JPH05102727A - 発振器 - Google Patents

発振器

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JPH05102727A
JPH05102727A JP3322695A JP32269591A JPH05102727A JP H05102727 A JPH05102727 A JP H05102727A JP 3322695 A JP3322695 A JP 3322695A JP 32269591 A JP32269591 A JP 32269591A JP H05102727 A JPH05102727 A JP H05102727A
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Hiroyuki Yabuki
博幸 矢吹
Mitsuo Makimoto
三夫 牧本
Isao Ishigaki
功 石垣
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高周波用の各種無線機器等の発振器に関する
もので、共振器の形状が大きい、出力周波数が高いため
発振器出力に接続する分周器の消費電流が大きいという
課題を解決し、共振器の形状を小形化するとともに、基
本波および2倍波2つの出力が取り出せる発振器を提供
することを目的とする。 【構成】 共振用容量と前記容量に並列に接続された伝
送路により構成される共振回路6と同一かつ対称な2つ
の発振部より構成される発振器部4を設け、前記発振器
部4の2つの出力の逆相を合成回路7で合成するととも
に、前記発振器部4の2つの出力の同相を合成回路8で
合成することにより、共振器線路長を1/2波長共振器
より大幅に小形化できるとともに、高周波外部出力が得
られ、かつ発振器出力に接続する分周器の消費電流を小
さくする発振器を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高周波用の各種無線機
器、通信機器、測定器等の発振器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高周波用の発振器に用いられる小形共振
器にはTEMモードの共振器が最もよく利用され、これ
らの共振器に関し、出版物(例えば、小西良弘”マイク
ロ波集積回路”、産報)に数多くの記載がなされてい
る。第3図(a)は先端開放1/2波長共振器の例で、
1は共振線路である。同図(b)は同図(a)をU字状
に折り返したヘアピン構造の共振器で、2は1と同様共
振線路を示す。
【0003】上記共振器を用いた高周波は発振器の構成
としては、プッシュプッシュ発振器がよく利用される
(例えば、1989年2月のマイクロウエーブジャーナ
ル(Push-Push VCO Design with CAD Tools、 Zvi Nativ
and Yair Shur、 Micーrowave Journal February 198
9))に記載されている。
【0004】以下、従来の発振器について説明する。図
6は従来形発振器の全体回路構成を示すものである。図
6において、3は共振器部、4はコルピッツ発振回路等
からなる同一かつ対称な2つの発振回路を具備した発振
器部、5は電気長の等しい伝送線路を持つ合成回路であ
る。
【0005】以上のように構成された発振器について、
以下その動作について説明する。まず、発振器部4から
の2つの出力は互いに位相が180°反転しており、合
成回路5により基本波および奇数次高調波成分は相殺さ
れ、偶数次高調波成分のみを倍増して出力することがで
きる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、共振器線路長が1/2波長と長く、所望
の共振線路長を得るには共振器の占める面積が大きくな
り、共振器の形状を小さくできないという課題を有して
いた。また上記発振器を位相同期回路に用い周波数シン
セサイザを構成する場合、出力周波数を直接分周する分
周器が必要となるが、高速動作の分周器は周波数が高く
なると消費電力が加速度的に大きくなるという課題を有
していた。
【0007】本発明は上記従来技術の課題を解決するも
ので、共振器の形状を小形化するとともに基本波および
2倍波2つの出力が取り出せる発振器を提供すること
で、消費電力の少ない周波数シンセサイザ等を実現する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、共振用容量と前記容量に並列に接続された
伝送路により構成される共振回路と、同一かつ対称な2
つの発振部より構成される発振器部と、前記発振器部の
2つの出力の逆相を合成する合成回路と前記発振器部の
2つの出力の同相を合成する合成回路を備えた構成を有
している。
【0009】
【作用】本発明はリング状伝送線路等を用いた共振器に
ギャップを設け、その部分に容量を接続することで、共
振器線路長を1/2波長共振器より大幅に小形化できる
とともに、外部出力は2倍波を取り出し、基本波出力を
位相同期回路に用いることで、高周波数のシンセサイザ
を低消費電力で実現することができる。
【0010】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の第1の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0011】図1(a)は本発明の一実施例における発
振器の全体回路図である。図1(a)において、4は発
振部、6は共振器、7は逆相合成回路、8は同相合成回
路であり、共振器6は図1(b)、(c)、図2
(a)、(b)、逆相合成回路7は図2(c)、同相合
成回路8は図2(d)の回路構成をとる。
【0012】以上のように構成された発振器について、
その動作を説明する。まず、リング状伝送路にギャップ
を設け、その部分に容量を接続する構造とすることによ
り、共振器線路長は1/2波長より大幅に短縮できる。
【0013】図1(b)は共振器6の構成として、リン
グ状伝送線路9にギャップを設け、その部分に集中定数
容量10を接続したものである。
【0014】図1(c)は共振器6の構成として、リン
グ状誘電体11にギャップを設け、その部分に集中定数
容量12を接続したものである。
【0015】図2(a)は共振器6の構成として、平行
結合線路部を有するリング状伝送線路13を用いたもの
である。ここで、単一線路部分のインピーダンスを
s、平行結合線路部分の偶モードインピーダンスをZ
pe、奇モードインピーダンスをZpoとすると、Zs 2=Z
pe・Zpoである。
【0016】図2(b)は共振器6の構成として、平行
結合線路部と前記平行結合線路部に対してインピーダン
スをステップ状に変化させたリング状伝送線路14を用
いたものである。ここで、単一線路部分のインピーダン
スをZs、平行結合線路部分の偶モードインピーダンス
をZpe、奇モードインピーダンスをZpoとすると、Zs 2
>Zpe・Zpoとすることで、図2(a)のものよりもさ
らに共振器長を短くすることができる。
【0017】以上の構成をとることにより、共振周波数
において、共振器6の両端の位相が180゜異なる小形
共振器が実現できる。
【0018】発振部4は、従来と同様な構成をとるの
で、ここでの説明は略す。発振部4からの2出力は互い
に180゜の位相差があるので、これを逆相合成するこ
とで発振器の基本波成分を倍増して取り出すことができ
る。また、同相合成を行なうと、2倍波成分を倍増して
取り出すことができる。
【0019】図2(c)は発振器の逆相合成回路7の構
成として、リング状共振器の仮想接地点に対して両側の
電気長が等しく、かつ平行な第2の伝送線路15を配
し、前記第2の伝送線路15の一端を接地し、他端を出
力としたものである。
【0020】図2(d)は発振器の同相合成回路8の構
成として、電気長が等しい伝送線路16を用いたもので
ある。
【0021】発振部4からの2つの出力はそれぞれ容量
結合により取り出されるが、その結合余領地を小さな値
とすることで、2つの発振回路を直接接続した場合でも
発振回路間の分離度を確保することができる。
【0022】図2(d)は発振器の同相合成回路8の構
成として、発振器部4を構成する2つの発振回路の両出
力を発振器部4に内蔵される小さな値の容量16a,1
6bを介して直接接続したものである。
【0023】以上の構成をとることにより、上記発振器
を位相同期回路に用い周波数シンセサイザを構成する場
合、同相合成回路出力を外部出力とすることで高周波出
力が得られるとともに、逆相合成回路出力を発振器に接
続する分周器の入力とすることで、消費電力の少ない周
波数シンセサイザを実現することができる。
【0024】以上のように本実施例によれば、共振用容
量と前記容量に並列に接続された伝送路により構成され
る共振回路と、同一かつ対称な2つの発振部より構成さ
れる発振器部と、前記発振器部の2つの出力の逆相を合
成する合成回路と前記発振器部の2つの出力の同相を合
成する合成回路を備えた発振器において、逆相合成回路
を共振器側に接続し、同相合成回路を発振器部出力に接
続することにより、共振器線路長を1/2波長共振器よ
り大幅に小形化できるとともに、上記発振器を位相同期
回路に用い周波数シンセサイザを構成する場合、高周波
外部出力が得られ、かつ消費電力を小さくすることがで
きる。
【0025】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
について、図面を参照しながら説明する。
【0026】図3(a)は本発明の一実施例における発
振器の全体回路図を示す。図3(a)において、4は発
振部、6は共振器、17は逆相合成回路、18は同相合
成回路であり、発振部4、共振器6は図1と同一である
ので、ここでの説明は省略する。逆相合成回路17は図
3(b)、(c)、図4(a)、(b)、同相合成回路
18は図4(c)の回路構成をとる。
【0027】図3(b)は発振器の逆相合成回路17の
構成として、入出力平衡−不平衡変換回路19を用いた
ものである。
【0028】図3(c)は発振器の逆相合成回路17の
構成として、ラットレース回路20を用いたものであ
る。
【0029】図4(a)は発振器の逆相合成回路17の
構成として、電気長が発振周波数において180゜異な
る伝送線路21を用いたものである。
【0030】図4(b)は発振器の逆相合成回路17の
構成として、差動トランジスタペア22、23、定電流
源24、抵抗25、26より構成される差動増幅器27
を用いたものである。
【0031】図4(c)は発振器の同相合成回路18の
構成として、電気長が等しい伝送線路28を用いたもの
である。
【0032】以上の構成をとることにより、上記発振器
を位相同期回路に用い周波数シンセサイザを構成する場
合、同相合成回路出力を外部出力とすることで高周波出
力が得られるとともに、逆相合成回路出力を発振器に接
続する分周器の入力とすることで、消費電力の少ない周
波数シンセサイザを実現することができる。
【0033】以上のように本実施例によれば、共振用容
量と前記容量に並列に接続された伝送路により構成され
る共振回路と、同一かつ対称な2つの発振部より構成さ
れる発振器部と、前記発振器部の2つの出力の逆相を合
成する合成回路と前記発振器部の2つの出力の同相を合
成する合成回路を備えた発振器において、逆相合成回路
を発振器部出力に接続し、同相合成回路を共振器側に接
続することにより、共振器線路長を1/2波長共振器よ
り大幅に小形化できるとともに、上記発振器を位相同期
回路に用い周波数シンセサイザを構成する場合、高周波
外部出力が得られ、かつ消費電力を小さくすることがで
きる。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明は、共振用容量と前
記容量に並列に接続された伝送路により構成される共振
回路と、同一かつ対称な2つの発振部より構成される発
振器部と、前記発振器部の2つの出力の逆相を合成する
合成回路と前記発振器部の2つの出力の同相を合成する
合成回路をを設けることにより、共振器線路長を1/2
波長共振器より大幅に小形化できるとともに、上記発振
器を位相同期回路に用い周波数シンセサイザを構成する
場合、高周波外部出力が得られ、かつ消費電力を小さく
することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における発振器の全体ブ
ロック結線および個別要素図
【図2】本発明の第1の実施例における発振器の個別要
素図
【図3】本発明の第2の実施例における発振器の全体ブ
ロック結線および個別要素図
【図4】本発明の第2の実施例における発振器の個別要
素図
【図5】従来の共振器の平面図
【図6】従来の発振器のブロック結線図
【符号の説明】
1 共振器 2 共振器 3 共振器 4 発振部 5 合成回路 6 共振器 7 逆相合成回路 8 同相合成回路 9 共振器 10 容量 11 共振器 12 容量 13 共振器 14 共振器 15 伝送線路 16 同相合成回路 17 逆相合成回路 18 同相合成回路 19 逆相合成回路 20 逆相合成回路 21 逆相合成回路 22 トランジスタ 23 トランジスタ 24 定電流源 25 抵抗 26 抵抗 27 逆相合成回路 28 同相合成回路

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共振用容量とその共振用容量に並列に接
    続された伝送路により構成される共振回路と、同一かつ
    対称な2つの発振部より構成される発振器部と、前記発
    振器部の2つの出力の逆相を合成する合成回路と、前記
    発振器部の2つの出力の同相を合成する合成回路を備え
    たことを特徴とする発振器。
  2. 【請求項2】 共振回路として、リング状伝送線路にギ
    ャップを設け、その部分に集中定数容量を接続したこと
    を特徴とする請求項1記載の発振器。
  3. 【請求項3】 共振回路として、リング状誘電体にギャ
    ップを設け、その部分に集中定数容量を接続したことを
    特徴とする請求項1記載の発振器。
  4. 【請求項4】 共振回路として、平行結合線路部を有す
    るリング状伝送線路を用いたことを特徴とする請求項1
    記載の発振器。
  5. 【請求項5】 共振回路として、平行結合線路部と前記
    平行結合線路部に対してインピーダンスをステップ状に
    変化させたリング状伝送線路を用いたことを特徴とする
    請求項1記載の発振器。
  6. 【請求項6】 逆相合成回路を共振器側に接続し、同相
    合成回路を発振器部出力に接続したことを特徴とする請
    求項1記載の発振器。
  7. 【請求項7】 逆相合成回路として、リング状共振器の
    仮想接地点に対して両側の電気長が等しく、かつ平行な
    第2の伝送線路を配し、前記第2の伝送線路の一端を接
    地し、他端を出力としたことを特徴とする請求項6記載
    の発振器。
  8. 【請求項8】 同相合成回路として、電気長が等しい伝
    送線路を用いたことを特徴とする請求項6記載の発振
    器。
  9. 【請求項9】 同相合成回路として、2つの発振部を直
    接接続したことを特徴とする請求項6記載の発振器。
  10. 【請求項10】 逆相合成回路を発振器部出力に接続
    し、同相合成回路を共振器側に接続したことを特徴とす
    る請求項1記載の発振器。
  11. 【請求項11】 逆相合成回路として、入出力平衡−不
    平衡変換回路を用いたことを特徴とする請求項10記載
    の発振器。
  12. 【請求項12】 逆相合成回路として、ラットレース回
    路を用いたことを特徴とする請求項10記載の発振器。
  13. 【請求項13】 逆相合成回路として、発振周波数にお
    いて180°電気長が異なる伝送線路を用いたことを特
    徴とする請求項10記載の発振器。
  14. 【請求項14】 逆相合成回路として、差動増幅器を用
    いたことを特徴とする請求項10記載の発振器。
  15. 【請求項15】 リング状共振器の仮想接地点に対して
    電気長が等しくかつ対称な前記共振器上の2点より出力
    を取り出すとともに、電気長が等しい伝送線路を同相合
    成回路として用いたことを特徴とする請求項10記載の
    発振器。
JP3322695A 1991-08-12 1991-12-06 発振器 Expired - Lifetime JP2650540B2 (ja)

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US07/925,158 US5250910A (en) 1991-08-12 1992-08-06 Push-push oscillator having in-phase and anti-phase output combining circuits
DE69215031T DE69215031T2 (de) 1991-08-12 1992-08-11 Push-Push-Oszillator
EP92113672A EP0527470B1 (en) 1991-08-12 1992-08-11 Push-push oscillator

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JP3-201681 1991-08-12
JP20168191 1991-08-12

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JPH05102727A true JPH05102727A (ja) 1993-04-23
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015195561A (ja) * 2014-03-27 2015-11-05 サクラテック株式会社 マルチモード共振器およびそれを用いたrfidタグ
CN116488584A (zh) * 2023-05-10 2023-07-25 成都世源频控技术股份有限公司 一种高频谱纯度倍频晶体振荡器电路

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6324706A (ja) * 1986-06-13 1988-02-02 トムソン−セエスエフ 極超短波の周波数で作動する周波数倍増発振器

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