JPH051009A - 1,4−ジシアノブテン類の製法 - Google Patents

1,4−ジシアノブテン類の製法

Info

Publication number
JPH051009A
JPH051009A JP3178951A JP17895191A JPH051009A JP H051009 A JPH051009 A JP H051009A JP 3178951 A JP3178951 A JP 3178951A JP 17895191 A JP17895191 A JP 17895191A JP H051009 A JPH051009 A JP H051009A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
acrylonitrile
group
compound
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3178951A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitake Araki
良剛 荒木
Takao Maki
隆夫 真木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
Mitsubishi Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Kasei Corp, Mitsubishi Chemical Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Kasei Corp
Priority to JP3178951A priority Critical patent/JPH051009A/ja
Publication of JPH051009A publication Critical patent/JPH051009A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ホスフィナイト触媒又はホスホナイト触媒
と、式(1) 【化1】 (式中、R1及びR2は、夫々水素原子、アルキル基、シ
クロアルキル基又はアリ−ル基を示し、相互に異なって
いても同一であってもよい)で表される化合物との存在
下でアクリロニトリルを二量化することにより1,4−
ジシアノブテン類を得る。 【効果】 1,4−ジシアノブテン類が高い選択率で得
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は1,4−ジシアノブテン
類の製法に関するものである。詳しくは、アクリロニト
リルの二量化による1,4−ジシアノブテン類の製法の
改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】1,4−ジシアノブテン類(シス−1,
4−ジシアノブテン−1、トランス−1,4−ジシアノ
ブテン−1及びトランス−1,4−ジシアノブテン−2
等)は、合成繊維及びプラスチック等の中間体であるア
ジポニトリルの前駆体として重要な物質である。従来、
アクリロニトリルの二量化により選択的に1,4−ジシ
アノブテン類を得る方法として、例えば、特公昭59−
36906号公報及び特公昭61−17819号公報
に、アルコ−ルの存在下、ホスフィナイト触媒又はホス
ホナイト触媒を用いてアクリロニトリルを二量化する方
法が開示されている。これらの方法では、アルコ−ルを
プロトン供与体として触媒に対して多量に使用してい
る。例えば、通常触媒に対して100モル当量以上、特
に300〜500モル当量使用している。
【0003】また、特開昭61−158953号公報に
は、上記触媒を使用する方法において、二量化生成物の
抽出溶媒としてホルムアミドを用いる方法が記載されて
いるが、この場合にもホルムアミドを大量に使用してい
る。このように、ホスフィナイト触媒又はホスホナイト
触媒を使用してアクリロニトリルを二量化する従来の方
法では、触媒に対して大量のプロトン供与体を使用して
いるが、工業的に有利に1,4−ジシアノブテン類を製
造するためには、可及的に小量のプロトン供与体の使用
により二量化反応を選択的に実施することが望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、アクリロニ
トリルを二量化して1,4−ジシアノブテン類を製造す
る際に、プロトン供与体の使用量をできるだけ節減し、
しかも高い選択率で1,4−ジシアノブテン類を得るこ
とを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記の目的
を達成するために検討を重ねた結果、ホスフィナイト触
媒又はホスホナイト触媒を用いてアクリロニトリルを二
量化する場合に、二量化反応を、極めて小量の特定構造
のチオ尿素又はその誘導体の存在下で行うときは、高い
選択率で目的とする1,4−ジシアノブテン類を製造し
得ることを確認し本発明に到達した。即ち、本発明の要
旨は、ホスフィナイト触媒又はホスホナイト触媒と、請
求項1における式(1)で表される化合物との存在下に
おいて、アクリロニトリルを二量化することを特徴とす
る1,4−ジシアノブテン類の製造法に存する。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おけるアクリロニトリルの二量化に使用される触媒とし
ては、種々のホスフィナイト触媒又はホスホナイト触媒
が挙げられる。特に次の(2)式又は(3)式で表され
る化合物が好ましい。
【0007】
【化2】
【0008】
【化3】
【0009】[(2)式及び(3)式中、Arは芳香族
核を示し、X及びX’は、夫々水素原子、アルキル基、
アルコキシ基又はアルキルアミノ基を示し、互いに同一
であっても異なっていてもよい。またR及びR’は、夫
々アルキル基又はシクロアルキル基を示し、互いに同一
であっても異なっていてもよい。]
【0010】(2)式及び(3)式におけるArの具体
例としては、フェニル基又はナフチル基が挙げられる。
X及びX’としては、水素原子;メチル基、エチル基、
イソプロピル基等のアルキル基;メトキシ基、エトキシ
基、プロポキシ基、t−ブトキシ基等のアルコキシ基;
ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基等のアルキルアミ
ノ基等が挙げられ、X及びX’は互いに同一であっても
異なっていてもよい。
【0011】(2)式及び(3)式におけるR及びR’
の具体例としては、メチル基、エチル基、イソプロピル
基、ネオペンチル基等の炭素数1〜8のアルキル基;シ
クロヘキシル基のようなシクロアルキル基が挙げられ、
R及びR’は互いに同一であっても異なっていてもよ
い。
【0012】代表的なホスフィナイト触媒の例として
は、メチルジフェニルホスフィナイト(Ph2POM
e)、エチルジフェニルホスフィナイト、イソプロピル
ジフェニルホスフィナイト、シクロヘキシルジフェニル
ホスフィナイト、メチルビス−p−トリルホスフィナイ
ト、エチルビス−p−トリルホスフィナイト、イソプロ
ピルビス−p−トリルホスフィナイト等が挙げられる。
【0013】また、代表的なホスホナイト触媒の例とし
ては、ジエチルフェニルホスホナイト[PhP(OEt)
2]、ジメチルフェニルホスホナイト、ジエチル−p−
トリルホスホナイト、ジメチル−p−トリルホスホナイ
ト、ジイソプロピルフェニルホスホナイト、ジイソプロ
ピル−p−トリルホスホナイト等が挙げられる。
【0014】これらのホスフィナイト触媒又はホスホナ
イト触媒の使用量は、特に限られるものではないが、通
常二量化反応における原料、触媒及び溶媒等の成分の合
計量に対して0.1〜60重量%、好ましくは1〜30
重量%の範囲から選ばれる。以上に述べたホスフィナイ
ト触媒及びホスホナイト触媒は、何れも本発明の反応に
有効であるが、触媒の安定性の点からホスフィナイト触
媒がより好ましい。本発明においては、上述の触媒を用
いてアクリルニトリルを二量化して1,4−ジシアノブ
テン類を製造する場合に、二量化反応を次式(1)
【0015】
【化4】
【0016】(式中、R1及びR2は、夫々水素原子、ア
ルキル基、シクロアルキル基又はアリ−ル基を示し、相
互に異なっていても同一であってもよい)で表される化
合物の存在下において実施することを必須の要件とする
ものであり、これにより、従来法におけるプロトン供与
性溶媒に比べて遥かに小量の使用で、高い選択率をもっ
て目的とする1,4−ジシアノブテン類を得ることがで
きる。
【0017】上記の式(1)の化合物においてC=Sの
構造が重要であり、C=Sの代りにC=Oの構造の化合
物、例えば尿素では本発明の効果を奏し得ない。また式
(1)の化合物では、水素原子が少なくとも2つ存在し
ていれば充分にその効果を発揮する。式(1)における
1及びR2としては、水素原子、メチル基、エチル基、
n−プロピル基、イソプロピル基、t−ブチル基等のア
ルキル基、シクロヘキシル基のようなシクロアルキル基
が挙げられ、式(1)の化合物の具体例としては、例え
ば、チオ尿素、メチルチオ尿素、エチルチオ尿素等が用
いられる。
【0018】式(1)で表される化合物の使用量は、使
用するホスフィナイト触媒又はホスホナイト触媒のモル
数に対して通常0.01〜1.5倍当量の範囲であり、
好ましくは0.5〜1.0倍当量の範囲から選ばれ、周
知のアルコ−ル等のプロトン供与体に比べて遥かに小量
で充分である。本発明においては、上記成分に加えて、
炭化水素溶剤を添加するのが望ましく、例えば、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン、ヘキサン、ヘプタン等の所要
量が用いられる。
【0019】本発明の方法によるアクリロニトリルの二
量化反応は、通常不活性ガスの雰囲気下で、所定量のア
クリロニトリル、ホスフィナイト触媒又はホスホナイト
触媒、、式(1)の化合物並びに好ましくは更に炭化水
素溶剤を混合し、通常−10〜100℃、好ましくは5
〜80℃程度の温度で攪拌することにより実施される。
アクリロニトリルの濃度は、反応効率の点から高く維持
することが望ましく、一般的に5〜70重量%、好まし
くは10〜40重量%程度である。水分の存在は反応の
進行を阻害するので、アクリロニトリル、溶剤等の成分
を予め充分に乾燥しておくことが望ましい。
【0020】
【実施例】以下、本発明を実施例について更に詳細に説
明するが、本発明はその要旨を超えない限りこれらの実
施例に限定されるものではない。なお、以下の実施例に
おいて、生成物の分析はガスクロマトグラフィ−及びゲ
ルパ−ミエ−ションクロマトグラフィ−により行なっ
た。また、「転化率」は、二量体及び重合体副生物へ転
化したアクリロニトリルの仕込アクリロニトリルに対す
る重量%を示す。また、ある生成物の「選択率」とは、
転化したアクリロニトリルの重量に対するその生成物の
重量比を%で示した値である。更に、1,4−ジシアノ
ブテン類は、シス−1,4−ジシアノブテン−1、トラ
ンス−1,4−ジシアノブテン−1及びトランス−1,
4−ジシアノブテン−2を表す。
【0021】実施例1 容量30mlのフラスコ中に、アルゴン雰囲気下、アク
リロニトリル2g(37.7mmol)、ベンゼン4g、
チオ尿素0.27g(3.5mmol)及びイソプロピル
ジフェニルホスフィナイト0.9g(3.7mmol)を
仕込み、油浴上で60℃に加熱し1時間攪拌して二量化
反応を行なった。反応終了後、生成物をガスクロマトグ
ラフィ−により内部標準法(内部標準物質:ビフェニル)
を用いて定量分析した。アクリロニトリルの転化率は3
7.9%であり、1,4−ジシアノブテン類の選択率は
87.0%であり、2−メチレングルタロニトリルの選
択率は5.7%であった。
【0022】比較例1 実施例1において使用したチオ尿素の代りに、尿素0.
8g(13mmol)を使用した以外は、実施例1と同様
にして反応を行なったところ、アクリロニトリルの転化
率は8.5%、1,4−ジシアノブテン類の選択率は2
5.0%であり、2−メチレングルタロニトリルの選択
率は9.5%であった。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、アクリロニトリルを二
量化して1,4−ジシアノブテン類を製造する際に、ホ
スフィナイト触媒又はホスホナイト触媒と共に、従来知
られているプロトン供与体に比べて遥かに小量の前記式
(1)の化合物を使用することにより、高い選択率で目
的物を得ることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ホスフィナイト触媒又はホスホナイト触
    媒と、次式(1) 【化1】 (式中、R1及びR2は、夫々水素原子、アルキル基、シ
    クロアルキル基又はアリ−ル基を示し、相互に異なって
    いても同一であってもよい)で表される化合物との存在
    下において、アクリロニトリルを二量化することを特徴
    とする1,4−ジシアノブテン類の製法。
JP3178951A 1991-06-25 1991-06-25 1,4−ジシアノブテン類の製法 Pending JPH051009A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3178951A JPH051009A (ja) 1991-06-25 1991-06-25 1,4−ジシアノブテン類の製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3178951A JPH051009A (ja) 1991-06-25 1991-06-25 1,4−ジシアノブテン類の製法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH051009A true JPH051009A (ja) 1993-01-08

Family

ID=16057511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3178951A Pending JPH051009A (ja) 1991-06-25 1991-06-25 1,4−ジシアノブテン類の製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH051009A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Berger et al. β‐Silyl Diorganozinc Compounds—A New Class of Useful Zinc Reagents
JP6101636B2 (ja) バナジウム錯体を用いたファルネサールの製造方法
Yamashita et al. A Lewis acid/metal amide hybrid as an efficient catalyst for carbon–carbon bond formation
CN108129287B (zh) 一种1,2-二氢萘衍生物的制备方法
RU2463293C2 (ru) Способ получения соединений, содержащих нитрильные функциональные группы
JPH051796B2 (ja)
JPS6117819B2 (ja)
JPH051009A (ja) 1,4−ジシアノブテン類の製法
PaoloáChiusoli Double ring closure of diacetylenic compounds with activated olefins in the presence of a cobalt (0) catalyst
JPS6324999B2 (ja)
FR2726563A1 (fr) Nouveaux composes du rhenium et de l'aluminium, leur preparation et leur utilisation en tant que catalyseurs
JPH051008A (ja) 1,4−ジシアノブテン類の製造法
US20080275274A1 (en) Process for the preparation of enantiomerically enriched compounds
CN109331867B (zh) 2,6-二甲基苯胺基锂在催化亚胺和硼烷硼氢化反应中的应用
CN109369514B (zh) 一种六元碳环衍生物的合成方法
CN109369515B (zh) 一种不饱和双键取代的碳环衍生物的合成方法
RU2382045C2 (ru) Способ получения оптически активного комплекса циклопентадиенил-1-неоментил-4,5,6,7-тетрагидроинденилцирконий диметила
Antonsson et al. Stereochemistry of palladium-catalyzed telomerization of butadiene with diethylamine
Allan et al. Synthesis and structural characterisation of a magnesium bisenolate: a tetrameric (Mg2O2) 2 chain terminated by solvating ketone
JPH04288087A (ja) 4−エトキシフェニル−3−アリールプロピル(ジメチル)シランの製造方法
CN117736107B (zh) 一种4-(叔丁基)-n-(2,6-二氟苯甲酰基)-2-乙氧基苯甲酰胺的制备方法
JPS62215595A (ja) 新規α−(シアノメチル)ビニルシラン化合物およびその製法
KR102712847B1 (ko) 신규 구조의 유기인계 촉매 및 이를 이용한 선형 디니트릴의 제조방법
Cai et al. Hydrophosphonylation of Aldimines under Catalysts‐Free Conditions
KR102135032B1 (ko) 사각 탄소 고리 케톤 화합물 및 이의 합성 방법