整器21が
伸びてすきま調整動作を行うことは、前述の自動
すきま調整器11などと同様である。
第1図には示さないが、送りねじ24は連結板
23と直結しているから、連結板23が図で右方
に動くと、送りねじ24が同様に右方に動く。し
かし送りねじ24に螺合しているナツト26と、
段付座金30との間に遊間αがあり、またナツト
26と歯車25とはスプライン結合であつて、軸
方向には移動可能であるから、送りねじ24は、
ナツト26とともに、ナツト26の端面と、段付
座面30が当接して第4図の状態になるまで、ナ
ツト26が回転することなく移動する。連結板2
3が更に左方に動いて、送りねじ24も左方に動
くと、送りねじ24に螺合しているナツト26は
回転し、従つて駆動歯車25も回転する。これに
よつて調整クラツチ用歯車31が回転して、自動
すきま調整の作動をする。こうして第6図のコ字
状体16の長孔17とピン18との作動と同様な
動作が行われる。
(考案の効果) 本考案は上記のような構成としたことにより、
段付座金を車両の種類に応じて適宜選定し装着す
ることによつて、自動すきま調整器に、その車両
の種類に応じた遊間ができることになるから、ブ
レーキてこのストロークと、自動すきま調整器の
調整作動に必要な検知ストロークとの両者の間に
くいちがいがあつても、両者の間に遊動量を設定
して、ブレーキストロークに対応する検知ストロ
ークを調整することができる。しかも外部に露出
した長孔等によらず構成の内部の要素だけで、確
実に遊間をつくり出すことができるものである。
また遊動量を変化させることも、単純な部品の交
換のみによつて行いうるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の自動すきま調整器の送りねじ
と駆動歯車部の断面図、第2図は第1図の送りね
じ、駆動歯車および段付座金の組付を示す斜視
図、、第3図は本考案のブレーキ機構の概略図、
第4図は第1図の状態から送りねじが遊動可能量
だけ移動した場合の断面図、第5図は従来のブレ
ーキ機構の概略図、第6図は従来の長孔を用いる
検知ストローク調整装置の斜視図、第7図は従来
の送りねじと駆動歯車部の断面図である。 1……ブレーキ装置、21……自動すきま調整
器、24……荒いピツチの送りねじ、25……駆
動歯車、26……ナツト、27,28……スプラ
イン、29,30……座金、32……水平てこ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 荒いピツチの送りねじに歯車を係合し、該送り
    ねじの軸方向の移動により歯車を回転させ、該歯
    車の回転により作動する自動すきま調整器におい
    て、前記荒いピツチの送りねじにナツトを螺合さ
    せ、該ナツト外周面に設けたスプライン外周に歯
    車を装着すると共に、前記ナツトの前および後
    に、前記送りねじ外周に嵌合する一対の座金を、
    その少なくとも一方を相手側に突出する段部の高
    さが任意に選定できる段付座金にして、前記ナツ
    トに対して遊間をもたせて固着したことを特徴と
    する自動すきま調整器の検知ストローク調整装
    置。
JP15590686U 1986-10-11 1986-10-11 Expired JPH049254Y2 (ja)

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JPS6361379U JPS6361379U (ja) 1988-04-23
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