JPH05100623A - デイスプレイ装置 - Google Patents
デイスプレイ装置Info
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- JPH05100623A JPH05100623A JP3290953A JP29095391A JPH05100623A JP H05100623 A JPH05100623 A JP H05100623A JP 3290953 A JP3290953 A JP 3290953A JP 29095391 A JP29095391 A JP 29095391A JP H05100623 A JPH05100623 A JP H05100623A
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- Japan
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- lens
- optical path
- path length
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 立体表示を意図してディスプレイ装置を構成
する場合、ドットの大きさを実質的に変化させ、ドット
の不要な部分からの余分なフレア光の発生を防止し、画
像品質の低下を抑えることが可能である。 【構成】 2次元ディスプレイDPのドット2a,2
b,2cの前方には、各ドット2a,2b,2cに対応
させて微小レンズ1a,1b,1cが設けられ、ドット
2a,2b,2cと微小レンズ1a,1b,1cとの間
には、これらの間の光路長を変化させるための光路長変
化層40が設けられている。例えば、ドット2bは、電
極50bにより光の出射が制御されるので、ドット2b
の電極50bを複数に分割し、光路長の変化に応じて、
分割された各電極を制御して、ドット2bの大きさを実
質的に変化させる。
する場合、ドットの大きさを実質的に変化させ、ドット
の不要な部分からの余分なフレア光の発生を防止し、画
像品質の低下を抑えることが可能である。 【構成】 2次元ディスプレイDPのドット2a,2
b,2cの前方には、各ドット2a,2b,2cに対応
させて微小レンズ1a,1b,1cが設けられ、ドット
2a,2b,2cと微小レンズ1a,1b,1cとの間
には、これらの間の光路長を変化させるための光路長変
化層40が設けられている。例えば、ドット2bは、電
極50bにより光の出射が制御されるので、ドット2b
の電極50bを複数に分割し、光路長の変化に応じて、
分割された各電極を制御して、ドット2bの大きさを実
質的に変化させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ,テレビ
受信機などに利用されるディスプレイ装置およびそれを
用いた3次元ディスプレイ装置に関する。
受信機などに利用されるディスプレイ装置およびそれを
用いた3次元ディスプレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ・グラフィックスの
表示に見られるように3次元画像(立体画像をも含む)
を表示する技術へのニーズが高まっており、例えば文献
「画像ラボ 1990年11月 第20頁〜第24頁」
に開示されているように、実際に両眼視差を用いた方式
のものが3次元ディスプレイ装置として多く利用されて
いる。なお、両眼視差を用いた方式は、メガネ方式とメ
ガネ無し方式とに大別されている。メガネ無し方式は、
例えば文献「テレビジョン学会誌 第44巻,第5号,
第591頁〜第597頁,1990年」に示されている
ように、その一般性からテレビ受信機としての利用が考
えられている。
表示に見られるように3次元画像(立体画像をも含む)
を表示する技術へのニーズが高まっており、例えば文献
「画像ラボ 1990年11月 第20頁〜第24頁」
に開示されているように、実際に両眼視差を用いた方式
のものが3次元ディスプレイ装置として多く利用されて
いる。なお、両眼視差を用いた方式は、メガネ方式とメ
ガネ無し方式とに大別されている。メガネ無し方式は、
例えば文献「テレビジョン学会誌 第44巻,第5号,
第591頁〜第597頁,1990年」に示されている
ように、その一般性からテレビ受信機としての利用が考
えられている。
【0003】一方、メガネ方式には、メガネに単純な偏
光板や色フィルターなどを用いる方法と、メガネにシャ
ッター機能を持つ方法と、メガネに2次元ディスプレイ
を持つ方法などがある。
光板や色フィルターなどを用いる方法と、メガネにシャ
ッター機能を持つ方法と、メガネに2次元ディスプレイ
を持つ方法などがある。
【0004】メガネ方式では、単純な偏光板を持つ方法
が一般的であり、アイマックス社の様な大画面スクリー
ンに偏光の違う2つの像を投影する方法や、ソニーテク
トロニクス社の様な2次元ディスプレイの前面に偏光フ
ィルタのシャッタを設け、偏光方向を変化させた時分割
駆動を行なった方法等がある。
が一般的であり、アイマックス社の様な大画面スクリー
ンに偏光の違う2つの像を投影する方法や、ソニーテク
トロニクス社の様な2次元ディスプレイの前面に偏光フ
ィルタのシャッタを設け、偏光方向を変化させた時分割
駆動を行なった方法等がある。
【0005】また、メガネ方式において、2次元ディス
プレイをメガネに持つものは、例えば文献「画像ラボ
1991年1月 第29頁〜第33頁」や文献「画像ラ
ボ1991年1月 第20頁〜第23頁」に示されてい
るように、頭部搭載型ディスプレイ(HMD)ともいわ
れ、最近の人工現実感の研究により注目されている。
プレイをメガネに持つものは、例えば文献「画像ラボ
1991年1月 第29頁〜第33頁」や文献「画像ラ
ボ1991年1月 第20頁〜第23頁」に示されてい
るように、頭部搭載型ディスプレイ(HMD)ともいわ
れ、最近の人工現実感の研究により注目されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た各種方式のディスプレイ装置は、そのほとんどが両眼
視差のみを利用した3次元ディスプレイとなっており、
両眼視差のみの情報で所謂錯覚を利用して立体表示して
いるので、目の調節機構(ピント調節等の機構)と輻輳
機構(物体を注視する運動機構)とが一致しない場合が
多く、一般に20分以上ディスプレイを見続けると、目
の疲労が蓄積するという欠点があった。図14はこの様
子を説明するための図であり、例えば、画面210上
に、2つの像P1,P2が所定間隔Zだけ隔てて表示さ
れており、この2つの像P1,P2を人間の目201,
202で両眼視するとき、目201,202の調節機構
は、目201,202から画面210までの実際の距離
L1にピントを合わすが、目201,202の輻輳機構
は、一方の目201が像P2の方に向き,他方の目20
2が像P1の方に向くように目201,202を制御す
るので、注視点は、これらの交差位置CLSとなり、図
14の例では、実際の画面よりも手前となる。従って、
ピントを合わす距離L1と注視点CLSまでの距離L2
とが一致せず、これにより目の疲労が生ずると考えら
れ、画面を長く見続けると、L1とL2との差が大きい
程、目の疲労の蓄積も大きくなると考えられる。
た各種方式のディスプレイ装置は、そのほとんどが両眼
視差のみを利用した3次元ディスプレイとなっており、
両眼視差のみの情報で所謂錯覚を利用して立体表示して
いるので、目の調節機構(ピント調節等の機構)と輻輳
機構(物体を注視する運動機構)とが一致しない場合が
多く、一般に20分以上ディスプレイを見続けると、目
の疲労が蓄積するという欠点があった。図14はこの様
子を説明するための図であり、例えば、画面210上
に、2つの像P1,P2が所定間隔Zだけ隔てて表示さ
れており、この2つの像P1,P2を人間の目201,
202で両眼視するとき、目201,202の調節機構
は、目201,202から画面210までの実際の距離
L1にピントを合わすが、目201,202の輻輳機構
は、一方の目201が像P2の方に向き,他方の目20
2が像P1の方に向くように目201,202を制御す
るので、注視点は、これらの交差位置CLSとなり、図
14の例では、実際の画面よりも手前となる。従って、
ピントを合わす距離L1と注視点CLSまでの距離L2
とが一致せず、これにより目の疲労が生ずると考えら
れ、画面を長く見続けると、L1とL2との差が大きい
程、目の疲労の蓄積も大きくなると考えられる。
【0007】本発明は、目の疲労が少なく臨場感に富ん
だ立体画像を容易に表示することの可能なディスプレイ
装置およびそれを用いた3次元ディスプレイ装置を提供
することを目的としている。
だ立体画像を容易に表示することの可能なディスプレイ
装置およびそれを用いた3次元ディスプレイ装置を提供
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のディスプレイ装置は、2次元ディス
プレイを形成する少なくとも1画素からなるドットごと
に、ドットの前方に微小なレンズがそれぞれ設けられて
おり、前記微小なレンズと前記ドットとの光路長を変化
させる手段と、前記光路長の変化に応じて前記ドットの
実質的な大きさを変化させる手段とがさらに設けられて
いることを特徴としている。
に、請求項1記載のディスプレイ装置は、2次元ディス
プレイを形成する少なくとも1画素からなるドットごと
に、ドットの前方に微小なレンズがそれぞれ設けられて
おり、前記微小なレンズと前記ドットとの光路長を変化
させる手段と、前記光路長の変化に応じて前記ドットの
実質的な大きさを変化させる手段とがさらに設けられて
いることを特徴としている。
【0009】また、請求項2記載のディスプレイ装置
は、2次元ディスプレイを形成する少なくとも1画素か
らなるドットごとに、ドットの前方に微小なレンズがそ
れぞれ設けられており、前記微小レンズの焦点距離を変
化させる手段と、前記焦点距離の変化に応じて前記ドッ
トの実質的な大きさを変化させる手段とがさらに設けら
れていることを特徴としている。
は、2次元ディスプレイを形成する少なくとも1画素か
らなるドットごとに、ドットの前方に微小なレンズがそ
れぞれ設けられており、前記微小レンズの焦点距離を変
化させる手段と、前記焦点距離の変化に応じて前記ドッ
トの実質的な大きさを変化させる手段とがさらに設けら
れていることを特徴としている。
【0010】また、請求項3記載のディスプレイ装置
は、2次元ディスプレイを形成する前面に、光路長を変
化させる手段を有する層が設けられ、その前方にディス
プレイ全面に作用する少なくとも1枚以上のレンズが設
けられて、前記光路長を変化させる手段は、前記レンズ
と前記ドットとの光路長を、レンズの焦点距離に近い値
でなおかつ焦点距離以下の値で変化させるようになって
おり、さらに、前記光路長の変化に応じ、2次元ディス
プレイの画面の大きさを変化させる手段が設けられてい
ることを特徴としている。
は、2次元ディスプレイを形成する前面に、光路長を変
化させる手段を有する層が設けられ、その前方にディス
プレイ全面に作用する少なくとも1枚以上のレンズが設
けられて、前記光路長を変化させる手段は、前記レンズ
と前記ドットとの光路長を、レンズの焦点距離に近い値
でなおかつ焦点距離以下の値で変化させるようになって
おり、さらに、前記光路長の変化に応じ、2次元ディス
プレイの画面の大きさを変化させる手段が設けられてい
ることを特徴としている。
【0011】また、請求項4記載のディスプレイ装置
は、2次元ディスプレイを形成するドットの前方に、デ
ィスプレイ全面に作用する少なくとも1枚のレンズが設
けられており、さらに、前記レンズと前記ドットとの光
路長を、レンズの焦点距離に近い値でなおかつ焦点距離
以下の値とし、この範囲で前記レンズの焦点距離を変化
させる手段と、前記焦点距離の変化に応じ、2次元ディ
スプレイの画面の大きさを変化させる手段とが設けられ
ていることを特徴としている。
は、2次元ディスプレイを形成するドットの前方に、デ
ィスプレイ全面に作用する少なくとも1枚のレンズが設
けられており、さらに、前記レンズと前記ドットとの光
路長を、レンズの焦点距離に近い値でなおかつ焦点距離
以下の値とし、この範囲で前記レンズの焦点距離を変化
させる手段と、前記焦点距離の変化に応じ、2次元ディ
スプレイの画面の大きさを変化させる手段とが設けられ
ていることを特徴としている。
【0012】
【作用】請求項1記載のディスプレイ装置では、2次元
ディスプレイを形成する少なくとも1画素からなるドッ
トごとに、ドットの前方に微小なレンズをそれぞれ設
け、微小なレンズとドットとの光路長を変化する手段を
有する構成において、前記光路長の変化に従って、前記
ドットの大きさを変化させることにより、虚像の位置を
変化させたときに余分なドットの表示光を減少させるこ
とができ、また消費電力をも削減することができる。
ディスプレイを形成する少なくとも1画素からなるドッ
トごとに、ドットの前方に微小なレンズをそれぞれ設
け、微小なレンズとドットとの光路長を変化する手段を
有する構成において、前記光路長の変化に従って、前記
ドットの大きさを変化させることにより、虚像の位置を
変化させたときに余分なドットの表示光を減少させるこ
とができ、また消費電力をも削減することができる。
【0013】また、請求項2記載のディスプレイ装置で
は、2次元ディスプレイを形成する少なくとも1画素か
らなるドットごとに、ドットの前方に微小なレンズをそ
れぞれ設け、微小レンズの焦点距離を変化する手段を有
する構成において、焦点距離の変化に従って、前記ドッ
トの大きさを変化させることにより、虚像の位置を変化
させたときに余分なドットの表示光を減少させることが
でき、消費電力をも削減することができる。
は、2次元ディスプレイを形成する少なくとも1画素か
らなるドットごとに、ドットの前方に微小なレンズをそ
れぞれ設け、微小レンズの焦点距離を変化する手段を有
する構成において、焦点距離の変化に従って、前記ドッ
トの大きさを変化させることにより、虚像の位置を変化
させたときに余分なドットの表示光を減少させることが
でき、消費電力をも削減することができる。
【0014】また、請求項3記載のディスプレイ装置で
は、2次元ディスプレイを形成するドットの前面に、光
路長を変化させる手段を有する層を設け、その前方にデ
ィスプレイ全面に作用する少なくとも1枚以上のレンズ
を設け、レンズとドットとの光路長をレンズの焦点距離
に近い値でなおかつ焦点距離以下の値で変化させる構成
において、光路長の変化に従い2次元ディスプレイの画
面の大きさを変化させることにより、虚像の位置を変化
させても、虚像の大きさの変化の少ない、違和感のない
表示ができる。
は、2次元ディスプレイを形成するドットの前面に、光
路長を変化させる手段を有する層を設け、その前方にデ
ィスプレイ全面に作用する少なくとも1枚以上のレンズ
を設け、レンズとドットとの光路長をレンズの焦点距離
に近い値でなおかつ焦点距離以下の値で変化させる構成
において、光路長の変化に従い2次元ディスプレイの画
面の大きさを変化させることにより、虚像の位置を変化
させても、虚像の大きさの変化の少ない、違和感のない
表示ができる。
【0015】また、請求項4記載のディスプレイ装置で
は、2次元ディスプレイを形成するドットの前方にディ
スプレイ全面に作用する少なくとも1枚以上のレンズを
設け、レンズとドットとの光路長をレンズの焦点距離に
近い値でなおかつ焦点距離以下の値とし、レンズの焦点
距離をこの範囲で変化させる手段を有する構成におい
て、焦点距離の変化に従い、2次元ディスプレイの画面
の大きさを変化させることにより、虚像の位置を変化さ
せても、虚像の大きさの変化の少ない違和感のない表示
ができる。
は、2次元ディスプレイを形成するドットの前方にディ
スプレイ全面に作用する少なくとも1枚以上のレンズを
設け、レンズとドットとの光路長をレンズの焦点距離に
近い値でなおかつ焦点距離以下の値とし、レンズの焦点
距離をこの範囲で変化させる手段を有する構成におい
て、焦点距離の変化に従い、2次元ディスプレイの画面
の大きさを変化させることにより、虚像の位置を変化さ
せても、虚像の大きさの変化の少ない違和感のない表示
ができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1,図2は本発明に係るディスプレイ装置の第
1の実施例の正面図,断面図である。図1,図2のディ
スプレイ装置において、2次元ディスプレイDPには、
1画素からなるドット2a,2b,2cが形成され、ま
た2次元ディスプレイDPには前面ガラス3が設けられ
ている。さらにこのディスプレイ装置では、2次元ディ
スプレイDPの各ドット2a,2b,2cの前方に、各
ドット2a,2b,2cに対応させて微小なレンズ1
a,1b,1cが設けられている。なお、2次元ディス
プレイDPが液晶ディスプレイの場合、各ドット2a,
2b,2cは、それぞれ電極50a,50b,50cに
より、光の出射が制御されるようになっている。また、
2次元ディスプレイDPの前面ガラス3上には、微小な
レンズ1a,1b,1cとドット2a,2b,2cとの
光路長を変化させるための層40が設けられている。こ
の層40は、例えばネマチック液晶41と、透明電極4
2,43とから構成されており、透明電極42,43に
電圧を印加することにより、ネマチック液晶41の屈折
率を変化させ、微小レンズ1a,1b,1cとドット2
a,2b,2cとの間の光路長を変化させるようになっ
ている。
する。図1,図2は本発明に係るディスプレイ装置の第
1の実施例の正面図,断面図である。図1,図2のディ
スプレイ装置において、2次元ディスプレイDPには、
1画素からなるドット2a,2b,2cが形成され、ま
た2次元ディスプレイDPには前面ガラス3が設けられ
ている。さらにこのディスプレイ装置では、2次元ディ
スプレイDPの各ドット2a,2b,2cの前方に、各
ドット2a,2b,2cに対応させて微小なレンズ1
a,1b,1cが設けられている。なお、2次元ディス
プレイDPが液晶ディスプレイの場合、各ドット2a,
2b,2cは、それぞれ電極50a,50b,50cに
より、光の出射が制御されるようになっている。また、
2次元ディスプレイDPの前面ガラス3上には、微小な
レンズ1a,1b,1cとドット2a,2b,2cとの
光路長を変化させるための層40が設けられている。こ
の層40は、例えばネマチック液晶41と、透明電極4
2,43とから構成されており、透明電極42,43に
電圧を印加することにより、ネマチック液晶41の屈折
率を変化させ、微小レンズ1a,1b,1cとドット2
a,2b,2cとの間の光路長を変化させるようになっ
ている。
【0017】ところで、このような構成において、例え
ばドット2bに着目すると、ドット2bと微小レンズ1
bとの間の光路長S1がレンズの焦点距離f以下である
ときに、観察者の目5からは、ドット2bを符号4で示
すように、拡大された正立虚像として見ることができ、
また、透明電極42,43の印加電圧を変化させて光路
長S1を変化させることにより、虚像4のレンズ1bに
対する距離S2を変化させることができる。この際、虚
像4のレンズ1bに対する距離S2が所定のものである
ときには、観察者の目からはドット1b全体の正立虚像
4を見ることができるが、この状態から光路長S1を変
化させると、正立虚像4の見かけ上の倍率(角倍率)が
変化し、倍率が拡大される場合には、観察者の目5から
は、ドット2bの一部分の正立虚像4だけが見えること
になる。すなわち、レンズ1bの面積と比べて小さい面
積のドット2bの部分だけが見える。換言すれば、観察
者に見えるドット2bの面積部分が変化することにな
る。
ばドット2bに着目すると、ドット2bと微小レンズ1
bとの間の光路長S1がレンズの焦点距離f以下である
ときに、観察者の目5からは、ドット2bを符号4で示
すように、拡大された正立虚像として見ることができ、
また、透明電極42,43の印加電圧を変化させて光路
長S1を変化させることにより、虚像4のレンズ1bに
対する距離S2を変化させることができる。この際、虚
像4のレンズ1bに対する距離S2が所定のものである
ときには、観察者の目からはドット1b全体の正立虚像
4を見ることができるが、この状態から光路長S1を変
化させると、正立虚像4の見かけ上の倍率(角倍率)が
変化し、倍率が拡大される場合には、観察者の目5から
は、ドット2bの一部分の正立虚像4だけが見えること
になる。すなわち、レンズ1bの面積と比べて小さい面
積のドット2bの部分だけが見える。換言すれば、観察
者に見えるドット2bの面積部分が変化することにな
る。
【0018】いま、例えば、レンズ1b(薄膜レンズと
する)の焦点距離fを10mmとし、層40の厚さを3mm
とし、レンズ1bの径dを1mm,観察者の目5とレンズ
1bとの距離eを100mmとする。図1の構成におい
て、レンズ1bと正立虚像4との距離S2は、レンズ1
bの焦点距離fと、ドット2bとレンズ1bとの距離S
1とにより、
する)の焦点距離fを10mmとし、層40の厚さを3mm
とし、レンズ1bの径dを1mm,観察者の目5とレンズ
1bとの距離eを100mmとする。図1の構成におい
て、レンズ1bと正立虚像4との距離S2は、レンズ1
bの焦点距離fと、ドット2bとレンズ1bとの距離S
1とにより、
【0019】
【数1】1/S2=−1/f+1/S1
【0020】として求まるので、実際のレンズ1bとド
ット2bとの距離S2を約8mmとし、液晶41の屈折率
を約1.5として、S1が9.5238mmとなるように
透明電極42,43への印加電圧を決定すると、S2は
200mmとなり、角倍率Γは7.7倍になる。また、S
1が9.8765mmとなるように電圧を変化させると、
S2は800mmとなり、角倍率Γは9.9倍になる。
ット2bとの距離S2を約8mmとし、液晶41の屈折率
を約1.5として、S1が9.5238mmとなるように
透明電極42,43への印加電圧を決定すると、S2は
200mmとなり、角倍率Γは7.7倍になる。また、S
1が9.8765mmとなるように電圧を変化させると、
S2は800mmとなり、角倍率Γは9.9倍になる。
【0021】このとき、微小なレンズ1bが1mm四方の
正方形の輪郭を有しているとすると、微小なレンズ1b
に見えるドット2bの部分の大きさは、S2=200mm
のときには1/7.7=130μm四方となり、S2=
800mmのときには1/9.9=101μm四方とな
る。
正方形の輪郭を有しているとすると、微小なレンズ1b
に見えるドット2bの部分の大きさは、S2=200mm
のときには1/7.7=130μm四方となり、S2=
800mmのときには1/9.9=101μm四方とな
る。
【0022】1つのドット2bの全面積が130μm四
方の正方形のものである場合には、S2が200mmのと
きには、観察者には、ドット2bの全部分が見えるが、
透明電極42,43への印加電圧を変化させてS2を8
00mmに変化させると、観察者には、130μm四方の
ドット2bのうち101μm四方の一部の部分だけが見
えることになり、観察者にとって、このドット2bの残
りの部分,すなわち130×130−101×101=
6699平方μmの部分は不要な部分となる。この際
に、ドット2bの全面積から光が出射されているときに
は、上記不要な部分からの光は観察者にとって余分な光
となり、フレア光を増加させて画像品質を低下させる原
因にもなり、また、4割程度の余分な電流が消費されて
いることになる。
方の正方形のものである場合には、S2が200mmのと
きには、観察者には、ドット2bの全部分が見えるが、
透明電極42,43への印加電圧を変化させてS2を8
00mmに変化させると、観察者には、130μm四方の
ドット2bのうち101μm四方の一部の部分だけが見
えることになり、観察者にとって、このドット2bの残
りの部分,すなわち130×130−101×101=
6699平方μmの部分は不要な部分となる。この際
に、ドット2bの全面積から光が出射されているときに
は、上記不要な部分からの光は観察者にとって余分な光
となり、フレア光を増加させて画像品質を低下させる原
因にもなり、また、4割程度の余分な電流が消費されて
いることになる。
【0023】このような問題を回避するため、本願の発
明者は、ドット2bの全面積から常に光を出射させるの
ではなく、角倍率Γに応じて、光を出射するドット2b
の部分,すなわちドット2bの実質的な大きさを変化さ
せれば良いことを見出した。
明者は、ドット2bの全面積から常に光を出射させるの
ではなく、角倍率Γに応じて、光を出射するドット2b
の部分,すなわちドット2bの実質的な大きさを変化さ
せれば良いことを見出した。
【0024】このため、この第1の実施例においては、
2次元ディスプレイDPが例えば液晶ディスプレイの場
合、図3(a),(b),(c),図4(a),
(b),図5に示すように、ドット2bの電極50bを
複数に分割し、分割された各電極を個別に制御するよう
にしている。
2次元ディスプレイDPが例えば液晶ディスプレイの場
合、図3(a),(b),(c),図4(a),
(b),図5に示すように、ドット2bの電極50bを
複数に分割し、分割された各電極を個別に制御するよう
にしている。
【0025】例えば、図3(a)では、電極50bを、
101平方μmの第1の電極部分51bと、その周辺の
第2の電極部分52bとの2つに分割している。この場
合、S2が200mmで角倍率Γが7.7倍となるときに
は、微小なレンズ1bに見えるドット2bの部分の大き
さはドット2bの全面,すなわち130μm四方となる
ので、上記第1の電極部分51bのみならず第2の電極
部分52bをも用いるように制御し、ドット2b全体か
ら光が出射されるようにドット2bを付勢する。この状
態から光路長を変化させて、S2を800mmにし角倍率
Γを9.9倍にするときには、微小なレンズ1bに見え
るドット2bの部分の大きさは、このドットの一部,す
なわち101μm四方となるので、上記第1の電極部分
51bのみを用いるように制御し、ドット2bの必要な
部分のみから光が出射されるようにドット2bを付勢す
る。
101平方μmの第1の電極部分51bと、その周辺の
第2の電極部分52bとの2つに分割している。この場
合、S2が200mmで角倍率Γが7.7倍となるときに
は、微小なレンズ1bに見えるドット2bの部分の大き
さはドット2bの全面,すなわち130μm四方となる
ので、上記第1の電極部分51bのみならず第2の電極
部分52bをも用いるように制御し、ドット2b全体か
ら光が出射されるようにドット2bを付勢する。この状
態から光路長を変化させて、S2を800mmにし角倍率
Γを9.9倍にするときには、微小なレンズ1bに見え
るドット2bの部分の大きさは、このドットの一部,す
なわち101μm四方となるので、上記第1の電極部分
51bのみを用いるように制御し、ドット2bの必要な
部分のみから光が出射されるようにドット2bを付勢す
る。
【0026】このように、ドットの電極を複数に分割
し、光路長の変化に応じて、分割された各電極を制御し
て、ドット2bの大きさを実質的に変化させることによ
り、ドット2bの不要な部分からの余分なフレア光の発
生を防止し、画像品質が低下するのを抑えることができ
る。他のドット2a,2cの電極50a,50cについ
ても、上記電極50bと同様の構成にすることにより、
これらのドット2a,2cの大きさをも実質的に変化さ
せることができる。
し、光路長の変化に応じて、分割された各電極を制御し
て、ドット2bの大きさを実質的に変化させることによ
り、ドット2bの不要な部分からの余分なフレア光の発
生を防止し、画像品質が低下するのを抑えることができ
る。他のドット2a,2cの電極50a,50cについ
ても、上記電極50bと同様の構成にすることにより、
これらのドット2a,2cの大きさをも実質的に変化さ
せることができる。
【0027】また、電極50bを2分割する際、図3
(a)のかわりに、図3(b),(c)のような配置に
2分割することもできる。さらに、図4(a),(b)
は電極50bをさらに細かく(例えば53b,54b,
55bの3つの電極部分に)分割した場合を示す図であ
り、電極の分割数を増加させる程、電極構造は複雑にな
るが、ドットの実質的な大きさをより細かく制御するこ
とができる。また、図5は電極50bを56b,57
b,58bのようにストライプ状に3分割した場合を示
す図であり、ストライプ状に分割することにより、電極
の分割数を増加させた場合でも、簡単な構造のものにす
ることができる。
(a)のかわりに、図3(b),(c)のような配置に
2分割することもできる。さらに、図4(a),(b)
は電極50bをさらに細かく(例えば53b,54b,
55bの3つの電極部分に)分割した場合を示す図であ
り、電極の分割数を増加させる程、電極構造は複雑にな
るが、ドットの実質的な大きさをより細かく制御するこ
とができる。また、図5は電極50bを56b,57
b,58bのようにストライプ状に3分割した場合を示
す図であり、ストライプ状に分割することにより、電極
の分割数を増加させた場合でも、簡単な構造のものにす
ることができる。
【0028】また、図3(a),(b),(c),図4
(a),(b),図5の例では電極50bを複数に分割
しているが、電極50bを直接分割するかわりに、例え
ばドット2bと微小レンズ1bとの間に、シャッタ機能
を持つ手段をさらに設け、光路長の変化に応じこのシャ
ッタの開口の大きさを変化させることにより、ドット2
bの実質的な大きさを変化させることもできる。
(a),(b),図5の例では電極50bを複数に分割
しているが、電極50bを直接分割するかわりに、例え
ばドット2bと微小レンズ1bとの間に、シャッタ機能
を持つ手段をさらに設け、光路長の変化に応じこのシャ
ッタの開口の大きさを変化させることにより、ドット2
bの実質的な大きさを変化させることもできる。
【0029】図6は図1,図2のディスプレイ装置と同
じ部品構成となっているが、ドット2a,2b,2cと
微小なレンズ1a,1b,1cとの光路長がレンズ1
a,1b,1cの焦点距離よりも大きくなっているディ
スプレイ装置の断面図であって、図6のディスプレイ装
置では、観察者の目5からはドット2bを符号6で示す
ように倒立実像として見ることができる。このようなデ
ィスプレイ装置の場合にも、光路長が焦点距離fの2倍
の値よりも小さいときには、ドット2bの実像は拡大さ
れ、観察者にはドット2bの一部分だけが見えることに
なるので、上述した例と同様に、光路長の変化に応じて
ドット2bの実質的な大きさを変化させることにより、
余分なフレア光を防止し、画像品質の低下を抑えること
ができる。
じ部品構成となっているが、ドット2a,2b,2cと
微小なレンズ1a,1b,1cとの光路長がレンズ1
a,1b,1cの焦点距離よりも大きくなっているディ
スプレイ装置の断面図であって、図6のディスプレイ装
置では、観察者の目5からはドット2bを符号6で示す
ように倒立実像として見ることができる。このようなデ
ィスプレイ装置の場合にも、光路長が焦点距離fの2倍
の値よりも小さいときには、ドット2bの実像は拡大さ
れ、観察者にはドット2bの一部分だけが見えることに
なるので、上述した例と同様に、光路長の変化に応じて
ドット2bの実質的な大きさを変化させることにより、
余分なフレア光を防止し、画像品質の低下を抑えること
ができる。
【0030】図7は本発明に係るディスプレイ装置の第
2の実施例の断面図である。なお図7において図2と同
様の箇所には同じ符号を付している。図7のディスプレ
イ装置では、2次元ディスプレイDPの前面ガラス3の
前方に、焦点可変レンズとしての微小なレンズ11a,
11b,11cが設けられている。微小なレンズ11
a,11b,11cは、図7の例では、ドット2a,2
b,2cに対応した位置に円形の穴12a,12b,1
2cが穿設された電極13と、平行電極14と、電極1
3,14間に封入された液晶材料15とから構成されて
おり、電極13,14間の電圧により液晶材料15に不
均一な電界を生じさせ液晶レンズとして機能させて、電
圧を変化させることによる液晶分子の配向の変化によっ
て、焦点可変なレンズ効果をもたせるようになってい
る。
2の実施例の断面図である。なお図7において図2と同
様の箇所には同じ符号を付している。図7のディスプレ
イ装置では、2次元ディスプレイDPの前面ガラス3の
前方に、焦点可変レンズとしての微小なレンズ11a,
11b,11cが設けられている。微小なレンズ11
a,11b,11cは、図7の例では、ドット2a,2
b,2cに対応した位置に円形の穴12a,12b,1
2cが穿設された電極13と、平行電極14と、電極1
3,14間に封入された液晶材料15とから構成されて
おり、電極13,14間の電圧により液晶材料15に不
均一な電界を生じさせ液晶レンズとして機能させて、電
圧を変化させることによる液晶分子の配向の変化によっ
て、焦点可変なレンズ効果をもたせるようになってい
る。
【0031】このような構成のディスプレイ装置では、
例えばレンズ11bの焦点距離を、レンズ11bとドッ
ト2bとの光路長以上に設定することにより、第1の実
施例の場合と同様に、拡大して見えるドット2bの正立
虚像4をレンズ11bの後方に作ることができる。ま
た、この焦点距離を変化させることにより、虚像4の位
置を変化させることができ、これに伴ない拡大率(角倍
率)も変化する。
例えばレンズ11bの焦点距離を、レンズ11bとドッ
ト2bとの光路長以上に設定することにより、第1の実
施例の場合と同様に、拡大して見えるドット2bの正立
虚像4をレンズ11bの後方に作ることができる。ま
た、この焦点距離を変化させることにより、虚像4の位
置を変化させることができ、これに伴ない拡大率(角倍
率)も変化する。
【0032】これにより、第1の実施例で説明したと同
様の問題が生じるので、この第2の実施例においても、
第1の実施例と同様に、例えばドット2bの電極50b
を図3,図4,図5のように分割制御するなどして、ド
ット2bの実質的な大きさを変化させることにより、目
で見えない余分なドットの部分の影響を減少することが
できる。
様の問題が生じるので、この第2の実施例においても、
第1の実施例と同様に、例えばドット2bの電極50b
を図3,図4,図5のように分割制御するなどして、ド
ット2bの実質的な大きさを変化させることにより、目
で見えない余分なドットの部分の影響を減少することが
できる。
【0033】なお、上記第1および第2の実施例では、
2次元ディスプレイの1画素からなるドットごとに微小
レンズが設けられているが、これらの微小レンズは、必
ずしも1画素からなるドットごとに対応したものである
必要はない。例えば、図8のように、R(赤),G
(緑),B(青)のRGB3画素を新たにドット2eと
して規定し、このRGB3画素からなるドット2eごと
に微小レンズ1eが設けられていてもよい。このとき、
色相情報を、RGBの3画素があってはじめて精度良く
表示できるので、カラー表示の場合には、RGBの各画
素それぞれに微小レンズを設けた場合と比べて、性能に
大きな変化がなく、レンズの直径を大きくできる分だけ
微小なレンズを作成し易い。
2次元ディスプレイの1画素からなるドットごとに微小
レンズが設けられているが、これらの微小レンズは、必
ずしも1画素からなるドットごとに対応したものである
必要はない。例えば、図8のように、R(赤),G
(緑),B(青)のRGB3画素を新たにドット2eと
して規定し、このRGB3画素からなるドット2eごと
に微小レンズ1eが設けられていてもよい。このとき、
色相情報を、RGBの3画素があってはじめて精度良く
表示できるので、カラー表示の場合には、RGBの各画
素それぞれに微小レンズを設けた場合と比べて、性能に
大きな変化がなく、レンズの直径を大きくできる分だけ
微小なレンズを作成し易い。
【0034】あるいは、図9のように、RGB3画素か
らなるドットの4つの組2f,2g,2h,2iを新た
に1ドットとして、このドットごとに微小レンズ1fが
設けられていてもよい。この場合には、細線や輪郭の情
報の表示精度はいくらか低くなるものの、レンズの直径
をさらに大きくすることができるため、微小なレンズを
作りやすくなる。さらに、4つの組を1ドットとするか
わりに、3×3=9組で1ドットとすることもできる。
らなるドットの4つの組2f,2g,2h,2iを新た
に1ドットとして、このドットごとに微小レンズ1fが
設けられていてもよい。この場合には、細線や輪郭の情
報の表示精度はいくらか低くなるものの、レンズの直径
をさらに大きくすることができるため、微小なレンズを
作りやすくなる。さらに、4つの組を1ドットとするか
わりに、3×3=9組で1ドットとすることもできる。
【0035】図10は本発明に係るディスプレイ装置の
第3の実施例の断面図である。図10のディスプレイ装
置では、2次元ディスプレイDPの前方には画面全体に
作用するレンズ17が設けられ、また、2次元ディスプ
レイDPの前面ガラス3上には、光路長を変化させるた
めの層23が設けられている。なお、この層23は、例
えば図2に示す層40と同様の構成になっている。
第3の実施例の断面図である。図10のディスプレイ装
置では、2次元ディスプレイDPの前方には画面全体に
作用するレンズ17が設けられ、また、2次元ディスプ
レイDPの前面ガラス3上には、光路長を変化させるた
めの層23が設けられている。なお、この層23は、例
えば図2に示す層40と同様の構成になっている。
【0036】このような構成のディスプレイ装置では、
レンズ17とドット18a乃至18iとの光路長がレン
ズ17の焦点距離以下に設定されていると、観察者の目
5からは符号20a乃至20iに示すような正立虚像を
見ることができる。このとき、図1,図2のディスプレ
イ装置と同様に、層23により画面全体にわたって光路
長を変化させて、画面全てのドット18a乃至18iの
虚像20a乃至20iの位置を変化させることができ
る。また、層23が1ドットごとに光路長を変化させる
よう構成されているときには、1ドットごとに光路長を
変化させて、1ドットごとに虚像20a乃至20iの位
置を変化させることもできる。
レンズ17とドット18a乃至18iとの光路長がレン
ズ17の焦点距離以下に設定されていると、観察者の目
5からは符号20a乃至20iに示すような正立虚像を
見ることができる。このとき、図1,図2のディスプレ
イ装置と同様に、層23により画面全体にわたって光路
長を変化させて、画面全てのドット18a乃至18iの
虚像20a乃至20iの位置を変化させることができ
る。また、層23が1ドットごとに光路長を変化させる
よう構成されているときには、1ドットごとに光路長を
変化させて、1ドットごとに虚像20a乃至20iの位
置を変化させることもできる。
【0037】しかしながら、図10の構成では、画面全
体にわたり光路長を変化させたとき、画面全体の虚像2
0a乃至20iの位置の変化に従って画面全体の虚像2
0a乃至20iの見かけ上の倍率も変化する。このた
め、虚像20a乃至20iの位置を変化させて表示する
と大きな違和感が生じる。
体にわたり光路長を変化させたとき、画面全体の虚像2
0a乃至20iの位置の変化に従って画面全体の虚像2
0a乃至20iの見かけ上の倍率も変化する。このた
め、虚像20a乃至20iの位置を変化させて表示する
と大きな違和感が生じる。
【0038】このような違和感が生じるのを解消するに
は、図10の構成を例えば図11のような構成のものに
すれば良い。図11の構成では、画面全体に作用するレ
ンズ17の他に、光軸方向に可動なレンズ19が設けら
れ、また、レンズ17とレンズ19との間にはスクリー
ン22が設けられ、さらに、光路長を変化させるための
層23はスクリーン22の前面に設けられており、レン
ズ19によって、ドット18a乃至18iの倒立実像2
1a乃至21iをスクリーン22上に投影させるように
なっている。この倒立実像21a乃至21iの大きさ
は、ドット18a乃至18iとレンズ19との距離およ
びレンズ19とスクリーン22との距離を変化させるこ
とにより、自由に変化させることができる。また、スク
リーン22の前面に設けられた層23を制御して、観察
者の目5からレンズ17,層23を介しスクリーン22
までの光路長を変化させ、観察者の目5に対するスクリ
ーン22上の実像21a乃至21iの位置を変化させる
ことができる。
は、図10の構成を例えば図11のような構成のものに
すれば良い。図11の構成では、画面全体に作用するレ
ンズ17の他に、光軸方向に可動なレンズ19が設けら
れ、また、レンズ17とレンズ19との間にはスクリー
ン22が設けられ、さらに、光路長を変化させるための
層23はスクリーン22の前面に設けられており、レン
ズ19によって、ドット18a乃至18iの倒立実像2
1a乃至21iをスクリーン22上に投影させるように
なっている。この倒立実像21a乃至21iの大きさ
は、ドット18a乃至18iとレンズ19との距離およ
びレンズ19とスクリーン22との距離を変化させるこ
とにより、自由に変化させることができる。また、スク
リーン22の前面に設けられた層23を制御して、観察
者の目5からレンズ17,層23を介しスクリーン22
までの光路長を変化させ、観察者の目5に対するスクリ
ーン22上の実像21a乃至21iの位置を変化させる
ことができる。
【0039】図11のような構成では、層23を制御し
て目5からスクリーン22までの光路長を変化させるに
従い、これに応じてレンズ19を移動させて、レンズ1
9とドット18a乃至18iとの距離を変化させること
により、スクリーン22上の実像21a乃至21iの画
面倍率を変化させ、その結果として、目5で観察される
ドット18a乃至18iの像の大きさを一定にさせるこ
とが可能となる。これにより、画面全体の像の見かけ上
の倍率を一定のものにすることができて、像21a乃至
21iの位置を変化させて表示する場合にも違和感を生
じさせずに済む。
て目5からスクリーン22までの光路長を変化させるに
従い、これに応じてレンズ19を移動させて、レンズ1
9とドット18a乃至18iとの距離を変化させること
により、スクリーン22上の実像21a乃至21iの画
面倍率を変化させ、その結果として、目5で観察される
ドット18a乃至18iの像の大きさを一定にさせるこ
とが可能となる。これにより、画面全体の像の見かけ上
の倍率を一定のものにすることができて、像21a乃至
21iの位置を変化させて表示する場合にも違和感を生
じさせずに済む。
【0040】なお、図11のような構成とするかわり
に、例えば、図10の構成において、2次元ディスプレ
イDPの各ドット18a乃至18iをさらに小さな微小
ドットの集合で表示しておき、層23により光路長を変
化させて虚像20a乃至20iの位置と大きさを変化さ
せ、これに従って、各ドット18a乃至18iを構成す
る微小ドットの数を変化させることにより、画面の解像
度をほぼ一定のまま、画面の大きさを変化させることも
可能である。
に、例えば、図10の構成において、2次元ディスプレ
イDPの各ドット18a乃至18iをさらに小さな微小
ドットの集合で表示しておき、層23により光路長を変
化させて虚像20a乃至20iの位置と大きさを変化さ
せ、これに従って、各ドット18a乃至18iを構成す
る微小ドットの数を変化させることにより、画面の解像
度をほぼ一定のまま、画面の大きさを変化させることも
可能である。
【0041】例えば、320×200の画面を1280
×800の2次元ディスプレイDPで表示し、1ドット
を4×4=16の微小ドットで表示する。虚像の拡大率
が2倍に近いときは、1ドットを2×2の微小ドットで
表示し、虚像の拡大倍率が1.33倍近いときは1ドッ
トを3×3の微小ドットで表示する。また、1.7倍程
度のときは、1ドットを3×3,2×2や3×2,2×
3などの微小なドットで表示することにより、画像処理
を施し、虚像の画面の大きさがほぼ一定となるように実
際の2次元ディスプレイDPの画面の大きさを調節する
ことができる。
×800の2次元ディスプレイDPで表示し、1ドット
を4×4=16の微小ドットで表示する。虚像の拡大率
が2倍に近いときは、1ドットを2×2の微小ドットで
表示し、虚像の拡大倍率が1.33倍近いときは1ドッ
トを3×3の微小ドットで表示する。また、1.7倍程
度のときは、1ドットを3×3,2×2や3×2,2×
3などの微小なドットで表示することにより、画像処理
を施し、虚像の画面の大きさがほぼ一定となるように実
際の2次元ディスプレイDPの画面の大きさを調節する
ことができる。
【0042】図12は本発明に係るディスプレイ装置の
第4の実施例の断面図である。図12のディスプレイ装
置では、2次元ディスプレイDPの前方には、画面全体
に作用する少なくとも1枚の焦点可変レンズ30が設け
られている。焦点可変レンズ30は、例えばフレネル構
造の液晶レンズで構成されている。
第4の実施例の断面図である。図12のディスプレイ装
置では、2次元ディスプレイDPの前方には、画面全体
に作用する少なくとも1枚の焦点可変レンズ30が設け
られている。焦点可変レンズ30は、例えばフレネル構
造の液晶レンズで構成されている。
【0043】このような構成のディスプレイ装置におい
ても、焦点可変レンズ30を制御し、焦点距離を変化さ
せることにより、図10のディスプレイ装置と同様にし
て、画面全体の虚像20a乃至20iの位置を変化させ
ることができると同時に、画面の虚像20a乃至20i
の倍率も変化させることができる。また、焦点可変レン
ズ30にフレネル構造の液晶レンズを用いる場合には、
レンズの可動部分がないため、非常に簡単に作製でき
る。
ても、焦点可変レンズ30を制御し、焦点距離を変化さ
せることにより、図10のディスプレイ装置と同様にし
て、画面全体の虚像20a乃至20iの位置を変化させ
ることができると同時に、画面の虚像20a乃至20i
の倍率も変化させることができる。また、焦点可変レン
ズ30にフレネル構造の液晶レンズを用いる場合には、
レンズの可動部分がないため、非常に簡単に作製でき
る。
【0044】図12のディスプレイ装置においても、図
10に示した第3の実施例のディスプレイ装置と同様の
問題が生ずるが、この場合も図11のような構成のもの
にしたり、あるいは1ドットを微小なドットの集合で表
示したりすることにより、画面の虚像の大きさを位置の
変化にかかわらず、ほぼ一定のものにすることができ
る。
10に示した第3の実施例のディスプレイ装置と同様の
問題が生ずるが、この場合も図11のような構成のもの
にしたり、あるいは1ドットを微小なドットの集合で表
示したりすることにより、画面の虚像の大きさを位置の
変化にかかわらず、ほぼ一定のものにすることができ
る。
【0045】なお、上述した各実施例において、図2,
図6,図7,図10,図11,図12のディスプレイ装
置が、各ドットごとに光路長,または焦点距離を変化さ
せずに、ドットよりも広い領域,例えば、図1において
1列分,あるいは1行分のドット全域にわたって光路
長,または焦点距離を変化させるようには構成されてい
るときには、広い領域でのゆるやかな立体感を与える用
途に適している。具体的には、遠景,中景,近景の3種
類だけの変化しか与えないで良いような場合には、これ
らの構成を用いることにより、遠景用領域の全てのドッ
トに対して、光路長,または焦点距離を遠景用に同じに
設定し、近景用領域の全てのドットに対して、光路長,
または焦点距離を近景用に同じに設定することができ
る。
図6,図7,図10,図11,図12のディスプレイ装
置が、各ドットごとに光路長,または焦点距離を変化さ
せずに、ドットよりも広い領域,例えば、図1において
1列分,あるいは1行分のドット全域にわたって光路
長,または焦点距離を変化させるようには構成されてい
るときには、広い領域でのゆるやかな立体感を与える用
途に適している。具体的には、遠景,中景,近景の3種
類だけの変化しか与えないで良いような場合には、これ
らの構成を用いることにより、遠景用領域の全てのドッ
トに対して、光路長,または焦点距離を遠景用に同じに
設定し、近景用領域の全てのドットに対して、光路長,
または焦点距離を近景用に同じに設定することができ
る。
【0046】一方、これらのディスプレイ装置が、各ド
ットごとに光路長,または焦点距離を変化させることが
可能な構成となっているときには(但し、図10,図1
1,図12は不可)、画面の微細にわたって光路長,ま
たは焦点距離を変化させるような用途に適しており、こ
の場合には、ドットごとに立体感を得ることができる。
ットごとに光路長,または焦点距離を変化させることが
可能な構成となっているときには(但し、図10,図1
1,図12は不可)、画面の微細にわたって光路長,ま
たは焦点距離を変化させるような用途に適しており、こ
の場合には、ドットごとに立体感を得ることができる。
【0047】しかしながら、上記いずれの場合において
も、各ドットに対応した微小レンズまたは2次元ディス
プレイDP全面に作用するレンズの焦点距離,または、
これらのレンズとドットとの間にある層の屈折率を所定
の値に容易に設定できるので、表示する画像情報に従っ
て、上記焦点距離または屈折率を決定することにより、
2次元ディスプレイDPを用いる場合にも3次元表示が
可能となり、3次元ディスプレイ装置に上記ディスプレ
イ装置のいずれかを適用することにより、両眼視差によ
る立体視の場合にも注視点の距離に像を結像すること
で、目の疲労を軽減することができる。
も、各ドットに対応した微小レンズまたは2次元ディス
プレイDP全面に作用するレンズの焦点距離,または、
これらのレンズとドットとの間にある層の屈折率を所定
の値に容易に設定できるので、表示する画像情報に従っ
て、上記焦点距離または屈折率を決定することにより、
2次元ディスプレイDPを用いる場合にも3次元表示が
可能となり、3次元ディスプレイ装置に上記ディスプレ
イ装置のいずれかを適用することにより、両眼視差によ
る立体視の場合にも注視点の距離に像を結像すること
で、目の疲労を軽減することができる。
【0048】図13(a),(b)はこの様子を説明す
るための図である。例えば、2次元画面210上に、2
つの像P1,P2が所定間隔Zだけ隔てて表示されてお
り、この2つ像P1,P2を観察する場合に、図13
(a)では一方の目201で像P2を見させる状態を示
し、図13(b)では他方の目202で像P1を見させ
る場合が示されている。目201,202の輻輳機構
は、図14に示したと同時に、一方の目201が像P2
の方に向き、他方の目202が像P1の方に向くように
目201,202を制御するので、注視点は、これらの
交差位置CLSとなり、図13(a),(b)の例で
は、実際の画面210よりも手前となる。このような場
合に、本発明によるディスプレイ装置をそれぞれ左眼
用,右眼用として取付け、このディスプレイ装置を画面
210の画像情報に従って制御することにより、画面2
10の像P1,P2の位置(いまの場合、実像位置)を
注視点CLSの位置まで移動させることができるので、
これにより、目201,202の調節機構は、目20
1,202から注視点CLSまでの距離L2にピントを
合わすよう目201,202を制御する。この結果、目
の輻輳と調節を一致させることができて、目の疲労を軽
減することができる。
るための図である。例えば、2次元画面210上に、2
つの像P1,P2が所定間隔Zだけ隔てて表示されてお
り、この2つ像P1,P2を観察する場合に、図13
(a)では一方の目201で像P2を見させる状態を示
し、図13(b)では他方の目202で像P1を見させ
る場合が示されている。目201,202の輻輳機構
は、図14に示したと同時に、一方の目201が像P2
の方に向き、他方の目202が像P1の方に向くように
目201,202を制御するので、注視点は、これらの
交差位置CLSとなり、図13(a),(b)の例で
は、実際の画面210よりも手前となる。このような場
合に、本発明によるディスプレイ装置をそれぞれ左眼
用,右眼用として取付け、このディスプレイ装置を画面
210の画像情報に従って制御することにより、画面2
10の像P1,P2の位置(いまの場合、実像位置)を
注視点CLSの位置まで移動させることができるので、
これにより、目201,202の調節機構は、目20
1,202から注視点CLSまでの距離L2にピントを
合わすよう目201,202を制御する。この結果、目
の輻輳と調節を一致させることができて、目の疲労を軽
減することができる。
【0049】また、上記例とは反対に、注視点CLSが
目201,202から画面210までの実際の距離L1
よりも遠い距離となるような像が画面210上に表示さ
れるときには、画面210の像の虚像が表示されるよう
ディスプレイ装置を構成し、注視点に虚像が表示される
ようにディスプレイ装置を制御することによって、同様
にして、目の輻輳と調節を一致させることができて、疲
労を軽減することができる。
目201,202から画面210までの実際の距離L1
よりも遠い距離となるような像が画面210上に表示さ
れるときには、画面210の像の虚像が表示されるよう
ディスプレイ装置を構成し、注視点に虚像が表示される
ようにディスプレイ装置を制御することによって、同様
にして、目の輻輳と調節を一致させることができて、疲
労を軽減することができる。
【0050】
【発明の効果】以上に説明したように請求項1記載のデ
ィスプレイ装置では、2次元ディスプレイを形成する1
画素からなるドットごとに、ドットの前方に微小なレン
ズをそれぞれ設け、微小なレンズとドットとの光路長を
変化する手段を有する構成において、光路長の変化に従
って、前記ドットの大きさを変化させているので、虚像
の位置を変化させたときに余分なドットの表示光を減少
させることができ、また消費電力をも削減することがで
きて、さらには、このディスプレイ装置を用いて3次元
ディスプレイを構成する場合、光路長を適宜変化させて
像位置を適宜変化させることにより、目の疲労が少なく
臨場感に富んだ立体画像を容易に表示することができ
る。
ィスプレイ装置では、2次元ディスプレイを形成する1
画素からなるドットごとに、ドットの前方に微小なレン
ズをそれぞれ設け、微小なレンズとドットとの光路長を
変化する手段を有する構成において、光路長の変化に従
って、前記ドットの大きさを変化させているので、虚像
の位置を変化させたときに余分なドットの表示光を減少
させることができ、また消費電力をも削減することがで
きて、さらには、このディスプレイ装置を用いて3次元
ディスプレイを構成する場合、光路長を適宜変化させて
像位置を適宜変化させることにより、目の疲労が少なく
臨場感に富んだ立体画像を容易に表示することができ
る。
【0051】また、請求項2記載のディスプレイ装置で
は、2次元ディスプレイを形成する1画素からなるドッ
トごとに、ドットの前方に微小なレンズをそれぞれ設
け、微小レンズの焦点距離を変化する手段を有する構成
において、焦点距離の変化に従って、前記ドットの大き
さを変化させているので、虚像の位置を変化させたとき
に余分なドットの表示光を減少させることができ、消費
電力をも削減することができて、さらには、このディス
プレイ装置を用いて3次元ディスプレイを構成する場
合、焦点距離を適宜変化させて像位置を適宜変化させる
ことにより、目の疲労が少なく臨場感に富んだ立体画像
を容易に表示することができる。
は、2次元ディスプレイを形成する1画素からなるドッ
トごとに、ドットの前方に微小なレンズをそれぞれ設
け、微小レンズの焦点距離を変化する手段を有する構成
において、焦点距離の変化に従って、前記ドットの大き
さを変化させているので、虚像の位置を変化させたとき
に余分なドットの表示光を減少させることができ、消費
電力をも削減することができて、さらには、このディス
プレイ装置を用いて3次元ディスプレイを構成する場
合、焦点距離を適宜変化させて像位置を適宜変化させる
ことにより、目の疲労が少なく臨場感に富んだ立体画像
を容易に表示することができる。
【0052】また、請求項3記載のディスプレイ装置で
は、2次元ディスプレイを形成するドットの前面に、光
路長を変化させる手段を有する層を設け、その前方にデ
ィスプレイ全面に作用する少なくとも1枚以上のレンズ
を設け、レンズとドットとの光路長をレンズの焦点距離
に近い値でなおかつ焦点距離以下の値で変化させる構成
において、光路長の変化に従い2次元ディスプレイの画
面の大きさを変化させるようにしているので、虚像の位
置を変化させても、虚像の大きさの変化の少ない、違和
感のない表示ができて、さらには、このディスプレイ装
置を用いて3次元ディスプレイを構成する場合、光路長
を適宜変化させて像位置を適宜変化させることにより、
目の疲労が少なく臨場感に富んだ立体画像を容易に表示
することができる。
は、2次元ディスプレイを形成するドットの前面に、光
路長を変化させる手段を有する層を設け、その前方にデ
ィスプレイ全面に作用する少なくとも1枚以上のレンズ
を設け、レンズとドットとの光路長をレンズの焦点距離
に近い値でなおかつ焦点距離以下の値で変化させる構成
において、光路長の変化に従い2次元ディスプレイの画
面の大きさを変化させるようにしているので、虚像の位
置を変化させても、虚像の大きさの変化の少ない、違和
感のない表示ができて、さらには、このディスプレイ装
置を用いて3次元ディスプレイを構成する場合、光路長
を適宜変化させて像位置を適宜変化させることにより、
目の疲労が少なく臨場感に富んだ立体画像を容易に表示
することができる。
【0053】また、請求項4記載のディスプレイ装置で
は、2次元ディスプレイを形成するドットの前方にディ
スプレイ全面に作用する少なくとも1枚以上のレンズを
設け、レンズとドットとの光路長をレンズの焦点距離に
近い値でなおかつ焦点距離以下の値とし、レンズの焦点
距離をこの範囲で変化させる手段を有する構成におい
て、焦点距離の変化に従い、2次元ディスプレイの画面
の大きさを変化させるようにしているので、虚像の位置
を変化させても、虚像の大きさの変化の少ない違和感の
ない表示ができて、さらには、このディスプレイ装置を
用いて3次元ディスプレイを構成する場合、焦点距離を
適宜変化させて像位置を適宜変化させることにより、目
の疲労が少なく臨場感に富んだ立体画像を容易に表示す
ることができる。
は、2次元ディスプレイを形成するドットの前方にディ
スプレイ全面に作用する少なくとも1枚以上のレンズを
設け、レンズとドットとの光路長をレンズの焦点距離に
近い値でなおかつ焦点距離以下の値とし、レンズの焦点
距離をこの範囲で変化させる手段を有する構成におい
て、焦点距離の変化に従い、2次元ディスプレイの画面
の大きさを変化させるようにしているので、虚像の位置
を変化させても、虚像の大きさの変化の少ない違和感の
ない表示ができて、さらには、このディスプレイ装置を
用いて3次元ディスプレイを構成する場合、焦点距離を
適宜変化させて像位置を適宜変化させることにより、目
の疲労が少なく臨場感に富んだ立体画像を容易に表示す
ることができる。
【図1】本発明に係るディスプレイ装置の第1の実施例
の正面図である。
の正面図である。
【図2】本発明に係るディスプレイ装置の第1の実施例
の断面図である。
の断面図である。
【図3】(a),(b),(c)はドットの電極の分割
構成例を示す図である。
構成例を示す図である。
【図4】(a),(b)はドットの電極の分割構成例を
示す図である。
示す図である。
【図5】ドットの電極の分割構成例を示す図である。
【図6】図1のディスプレイ装置の変形例を示す図であ
る。
る。
【図7】本発明に係るディスプレイ装置の第2の実施例
の断面図である。
の断面図である。
【図8】複数画素に対応させて微小レンズを配置した構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図9】複数画素に対応させて微小レンズを配置した構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図10】本発明に係るディスプレイ装置の第3の実施
例の断面図である。
例の断面図である。
【図11】図10のディスプレイ装置の改良例を示す図
である。
である。
【図12】本発明に係るディスプレイ装置の第4の実施
例の断面図である。
例の断面図である。
【図13】(a),(b)は本発明によって目の輻輳と
調節とを一致させる原理を説明するための図である。
調節とを一致させる原理を説明するための図である。
【図14】目の輻輳と調節との一般的な関係を説明する
ための図である。
ための図である。
1a,1b,1c 微小なレンズ 2a,2b,2c ドット 3 前面ガラス 4 正立虚像 5 観察者 11a,11b,11c 微小なレンズ 12a,12b,12c 円形の穴 13,14 電極 15 液晶材料 17,19 レンズ 18a乃至18i ドット 20a乃至20i 正立虚像 21a乃至21i 倒立実像 22 スクリーン 23 層 30 焦点可変レンズ 40 層 41 ネマチック液晶 42,43 透明電極
Claims (4)
- 【請求項1】 2次元ディスプレイを形成する少なくと
も1画素からなるドットごとに、ドットの前方に微小な
レンズがそれぞれ設けられており、前記微小なレンズと
前記ドットとの光路長を変化させる手段と、前記光路長
の変化に応じて前記ドットの実質的な大きさを変化させ
る手段とがさらに設けられていることを特徴とするディ
スプレイ装置。 - 【請求項2】 2次元ディスプレイを形成する少なくと
も1画素からなるドットごとに、ドットの前方に微小な
レンズがそれぞれ設けられており、前記微小レンズの焦
点距離を変化させる手段と、前記焦点距離の変化に応じ
て前記ドットの実質的な大きさを変化させる手段とがさ
らに設けられていることを特徴とするディスプレイ装
置。 - 【請求項3】 2次元ディスプレイを形成する前面に、
光路長を変化させる手段を有する層が設けられ、その前
方にディスプレイ全面に作用する少なくとも1枚以上の
レンズが設けられて、前記光路長を変化させる手段は、
前記レンズと前記ドットとの光路長を、レンズの焦点距
離に近い値でなおかつ焦点距離以下の値で変化させるよ
うになっており、さらに、前記光路長の変化に応じ、2
次元ディスプレイの画面の大きさを変化させる手段が設
けられていることを特徴とするディスプレイ装置。 - 【請求項4】 2次元ディスプレイを形成するドットの
前方に、ディスプレイ全面に作用する少なくとも1枚の
レンズが設けられており、さらに、前記レンズと前記ド
ットとの光路長を、レンズの焦点距離に近い値でなおか
つ焦点距離以下の値とし、この範囲で前記レンズの焦点
距離を変化させる手段と、前記焦点距離の変化に応じ、
2次元ディスプレイの画面の大きさを変化させる手段と
が設けられていることを特徴とするディスプレイ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3290953A JPH05100623A (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | デイスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3290953A JPH05100623A (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | デイスプレイ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05100623A true JPH05100623A (ja) | 1993-04-23 |
Family
ID=17762614
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3290953A Pending JPH05100623A (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | デイスプレイ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05100623A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996021171A3 (en) * | 1995-01-04 | 1996-09-06 | Sheldon S Zelitt | 3-d imaging system |
-
1991
- 1991-10-09 JP JP3290953A patent/JPH05100623A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996021171A3 (en) * | 1995-01-04 | 1996-09-06 | Sheldon S Zelitt | 3-d imaging system |
| US5790086A (en) * | 1995-01-04 | 1998-08-04 | Visualabs Inc. | 3-D imaging system |
| EP0957386A1 (en) * | 1995-01-04 | 1999-11-17 | Visualabs Inc. | 3-D Imaging system |
| EP0957385A1 (en) * | 1995-01-04 | 1999-11-17 | Visualabs Inc. | 3-D imaging system |
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