JPH05104720A - インクジエツト記録ヘツドおよび記録装置 - Google Patents
インクジエツト記録ヘツドおよび記録装置Info
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- JPH05104720A JPH05104720A JP26947191A JP26947191A JPH05104720A JP H05104720 A JPH05104720 A JP H05104720A JP 26947191 A JP26947191 A JP 26947191A JP 26947191 A JP26947191 A JP 26947191A JP H05104720 A JPH05104720 A JP H05104720A
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- ejection
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- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/14—Structure thereof only for on-demand ink jet heads
- B41J2/14016—Structure of bubble jet print heads
- B41J2/14032—Structure of the pressure chamber
- B41J2/1404—Geometrical characteristics
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/14—Structure thereof only for on-demand ink jet heads
- B41J2002/14379—Edge shooter
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Geometry (AREA)
- Ink Jet (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】インク滴を吐出させるための熱エネルギーを発
生するための電気熱変換体のエネルギー効率を向上さ
せ、かつ記録動作の安定化を実現する。 【構成】吐出口102とヒーター105の供給口側端1
05Aとの間のインク流路109内に、最大幅Wの最大
断面積部分を形成し、吐出口102から供給口103に
向う方向でのインク流路109の断面積の変化勾配をヒ
ーター105の供給口側端105Aの部分において負と
し、流体抵抗素子部110から供給口103に向ってイ
ンク流路109の断面積を拡大させた。
生するための電気熱変換体のエネルギー効率を向上さ
せ、かつ記録動作の安定化を実現する。 【構成】吐出口102とヒーター105の供給口側端1
05Aとの間のインク流路109内に、最大幅Wの最大
断面積部分を形成し、吐出口102から供給口103に
向う方向でのインク流路109の断面積の変化勾配をヒ
ーター105の供給口側端105Aの部分において負と
し、流体抵抗素子部110から供給口103に向ってイ
ンク流路109の断面積を拡大させた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱エネルギーを利用し
て吐出口からインク滴を吐出させるインクジェット記録
ヘッドおよびその記録ヘッドを用いて記録を行なうイン
クジェット記録装置に関する。
て吐出口からインク滴を吐出させるインクジェット記録
ヘッドおよびその記録ヘッドを用いて記録を行なうイン
クジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】熱エネルギーを利用してインク滴を吐出
するインクジェット記録ヘッドは、電気熱変換体(以
下、「ヒータ」という)から発生する熱エネルギーをそ
のヒータの熱作用面からインクに作用させて、そのイン
クを気化して気泡を発生させ、その圧力エネルギーによ
り吐出口からインク滴を飛翔させて記録を行なうように
なっている。
するインクジェット記録ヘッドは、電気熱変換体(以
下、「ヒータ」という)から発生する熱エネルギーをそ
のヒータの熱作用面からインクに作用させて、そのイン
クを気化して気泡を発生させ、その圧力エネルギーによ
り吐出口からインク滴を飛翔させて記録を行なうように
なっている。
【0003】このような方式による記録は、インク滴を
形成するための吐出口を高密度に配列することができる
ため、高解像度が得られることなどの特徴がある。
形成するための吐出口を高密度に配列することができる
ため、高解像度が得られることなどの特徴がある。
【0004】しかしながら、吐出口を高密度に配列する
場合には、必然的に吐出口1つ当りのノズル幅を小さく
する必要が生じる。それに伴い、ノズル内のスペースが
狭くなるため、ノズル内に配置できるヒーターも小さな
ものに限定され、ノズル内のインクを吐出させるために
供給されるエネルギーも小さくなってしまう。また、同
時に、ノズル内のインク流れの抵抗を表わすインピーダ
ンスが高くなるため、インク滴を吐出した後に再びイン
クがインク供給口からノズル内に充填されるために要す
る時間(以下、「リフィル時間」という)が長くなり、
記録の高速度化を阻害する原因ともなる。
場合には、必然的に吐出口1つ当りのノズル幅を小さく
する必要が生じる。それに伴い、ノズル内のスペースが
狭くなるため、ノズル内に配置できるヒーターも小さな
ものに限定され、ノズル内のインクを吐出させるために
供給されるエネルギーも小さくなってしまう。また、同
時に、ノズル内のインク流れの抵抗を表わすインピーダ
ンスが高くなるため、インク滴を吐出した後に再びイン
クがインク供給口からノズル内に充填されるために要す
る時間(以下、「リフィル時間」という)が長くなり、
記録の高速度化を阻害する原因ともなる。
【0005】また、ヒーターの熱作用面(以下、「ヒー
ター面」という)上に形成されてインク滴の吐出に寄与
する泡とは別に、微小な泡が発生し、その微小な泡が吐
出口や供給口より排出されずにヒーター面上やヒーター
近傍のノズル内に残り、その残留泡によって安定したイ
ンク滴の吐出が行なえなくなるおそれがあった。
ター面」という)上に形成されてインク滴の吐出に寄与
する泡とは別に、微小な泡が発生し、その微小な泡が吐
出口や供給口より排出されずにヒーター面上やヒーター
近傍のノズル内に残り、その残留泡によって安定したイ
ンク滴の吐出が行なえなくなるおそれがあった。
【0006】さらには、吐出口の高密度化に伴ってノズ
ル幅の絶対値を小さくした場合、特に、ヒーターから吐
出口方向への圧力エネルギー伝達の割合を高めるために
供給口のオリフィス幅を狭めた場合には、ノズル幅やノ
ズル壁の厚さとノズル高さの比(アスペクト比)が大き
くなり、ノズルの加工が極めて困難になることがあっ
た。
ル幅の絶対値を小さくした場合、特に、ヒーターから吐
出口方向への圧力エネルギー伝達の割合を高めるために
供給口のオリフィス幅を狭めた場合には、ノズル幅やノ
ズル壁の厚さとノズル高さの比(アスペクト比)が大き
くなり、ノズルの加工が極めて困難になることがあっ
た。
【0007】以上の問題に対しては、単に、ノズルのイ
ンピーダンスを下げる方法として、ノズル長を短くする
ことが考えられる。また、同一の大きさのインク滴の吐
出に対するヒーターのエネルギー効率を高める手段とし
ては、例えば、特開平1−195050号,および特開
平1−187356号公報に開示されたノズル形状が知
られている。
ンピーダンスを下げる方法として、ノズル長を短くする
ことが考えられる。また、同一の大きさのインク滴の吐
出に対するヒーターのエネルギー効率を高める手段とし
ては、例えば、特開平1−195050号,および特開
平1−187356号公報に開示されたノズル形状が知
られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単に、
ノズルの長さを短くした場合には、リフィル時間を短縮
することはできるものの、インク滴の吐出速度および体
積が減少し、安定した記録が行なえなくなるという問題
がある。さらに、短いノズル構造では、インク滴の吐出
の際にノズルの供給口を通して各ノズル共通の液室に伝
わる圧力エネルギーによって、隣接ノズルの吐出に悪影
響を及ぼすクロストーク現象が発生する場合があった。
ノズルの長さを短くした場合には、リフィル時間を短縮
することはできるものの、インク滴の吐出速度および体
積が減少し、安定した記録が行なえなくなるという問題
がある。さらに、短いノズル構造では、インク滴の吐出
の際にノズルの供給口を通して各ノズル共通の液室に伝
わる圧力エネルギーによって、隣接ノズルの吐出に悪影
響を及ぼすクロストーク現象が発生する場合があった。
【0009】また、特開平1−187356号公報に開
示されている方法は、ヒーターのエネルギー効率は良く
なるがマルチノイズ化に限界があった。すなわち、その
開示内容によれば、インクの供給口と吐出口との間のイ
ンク流路の断面積が吐出口側に近ずくほど大きくなるた
め、それに伴って、隣合うノズルを隔てる壁は必然的に
薄くなる。ところが、その壁を薄くしすぎた場合には、
強度が不足したり泡の圧力が隣のノズルに伝わってイン
クの吐出に悪影響を及ぼすことになるため、吐出口の高
密度化,およびマルチノズル化の障害となるという問題
があった。
示されている方法は、ヒーターのエネルギー効率は良く
なるがマルチノイズ化に限界があった。すなわち、その
開示内容によれば、インクの供給口と吐出口との間のイ
ンク流路の断面積が吐出口側に近ずくほど大きくなるた
め、それに伴って、隣合うノズルを隔てる壁は必然的に
薄くなる。ところが、その壁を薄くしすぎた場合には、
強度が不足したり泡の圧力が隣のノズルに伝わってイン
クの吐出に悪影響を及ぼすことになるため、吐出口の高
密度化,およびマルチノズル化の障害となるという問題
があった。
【0010】さらに、特開平1−195050号公報の
開示内容によれば、熱エネルギー作用部近傍の天井をそ
れ以外の部分より高くしたことにより、インク流路が気
泡によって遮断されないようにして、記録液の充分な補
給とインク吐出の安定化を図っている。しかしながら、
このように熱エネルギー作用部近傍の天井を部分的に高
くしただけでは、ヒーターのエネルギー効率を充分に上
げることができなかった。
開示内容によれば、熱エネルギー作用部近傍の天井をそ
れ以外の部分より高くしたことにより、インク流路が気
泡によって遮断されないようにして、記録液の充分な補
給とインク吐出の安定化を図っている。しかしながら、
このように熱エネルギー作用部近傍の天井を部分的に高
くしただけでは、ヒーターのエネルギー効率を充分に上
げることができなかった。
【0011】本発明の目的は、上記の従来の問題を解消
して、吐出口の高密度化およびマルチノズル化と共に、
記録動作の安定化を実現し、しかも電気熱変換体のエネ
ルギー効率を向上させることができるインクジェット記
録ヘッドおよび記録装置を提供することにある。
して、吐出口の高密度化およびマルチノズル化と共に、
記録動作の安定化を実現し、しかも電気熱変換体のエネ
ルギー効率を向上させることができるインクジェット記
録ヘッドおよび記録装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
記録ヘッドは、インク滴を吐出するために設けられた複
数の吐出口と、該吐出口のそれぞれに連通する複数のイ
ンク流路と、該インク流路のそれぞれにインクを供給す
るための複数の供給口と、前記インク流路のそれぞれに
設けられて前記吐出口のそれぞれからインク滴を吐出さ
せるための熱エネルギーを発生する複数の電気熱変換体
とを具備してなるインクジェット記録ヘッドにおいて、
前記吐出口と前記電気熱変換体の前記供給口寄り端部と
の間に形成されて前記インク流路の断面積を極大とする
拡径部と、前記インク流路の前記吐出口から前記供給口
に向う方向での断面積の変化勾配を前記電気熱変換体の
前記供給口寄り端部位置において負とする供給口側縮径
部と、前記供給口と前記供給口側縮径部との間の前記イ
ンク流路の断面積を前記供給口に向って拡大させる拡径
部とを有することを特徴とする。
記録ヘッドは、インク滴を吐出するために設けられた複
数の吐出口と、該吐出口のそれぞれに連通する複数のイ
ンク流路と、該インク流路のそれぞれにインクを供給す
るための複数の供給口と、前記インク流路のそれぞれに
設けられて前記吐出口のそれぞれからインク滴を吐出さ
せるための熱エネルギーを発生する複数の電気熱変換体
とを具備してなるインクジェット記録ヘッドにおいて、
前記吐出口と前記電気熱変換体の前記供給口寄り端部と
の間に形成されて前記インク流路の断面積を極大とする
拡径部と、前記インク流路の前記吐出口から前記供給口
に向う方向での断面積の変化勾配を前記電気熱変換体の
前記供給口寄り端部位置において負とする供給口側縮径
部と、前記供給口と前記供給口側縮径部との間の前記イ
ンク流路の断面積を前記供給口に向って拡大させる拡径
部とを有することを特徴とする。
【0013】本発明の記録装置は、インク滴を吐出する
ために設けられた複数の吐出口と、該吐出口のそれぞれ
に連通する複数のインク流路と、該インク流路のそれぞ
れにインクを供給するための複数の供給口と、前記イン
ク流路のそれぞれに設けられて前記吐出口のそれぞれか
らインク滴を吐出させるための熱エネルギーを発生する
複数の電気熱変換体とを具備してなるインクジェット記
録ヘッドを有し、該インクジェット記録ヘッドによって
記録媒体上への記録を行なう記録装置において、前記吐
出口と前記電気熱変換体の前記供給口寄り端部との間に
形成されて前記インク流路の断面積を極大とする拡径部
と、前記インク流路の前記吐出口から前記供給口に向う
方向での断面積の変化勾配を前記電気熱変換体の前記供
給口寄り端部位置において負とする供給口側縮径部と、
前記供給口と前記供給口側縮径部との間の前記インク流
路の断面積を前記供給口に向って拡大させる拡径部とを
有することを特徴とする。
ために設けられた複数の吐出口と、該吐出口のそれぞれ
に連通する複数のインク流路と、該インク流路のそれぞ
れにインクを供給するための複数の供給口と、前記イン
ク流路のそれぞれに設けられて前記吐出口のそれぞれか
らインク滴を吐出させるための熱エネルギーを発生する
複数の電気熱変換体とを具備してなるインクジェット記
録ヘッドを有し、該インクジェット記録ヘッドによって
記録媒体上への記録を行なう記録装置において、前記吐
出口と前記電気熱変換体の前記供給口寄り端部との間に
形成されて前記インク流路の断面積を極大とする拡径部
と、前記インク流路の前記吐出口から前記供給口に向う
方向での断面積の変化勾配を前記電気熱変換体の前記供
給口寄り端部位置において負とする供給口側縮径部と、
前記供給口と前記供給口側縮径部との間の前記インク流
路の断面積を前記供給口に向って拡大させる拡径部とを
有することを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明によれば、インク液路の最大断面積部分
において、電気熱変換体の熱によって発生した気泡を成
長させ、またインク流路の供給口側に向ってインク流路
の断面積の変化勾配が負となる部分において、インク吐
出時に供給口に向って流れようとするインクの流動抵抗
を大とし、さらに、インク流路から供給口に向ってイン
ク流路の断面積が拡大する部分において、インク吐出時
に供給口側に伝播する圧力を粘性損失により減少させ
る。
において、電気熱変換体の熱によって発生した気泡を成
長させ、またインク流路の供給口側に向ってインク流路
の断面積の変化勾配が負となる部分において、インク吐
出時に供給口に向って流れようとするインクの流動抵抗
を大とし、さらに、インク流路から供給口に向ってイン
ク流路の断面積が拡大する部分において、インク吐出時
に供給口側に伝播する圧力を粘性損失により減少させ
る。
【0015】そして、このことにより、電気熱変換体の
エネルギー効率を向上させて、記録動作の安定化を実現
する。
エネルギー効率を向上させて、記録動作の安定化を実現
する。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
説明する。
【0017】「第1の実施例」図1から図4は、インク
ジェット記録ヘッドの第1の実施例を説明するための図
である。
ジェット記録ヘッドの第1の実施例を説明するための図
である。
【0018】本実施例のインクジェット記録ヘッドは、
図1に示すように、基板104上に隔壁107を一定の
間隔をおいて複数形成し、それらの隔壁107間におけ
る基板104上のそれぞれにヒーター105を設け、さ
らに、それらの隔壁107の上に天板106をかぶせた
構成とされている。これらの隔壁107,基板104,
および天板106で囲まれた空間がノズル101とさ
れ、後述するように、共通液室108内のインクが、供
給口103からインク液路109を通って吐出口102
から吐出されるようになっている。
図1に示すように、基板104上に隔壁107を一定の
間隔をおいて複数形成し、それらの隔壁107間におけ
る基板104上のそれぞれにヒーター105を設け、さ
らに、それらの隔壁107の上に天板106をかぶせた
構成とされている。これらの隔壁107,基板104,
および天板106で囲まれた空間がノズル101とさ
れ、後述するように、共通液室108内のインクが、供
給口103からインク液路109を通って吐出口102
から吐出されるようになっている。
【0019】図2は基板104の平面図であり、ヒータ
ー105の周囲のインク流路109部分は、ヒーター1
05から供給口103までの間の(以後、「ヒーター後
方ノズル部」という)におけるインクの流れ現象,つま
りインクの吐出時にはヒーター105から供給口103
へ向けてインクが速く流れ、インクの供給時には供給口
103からヒーター105へ向けてインクの吐出時より
もゆっくりインクが流れる現象を考慮した構造になって
いる。
ー105の周囲のインク流路109部分は、ヒーター1
05から供給口103までの間の(以後、「ヒーター後
方ノズル部」という)におけるインクの流れ現象,つま
りインクの吐出時にはヒーター105から供給口103
へ向けてインクが速く流れ、インクの供給時には供給口
103からヒーター105へ向けてインクの吐出時より
もゆっくりインクが流れる現象を考慮した構造になって
いる。
【0020】すなわち、ヒーター105の発泡中心付近
を含むヒーター後方ノズル部ではインク吐出時には、ヒ
ーター105から供給口103へ向けて狭まる管構造と
したインク流路109内をインクが大きな速度で流れよ
うとするため、そのインクの流動抵抗としてのインピー
ダンスは大となる。それに対して、リフィル時には、供
給口103からヒーター105側へ向けて広がる管構造
としたインク流路109内をインクが流れるため、流動
抵抗としてのインピーダンスは小となり、インクの供給
が速やかに行われることとなる。このように、ヒーター
105の供給口側端(供給口寄り端部)105A近傍の
ノズル内では、吐出口102側から供給口103側へ向
う方向でのノズル断面積の変化勾配が負,つまり吐出口
102側から供給口103側に向って狭まる管構造とな
っている。
を含むヒーター後方ノズル部ではインク吐出時には、ヒ
ーター105から供給口103へ向けて狭まる管構造と
したインク流路109内をインクが大きな速度で流れよ
うとするため、そのインクの流動抵抗としてのインピー
ダンスは大となる。それに対して、リフィル時には、供
給口103からヒーター105側へ向けて広がる管構造
としたインク流路109内をインクが流れるため、流動
抵抗としてのインピーダンスは小となり、インクの供給
が速やかに行われることとなる。このように、ヒーター
105の供給口側端(供給口寄り端部)105A近傍の
ノズル内では、吐出口102側から供給口103側へ向
う方向でのノズル断面積の変化勾配が負,つまり吐出口
102側から供給口103側に向って狭まる管構造とな
っている。
【0021】一方、ヒーター105から吐出口102ま
での間のインク流路109の内部(以後、「ヒーター前
方ノズル部」という)の形状は、以下の理由により決定
されている。
での間のインク流路109の内部(以後、「ヒーター前
方ノズル部」という)の形状は、以下の理由により決定
されている。
【0022】まず、吐出口102に関しては、インクジ
ェット記録ヘッドの要求仕様を満たす吐出体積のインク
滴を高速で飛翔させかつメニスカスを安定に保持できる
ように、ヒーター105から吐出口102へ向う方向に
おいて、メニスカスを保持する部分までを絞り管形状と
する。また、図中の吐出口102から距離l1 内に配置
されたヒーター105の供給口側端105Aと、吐出口
102との間において、ノズル幅を極大値Wとする最大
拡径部を有する構造を採用してヒーター105からノズ
ル側壁までの距離を大きくし、ヒーター105から発生
する発泡エネルギーが、インク中に生じる泡の周囲のイ
ンク抵抗によって損われないようにする。
ェット記録ヘッドの要求仕様を満たす吐出体積のインク
滴を高速で飛翔させかつメニスカスを安定に保持できる
ように、ヒーター105から吐出口102へ向う方向に
おいて、メニスカスを保持する部分までを絞り管形状と
する。また、図中の吐出口102から距離l1 内に配置
されたヒーター105の供給口側端105Aと、吐出口
102との間において、ノズル幅を極大値Wとする最大
拡径部を有する構造を採用してヒーター105からノズ
ル側壁までの距離を大きくし、ヒーター105から発生
する発泡エネルギーが、インク中に生じる泡の周囲のイ
ンク抵抗によって損われないようにする。
【0023】図4(a)および(b)は、図2の本実施
例の記録ヘッドおよび図3の従来の記録ヘッドのそれぞ
れによって泡を成長させた様子を示している。なお、図
2および図3のそれぞれの記録ヘッドは、説明を容易と
するために双方ともノズル高さを一定とした。図3の従
来の記録ヘッドの場合は、図4(b)に示すように、泡
409が周囲のインク抵抗によって、いわゆるひょうた
ん型に変形する。一方、本実施例の場合は、図4(a)
に示すように、泡409がヒーター105の形に近似し
た形状に成長し、ヒーター105の発泡エネルギーが損
われにくいことが分る。
例の記録ヘッドおよび図3の従来の記録ヘッドのそれぞ
れによって泡を成長させた様子を示している。なお、図
2および図3のそれぞれの記録ヘッドは、説明を容易と
するために双方ともノズル高さを一定とした。図3の従
来の記録ヘッドの場合は、図4(b)に示すように、泡
409が周囲のインク抵抗によって、いわゆるひょうた
ん型に変形する。一方、本実施例の場合は、図4(a)
に示すように、泡409がヒーター105の形に近似し
た形状に成長し、ヒーター105の発泡エネルギーが損
われにくいことが分る。
【0024】また、供給口103およびその近傍のノズ
ル幅を減少させることは、前述したクロストーク現象の
原因となる圧力エネルギーの共通液室108への伝播を
防止することになるため、その供給口103の幅Wb0
は小さく設定することが効果的である。
ル幅を減少させることは、前述したクロストーク現象の
原因となる圧力エネルギーの共通液室108への伝播を
防止することになるため、その供給口103の幅Wb0
は小さく設定することが効果的である。
【0025】また、ノズル幅の最小値は、前述したノズ
ル製法上のアスペクト比の制約によって決まる。本実施
例においては、ノズル幅が小さい場合でも、同じノズル
幅で連続する部分のノズル長さが小さい場合には、局所
的にアスペクト比を大きくとれることに注目し、供給口
の幅WbO は、クロストーク現象を防止できる程度に小
さくすると共に、その幅WbO で連続する部分のノズル
長l4 を十分に小さく設定して、幅WbO を小さく形成
できるようにしている。
ル製法上のアスペクト比の制約によって決まる。本実施
例においては、ノズル幅が小さい場合でも、同じノズル
幅で連続する部分のノズル長さが小さい場合には、局所
的にアスペクト比を大きくとれることに注目し、供給口
の幅WbO は、クロストーク現象を防止できる程度に小
さくすると共に、その幅WbO で連続する部分のノズル
長l4 を十分に小さく設定して、幅WbO を小さく形成
できるようにしている。
【0026】ところで、インクの吐出に寄与する泡の形
成から消滅までの間に、ヒーター105近傍のノズル内
には、その泡とは分離して、その泡の消滅とともには消
滅しない微小な泡(以下、「微小泡」という)が発生す
る場合があり、この微小泡は、好ましくはインク滴の吐
出と共に排出されるべき残留泡の発生原因となる。この
ような微小泡は、ヒーター105の周囲でノズル幅が極
大となる本実施例のようなノズル構造を採用した場合に
は、排出されずにノズル内に滞留しやすくなる。そこ
で、さらに本実施例では、供給口103付近のノズル幅
を減少させること、およびヒーター105の供給口側端
105Aと供給口103との間のノズル幅を流体抵抗素
子部110によって部分的に減少させることにより、微
小泡が吐出口102の方向へ移動する際の抵抗を相対的
に低下させ、その微小泡をインク滴の吐出と共に吐出口
102から積極的に排出させることとしている。また、
流体抵抗素子部110は、その流体抵抗素子部110の
供給口103側においてノズル幅を急拡大する急拡大部
(拡径部)を形成し、この急拡大部により、インクの吐
出時に共通液室108内へ伝播する圧力を減少させて、
前述したクロストーク現象を防止することにもなる。
成から消滅までの間に、ヒーター105近傍のノズル内
には、その泡とは分離して、その泡の消滅とともには消
滅しない微小な泡(以下、「微小泡」という)が発生す
る場合があり、この微小泡は、好ましくはインク滴の吐
出と共に排出されるべき残留泡の発生原因となる。この
ような微小泡は、ヒーター105の周囲でノズル幅が極
大となる本実施例のようなノズル構造を採用した場合に
は、排出されずにノズル内に滞留しやすくなる。そこ
で、さらに本実施例では、供給口103付近のノズル幅
を減少させること、およびヒーター105の供給口側端
105Aと供給口103との間のノズル幅を流体抵抗素
子部110によって部分的に減少させることにより、微
小泡が吐出口102の方向へ移動する際の抵抗を相対的
に低下させ、その微小泡をインク滴の吐出と共に吐出口
102から積極的に排出させることとしている。また、
流体抵抗素子部110は、その流体抵抗素子部110の
供給口103側においてノズル幅を急拡大する急拡大部
(拡径部)を形成し、この急拡大部により、インクの吐
出時に共通液室108内へ伝播する圧力を減少させて、
前述したクロストーク現象を防止することにもなる。
【0027】また、供給口103近傍のノズル抵抗は、
既に述べた理由から決まるノズル幅WbO によって定ま
るため、所定の吐出特性を得るためのノズルの設計自由
度を確保するためには、流体抵抗素子部110の配着部
位のノズル長l5 を大きく取ることが望ましい。そのた
めには、アスペクト比等のノズル製法上の制約から、流
体抵抗素子部110によって制約されるノズル幅Wb
が、Wb>WbO となる関係を満たすことが必要とな
る。
既に述べた理由から決まるノズル幅WbO によって定ま
るため、所定の吐出特性を得るためのノズルの設計自由
度を確保するためには、流体抵抗素子部110の配着部
位のノズル長l5 を大きく取ることが望ましい。そのた
めには、アスペクト比等のノズル製法上の制約から、流
体抵抗素子部110によって制約されるノズル幅Wb
が、Wb>WbO となる関係を満たすことが必要とな
る。
【0028】次に、本実施例の記録ヘッドと図3の従来
の記録ヘッドのそれぞれのノズル構造をノズル製造の見
地から比較する。
の記録ヘッドのそれぞれのノズル構造をノズル製造の見
地から比較する。
【0029】ここでは、一例として、双方のノズル構造
をノズル配列ピッチが63.5μm,ノズル高さが20
μmとして、感光性樹脂(東京応化、OP−1:商品
名)を用いたフォトリソグラフィー加工で形成した。そ
して、図2の本実施例のノズル構造では、l1 =80μ
m,l2 =120μm,およびl3 =30μmとし、図
3の従来のノズル構造では、l′=250μmとした。
この場合、図2の本実施例の構造では、W=55μmま
ではインク滴の吐出に悪影響を与えず解像が可能であ
り、一方、図3の従来の構造では、W′=40μmまで
解像が可能であった。しかし、前者の本実施例の構造の
方がヒーター105の周囲に広いスペースを得ることが
できるため、結局、大きさ,形状などの点で本実施例の
構造の方がヒーター105の設計自由度を高めることが
できた。また、図2の本実施例においては、ヒーター後
方ノズル部では、WbO =8μm,l4 ≦5μmとして
も解像が可能であり、また流体抵抗素子110の部位で
は、Wb=16μmのときl5=20μmでも安定にノ
ズル形成可能であり、ヒーター後方ノズル部での抵抗を
高めて、ノズル内の泡を吐出口102より排出して残留
泡の付着を防止できた。
をノズル配列ピッチが63.5μm,ノズル高さが20
μmとして、感光性樹脂(東京応化、OP−1:商品
名)を用いたフォトリソグラフィー加工で形成した。そ
して、図2の本実施例のノズル構造では、l1 =80μ
m,l2 =120μm,およびl3 =30μmとし、図
3の従来のノズル構造では、l′=250μmとした。
この場合、図2の本実施例の構造では、W=55μmま
ではインク滴の吐出に悪影響を与えず解像が可能であ
り、一方、図3の従来の構造では、W′=40μmまで
解像が可能であった。しかし、前者の本実施例の構造の
方がヒーター105の周囲に広いスペースを得ることが
できるため、結局、大きさ,形状などの点で本実施例の
構造の方がヒーター105の設計自由度を高めることが
できた。また、図2の本実施例においては、ヒーター後
方ノズル部では、WbO =8μm,l4 ≦5μmとして
も解像が可能であり、また流体抵抗素子110の部位で
は、Wb=16μmのときl5=20μmでも安定にノ
ズル形成可能であり、ヒーター後方ノズル部での抵抗を
高めて、ノズル内の泡を吐出口102より排出して残留
泡の付着を防止できた。
【0030】また、インク滴吐出時のヒーター105へ
の投入エネルギーと、吐出口102より吐出したインク
滴のもつ運動エネルギーの比によってインクジェット記
録ヘッドの吐出効率を測定したところ、図3の従来のノ
ズル構造での吐出効率を1.0とした場合、図2の本実
施例のノズル構造では、吐出効率が1.5から2.5と
なって、泡の圧力エネルギーがインク滴の吐出に寄与す
る率が高まることが確認できた。
の投入エネルギーと、吐出口102より吐出したインク
滴のもつ運動エネルギーの比によってインクジェット記
録ヘッドの吐出効率を測定したところ、図3の従来のノ
ズル構造での吐出効率を1.0とした場合、図2の本実
施例のノズル構造では、吐出効率が1.5から2.5と
なって、泡の圧力エネルギーがインク滴の吐出に寄与す
る率が高まることが確認できた。
【0031】結局、本実施例のノズル構造は、下記A,
B,C,D,およびEの条件を満たすことによって、ヒ
ーター105へ投入されるエネルギーのインク滴の吐出
に寄与する率を高めるとともに、ノズルの残留泡付着防
止、およびクロストーク防止等効果を得ることができ
た。
B,C,D,およびEの条件を満たすことによって、ヒ
ーター105へ投入されるエネルギーのインク滴の吐出
に寄与する率を高めるとともに、ノズルの残留泡付着防
止、およびクロストーク防止等効果を得ることができ
た。
【0032】A.ヒーター105の供給口側端105A
と供給口103との間において、供給口103がこの区
間におけるノズル断面積の最小値をとる。
と供給口103との間において、供給口103がこの区
間におけるノズル断面積の最小値をとる。
【0033】B.ヒーター105の吐出口側端105B
と吐出口102との間において、吐出口102がこの区
間におけるノズル断面積の最小値をとる。
と吐出口102との間において、吐出口102がこの区
間におけるノズル断面積の最小値をとる。
【0034】C.吐出口102から供給口103へ向う
方向でのノズル断面積の変化勾配が、ヒーター105の
供給口側端105Aにおいて負である。
方向でのノズル断面積の変化勾配が、ヒーター105の
供給口側端105Aにおいて負である。
【0035】D.ヒーター105の供給口側端105A
と吐出口102との間において、S>Max(SbO ,
SfO )を満たすノズル断面積Sを有する。
と吐出口102との間において、S>Max(SbO ,
SfO )を満たすノズル断面積Sを有する。
【0036】ここで、SfO は吐出口102でのノズル
断面積,SbO は供給口103でのノズル断面積であ
る。
断面積,SbO は供給口103でのノズル断面積であ
る。
【0037】E.ヒーター105の供給口側端105A
と供給口103との間に流体抵抗素子部110を有し、
該流体抵抗素子部110の配置部位のノズル断面積の最
小値SbがSb >SbO である。
と供給口103との間に流体抵抗素子部110を有し、
該流体抵抗素子部110の配置部位のノズル断面積の最
小値SbがSb >SbO である。
【0038】「第2の実施例」図5は、インクジェット
記録ヘッドの第2の実施例を説明するための図である。
記録ヘッドの第2の実施例を説明するための図である。
【0039】本実施例の場合は、ノズル幅とノズル高さ
の双方を変えることによって、前述した第1の実施例と
同様にノズル断面積を変化させている。
の双方を変えることによって、前述した第1の実施例と
同様にノズル断面積を変化させている。
【0040】「第3の実施例」図6から図9は、インク
ジェット記録ヘッドの第3の実施例を示す。なお、前述
した第1の実施例と同様の部分には同一符号を付して説
明を省略する。
ジェット記録ヘッドの第3の実施例を示す。なお、前述
した第1の実施例と同様の部分には同一符号を付して説
明を省略する。
【0041】本実施例では、ヒーター105から供給口
103までの間のヒーター後方ノズル部は、前述した実
施例と同様に、そのヒーター後方ノズル部におけるイン
クの流れ現象を考慮した構造としている。すなわち、ヒ
ーター105の供給口側端(供給口寄り端部)105A
近傍のノズル内では、吐出口102側から供給口103
側に向う方向でのノズル断面積の変化勾配が負,つまり
吐出口102側から供給口103側に向って狭まる管構
造となっている。
103までの間のヒーター後方ノズル部は、前述した実
施例と同様に、そのヒーター後方ノズル部におけるイン
クの流れ現象を考慮した構造としている。すなわち、ヒ
ーター105の供給口側端(供給口寄り端部)105A
近傍のノズル内では、吐出口102側から供給口103
側に向う方向でのノズル断面積の変化勾配が負,つまり
吐出口102側から供給口103側に向って狭まる管構
造となっている。
【0042】また、ヒーター105から吐出口102ま
での間のヒーター前方ノズル部において、吐出口102
に関しては、前述した実施例と同様に、インクジェット
記録ヘッドの要求仕様を満たす吐出体積のインク滴を高
速で飛翔させかつメニスカスを安定に保持できるよう
に、ヒーター105から吐出口102へ向かう方向にお
いて、メニスカスを保持する部分までを絞り管形状とし
ている。また、前述した実施例と同様に、図7中の吐出
口102から距離l1 内に配置されたヒーター105の
供給側端105Aと、吐出口102との間において、ノ
ズル幅を極大値Wとする最大拡径部を有する構造を採用
してヒーター105からノズル側壁までの距離を大きく
し、ヒーター105から発生する発泡エネルギーが、イ
ンク中に生じる泡の周囲のインク抵抗によって損われな
いようにしている。
での間のヒーター前方ノズル部において、吐出口102
に関しては、前述した実施例と同様に、インクジェット
記録ヘッドの要求仕様を満たす吐出体積のインク滴を高
速で飛翔させかつメニスカスを安定に保持できるよう
に、ヒーター105から吐出口102へ向かう方向にお
いて、メニスカスを保持する部分までを絞り管形状とし
ている。また、前述した実施例と同様に、図7中の吐出
口102から距離l1 内に配置されたヒーター105の
供給側端105Aと、吐出口102との間において、ノ
ズル幅を極大値Wとする最大拡径部を有する構造を採用
してヒーター105からノズル側壁までの距離を大きく
し、ヒーター105から発生する発泡エネルギーが、イ
ンク中に生じる泡の周囲のインク抵抗によって損われな
いようにしている。
【0043】図8は、本実施例の記録ヘッドによって泡
を成長させた様子を示し、泡409がヒーター105の
形に近似した形状に成長して、ヒーター105の発泡エ
ネルギーが損われにくいことが分かる。
を成長させた様子を示し、泡409がヒーター105の
形に近似した形状に成長して、ヒーター105の発泡エ
ネルギーが損われにくいことが分かる。
【0044】ところで、インクの吐出に寄与する泡の形
成から消滅までの間に、ヒーター105近傍のノズル内
には、その泡とは分離して、その泡の消滅とともには消
滅しない微小な泡(以下、「微小泡」という)が発生す
る場合があり、この微小泡は、好ましくはインク滴の吐
出と共に排出されるべき残留泡の発生原因となる。この
ような微小泡は、ヒーター105の周囲でノズル幅が極
大となる本実施例のようなノズル構造を採用した場合に
は、排出されずにノズル内に滞留しやすくなる。そこ
で、本実施例では、ヒーター105の供給口側端105
Aと供給口103との間に、ノズル幅を極小値Wbとす
る絞り部120を設けることにより、微小泡が吐出口1
02方向へ移動する際の抵抗を相対的に低下させ、その
微小泡を積極的に吐出口102からインク滴の吐出とと
もに排出させるようにした。この結果、残留泡の発生を
防止できた。
成から消滅までの間に、ヒーター105近傍のノズル内
には、その泡とは分離して、その泡の消滅とともには消
滅しない微小な泡(以下、「微小泡」という)が発生す
る場合があり、この微小泡は、好ましくはインク滴の吐
出と共に排出されるべき残留泡の発生原因となる。この
ような微小泡は、ヒーター105の周囲でノズル幅が極
大となる本実施例のようなノズル構造を採用した場合に
は、排出されずにノズル内に滞留しやすくなる。そこ
で、本実施例では、ヒーター105の供給口側端105
Aと供給口103との間に、ノズル幅を極小値Wbとす
る絞り部120を設けることにより、微小泡が吐出口1
02方向へ移動する際の抵抗を相対的に低下させ、その
微小泡を積極的に吐出口102からインク滴の吐出とと
もに排出させるようにした。この結果、残留泡の発生を
防止できた。
【0045】また、その絞り部120では、発泡が最も
小さい場合、つまり成長した泡の幅がヒーター105の
幅に等しい場合でも上記微小泡の排出を行うために、そ
の形状をWb≦W2 ,さらに好ましくはWb<W2 とし
た。これらの寸法関係は、発明者の検討の結果判明した
ことであり、このことは、発明者が行った実験,すなわ
ち絞り部120のノズル幅Wbのみを変えて他の部分の
形状を同一とした場合の残留泡の付着頻度を調べた下表
1の結果からも明らかである。
小さい場合、つまり成長した泡の幅がヒーター105の
幅に等しい場合でも上記微小泡の排出を行うために、そ
の形状をWb≦W2 ,さらに好ましくはWb<W2 とし
た。これらの寸法関係は、発明者の検討の結果判明した
ことであり、このことは、発明者が行った実験,すなわ
ち絞り部120のノズル幅Wbのみを変えて他の部分の
形状を同一とした場合の残留泡の付着頻度を調べた下表
1の結果からも明らかである。
【0046】
【表1】
【0047】さらに、本実施例では、ノズル幅Wbの絞
り部120を通して共通液108内に伝わってクロスト
ーク現象の原因となる圧力エネルギーを減衰するため
に、絞り部120と供給口103との間を前者側から後
者側に向かって広がる管構造としている。従って、絞り
部120は、その絞り部120の供給口103側におい
てノズル幅を拡大する拡大部(拡径部)を形成し、この
拡大部により、インクの吐出時に共通液室108内へ伝
播する圧力を減少させて、前述したクロストーク現象を
防止することになる。
り部120を通して共通液108内に伝わってクロスト
ーク現象の原因となる圧力エネルギーを減衰するため
に、絞り部120と供給口103との間を前者側から後
者側に向かって広がる管構造としている。従って、絞り
部120は、その絞り部120の供給口103側におい
てノズル幅を拡大する拡大部(拡径部)を形成し、この
拡大部により、インクの吐出時に共通液室108内へ伝
播する圧力を減少させて、前述したクロストーク現象を
防止することになる。
【0048】また、リフィル時におけるインク流れのイ
ンピーダンスが大きくならないように、Wb<WbO と
なっている。これに対し、仮に、図9(a)に示すよう
に、Wb≧WbO とした場合には、ノズル幅Wbの絞り
部120と供給口103との間は、実質的には、ヒータ
ー後方ノズル部のリフィル時のインピーダンスが大きな
図9(b)と同じ構造になってしまう。Wb≪WbO と
することにより、リフィル時のインクの流れはほぼノズ
ル幅Wbによって決まり、同時にインクの吐出時および
リフィル時共にインピーダンスは大きくならない。
ンピーダンスが大きくならないように、Wb<WbO と
なっている。これに対し、仮に、図9(a)に示すよう
に、Wb≧WbO とした場合には、ノズル幅Wbの絞り
部120と供給口103との間は、実質的には、ヒータ
ー後方ノズル部のリフィル時のインピーダンスが大きな
図9(b)と同じ構造になってしまう。Wb≪WbO と
することにより、リフィル時のインクの流れはほぼノズ
ル幅Wbによって決まり、同時にインクの吐出時および
リフィル時共にインピーダンスは大きくならない。
【0049】下表2は、図7に示した本実施例のノズル
構造を用いた場合のインク滴の吐出特性と、その比較例
として前述した図3の従来のノズル構造を用いた場合の
インク滴の吐出特性とを示す。ここで、Eはヒーターの
投入エネルギー,Mは飛翔するインク滴のもつ運動エネ
ルギー,
構造を用いた場合のインク滴の吐出特性と、その比較例
として前述した図3の従来のノズル構造を用いた場合の
インク滴の吐出特性とを示す。ここで、Eはヒーターの
投入エネルギー,Mは飛翔するインク滴のもつ運動エネ
ルギー,
【0050】
【外1】
【0051】はM/Eで表わされるエネルギー効率であ
る。この表2より、本実施例によって比較例よりも高い
エネルギー効率の吐出がなされていることが分かる。
る。この表2より、本実施例によって比較例よりも高い
エネルギー効率の吐出がなされていることが分かる。
【0052】
【表2】
【0053】次に、本実施例の記録ヘッドと前述した図
3の記録ヘッドのそれぞれのノズル構造を製造プロセス
の見地から比較する。
3の記録ヘッドのそれぞれのノズル構造を製造プロセス
の見地から比較する。
【0054】ここでは、一例として、ノズル配列ピッチ
が63.5μm,ノズル高さ20μmのノズル構造を感
光性樹脂(東京応化、OP−1:商品名)を用いたフォ
トリソグラフィー加工で形成した結果を説明する。図7
の本実施例の構造では、l1=190μm,l3 =90
μmとし、図3の従来の構造ではl′=400μmとし
た場合、本実施例の構造ではW=55μmまで吐出に悪
影響を与えない形状に解像可能であったが、図3の従来
の構造ではW′=40μmまで解像可能であるのみであ
った。そのため、本実施例の構造の方がヒーター105
周囲に広いスペースを得ることができ、ヒーター105
の設計自由度を高めることができた。
が63.5μm,ノズル高さ20μmのノズル構造を感
光性樹脂(東京応化、OP−1:商品名)を用いたフォ
トリソグラフィー加工で形成した結果を説明する。図7
の本実施例の構造では、l1=190μm,l3 =90
μmとし、図3の従来の構造ではl′=400μmとし
た場合、本実施例の構造ではW=55μmまで吐出に悪
影響を与えない形状に解像可能であったが、図3の従来
の構造ではW′=40μmまで解像可能であるのみであ
った。そのため、本実施例の構造の方がヒーター105
周囲に広いスペースを得ることができ、ヒーター105
の設計自由度を高めることができた。
【0055】結局、本実施例のノズル構造は、下記F,
GおよびHの条件を満たすことによって、ヒーター10
5へ投入されるエネルギーのインク滴吐出に寄与する率
を高めるとともに、ノズルの残留泡付着防止,およびク
ロストーク防止当の効果を得ることができた。
GおよびHの条件を満たすことによって、ヒーター10
5へ投入されるエネルギーのインク滴吐出に寄与する率
を高めるとともに、ノズルの残留泡付着防止,およびク
ロストーク防止当の効果を得ることができた。
【0056】F.ヒーター105の供給口側端105A
と供給口103との間において、Sb≦S2 かつSb<
SbO となるノズル断面積Sbを有する。
と供給口103との間において、Sb≦S2 かつSb<
SbO となるノズル断面積Sbを有する。
【0057】ここで、S2 は供給口側端105Aでのノ
ズル断面積,SbO は供給口103でのノズル断面積で
ある。
ズル断面積,SbO は供給口103でのノズル断面積で
ある。
【0058】G.吐出口102から供給口103へ向う
方向でのノズル断面積の変化勾配が、ヒーター105の
供給口側端105Aにおいて負である。
方向でのノズル断面積の変化勾配が、ヒーター105の
供給口側端105Aにおいて負である。
【0059】H.ヒーター105の供給口側端105A
と吐出口102との間において、S>Max(Sb,S
fO )を満たすノズル断面積Sを有する。
と吐出口102との間において、S>Max(Sb,S
fO )を満たすノズル断面積Sを有する。
【0060】ここで、SfO は吐出口102でのノズル
断面積である。
断面積である。
【0061】「第4の実施例」図10は、本発明のイン
クジェット記録ヘッドの第4の実施例を示す。
クジェット記録ヘッドの第4の実施例を示す。
【0062】本実施例の場合は、供給口103のノズル
幅WbO をノズルピッチと等しく、すなわち、供給口に
おいてノズル断面積を最大とすると共に、吐出口102
をノズル幅WfO のまま延長させた構造となっている。
幅WbO をノズルピッチと等しく、すなわち、供給口に
おいてノズル断面積を最大とすると共に、吐出口102
をノズル幅WfO のまま延長させた構造となっている。
【0063】「第5の実施例」図11は、インクジェッ
ト記録ヘッドの第5の実施例を示す。
ト記録ヘッドの第5の実施例を示す。
【0064】本実施例の場合、ヒーター105の供給口
側端105Aにおいては、前述した実施例と同様に、吐
出口102から供給口103へ向う方向でのノズルが狭
まり管構造となっている。しかし、本実施例の場合は、
ヒーター後方ノズル部では供給口103以外に絞り部が
なく、その代わりに、ヒーター前方ノズル部にノズル幅
を極小値Wfとする絞り部121が形成されている。そ
の絞り部121は、インク吐出時の泡の圧力エネルギー
を利用して残留泡の原因となる微小泡をノズル内から供
給口103を通して共通液室108内へ排出する役割を
もつ。本実施例の構造において、泡の滞留防止のより高
い効果を得るためには、前述した図7の実施例の構造を
規定した際と同様のメカニズムによって、Wf≦W1 で
あることが必要であり、さらにWf<W1 であることが
望ましい。
側端105Aにおいては、前述した実施例と同様に、吐
出口102から供給口103へ向う方向でのノズルが狭
まり管構造となっている。しかし、本実施例の場合は、
ヒーター後方ノズル部では供給口103以外に絞り部が
なく、その代わりに、ヒーター前方ノズル部にノズル幅
を極小値Wfとする絞り部121が形成されている。そ
の絞り部121は、インク吐出時の泡の圧力エネルギー
を利用して残留泡の原因となる微小泡をノズル内から供
給口103を通して共通液室108内へ排出する役割を
もつ。本実施例の構造において、泡の滞留防止のより高
い効果を得るためには、前述した図7の実施例の構造を
規定した際と同様のメカニズムによって、Wf≦W1 で
あることが必要であり、さらにWf<W1 であることが
望ましい。
【0065】したがって、本実施例のノズル構造は、下
記I,JおよびKの条件を満たすことになる。
記I,JおよびKの条件を満たすことになる。
【0066】I.ヒーター105の吐出口側端105B
と吐出口102との間において、Sf≦S1 かつSf<
SfO となるノズル断面積Sfを有する。
と吐出口102との間において、Sf≦S1 かつSf<
SfO となるノズル断面積Sfを有する。
【0067】ここで、S1 は吐出口側端105Bでのノ
ズル断面積,Sf0 は吐出口102でのノズル断面積で
ある。
ズル断面積,Sf0 は吐出口102でのノズル断面積で
ある。
【0068】J.吐出口102から供給口103へ向う
方向でのノズル断面積の変化勾配が、ヒーター105の
供給口側端105Aにおいて負である。
方向でのノズル断面積の変化勾配が、ヒーター105の
供給口側端105Aにおいて負である。
【0069】K.ヒーター105の供給口側端105A
と吐出口102との間において、S>Max(SbO ,
Sf)を満たすノスル断面積Sを有する。
と吐出口102との間において、S>Max(SbO ,
Sf)を満たすノスル断面積Sを有する。
【0070】ここで、SbO は供給口103でのノズル
断面積である。
断面積である。
【0071】「第6の実施例」図12は、インクジェッ
ト記録ヘッドの第6の実施例を示す。
ト記録ヘッドの第6の実施例を示す。
【0072】本実施例は、前述した図7と図11の実施
例の特徴を組み合せて、ヒーター105と吐出口102
との間、およびヒーター105と供給口103との間の
位置に、それぞれ絞り部121および120を設けた構
成となっている。
例の特徴を組み合せて、ヒーター105と吐出口102
との間、およびヒーター105と供給口103との間の
位置に、それぞれ絞り部121および120を設けた構
成となっている。
【0073】したがって、本実施例のノズル溝は、下記
L,M,NおよびOの条件を満たすことになる。
L,M,NおよびOの条件を満たすことになる。
【0074】L.ヒーター105の供給口側端105と
供給口103との間において、Sb≦S2 かつSb<S
bO となるノズル断面積Sbを有する。
供給口103との間において、Sb≦S2 かつSb<S
bO となるノズル断面積Sbを有する。
【0075】ここで、S2 は供給口側端105Aでのノ
ズル断面積,Sb0 は供給口103でのノズル断面積で
ある。
ズル断面積,Sb0 は供給口103でのノズル断面積で
ある。
【0076】M.ヒーター105の吐出口側端105B
と吐出口102との間において、Sf≦S1 かつSf<
SfO となるノズル断面積Sfを有する。
と吐出口102との間において、Sf≦S1 かつSf<
SfO となるノズル断面積Sfを有する。
【0077】ここで、S1 は吐出口側端105Bでのノ
ズル断面積,Sf0 は吐出口102でのノズル断面積で
ある。
ズル断面積,Sf0 は吐出口102でのノズル断面積で
ある。
【0078】N.吐出口102から供給口103へ向う
方向でのノズル断面積の変化勾配が、ヒーター105の
供給口側端105Aにおいて負である。
方向でのノズル断面積の変化勾配が、ヒーター105の
供給口側端105Aにおいて負である。
【0079】O.ヒーター105の供給口側端105A
と吐出口102との間において、S>Max(Sb,S
f)を満たすノズル断面積Sを有する。
と吐出口102との間において、S>Max(Sb,S
f)を満たすノズル断面積Sを有する。
【0080】「第7の実施例」図13は、インクジェッ
ト記録ヘッドの第7の実施例を示す。
ト記録ヘッドの第7の実施例を示す。
【0081】本実施例の場合は、ノズル幅およびノズル
高さの双方を変えることによって、ノズル断面積を変化
させる構造となっている。
高さの双方を変えることによって、ノズル断面積を変化
させる構造となっている。
【0082】「記録装置としての実施例」図14は上述
した各実施例に相当するインクジェット記録ヘッドの全
体を示し、この図の記録ヘッド10は、インクタンクを
一体とした交換自在な形態のものとなっている。
した各実施例に相当するインクジェット記録ヘッドの全
体を示し、この図の記録ヘッド10は、インクタンクを
一体とした交換自在な形態のものとなっている。
【0083】この記録ヘッド10は、上述したように液
流路および共通液室を構成するための凹部(溝)を形成
した天板と、吐出エネルギーを発生するための電気熱変
換体およびこれに電気信号を供給するためのAl配線等
が成膜技術によってSi基板上に形成された基板とを接
合することによって構成される。
流路および共通液室を構成するための凹部(溝)を形成
した天板と、吐出エネルギーを発生するための電気熱変
換体およびこれに電気信号を供給するためのAl配線等
が成膜技術によってSi基板上に形成された基板とを接
合することによって構成される。
【0084】また、図中600は記録ヘッド本体10に
隣接して配設されるサブインクタンクであり、このサブ
インクタンク600および上記本体10は蓋300およ
び800によって支持される。さらに、1000はカー
トリッジ本体、1100はカートリッジ本体の蓋部材で
ある。カートリッジ本体内部にはインクタンクが内蔵さ
れ、サブインクタンク600に適宜インクを供給する。
以上の記録ヘッド本体10とカートリッジ本体1000
は、一体の記録ヘッドカートリッジ80を構成してい
る。
隣接して配設されるサブインクタンクであり、このサブ
インクタンク600および上記本体10は蓋300およ
び800によって支持される。さらに、1000はカー
トリッジ本体、1100はカートリッジ本体の蓋部材で
ある。カートリッジ本体内部にはインクタンクが内蔵さ
れ、サブインクタンク600に適宜インクを供給する。
以上の記録ヘッド本体10とカートリッジ本体1000
は、一体の記録ヘッドカートリッジ80を構成してい
る。
【0085】図15は、カートリッジ80を用いて構成
した記録装置を示す。
した記録装置を示す。
【0086】この図15の記録装置において、カートリ
ッジ80は、押え部材81によりキャリッジ51の上に
固定されており、これらはシャフト21に沿って長手方
向に往復動可能となっている。また、キャリッジ51に
対する位置決めは、例えば蓋300に設けた穴と、キャ
リッジ15側に設けたダボ等により行うことができる。
さらに、電気的接続は配線基板に設けた接続パッドに、
キャリッジ51上のコネクタを結合させればよい。
ッジ80は、押え部材81によりキャリッジ51の上に
固定されており、これらはシャフト21に沿って長手方
向に往復動可能となっている。また、キャリッジ51に
対する位置決めは、例えば蓋300に設けた穴と、キャ
リッジ15側に設けたダボ等により行うことができる。
さらに、電気的接続は配線基板に設けた接続パッドに、
キャリッジ51上のコネクタを結合させればよい。
【0087】記録ヘッドにより吐出されたインクは、記
録ヘッドと微少間隔をおいて、プラテン19に記録面を
規制された記録媒体18に到達し、記録媒体18上に画
像を形成する。
録ヘッドと微少間隔をおいて、プラテン19に記録面を
規制された記録媒体18に到達し、記録媒体18上に画
像を形成する。
【0088】記録ヘッドには、ケーブル16およびこれ
に結合する端子を介して適宜のデータ供給源により画像
データに応じた吐出信号が供給される。カートリッジ8
0は、用いるインク色等に応じて、1ないし複数個(図
では2個)を設けることができる。
に結合する端子を介して適宜のデータ供給源により画像
データに応じた吐出信号が供給される。カートリッジ8
0は、用いるインク色等に応じて、1ないし複数個(図
では2個)を設けることができる。
【0089】また、図15において、17はキャリッジ
51をシャフト21に沿って走査させるためのキャリッ
ジモータ、22はモータ17の駆動力をキャリッジ51
に伝達するワイヤである。また、20はプラテンローラ
19に結合して記録媒体18を搬送させるためのフィー
ドモータである。
51をシャフト21に沿って走査させるためのキャリッ
ジモータ、22はモータ17の駆動力をキャリッジ51
に伝達するワイヤである。また、20はプラテンローラ
19に結合して記録媒体18を搬送させるためのフィー
ドモータである。
【0090】(その他)なお、本発明は、特にインクジ
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録
ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすもので
ある。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が
達成できるからである。
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録
ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすもので
ある。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が
達成できるからである。
【0091】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
【0092】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0093】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0094】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0095】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
【0096】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0097】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0098】さらに加えて、本発明インクジェット記録
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インク流路の極大断面積部分において、電気熱変換体の
熱によって発生した気泡を成長させ、またインク流路の
供給口側に向ってインク流路の断面積の変化勾配が負と
なる部分において、インク吐出時に供給口に向って流れ
ようとするインクの流動抵抗を大とし、さらに、インク
流路から供給口に向ってインク流路の断面積が拡大する
部分において、インク吐出時に供給口側に伝播する圧力
を減少させる構成であるから、電気熱変換体のエネルギ
ー効率を向上させて、記録動作の安定化を実現すること
ができる。
インク流路の極大断面積部分において、電気熱変換体の
熱によって発生した気泡を成長させ、またインク流路の
供給口側に向ってインク流路の断面積の変化勾配が負と
なる部分において、インク吐出時に供給口に向って流れ
ようとするインクの流動抵抗を大とし、さらに、インク
流路から供給口に向ってインク流路の断面積が拡大する
部分において、インク吐出時に供給口側に伝播する圧力
を減少させる構成であるから、電気熱変換体のエネルギ
ー効率を向上させて、記録動作の安定化を実現すること
ができる。
【図1】本発明のインクジェット記録ヘッドの第1の実
施例を示す部分斜視図である。
施例を示す部分斜視図である。
【図2】図1に示すインク流路部分の平面図である。
【図3】従来のインクジェット記録ヘッドのインク流路
部分の平面図である。
部分の平面図である。
【図4】図4(a)は図2に示すインク流路部分におけ
る気泡の成長状況の説明図、図4(b)は図3に示すイ
ンク流路部分における気泡の成長状況の説明図である。
る気泡の成長状況の説明図、図4(b)は図3に示すイ
ンク流路部分における気泡の成長状況の説明図である。
【図5】図5(a)は本発明のインクジェット記録ヘッ
ドの第2の実施例を示すインク流路部分の平面図、図5
(b)は図5(a)のV−V線に沿う断面図である。
ドの第2の実施例を示すインク流路部分の平面図、図5
(b)は図5(a)のV−V線に沿う断面図である。
【図6】本発明のインクジェット記録ヘッドの第3の実
施例を示す部分斜視図である。
施例を示す部分斜視図である。
【図7】図6に示すインク流路部分の平面図である。
【図8】図7に示すインク流路部分における気泡の成長
状況の説明図である。
状況の説明図である。
【図9】図9(a)および(b)は図7中のノズル幅W
b,WbO をWb≦Wbとした場合の説明図である。
b,WbO をWb≦Wbとした場合の説明図である。
【図10】本発明のインクジエット記録ヘッドの第4の
実施例を示すインク流路部分の平面図である。
実施例を示すインク流路部分の平面図である。
【図11】本発明のインクジェット記録ヘッドの第5の
実施例を示すインク流路部分の平面図である。
実施例を示すインク流路部分の平面図である。
【図12】本発明のインクジェット記録ヘッドの第6の
実施例を示すインク流路部分の平面図である。
実施例を示すインク流路部分の平面図である。
【図13】図13(a)は本発明のインクジェット記録
ヘッドの第7の実施例を示すインク流路部分の平面図、
図13(b)は図13(a)のXIII−XIII線に
沿う断面図である。
ヘッドの第7の実施例を示すインク流路部分の平面図、
図13(b)は図13(a)のXIII−XIII線に
沿う断面図である。
【図14】本発明のインクジェット記録ヘッドを用いて
構成されるヘッドカートリッジの斜視図である。
構成されるヘッドカートリッジの斜視図である。
【図15】図14に示すヘッドカートリッジを装備可能
な記録装置の斜視図である。
な記録装置の斜視図である。
80 カートリッジ 102 吐出口 103 供給口 104 基板 105 ヒーター(電気熱変換体) 105A 供給口側端(供給口寄り端部) 105B 吐出口側端(吐出口寄り端部) 106 天板 107 隔壁 108 共通液室 109 インク流路 110 流体抵抗素子部
Claims (6)
- 【請求項1】 インク滴を吐出するために設けられた複
数の吐出口と、該吐出口のそれぞれに連通する複数のイ
ンク流路と、該インク流路のそれぞれにインクを供給す
るための複数の供給口と、前記インク流路のそれぞれに
設けられて前記吐出口のそれぞれからインク滴を吐出さ
せるための熱エネルギーを発生する複数の電気熱変換体
とを具備してなるインクジェット記録ヘッドにおいて、 前記吐出口と前記電気熱変換体の前記供給口寄り端部と
の間に形成されて前記インク流路の断面積を極大とする
拡径部と、 前記インク流路の前記吐出口から前記供給口に向う方向
での断面積の変化勾配を前記電気熱変換体の前記供給口
寄り端部位置において負とする供給口側縮径部と、 前記供給口と前記供給口側縮径部との間の前記インク流
路の断面積を前記供給口に向って拡大させる拡径部とを
有することを特徴とするインクジェット記録ヘッド。 - 【請求項2】 前記供給口の断面積は、該供給口と前記
電気熱変換体の前記供給口寄り端部との間のインク流路
中において最小とし、 前記吐出口の断面積は、該吐出口と前記電気熱変換体の
前記吐出口寄り端部との間のインク流路中において最小
としたことを特徴とする請求項1に記載のインクジェッ
ト記録ヘッド。 - 【請求項3】 前記電気熱変換体は、熱エネルギーによ
って前記インクに膜沸騰を生じさせ、該膜沸騰による気
泡の生成に基づいてインク滴を吐出させるものであるこ
とを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェッ
ト記録ヘッド。 - 【請求項4】 インク滴を吐出するために設けられた複
数の吐出口と、該吐出口のそれぞれに連通する複数のイ
ンク流路と、該インク流路のそれぞれにインクを供給す
るための複数の供給口と、前記インク流路のそれぞれに
設けられて前記吐出口のそれぞれからインク滴を吐出さ
せるための熱エネルギーを発生する複数の電気熱変換体
とを具備してなるインクジェット記録ヘッドを有し、該
インクジェット記録ヘッドによって記録媒体上への記録
を行なう記録装置において、 前記吐出口と前記電気熱変換体の前記供給口寄り端部と
の間に形成されて前記インク流路の断面積を極大とする
拡径部と、前記インク流路の前記吐出口から前記供給口
に向う方向での断面積の変化勾配を前記電気熱変換体の
前記供給口寄り端部位置において負とする供給口側縮径
部と、前記供給口と前記供給口側縮径部との間の前記イ
ンク流路の断面積を前記供給口に向って拡大させる拡径
部と、を有するインクジェット記録ヘッドと、 前記記録ヘッドを支持し、記録信号の入力に伴って記録
領域と非記録領域の間を走査するキャリア手段と、 を有することを特徴とする記録装置。 - 【請求項5】 前記供給口の断面積は、該供給口と前記
電気熱変換体の前記供給口寄り端部との間のインク流路
中において最小とし、 前記吐出口の断面積は、該吐出口と前記電気熱変換体の
前記吐出口寄り端部との間のインク流路中において最小
としたことを特徴とする請求項4に記載の記録装置。 - 【請求項6】 前記電気熱変換体は、熱エネルギーによ
って前記インクに膜沸騰を生じさせ、該膜沸騰による気
泡の生成に基づいてインク滴を吐出させるものであるこ
とを特徴とする請求項4または5に記載の記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26947191A JP3083887B2 (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | インクジェット記録ヘッドおよび記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26947191A JP3083887B2 (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | インクジェット記録ヘッドおよび記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05104720A true JPH05104720A (ja) | 1993-04-27 |
| JP3083887B2 JP3083887B2 (ja) | 2000-09-04 |
Family
ID=17472902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26947191A Expired - Fee Related JP3083887B2 (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | インクジェット記録ヘッドおよび記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3083887B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5751317A (en) * | 1996-04-15 | 1998-05-12 | Xerox Corporation | Thermal ink-jet printhead with an optimized fluid flow channel in each ejector |
| JP2005131974A (ja) * | 2003-10-30 | 2005-05-26 | Ricoh Printing Systems Ltd | インクジェットヘッド |
| JP2011025550A (ja) * | 2009-07-27 | 2011-02-10 | Ricoh Co Ltd | 液体吐出ヘッド |
| JP2012071594A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-04-12 | Kyocera Corp | 液体吐出ヘッドおよびそれを用いた記録装置 |
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-
1991
- 1991-10-17 JP JP26947191A patent/JP3083887B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP3083887B2 (ja) | 2000-09-04 |
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