JPH0499224A - 浸炭歯車のショットピーニング方法 - Google Patents

浸炭歯車のショットピーニング方法

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JPH0499224A
JPH0499224A JP21331990A JP21331990A JPH0499224A JP H0499224 A JPH0499224 A JP H0499224A JP 21331990 A JP21331990 A JP 21331990A JP 21331990 A JP21331990 A JP 21331990A JP H0499224 A JPH0499224 A JP H0499224A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
shot peening
temp
pitch circle
carbide
Prior art date
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Pending
Application number
JP21331990A
Other languages
English (en)
Inventor
Eizaburo Nakanishi
栄三郎 中西
Takuo Yamaguchi
拓郎 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の目的】
(M東上の利用分野) この発明は、浸炭歯車のショットピーニング方法に関す
るものである・ (従来の技術) この種の歯車のショットピーニング方法としては、例え
ば、第5図に示すようなものがある。 第5図は、従来からあるインペラ型のショットピーニン
グ方法を示すものであって、1はショットピーニングの
対象部品である歯車であり、この歯車1はシャフト2に
固定されている。このシャフト2は例えば矢印A方向に
回転するので、歯車1はシャフト2とともに矢印へ方向
に回転する。 また、3はインペラであり、このインペラ3は矢印B方
向に高速回転する。 さらに、4はショットピーニング粒子であり、輸送管5
によって、高速回転するインペラ3上に供給されてイン
ペラ3により遠心方向に打撃され、矢印C方向に投射さ
れる。 このようにして投射されたショットピーニング粒子4は
歯車1に衝突し、歯車1の表面を塑性変形させる。そし
て、この塑性変形の結果生じる残留圧縮応力を利用し、
部品(この場合は歯車1)の疲労強度の向上を狙うもの
である(このようなショットピーニング方法は、例えば
、「第3版ばね」昭和57年12月20日発行 ばね技
術研究合繊 第429頁〜第438頁15−4−1シヨ
ツトピーニングJに詳細な説明がある。)。 そして、このようなショットピーニング方法において、
より大きな残留圧縮応力を部品表面に付与するために、
ショットビーこフグ前に部品の表面に残留オーステナイ
トを生成させておき、ショー、トビ一二ングによる残留
オーステナイトの相変態による体積膨張を積極的に利用
することが考えられてきた。 (発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の歯車のショットピーニ
ング方法にあっては、歯車の歯元曲げ疲労強度の向上に
見合うほど歯面ピッチング強度が向上しないため、歯車
の耐久試験において歯元折損はほとんどないものの、歯
面にピッチングが生じることがあるので、歯車としての
機能を果さなくなることがあリラるという不具合があり
、このような不具合を解決することが課題となっていた
。 (発明の目的) この発明は、このような従来の課題にかんがみてなされ
たもので、歯車の十分な歯元曲げ疲労強度を確保したう
えで、この歯元曲げ疲労強度の向上に十分見合ったより
優れた耐ピツチング性を得ることが可能であり、歯車の
より一層の高強度化を実現することが可能である浸炭歯
車のショットピーニング方法を提供することを目的とし
ている。
【発明の構成】
(課題を解決するだめの手段) この発明に係わる浸炭歯車のショットピーニング方法は
、歯車に浸炭焼入れ焼もどし熱処理を施し、この熱処理
により歯車ピッチサークル表面に、より望ましくは前記
歯車ピッチサークルに表面から深さ方向に100gmの
範囲にわたって、炭化物を生成させた歯車に、当該歯車
の歯底部に十分光たる大きさのショットピーニング粒子
を用いてショットピーニングを施し、このショットピー
ニングによる変形等に起因した発熱を利用して8該歯車
の歯車ピッチサークル上の温度をAcm3変態点以上に
より望ましくは3分以上加熱・保持する構成としたこと
を特徴としており、このような発明の構成を前述した従
来の課題を解決するための手段としている。 (発明の作用) この発明に係わる浸炭歯車のショットピーニング方法は
、上記した構成を有しているので、歯車を成形した後の
浸炭焼入れ焼もどし熱処理時に、歯車の表層に炭化物が
生成され、この炭化物が生成された歯車に対し十分速い
ショットピーニング粒子速度にてショットピーニングを
行ない、ショットピーニング時の変形等による発熱によ
り歯車ピッチサークル上の表層温度をAcm3変態点以
上に上昇させ、短時間保持後冷却することにより、歯車
ピッチサークル上に微細な炭化物が析出するものとなる
ことから、歯車の十分な歯元曲げ疲労強度を確保したう
えで、この歯元曲げ疲労強度の向上に見合ったより優れ
た耐ピッチング性が得られるようになり、歯車の強度が
より一層向上したものとなる。 (実施例) 第1図はこの発明に係わる浸炭歯車のショットピーニン
グ方法の一実施例における工程図である。 先ず、歯車素材を切削あるいは鍛造により歯車形状に成
形加工した後、浸炭処理、均熱処理、焼入れ温度保持、
油焼入れを含む浸炭焼入れ焼もどし熱処理を行なう、こ
の浸炭熱処理により、第2図に示すように、歯車1のピ
ッチサークル上でその表面から深さ100μmの範囲に
わたって少量の炭化物1aが生成するようにしておく。 次いで、このような状態の浸炭焼入れ焼もどしされた歯
車1に、第3図に示すようなシ=I−/トビーニング処
理を施す、この第3図に示すショットピーニング処理に
おいては、歯車1の歯底部にも十分あたる大きさのショ
ットピーニング粒子4を用いて、十分な歯元曲げ疲労強
度が得られるようなショットピーニング処理を施す。 このとき、ショットピーニング粒子4の速度を十分速い
ものとし、歯車1のピッチサークル上の温度を、このシ
ョットピーニングによる変形等による発熱を利用して、
歯車ピッチサークル上の材料のもつAcm3変態点直上
まで昇温させ、3分以上の数分間保持させる。この後、
ショットピーニング処理を中止し、歯車1を水冷する。 このショットピーニング処理により、ピッチサークル上
の炭化物1aは、一部固溶し、微細に分散した炭化物析
出状態が得られる。 本実施例では、SNCM420材にッケル・クロム・モ
リブデン鋼)からなるモジュール2のはすば歯車1を用
いた。 浸炭熱処理時、歯車ピッチサークル上での表面カーボン
ポテンシャルは0.9%とし、浸炭後、850℃に30
分間均熱保持したあと、直ちに720℃の焼入れ室へ移
し、20〜40秒間保持した後120℃の油に焼入れた
。その後160℃にて2時間の焼もどしを施した。 この熱処理で、焼入れ直前で歯車表面が冷却され、歯車
表層のみに炭化物が少量生成していた。 次に、直径0.6mmのショットピーニング粒子4を用
い、ショットピーニング粒子4の歯車1への衝突速度を
150m/secとする条件にて、前記歯車1にショッ
トピーニングを行なった。このとき、ショットピーニン
グ開始から1分で歯面が赤色化したことから、Acm3
点以上の温度になっていると考えられた。 そして、このショットピーニング処理を6分間行なった
後、直ちに歯車1に放水し、歯車1を水冷した。 次いで、この発明の浸炭歯車のショットピーニング方法
により作製した歯車の噛み合い疲労試験を行なった。 また、比較のため、従来のショットピーニングにより作
製した歯車についても噛み合い疲労試験を行なった。 この結果を第4図に示す。 第4図からも明らかなように、従来法によるショットピ
ーニングを施した歯車がピッチングによる破壊を起こす
負荷レベルであっても、本発明による浸炭歯車はいかな
る破壊も起こさなかった。 この発明に係わる浸炭歯車のショットピーニング方法は
、特に上記した実施例に限定されるものではないことは
いうまでもない。 この発明に係わる浸炭歯車のショットピーニング方法は
、前処理として歯車の浸炭焼入れ焼もどし処理において
より望ましく歯車ピッチサークル表面から深さ方向に1
00gmの範囲にわたって炭化物を生成させておく工程
と、当該歯車の歯底部に十分当たる大きさのショットピ
ーニング粒子を用いたショットピーニング処理を施して
このショットピーニングによる変形等に起因した発熱を
利用して歯車のピッチサークル上の表面をAcm3変態
を生じる温度まで加熱する工程と、上記加熱温度でより
望ましくは3分以上保持する工程を少なくとも経ること
によって、歯車の十分な歯元曲げ疲労強度が確保されつ
つ、この歯元曲げ疲労強度の向上に十分見合ったより優
れた耐ピツチング性が得られるようになる。
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明に係わる浸炭歯車の
シー17トピーニング方法によれば、成形加工後の歯車
の表面に炭化物を生成させておき、この歯車にショット
ピーニングを施す際に、このショットピーニングによる
変形等に起因した発熱により歯車ピッチサークル上の温
度をAcm3変態点以上に上げて短時間保持する構成と
したため、歯車ピッチサークル上には炭化物が微細分散
したものとなり、歯車の十分な歯元曲げ疲労強度を確保
したうえで、この歯元曲げ疲労強度の向上に十分見合っ
たより優れた耐ピツチング性を得ることができ、その結
果としてより一暦の歯車の高強化を実現することができ
るようになるという著しく優れた効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係わる浸炭歯車のショットピーニン
グ方法の工程図、第2図はこの発明に係わる浸炭歯車の
ショットピーニング方法において浸炭焼入れ焼もどし処
理を施した後の歯車の金属組織を模擬的に示す説明図、
第3図はこの発明に従ってショットピーニングを施す状
態を示す説明図、第4図はこの発明に係わる浸炭歯車の
ショットピーニング方法により作製した歯車と従来法に
より作製した歯車の噛み合い疲労試験を行なった結果得
られた強度評価説明図、第5図はインペラを用いたショ
ットピーニングの説明図である。 特許出願人  日産自動車株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)歯車に浸炭焼入れ焼もどし熱処理を施し、この熱
    処理により歯車ピッチサークル表面に炭化物を生成させ
    た歯車に、当該歯車の歯底部に十分当たる大きさのショ
    ットピーニング粒子を用いてショットピーニングを施し
    、このショットピーニングによる変形等に起因した発熱
    を利用して当該歯車の歯車ピッチサークル上の温度をA
    cm_3変態点以上に加熱・保持することを特徴とする
    浸炭歯車のショットピーニング方法。
JP21331990A 1990-08-10 1990-08-10 浸炭歯車のショットピーニング方法 Pending JPH0499224A (ja)

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JPH0499224A true JPH0499224A (ja) 1992-03-31

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5816088A (en) * 1996-04-15 1998-10-06 Suncall Corporation Surface treatment method for a steel workpiece using high speed shot peening
JP2003055711A (ja) * 2001-08-16 2003-02-26 Mazda Motor Corp 鋼部材の表面処理方法およびその焼入れ部品
CN110039454A (zh) * 2019-04-03 2019-07-23 北京科技大学 一种基于抛丸除鳞的丸料粒径与电机转速优化方法

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JP2003055711A (ja) * 2001-08-16 2003-02-26 Mazda Motor Corp 鋼部材の表面処理方法およびその焼入れ部品
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