JPH0510392A - リム組付けタイヤ体及びその重量アンバランス修正方法 - Google Patents

リム組付けタイヤ体及びその重量アンバランス修正方法

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JPH0510392A
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    • G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • G01M1/30—Compensating imbalance
    • G01M1/32—Compensating imbalance by adding material to the body to be tested, e.g. by correcting-weights
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本発明は、重量のアンバランスの修正された
リム組付けタイヤ体、及びリム組付けタイヤの重量アン
バランス修正方法にかかるものである。 【構成】 重量アンバランスを修正したリム組付けタイ
ヤ体Tであって、修正用錘がリム外側内面上の幅方向に
分散して装着した静アンバランス修正用錘W11,W
12と、リム幅方向の表裏に装着した複数の動アンバラ
ンス修正用錘W21,W22とからなることを特徴とす
る重量アンバランスの修正されたリム組付けタイヤ体で
あって、好ましくは、リム組付けタイヤ体が組付けられ
る車軸の軸受位置より、タイヤの幅方向の左右に静アン
バランス修正用錘が分散装着され、特に、リム組付けタ
イヤ体が組付けられる車軸の軸受位置を基準面とし、タ
イヤの幅方向の左右に分散された静アンバランス修正用
錘によるモ−メントが、零又はこれに近づけるように分
散装着されたリム組付けタイヤ体である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、重量のアンバランスの
修正されたリム組付けタイヤ体、及びリム組付けタイヤ
の重量アンバランス修正方法にかかるものである。
【0002】
【従来の技術】重量的にアンバランスの状態でのリム組
付けタイヤを回転させた場合、振動が生じることは周知
である。そしてこのアンバランスにはリム組付けタイヤ
を回転させなくても存在するどこが重いかという静的ア
ンバランスと、タイヤを回転させて初めて発生する動的
アンバランスがある。
【0003】このようなアンバランスを修正する方法と
しては、初めに静アンバランスを修正し、次いでタイヤ
(リム組付けタイヤ)を回転させ別個の釣合い錘を使い
動アンバランス修正をするという方法がある。しかし、
現在では主としてリム組付けタイヤを計測機(バランサ
−)により回転させ、修正に必要なアンバランス量を計
測し、これに基づいて表裏リムフランジに夫々一個所に
一個づつ錘を装着するという方法をもって静アンバラン
スと動アンバランスとを同時に修正することが行なわれ
ている。
【0004】しかるに、この重量アンバランスの同時修
正法は、バランサ−の軸上で回転測定されるため、リム
組付けタイヤが実際に使用される状態である接地状況に
ついては考慮されていないという欠点があった。且つこ
の重量のアンバランスはリム組付けタイヤにおいてある
分布をもっており、アンバランスが一個所に集中しない
ことは容易に想像されるが、実際のバランス修正時にお
いてはリムフランジの表裏に夫々一個所づつの錘を装着
してバランスが修正されている。このことは、先に述べ
たように、タイヤが接地して回転するという点を無視し
ているために、必ずしも満足された修正というわけでは
ない。
【0005】付け加えると、図1に示す模式図は、前記
バランサ−軸上にて回転するリム組付けタイヤである
が、バランサ−の指示した個所aに錘wa を装着したも
のである。即ち、この反対側の個所bが重量オ−バ−で
あることを示している。この状態において回転した場合
には、リム組付けタイヤの遠心力は釣り合いが取れてい
ることになる。言い換えれば、遠心力の合力は零とな
る。しかるに、タイヤが実際に接地した場合には、この
釣り合いは成り立たなくなる。
【0006】図2はかかるタイヤが実際の車輌に装着さ
れて接地した状態を示している。即ち、リムの中心に対
象に位置したa点とb点において、b点側が接地した場
合にはa点に置かれた錘との釣り合いが崩れるため、こ
れにより縦揺れ(矢印A)および横揺れ(モ−メント・
矢印B)がタイヤに生じることになる。以上の点をまと
めると、従来のバランスの取り方を採用すると、ある程
度の振動の制御はなされるが、タイヤの接地した状態で
のバランスを考えていないため根本的な改善にはなって
いないことが分かる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる事実
関係を解明し、タイヤが現実に使用される状況下で、タ
イヤの振動源である縦揺れ及び横揺れを出来る限り小さ
くしたリム組付けタイヤ体及びリム組付けタイヤの重量
アンバランスの修正方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は以上のような目
的を達成するために次の構成を採用したものである。即
ち、本発明の第1は、重量アンバランスを修正したリム
組付けタイヤ体であって、修正用錘がリム外側内面上の
幅方向に分散して装着した静アンバランス修正用錘と、
リム幅方向に表裏一個所づつ装着した動アンバランス修
正用錘とからなることを特徴とする重量アンバランスの
修正されたリム組付けタイヤ体にかかり、静アンバラン
ス修正用錘の装着位置は、リム組付けタイヤ体が組付け
られる車軸の軸受位置より、タイヤの幅方向の左右に静
アンバランス修正用錘が分散装着されたリム組付けタイ
ヤ体であって、好ましくはかかる車軸の軸受位置を基準
面とし、タイヤの幅方向の左右に分散された静アンバラ
ンス修正用錘によるモ−メントが、零又はこれに近づけ
るように分散装着されたタイヤ体であり、寸法的に言う
と、リム幅をA(mm)とすると、リム中央面より内方
の(0〜A/5)±20mmの位置を基準面とし、タイ
ヤの幅方向の左右に分散された静アンバランス修正用錘
によるモ−メントが、零又はこれに近づけるように分散
装着されたリム組付けタイヤ体にかかるものである。
【0009】そして、本発明の第2は、リム組付けタイ
ヤの重量アンバランス修正方法にかかり、リム組付けタ
イヤをアンバランス計測機で静アンバランスを測定し、
かかる静アンバランス修正用錘を装着する位置の幅方向
に、前記錘を分散装着し、その後、アンバランス測定機
にて動アンバランスを測定し、動アンバランス修正用錘
をリムフランジに装着したことを特徴とするリム組付け
タイヤの重量アンバランス修正方法であって、更に具体
的に言えばリム組付けタイヤ体が組付けられる車軸の軸
受位置を基準面とし、当該基準面に対しタイヤの幅方向
の左右に分散された静アンバランス修正用錘によるモ−
メントが、零又はこれに近づけるように錘の重量及び装
着位置を分散したリム組付けタイヤの重量アンバランス
修正方法であり、寸法的に言えばリム幅をA(mm)と
すると、リム中央面より内方の(0〜A/5)±20m
mの位置を基準面とし、当該基準面に対しタイヤの幅方
向の左右に分散された静アンバランス修正用錘によるモ
−メントが、零又はこれに近づけるように錘の重量及び
装着位置を分散したリム組付けタイヤの重量アンバラン
ス修正方法を提供するにある。
【0010】
【作用】先ず従来の静アンバランス修正用錘の場合を更
に詳細に説明する。前述した図1にて説明した如く、リ
ム上の測定指示された位置aに静アンバランス修正用錘
wa が装着されており、この状態ではリムを中心として
遠心力が釣り合っていて問題は生じない。しかるに図2
に示すようにa点の錘が接地面の上方に至ると、b点は
接地していることになり、b点の重量による遠心力が変
化することとなり、a点の錘waとの釣り合いが崩れる
ことになる。従って、タイヤが接地して回転した場合に
は回転の度に遠心力が変動し、タイヤの縦揺れ及び横揺
れが発生することになる。図中、Tはタイヤ、Rはリ
ム、Eは地面を示す。
【0011】この横揺れ及び縦揺れは遠心力によるもの
であって、静アンバランス修正用錘をリム組付けタイヤ
体の基準面を通り回転軸に垂直な面に対称に配置するこ
とにより、静アンバランス修正用錘に働く遠心力若しく
は合力を基準面を通るように作用させ、横揺れの原因で
あるモ−メントの発生を押さえるものである。つまり、
静アンバランスと動アンバランスを分けて修正すること
により、動アンバランス修正用錘を軽量にし、かつ静ア
ンバランス修正用錘を本発明のように配置することによ
り、タイヤが接地した時の状態での振動を少なく押さえ
ることが出来ることを見出し、本発明に到達したもので
ある。
【0012】この基準面は、リム組付けタイヤ体の中心
であるのが望ましいが、ホイ−ル幅をAmmとすると、
車軸の軸受は通常タイヤ体の中心より0〜A/5mm程
度内側に位置する。又、この軸受の長さは約40mm程
度であるので、リム組付けタイヤ体の基準面としては、
タイヤの中心より内側に0〜A/5mm±20mmを採
用するのがよく、好ましくはこの基準面を中心として左
右に静アンバランス錘を分散し、左右のモ−メントを等
しくするべきである。
【0013】
【実施例】次に実車による主観(フィ−リング)評価テ
ストを実施した。試験項目は振動乗心地性能である。比
較例1をコントロ−ルとして100点法の実車による主
観評価であり、100より大きいほうが改良方向であ
る。5点差があると一般的運転技能を持った運転者が性
能差を識別出来る程度の評価範囲である。試験車両とし
て次の車両を使用した。 車両名:トヨタカロ−ラレビンGT−Z 使用リム:5・1/2J×14 タイヤサイズ:195/60R14 85H リム組付けタイヤの重量アンバランス修正法は表1の通
りである。
【0014】
【表1】
【0015】なお、バランスの貼付位置(角度)はリム
組付けタイヤの車両装着外側から見て時計回りに測定し
たものであって、その基点をホィ−ルのバルブ位置とし
た。そして、実施例1〜3の基準面をタイヤ幅のセンタ
−に置いたものである。図3〜図5は比較例1〜3にお
ける錘の貼着位置を示すタイヤ体の斜視図であり、図6
〜図8は実施例1〜3における錘の貼着位置を示すタイ
ヤ体の斜視図である。
【0016】ここで各例のバランスの貼着位置について
の特徴は次の通りである。 比較例1:従来の2面バランス法。 比較例2:静アンバランスをアウト側のフランジで取っ
たもの。 比較例3:静アンバランスをイン側のフランジで取った
もの。 実施例1:静アンバランスをアウト側及びイン側のフラ
ンジで、基準面に対して均等に取った場合。 実施例2:静アンバランスをフランジ以外で、基準面に
対して均等に取った場合。 実施例3:静アンバランスを基準面で取った場合。
【0017】テストした結果を表2に示す。
【0018】
【表2】
【0019】本発明を適用した実施例1〜3は、比較例
を大きく上回る結果となり、一般の運転者にも識別でき
る程度の改良効果をもたらすことが判明したものであ
る。即ち、このことは従来のアンバランス修正法と比較
した場合、本発明の方法によってアンバランスを修正し
たタイヤにおいては、車両に装着し、接地しながら回転
する時、横揺れが減少し、その結果、タイヤから発生す
る振動が押さえられ、振動乗心地が著しく向上したもの
となったのである。
【0020】
【発明の効果】本発明方法でアンバランスを修正したリ
ム組付けタイヤを装着した車両の挙動は、従来方法でア
ンバランスを修正したリム組付けタイヤを装着した場合
と比較して、振動乗心地性能が全体的にごく一般の運転
技能を持った程度の運転者にも感知出来る程度に向上し
たものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は従来方法によってアンバランスを修正し
たタイヤの挙動を示す非接地時の模式図である。
【図2】図2は従来方法によってアンバランスを修正し
たタイヤの挙動を示す接地時の模式図である。
【図3】図3は比較例1における錘の貼着位置を示すタ
イヤ体の斜視図である。
【図4】図4は比較例2における錘の貼着位置を示すタ
イヤ体の斜視図である。
【図5】図5は比較例3における錘の貼着位置を示すタ
イヤ体の斜視図である。
【図6】図6は実施例1における錘の貼着位置を示すタ
イヤ体の斜視図である。
【図7】図7は実施例2における錘の貼着位置を示すタ
イヤ体の斜視図である。
【図8】図8は実施例3における錘の貼着位置を示すタ
イヤ体の斜視図である。
【符号の説明】
T‥‥タイヤ R‥‥リム E‥‥地面 P‥‥基準面 W01、W02‥‥静・動同時アンバランス修正用錘 W11、W12‥‥静アンバランス修正用錘 W21、W22‥‥動アンバランス修正用錘

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量アンバランスを修正したリム組付け
    タイヤ体であって、修正用錘がリム外側内面上の幅方向
    に分散して装着した静アンバランス修正用錘と、リム幅
    方向の表裏に装着した複数の動アンバランス修正用錘と
    からなることを特徴とする重量アンバランスの修正され
    たリム組付けタイヤ体。
  2. 【請求項2】 リム組付けタイヤ体が組付けられる車軸
    の軸受位置より、タイヤの幅方向の左右に静アンバラン
    ス修正用錘が分散装着された請求項第1項記載のリム組
    付けタイヤ体。
  3. 【請求項3】 リム組付けタイヤ体が組付けられる車軸
    の軸受位置を基準面とし、タイヤの幅方向の左右に分散
    された静アンバランス修正用錘によるモ−メントが、零
    又はこれに近づけるように分散装着された請求項第1項
    記載のリム組付けタイヤ体。
  4. 【請求項4】 リム幅をA(mm)とすると、リム中央
    面より内方の(0〜A/5)±20mmの位置を基準面
    とし、タイヤの幅方向の左右に分散された静アンバラン
    ス修正用錘によるモ−メントが、零又はこれに近づける
    ように分散装着された請求項第1項記載のリム組付けタ
    イヤ体。
  5. 【請求項5】 リム組付けタイヤをアンバランス計測機
    で静アンバランスを測定し、かかる静アンバランス修正
    用錘を装着する位置の幅方向に、前記錘を分散装着し、
    その後、アンバランス測定機にて動アンバランスを測定
    し、動アンバランス修正用錘をリムフランジに装着した
    ことを特徴とするリム組付けタイヤの重量アンバランス
    修正方法。
  6. 【請求項6】 リム組付けタイヤ体が組付けられる車軸
    の軸受位置を基準面とし、当該基準面に対しタイヤの幅
    方向の左右に分散された静アンバランス修正用錘による
    モ−メントが、零又はこれに近づけるように錘の重量及
    び装着位置を分散した請求項第5項記載のリム組付けタ
    イヤの重量アンバランス修正方法。
  7. 【請求項7】 リム幅をA(mm)とすると、リム中央
    面より内方の(0〜A/5)±20mmの位置を基準面
    とし、当該基準面に対しタイヤの幅方向の左右に分散さ
    れた静アンバランス修正用錘によるモ−メントが、零又
    はこれに近づけるように錘の重量及び装着位置を分散し
    た請求項第5項記載のリム組付けタイヤの重量アンバラ
    ンス修正方法。
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