JPH049735B2 - - Google Patents
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- JPH049735B2 JPH049735B2 JP58503791A JP50379183A JPH049735B2 JP H049735 B2 JPH049735 B2 JP H049735B2 JP 58503791 A JP58503791 A JP 58503791A JP 50379183 A JP50379183 A JP 50379183A JP H049735 B2 JPH049735 B2 JP H049735B2
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- JP
- Japan
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- temperature
- denitration
- uranium
- uranyl nitrate
- reactor
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01G—COMPOUNDS CONTAINING METALS NOT COVERED BY SUBCLASSES C01D OR C01F
- C01G43/00—Compounds of uranium
- C01G43/01—Oxides; Hydroxides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2006/00—Physical properties of inorganic compounds
- C01P2006/10—Solid density
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2006/00—Physical properties of inorganic compounds
- C01P2006/12—Surface area
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2006/00—Physical properties of inorganic compounds
- C01P2006/14—Pore volume
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2006/00—Physical properties of inorganic compounds
- C01P2006/16—Pore diameter
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- Organic Chemistry (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Geology (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
- Catalysts (AREA)
Description
請求の範囲
1式UO2(NO3)2・xH2O[式中2≦x≦6]で示
される硝酸ウラニル含水塩を固体状で融解温度を
常に下回る初温度から330℃〜500℃の終温度ま
で、各瞬間の生成物の温度を該瞬間の生成物の組
成に対応する融解温度より常に低い値に維持しな
がら加熱する熱脱ニトロ化によつて反応性の大き
いかつ実質的に八酸化三ウランを含まない三酸化
ウランを製造する方法であつて、処理容器内の水
蒸気分圧を65mmHg以下に維持し、初温度から終
温度までの昇温速度を少なくとも2℃/分とし、
加熱処理時間を195分以下とし、かつ、初温度か
ら終温度に至る途中の段階で一定温度に一定時間
保持しないで温度を脱水と脱ニトロ化とを区別せ
ずに連続的に上昇させることを特徴とする三酸化
ウランの製法。
される硝酸ウラニル含水塩を固体状で融解温度を
常に下回る初温度から330℃〜500℃の終温度ま
で、各瞬間の生成物の温度を該瞬間の生成物の組
成に対応する融解温度より常に低い値に維持しな
がら加熱する熱脱ニトロ化によつて反応性の大き
いかつ実質的に八酸化三ウランを含まない三酸化
ウランを製造する方法であつて、処理容器内の水
蒸気分圧を65mmHg以下に維持し、初温度から終
温度までの昇温速度を少なくとも2℃/分とし、
加熱処理時間を195分以下とし、かつ、初温度か
ら終温度に至る途中の段階で一定温度に一定時間
保持しないで温度を脱水と脱ニトロ化とを区別せ
ずに連続的に上昇させることを特徴とする三酸化
ウランの製法。
2 熱脱ニトロ化が40mmHg以下の水蒸気分圧下
で行なわれることを特徴とする請求の範囲1に記
載の製法。
で行なわれることを特徴とする請求の範囲1に記
載の製法。
3 熱脱ニトロ化が大気圧以下の圧力下で行なわ
れることを特徴とする請求の範囲1又は2に記載
の製法。
れることを特徴とする請求の範囲1又は2に記載
の製法。
4 熱脱ニトロ化が減圧下、好ましくは65mmHg
以下の圧力下で行なわれることを特徴とする請求
の範囲3に記載の製法。
以下の圧力下で行なわれることを特徴とする請求
の範囲3に記載の製法。
5 熱処理中固相が不融性になると直ちに、4〜
800℃/分の範囲内で選択された昇温速度で最高
500℃の温度まで固相を加熱することを特徴とす
る請求の範囲1〜4のいずれかに記載の製法。
800℃/分の範囲内で選択された昇温速度で最高
500℃の温度まで固相を加熱することを特徴とす
る請求の範囲1〜4のいずれかに記載の製法。
6 脱ニトロ化が少なくとも2段階で行なわれる
ことを特徴とする請求の範囲1〜5のいずれかに
記載の製法。
ことを特徴とする請求の範囲1〜5のいずれかに
記載の製法。
7 式UO2(NO3)2・xH2O[式中2≦x≦6]で
示される硝酸ウラニル含水塩を固体状で融解温度
を常に下回る初温度から330℃〜500℃の終温度ま
で、各瞬間の生成物の温度を該瞬間の生成物の組
成に対応する融解温度より常に低い値に維持しな
がら加熱する熱脱ニトロ化によつて製造される、
15m2/g以上のB.E.T.比表面積を有する極めて
反応性の大きいかつ実質的に八酸化三ウランを含
まない三酸化ウランであつて、処理容器内の水蒸
気分圧を65mmHg以下に維持し、初温度から終温
度までの昇温速度を少なくとも2℃/分とし、加
熱処理時間を195分以下とし、かつ、初温度から
終温度に至る途中の段階で一定温度に一定時間保
持しないで温度を脱水と脱ニトロ化とを区別せず
に連続的に上昇させる条件で製造してなり、三酸
化ウランの半径7.5μ未満の細孔の体積が0.15〜1.0
cm3/g、好ましくは0.2〜0.7cm3/gであることを
特徴とする三酸化ウラン。
示される硝酸ウラニル含水塩を固体状で融解温度
を常に下回る初温度から330℃〜500℃の終温度ま
で、各瞬間の生成物の温度を該瞬間の生成物の組
成に対応する融解温度より常に低い値に維持しな
がら加熱する熱脱ニトロ化によつて製造される、
15m2/g以上のB.E.T.比表面積を有する極めて
反応性の大きいかつ実質的に八酸化三ウランを含
まない三酸化ウランであつて、処理容器内の水蒸
気分圧を65mmHg以下に維持し、初温度から終温
度までの昇温速度を少なくとも2℃/分とし、加
熱処理時間を195分以下とし、かつ、初温度から
終温度に至る途中の段階で一定温度に一定時間保
持しないで温度を脱水と脱ニトロ化とを区別せず
に連続的に上昇させる条件で製造してなり、三酸
化ウランの半径7.5μ未満の細孔の体積が0.15〜1.0
cm3/g、好ましくは0.2〜0.7cm3/gであることを
特徴とする三酸化ウラン。
8 一般に1.5g/cm3未満、好ましくは0.4〜1.4g/
cm3の見掛け密度を有することを特徴とする請求の
範囲7に記載の三酸化ウラン。
cm3の見掛け密度を有することを特徴とする請求の
範囲7に記載の三酸化ウラン。
9 細孔の体積が2つのモードで分布しているこ
とを特徴とする請求の範囲7又は8に記載の三酸
化ウラン。
とを特徴とする請求の範囲7又は8に記載の三酸
化ウラン。
10 細孔半径の関数たる細孔体積分布の第1モ
ードが8〜40nmに存在し、第2モードが500〜
5000nmに存在することを特徴とする請求の範囲
9に記載の三酸化ウラン。
ードが8〜40nmに存在し、第2モードが500〜
5000nmに存在することを特徴とする請求の範囲
9に記載の三酸化ウラン。
明細書
本発明は、式UO2(NO3)2,xH2O(但し2x
6)で示される固体状硝酸ウラニル含水塩の熱
脱ニトロによる反応性の大きい三酸化ウランの製
法に係る。
6)で示される固体状硝酸ウラニル含水塩の熱
脱ニトロによる反応性の大きい三酸化ウランの製
法に係る。
“反応性の大きい”なる表現によつて出願人
は、UO3からUO2への還元及びUO2からUF4への
フツ化水素化(hydrofluoruration)が容易にな
つたことを意味しており、これらの性質は脱ニト
ロによつて得られるUO3の比表面積が大きいこと
及び多孔度が高いことと相関的に結びついてい
る。得られた生成物の構造は簡単な方法、特に見
掛け密度の測定によつて証明され得る。
は、UO3からUO2への還元及びUO2からUF4への
フツ化水素化(hydrofluoruration)が容易にな
つたことを意味しており、これらの性質は脱ニト
ロによつて得られるUO3の比表面積が大きいこと
及び多孔度が高いことと相関的に結びついてい
る。得られた生成物の構造は簡単な方法、特に見
掛け密度の測定によつて証明され得る。
硝酸ウラニル六水塩を反応:
UO2(NO3)2,6H2O→UO3+2NO2+O2+
6H2O に従つて熱脱ニトロして三酸化ウラン(UO3)を
得るプロセスが、三酸化ウランから二酸化ウラン
への還元とフツ化水素酸に二酸化ウランのフツ素
化と四フツ化ウランとフツ素との反応による所望
の六フツ化ウランの生成とを含む六フツ化ウラン
生成プロセスの重要な1つのステツプであること
は公知である。しかし乍らまた、熱脱ニトロと還
元とを順次行なつて得られたUO2は、UF4の変換
されるときにフツ化水素酸との反応性が不十分な
ため生産効率が低いことも公知である。
6H2O に従つて熱脱ニトロして三酸化ウラン(UO3)を
得るプロセスが、三酸化ウランから二酸化ウラン
への還元とフツ化水素酸に二酸化ウランのフツ素
化と四フツ化ウランとフツ素との反応による所望
の六フツ化ウランの生成とを含む六フツ化ウラン
生成プロセスの重要な1つのステツプであること
は公知である。しかし乍らまた、熱脱ニトロと還
元とを順次行なつて得られたUO2は、UF4の変換
されるときにフツ化水素酸との反応性が不十分な
ため生産効率が低いことも公知である。
多数の三酸化ウランの製法が既に専門文献に記
載されれている。例えば、Charles D.
Harrington及びArchie E.Ruehle編の
“URANIUM PRODUCTION
TECHNOLOGY”ニユーヨーク、1959年版、
181〜191ページには硝酸ウラニル六水塩の熱脱ニ
トロ方法がいくつか記載されている。
載されれている。例えば、Charles D.
Harrington及びArchie E.Ruehle編の
“URANIUM PRODUCTION
TECHNOLOGY”ニユーヨーク、1959年版、
181〜191ページには硝酸ウラニル六水塩の熱脱ニ
トロ方法がいくつか記載されている。
第1の方法は不連続法であり、硝酸ウラニル六
水塩の濃溶液を撹拌下に維持して、燃焼ガスの調
整温度621℃で1時間半、510℃で5時間の熱処理
を順次実施し、得られた微粉生成物を約30分間冷
却する。
水塩の濃溶液を撹拌下に維持して、燃焼ガスの調
整温度621℃で1時間半、510℃で5時間の熱処理
を順次実施し、得られた微粉生成物を約30分間冷
却する。
しかし乍ら、著者自身も認めているようにこの
方法はいくつかの欠点を有するため十分な開発は
できない。即ち、得られた微粉生成物がUO3と
U3O8との混合物から成る。U3O8なる酸化物は、
反応器の内部の温度よりも高温に達する反応器の
壁で形成される。更に、脱ニトロ化温度が余りに
も高いと前記混合酸化物が凝固し易く、逆に脱ニ
トロ化温度が余りにも低いと混合酸化物中に硝酸
ウラニルと水とが残存する。また、最も有利な場
合即ち得られる微粉生成物がUO3である場合に
も、次にこのUO3を還元して得られるUO2は、フ
ツ素化段階でHFと結合する能力が小さい。HF
との反応する能力が弱いことは、このUO2の反応
性の欠如を意味する。著者自身はこの原因が、得
られた三酸化ウランの比表面積が小さい(0.73
m2/g)こと、及び、得られたUO3の多孔度が小
さいことにあると考えている。UO3の多孔度が小
さいことは見掛け密度の測定によつて判断するこ
とができ、この場合には見掛け密度が4g/cm3で
ある。
方法はいくつかの欠点を有するため十分な開発は
できない。即ち、得られた微粉生成物がUO3と
U3O8との混合物から成る。U3O8なる酸化物は、
反応器の内部の温度よりも高温に達する反応器の
壁で形成される。更に、脱ニトロ化温度が余りに
も高いと前記混合酸化物が凝固し易く、逆に脱ニ
トロ化温度が余りにも低いと混合酸化物中に硝酸
ウラニルと水とが残存する。また、最も有利な場
合即ち得られる微粉生成物がUO3である場合に
も、次にこのUO3を還元して得られるUO2は、フ
ツ素化段階でHFと結合する能力が小さい。HF
との反応する能力が弱いことは、このUO2の反応
性の欠如を意味する。著者自身はこの原因が、得
られた三酸化ウランの比表面積が小さい(0.73
m2/g)こと、及び、得られたUO3の多孔度が小
さいことにあると考えている。UO3の多孔度が小
さいことは見掛け密度の測定によつて判断するこ
とができ、この場合には見掛け密度が4g/cm3で
ある。
二酸化ウランの前記の如き反応性を向上させる
ために、著者は、或る種の手法の使用、例えば、
熱脱ニトロ処理される硝酸ウラニル溶液に硫酸を
導入することを提案している。しかし乍ら得られ
るUO3の比表面積が2m2.g-1を越えないので、
これらの手法も十分に有効ではないことが判明し
た。
ために、著者は、或る種の手法の使用、例えば、
熱脱ニトロ処理される硝酸ウラニル溶液に硫酸を
導入することを提案している。しかし乍ら得られ
るUO3の比表面積が2m2.g-1を越えないので、
これらの手法も十分に有効ではないことが判明し
た。
公知の別の方法では、硝酸ウラニル六水塩を熱
分解するために、脱ニトロ温度で撹拌下に維持さ
れている微粉三酸化ウランの層に硝酸ウラニル六
水塩の水溶液を導入する。溶解硝酸ウラニルの熱
分解は、底部が電気加熱されるトラフ付き反応器
に於いて、この反応器のトラフに充填された硝酸
ウラニル溶液と高温微粉UO3とを直接接触させて
行なわれる。脱ニトロ媒体の温度は510℃乃至538
℃に維持される。微粉層を撹拌下に維持するため
に脱ニトロ化反応器はT字形アームを有する水平
軸付き撹拌器を備えており、該アームによつて前
記層の撹拌が行なわれる。UO3は形成に伴なつて
反応器から抽出され、廃気は捕集されて処理され
る。
分解するために、脱ニトロ温度で撹拌下に維持さ
れている微粉三酸化ウランの層に硝酸ウラニル六
水塩の水溶液を導入する。溶解硝酸ウラニルの熱
分解は、底部が電気加熱されるトラフ付き反応器
に於いて、この反応器のトラフに充填された硝酸
ウラニル溶液と高温微粉UO3とを直接接触させて
行なわれる。脱ニトロ媒体の温度は510℃乃至538
℃に維持される。微粉層を撹拌下に維持するため
に脱ニトロ化反応器はT字形アームを有する水平
軸付き撹拌器を備えており、該アームによつて前
記層の撹拌が行なわれる。UO3は形成に伴なつて
反応器から抽出され、廃気は捕集されて処理され
る。
この方法は、連続法であるという利点を有する
が、前記の硝酸ウラニル六水塩の不連続的脱ニト
ロ方法の場合と同様の欠点を有する。即ち、反応
器の過熱壁で酸化物U3O8が形成され得るので、
得られる微粉生成物はUO3とU3O8との混合物で
あり得る。更に、脱ニトロ化温度が正しく調整さ
れない場合、温度が高過ぎると酸化ウランの混合
物が凝固し、温度が低過ぎると酸化ウランの混合
物中に硝酸ウラニルと水とが残存する。また、こ
の方法で得られた微粉生成物を二酸化ウランに還
元したとき、この二酸化ウランは以後のフツ素化
段階でのフツ化水素酸に対する反応性が極めて小
さい。これは、この方法で得られるUO3のB.E.T.
比表面積が小さいこと(1m2.g-1未満)及び約
4g/cm3のオーダの見掛け密度によつて測定した
多孔度が小さいことに関係していることは当業者
によつて確認されている。
が、前記の硝酸ウラニル六水塩の不連続的脱ニト
ロ方法の場合と同様の欠点を有する。即ち、反応
器の過熱壁で酸化物U3O8が形成され得るので、
得られる微粉生成物はUO3とU3O8との混合物で
あり得る。更に、脱ニトロ化温度が正しく調整さ
れない場合、温度が高過ぎると酸化ウランの混合
物が凝固し、温度が低過ぎると酸化ウランの混合
物中に硝酸ウラニルと水とが残存する。また、こ
の方法で得られた微粉生成物を二酸化ウランに還
元したとき、この二酸化ウランは以後のフツ素化
段階でのフツ化水素酸に対する反応性が極めて小
さい。これは、この方法で得られるUO3のB.E.T.
比表面積が小さいこと(1m2.g-1未満)及び約
4g/cm3のオーダの見掛け密度によつて測定した
多孔度が小さいことに関係していることは当業者
によつて確認されている。
また、流動層を用いて硝酸ウラニル六水塩を熱
脱ニトロすることも公知である。このような方法
は、AUSTRARIAN ATOMIC ENERGY
COMMISSIONの刊行物「The Thermal
denitration of uranyl nitrate in a fluidised
bed reactor」、1974年7月(ISBN 0―642―
99645―8)、1〜18ページ、に記載されている。
この方法では、温度約270℃に維持された三酸化
ウランの流動層内で(空気又は水蒸気によつて)
硝酸ウラニル濃溶液を微粉砕する。熱脱ニトロに
よつて生成されるUO3は、最初から流動層中に存
在していたUO3の顆粒状粒子の上に成長するか、
又は、新しい顆粒状粒子を形成し流動状態にな
る。しかし乍ら、この方法で得られた三酸化ウラ
ンを還元処理して得られた二酸化ウランは、以後
のフツ素化段階での反応性が小さい。これもま
た、熱脱ニトロ化で生成したUO3のB.E.T.比表面
積と多孔度とが小さいことに帰因すると考えられ
る。比表面積は1m2.g-1未満であり、多孔度は
4g/cm3のオーダの見掛け密度から測定された。
脱ニトロすることも公知である。このような方法
は、AUSTRARIAN ATOMIC ENERGY
COMMISSIONの刊行物「The Thermal
denitration of uranyl nitrate in a fluidised
bed reactor」、1974年7月(ISBN 0―642―
99645―8)、1〜18ページ、に記載されている。
この方法では、温度約270℃に維持された三酸化
ウランの流動層内で(空気又は水蒸気によつて)
硝酸ウラニル濃溶液を微粉砕する。熱脱ニトロに
よつて生成されるUO3は、最初から流動層中に存
在していたUO3の顆粒状粒子の上に成長するか、
又は、新しい顆粒状粒子を形成し流動状態にな
る。しかし乍ら、この方法で得られた三酸化ウラ
ンを還元処理して得られた二酸化ウランは、以後
のフツ素化段階での反応性が小さい。これもま
た、熱脱ニトロ化で生成したUO3のB.E.T.比表面
積と多孔度とが小さいことに帰因すると考えられ
る。比表面積は1m2.g-1未満であり、多孔度は
4g/cm3のオーダの見掛け密度から測定された。
従つて、流動層を用いた硝酸ウラニルの熱脱ニ
トロにより得られたUO3の反応性を増すために、
前記方法の提唱者は更に、処理すべき硝酸ウラニ
ル溶液に硫酸塩イオンを導入することを勧めてい
る。このことは専門文献でも既に勧められている
が、この場合にも得られたUO3のB.E.T.比表面積
が1.5m2.g-1を越えないという結果が判明した。
トロにより得られたUO3の反応性を増すために、
前記方法の提唱者は更に、処理すべき硝酸ウラニ
ル溶液に硫酸塩イオンを導入することを勧めてい
る。このことは専門文献でも既に勧められている
が、この場合にも得られたUO3のB.E.T.比表面積
が1.5m2.g-1を越えないという結果が判明した。
従つて、硝酸ウラニルの熱脱ニトロによつて三
酸化ウランを製造するために専門文献に記載され
た公知の全ての方法は、2m2.g-1を越えない小
さい比表面積と不十分な多孔度とを有するUO3を
生成し、このUO3の還元によつて得られる二酸化
ウランが以後のフツ素化段階で十分な反応性を示
さず、反応速度特性(cine´tique de re´action)
が小さくまたその結果効率が低いので極めて高価
な大型工業用装置が必要であることが判明した。
酸化ウランを製造するために専門文献に記載され
た公知の全ての方法は、2m2.g-1を越えない小
さい比表面積と不十分な多孔度とを有するUO3を
生成し、このUO3の還元によつて得られる二酸化
ウランが以後のフツ素化段階で十分な反応性を示
さず、反応速度特性(cine´tique de re´action)
が小さくまたその結果効率が低いので極めて高価
な大型工業用装置が必要であることが判明した。
また、米国特許第3355393号明細書は、球状の
ウラン核燃料前駆体粒子の製法を記載しており、
その製法における硝酸ウラニル六水塩の熱脱ニト
ロ化は、先ず180℃以下の温度で脱水を完結させ、
次いで徐々に温度を250〜300℃まで上げて脱ニト
ロ化を完結し、この脱水、脱ニトロ化のために約
9時間の時間を要している(同米国特許明細書第
6欄第36〜60行)。具体的に、先ず40℃の温度で
充分な時間をかけて3分子の水和水を除去し、次
に80℃の温度で1分子の水和水を、140℃の温度
でも更に1分子の水和水を、また180℃の温度で
最後の水和水を除去し、すべての水和水が完全に
除去された後に温度を最終の300℃に上昇して脱
ニトロ化を図つている。この米国特許は、究極の
ウラン核燃料が微小球であることが望ましいとす
るものであるが、前駆体UO3の比表面積および多
孔性の改良ないしは還元物質UO2の反応性の向上
については一切記載がない。
ウラン核燃料前駆体粒子の製法を記載しており、
その製法における硝酸ウラニル六水塩の熱脱ニト
ロ化は、先ず180℃以下の温度で脱水を完結させ、
次いで徐々に温度を250〜300℃まで上げて脱ニト
ロ化を完結し、この脱水、脱ニトロ化のために約
9時間の時間を要している(同米国特許明細書第
6欄第36〜60行)。具体的に、先ず40℃の温度で
充分な時間をかけて3分子の水和水を除去し、次
に80℃の温度で1分子の水和水を、140℃の温度
でも更に1分子の水和水を、また180℃の温度で
最後の水和水を除去し、すべての水和水が完全に
除去された後に温度を最終の300℃に上昇して脱
ニトロ化を図つている。この米国特許は、究極の
ウラン核燃料が微小球であることが望ましいとす
るものであるが、前駆体UO3の比表面積および多
孔性の改良ないしは還元物質UO2の反応性の向上
については一切記載がない。
更に、現在公知の方法によれば、UO3とU3O8
との混合物が生成する可能性があり、この混合物
はフツ素化段階でUF4とUO2F2との混合物を生じ
るので好ましくない不純物たるUO2F2を除去す
る必要がある。
との混合物が生成する可能性があり、この混合物
はフツ素化段階でUF4とUO2F2との混合物を生じ
るので好ましくない不純物たるUO2F2を除去す
る必要がある。
出願人は、前記の如き欠点の認識に基いて研究
を継続し、熱脱ニトロによつて反応性の高い三酸
化ウランを単独で生成させる方法、即ち大きい
B.E.T.比表面積と高い多孔度とを有しており還
元されるとフツ素化剤に対して極めて反応性の強
い二酸化ウランを生じるような三酸化ウランの単
独生成方法の開発実施に成功した。このような二
酸化ウランは高速及び最大効率でフツ素化剤と結
合する。
を継続し、熱脱ニトロによつて反応性の高い三酸
化ウランを単独で生成させる方法、即ち大きい
B.E.T.比表面積と高い多孔度とを有しており還
元されるとフツ素化剤に対して極めて反応性の強
い二酸化ウランを生じるような三酸化ウランの単
独生成方法の開発実施に成功した。このような二
酸化ウランは高速及び最大効率でフツ素化剤と結
合する。
式UO2(NO3)2、xH2O〔式中、xの範囲は2
x6〕で示される硝酸ウラニル含水塩の熱脱ニ
トロによつて反応性の大きい三酸化ウランを得る
ための本発明の方法の特徴は、硝酸ウラニル含水
塩を固体状で融解温度を常に下回る初温度から
330℃〜500℃の終温度まで、各瞬間の生成物の温
度を該瞬間の生成物の組成に対応する融解温度よ
り常に低い値に維持しながら加熱する熱脱ニトロ
化によつて反応性の大きいかつ実質的に八酸化三
ウランを含まない三酸化ウランを製造する方法で
あつて、処理容器内の水蒸気分圧を65mmHg以下
に維持し、初温度から終温度までの昇温速度を少
なくとも2℃/分とし、加熱処理時間を195分以
下とし、かつ初温度から終温度に至る途中の段階
で一定温度に一定時間保持しないで温度を脱水と
脱ニトロ化とを区別せずに連続的に上昇させるこ
とにある。
x6〕で示される硝酸ウラニル含水塩の熱脱ニ
トロによつて反応性の大きい三酸化ウランを得る
ための本発明の方法の特徴は、硝酸ウラニル含水
塩を固体状で融解温度を常に下回る初温度から
330℃〜500℃の終温度まで、各瞬間の生成物の温
度を該瞬間の生成物の組成に対応する融解温度よ
り常に低い値に維持しながら加熱する熱脱ニトロ
化によつて反応性の大きいかつ実質的に八酸化三
ウランを含まない三酸化ウランを製造する方法で
あつて、処理容器内の水蒸気分圧を65mmHg以下
に維持し、初温度から終温度までの昇温速度を少
なくとも2℃/分とし、加熱処理時間を195分以
下とし、かつ初温度から終温度に至る途中の段階
で一定温度に一定時間保持しないで温度を脱水と
脱ニトロ化とを区別せずに連続的に上昇させるこ
とにある。
本発明の方法によれば、熱脱ニトロの過程に於
いて、水の除去は前記硝酸塩が各瞬間の組成に対
応する融点に到達しないうちに行なわれ、前記硝
酸塩の脱ニトロが融解を全く生じること無く生起
する。
いて、水の除去は前記硝酸塩が各瞬間の組成に対
応する融点に到達しないうちに行なわれ、前記硝
酸塩の脱ニトロが融解を全く生じること無く生起
する。
65mmHg以下の水蒸気分圧下で行なわれる熱脱
ニトロは、主として、40mmHg以下の水蒸気分圧
下で行なわれ得る 熱脱ニトロ処理は一般に、大気圧以下の全圧で
行なわれるが、この圧力を特に65mmHg以下に選
択してもよい。
ニトロは、主として、40mmHg以下の水蒸気分圧
下で行なわれ得る 熱脱ニトロ処理は一般に、大気圧以下の全圧で
行なわれるが、この圧力を特に65mmHg以下に選
択してもよい。
出願人は極めて多数の実験によつて、処理中の
固相が最終処理温度に到達する前に不融性になる
ことを確認した。固相がこの状態になると直ちに
温度上昇を加速して脱ニトロ処理時間の短縮を図
ることが可能である。不融性固相の温度上昇速度
は、4℃/分乃至800℃/分の範囲で選択され得
る。
固相が最終処理温度に到達する前に不融性になる
ことを確認した。固相がこの状態になると直ちに
温度上昇を加速して脱ニトロ処理時間の短縮を図
ることが可能である。不融性固相の温度上昇速度
は、4℃/分乃至800℃/分の範囲で選択され得
る。
本発明方法の実施のための所要時間、即ち硝酸
ウラニル含水塩の固相熱脱ニトロを行ない得るべ
く選択される初期温度と最終温度との間に経過す
る時間は、一般に、5乃至195分間である。
ウラニル含水塩の固相熱脱ニトロを行ない得るべ
く選択される初期温度と最終温度との間に経過す
る時間は、一般に、5乃至195分間である。
本発明方法の実施後に収集される固相は、UO3
のみから構成されており、このUO3は微粉状態で
存在しており多くの場合B.E.T.比表面積が15
m2/g以上である。この比表面積とは
“ADSSRPTION OF GASES IN
MULTIMOLECULAR LAYERS”(J.Am.
CHEM.SOC.60,309,1938)に収載のS.
Brunauer,P.H.Emet及びE.Tellerの方法を用い
AFNOR―NF―X11―621―75−11規格に記載の
手順で測定されたものである。対照的に従来技術
の生成物の比表面積は1m2.g-1以下のオーダで
ある。
のみから構成されており、このUO3は微粉状態で
存在しており多くの場合B.E.T.比表面積が15
m2/g以上である。この比表面積とは
“ADSSRPTION OF GASES IN
MULTIMOLECULAR LAYERS”(J.Am.
CHEM.SOC.60,309,1938)に収載のS.
Brunauer,P.H.Emet及びE.Tellerの方法を用い
AFNOR―NF―X11―621―75−11規格に記載の
手順で測定されたものである。対照的に従来技術
の生成物の比表面積は1m2.g-1以下のオーダで
ある。
更にこの固相は一般に、1.5未満好ましくは0.4
乃至1.4g.cm-3の見掛け密度を有する。この値は
1977年のAFNOR NF―A 95―111規格に記載
の方法で測定したものである。対照的に従来技術
によれば、見掛け密度は4g.cm3のオーダである。
乃至1.4g.cm-3の見掛け密度を有する。この値は
1977年のAFNOR NF―A 95―111規格に記載
の方法で測定したものである。対照的に従来技術
によれば、見掛け密度は4g.cm3のオーダである。
更にこの固相では、半径7.5μ以下の細孔を測定
した気孔体積cm3.g-1で示される多孔度が極めて
大きい。この多孔度は、Loi de Washburn
(Broc.North Aca.Sci.US―7,117―1921)の
適用に基く水銀多孔度計を用い1.01.105パスカル
以上の圧力で処理して測定した。熱処理後に収集
された固相の気孔体積は0.15〜1cm3.g-1の範囲
であり、好ましくは0.2乃至0.7cm3.g-1の範囲であ
る。これに対して従来技術の方法での硝酸ウラニ
ル含水塩の熱処理により得られるUO3は一般に
0.1cm3/g-1未満の気孔体積を有しており、しばし
ば0.05cm3.g-1未満の気孔体積を有する。
した気孔体積cm3.g-1で示される多孔度が極めて
大きい。この多孔度は、Loi de Washburn
(Broc.North Aca.Sci.US―7,117―1921)の
適用に基く水銀多孔度計を用い1.01.105パスカル
以上の圧力で処理して測定した。熱処理後に収集
された固相の気孔体積は0.15〜1cm3.g-1の範囲
であり、好ましくは0.2乃至0.7cm3.g-1の範囲であ
る。これに対して従来技術の方法での硝酸ウラニ
ル含水塩の熱処理により得られるUO3は一般に
0.1cm3/g-1未満の気孔体積を有しており、しばし
ば0.05cm3.g-1未満の気孔体積を有する。
最後に、本発明方法の使用後に回収された固相
では、同じ水銀多孔度計を用いて測定したときに
細孔体積が2種類の半径モード分布
(distribution bimodale en fonction des
rayons)を示す。第1モードは8乃至40nmの範
囲であり、第2モードは500乃至5000nmの範囲で
ある。
では、同じ水銀多孔度計を用いて測定したときに
細孔体積が2種類の半径モード分布
(distribution bimodale en fonction des
rayons)を示す。第1モードは8乃至40nmの範
囲であり、第2モードは500乃至5000nmの範囲で
ある。
例えば水素を用いてUO3からUO2への還元を行
なうと、還元されたこの酸化物は、以後のフツ素
化段階で使用されるフツ化水素酸に対する反応性
が極めて強い。
なうと、還元されたこの酸化物は、以後のフツ素
化段階で使用されるフツ化水素酸に対する反応性
が極めて強い。
本発明の方法は一般に、平板型原子炉、物質循
環型管状炉、固定層又は可動層の如き公知のタイ
プの反応装置に於いて使用され得る。これらは単
独使用されてもよく、又は、組合せ使用されても
よい。
環型管状炉、固定層又は可動層の如き公知のタイ
プの反応装置に於いて使用され得る。これらは単
独使用されてもよく、又は、組合せ使用されても
よい。
本発明方法は、連続法又は不連続法のいずれで
あつてもよい。不連続法の場合には、1つの反応
器又は直列の複数の反応器が使用される。複数の
反応器を使用するときは、これらが互いに同じタ
イプでもよく異なるタイプでもよい。
あつてもよい。不連続法の場合には、1つの反応
器又は直列の複数の反応器が使用される。複数の
反応器を使用するときは、これらが互いに同じタ
イプでもよく異なるタイプでもよい。
本発明方法が連続法であるか不連続法であるか
に関わり無く、廃気は形成されるに従つて排出さ
れ、次に公知方法で処理される。この処理では、
HNO3を再生してこれをウラン含有精鉱の侵食に
再利用するか、又は、廃気をフランス特許第
2370695号に記載の如く接触還元する。該特許に
よれば、生じた窒素酸化物を窒素と水蒸気とに変
換し、このときに発生した熱が硝酸ウラニルを三
酸化ウランに変換するために利用される。
に関わり無く、廃気は形成されるに従つて排出さ
れ、次に公知方法で処理される。この処理では、
HNO3を再生してこれをウラン含有精鉱の侵食に
再利用するか、又は、廃気をフランス特許第
2370695号に記載の如く接触還元する。該特許に
よれば、生じた窒素酸化物を窒素と水蒸気とに変
換し、このときに発生した熱が硝酸ウラニルを三
酸化ウランに変換するために利用される。
生成したUO3は微粉状であるから、三酸化ウラ
ンを還元して得られるUO2も微粉状である。UO2
を焼結処理し、この形状で後に利用してもよい。
ンを還元して得られるUO2も微粉状である。UO2
を焼結処理し、この形状で後に利用してもよい。
以下の実施例に関する記載より本発明が更に十
分に理解されよう。
分に理解されよう。
実施例 1
この実施例は、本発明方法を用いた融点113℃
の硝酸ウラニル三水塩の分解を示す。
の硝酸ウラニル三水塩の分解を示す。
このために、前記硝酸ウラニルの結晶44gを、
温度プログラミングを備えた恒温浴に入れた容量
1の回転反応器から成る実験用パイロツト装置
に導入した。
温度プログラミングを備えた恒温浴に入れた容量
1の回転反応器から成る実験用パイロツト装置
に導入した。
この反応器を降圧デバイスに接続した。このデ
バイス自体が調圧器を備える。この反応器の内部
に25mmHgの残圧を維持した。
バイス自体が調圧器を備える。この反応器の内部
に25mmHgの残圧を維持した。
浴の初温度を110℃に固定した。次に90分を要
して浴温度を徐々に330℃に上げ、同じく90分間
この温度に維持した。従つて処理の総時間は180
分間であつた。実施例1の加熱昇温プロフイル
を、従来技術の米国特許第3355393号と比較して
図1に示す。図1の比較から明らかなとおり、本
発明の昇温プロフイルでは、速やかに330℃の最
終処理温度に到達せしめ、この終温度で脱水と脱
ニトロ化とを完結する。一方、米国特許の方法で
は、脱水と脱ニトロ化とを明確に区別するため、
180℃以下の温度でかなりの時間をかけて順次水
和水を除去した後、300℃の温度で脱ニトロ化し
ている。
して浴温度を徐々に330℃に上げ、同じく90分間
この温度に維持した。従つて処理の総時間は180
分間であつた。実施例1の加熱昇温プロフイル
を、従来技術の米国特許第3355393号と比較して
図1に示す。図1の比較から明らかなとおり、本
発明の昇温プロフイルでは、速やかに330℃の最
終処理温度に到達せしめ、この終温度で脱水と脱
ニトロ化とを完結する。一方、米国特許の方法で
は、脱水と脱ニトロ化とを明確に区別するため、
180℃以下の温度でかなりの時間をかけて順次水
和水を除去した後、300℃の温度で脱ニトロ化し
ている。
本実施例1における加熱処理中の水蒸気分圧
は、25乃至0mmHgの間で変化した。反応器から
生じた廃気を冷却によつてトラツプした。この結
果、赤褐色の微粉生成物29gを収集した。この生
成物は、比表面積22.9m2.g-1及び半径7.5μ以下
の細孔に関する気孔体積0.28cm3.g-1のUO3から
成り、細孔体積は2つの半径モードで分布してお
り、第1のモードは10乃至15nm及び第2のモー
ドは2000乃至2500nmの範囲である。また、こ
UO3の見掛け密度は0.7g.cm-3であつた。
は、25乃至0mmHgの間で変化した。反応器から
生じた廃気を冷却によつてトラツプした。この結
果、赤褐色の微粉生成物29gを収集した。この生
成物は、比表面積22.9m2.g-1及び半径7.5μ以下
の細孔に関する気孔体積0.28cm3.g-1のUO3から
成り、細孔体積は2つの半径モードで分布してお
り、第1のモードは10乃至15nm及び第2のモー
ドは2000乃至2500nmの範囲である。また、こ
UO3の見掛け密度は0.7g.cm-3であつた。
本発明方法により得られたUO3の物性を分析す
ると、従来技術の脱ニトロ法で得られた生成物と
は明らかに異なつており、本発明で得られた生成
物の物性は常に、還元、フツ素化、焼結の如き以
後の変換処理を実施するためにはるかに有利であ
り特に変換速度特性(cine´tique de
transformation)が極めて改良されていること
が判明した。
ると、従来技術の脱ニトロ法で得られた生成物と
は明らかに異なつており、本発明で得られた生成
物の物性は常に、還元、フツ素化、焼結の如き以
後の変換処理を実施するためにはるかに有利であ
り特に変換速度特性(cine´tique de
transformation)が極めて改良されていること
が判明した。
実施例 2
この実施例では、本発明方法の広い用途を示す
ために、硝酸ウラニル六水塩の分解を2段階で実
施した。
ために、硝酸ウラニル六水塩の分解を2段階で実
施した。
このために、硝酸ウラニル六水塩の結晶39.2g
を第1反応器即ち実施例1で使用したものと同じ
回転反応器に導入した。
を第1反応器即ち実施例1で使用したものと同じ
回転反応器に導入した。
この反応器は温度プログラミングを備えており
降圧デバイスに接続されている。該デバイス自体
が調圧器を備える。この反応器の内部に25mmHg
の残圧を維持した。
降圧デバイスに接続されている。該デバイス自体
が調圧器を備える。この反応器の内部に25mmHg
の残圧を維持した。
浴の初温度を50℃に固定した。次に75分を要し
て230℃まで徐々に温度を上げた。この温度で生
成物が不融性になつていた。
て230℃まで徐々に温度を上げた。この温度で生
成物が不融性になつていた。
得られた不融生成物を大気圧で使用される内径
27mmの固定層型反応器に移した。この反応器を
“ジユール効果”で加熱し、60/時の流量の乾
燥空気流を通した。温度は60分後に230゜から500
℃まで上つた。脱ニトロ処理の総時間は135分間
であつた。本実施例2の昇温プロフイルを、実施
例1と同様に米国特許第3355393号と比較するた
め図1に示す。
27mmの固定層型反応器に移した。この反応器を
“ジユール効果”で加熱し、60/時の流量の乾
燥空気流を通した。温度は60分後に230゜から500
℃まで上つた。脱ニトロ処理の総時間は135分間
であつた。本実施例2の昇温プロフイルを、実施
例1と同様に米国特許第3355393号と比較するた
め図1に示す。
2段階処理中に水蒸気分圧は25から0mmHgま
で変化した。この結果、緑がかつた微粉生成物
22.3gを収集したが、これがUO3であつた。この
UO3は、比表面積23.2m2.g-1及び(半径7.5μ以下
の細孔に関する)気孔体積0.23cm3.g-1を有して
おり、細孔体積の2つの半径モード分布が2つの
最大値を有しており、第1の最大値は10乃至
12.5nm、第2の最大値は1000乃至1250nmに存在
していた。またこのUO3の見掛け密度は1.24g.cm
-3であつた。
で変化した。この結果、緑がかつた微粉生成物
22.3gを収集したが、これがUO3であつた。この
UO3は、比表面積23.2m2.g-1及び(半径7.5μ以下
の細孔に関する)気孔体積0.23cm3.g-1を有して
おり、細孔体積の2つの半径モード分布が2つの
最大値を有しており、第1の最大値は10乃至
12.5nm、第2の最大値は1000乃至1250nmに存在
していた。またこのUO3の見掛け密度は1.24g.cm
-3であつた。
実施例 3
この実施例では、硝酸ウラニル六水塩の分解を
1つの反応器を用いて1段階で実施する。
1つの反応器を用いて1段階で実施する。
前記硝酸塩の結晶47.3gを実施例1に記載の実
験用パイロツト装置に導入した。前記パイロツト
装置の内部に25mmHgの残圧を維持した。
験用パイロツト装置に導入した。前記パイロツト
装置の内部に25mmHgの残圧を維持した。
温度プログラミングを備えた恒温浴の初温度は
50℃であつた。次に150分を要してこの浴の温度
を徐々に350℃まで上げ、この温度で45分間維持
した。本実施例3の昇温プロフイルも図1に示
す。
50℃であつた。次に150分を要してこの浴の温度
を徐々に350℃まで上げ、この温度で45分間維持
した。本実施例3の昇温プロフイルも図1に示
す。
この分解の進行中に、水蒸気分圧は25から0mm
Hgまで変化した。この分解の終了後に、赤褐色
の微粉UO327.9gが収集された。このUO3は比表
面22.9m2.g-1及び(半径7.5μ以下の細孔に関す
る)気孔体積0.31cm3.g-1であり、細孔体積の2
つの半径モード分布が2つの最大値を有してお
り、第1の最大値が12.5乃至16.0nm第2の最大値
が1000乃至1250nmに存在していた。また、この
UO3の見掛け密度は1.33g.cm-3であつた。
Hgまで変化した。この分解の終了後に、赤褐色
の微粉UO327.9gが収集された。このUO3は比表
面22.9m2.g-1及び(半径7.5μ以下の細孔に関す
る)気孔体積0.31cm3.g-1であり、細孔体積の2
つの半径モード分布が2つの最大値を有してお
り、第1の最大値が12.5乃至16.0nm第2の最大値
が1000乃至1250nmに存在していた。また、この
UO3の見掛け密度は1.33g.cm-3であつた。
実施例 4
この実施例では、分解中の生成物が不融性にな
ると直ちに脱ニトロが極めて迅速に達成される回
転反応器内で硝酸ウラニル六水塩の分解を1段階
で実施する。このために、スケール(うろこ)状
の硝酸ウラニル六水塩49.7gを実施例1で用いた
実験用パイロツト装置に導入した。
ると直ちに脱ニトロが極めて迅速に達成される回
転反応器内で硝酸ウラニル六水塩の分解を1段階
で実施する。このために、スケール(うろこ)状
の硝酸ウラニル六水塩49.7gを実施例1で用いた
実験用パイロツト装置に導入した。
前記パイロツト装置の反応器の内部に2.5mmHg
の残圧を維持した。温度プログラミングを備えた
恒温浴の初温度は50℃であつた。次に80分を要し
て浴の温度を徐々に230℃に上げた。これは、得
られた生成物が融解性を失なう温度である。次に
温度を10分間で急激に340℃に上げ、この温度を
60分間維持した。本実施例4の昇温プロフイルは
図1に示されている。処理の進行中即ち150分の
間、反応装置の残圧を25mmHgに維持した。この
間に水蒸気分圧は25から0mmHgに変つた。ここ
で、赤褐色のスケール状生成物28.3gを収集した。
これは非晶質UO3であつた。このUO3は、比表面
積21.6m2.g-1及び(半径7.5μ以下の細孔に関す
る)気孔体積0.27cm3.g-1であり、細孔体積の2
つの半径モード分布が2つの最大値を有してお
り、第1最大値は12.5乃至15.0nm、第2最大値は
2000乃至2500nmに存在していた。
の残圧を維持した。温度プログラミングを備えた
恒温浴の初温度は50℃であつた。次に80分を要し
て浴の温度を徐々に230℃に上げた。これは、得
られた生成物が融解性を失なう温度である。次に
温度を10分間で急激に340℃に上げ、この温度を
60分間維持した。本実施例4の昇温プロフイルは
図1に示されている。処理の進行中即ち150分の
間、反応装置の残圧を25mmHgに維持した。この
間に水蒸気分圧は25から0mmHgに変つた。ここ
で、赤褐色のスケール状生成物28.3gを収集した。
これは非晶質UO3であつた。このUO3は、比表面
積21.6m2.g-1及び(半径7.5μ以下の細孔に関す
る)気孔体積0.27cm3.g-1であり、細孔体積の2
つの半径モード分布が2つの最大値を有してお
り、第1最大値は12.5乃至15.0nm、第2最大値は
2000乃至2500nmに存在していた。
実施例 5
この実施例は、本発明方法において水蒸気分圧
の調整が反応性の大きい三酸化ウランを得るため
に重要であることを示すべく実施した。
の調整が反応性の大きい三酸化ウランを得るため
に重要であることを示すべく実施した。
固体状硝酸ウラニル三水塩を実施例1と同様の
反応器に導入し、150mmHgの減圧下で硝酸ウラニ
ルを熱脱ニトロ化処理した。熱処理中恒温浴の温
度を125℃/hの昇温速度で410℃まで昇温させ
た。水蒸気分圧も10mmHg以下の値に調整、維持
した。
反応器に導入し、150mmHgの減圧下で硝酸ウラニ
ルを熱脱ニトロ化処理した。熱処理中恒温浴の温
度を125℃/hの昇温速度で410℃まで昇温させ
た。水蒸気分圧も10mmHg以下の値に調整、維持
した。
こうして得られた三酸化ウランの比表面積は
25.6m2/gであつた。また、半径7.5μ以下の細孔
に関する気孔体積は0.35cm3/gであり、細孔体積
は2つの半径モードで分布しており、第1のモー
ドは14nm及び第2のモードは1300nmであつた。
25.6m2/gであつた。また、半径7.5μ以下の細孔
に関する気孔体積は0.35cm3/gであり、細孔体積
は2つの半径モードで分布しており、第1のモー
ドは14nm及び第2のモードは1300nmであつた。
一方、水蒸気分圧を調整しない以外は上記と同
一条件下で硝酸ウラニルを熱脱ニトロ化処理し
た。この場合、水蒸気分圧は、出発反応物質の含
水量の高い加熱初期における約150mmHgから反応
生成物がもはや水分を含有しなくなかつた加熱完
了時まで徐々に低下したが、この間長時間65mm
Hg以上であつた。得られた三酸化ウランの比表
面積は2.9m2/gであつた。
一条件下で硝酸ウラニルを熱脱ニトロ化処理し
た。この場合、水蒸気分圧は、出発反応物質の含
水量の高い加熱初期における約150mmHgから反応
生成物がもはや水分を含有しなくなかつた加熱完
了時まで徐々に低下したが、この間長時間65mm
Hg以上であつた。得られた三酸化ウランの比表
面積は2.9m2/gであつた。
本実施例から明らかなように、全圧が本発明の
最大水蒸気分圧65mmHgより大きい場合は水蒸気
分圧を本発明の水蒸気分圧の範囲内に調整、維持
することが得に重要である。
最大水蒸気分圧65mmHgより大きい場合は水蒸気
分圧を本発明の水蒸気分圧の範囲内に調整、維持
することが得に重要である。
実施例 6
固体状硝酸ウラニル六水塩を大気圧(760mm
Hg)下50℃/hの昇温速度で410℃まで加熱し
た。この間、水蒸気分圧を15mmHgに調整、維持
した。
Hg)下50℃/hの昇温速度で410℃まで加熱し
た。この間、水蒸気分圧を15mmHgに調整、維持
した。
こうして得られた三酸化ウランの比表面積は、
16.1m2/gであつた。
16.1m2/gであつた。
本実施例から明らかなように、全圧が大気圧の
場合でも、水蒸気分圧を本発明の65mmHg以下に
調整、維持すれば極めて反応性の大きい三酸化ウ
ランが得られる。
場合でも、水蒸気分圧を本発明の65mmHg以下に
調整、維持すれば極めて反応性の大きい三酸化ウ
ランが得られる。
図1は、本発明に係る実施例1〜4の昇温プロ
フイルを従来技術の米国特許第3355393号明細書
に記載の昇温プロフイルとを比較したものであ
る。
フイルを従来技術の米国特許第3355393号明細書
に記載の昇温プロフイルとを比較したものであ
る。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR82/20355EHU | 1982-11-30 | ||
| FR8220355A FR2536737B1 (fr) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | Procede d'obtention de uo3 de grande reactivite par decomposition thermique sous forme solide de nitrate d'uranyle hydrate |
| PCT/FR1983/000239 WO1984002124A1 (fr) | 1982-11-30 | 1983-11-29 | Procede d'obtention de uo3 de grande reactivite par decomposition thermique sous forme solide de nitrate d'uranyle hydrate |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59502102A JPS59502102A (ja) | 1984-12-20 |
| JPH049735B2 true JPH049735B2 (ja) | 1992-02-21 |
Family
ID=9279798
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58503791A Granted JPS59502102A (ja) | 1982-11-30 | 1983-11-29 | 固体状硝酸ウラニル含水塩の熱分解による反応性の大きいuo↓3の製法 |
Country Status (21)
| Country | Link |
|---|---|
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