JPH051013A - エステル化合物及び液晶組成物及び液晶表示素子 - Google Patents
エステル化合物及び液晶組成物及び液晶表示素子Info
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- JPH051013A JPH051013A JP3151520A JP15152091A JPH051013A JP H051013 A JPH051013 A JP H051013A JP 3151520 A JP3151520 A JP 3151520A JP 15152091 A JP15152091 A JP 15152091A JP H051013 A JPH051013 A JP H051013A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【構成】
【化1】
(Rは炭素原子数が1〜10のアルキル基、mおよびn
はm≧1、n≧0、m+n≦8を満足する整数)で表わ
されるエステル化合物及びそれを含有する液晶組成物及
びその液晶組成物を用いた液晶表示素子。 【効果】 この化合物は誘電異方性が負で非常に大き
く、これを混合した液晶組成物を垂直配向のゲスト−ホ
スト型、DAP方式等の液晶表示素子に用いると駆動電
圧を下げられる。
はm≧1、n≧0、m+n≦8を満足する整数)で表わ
されるエステル化合物及びそれを含有する液晶組成物及
びその液晶組成物を用いた液晶表示素子。 【効果】 この化合物は誘電異方性が負で非常に大き
く、これを混合した液晶組成物を垂直配向のゲスト−ホ
スト型、DAP方式等の液晶表示素子に用いると駆動電
圧を下げられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示素子に使用され
る液晶組成物の成分として有用な誘電異方性が負で非常
に大きな化合物及びその化合物を含有する液晶組成物及
びその液晶組成物を使用した液晶表示素子に関する。
る液晶組成物の成分として有用な誘電異方性が負で非常
に大きな化合物及びその化合物を含有する液晶組成物及
びその液晶組成物を使用した液晶表示素子に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示素子は電場を印加することによ
り液晶分子の配列が変化することで液晶セルの光学的性
質が変化し、光変調が生ずる液晶の電気光学効果を応用
したものである。
り液晶分子の配列が変化することで液晶セルの光学的性
質が変化し、光変調が生ずる液晶の電気光学効果を応用
したものである。
【0003】液晶表示素子に用いられている電気光学効
果には動的散乱型(DS型)、捩れたネマチック型(T
N型)、ゲスト・ホスト型(GH型)、超捩れネマチッ
ク型(STN型)、複屈折制御型(ECB型)、強誘電
性型、熱効果型などがあり、これらを作動させる駆動方
式にはスタテッィク駆動方式、ダイナミック駆動方式、
アクティブマトリックス駆動方式、二周波駆動方式など
がある。
果には動的散乱型(DS型)、捩れたネマチック型(T
N型)、ゲスト・ホスト型(GH型)、超捩れネマチッ
ク型(STN型)、複屈折制御型(ECB型)、強誘電
性型、熱効果型などがあり、これらを作動させる駆動方
式にはスタテッィク駆動方式、ダイナミック駆動方式、
アクティブマトリックス駆動方式、二周波駆動方式など
がある。
【0004】また、液晶表示素子に使用される液晶材料
の種類にはスメクチック液晶、コレステリック液晶およ
びネマチック液晶の3種類があり、各々の液晶には誘電
異方性(△ε)が正の化合物と負の化合物が存在し、△
εが負の液晶材料を利用するものにはDS型、垂直配列
のGH型、DAP方式および二周波駆動方式などが知ら
れている。
の種類にはスメクチック液晶、コレステリック液晶およ
びネマチック液晶の3種類があり、各々の液晶には誘電
異方性(△ε)が正の化合物と負の化合物が存在し、△
εが負の液晶材料を利用するものにはDS型、垂直配列
のGH型、DAP方式および二周波駆動方式などが知ら
れている。
【0005】DS型はイオン性物質を溶解した△εが負
のネマチック液晶を水平又は垂直に配列させ、電場を印
加すると液晶の渦流が生じ、更に電圧を増加させると乱
流状態となって液晶分子は無秩序な状態となる。これに
より、周囲の配列と異なる微細な複屈折領域が無数にで
き、これらの領域の境界面で光が強く散乱されて白濁状
態となる現象を利用している。
のネマチック液晶を水平又は垂直に配列させ、電場を印
加すると液晶の渦流が生じ、更に電圧を増加させると乱
流状態となって液晶分子は無秩序な状態となる。これに
より、周囲の配列と異なる微細な複屈折領域が無数にで
き、これらの領域の境界面で光が強く散乱されて白濁状
態となる現象を利用している。
【0006】垂直配列のGH型は二色性染料を添加した
△εが負のネマチック液晶又はカイラルネマチック液晶
を用いる。二色性染料は液晶分子と平行に配列し、電場
印加により液晶分子の配列を変化させると二色性染料も
連動して変化する現象を利用している。電場無印加のと
きは無色で、電圧を上げるにつれて色が濃くなる。
△εが負のネマチック液晶又はカイラルネマチック液晶
を用いる。二色性染料は液晶分子と平行に配列し、電場
印加により液晶分子の配列を変化させると二色性染料も
連動して変化する現象を利用している。電場無印加のと
きは無色で、電圧を上げるにつれて色が濃くなる。
【0007】DAP方式は△εが負のネマチック液晶を
垂直配列させ、直交偏光子間に配置する。電場無印加の
場合には入射光は複屈折を受けないので第二の偏光子を
通過できない。電場印加の場合には液晶分子が傾斜する
ので、入射光は楕円偏光に変化し、一部の光が第二の偏
光子を通過するので干渉効果により透過光が着色する現
象を利用している。電圧の大きさに応じて各種のカラー
表示ができる。
垂直配列させ、直交偏光子間に配置する。電場無印加の
場合には入射光は複屈折を受けないので第二の偏光子を
通過できない。電場印加の場合には液晶分子が傾斜する
ので、入射光は楕円偏光に変化し、一部の光が第二の偏
光子を通過するので干渉効果により透過光が着色する現
象を利用している。電圧の大きさに応じて各種のカラー
表示ができる。
【0008】二周波駆動方式は印加電圧の周波数を増大
して行くと、△εの符号が正から負に変わるような特殊
なネマチック液晶を用いて、低い周波数と高い周波数を
組み合せて液晶分子の配列を変化させる駆動方式であ
り、高い周波数において△εの負の値を大きく取るため
には△εが負で大きな液晶材料が必要である。
して行くと、△εの符号が正から負に変わるような特殊
なネマチック液晶を用いて、低い周波数と高い周波数を
組み合せて液晶分子の配列を変化させる駆動方式であ
り、高い周波数において△εの負の値を大きく取るため
には△εが負で大きな液晶材料が必要である。
【0009】上記のような液晶表示素子のしきい値電圧
(Vth)は、例えば垂直配列のGH型やDAP方式の場
合には
(Vth)は、例えば垂直配列のGH型やDAP方式の場
合には
【数1】
(ここで、ε0 は真空誘電率、k33はベンドの弾性定数
を示す。)で与えられ、Vthは△εの絶対値が大きいほ
ど低くなることがわかる。
を示す。)で与えられ、Vthは△εの絶対値が大きいほ
ど低くなることがわかる。
【0010】液晶表示素子の特徴の一つとして駆動電圧
が低いことが挙げられるが、駆動電圧を下げるには上式
より△εが負でできるだけ大きな液晶材料が必要とな
る。そのような要望に応える液晶化合物として、
が低いことが挙げられるが、駆動電圧を下げるには上式
より△εが負でできるだけ大きな液晶材料が必要とな
る。そのような要望に応える液晶化合物として、
【化4】
などが提案されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上式中で化合物(II)
は△εは比較的負で大きな値を有するが、その液晶温度
範囲が室温より高いために母液晶のVthを充分下げるだ
け加えると結晶が析出し、また応答速度が遅くなる欠点
がある。
は△εは比較的負で大きな値を有するが、その液晶温度
範囲が室温より高いために母液晶のVthを充分下げるだ
け加えると結晶が析出し、また応答速度が遅くなる欠点
がある。
【0012】化合物(III )は△εが−20以上ある
が、融点が非常に高いため母液晶へ添加できる割合は限
度がありVthを充分さげることができない。
が、融点が非常に高いため母液晶へ添加できる割合は限
度がありVthを充分さげることができない。
【0013】化合物(IV)は化合物(III )の欠点を改
良したものであり、かなり低い融点を有し、△εは−1
7〜−18と大きく、母液晶のVthを相当下げることが
可能である。
良したものであり、かなり低い融点を有し、△εは−1
7〜−18と大きく、母液晶のVthを相当下げることが
可能である。
【0014】しかし、化合物(IV)の融点は80℃以上
あり、−20℃において液晶状態を保たねばならない実
用的な液晶組成物の成分としてその添加割合をVthが充
分下げられる程度まで高めることは難かしかった。
あり、−20℃において液晶状態を保たねばならない実
用的な液晶組成物の成分としてその添加割合をVthが充
分下げられる程度まで高めることは難かしかった。
【0015】そこで、本発明の目的は融点が低く、従来
の液晶材料との相容性が良好であり、△εの値が負で大
きい新規なエステル化合物を提供するところにある。ま
た、本発明の他の目的はその化合物を含有し低温で液晶
相を保ち、△εが負で大きな液晶組成物を提供すること
である。さらに、本発明の他の目的はその液晶組成物を
使用した低電圧駆動が可能な液晶表示素子を提供するこ
とである。
の液晶材料との相容性が良好であり、△εの値が負で大
きい新規なエステル化合物を提供するところにある。ま
た、本発明の他の目的はその化合物を含有し低温で液晶
相を保ち、△εが負で大きな液晶組成物を提供すること
である。さらに、本発明の他の目的はその液晶組成物を
使用した低電圧駆動が可能な液晶表示素子を提供するこ
とである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式
【化5】
(ここで、Rは炭素原子数が1〜10のアルキル基、m
およびnはm≧1、n≧0、m+n≦8を満足する整数
を示す。)で表わされるウステル化合物及びその化合物
を含有する液晶組成物及びその液晶組成物を使用した液
晶表示素子である。
およびnはm≧1、n≧0、m+n≦8を満足する整数
を示す。)で表わされるウステル化合物及びその化合物
を含有する液晶組成物及びその液晶組成物を使用した液
晶表示素子である。
【0017】化合物(I)は△εの値が−19〜−21
と負で非常に大きく、融点が60〜90℃と低いので、
この化合物を従来の液晶化合物と混合することにより△
εが負で充分大きな液晶組成物を得ることができる。
と負で非常に大きく、融点が60〜90℃と低いので、
この化合物を従来の液晶化合物と混合することにより△
εが負で充分大きな液晶組成物を得ることができる。
【0018】また、その液晶組成物をGH型やDAP方
式の液晶表示素子に用いることにより、駆動電圧がたい
へん低い液晶表示素子が得られる。
式の液晶表示素子に用いることにより、駆動電圧がたい
へん低い液晶表示素子が得られる。
【0019】化合物(I)を添加する母液晶の成分とし
ては、例えば次の液晶化合物が挙げられる。
ては、例えば次の液晶化合物が挙げられる。
【化6】
(ここで、RおよびR′はアルキル基又はアルコキシ
基、XはF又はClを示す。)これらの母液晶に化合物
(I)を添加する場合、一成分のみを添加しても効果が
あるが、数成分を適切に組み合せて添加した方がより効
果的である。その場合の添加割合は1〜30重量%の範
囲が可能であるが、母液晶との相容性および△εの大き
さ等を考慮すると1〜20重量%の範囲が好ましい。
基、XはF又はClを示す。)これらの母液晶に化合物
(I)を添加する場合、一成分のみを添加しても効果が
あるが、数成分を適切に組み合せて添加した方がより効
果的である。その場合の添加割合は1〜30重量%の範
囲が可能であるが、母液晶との相容性および△εの大き
さ等を考慮すると1〜20重量%の範囲が好ましい。
【0020】次に、化合物(I)の製造方法の一例を表
1に示すスキームにより説明する。
1に示すスキームにより説明する。
【表1】
(ここで、Rは炭素原子数が1〜10のアルキル基、m
およびnはm≧1、n≧0、m+n≦8を満足する整数
を示す。) ステップ1 4−アルキル安息香酸 クロライド(V)
と3,6−ジヒドロキシフタロニトリル(VI)を無水ピ
リジン中でエステル化して3−(4′−アルキルベンゾ
イルオキシ)−6−ヒドロキシフタロニトリル(VII )
を得る。
およびnはm≧1、n≧0、m+n≦8を満足する整数
を示す。) ステップ1 4−アルキル安息香酸 クロライド(V)
と3,6−ジヒドロキシフタロニトリル(VI)を無水ピ
リジン中でエステル化して3−(4′−アルキルベンゾ
イルオキシ)−6−ヒドロキシフタロニトリル(VII )
を得る。
【0021】ステップ2 化合物((VII)とアルケン−
1−オール(VIII)を無水テトラヒドロフラン中でジエ
チル アゾジカルボキシレート(DEAC)とトリフェ
ニルホスフィン(TPP)を用いてアルコキシ化して3
−(4′−アルキルベンゾイルオキシ)−6−アルケニ
ルオキシフタロニトリル(I)を得る。
1−オール(VIII)を無水テトラヒドロフラン中でジエ
チル アゾジカルボキシレート(DEAC)とトリフェ
ニルホスフィン(TPP)を用いてアルコキシ化して3
−(4′−アルキルベンゾイルオキシ)−6−アルケニ
ルオキシフタロニトリル(I)を得る。
【0022】
【実施例】以下、実施例により本発明のエステル化合物
及びそれを含有する液晶組成物及びその液晶組成物を用
いた液晶表示素子を更に詳しく説明する。 [実施例1](化合物の製造) 3−(4′−プロピルベンゾイルオキシ)−6−アリル
オキシフタロニトリルの製造方法。
及びそれを含有する液晶組成物及びその液晶組成物を用
いた液晶表示素子を更に詳しく説明する。 [実施例1](化合物の製造) 3−(4′−プロピルベンゾイルオキシ)−6−アリル
オキシフタロニトリルの製造方法。
【0023】ステップ1 無水ピリジン500cm3 に
3,6−ジヒドロキシフタロニトリル(アルドリッチ社
製)16.0gを溶解し、氷水浴上で撹拌しながら4−
プロピル安息香酸 クロライド18.3gを30分間で
滴下後、室温で一晩撹拌した。反応物を水1500cm3
中に注ぎ、析出した結晶を濾過し、水で充分洗浄した。
この結晶をトルエン500cm3 から再結晶し、さらにメ
タノールと水の混合溶媒から再結晶して3−(4′−プ
ロピルベンゾイルオキシ)−6−ヒドロキシフタロニト
リル20gを得た。
3,6−ジヒドロキシフタロニトリル(アルドリッチ社
製)16.0gを溶解し、氷水浴上で撹拌しながら4−
プロピル安息香酸 クロライド18.3gを30分間で
滴下後、室温で一晩撹拌した。反応物を水1500cm3
中に注ぎ、析出した結晶を濾過し、水で充分洗浄した。
この結晶をトルエン500cm3 から再結晶し、さらにメ
タノールと水の混合溶媒から再結晶して3−(4′−プ
ロピルベンゾイルオキシ)−6−ヒドロキシフタロニト
リル20gを得た。
【0024】ステップ2 3−(4′−プロピルベンゾ
イルオキシ−6−ヒドロキシフタロニトリル3.1g、
アリルアルコール0.9g、トリフェニルホスフィン
3.9gと無水テトラヒドロフラン50cm3 に溶解し、
この溶液を氷水浴上で撹拌しながらジエチル アゾジカ
ルボキシレート2.6gを滴下後、室温で一晩撹拌し
た。反応液中のテトラヒドロフランを留去し、残渣をメ
タノールから再結晶して3−(4′−プロピルベンゾイ
ルオキシ)−6−アリルオキシフタロニトリル2.1g
を得た。
イルオキシ−6−ヒドロキシフタロニトリル3.1g、
アリルアルコール0.9g、トリフェニルホスフィン
3.9gと無水テトラヒドロフラン50cm3 に溶解し、
この溶液を氷水浴上で撹拌しながらジエチル アゾジカ
ルボキシレート2.6gを滴下後、室温で一晩撹拌し
た。反応液中のテトラヒドロフランを留去し、残渣をメ
タノールから再結晶して3−(4′−プロピルベンゾイ
ルオキシ)−6−アリルオキシフタロニトリル2.1g
を得た。
【0025】この化合物の相転移温度をDSC(昇降温
度差;5℃/MIN )で測定した結果は次のとおりであっ
た。
度差;5℃/MIN )で測定した結果は次のとおりであっ
た。
【数2】
[実施例2〜6](化合物の製造)
実施例1と同様な製造方法により次の化合物を製造し
た。
た。
【0026】3−(4′−プロピルベンゾイルオキシ)
−6−(トランス−2″−ブテニルオキシ)フタロニト
リル(実施例2)
−6−(トランス−2″−ブテニルオキシ)フタロニト
リル(実施例2)
【数3】
3−(4′−プロピルベンゾイルオキシ)−6−(トラ
ンス−2″−ヘキセニルオキシ)フタロニトリル(実施
例3)
ンス−2″−ヘキセニルオキシ)フタロニトリル(実施
例3)
【数4】
3−(4′−ブチルベンゾイルオキシ)−6−(3″−
ブテニルオキシ)フタロニトリル(実施例4)
ブテニルオキシ)フタロニトリル(実施例4)
【数5】
3−(4′−ブチルベンゾイルオキシ)−6−(トラン
ス−3″−ヘキセニルオキシ)フタロニトリル(実施例
5)
ス−3″−ヘキセニルオキシ)フタロニトリル(実施例
5)
【数6】
3−(4′−ブチルベンゾイルオキシ)−6−アリルオ
キシフタロニトリル(実施例6)
キシフタロニトリル(実施例6)
【数7】
[実施例7](液晶組成物及び液晶表示素子)
表2に示す液晶組成物は△εが−1.3であり、N−I
点は72℃であり、−20℃で保存しても結晶の析出は
認められなかった。この液晶組成物を母液晶とし、その
0.9gに実施例1の3−(4′−プロピルベンゾイル
オキシ)−6−アリルオキシフタロニトリル0.1gを
混合した液晶組成物を作った。この液晶組成物を垂直配
向処理した液晶セルに封入し△εを測定して−3.15
を得た。外挿法により実施例1の化合物の△εは−20
と求められた。
点は72℃であり、−20℃で保存しても結晶の析出は
認められなかった。この液晶組成物を母液晶とし、その
0.9gに実施例1の3−(4′−プロピルベンゾイル
オキシ)−6−アリルオキシフタロニトリル0.1gを
混合した液晶組成物を作った。この液晶組成物を垂直配
向処理した液晶セルに封入し△εを測定して−3.15
を得た。外挿法により実施例1の化合物の△εは−20
と求められた。
【0027】また、表1の液晶組成物に二色性染料D−
35(BDH社製)をゲストとして1wt%添加した液
晶組成物を垂直配向処理した厚さ9μmの液晶セルに封
入し、電圧−光透過率特性を測定したところ、そのしき
い値電圧は3.75V、飽和電圧は6.2Vであった。
35(BDH社製)をゲストとして1wt%添加した液
晶組成物を垂直配向処理した厚さ9μmの液晶セルに封
入し、電圧−光透過率特性を測定したところ、そのしき
い値電圧は3.75V、飽和電圧は6.2Vであった。
【0028】次に、表2の液晶組成物0.9gに実施例
1の化合物0.1gおよびD−35を1wt%混合した
液晶組成物を上記と同様に液晶セルに封入して電圧−光
透過率特性を測定したところ、しきい値電圧は2.0
V、飽和電圧は3.1vであった。
1の化合物0.1gおよびD−35を1wt%混合した
液晶組成物を上記と同様に液晶セルに封入して電圧−光
透過率特性を測定したところ、しきい値電圧は2.0
V、飽和電圧は3.1vであった。
【表2】
[実施例8](液晶組成物及び液晶表示素子)
表3に示す液晶組成物を作り、25℃において誘電率一
周波数特性を測定したところ、クロスオーバー周波数は
約4kHzであり、低周波数領域での△εは6.0、高
周波領域の△εは−2.0であった。
周波数特性を測定したところ、クロスオーバー周波数は
約4kHzであり、低周波数領域での△εは6.0、高
周波領域の△εは−2.0であった。
【0029】次に、表3の液晶組成物0.9gと実施例
3の化合物0.1gを混合した液晶組成物について同様
な測定をしたところ、クロスオーバー周波数が2.5k
Hz、低周波領域および高周波領域での△εはそれぞれ
5.0および−4.5であった。
3の化合物0.1gを混合した液晶組成物について同様
な測定をしたところ、クロスオーバー周波数が2.5k
Hz、低周波領域および高周波領域での△εはそれぞれ
5.0および−4.5であった。
【表3】
【0030】
【発明の効果】以上、述べたように本発明のエステル化
合物は△εの値が負で非常に大きいことが明らかとなっ
た。また、本発明の化合物は他の液晶組成物との相容性
が良好であり、得られた液晶組成物は低温において結晶
の析出は見られず、GH型やDAP方式の液晶表示素子
に使用したところ低電圧駆動の液晶表示素子が得られる
ことが確認できた。
合物は△εの値が負で非常に大きいことが明らかとなっ
た。また、本発明の化合物は他の液晶組成物との相容性
が良好であり、得られた液晶組成物は低温において結晶
の析出は見られず、GH型やDAP方式の液晶表示素子
に使用したところ低電圧駆動の液晶表示素子が得られる
ことが確認できた。
【0031】したがって、本発明の化合物を含有する液
晶組成物はGH型、DAP方式、二周波駆動方式の液晶
表示素子の駆動電圧を下げるのにたいへん有効である。
晶組成物はGH型、DAP方式、二周波駆動方式の液晶
表示素子の駆動電圧を下げるのにたいへん有効である。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 湯田坂 美穂
長野県諏訪市大和3丁目3番5号セイコー
エプソン株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】一般式 【化1】 (ここで、Rは炭素原子数が1〜10のアルキル基、m
およびnはm≧1、n≧0、m+n≦8を満足する整数
を示す。)で表わされることを特徴とするエステル化合
物。 - 【請求項2】一般式 【化2】 (ここで、Rは炭素原子数が1〜10のアルキル基、m
およびnはm≧1、n≧0、m+n≦8を満足する整数
を示す。)で表わされるエステル化合物を少なくとも一
種類含有することを特徴とする液晶組成物。。 - 【請求項3】一般式 【化3】 (ここで、Rは炭素原子数が1〜10のアルキル基、m
およびnはm≧1、n≧0、m+n≦8を満足する整数
を示す。)で表わされるエステル化合物を少なくとも一
種類含有する液晶組成物を使用することを特徴とする液
晶表示素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3151520A JPH051013A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | エステル化合物及び液晶組成物及び液晶表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3151520A JPH051013A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | エステル化合物及び液晶組成物及び液晶表示素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH051013A true JPH051013A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=15520315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3151520A Pending JPH051013A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | エステル化合物及び液晶組成物及び液晶表示素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH051013A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN121717972A (zh) * | 2026-02-11 | 2026-03-24 | 中国人民解放军国防科技大学 | 一种含芳基亚胺结构的液晶型邻苯二甲腈树脂及其制备方法和应用 |
-
1991
- 1991-06-24 JP JP3151520A patent/JPH051013A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN121717972A (zh) * | 2026-02-11 | 2026-03-24 | 中国人民解放军国防科技大学 | 一种含芳基亚胺结构的液晶型邻苯二甲腈树脂及其制备方法和应用 |
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