JPH05101471A - 光磁気記録再生方法 - Google Patents
光磁気記録再生方法Info
- Publication number
- JPH05101471A JPH05101471A JP26063891A JP26063891A JPH05101471A JP H05101471 A JPH05101471 A JP H05101471A JP 26063891 A JP26063891 A JP 26063891A JP 26063891 A JP26063891 A JP 26063891A JP H05101471 A JPH05101471 A JP H05101471A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magneto
- recording
- reproducing
- reproduction
- optical recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 1回のみの再生を行い、再生直後に自動的に
記録消去が行われ、且つその光磁気記録媒体の磁性層構
成が簡単で、超解像の再生を行い得る記録再生方法を提
供する。 【構成】 記録時に、光磁気記録媒体10に対し、カッ
トオフ空間周波数以上の空間周波数成分を含む情報記録
ピット11の記録をなし、再生時に、再生用光スポット
12内に、情報記録ピット11を消失させる高温領域1
3を形成する再生用光パワーに選定し、再生用光スポッ
ト12内の高温領域13を除いた低温領域14における
情報記録ピット11のみを磁気光学効果により再生す
る。
記録消去が行われ、且つその光磁気記録媒体の磁性層構
成が簡単で、超解像の再生を行い得る記録再生方法を提
供する。 【構成】 記録時に、光磁気記録媒体10に対し、カッ
トオフ空間周波数以上の空間周波数成分を含む情報記録
ピット11の記録をなし、再生時に、再生用光スポット
12内に、情報記録ピット11を消失させる高温領域1
3を形成する再生用光パワーに選定し、再生用光スポッ
ト12内の高温領域13を除いた低温領域14における
情報記録ピット11のみを磁気光学効果により再生す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気記録再生方式、
特に例えば高密度記録がなされた光磁気記録媒体に対す
る超解像度再生を行う光磁気記録再生方式に係わる。
特に例えば高密度記録がなされた光磁気記録媒体に対す
る超解像度再生を行う光磁気記録再生方式に係わる。
【0002】
【従来の技術】レーザ光照射による局部的加熱によって
情報記録ピット即ちバブル磁区を形成し、この記録情報
を光磁気相互作用即ちカー効果或いはファラデー効果に
よって読み出す光磁気記録再生方法においては、その光
磁気記録の記録密度を上げるには、その記録ピットの微
小化をはかることになるが、この場合その再生時の解像
度(分解能)が問題となって来る。この解像度は、再生
時のレーザ波長、対物レンズの開口数NAによって決定
されており、記録密度はいわゆるカットオフ空間周波数
2NA/λによって制限されている。
情報記録ピット即ちバブル磁区を形成し、この記録情報
を光磁気相互作用即ちカー効果或いはファラデー効果に
よって読み出す光磁気記録再生方法においては、その光
磁気記録の記録密度を上げるには、その記録ピットの微
小化をはかることになるが、この場合その再生時の解像
度(分解能)が問題となって来る。この解像度は、再生
時のレーザ波長、対物レンズの開口数NAによって決定
されており、記録密度はいわゆるカットオフ空間周波数
2NA/λによって制限されている。
【0003】通常一般の光磁気記録再生方式を図5を参
照して説明する。図5Aは記録パターンの模式的上面図
を示すもので、例えば両側が溝即ちグルーブ21によっ
て挟まれたランド部22に斜線を付して示す記録ピット
24が2値情報の“1”または“0”に応じて記録され
た光磁気記録媒体10例えば光磁気ディスクについて、
その再生方法を説明する。
照して説明する。図5Aは記録パターンの模式的上面図
を示すもので、例えば両側が溝即ちグルーブ21によっ
て挟まれたランド部22に斜線を付して示す記録ピット
24が2値情報の“1”または“0”に応じて記録され
た光磁気記録媒体10例えば光磁気ディスクについて、
その再生方法を説明する。
【0004】いま読み出しレーザ光の光磁気記録媒体1
0上でのビームスポットが符号26で示す円形スポット
である場合について見る。このとき、図5Aに示すよう
に1つのビームスポット26内に1個の記録ピット24
しか存在することができないようにピット間隔の選定が
なされている場合は、図5B或いは図5Cに示すよう
に、スポット6内に記録ピット24があるかないかの二
態様をとることになる。したがって記録ピット24が等
間隔に配列されている場合は、その出力波形は例えば図
5Dに示すように、基準レベル0に対して正負に反転す
る例えば正弦波出力となる。
0上でのビームスポットが符号26で示す円形スポット
である場合について見る。このとき、図5Aに示すよう
に1つのビームスポット26内に1個の記録ピット24
しか存在することができないようにピット間隔の選定が
なされている場合は、図5B或いは図5Cに示すよう
に、スポット6内に記録ピット24があるかないかの二
態様をとることになる。したがって記録ピット24が等
間隔に配列されている場合は、その出力波形は例えば図
5Dに示すように、基準レベル0に対して正負に反転す
る例えば正弦波出力となる。
【0005】ところが、図6Aに記録パターンの模式的
上面図を示すように、記録ピット24が高密度に配列さ
れている場合はビームスポット26内に複数の記録ピッ
ト24が入り込んでくる。いま例えば隣り合う3つの記
録ピット24a,24b,24cについて見ると、図6
B及び図6Cに示すように、1つのビームスポット26
に隣り合う記録ピット24aと24bが入り込んで来る
場合と、24bと24cが入り込んで来る場合とで、再
生出力に変化が生じないため、その再生出力波形は図6
Dに示すように、例えば直線的になって、両者の識別が
できない。
上面図を示すように、記録ピット24が高密度に配列さ
れている場合はビームスポット26内に複数の記録ピッ
ト24が入り込んでくる。いま例えば隣り合う3つの記
録ピット24a,24b,24cについて見ると、図6
B及び図6Cに示すように、1つのビームスポット26
に隣り合う記録ピット24aと24bが入り込んで来る
場合と、24bと24cが入り込んで来る場合とで、再
生出力に変化が生じないため、その再生出力波形は図6
Dに示すように、例えば直線的になって、両者の識別が
できない。
【0006】このように、従来一般の光磁気記録再生方
式では、光磁気記録媒体10上に記録された記録ピット
24をそのままの状態で読み出すことから、高密度記
録、即ち高密度記録ピットの形成が可能であったとして
も、その再生時の解像度の制約から、S/N(C/N)
の問題が生じ、十分な高密度記録再生ができない。
式では、光磁気記録媒体10上に記録された記録ピット
24をそのままの状態で読み出すことから、高密度記
録、即ち高密度記録ピットの形成が可能であったとして
も、その再生時の解像度の制約から、S/N(C/N)
の問題が生じ、十分な高密度記録再生ができない。
【0007】このようなS/N(C/N)の問題を解決
するには、再生時の解像度の改善をはかることが必要と
なるが、この解像度はレーザ波長、レンズの開口数等に
よって制約されるという問題がある。このような問題点
の解決をはかるものとして、本出願人は先に超解像度
(超分解能)光磁気記録再生方式(以下MSRという)
の提案をした(例えば特開平3−88156号公報、特
開平3−93058号公報、特開平3−97140号公
報)。
するには、再生時の解像度の改善をはかることが必要と
なるが、この解像度はレーザ波長、レンズの開口数等に
よって制約されるという問題がある。このような問題点
の解決をはかるものとして、本出願人は先に超解像度
(超分解能)光磁気記録再生方式(以下MSRという)
の提案をした(例えば特開平3−88156号公報、特
開平3−93058号公報、特開平3−97140号公
報)。
【0008】このMSRについて説明すると、このMS
Rでは、光磁気記録媒体と再生用ビームスポット26と
の相対的移動による温度分布を利用して光磁気記録媒体
の記録ピット24を、再生時においては、所定の温度領
域においてのみ発生させるようにして結果的に再生の高
解像度化をはかるものである。
Rでは、光磁気記録媒体と再生用ビームスポット26と
の相対的移動による温度分布を利用して光磁気記録媒体
の記録ピット24を、再生時においては、所定の温度領
域においてのみ発生させるようにして結果的に再生の高
解像度化をはかるものである。
【0009】このMSR方式の例としては、いわゆる浮
出し型の再生方式と、消滅型の再生方式とが考えられ
る。
出し型の再生方式と、消滅型の再生方式とが考えられ
る。
【0010】先ず浮出し型のMSR方式について図7を
参照して説明する。図7Aは光磁気記録媒体10の記録
パターンを示す模式的上面図で、図7Bはその磁化態様
を示す模式的断面図である。この場合図7Aに示すよう
に、レーザビームによるビームスポット26に対して光
磁気記録媒体10が矢印Dで示す方向に相対的に移動す
るようになされている。この場合、例えば図7Bに示す
ように、少なくとも垂直磁化膜より成る再生層31と、
記録層33とを有し、更に望ましくは両層31及び33
間に介在される中間層32とを有して成る光磁気記録媒
体10例えば光磁気ディスクが用いられる。図中実線矢
印は、その磁気モーメントの向きを模式的に示したもの
で、図示の例では下向きが初期状態即ち2値の“0”ま
たは“1”で、これに図において上向きの磁化による磁
区をもって2値の“1”または“0”として、少なくと
も記録層33に情報記録ピット24が形成される。
参照して説明する。図7Aは光磁気記録媒体10の記録
パターンを示す模式的上面図で、図7Bはその磁化態様
を示す模式的断面図である。この場合図7Aに示すよう
に、レーザビームによるビームスポット26に対して光
磁気記録媒体10が矢印Dで示す方向に相対的に移動す
るようになされている。この場合、例えば図7Bに示す
ように、少なくとも垂直磁化膜より成る再生層31と、
記録層33とを有し、更に望ましくは両層31及び33
間に介在される中間層32とを有して成る光磁気記録媒
体10例えば光磁気ディスクが用いられる。図中実線矢
印は、その磁気モーメントの向きを模式的に示したもの
で、図示の例では下向きが初期状態即ち2値の“0”ま
たは“1”で、これに図において上向きの磁化による磁
区をもって2値の“1”または“0”として、少なくと
も記録層33に情報記録ピット24が形成される。
【0011】このような光磁気記録媒体10において、
その再生態様を説明すると、先ず外部から初期化磁界H
iを印加して、再生層31を図において下向きに磁化し
て初期化する。即ち、再生層31において、記録ピット
24が消滅するが、このとき記録ピット24を有する部
分において、再生層31と記録層33との磁化の向きが
中間層32に生じた磁壁によって逆向きに保持されるよ
うになされているので、記録ピット24は、潜像記録ピ
ット41として残る。
その再生態様を説明すると、先ず外部から初期化磁界H
iを印加して、再生層31を図において下向きに磁化し
て初期化する。即ち、再生層31において、記録ピット
24が消滅するが、このとき記録ピット24を有する部
分において、再生層31と記録層33との磁化の向きが
中間層32に生じた磁壁によって逆向きに保持されるよ
うになされているので、記録ピット24は、潜像記録ピ
ット41として残る。
【0012】一方光磁気記録媒体10には初期化磁界H
iとは逆向きの再生磁界Hrを少なくともその再生部で
与える。この状態で媒体10の移動に伴って初期化され
た潜像記録ピット41を有する領域がビームスポット2
6下に入り、ビームスポット26下の先端側図において
左側へと移行して来るとビーム照射時間が実質的に長く
なることからスポット26の先端側に、破線aで囲んで
示すように、実質的に高温領域34が生じ、この領域3
4では中間層32の磁壁が消滅し、その交換力で記録層
33の磁化が再生層31に転写され、記録層33に存在
していた潜像記録ピット41が再生層33に再生し得る
記録ピット24として浮き出される。
iとは逆向きの再生磁界Hrを少なくともその再生部で
与える。この状態で媒体10の移動に伴って初期化され
た潜像記録ピット41を有する領域がビームスポット2
6下に入り、ビームスポット26下の先端側図において
左側へと移行して来るとビーム照射時間が実質的に長く
なることからスポット26の先端側に、破線aで囲んで
示すように、実質的に高温領域34が生じ、この領域3
4では中間層32の磁壁が消滅し、その交換力で記録層
33の磁化が再生層31に転写され、記録層33に存在
していた潜像記録ピット41が再生層33に再生し得る
記録ピット24として浮き出される。
【0013】従ってこの再生層31における磁化の向き
によるカー効果或いはファラデー効果によるビームスポ
ット26の偏光面の回転を検出すれば、この記録ピット
24を読み出すことができる。そしてこのときビームス
ポット26内の高温領域34以外の低温領域36におい
ては、潜像記録ピット41が再生層31に浮き出され
ず、結局幅狭の高温領域34においてのみ読み出し可能
な記録ピット24が存在することになって、結果的にビ
ームスポット26内に複数の記録ピット24が入り込む
場合においても、即ち高密度記録の光磁気記録媒体10
においても単一の記録ピット24のみを読み出すことが
でき、高解像度再生を行うことができる。
によるカー効果或いはファラデー効果によるビームスポ
ット26の偏光面の回転を検出すれば、この記録ピット
24を読み出すことができる。そしてこのときビームス
ポット26内の高温領域34以外の低温領域36におい
ては、潜像記録ピット41が再生層31に浮き出され
ず、結局幅狭の高温領域34においてのみ読み出し可能
な記録ピット24が存在することになって、結果的にビ
ームスポット26内に複数の記録ピット24が入り込む
場合においても、即ち高密度記録の光磁気記録媒体10
においても単一の記録ピット24のみを読み出すことが
でき、高解像度再生を行うことができる。
【0014】次に消滅型のMSRについて図8を参照し
て説明する。図8Aは光磁気記録媒体10の記録パター
ンを示す模式的上面図で、図8Bはその磁化態様を示す
模式的断面図である。図8A及びBにおいて、図7A及
び図7Bに対応する部分には同一符号を付して重複説明
を省略する。この場合においては初期化磁界Hiを必要
としないものである。
て説明する。図8Aは光磁気記録媒体10の記録パター
ンを示す模式的上面図で、図8Bはその磁化態様を示す
模式的断面図である。図8A及びBにおいて、図7A及
び図7Bに対応する部分には同一符号を付して重複説明
を省略する。この場合においては初期化磁界Hiを必要
としないものである。
【0015】この場合、高温領域34において中間層3
2のキュリー点以上になるように、例えばレーザビーム
パワーや中間層32の材料を選定する。これによって、
レーザビームスポット26内の高温領域34においては
外部から印加する再生磁界Hrによって図において下向
きに磁化が揃えられ、再生層31における記録ピット2
4が消滅するようにする。一方この中間層32の磁化が
消滅した状態においても、記録層33においては記録ピ
ット24が潜像記録ピット41として残存するようにこ
の記録層33の保磁力等の諸条件を設定する。
2のキュリー点以上になるように、例えばレーザビーム
パワーや中間層32の材料を選定する。これによって、
レーザビームスポット26内の高温領域34においては
外部から印加する再生磁界Hrによって図において下向
きに磁化が揃えられ、再生層31における記録ピット2
4が消滅するようにする。一方この中間層32の磁化が
消滅した状態においても、記録層33においては記録ピ
ット24が潜像記録ピット41として残存するようにこ
の記録層33の保磁力等の諸条件を設定する。
【0016】一方低温領域34内では、再生層31に、
記録層33の磁化即ち記録ピット24が転写されて再生
可能な状態で保持されるようになされる。つまり、この
消滅型MSR方式では、ビームスポット26の低温領域
36内の記録ピットについての再生を行うことができる
ようにして解像度の向上をはかる。
記録層33の磁化即ち記録ピット24が転写されて再生
可能な状態で保持されるようになされる。つまり、この
消滅型MSR方式では、ビームスポット26の低温領域
36内の記録ピットについての再生を行うことができる
ようにして解像度の向上をはかる。
【0017】上述の浮出し型及び消滅型のMSR方式に
よれば、その再生レーザービームスポットの一部の領域
における記録ピットを再生するようにしたので、再生時
の解像度の向上がはかられる。
よれば、その再生レーザービームスポットの一部の領域
における記録ピットを再生するようにしたので、再生時
の解像度の向上がはかられる。
【0018】しかしながら、上述したようにこれらMS
R方式においては、光磁気記録媒体の磁性層を多層構造
とする必要があり、その構造が複雑であり、また材料選
定の自由度が低いという不都合が生じる恐れがある。
R方式においては、光磁気記録媒体の磁性層を多層構造
とする必要があり、その構造が複雑であり、また材料選
定の自由度が低いという不都合が生じる恐れがある。
【0019】一方、通常一般の光磁気記録媒体では、記
録情報の再生を行っただけでは記録内容は消去されずに
そのまま残っているので、その再生が1回のみ必要で、
その後は機密保持などの目的で、この記録内容を消去し
てしまいたい場合においては、特別の消磁器を用いると
か、記録トラックを消去して行くなどの手間を要する。
録情報の再生を行っただけでは記録内容は消去されずに
そのまま残っているので、その再生が1回のみ必要で、
その後は機密保持などの目的で、この記録内容を消去し
てしまいたい場合においては、特別の消磁器を用いると
か、記録トラックを消去して行くなどの手間を要する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、特に1回の
再生のみを必要とするものの、この1回の再生後には、
記録情報を消去する必要がある場合に用いる光磁気記録
媒体において、上述したMSR方式におけるように光磁
気記録媒体の磁性層を複雑な構造とすることなく、簡単
な磁性層構造を採って超解像度の再生を行うことのでき
る記録再生方法を提供する。
再生のみを必要とするものの、この1回の再生後には、
記録情報を消去する必要がある場合に用いる光磁気記録
媒体において、上述したMSR方式におけるように光磁
気記録媒体の磁性層を複雑な構造とすることなく、簡単
な磁性層構造を採って超解像度の再生を行うことのでき
る記録再生方法を提供する。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明光磁気記録再生方
法の一例の略線的説明図を図1に示す。本発明は、図1
に示すように、記録時に、光磁気記録媒体10に対し、
カットオフ空間周波数以上の空間周波数成分を含む情報
記録ピット11の記録をなし、再生時に、再生用光スポ
ット12内に、情報記録ピット11を消失させる高温領
域13を形成する再生用光パワーに選定し、再生用光ス
ポット12内の高温領域13を除いた低温領域14にお
ける情報記録ピット11のみを磁気光学効果により再生
する。
法の一例の略線的説明図を図1に示す。本発明は、図1
に示すように、記録時に、光磁気記録媒体10に対し、
カットオフ空間周波数以上の空間周波数成分を含む情報
記録ピット11の記録をなし、再生時に、再生用光スポ
ット12内に、情報記録ピット11を消失させる高温領
域13を形成する再生用光パワーに選定し、再生用光ス
ポット12内の高温領域13を除いた低温領域14にお
ける情報記録ピット11のみを磁気光学効果により再生
する。
【0022】
【作用】本発明光磁気記録再生方法は、再生用光スポッ
ト12内に生じる光磁気記録媒体10上の温度分布を利
用するものである。図1Aにおいて10はカットオフ空
間周波数以上の空間周波数成分を含む情報記録ピット1
1(11A、11B‥‥)が記録された光磁気記録媒体
で、この光磁気記録媒体10が図1Aにおいて矢印aで
示す進行方向に移行すると、再生用光スポット12に入
り込む直前から、レーザビーム照射によって温度が上昇
し、熱伝導の関係により、照射強度の最も強い再生用光
スポット12の中心よりやや前方の領域が最高温度とな
るような温度分布が生じる。
ト12内に生じる光磁気記録媒体10上の温度分布を利
用するものである。図1Aにおいて10はカットオフ空
間周波数以上の空間周波数成分を含む情報記録ピット1
1(11A、11B‥‥)が記録された光磁気記録媒体
で、この光磁気記録媒体10が図1Aにおいて矢印aで
示す進行方向に移行すると、再生用光スポット12に入
り込む直前から、レーザビーム照射によって温度が上昇
し、熱伝導の関係により、照射強度の最も強い再生用光
スポット12の中心よりやや前方の領域が最高温度とな
るような温度分布が生じる。
【0023】図1Bに、図1AにおけるC−C線上の略
線的拡大断面図を示す。実線矢印hは光磁気記録媒体1
0内の磁気モーメントを模式的に示したもので、上述の
スポット12の照射による温度分布を実線tで示し、再
生用光スポット12の光強度分布を実線sで示す。この
とき、光磁気記録媒体10のスポット12に対する相対
的移行速度や、再生用光パワー等を適切に選定すること
によって、スポット12内に、所定温度以上の高温領域
13と、所定温度未満の低温領域14とを生じさせ、更
にスポット12内の複数の情報記録ピットのうち1つの
みが低温領域13内に存在するように、各領域13及び
14の占める範囲を選定することができる。
線的拡大断面図を示す。実線矢印hは光磁気記録媒体1
0内の磁気モーメントを模式的に示したもので、上述の
スポット12の照射による温度分布を実線tで示し、再
生用光スポット12の光強度分布を実線sで示す。この
とき、光磁気記録媒体10のスポット12に対する相対
的移行速度や、再生用光パワー等を適切に選定すること
によって、スポット12内に、所定温度以上の高温領域
13と、所定温度未満の低温領域14とを生じさせ、更
にスポット12内の複数の情報記録ピットのうち1つの
みが低温領域13内に存在するように、各領域13及び
14の占める範囲を選定することができる。
【0024】そして特に本発明方法においては、再生時
に、このスポット12内に生じる高温領域13において
情報記録ピット11Bが消失するように再生用光パワー
を選定することから、この高温領域13をマスクとし
て、スポット12内の複数の情報記録ピットのうち低温
領域14内の1つの情報記録ピット11Aのみを磁気光
学効果によって再生することができる。
に、このスポット12内に生じる高温領域13において
情報記録ピット11Bが消失するように再生用光パワー
を選定することから、この高温領域13をマスクとし
て、スポット12内の複数の情報記録ピットのうち低温
領域14内の1つの情報記録ピット11Aのみを磁気光
学効果によって再生することができる。
【0025】またこのように高温領域13内において情
報ピットが磁化消失されるので、いわば再生直後に自動
的に光磁気記録媒体10の初期化が行われることとな
る。つまり、1回の再生のみがなされ、その後は特別の
消去動作を必要とせずに記録内容が消失されるものであ
る。
報ピットが磁化消失されるので、いわば再生直後に自動
的に光磁気記録媒体10の初期化が行われることとな
る。つまり、1回の再生のみがなされ、その後は特別の
消去動作を必要とせずに記録内容が消失されるものであ
る。
【0026】
【実施例】以下図1〜図4を参照して本発明光磁気記録
再生方法の各例について説明する。この例では、各例共
に、図2に本発明方法を実施する記録再生装置の一例の
構成図を示すように、光磁気記録媒体10の所定位置に
例えば集光レンズ16によってレーザビームを照射させ
ると共に、その反射光を読み出して記録再生を行うもの
である。この例では、光磁気記録媒体10に対し、記録
時またはある場合には再生時に磁界発生手段9によって
外部磁界Hexが印加されるようになされている。
再生方法の各例について説明する。この例では、各例共
に、図2に本発明方法を実施する記録再生装置の一例の
構成図を示すように、光磁気記録媒体10の所定位置に
例えば集光レンズ16によってレーザビームを照射させ
ると共に、その反射光を読み出して記録再生を行うもの
である。この例では、光磁気記録媒体10に対し、記録
時またはある場合には再生時に磁界発生手段9によって
外部磁界Hexが印加されるようになされている。
【0027】光磁気記録媒体10は例えばポリカーボネ
イト等より成る光透過性の基板1上に、SiN等より成
り厚さ例えば1100Åの誘電体層2、TbFeCo等
より成り厚さ例えば300Åの磁性層3、SiN等より
成り厚さ例えば450Åの誘電体層4、更にAl等より
成り厚さ例えば700Åの熱制御層5とが順次スパッタ
リング等により被着形成されて成る。
イト等より成る光透過性の基板1上に、SiN等より成
り厚さ例えば1100Åの誘電体層2、TbFeCo等
より成り厚さ例えば300Åの磁性層3、SiN等より
成り厚さ例えば450Åの誘電体層4、更にAl等より
成り厚さ例えば700Åの熱制御層5とが順次スパッタ
リング等により被着形成されて成る。
【0028】このような装置構成において、先ず光磁気
記録媒体10に対してカットオフ空間周波数以上の周波
数成分をもつ高密度記録を行う。
記録媒体10に対してカットオフ空間周波数以上の周波
数成分をもつ高密度記録を行う。
【0029】この光磁気記録媒体10に対する再生方法
について図1を参照して説明する。図1においては、情
報記録ピットを消失させるために、高温領域13におい
て磁化が消失するキュリー温度以上に昇温させる場合で
ある。上述したように光磁気記録媒体10の記録トラッ
ク8上には高密度の記録がなされ、再生用光スポット1
2内に例えば2つの情報記録ピット11A及び11Bが
入るようになされている。
について図1を参照して説明する。図1においては、情
報記録ピットを消失させるために、高温領域13におい
て磁化が消失するキュリー温度以上に昇温させる場合で
ある。上述したように光磁気記録媒体10の記録トラッ
ク8上には高密度の記録がなされ、再生用光スポット1
2内に例えば2つの情報記録ピット11A及び11Bが
入るようになされている。
【0030】このとき、再生用光の照射によって、光磁
気記録媒体10が矢印aで示す進行方向に移行すると、
前述したように、再生用光の照射によって温度が上昇
し、熱伝導の関係によって、再生用光スポット12の中
心よりやや前方の領域が最高温度となるような温度分布
が生じる。
気記録媒体10が矢印aで示す進行方向に移行すると、
前述したように、再生用光の照射によって温度が上昇
し、熱伝導の関係によって、再生用光スポット12の中
心よりやや前方の領域が最高温度となるような温度分布
が生じる。
【0031】そしてこの場合、図1Bにおいて実線tで
示すように、この昇温によってスポット12の一部を含
むある領域が、磁性層3のキュリー温度Tc以上となる
ように、即ち磁化が消失する磁化消失領域15となるよ
うに再生用光パワーを選定する。即ちスポット12内に
は、磁化消失領域15の一部であり、磁性層3がキュリ
ー温度以上となる高温領域13と、キュリー温度未満の
低温領域14とを生じさせる。そして更にこの低温領域
14内の記録トラック8上には、1つの情報記録ピット
11Aのみが存在し、高温領域13内には、低温領域1
4を通過したピット11Bのみが入り込むように、例え
ば光磁気記録媒体10の移行速度、或いは磁性層3や熱
制御層5の材料、厚さ等を適切に選定する。
示すように、この昇温によってスポット12の一部を含
むある領域が、磁性層3のキュリー温度Tc以上となる
ように、即ち磁化が消失する磁化消失領域15となるよ
うに再生用光パワーを選定する。即ちスポット12内に
は、磁化消失領域15の一部であり、磁性層3がキュリ
ー温度以上となる高温領域13と、キュリー温度未満の
低温領域14とを生じさせる。そして更にこの低温領域
14内の記録トラック8上には、1つの情報記録ピット
11Aのみが存在し、高温領域13内には、低温領域1
4を通過したピット11Bのみが入り込むように、例え
ば光磁気記録媒体10の移行速度、或いは磁性層3や熱
制御層5の材料、厚さ等を適切に選定する。
【0032】このように、スポット12内の複数の情報
記録ピットのうち、情報記録ピット11Bをキュリー温
度以上となる高温領域13に入り込ませることによっ
て、磁化を消失させて即ちマスクさせることができるた
め、1つの情報記録ピット11Aのみを磁気光学効果に
よって読み出すことができ、簡単な光磁気記録媒体構成
をもって超解像度の再生を行うことができる。
記録ピットのうち、情報記録ピット11Bをキュリー温
度以上となる高温領域13に入り込ませることによっ
て、磁化を消失させて即ちマスクさせることができるた
め、1つの情報記録ピット11Aのみを磁気光学効果に
よって読み出すことができ、簡単な光磁気記録媒体構成
をもって超解像度の再生を行うことができる。
【0033】また、再生後には、この読み出した情報記
録ピット11Aが光磁気記録媒体10の移行によって高
温領域13に入り込むため、再生直後に自動的に記録消
去が行われることとなり、何らの特別の手段を設けるこ
となく初期化を行うことができて、再生後に記録情報を
消去する必要がある場合において、記録再生装置の簡略
化をはかることできる。
録ピット11Aが光磁気記録媒体10の移行によって高
温領域13に入り込むため、再生直後に自動的に記録消
去が行われることとなり、何らの特別の手段を設けるこ
となく初期化を行うことができて、再生後に記録情報を
消去する必要がある場合において、記録再生装置の簡略
化をはかることできる。
【0034】次に、図3A及びBを参照して本発明光磁
気記録再生方法の他の例を説明する。図3A及びBにお
いて、図1A及びBに対応する部分には同一符号を付し
て重複説明を省略する。この例においては、高温領域1
3内の光磁気記録媒体10が、外部磁界の方向に磁化の
向きが揃ういわゆる磁化反転温度以上となり、且つキュ
リー温度未満となるように温度を設定するもので、再生
時には図2において示した磁界発生手段9によって外部
磁界Hexを印加するようになす。
気記録再生方法の他の例を説明する。図3A及びBにお
いて、図1A及びBに対応する部分には同一符号を付し
て重複説明を省略する。この例においては、高温領域1
3内の光磁気記録媒体10が、外部磁界の方向に磁化の
向きが揃ういわゆる磁化反転温度以上となり、且つキュ
リー温度未満となるように温度を設定するもので、再生
時には図2において示した磁界発生手段9によって外部
磁界Hexを印加するようになす。
【0035】この場合においても、再生用光スポット1
2内には2つの情報記録ピット11A及び11Bが存在
する場合で、図3Bに実線tで示すように、光磁気記録
媒体10が再生用光の照射によって徐々に温度上昇し、
ある範囲で上述したように外部磁界Hexの向きに磁化が
揃う磁化反転温度Tr以上となるように、また最高温度
がキュリー温度以上とならないように再生用光のパワー
を選定する。このとき、磁化反転温度Tr以上の磁化反
転領域16においては、磁化は外部磁界Hexの向きに揃
えられる。
2内には2つの情報記録ピット11A及び11Bが存在
する場合で、図3Bに実線tで示すように、光磁気記録
媒体10が再生用光の照射によって徐々に温度上昇し、
ある範囲で上述したように外部磁界Hexの向きに磁化が
揃う磁化反転温度Tr以上となるように、また最高温度
がキュリー温度以上とならないように再生用光のパワー
を選定する。このとき、磁化反転温度Tr以上の磁化反
転領域16においては、磁化は外部磁界Hexの向きに揃
えられる。
【0036】そしてこの場合、再生用光スポット12内
においては、磁化反転温度Tr未満の低温領域14内に
は1つの情報記録ピット11Aのみが存在し、磁化反転
領域16に含まれる高温領域13内には他の情報記録ピ
ット11Bが入り込むように、光磁気記録媒体10の移
行速度、磁性層3の材料等を選定する。
においては、磁化反転温度Tr未満の低温領域14内に
は1つの情報記録ピット11Aのみが存在し、磁化反転
領域16に含まれる高温領域13内には他の情報記録ピ
ット11Bが入り込むように、光磁気記録媒体10の移
行速度、磁性層3の材料等を選定する。
【0037】このような構成とすることによって、再生
用光スポット12内の情報記録ピット11Bは、その情
報によらずに常に外部磁界Hexと同じ向きの磁化に揃え
られ、情報記録ピット11Aの情報に対応する磁化の向
きに応じて磁気光学効果の変化が得られることとなり、
つまりこの情報記録ピット11Aのみを読み出すことが
できて、超解像度の再生を行うことができる。
用光スポット12内の情報記録ピット11Bは、その情
報によらずに常に外部磁界Hexと同じ向きの磁化に揃え
られ、情報記録ピット11Aの情報に対応する磁化の向
きに応じて磁気光学効果の変化が得られることとなり、
つまりこの情報記録ピット11Aのみを読み出すことが
できて、超解像度の再生を行うことができる。
【0038】またこの場合においても、読み出した情報
記録ピット11Aは、光磁気記録媒体10の移行に従っ
て高温領域13内に入り込み、ここにおいて外部磁界H
exに磁化の向きが揃えられることとなり、従って、再生
後には自動的に情報記録ピット11が消去される。この
ため、再生後に機密保持等のために記録情報を消去する
必要がある場合において、何らの消去手段を設ける必要
がなく、記録再生装置の簡略化をはかることができる。
記録ピット11Aは、光磁気記録媒体10の移行に従っ
て高温領域13内に入り込み、ここにおいて外部磁界H
exに磁化の向きが揃えられることとなり、従って、再生
後には自動的に情報記録ピット11が消去される。この
ため、再生後に機密保持等のために記録情報を消去する
必要がある場合において、何らの消去手段を設ける必要
がなく、記録再生装置の簡略化をはかることができる。
【0039】次に、図4A及びBを参照して本発明光磁
気記録再生方法の他の例を説明する。図4A及びBにお
いて、図1A及びBに対応する部分には同一符号を付し
て重複説明を省略する。
気記録再生方法の他の例を説明する。図4A及びBにお
いて、図1A及びBに対応する部分には同一符号を付し
て重複説明を省略する。
【0040】この場合、図3において説明した例と同様
に、高温領域13の光磁気記録媒体10が磁化反転温度
以上となるようにするものであるが、特にその最高温度
が磁性層3のキュリー温度以上となって、磁化反転領域
16中の一部に磁化消失領域15が形成される場合を示
す。このように、磁化反転領域16の中にキュリー温度
以上となって磁化が消失する磁化消失領域15が存在す
る場合においても、上述の図3において説明した例と同
様に、この磁化消失領域15と磁化反転領域16の一部
に重なるスポット12内の高温領域13において、情報
記録ピット11Bの磁化が外部磁界Hexに揃えられるか
或いは磁化消失し、低温領域14内の情報記録ピット1
1Aに対してマスクされることとなる。従って、この場
合においてもスポット12内の複数の情報記録ピットの
うち、1つの情報記録ピット11Aのみの再生を行うこ
とができて、超解像で高密度再生を行うことができる。
に、高温領域13の光磁気記録媒体10が磁化反転温度
以上となるようにするものであるが、特にその最高温度
が磁性層3のキュリー温度以上となって、磁化反転領域
16中の一部に磁化消失領域15が形成される場合を示
す。このように、磁化反転領域16の中にキュリー温度
以上となって磁化が消失する磁化消失領域15が存在す
る場合においても、上述の図3において説明した例と同
様に、この磁化消失領域15と磁化反転領域16の一部
に重なるスポット12内の高温領域13において、情報
記録ピット11Bの磁化が外部磁界Hexに揃えられるか
或いは磁化消失し、低温領域14内の情報記録ピット1
1Aに対してマスクされることとなる。従って、この場
合においてもスポット12内の複数の情報記録ピットの
うち、1つの情報記録ピット11Aのみの再生を行うこ
とができて、超解像で高密度再生を行うことができる。
【0041】またこの場合においても、情報記録ピット
11Aは磁化反転領域16を通過することによって、図
3において説明した例と同様に、外部磁界Hexと同方向
に磁化が揃えられて初期化されることとなる。従って、
上述の例と同様に、1回のみの再生を行った後に記録情
報を消去する必要がある場合において、記録再生装置の
簡略化をはかることができる。
11Aは磁化反転領域16を通過することによって、図
3において説明した例と同様に、外部磁界Hexと同方向
に磁化が揃えられて初期化されることとなる。従って、
上述の例と同様に、1回のみの再生を行った後に記録情
報を消去する必要がある場合において、記録再生装置の
簡略化をはかることができる。
【0042】上述の図3A及びBで説明した例におい
て、再生用光パワーを変えて再生出力を測定した。先
ず、図2において説明した構成の光磁気記録媒体10に
対して、線速7m/s、10MHz(記録波長0.7μ
m、マーク長0.35μm)の高密度記録を行った。
て、再生用光パワーを変えて再生出力を測定した。先
ず、図2において説明した構成の光磁気記録媒体10に
対して、線速7m/s、10MHz(記録波長0.7μ
m、マーク長0.35μm)の高密度記録を行った。
【0043】これに対し、再生用光パワーを1.5mW
として再生したところ、再生出力は得られなかった。こ
れは、カットオフ周波数の逆数であるカットオフ記録波
長λが、λ=780nm、開口数NAが0.53であ
り、カットオフ空間周波数λ/2NA=0.74μmで
あることから、これより短い0.7μm波長の記録を再
性することができないことに因る。
として再生したところ、再生出力は得られなかった。こ
れは、カットオフ周波数の逆数であるカットオフ記録波
長λが、λ=780nm、開口数NAが0.53であ
り、カットオフ空間周波数λ/2NA=0.74μmで
あることから、これより短い0.7μm波長の記録を再
性することができないことに因る。
【0044】次に、再生用光パワーを3.0mWに上げ
て、磁界発生手段9により外部磁界Hexを300Oeを
印加しながら再生したところ、C/N=35dBの再生
出力を得た。
て、磁界発生手段9により外部磁界Hexを300Oeを
印加しながら再生したところ、C/N=35dBの再生
出力を得た。
【0045】この再生動作後に、上述の条件と同一の方
法で再生を行ったところ、再生出力は得られなかった。
これは、前述の図3において説明したように、情報ピッ
トが外部磁界によって磁化が揃えられて初期化されたこ
とに因る。
法で再生を行ったところ、再生出力は得られなかった。
これは、前述の図3において説明したように、情報ピッ
トが外部磁界によって磁化が揃えられて初期化されたこ
とに因る。
【0046】つまりこの場合、再生磁界を印加し、また
実質的にその再生用光のパワーを従来方法に比して大と
することによって、簡単な磁性層構成の光磁気記録媒体
に対して超解像の記録再生を行うことができると共に、
その再生動作を一回限りとして、特に再生後に記録情報
を消去する必要がある場合において、何らの消去手段を
設けることなく記録の消去を行うことができ、装置の簡
単化をはかることができる。
実質的にその再生用光のパワーを従来方法に比して大と
することによって、簡単な磁性層構成の光磁気記録媒体
に対して超解像の記録再生を行うことができると共に、
その再生動作を一回限りとして、特に再生後に記録情報
を消去する必要がある場合において、何らの消去手段を
設けることなく記録の消去を行うことができ、装置の簡
単化をはかることができる。
【0047】尚、本発明方法は上述の実施例に限ること
なく、例えば図3及び図4において説明した例におい
て、外部磁界Hexの向きを逆向きとする等、その他種々
の装置構成、再生方法を採ることができる。
なく、例えば図3及び図4において説明した例におい
て、外部磁界Hexの向きを逆向きとする等、その他種々
の装置構成、再生方法を採ることができる。
【0048】
【発明の効果】上述したように、本発明光磁気記録再生
方法によれば、特に1回の再生のみを必要とするもの
の、その後機密保持等のためにこの記録内容を消去する
必要がある場合において、特別の消磁器を用いるとか、
記録トラックを消去して行くなどの手間をとることな
く、再生後に自動的に記録情報が消去されるため、記録
再生装置の簡略化をはかることができる。
方法によれば、特に1回の再生のみを必要とするもの
の、その後機密保持等のためにこの記録内容を消去する
必要がある場合において、特別の消磁器を用いるとか、
記録トラックを消去して行くなどの手間をとることな
く、再生後に自動的に記録情報が消去されるため、記録
再生装置の簡略化をはかることができる。
【0049】更に、カットオフ空間周波数以上の超解像
の記録再生を行うことができ、しかもその光磁気記録媒
体の磁性層を、従来のMSR方式等の記録再生方法に用
いる光磁気記録媒体に比して格段に簡単な構成を採るこ
とができる。
の記録再生を行うことができ、しかもその光磁気記録媒
体の磁性層を、従来のMSR方式等の記録再生方法に用
いる光磁気記録媒体に比して格段に簡単な構成を採るこ
とができる。
【図1】本発明光磁気記録再生方法の一例の説明図であ
る。
る。
【図2】本発明光磁気記録再生方法を実施する装置の一
例の構成図である。
例の構成図である。
【図3】本発明光磁気記録再生方法の一例の説明図であ
る。
る。
【図4】本発明光磁気記録再生方法の一例の説明図であ
る。
る。
【図5】従来の光磁気記録再生を示す図である。
【図6】従来の光磁気記録再生を示す図である。
【図7】浮出し型MSRの説明図である。
【図8】消滅型MSRの説明図である。
1 基板 2 誘電体層 3 磁性層 4 誘電体層 5 熱制御層 8 記録ピット 9 磁界発生手段 10 光磁気記録媒体 11 情報記録ピット 12 再生用光スポット 13 高温領域 14 低温領域 15 磁化消失領域 16 磁化反転領域
Claims (1)
- 【請求項1】 記録時に、光磁気記録媒体に対し、カッ
トオフ空間周波数以上の空間周波数成分を含む情報記録
ピットの記録をなし、 再生時に、再生用光スポット内に、上記情報記録ピット
を消失させる高温領域を形成する再生用光パワーに選定
し、 上記再生用光スポット内の上記高温領域を除いた低温領
域における情報記録ピットのみを磁気光学効果により再
生することを特徴とする光磁気記録再生方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26063891A JPH05101471A (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 光磁気記録再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26063891A JPH05101471A (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 光磁気記録再生方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05101471A true JPH05101471A (ja) | 1993-04-23 |
Family
ID=17350704
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26063891A Pending JPH05101471A (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 光磁気記録再生方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05101471A (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1993023850A1 (fr) * | 1992-05-19 | 1993-11-25 | Nikon Corporation | Disque optomagnetique a lecture seulement, et procede et equipement de reproduction |
| EP0806768A3 (en) * | 1996-05-10 | 1998-07-08 | Sony Corporation | Recording medium, optical information reproducing apparatus and seek method |
| US5796704A (en) * | 1995-02-17 | 1998-08-18 | Fujitsu Limited | Optical disk apparatus and recording and reproducing method of optical recording medium |
| EP0925581A4 (en) * | 1996-09-16 | 2001-04-11 | Spectradisc Corp | OPTICAL DISC OPERABLE BY READER-PREVENTING AGENT MACHINE |
| US6747930B1 (en) | 1996-12-24 | 2004-06-08 | Hide & Seek Technologies, Inc. | Data protection on an optical disk |
| KR100852054B1 (ko) * | 2001-03-14 | 2008-08-13 | 제너럴 일렉트릭 캄파니 | 제한 플레이 데이터 저장 매체 및 그 매체상의 데이터로의접근을 제한하는 방법 |
| US8542984B1 (en) | 2007-04-03 | 2013-09-24 | Rovi Guides, Inc. | Advanced recording options for interactive media guidance application systems |
| US8843960B2 (en) | 1998-09-17 | 2014-09-23 | United Video Properties, Inc. | Electronic program guide with digital storage |
| US9021538B2 (en) | 1998-07-14 | 2015-04-28 | Rovi Guides, Inc. | Client-server based interactive guide with server recording |
| US9055341B2 (en) | 1996-03-15 | 2015-06-09 | Henry C. Yuen | Combination of recorded program index and EPG |
| US9071872B2 (en) | 2003-01-30 | 2015-06-30 | Rovi Guides, Inc. | Interactive television systems with digital video recording and adjustable reminders |
| US9125169B2 (en) | 2011-12-23 | 2015-09-01 | Rovi Guides, Inc. | Methods and systems for performing actions based on location-based rules |
| US9191716B2 (en) | 2000-04-10 | 2015-11-17 | Rovi Guides, Inc. | Interactive media guide with media guidance interface |
| US9294799B2 (en) | 2000-10-11 | 2016-03-22 | Rovi Guides, Inc. | Systems and methods for providing storage of data on servers in an on-demand media delivery system |
| US10063934B2 (en) | 2008-11-25 | 2018-08-28 | Rovi Technologies Corporation | Reducing unicast session duration with restart TV |
-
1991
- 1991-10-08 JP JP26063891A patent/JPH05101471A/ja active Pending
Cited By (36)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5532984A (en) * | 1992-05-19 | 1996-07-02 | Nikon Corporation | High resolution read-only magneto-optical disk and method and apparatus for reproducing information therefrom |
| WO1993023850A1 (fr) * | 1992-05-19 | 1993-11-25 | Nikon Corporation | Disque optomagnetique a lecture seulement, et procede et equipement de reproduction |
| US5796704A (en) * | 1995-02-17 | 1998-08-18 | Fujitsu Limited | Optical disk apparatus and recording and reproducing method of optical recording medium |
| US9055341B2 (en) | 1996-03-15 | 2015-06-09 | Henry C. Yuen | Combination of recorded program index and EPG |
| EP0806768A3 (en) * | 1996-05-10 | 1998-07-08 | Sony Corporation | Recording medium, optical information reproducing apparatus and seek method |
| EP0925581A4 (en) * | 1996-09-16 | 2001-04-11 | Spectradisc Corp | OPTICAL DISC OPERABLE BY READER-PREVENTING AGENT MACHINE |
| US6343063B1 (en) | 1996-09-16 | 2002-01-29 | Spectradisc Corp. | Machine-readable optical disc with reading-inhibit agent |
| US6434109B2 (en) | 1996-09-16 | 2002-08-13 | Spectradisc Corporation | Machine-readable optical disc with reading-inhibit agent |
| KR100630036B1 (ko) * | 1996-09-16 | 2006-09-27 | 키호테 코퍼레이션 | 판독 방지제를 갖는 기계 판독가능한 광디스크 |
| USRE42011E1 (en) | 1996-09-16 | 2010-12-28 | Flexplay Technologies, Inc. | Machine-readable optical disc with reading-inhibit agent |
| US6747930B1 (en) | 1996-12-24 | 2004-06-08 | Hide & Seek Technologies, Inc. | Data protection on an optical disk |
| US9232254B2 (en) | 1998-07-14 | 2016-01-05 | Rovi Guides, Inc. | Client-server based interactive television guide with server recording |
| US9154843B2 (en) | 1998-07-14 | 2015-10-06 | Rovi Guides, Inc. | Client-server based interactive guide with server recording |
| US10075746B2 (en) | 1998-07-14 | 2018-09-11 | Rovi Guides, Inc. | Client-server based interactive television guide with server recording |
| US10027998B2 (en) | 1998-07-14 | 2018-07-17 | Rovi Guides, Inc. | Systems and methods for multi-tuner recording |
| US9021538B2 (en) | 1998-07-14 | 2015-04-28 | Rovi Guides, Inc. | Client-server based interactive guide with server recording |
| US9226006B2 (en) | 1998-07-14 | 2015-12-29 | Rovi Guides, Inc. | Client-server based interactive guide with server recording |
| US9055318B2 (en) | 1998-07-14 | 2015-06-09 | Rovi Guides, Inc. | Client-server based interactive guide with server storage |
| US9055319B2 (en) | 1998-07-14 | 2015-06-09 | Rovi Guides, Inc. | Interactive guide with recording |
| US9118948B2 (en) | 1998-07-14 | 2015-08-25 | Rovi Guides, Inc. | Client-server based interactive guide with server recording |
| US9237371B2 (en) | 1998-09-17 | 2016-01-12 | Rovi Guides, Inc. | Electronic program guide with digital storage |
| US9363553B2 (en) | 1998-09-17 | 2016-06-07 | Rovi Guides, Inc. | Electronic program guide with digital storage |
| US8898721B2 (en) | 1998-09-17 | 2014-11-25 | United Video Properties, Inc. | Electronic program guide with digital storage |
| US9100686B2 (en) | 1998-09-17 | 2015-08-04 | Rovi Guides, Inc. | Electronic program guide with digital storage |
| US8843960B2 (en) | 1998-09-17 | 2014-09-23 | United Video Properties, Inc. | Electronic program guide with digital storage |
| US9106947B2 (en) | 1998-09-17 | 2015-08-11 | Rovi Guides, Inc. | Electronic program guide with digital storage |
| US9191716B2 (en) | 2000-04-10 | 2015-11-17 | Rovi Guides, Inc. | Interactive media guide with media guidance interface |
| US9294799B2 (en) | 2000-10-11 | 2016-03-22 | Rovi Guides, Inc. | Systems and methods for providing storage of data on servers in an on-demand media delivery system |
| KR100852054B1 (ko) * | 2001-03-14 | 2008-08-13 | 제너럴 일렉트릭 캄파니 | 제한 플레이 데이터 저장 매체 및 그 매체상의 데이터로의접근을 제한하는 방법 |
| US9369741B2 (en) | 2003-01-30 | 2016-06-14 | Rovi Guides, Inc. | Interactive television systems with digital video recording and adjustable reminders |
| US9071872B2 (en) | 2003-01-30 | 2015-06-30 | Rovi Guides, Inc. | Interactive television systems with digital video recording and adjustable reminders |
| US8542984B1 (en) | 2007-04-03 | 2013-09-24 | Rovi Guides, Inc. | Advanced recording options for interactive media guidance application systems |
| US8909032B2 (en) | 2007-04-03 | 2014-12-09 | Rovi Guides, Inc. | Advanced recording options for interactive media guidance application systems |
| US10063934B2 (en) | 2008-11-25 | 2018-08-28 | Rovi Technologies Corporation | Reducing unicast session duration with restart TV |
| USRE50355E1 (en) | 2008-11-25 | 2025-03-25 | Adeia Technologies Inc. | Reducing unicast session duration with restart TV |
| US9125169B2 (en) | 2011-12-23 | 2015-09-01 | Rovi Guides, Inc. | Methods and systems for performing actions based on location-based rules |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5031162A (en) | Magneto-optical recorded medium with a transparent substrate layer | |
| JP3114204B2 (ja) | 光記録媒体の記録再生方法 | |
| US5233578A (en) | Method of recording information on a recording medium having at least two magnetic layers | |
| KR940018825A (ko) | 광자기 기록 재생 장치(magneto-optical recording and reproducing device) | |
| EP0498459B1 (en) | Magneto-optical medium | |
| KR100239812B1 (ko) | 광자기기록방법 및 광자기기록재생장치 | |
| JPH05101471A (ja) | 光磁気記録再生方法 | |
| US4694358A (en) | Magneto-optic recording structure and method | |
| JP2690634B2 (ja) | 光ヘッド | |
| JP3106514B2 (ja) | 光磁気記録再生方法 | |
| JP3114205B2 (ja) | 光記録媒体の記録再生方法 | |
| JP2959588B2 (ja) | 光磁気ディスク及びそのセクタ管理情報の記録方法ならびに再生方法 | |
| US6122229A (en) | Magneto-optically recorded data readout system | |
| KR100292604B1 (ko) | 오버라이트가능한광기록매체및그의기록방법 | |
| JP3572686B2 (ja) | 情報記録媒体及びその再生方法 | |
| JPH04255941A (ja) | 光磁気記録媒体 | |
| JP2714085B2 (ja) | 情報記録方法 | |
| JPH07110971A (ja) | 光磁気記録媒体、光磁気記録媒体記録装置及び光磁気記録媒体再生装置 | |
| JP2883101B2 (ja) | 情報記録装置 | |
| JP3264868B2 (ja) | 光磁気記録媒体、再生方法および再生装置 | |
| JP3015476B2 (ja) | 光磁気記録方法及び光磁気記録媒体 | |
| EP0539176B1 (en) | Magneto-optical recording method and magneto-optical memory device | |
| JP3547627B2 (ja) | 磁気誘導超解像光磁気記録媒体に記録された情報の再生方法及び装置 | |
| JP2770522B2 (ja) | 光学的情報の記録方法 | |
| JP2000057577A (ja) | 光記録媒体 |