JPH049726Y2 - - Google Patents

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JPH049726Y2
JPH049726Y2 JP20145886U JP20145886U JPH049726Y2 JP H049726 Y2 JPH049726 Y2 JP H049726Y2 JP 20145886 U JP20145886 U JP 20145886U JP 20145886 U JP20145886 U JP 20145886U JP H049726 Y2 JPH049726 Y2 JP H049726Y2
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JP
Japan
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mcp
ion beam
detector
mass spectrometer
microchannel plate
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JP20145886U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、質量分析計において使用されるイオ
ン検出器に関し、特にマイクロチヤンネルプレー
ト(以下MCPと称す)を用いたイオン検出器に
関する。
[従来の技術] 質量分析計等において高エネルギーで加速され
たイオンを検出するためにMCPが用いられるこ
とがあり、例えば、第5図のような構成が知られ
ている。第5図において9はイオンを質量電荷比
に応じて展開する磁石、1は展開面にそつて配置
されるMCP、5はコレクタ、3はイオン・ビー
ム、8はイオン・モニター電極である。チヤンネ
ルプレート1に入射したイオンは電子に変換され
て2次電子増倍された上でチヤンネルプレート1
を出射し、多数の微小コレクターが一列に並べら
れたコレクタ5へ到達して検出される。
[考案が解決しようとする問題点] 上記従来技術に用いられるMCPは、第3図に
示すように出力の積算電荷量が10-2C/cm2となる
前後から2次電子増倍利得が低下しはじめるとい
う特性があることが知られている。質量分析計に
MCPを用いた場合、MCPの性能や入射エネルギ
ーの強度にもよるが、一般的な質量分析測定にお
いては約700時間という比較的短い時間で利得低
下が生じ、検出出力のレベル低下などにより充分
な測定感度が得られなくなるため、頻繁にMCP
を交換しなければならなかつた。
本考案は、MCPの交換頻度を著しく減少させ
ることができ、それにより操作性を向上させるこ
とのできる質量分析計の検出器を提供することを
目的としている。
[問題点を解決するための手段] そのため本考案は、分析場によつて質量電荷比
に応じて展開されたイオン・ビームの展開面に沿
つてマイクロチヤンネルプレートを配置して検出
するようにした質量分析計の検出器において、前
記マイクロチヤンネルプレートを前記展開面内で
前記イオン・ビームの展開方向と交差する方向に
移動させる移動機構を設けたことを特徴とする。
[作用] 本考案における質量分析計のMCPイオン検出
器は、MCPを前記イオン・ビームの展開方向と
交差する方向に移動させる移動機構を設けたこと
により、該MCPの移動によつてMCP上でのイオ
ン・ビーム展開位置を変えられるため、感度の低
下した領域を避けて常に新しい領域にイオン・ビ
ームを入射させることができる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図は本考案による質量分析計の検出器の
一実施例を示す側面図、第2図は正面図である。
第1図及び第2図において、第5図と同じ構成
要素には同一番号を付してある。1はMCP、2
はMCP保持フレーム、3はイオン・ビーム、4
は駆動器、5はコレクタである。MCP1は第2
図に示されるように、側縁部を保持フレーム2に
よつて支持されると共に、該MCPを保持したフ
レーム2は入射イオン・ビームに対して垂直で該
フレーム2を左右から保持するように設置される
フレームガイド6に挿入されている。該フレーム
ガイド6にはフレーム2を昇降移動させる駆動器
4が配設される。
以上のような構成において、MCP1としては、
その高さLが第2図において斜線で示した入射イ
オン・ビームの高さHの数倍以上ある十分大きな
ものが使用される。今、第2図aに示すように、
MCP1の上端部付近にイオン・ビームが入射す
る状態で測定を行なうと、イオン・ビームの入射
領域の2次電子増倍利得は先に述べたように約
700時間程度で低下しはじめる。そこでオペレー
タは駆動器4を用いて、第2図bに示す位置まで
フレーム2と共にMCP1を上昇させる。このよ
うにすれば、利得の低下した領域(第2図bにお
ける点線部分)は上に移動し、イオン・ビームは
未使用の新しい領域に入射することになるため、
再び高い利得でイオン・ビームを検出することが
可能となる。
以下、まつたく同様にして、利得が低下する都
度MCPを移動させてイオン・ビームが新しい未
使用の領域に入射するようにすれば、1枚の
MCPで極めて長時間にわたつて高い利得で測定
を行なうことができ、その都度真空を破つて
MCPを交換していた従来に比べ、操作性が著し
く向上する。
なお、上記実施例では累積測定時間を目安にし
てMCPを移動させていたが、実際にはイオン・
ビーム入射領域の利得低下を確認してMCPの移
動を行なうことが望ましい。
そのために上記のような構成にMCPの利得低
下を検出する検出器を設けた他の実施例を第4図
に示す。第4図において、MCP1のイオン・ビ
ーム入射位置前面にイオン計数器7を計数測定時
のみ挿入するように配設している。そして、先ず
該イオン計数器7を挿入してMCP1へ入射する
イオン数をカウントし、次に該計数器を取り除い
てMCP1から出力される2次電子数のカウント
との比を図示しない演算回路によつて求める。こ
れにより該MCP1の2次電子増倍利得を知るこ
とができ、該2次電子増倍利得が該MCP1の定
格利得よりある程度以上低下した場合に、駆動器
4へMCP1を所定距離移動させる制御信号を送
り、MCP1の移動を行なうようにしている。
また、イオン・ビーム入射面の寿命を知る他の
検出方法として、前述したMCP出力の積算電荷
量に着目することも考えられる。即ち、イオン・
モニタ電極8を用いて、入射イオン・ビームの総
電荷量を積算電荷計によつて計測し、演算回路に
より該積算電荷量をMCP定格利得倍した値
(MCP出力の積算電荷量に対応する)を求め、こ
の値が10-2C/cm2となつた時点で駆動器4へ
MCP1を移動させる制御信号を送り、MCP1の
移動を行なうようにしても良い。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、質量分析計のMCPに移動機構を設けたこと
により、MCPの利得の低下に伴ない同一MCP面
上の新規な位置にイオン・ビームを展開すること
が可能となり、利得低下の都度真空を破つて
MCPを交換していた従来に比べてMCPの耐用時
間を(MCP移動幅L/イオン・ビーム幅H)倍
とすることが可能となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による質量分析計の検出器の1
実施例を示す側面図、第2図はその正面図、第3
図はMCPの2次電子増倍利得の特性を示す図、
第4図はMCPの利得低下を検出する検出器を設
けた他の実施例を示す構成図、第5図は従来例を
示す図である。 1……MCP、2……MCP保持フレーム、3…
…イオン・ビーム、4……駆動器、5……コレク
タ、6……フレームガイド、7……イオン計数
器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 分析場によつて質量電荷比に応じて展開され
    たイオン・ビームの展開面に沿つてマイクロチ
    ヤンネルプレートを配置して検出するようにし
    た質量分析計の検出器において、前記マイクロ
    チヤンネルプレートを前記展開面内で前記イオ
    ン・ビームの展開方向と交差する方向に移動さ
    せる移動機構を設けたことを特徴とする質量分
    析計の検出器。 (2) 前記マイクロチヤンネルプレートの2次電子
    増倍利得の経時低下を電気的手段によつて検出
    するようにした実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の質量分析計の検出器。 (3) 前記電気的手段による2次電子増倍利得の経
    時低下の検出信号に基づき、前記マイクロチヤ
    ンネルプレートを自動的に移動させるようにし
    た実用新案登録請求の範囲第2項記載の質量分
    析計の検出器。
JP20145886U 1986-12-27 1986-12-27 Expired JPH049726Y2 (ja)

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