JPH0510125A - 車両用水冷式エンジンの冷却装置 - Google Patents

車両用水冷式エンジンの冷却装置

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JPH0510125A
JPH0510125A JP16473091A JP16473091A JPH0510125A JP H0510125 A JPH0510125 A JP H0510125A JP 16473091 A JP16473091 A JP 16473091A JP 16473091 A JP16473091 A JP 16473091A JP H0510125 A JPH0510125 A JP H0510125A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiator
cooling
engine
water temperature
cooling water
Prior art date
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Pending
Application number
JP16473091A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Sugimoto
竜雄 杉本
Sumio Susa
澄男 須佐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0510125A publication Critical patent/JPH0510125A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンの冷却水温が上昇してオーバーヒー
トの危険性が生ずるような運転環境において冷却水温の
上昇を抑制することができ、又、その他の運転環境にお
いてエアコン性能を向上することができる車両用水冷式
エンジンの冷却装置を提供することにある。 【構成】 冷却ファン14,15の駆動により送風通路
1に風が通過する。送風通路1においてコンデンサ3の
上流側にラジエータ2が配置され、ラジエータ2は電磁
開閉弁11の開閉により第1コア部12による放熱、及
び第1と第2コア部12,13による放熱というように
放熱面積が変更できる。水温センサはエンジン冷却水の
温度を検出する。ECUは水温センサが検出した水温が
100℃より小さいと電磁開閉弁11を閉じ、100℃
を越えると電磁開閉弁11を開ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両用水冷式エンジ
ンの冷却装置に係り、詳しくは、カーエアコン装置を搭
載した車両における水冷式エンジンの冷却装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車室内冷房を行うエアコン装置が
搭載された車両において、そのコンデンサは冷却風に対
しラジエータの前方に設置してある。よって、コンデン
サを通過した冷却風によりラジエータを冷却している。
エアコン装置を作動させると、コンデンサにはコンプレ
ッサで圧縮された高温冷媒が導かれ、この冷媒を凝縮し
て液化している。従って、車両の走行もしくは冷却ファ
ンによる冷却風は、このコンデンサを通過するときに加
熱され、加熱された冷却風によりラジエータを冷却して
いる。
【0003】又、夏場の低速登坂運転のような条件のと
きには、エンジンの発熱量が大きく、且つ充分な車速風
が期待できないばかりか、エンジン回転数が高いため冷
房能力も増大する状況であるので、ラジエータ部に導入
される冷却風の空気温度の上昇が大きい。このため、ラ
ジエータの冷却水の温度が上昇することになる。ラジエ
ータ冷却水温を適温に保つため、ラジエータの大型化、
冷却ファンの能力増大が進められているが、車両の限ら
れたスペースの関係から、これ以上の大型化は困難であ
る。
【0004】このような問題を解決する手段として、例
えば、実開昭62−74030号公報に開示されるラジ
エータ構造が提案されている。即ち、ラジエータを2分
割して構成し、エンジンルームの前方で両側に分けて配
置するようにしている。この技術を利用して、コンデン
サとラジエータとをエンジンルームの前方で両側に分け
て配置することが考えられる。この場合、コンデンサと
ラジエータとが並列的に配置されたことになり、ラジエ
ータの冷却性能はコンデンサの熱的状態に左右されな
ず、又、通風抵抗も減少し、冷却ファンにとっても効率
的である。
【0005】又、特公昭58−47370号公報に示さ
れたラジエータの冷却構造にあっては、車体前方の走行
状態で負圧域となる部分に冷却空気の吸出孔を設け、こ
の吸出孔の近傍にサブラジエータを配置している。即
ち、このサブラジエータには、ラム圧(走行風圧)とフ
ード上面の負圧域との圧力差によって冷却風が導かれる
ものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、実開昭62
−74030号公報を利用してコンデンサとラジエータ
とをエンジンルームの前方で両側に分けて配置しようと
すると、最近の車両のデザイン等に適応させるには、ス
ペースの関係から非常に実現困難である。又、特公昭5
8−47370号公報に示されたラジエータの冷却構造
では、ラム圧(走行風圧)が期待できない領域(低速領
域又は車両停止領域)においては、充分な冷却効果が得
られない。
【0007】この発明は上記の点に鑑みなされたもの
で、エンジンの冷却水温が上昇してオーバーヒートの危
険性が生ずるような運転環境において冷却水温の上昇を
抑制することができ、又、その他の運転環境においてエ
アコン性能を向上することができる車両用水冷式エンジ
ンの冷却装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、送風通路に
おいて、カーエアコン用冷凍サイクルを構成するコンデ
ンサの上流側に配置されたエンジン冷却用ラジエータ
と、前記送風通路に冷却風を通過させる冷却ファンと、
前記ラジエータの放熱面積を調整する放熱面積調整用ア
クチュエータと、エンジンにかかる熱負荷を検出する熱
負荷検出手段と、前記熱負荷検出手段が検出したエンジ
ンの熱負荷に応じて前記放熱面積調整用アクチュエータ
を制御して前記ラジエータの放熱面積を調整する制御手
段とを備えた車両用水冷式エンジンの冷却装置をその要
旨とするものである。
【0009】
【作用】制御手段は、熱負荷検出手段が検出したエンジ
ンの熱負荷に応じて放熱面積調整用アクチュエータを制
御してラジエータの放熱面積を調整する。よって、夏場
の低速登坂運転のような極低頻度の走行運転状況の下に
おいて、冷却水温が上昇する場合、ラジエータの放熱面
積を大きくすることでオーバーヒート危険域から速やか
に回避することができる。又、その他の運転状況下で
は、ラジエータの放熱面積を小さくすることでコンデン
サはラジエータの熱的な影響を受けにくくなる。
【0010】
【実施例】以下、この発明を具体化した一実施例を図面
に従って説明する。図1には乗用車の前側の底面図を示
す。車両の前側部には送風通路1が形成され、車両の走
行に伴い同送風通路1内に風が通過するようになってい
る。この送風通路1にはラジエータ2が設置され、この
ラジエータ2に対し冷却風の流れの下流側にはコンデン
サ3がラジエータ2と接し、かつ、左右方向に距離Lだ
け重なった状態で設置されている。
【0011】図3にはラジエータ2の背面図を示す。ラ
ジエータ2は、水平方向に配置されたロアタンク4とア
ッパタンク5と、両者を結ぶように垂直方向に伸びる多
数本のチューブ6とを備え、チューブ6にはフィン7が
設けられている。又、図3におけるアッパタンク5の左
端部には冷却水入口パイプ8が設けられるとともに、ロ
アタンク4の右端部には冷却水出口パイプ9が設けられ
ている。そして、冷却水入口パイプ8からエンジン冷却
水が導入されると、アッパタンク5からチューブ6内を
通って下方に流れロアタンク4を経て冷却水出口パイプ
9から排出される。又、アッパタンク5における冷却水
入口パイプ8の近傍にはラジエータキャップ10が設け
られている。
【0012】さらに、アッパタンク5には放熱面積調整
用アクチュエータとしての電磁開閉弁11が設けられ、
図3における電磁開閉弁11の左側のチューブ6及びフ
ィン7を第1コア部12とし、電磁開閉弁11の右側の
チューブ6及びフィン7を第2コア部13としている。
この第2コア部13は図1に示すようにコンデンサ3と
の重なり部分(距離L)となっている。そして、電磁開
閉弁11が閉じていると冷却水入口パイプ8から入る冷
却水は第1コア部12のみ流れる。又、電磁開閉弁11
が開くと、冷却水は第1コア部12に加え第2コア部1
3にも流れ、冷却水出口パイプ9から排出される。
【0013】図1においてコンデンサ3及びラジエータ
2の第2コア部13の下流側には、冷却ファン14が設
けられるとともに、ラジエータ2の第1コア部12の下
流側には冷却ファン15が設けられている。
【0014】尚、ラジエータ2とコンデンサ3との重な
り距離Lは、車両側の搭載スペースの範囲内で、コンデ
ンサ3、ラジエータ2、冷却ファン14 15、の能
力、さらに車両通風抵抗等により決定する。
【0015】そして、この車両の走行に伴い発生する前
方からの走行風、さらに冷却ファン14、15で発生し
た冷却風は、コンデンサ3のみを通過する冷却風F1、
ラジエータ2の第2コア部13と、コンデンサ3を通過
する冷却風F2、さらにラジエータ2の第1コア部12
のみを通過する冷却風F3に分けられる。
【0016】図2は、エンジン冷却水の循環路並びにこ
の車両に搭載されるエアコン装置の構成を示す。エンジ
ン16の冷却水は、ポンプ17によってラジエータ2の
第1コア部12及び第2コア部13に供給され再びエン
ジン16に戻される。この場合、電磁開閉弁11が閉じ
られた場合、第2コア部13には冷却水が循環されず、
第1コア部12のみに冷却水が循環される。又、この車
両に搭載されるエアコン装置は、冷媒を圧縮するコンプ
レッサ18を備え、このコンプレッサ18から出力され
る高温圧縮冷媒は、コンデンサ3に供給され、凝縮され
る。このコンデンサ3からの出力冷媒はレシーバ19、
さらにエキスパンションバルブ20を介してエバポレー
タ21に供給され、このエバポレータ21を通過する空
気を冷却してこの冷却風が車室内に放出される。そし
て、エバポレータ21からの出力冷媒は、コンプレッサ
18に帰還される。ここで、エキスパンションバルブ2
0の開度は、エバポレータ21の出力冷媒の圧力を検出
するセンサ22からの検出信号に基づき制御される。
【0017】制御手段としての電子制御ユニット(EC
Uという)23は、マイクロコンピュータ等にて構成さ
れ、冷却ファン14,15、電磁開閉弁11、コンプレ
ッサ18等を制御する。ECU23には熱負荷検出手段
としての水温センサ24が接続され、同センサ24はエ
ンジン冷却水の温度を検出する。
【0018】次に、このように構成した車両用水冷式エ
ンジンの冷却装置の作用を説明する。水温センサ24は
冷却水温を検出しており、その検出信号がECU23に
取り込まれる。そして、ECU23はその信号により冷
却水温が基準値(100℃)よりも低いと、電磁開閉弁
11を閉じた状態にする。その結果、エンジン冷却水は
ラジエータ2の第1コア部12にしか流れない。そのた
め、図1の冷却風F2は、外気温のままコンデンサ3に
流れ込み、ラジエータ2の熱的影響を受けない。さら
に、通風抵抗は、ラジエータ2を通過しない部分(冷却
風F1)が存在するため低く、冷却風量が大きくエアコ
ン性能が向上する。
【0019】そして、例えば、夏場の低速登坂運転時の
場合、ECU23は冷却水温が基準値(100℃)より
も上昇すると、電磁開閉弁11を開く。その結果、ラジ
エータ2の両コア部12,13にてエンジン冷却水が冷
却される。そのため、オーバーヒート危険域から速やか
に回避することができる。このとき、コンデンサ3の冷
却性能は若干下がるが、冷却風量の増加が期待でき、か
つこのような運転状況ではエンジン回転数が高いためコ
ンプレッサ18の回転数も高く、冷房能力には余裕があ
り、車室内環境を悪化させることはない。
【0020】このように本実施例では、冷却ファン1
4,15にて送風通路1に冷却風を通過させ、送風通路
1においてコンデンサ3の上流側にエンジン冷却用ラジ
エータ2を配置し、ラジエータ2のアッパタンク5に電
磁開閉弁11(放熱面積調整用アクチュエータ)を設
け、第1コア部12のみの放熱、及び第1と第2コア部
12,13による放熱とに切り換えてラジエータ2の放
熱面積を調整できるようにした。さらに、水温センサ2
4(熱負荷検出手段)にてエンジンにかかる熱負荷とし
てのエンジン冷却水温を検出できるようにし、ECU2
3(制御手段)は、水温センサ24が検出したエンジン
冷却水が100℃より低いと電磁開閉弁11を閉じ、エ
ンジン冷却水が100℃より高いと電磁開閉弁11を開
けてラジエータ2の放熱面積を変更するようにした。
【0021】その結果、よって、夏場の低速登坂運転の
ような極低頻度の走行運転状況の下において、冷却水温
が上昇する場合、ラジエータ2の放熱面積を大きくする
ことでオーバーヒート危険域から速やかに回避すること
ができる。このとき、コンデンサ3の冷却性能は若干下
がるが、ラジエータ2とコンデンサ3とをズラして配置
したことによる冷却風量の増加が期待でき、かつ、この
ような運転状況ではエンジン回転数も高く、冷房能力に
は余裕があるため、車室内環境を悪化させることはな
い。又、その他の運転状況下では、ラジエータ2の放熱
面積を小さくすることでコンデンサ3はラジエータ2の
熱的な影響を受けにくくなる。
【0022】尚、この発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、上記実施例では水温センサ24に
てエンジンにかかる熱負荷を検出するようにしたが、他
にも、冷凍サイクルの高圧側の冷媒圧力やコンプレッサ
のオン・オフを検出してもよい。
【0023】又、ラジエータの放熱面積を調整するため
には上記実施例ではアッパタンク5に電磁開閉弁11を
設けたが、その他の態様としては、第1コア部に対応す
る第1ラジエータと、第2コア部に対応する第2ラジエ
ータとを並列に接続して開閉弁を開閉制御することによ
り、第1ラジエータのみを使用する場合と第1及び第2
ラジエータを使用する場合とに切り換えるようにしても
よい。
【0024】さらに、上記実施例では、ラジエータ2と
コンデンサ3とは車両の通風通路1において水平方向に
ズラして配置したが、上下にズラして配置してもよい。
又、冷却ファン14、15はラジエータ2の冷却風の流
れに対して前方に配置してもよい。
【0025】さらには、ラジエータ2、コンデンサ3、
冷却ファン14,15の構成を、図4に示すようにして
もよい。つまり、ラジエータ2とコンデンサ3とを冷却
風の流れに対し完全に重なった状態で配置してもよい。
この場合、ラジエータ2をコンデンサ3の前方に配置し
たことで、冷却風温度と、エンジン冷却水との温度差
(気水温度差)が大きいため、ラジエータ2のコア部1
2,13のフィンピッチを粗くすることが可能となり、
上記実施例と同様の機能をもたせることができる。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
エンジンの冷却水温が上昇してオーバーヒートの危険性
が生ずるような運転環境において冷却水温の上昇を抑制
することができ、又、その他の運転環境においてエアコ
ン性能を向上することができる優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例における乗用車の前側の底面図である。
【図2】実施例の冷却水回路及びエアコン装置の構成図
である。
【図3】実施例におけるラジエータの背面図である。
【図4】別例のラジエータ及びコンデンサの平面図であ
る。
【符号の説明】
1 送風通路 2 エンジン冷却用ラジエータ 3 コンデンサ 11 放熱面積調整用アクチュエータとしての電磁開閉
弁 14 冷却ファン 15 冷却ファン 23 制御手段としてのECU 24 熱負荷検出手段としての水温センサ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 送風通路において、カーエアコン用冷凍
    サイクルを構成するコンデンサの上流側に配置されたエ
    ンジン冷却用ラジエータと、 前記送風通路に冷却風を通過させる冷却ファンと、 前記ラジエータの放熱面積を調整する放熱面積調整用ア
    クチュエータと、 エンジンにかかる熱負荷を検出する熱負荷検出手段と、 前記熱負荷検出手段が検出したエンジンの熱負荷に応じ
    て前記放熱面積調整用アクチュエータを制御して前記ラ
    ジエータの放熱面積を調整する制御手段とを備えたこと
    を特徴とする車両用水冷式エンジンの冷却装置。
JP16473091A 1991-07-04 1991-07-04 車両用水冷式エンジンの冷却装置 Pending JPH0510125A (ja)

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