JPH0499483A - 動物細胞の潅流培養方法 - Google Patents

動物細胞の潅流培養方法

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JPH0499483A
JPH0499483A JP2215213A JP21521390A JPH0499483A JP H0499483 A JPH0499483 A JP H0499483A JP 2215213 A JP2215213 A JP 2215213A JP 21521390 A JP21521390 A JP 21521390A JP H0499483 A JPH0499483 A JP H0499483A
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JP
Japan
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culture
medium
cells
animal cells
culture solution
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Pending
Application number
JP2215213A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Kawahara
川原 弘之
Shinjiro Mitsuda
満田 伸二郎
Eitaro Kumazawa
熊沢 栄太郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Snow Brand Milk Products Co Ltd
Original Assignee
Snow Brand Milk Products Co Ltd
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Publication date
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  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、浮遊性の動物細胞を長期間高密度で培養する
方法に関する。
[従来の技術] 動物細胞は、リンパ球系の細胞のように、浮遊状態で増
殖する細胞と、培養容器表面やコラーゲンマトリックス
などに付着して増殖する細胞とに、生育上の性質から分
類できる。浮遊性の細胞としては、ハイブリドーマなど
物質生産上有用な細胞が多いため大量培養の方法が多数
考案されている。
−船釣には細胞培養は、培養液1d当りの密度をどの程
度まであげることができるかが最大の課題である。通常
の培養条件では動物細胞の場合は、培養液1I21!当
り105〜106個程度である。このために培養液を定
期的に交換し、また、ガス置換を行うことにより、10
6〜10″の細胞密度を達成することが可能となること
が知られている。
このために連続的に培養液を交換するための方法として
、培養液を常時循環潅流し、この循環回路において培養
液を交換し、また培地中に生産された有用物質をあわせ
て回収する方法が開発されている。当初この技術は、微
生物の高密度培養に使用されたのが始まりである0例え
ば特開昭61−8872号公報(特公昭63−6319
3号公報)には、乳酸菌の高密度培養方法が開示されて
いる。この方法によれば乳酸菌の培養槽より、培養液を
抜き出し、ホローファイバー濾過膜により低分子物質と
菌体とを分離し、菌体は新鮮培地とともに培養槽に戻し
、またホローファイバー濾過膜を定期的に逆洗浄するこ
とを特徴としている。この方法を浮遊性の動物細胞に応
用した例として、特開昭61−257181号公報には
、抗体生産ハイブリドーマを培養し、ホローファイバー
濾過膜を使用し、培地交換を行い、又ホローファイバー
に濾過膜を無血清培地により定期的に逆洗する方法が開
示されている。この方法によれば22日間ハイブリドー
マを培養し、培養液1111当り1.3X10’個の細
胞密度に到達したと述べている。このように浮遊性細胞
培養においては培養液の潅流とホローファイバー膜によ
る培地の交換、ホローファイバー膜の逆洗浄は、高密度
培養におけるポイントとも言える。 しかしこのような
ホローファイバー膜を使用する方法は、装置の膜面積を
上げる上では、有効ではあるが、細胞を含む培養液が、
ホローファイバーの細管内を流れるため、細胞に強い剪
断力が加わり細胞破砕の原因となることが指摘されてい
る。また濾過面に細胞が付着し、めづまりをおこし、長
期培養が困難となる事例がしばしば発生している。この
ため逆洗浄による効果を発揮させるために膜の孔サイズ
は、分子量10,000以下カツトの能力を有するよう
な小孔の濾過膜を使用することが一般的とされていた。
しかし、このようなサイズの孔を有する膜を使用した場
合は培養液中に分泌生産される蛋白質や抗体など、高分
子物質の分離・回収は効率よくできないなどの問題点が
指摘されていた。
ちなみに抗体の代表的なサブクラスであるIgGは、M
W146,000 t−PAは69.000など有用物
質には分子量の高いものが多い。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明者らは浮遊性動物細胞の、長期連続培養方法と物
質生産について検討を行って来たところ、ホローファイ
バーによる濾過の欠点を改良した新しい培地交換と濾過
膜の最適な組合わせを見出し、本発明を完成するにいた
った。
従って本発明は、濾過膜を使用し浮遊性細胞を長期間連
続培養する場合の最適な培養方法を従供することを課題
とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明においては浮遊性動物細胞を長期連続培養するに
当り、細胞の浮遊する培養液の1部をぬきとり、培養液
と細胞を濾過膜を介して分離し、細胞を新鮮培地ととも
に培養槽に戻して連続的に培地交換を行う培養方法であ
って、 ■ 細胞の分離に0.2μm〜0.8μmの孔を有する
平板濾過膜を使用し、 ■ 該平板濾過膜を無血清基礎培地で間歇的に、培養液
の循環方向と同方向より洗浄する操作を行うことにより
目的とする細胞を高密度でかつ長期間培養することが可
能であることが判明した。
本発明の方法により培養を行うためには、第1図に示す
機能を有する培養装置を例示することができる。
BRで示される培養槽においてスターラ−(Sll)に
より、浮遊性の動物細胞は、ゆるやかに撹拌培養される
。細胞浮遊液は、Llで示されるラインを通り、定常的
にPlで示されるポンプを通り濾過システム(FM)に
導入される。そして、この中に設置されている平板II
t18膜によって培養濾液と細胞を含んだ培養濃縮液と
に濾過分離される。
細胞を含んだ培養濃縮液は、ラインL2を通り撹拌培養
槽(BR)に戻される。また撹拌培養槽(BR)から抜
き出された培養液は、液面計(LS)により検知され、
減少量だけポンプ(B2)を通り供給培地(SM)から
供給され撹拌培養槽(BR)内において常に定常を維持
される。撹拌培養1(BR)中のpH,O□濃度は、溶
存酸素計(DO)pHコントローラーにより検知され、
常に定常値に制御される。
細胞と培養液の分離に使用する濾過システムとしては平
面の濾過膜を備えてるものであればどのようなものでも
使用できる。濾過面の孔のサイズとしては浮遊性動物細
胞を通過させず高分子の蛋白質を通過させるような膜を
備えたものが好ましい、この点から孔サイズとしては、
0.2μm〜0.8μmが特に好ましい。
潅流時はポンプ(B3)により吸引し濾過後培養液はラ
イン(LS)を通り回収培地槽(RM)に回収され、必
要に応じ精製回収工程へまわされる。
濾過膜表面は循環方向と同方向より定期的(間歇的)に
洗浄を行う、従来のホローファイバーを使用した濾過装
置においては、膜表面を洗浄することは困難であり、ま
た中空繊維内のつまりを除くために循環方向と逆方向の
洗浄が必要であったが、本発明の平膜による濾過方法で
は、1日1回循環方向と同方向に培養液と同成分の基礎
培地で洗浄することにより長期間の連続培養を維持でき
ることがわかった。
洗浄に当ってはポンプ(PI)、(B3)を停止し、バ
ルブ(B2)、(B3)を洗浄ラインに切り変え、ポン
プ(B4)を駆動し、洗浄液槽(CM)より洗浄液を潅
流流量の50〜100倍量の流速で10〜60秒間送っ
て洗浄し、次いで循環流路にパルプ(B2)、(B3)
を切り替え、ポンプ(Pi)、(B3)を駆動させて潅
流を再開すればよい。このような方法を採ることで、浮
遊性の動物細胞の長期間高密度培養と培養液の回収が可
能となる。
本発明における平板濾過膜は、ミクロ濾過膜(10−’
11−30〜50μ園濾過能力を有する)をフィルター
形状に、単層、もしくは多層とし、シート状に成形され
たものでミリポアフィルタ−(ミリポア社)、ウルトラ
フィルター、アイオプレート(アミコン社)などが例示
できる。またこれらのフィルターをセットした濾過シス
テムとしてミニタン(ミリポア社)、セルプロセンサー
(アミコン社)、アイオプレートシステム(アミコン社
)などをあげることができる、これを使用することによ
ってホローファイバーを使用したときのように洗浄液を
逆洗する必要がなく洗浄を容易に行うことができ、また
細胞の破砕、膜面の目づまり等を防止することができる
。
また、本発明は、FM3A、リンパ球、ナマルバ細胞、
ハイブリドーマ等の動物細胞の培養に使用され、これら
の生産する生理活性物質等を効率よく採取することがで
きる。
以下に本発明の方法を実施例を挙げてさらに具体的に説
明する。
実施例 第1図に示した培養装置を用い浮遊性細胞FM3Aを培
養した例を示す。
FM3Aは小山らにより樹立されたマウス由来の細胞株
で我国では癌研究振興財団リサーチ リソースバンクに
JCRBO701として登録されており、容易に入手可
能である。
撹拌培養槽(BR)(容量11のものを使用)に5%仔
牛血清を含むDMEM (Dulbecco modi
fiedEagie 5edius)500−を入れ、
これにFM3Aを初期細胞密度lXl0’/dとなるよ
うに加え、培養を開始した。5%CO2を含む空気を液
面に通気しなから40rp−で培養槽をゆるやかに撹拌
しながら培養を行った。
培養液は700〜800 d/hrの速度で循環させ、
また培養液の濾過システムによる透過回収は60d/h
rの量であった。培養液の減少量をレベルセンサー(L
S)により検知し、ライン(B4)より自動的に5%C
3含有DMEMを供給した。
培養開始24時間ごとにラインをバルブ(B2)。
(B3)により洗浄ラインに切りかえポンプ(Pl)、
(B3)を停止し、ポンプ(B4)を駆動して無血清D
?lEMを450d使用し、1000d/5in(循環
流速の50〜100倍)の速度で潅流と同方向で濾過シ
ステムを洗浄した。
本実施例において使用した濾過システムは、ミリボア社
製ミニタン(0,65μmの孔サイズ)を使用した。こ
のような方法を採用して培養を行ったところ、第2図(
−0−○−)に示すように細胞密度は最高3X10’を
超え、32日以上の長期間培養が可能であった。比較例
として、本装置を使用し膜面の洗浄を行なわず新鮮培地
の供給のみを行った場合の培養結果を示した(−ローロ
ー)。
この場合は短期間(10日間)、10’/dの細胞密度
に到達したが細胞は以後ゆるやかに死滅し、15日間し
か維持できなかった。
また、Tフラスコにより行った回分培養の結果を(−△
−△−)で示した。培地は5%C8を含むDMBMを使
用し5%CO8雰囲気下のインキュベータ中で培養を行
った。細胞密度は2X10’/dにしか達せず、しかも
培養は8日間しか維持できなかった。
このように、本発明方法により長期間高密度に浮遊細胞
を培養できることを確認した。また培養液は、はぼ毎日
1500af回収することができた。
〔発明の効果〕
本発明の実施により浮遊性動物細胞の高密度、潅流培養
が可能となった。本方法によれば培地交換と回収が連続
的にでき、また従来問題となっていた濾過孔のめづまり
や、細胞の破砕もなく良好な状態で細胞培養を行うこと
ができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法の工程を概略図で示す。 第2図は、本発明の方法による浮遊性細胞FM3Aを長
期間培養した結果を示す。また参考として従来法による
培養結果2例を示す。 図中、−〇−〇〜は本発明方法による培養結果を、−口
〜ローは従来法(循環培養法)による培養結果を、−△
−△−は従来法(回分培養法)による培養結果をそれぞ
れ示す。 細胞密度[cells/ml]

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)浮遊性動物細胞の浮遊する培養液の1部をぬきと
    り、培養液と動物細胞とを濾過膜によって分離し、動物
    細胞を新鮮培地とともに培養槽に戻して連続的に培地交
    換を行う長期連続培養方法において、 [1]細胞の分離に0.2μm〜0.8μmの孔を有す
    る平板濾過膜を使用し、 [2]該平板濾過膜を培地で間歇的に、培養液の循環方
    向と同方向より洗浄する ことを特徴とする、浮遊性動物細胞の長期連続潅流培養
    方法。
  2. (2)浮遊性動物細胞がFM3A細胞である請求項(1
    )記載の浮遊性動物細胞の長期連続潅流培養方法。
JP2215213A 1990-08-14 1990-08-14 動物細胞の潅流培養方法 Pending JPH0499483A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004357694A (ja) * 2003-05-15 2004-12-24 Yukie Iwamoto 組織プラグの製造方法
JP2016131538A (ja) * 2015-01-20 2016-07-25 富士フイルム株式会社 細胞培養装置および細胞培養方法
WO2018186426A1 (ja) * 2017-04-07 2018-10-11 オリンパス株式会社 培地交換装置および培養システム

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