JPH0510221U - 合成樹脂製容器 - Google Patents

合成樹脂製容器

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JPH0510221U
JPH0510221U JP6338091U JP6338091U JPH0510221U JP H0510221 U JPH0510221 U JP H0510221U JP 6338091 U JP6338091 U JP 6338091U JP 6338091 U JP6338091 U JP 6338091U JP H0510221 U JPH0510221 U JP H0510221U
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JP
Japan
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flange
synthetic resin
resin container
opening
closed cross
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JP6338091U
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Inventor
健太郎 大山
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Iris Ohyama Inc
Original Assignee
Iris Ohyama Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製品の歩留りを向上させるのみならず、使用
性能をも向上させた合成樹脂製容器を提供する。 【構成】 左右側壁4,5及び前後壁6,7の上端部に
は、開口部2の全周縁に亙ってフランジ11が一体的に
成形されている。該フランジ11は、断面矩形状の中空
部15を有する閉断面形状であって、前記各壁4,5,
6,7の上端部から水平方向に延在する上部水平部12
と、該上部水平部12の先端から下方向に連なる垂直部
13、及び該垂直部13の下端に連なり前記上部水平部
12に対し略平行に延在する下部水平部14とからな
り、該下部水平部14の端部は前記左右側壁4,5と前
後側壁6,7に一体的に結合されている。なお、前記中
空部15は、溶融状態にある樹脂にガスを注入すること
により、形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、合成樹脂製容器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の合成樹脂製容器としては、図4,5に示したものが一般的に実用されて いる。すなわち、合成樹脂製容器1は上面に矩形の開口部2を有する箱体であっ て、PP等の合成樹脂によりインジェクション成形されており、底壁3と周壁と しての左右側壁4,5及び前後壁6,7とが一体的に成形されている。前記左右 側壁4,5及び前後壁6,7の上端部には、前記開口部2の全周縁に亙ってフラ ンジ8一体的に成形されている。該フランジ8は、図5に示したように、前記各 壁4,5,6,7の上端部から水平方向に延在する水平部9と該水平部9の先端 に垂設された垂直部10とからなる断面略L字状に成形されている。また、前記 垂直部10と前記各壁4,5,6,7間には複数のリブ25が成形されており、 各リブ25は前記水平部9の下面とも一体的に結合されている。
【0003】 かかる合成樹脂製容器1は、その内部に所望の物品を収容し、該物品の搬送や 貯蔵等に多用途的に用いられ、収容物品を合成樹脂製容器1とともに搬送する際 には、前記フランジ8を握持して持ち上げ移送するものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来合成樹脂製容器1において、前記フランジ8は開口部2を囲繞 する形状であることから、該開口部2の開き方向に力Fが加わった際、該力Fに より前記左右側壁4,5及び前後壁6,7に亀裂や割れが発生するのを防止する ように作用する。このため、前記フランジ8を前述のように断面略L字状に成形 し、かつ、前記垂直部10と前記各壁4,5,6,7間に前記水平部9とも一体 的に結合された複数のリブ25を成形することにより、ある程度の強度を確保す るようにしてあるが、未だ前記亀裂や割れを防止するに必要な強度が得られてい ないのが実情である。具体的には、この合成樹脂製容器1を出荷する際には、複 数の合成樹脂製容器1を順次内側に嵌合させて重ね合わせ梱包を行うが、これに より各合成樹脂製容器1には、前記開き方向の力Fが作用する。このとき、冬季 等において気温が例えば5℃以下に低下し、樹脂の弾性が低下して伸びや衝撃頻 度が低下した状態にあると、前記力Fによる応力がフランジ8の最も外周である 垂直部10に集中して、該垂直部10に亀裂や割れが生ずる。そして、前記フラ ンジ8に亀裂や割れが生ずると、前記応力が当該部位に集中して前記各壁4,5 ,6,7にまで亀裂や割れが及び製品の歩留りが低下してしまうのが実情であっ た。
【0005】 特に、今日においては内部に収容された物品を外部から視認できるように、透 明樹脂にて合成樹脂製容器1を成形することが多用されている。そして、この透 明樹脂を用いる場合には、前記亀裂や割れが多発して製品の歩留りは著しく低下 してしまう。
【0006】 また、使用時においては前述のようにフランジ8を握持して、合成樹脂製容器 1とともに、その内部に収容された物品の搬送を行うが、前記フランジ8は断面 略L字状であることから、高重量の物品の収容して搬送を行うと、垂直部10の 下端縁が手に食い込んでしまって搬送が困難となったり、あるいはフランジ8が 変形あるいは破損し、搬送が不可能となる等の不都合も生ずるものであった。
【0007】 本考案は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、製品の歩留り を向上させるのみならず、使用性能をも向上させた合成樹脂製容器を提供するこ とを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本考案にあっては、底壁と周壁とを有するとともに 上面に開口部を有し、前記周壁の上端部に前記開口部の全周縁に亙って延在する フランジが一体的に成形された合成樹脂製容器において、前記フランジをその延 在方向に沿った中空部を有する閉断面形状に成形してある。また、底壁と周壁と を有するとともに上面に開口部を有し、前記周壁の上端部に前記開口部の全周縁 に亙って延在するフランジが一体的に成形される一方、前記開口部を閉鎖する蓋 体に前記フランジに係合するフック部が設けられた合成樹脂製容器において、前 記フランジをその延在方向に沿った中空部を有する閉断面形状に成形してある。 なお、好ましくは前記底壁の下面に、前記周壁に沿って延在する脚部が一体的に 形成された合成樹脂製容器において、該脚部をその延在方向に亙って中空部を有 する閉断面形状に成形してある。
【0009】
【作用】
前記構成において、前記フランジにはその延在方向に沿った中空部が成形され ており、これによりフランジは閉断面形状に成形されている。このため、開口部 に対して開き方向の力が前記周壁に加わった際、前記フランジの特定部位への応 力集中を抑制することができ、フランジに亀裂や割れが生ずる現象は効果的に防 止される。このため、この合成樹脂製容器を出荷する際に、複数の合成樹脂製容 器を順次内側に嵌合させて重ね合わせ梱包を行った場合であっても、前記フラン ジに亀裂や割れが生ずる不都合は確実に防止される。また、使用時においてはフ ランジを握持した場合、該フランジは閉断面形状であることから、特定の部位が 手に食い込むようなことはなく、また閉断面であることこによりフランジ自体に 充分な剛性が確保されることから、その内部に収容された高重量の物品を収容し て搬送を行っても、フランジの破損は抑制される。しかも、フランジは中空部を 有する閉断面形状であることから、樹脂の使用量を抑制しつつ、前記亀裂や割れ の防止、剛性の確保等が可能となる。
【0010】 また、フランジに係合するフック部を有する蓋体が設けられた合成樹脂製容器 にあっては、フランジが充分な剛性を有している結果、フック部の係合強度も向 上する。また、前記底面に設けられた脚部が前記中空部を有する閉断面形状に成 形されることにより、脚部自体の強度と、底面の面剛性とが向上する。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面にしたがって説明する。すなわち、図4をもっ て既説したように、合成樹脂製容器1は上面に矩形の開口部2を有する箱体であ って、PP等の合成樹脂によりインジェクション成形されており、底壁3と周壁 としての左右側壁4,5及び前後壁6,7とが一体的に成形されている。前記左 右側壁4,5及び前後壁6,7の上端部には、前記開口部2の全周縁に亙って図 1に示したフランジ11が一体的に成形されている。該フランジ11は、断面矩 形状の中空部15を有する閉断面形状であって、前記各壁4,5,6,7の上端 部から水平方向に延在する上部水平部12と、該上部水平部12の先端から下方 向に連なる垂直部13、及び該垂直部13の下端に連なり前記上部水平部12に 対し略平行に延在する下部水平部14とからなり、該下部水平部14の端部は前 記左右側壁4,5と前後側壁6,7に一体的に結合されている。このフランジ1 1は、前記インジェクション成形において、溶融状態にある樹脂に気体を注入す ることにより、前記中空部15を成形したものであって、該中空部15は前記フ ランジ11の全長に亙って形成されている。
【0012】 一方、底壁3の下面には、前記左右側壁4,5と前後壁6,7とに沿って延在 し、囲形状の脚部16が一体的に成形されている。該脚部16も断面矩形状の中 空部17を有する閉断面形状であって、前記各壁4,5,6,7の下端部から垂 直方向に延在する外側垂直部18と、該外側垂直部18の下端から水平方向に連 なる下端水平部19、及び該下端水平部19の先端に連なり前記外側垂直部18 に対し略平行に延在する内側垂直部20とからなり、該内側垂直部20の上端部 は前記底壁3の下面に一体的に結合されている。この脚部16も、前記インジェ クションにおいて、溶融状態にある樹脂に気体を注入することにより、前記中空 部17を成形したものであって、該中空部17は前記脚部16の全長に亙って形 成されている。
【0013】 以上の構成にかかる本実施例において、前記フランジ11にはその延在方向に 沿った前記中空部15が成形されており、これによりフランジ11は閉断面形状 に成形されている。このため、図4に示したように、開口部2に対して開き方向 の力Fが前記左右側壁4,5及び前後壁6,7に加わった際、前記フランジの特 定部位への応力集中を抑制することができ、該フランジ11に亀裂や割れが生ず る現象は効果的に防止される。また、前記フランジ11には閉断面形状をなすこ とにより、高い剛性が確保されていることから、前記力Fに抗して前記各壁4, 5,6,7に変形や亀裂や割れが生ずるのを効果的に防止する。このため、本実 施例にかかる合成樹脂製容器1を出荷する際に、複数の合成樹脂製容器1を順次 内側に嵌合させて重ね合わせ梱包を行ない、これにより各合成樹脂製容器1に前 記開き方向の力Fが作用しても、前記フランジ11や各壁4,5,6,7に亀裂 や割れが生ずる不都合を抑制することができる。
【0014】 また、冬季等において気温が5℃以下に低下し、樹脂の弾性が低下した場合で あっても、前記力Fに抗し得る剛性をフランジ11に確保することができ、該フ ランジ11及び各壁4,5,6,7に亀裂や割れが生ずる不都合が抑制され、こ れにより製品の歩留りを向上させることができる。さらに、内部に収容された物 品を外部から視認できるように、透明樹脂にて合成樹脂製容器1を成形した場合 のように、架橋材を混入することなく成形を行った場合であっても、前記亀裂や 割れの発生を抑制することができ、これにより透明性を有する合成樹脂製容器の 歩留りを著しく向上させることができる。
【0015】 また、本実施例においては前記底壁3に設けられた脚部16も前記中空部15 を有する閉断面形状に成形されることから、脚部16自体の強度を向上させて、 高重量の物品を収容した場合であっても該脚部16が圧潰してしまう不都合を未 然に防止し得るとともに、底壁3の面剛性を向上させて、高重量の物品を収容し た場合における底壁3の変形を防止し得る。また、前記閉断面形状であってかつ 囲形状のフランジ11と脚部16とが、合成樹脂製容器1の上部と下部とに各々 存在することにより、該容器1全体の剛性を飛躍的に向上させることができる。 しかも、前記フランジ11及び脚部16は共に中空部を有する閉断面形状である ことから、樹脂の使用量を抑制しつつ、低コストにて前記亀裂や割れの防止、剛 性の確保、及び全体的な剛性の向上等が可能となる。
【0016】 また、使用時においてはフランジ11を握持した場合、該フランジ11は閉断 面形状であることから、特定の部位が手に食い込むようなことはなく、高重量の 物品を収容した場合であっても容易に搬送を行うことができる。さらに、閉断面 であることこによりフランジ11自体に充分な剛性が確保されることから、その 内部に収容された高重量の物品を収容して搬送を行っても、フランジ11が破損 するようなことはなく、確実な搬送が可能となるのである。
【0017】 図2は、本考案の第2実施例を示すものであり、前記開口部2を閉鎖する開閉 自在な蓋体の端部にはバックル(共に図示せず)が取り付けられており、該バッ クルにはヒンジ部21を介してフック部22が回動自在に支持され、該フック部 22の先端には前記フランジ11に設けられた下部水平部14の下面に係合する 爪23が延設されている。かかる第2実施例にあっては、前述のようにフランジ 11が充分な剛性を有している結果、フック部22が係合した際の係合強度も向 上し、これにより前記蓋体を確実に係止することが可能となる。
【0018】 図3は、本考案の第3実施例を示すものであり、フランジ11において下部水 平部14は斜状に成形されているとともに、この下部水平部14と前記垂直部1 3の結合部には、鋭角状の係止部24が成形されている。また、前記フック部2 2において、爪23は鋭角状に形成されている。この第3実施例において、前記 係止部24と爪23とが共に鋭角状であることから、フック部22の係止強度を 一層高めることができ、前述したようにフック部22の被係止部材であるフラン ジ11に充分な剛性が確保されていることとも相俟って、一層蓋体の係止強度を 高めることが可能となるのである。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、合成樹脂製容器に成形される開口部の全周縁に 亙って延在するフランジを、その延在方向に沿った中空部を有する閉断面形状に 成形するようにした。よって、この合成樹脂製容器を出荷する際に順次内側に嵌 合させて重ね合わせ梱包を行った場合において、前記開口部の開き方向に入力さ れる力により、前記フランジや周壁に亀裂や割れが生ずる不都合をより確実に防 止することが可能となる。また、冬季等において気温が低下し、樹脂の弾性が低 下した場合であっても、前記力に抗して亀裂や割れを抑制することができ、これ により製品の歩留りを向上させることができる。さらに、内部に収容された物品 を外部から視認できるように、透明樹脂にて合成樹脂製容器を成形した場合のよ うに、架橋材を混入することなく成形を行った場合であっても、前記亀裂や割れ の発生を抑制することができ、これにより透明性を有する合成樹脂製容器の歩留 りを著しく向上させることができる。
【0020】 また、使用時においてはフランジを握持した場合、該フランジは閉断面形状で あることから、特定の部位が手に食い込むようなことはなく、高重量の物品を収 容した場合であっても容易に搬送を行うことができる。さらに、閉断面であるこ とこによりフランジ自体に充分な剛性が確保されることから、その内部に収容さ れた高重量の物品を収容して搬送を行っても、フランジが破損するようなことは なく、確実な搬送が可能となる。
【0021】 また、蓋体に設けられたフック部を係合させるためのフランジを同様にその延 在方向に沿った中空部を有する閉断面形状に成形したことから、前記フランジが 充分な剛性を有している結果、フック部が係合した際の係合強度も向上し、これ により前記蓋体を確実に係止することが可能となる。
【0022】 また、底壁の下面に設けられた脚部をもその延在方向に沿った中空部を有する 閉断面形状に成形したことから、脚部自体の強度を向上させ得るのみならず、底 壁の面剛性、さらには容器全体の剛性を飛躍的に向上させることができる。しか も、前記フランジ及び脚部は共に中空部を有する構造であることから、樹脂の使 用量を抑制しつつ、低コストにて前記亀裂や割れの防止、剛性の確保、及び全体 的な剛性の向上等が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す図4のA−A線に相
当する断面図である。
【図2】本考案の第2実施例を示す図4のA−A線に相
当する断面図である。
【図3】本考案の第3実施例を示す図4のA−A線に相
当する断面図である。
【図4】合成樹脂製容器の斜視図である。
【図5】従来の合成樹脂製容器を示す図4のA−A線に
相当する断面図である。
【符号の説明】
1 合成樹脂製容器 2 開口部 3 底壁 4 左側壁(周壁) 5 右側壁(周壁) 6 前壁(周壁) 7 後壁(周壁) 11 フランジ 15 中空部 16 脚部 22 フック部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底壁と周壁とを有するとともに上面に開
    口部を有し、前記周壁の上端部に前記開口部の全周縁に
    亙って延在するフランジが一体的に成形された合成樹脂
    製容器において、前記フランジをその延在方向に沿った
    中空部を有する閉断面形状に成形したことを特徴とする
    合成樹脂製容器。
  2. 【請求項2】 底壁と周壁とを有するとともに上面に開
    口部を有し、前記周壁の上端部に前記開口部の全周縁に
    亙って延在するフランジが一体的に成形される一方、前
    記開口部を閉鎖する蓋体に前記フランジに係合するフッ
    ク部が設けられた合成樹脂製容器において、前記フラン
    ジをその延在方向に沿った中空部を有する閉断面形状に
    成形したことを特徴とする合成樹脂製容器。
  3. 【請求項3】 前記底壁の下面に、前記周壁に沿って延
    在する脚部が一体的に形成された合成樹脂製容器におい
    て、該脚部をその延在方向に沿った中空部を有する閉断
    面形状に成形したことを特徴とする請求項1または2記
    載の合成樹脂製容器。
JP6338091U 1991-07-16 1991-07-16 合成樹脂製容器 Pending JPH0510221U (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5922544A (ja) * 1982-07-01 1984-02-04 ソシエテ アノニム ア−ルリユクス 整形外科用腰椎仙骨コルセツト
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