JPH05105194A - ヘリコプタ - Google Patents

ヘリコプタ

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JPH05105194A
JPH05105194A JP26766091A JP26766091A JPH05105194A JP H05105194 A JPH05105194 A JP H05105194A JP 26766091 A JP26766091 A JP 26766091A JP 26766091 A JP26766091 A JP 26766091A JP H05105194 A JPH05105194 A JP H05105194A
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JP
Japan
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auxiliary rotor
rotor
helicopter
auxiliary
electric motor
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Withdrawn
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JP26766091A
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English (en)
Inventor
Isao Oka
功 岡
Katsumasa Sugiyama
勝昌 杉山
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Churyo Engineering Co Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Churyo Engineering Co Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はロータ(メインロータ)以外に補助
ロータを備え、ロータが脱去する等の事故を発生した場
合、補助ロータを駆動して軟着陸できるヘリコプタを提
供することを目的とする。 【構成】 本発明はヘリコプタの胴体の下側、横側、前
側、後側、上側のいずれかまたはそれらの複数個所に1
個または複数個の引出し、引込みが可能の補助ロータを
具備してなることを特徴とするヘリコプタを構成とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、補助ロータを備えたヘ
リコプタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のヘリコプタの側面図を図70に、
平面図を図71に、正面図を図72に示す。従来のヘリ
コプタ1は、胴体5の上部に揚力を発生するロータ2を
有する形状であり、このロータ2以外にヘリコプタ1の
重量の保持を補助するような揚力を発生する装置等は備
えていなかった。ヘリコプタ1は図77に示すようにロ
ータ2による揚力により、ヘリコプタの重量を支えてい
る。
【0003】そのため、従来のヘリコプタ1のロータ2
が脱去してロータ2がなくなったり、ロータ2、ロータ
軸3等が故障してロータ2が回転できなくなったりした
場合、ヘリコプタ1の重量を支えるものがなくなり、図
75に示すようにヘリコプタ128は墜落に至るという
問題があった。
【0004】なお、図70、71、72中、4はエンジ
ン、6は水平尾翼、7は垂直尾翼、8はテールロータで
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のヘリコプタ
には解決すべき次の課題があった。
【0006】即ち、従来のヘリコプタ1は、図77に示
すようにロータ2による揚力によりヘリコプタ1の重量
を支えていた。このロータ2以外にヘリコプタ1の重量
を保持したり、重量の保持を補助するような揚力を発生
する装置等は備えていなかった。
【0007】そのため、従来のヘリコプタ1のロータ2
が脱去してしまうと、ヘリコプタ1の重量を支えるため
の揚力を得るものがなく、ヘリコプタは墜落し、乗員、
乗客等が死傷するという問題があった。したがって、従
来のヘリコプタ1のロータ2が脱去してロータ2がなく
なってしまったり、ヘリコプタ1のロータ2、ロータ回
転軸3等が故障してロータ2が回転できなくなったりし
た場合においても、ヘリコプタ1を安全に地面または水
面に緊急着陸または緊急着水させて、乗員、乗客等の安
全を保つ手段の実現が強く望まれていた。
【0008】また、ヘリコプタは、搭載し得る乗員、乗
客等の人数や、荷物等の数量が多ければ多いほどよく、
このためロータ2が発生する揚力を補助してヘリコプタ
1の離着陸性能(より大きな重量にて、ヘリコプタを離
着陸させたり、ヘリコプタがある高度まで到達する時間
を短くする等)を向上することが強く望まれていた。
【0009】本発明は、高速性能(最高速度、巡航速度
等)を劣化することなく、従来のヘリコプタ1が有して
いた以上の問題点や要求点を改良してヘリコプタのロー
タが脱去してなくなった場合や、ロータ、ロータ回転軸
等が故障してロータが回転できなくなったりした場合に
おいても安全に図76に示すようにヘリコプタ128を
滑空させて、地面または水面に緊急着陸または緊急着水
させたり、また、従来のヘリコプタよりも離着陸性能を
向上することができるヘリコプタを提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題の解決
手段として、次の(1)〜(4)に記載のヘリコプタを
提供しようとするものである。 (1) ヘリコプタの胴体の下側、横側、前側、後側、
上側のいずれかまたはそれらの複数個所に1個または複
数個の引出し、引込みが可能の補助ロータを具備してな
ることを特徴とするヘリコプタ。 (2) ヘリコプタの胴体の下側、横側、前側、後側、
上側のいずれかまたはそれらの複数個所に1個または複
数個の引出し、引込みが可能のダクトつき補助ロータを
具備してなることを特徴とするヘリコプタ。 (3) ロータが脱去したことを検知するロータ脱去検
知手段と、同ロータ脱去検知手段の情報により補助ロー
タまたはダクトつき補助ロータの引出し、引込みを自動
的に行なう駆動手段とを具備してなることを特徴とする
上記(1)または(2)に記載のヘリコプタ。 (4) ヘリコプタの胴体内に固定された補助ロータ
と、胴体外板近傍に設けられ開扉によって上記補助ロー
タを介し上方より下方に向って空気流れを形成する扉体
とを具備してなることを特徴とするヘリコプタ。
【0011】
【作用】本発明は上記のように構成されるので次の作用
を有する。 (1) 上記(1)の構成にあっては、ヘリコプタの胴
体の下側、横側、前側、後側、上側の何れかまたはそれ
らの複数個所に1個または複数個の引出し、引込みが可
能の補助ロータを備えるので、もし、空中でロータ(メ
インロータ)が脱去したり、故障して回転不能となった
りした場合、補助ロータを引出し、それを作動させれ
ば、下方への空流れを形成するので、軟着陸または軟着
水ができ、ヘリコプタ及び人命の安全が保たれる。 (2) 上記(2)の構成にあっては、上記(1)の補
助ロータに代え、ダクトつき補助ロータを備えるので、
下方への空気流れが随伴流を巻き込むことなく形成され
るため、強い流速が得られ、上記(1)の場合の作用が
一層強まる。 (3) 上記(3)の構成にあっては、ロータ脱去検出
手段と、同手段の情報により補助ロータまたはダクトつ
き補助ロータの引出し、引込みを自動的に行なう駆動手
段を備えるので、ロータが脱去した際、直ちに補助ロー
タまたはダクトつき補助ロータを自動的に引出し、駆動
させるため、下方への空気流れが迅速に形成され、相応
して補助ロータ等が稼動する迄の自由落下速度が小さ
く、軟着陸または軟着水の下方速度成分が小さくなり、
ヘリコプタ及び人命の安全度が一層高まる。 (4) 上記(4)の構成にあっては、ヘリコプタの胴
体内に固定された補助ロータと、胴体外板近傍に、それ
を開扉することによって上記補助ロータを介して上方よ
り下方へ空気流れを形成する扉体を備えるので、補助ロ
ータを出し入れしなくても扉体を開けるだけで、たとえ
ば上記(1)のような作用が得られる。
【0012】
【実施例】本発明の第1〜第23実施例を、一部の図を
除いた図1〜図81により説明する。各実施例の図は一
部の例外を除き、側断面図、平断面図(一部は下面
図)、正断面図(正面から見た断面図)の順に並べた三
面図を用いるを原則とし、各実施例毎の図の説明は省略
する。なお、操作等の手順図は、一部の例外を除き、共
通の作動ブロック図を用いる。
【0013】また、各実施例とも従来例ないしは先の実
施例と同様の構成部材には同符号を付し、必要ある場合
を除き、説明を省略する。
【0014】先ず、第1実施例について図1〜3、67
を参照しながら説明する。これらの図において、ヘリコ
プタの胴体5の下側に補助ロータ9が1個設置されてお
り、補助ロータ9を使用しない場合には、図1、3に破
線で示すようにヘリコプタの胴体5内に収納して補助ロ
ータ(引込み)17とし、補助ロータ9を使用する場合
には、つき出し式に移動18を行なってヘリコプタの胴
体5の外側へつき出し、図1、3の実線で示すような補
助ロータ9として補助ロータ9を作動させ、垂直上方向
きの揚力を得ることができる。
【0015】以上の通り本実施例によればヘリコプタの
離着陸性能を向上したりロータ2が故障時の緊急着陸ま
たは緊急着水が安全にできることに寄与する。補助ロー
タ9は補助ロータ回転軸10に連結されており、電動機
11の動力により駆動される。補助ロータ9、補助ロー
タ回転軸10、電動機11等の一体となった物がアクチ
ュエータ12により、油圧装置または電動機13の動力
により上下方向に移動18を行ない、図1、3の破線で
示す補助ロータ(引込み)17から図1、3の実線で示
す補助ロータ9につき出したり、逆に引込めたりできる
ようにしている。パイロット16がスイッチ15を操作
すると電気信号が配線14を通って油圧装置または電動
機13に伝達され、油圧装置または電動機13の動力に
より、アクチュエータ12を介して電動機11、補助ロ
ータ回転軸10、補助ロータ9等が一体となったものが
下側へ移動18を行なう。これらが下側の所定の位置に
設定されると電動機11用のスイッチが入り(このスイ
ッチは図示してない)これによって補助ロータ9が回転
して垂直上方向きの揚力を得ることができる。補助ロー
タ9の作用が不要な場合には、上記と同様、パイロット
16がスイッチ15を操作すると前述とは逆に、電動機
11、補助ロータ回転軸10、補助ロータ9等の一体と
なったものが、上側へ移動18を行ない、電動機11用
スイッチが切れ(このスイッチは図示してない)、補助
ロータ9が回転しなくなり、補助ロータ(引込み)17
のように収納される。これらの作動プロセスは、図67
の作動ブロック図に示すとおりである。
【0016】補助ロータ9を必要とする時以外には、ヘ
リコプタの胴体5の内部に図1、3の破線で示すよう
に、補助ロータ(引込み)17として収納され、空力抵
抗増加がないのでヘリコプタの高速性能(最高速度、巡
航速度等)を劣化させることはない。
【0017】補助ロータ9の前後方向、左右方向位置は
いずれの位置でもよい。次に第2実施例について、図4
〜6、67を参照しながら説明する。
【0018】これらの図において、ヘリコプタの胴体5
の下側にダクトつき補助ロータ19が1個設置されてお
り、ダクトつき補助ロータ19を使用しない場合には、
図4、6に破線で示すようにヘリコプタの胴体5内に収
納して、ダクトつき補助ロータ(引込み)21とし、ダ
クトつき補助ロータ19を使用する場合には、つき出し
式に移動18を行ない、ヘリコプタの胴体5の外側へつ
き出し、図4、6の実線で示すようなダクトつき補助ロ
ータ19として、ダクトつき補助ロータを作動させ、垂
直上方向きの揚力を得ることができる。
【0019】第1実施例の補助ロータ9に代り、本第2
実施例ではダクトつき補助ロータ19を、補助ロータ回
転軸10に代りダクトつき補助ロータ回転軸20をそれ
ぞれとりつける以外は、前述の第1実施例と同様な機
能、作用及び効果を有している。
【0020】図73でロータ122、ダクト123、出
口面積125、ロータのある位置の断面積等を定義し、
図74に推力に及ぼすダクト123の効果を示してあ
る。ダクト123が付加されるとダクト123なしに比
して、約1.5倍以上の推力が得られ、ダクト123の
効果は顕著である。また逆に推力を一定とすると、ダク
ト123つきの場合は、ダクトなしに比して、ロータの
大きさを約0.7以下にすることが可能となり、空力抵
抗減少に寄与でき、より効果的である。
【0021】したがって本第2実施例は、補助ロータの
直径を同じにすると第1実施例の約1.5倍以上の垂直
上方向きの揚力が得られ、性能的に大きく優れている。
また揚力を一定とすると、本第2実施例の補助ロータの
直径は、第1実施例の約0.7以下でよく、コンパクト
にできて、空力抵抗も小さく、より効果的である。ま
た、ダクトが補助ロータのまわりの外側についているの
でダクトつき補助ロータ19が回転している時にダクト
つき補助ロータ19に物があたったり、人がまきこまれ
たりするおそれが少くなり、安全の確保、向上の面から
も効果がある。
【0022】次に第3実施例について、図7〜9、67
を参照しながら説明する。これらの図において、ヘリコ
プタの胴体5の下側に、補助ロータ22が2個または2
個以上を縦列(前後方向に2個または2個以上補助ロー
タ22を設置する。図7〜9は、補助ロータ22が2個
の場合を示している)式に設置されている。補助ロータ
22を使用しない場合には、図7、9の破線で示すよう
に、ヘリコプタの胴体5内に収納して、補助ロータ(引
込み)24とし、補助ロータ22を使用する場合にはつ
き出し式に移動18を行ない、ヘリコプタの胴体5の外
側へつき出し、図7、9に実線で示すような補助ロータ
22として、補助ロータ22を作動させ、垂直上向きの
揚力を得ることができる。
【0023】第1実施例では補助ロータ9は1個であっ
たが、本第3実施例の補助ロータ22は2個または2個
以上になる他は、第1実施例と同様の機能、作用、効果
等を有している。
【0024】補助ロータのトータルの回転面積が大きい
程、得られる揚力は大きくなるので、補助ロータの個数
が多くなると、より大きな揚力が得られる。補助ロータ
の個数が複数になると、ヘリコプタの重心をはさんで前
後に配置することができ、重心移動、着力点移動等の面
でバランスよく配置することができ、ヘリコプタの安定
性、操縦性への悪影響を防止できるので好都合である。
【0025】以上はダクトなし補助ロータについて説明
したがダクトつき補助ロータについても第2実施例で述
べたことと同様な効果を有して、同様に適用できる。
【0026】また、ヘリコプタの胴体5の下側にまとめ
て大きな面積がとれない場合、分散して、補助ロータ2
2を設置できるので、本第3実施例としてのヘリコプタ
の全体をまとめる際の柔軟性に優れ、より好都合であ
る。
【0027】次に第4実施例について、図10〜12、
67を参照しながら説明する。これらの図において、ヘ
リコプタの胴体5の下側に、補助ロータ25が2個また
は2個以上を並列(左右方向に2個または2個以上補助
ロータ25を設置する図10〜12は補助ロータ25が
2個の場合を示している)式に設置されている。補助ロ
ータ25を使用しない場合には、図10、12に破線で
示すように、ヘリコプタの胴体5の中に収納して、補助
ロータ(引込み)27とし、補助ロータ25を使用する
場合には、つき出し式に移動18を行ない、ヘリコプタ
の胴体5の外側へつき出し、図10、12の実線で示す
ような補助ロータ25として、補助ロータ25を作動さ
せ、垂直上向きの揚力を得ることができる。
【0028】第1実施例では補助ロータ9は1個であっ
たが、本第4実施例の補助ロータ25が2個または2個
以上になる他は、第1実施例と同様の機能、作用、効果
等を有している。
【0029】補助ロータのトータルの回転面積が大きい
程、得られる揚力は大きくなるので、補助ロータの個数
が多くなると、より大きな揚力が得られる。補助ロータ
の個数が複数になると、ヘリコプタの重心をはさんで左
右に配置することができ、重心移動、着力点移動等の面
でバランスよく配置することができ、ヘリコプタの安定
性、操縦性への悪影響を防止できるので好都合である。
【0030】以上は、ダクトなし補助ロータについて説
明したがダクトつき補助ロータについても第2実施例で
述べたことと同様な効果を有して同様に適用できる。
【0031】また、ヘリコプタの胴体5の下側にまとめ
て大きな面積がとれない場合、分散して、補助ロータ2
5を設置できるので、本第4実施例はヘリコプタの全体
をまとめる際の柔軟性に優れ、より好都合である。
【0032】次に第5実施例について、図13〜15、
68を参照しながら説明する。これらの図において、ヘ
リコプタの胴体5の下側に、補助ロータ28が設置され
ている。補助ロータ28を使用しない場合には、図13
に破線で示すようにヘリコプタの胴体5内に収納して補
助ロータ(引込み)33とし、補助ロータ28を使用す
る場合には、ヒンジ31のまわりに後方下側へ移動34
を行なってヘリコプタの胴体5の外側へ出し、図13、
15に実線で示すような補助ロータ28として、補助ロ
ータ28を作動させるよう構成されている。このように
補助ロータ28として作動すると、垂直上方向きの揚力
を得ることができ、ヘリコプタの離着陸性能を向上した
り、ロータ2が故障時の緊急着陸または緊急着水が安全
にでぎることに寄与する。
【0033】補助ロータ28は、補助ロータ回転軸29
に連結されており、電動機11の動力により駆動され
る。補助ロータ28、補助ロータ回転軸29、電動機1
1等の一体となったものが支持装置30にとりつけら
れ、これらがヒンジ31まわりにロッド32を介して、
油圧装置または電動機13 、アクチュエータ12の動
力によって移動34を行なうことができ、図13の破線
で示す補助ロータ(引込み)33から図13の実線で示
す補助ロータ28のようにヘリコプタの胴体5の外側に
セットされたり、逆に引込めたりできるようにしてあ
る。パイロット16がスイッチ15を操作すると、電気
信号が配線14を通って油圧装置または電動機13に伝
達され、油圧装置または電動機13、アクチュエータ1
2の動力により、ロッド32を介して補助ロータ28、
補助ロータ回転軸29、電動機11、支持装置30等が
一体となったものが下側後方へ移動34を行なう。これ
らがヘリコプタの胴体の外側の所定の位置に設定される
と、電動機11用のスイッチが入り(このスイッチは図
示してない)、これにより補助ロータ28が回転して垂
直上方向きの揚力を得ることができる。補助ロータ28
の作用が不要な場合には上記と同様、パイロット16が
スイッチ15を操作すると前述とは逆に、補助ロータ2
8、補助ロータ回転軸29、電動機11、支持装置30
等の一体となったものが、前方上方へ移動34を行な
い、電動機11用スイッチが切れ(このスイッチは図示
してない)、補助ロータ28が回転しなくなり、補助ロ
ータ(引込み)33のように収納される。これらの作動
プロセスは、図68の作動ブロック図に示すとおりであ
る。
【0034】補助ロータ28を必要とする時以外には、
ヘリコプタの胴体5の内部に図13の破線で示すよう
に、補助ロータ(引込み)33として収納され、空力抵
抗増加がないので、ヘリコプタの高速性能(最高速度、
巡航速度等)を劣化させることはない。
【0035】図13において、胴体5に収納されている
補助ロータ(引込み)33から胴体5の外側に設定され
た補助ロータ28への移動34は、前方の上方から後方
の下方へという方向であったが、これとは逆に後方の上
方から前方の下方へ移動34を行なう場合でもよい。
【0036】以上は補助ロータ28が1個の場合の説明
であったが、補助ロータ28の個数は2個以上の複数で
もよい。またダクトつき補助ロータについても第2実施
例で述べたことと同様の効果を有して、同様に適用可能
である。また、前後方向位置はいずれの位置でもよい。
【0037】次に第6実施例について、図16〜18、
68を参照しながら説明する。これらの図において、ヘ
リコプタの胴体5の下側に、補助ロータ35が設置され
ており、補助ロータ35を使用しない場合には、図18
に破線で示すようにヘリコプタの胴体5内に収納して、
補助ロータ(引込み)40とし、補助ロータ35を使用
する場合には、ヒンジ38まわりに下側へ移動34を行
なって、ヘリコプタの胴体5の外側へ出し、図18の実
線で示すような補助ロータ35として、補助ロータ35
を作動させるよう構成されている。このように、補助ロ
ータ35として作動すると、垂直上方向きの揚力を得る
ことができ、ヘリコプタの離着陸性能を向上したり、ロ
ータ2が故障時の緊急着陸または緊急着水が安全にでき
ることに寄与する。
【0038】補助ロータ35は補助ロータ回転軸36に
連結されており、電動機11の動力により駆動される。
補助ロータ35、補助ロータ回転軸36、電動機11等
の一体となったものが支持装置37にとりつけられ、こ
れがヒンジ38まわりにロッド39を介して、油圧装置
または電動機13、アクチュエータ12の動力によって
移動34を行なうことができ、図18の破線で示す補助
ロータ(引込み)40から図18の実線で示す補助ロー
タ35のようにヘリコプタの胴体5の外側にセットされ
たり、逆に引込めたりできるようにしてある。これらの
機能、作用、プロセスは、前述の第5実施例の場合と同
様である。
【0039】補助ロータ35を必要とする時以外には、
ヘリコプタの胴体5の内部に、図18の破線で示すよう
に、補助ロータ(引込み)40として収納され、空力抵
抗増加がないので、ヘリコプタの高速性能(最高速度、
巡航速度等)を劣化させることはない。
【0040】図18において、胴体5に収納されている
補助ロータ(引込み)40から胴体5の外側に設定され
た補助ロータ35への移動34は右舷側の上方から中央
の下方へという方向であったが、逆に左舷側の上方から
中央の下方へ移動34を行なう場合でもよい。前後方向
位置もいずれの位置でもよい。
【0041】以上は補助ロータ35が1個の場合の説明
であったが、補助ロータ35の個数は2個以上の複数で
もよい。またダクトつき補助ロータについても第2実施
例で述べたことと同様の効果を有して、同様に適用可能
である。
【0042】次に第7実施例について、図19〜21、
67を参照しながら説明する。これらの図において、ヘ
リコプタの胴体5の横側に補助ロータ41が設置されて
おり、補助ロータ41を使用しない場合には、図20、
21に破線で示すようにヘリコプタの胴体5内に収納し
て、補助ロータ(引込み)44とし、補助ロータ41を
使用する場合には、つき出し式に移動18を行なって、
ヘリコプタの胴体5の外側へつき出し、図20、21に
実線で示すような補助ロータ41として、補助ロータ4
1を作動させるよう構成されている。このように、補助
ロータ41として作動すると垂直上方向きの揚力を得る
ことができ、ヘリコプタの離着陸性能を向上したり、ロ
ータ2が故障時の緊急着陸または緊急着水が安全にでき
ることに寄与する。
【0043】補助ロータ41は補助ロータ回転軸42に
連結されており、電動機11の動力により駆動される。
補助ロータ41、補助ロータ回転軸42、電動機11等
の一体となったものが支持装置43にとりつけられ、こ
の支持装置43が油圧装置または電動機13の動力によ
りアクチュエータ12を介して移動18を行なうことが
でき、図20、21に破線で示す補助ロータ(引込み)
44から図20、21に実線で示す補助ロータ41につ
き出したり、逆に引込めたりできるようにしてある。パ
イロット16がスイッチ15を操作すると電気信号が配
線14を通って油圧装置または電動機13に伝達され、
油圧装置または電動機13の動力によりアクチュエータ
12を介して補助ロータ41、補助ロータ回転軸42、
電動機11、支持装置43等が一体となったものが胴体
5の外側へつき出され、移動18を行なう。これらが胴
体5の外側の所定の位置に設定されると電動機11用の
スイッチが入り(このスイッチは図示してない)、これ
によって補助ロータ41が回転して垂直上方向きの揚力
を得ることができる。補助ロータ41の作用が不要な場
合には上記と同様、パイロット16がスイッチ15を操
作すると、前述とは逆に、補助ロータ41、補助ロータ
回転軸42、電動機11、支持装置43等の一体となっ
たものが胴体5の内側へ引込み、電動機11用スイッチ
が切れ(このスイッチは図示してない)、補助ロータ4
1が回転しなくなり、補助ロータ(引込み)44のよう
に収納される。これらの作動プロセスは、図67の作動
ブロック図に示すとおりである。
【0044】補助ロータ41を必要とする時以外には、
ヘリコプタの胴体5の内部に図20、21に破線で示す
ように、補助ロータ(引込み)44として収納され、空
力抵抗増加がないのでヘリコプタの高速性能(最高速
度、巡航速度等)を劣化させることはない。
【0045】図19〜21において補助ロータ41の上
下方向位置は中央部で、前後方向位置は胴体5の幅の広
い部分の中央部であるが、上部でも下部でもいずれの上
下位置でもよく、前後方向位置もいずれの位置でもよ
い。補助ロータ41の個数は2個であったが、1個で
も、3個以上でもいずれでもよい。
【0046】またダクトつき補助ロータについても、第
2実施例で述べたことと同様の効果を有して、同様に適
用可能である。
【0047】次に第8実施例について、図22〜24、
68を参照しながら説明する。これらの図において、ヘ
リコプタの胴体5の横側に補助ロータ45を設置し、補
助ロータ45を使用しない場合には、図23、24に破
線で示すようにヘリコプタの胴体5内に収納して、補助
ロータ(引込み)49とし、補助ロータ45を使用する
場合には、ヒンジ48まわりに補助ロータ45、補助ロ
ータ回転軸46、電動機11、支持装置47等を一体と
したものをヘリコプタの胴体5の外側へ移動34して図
23、24に実線で示すような補助ロータ45として、
補助ロータ45を作動させるよう構成されている。この
ように補助ロータ45として作動すると垂直上方向きの
揚力を得ることができ、ヘリコプタの離着陸性能を向上
したり、ロータ2が故障時の緊急着陸または緊急着水が
安全にできることに寄与する。
【0048】補助ロータ45は補助ロータ回転軸46に
連結されており、電動機11の動力により駆動される。
補助ロータ45、補助ロータ回転軸46、電動機11等
の一体となったものが支持装置47にとりつけられ、こ
の支持装置47が油圧装置または電動機13、アクチュ
エータ12の動力によりロッド32を介してヒンジ48
まわりに移動34を行なうことができ、図23、24に
破線で示す補助ロータ(引込み)49から図23、24
に実線で示す補助ロータ45にひき出したり、逆に引込
めたりできるようにしてある。
【0049】パイロット16がスイッチ15を操作する
と、電気信号が配線14を通って油圧装置または電動機
13に伝達され、油圧装置または電動機13、アクチュ
エータ12の動力によりロッド32を介して、補助ロー
タ45、補助ロータ回転軸46、電動機11、支持装置
47等が一体となったものが胴体5の外側へひき出さ
れ、移動34を行なう。これらが胴体5の外側の所定の
位置に設定されると電動機11用のスイッチが入り(こ
のスイッチは図示してない)、これによって補助ロータ
45が回転して、垂直上方向きの揚力を得ることができ
る。補助ロータ45の作用が不要な場合には上記と同
様、パイロット16がスイッチ15を操作すると前述と
は逆に、補助ロータ45、補助ロータ回転軸46、電動
機11、支持装置47等の一体となったものが胴体5の
内側へ引込み、電動機11用スイッチが切れ(このスイ
ッチは図示してない)、補助ロータ45が回転しなくな
り、補助ロータ(引込み)49のように収納される。こ
れらの作動プロセスは、図68の作動ブロック図に示す
とおりである。
【0050】補助ロータ45を必要とする時以外には、
ヘリコプタの胴体5の内部に図23、24の破線で示す
ように補助ロータ(引込み)49として収納され、空力
抵抗増加がないのでヘリコプタの高速性能(最高速度、
巡航速度等)を劣化させることはない。
【0051】図22〜24において補助ロータ45の上
下方向位置は中央部で、前後方向位置は胴体5の幅の広
い部分の中央部であったが、上部でも下部でもいずれの
上下位置でもよく、前後方向位置もいずれの位置でもよ
い。補助ロータ45の個数は2個であるが、1個でも3
個以上でもいずれでもよい。
【0052】またダクトつき補助ロータについても、第
2実施例で述べたことと同様の効果を有して、同様に適
用可能である。
【0053】図23では、補助ロータ(引込み)49か
ら補助ロータ45への設定の時、ヘリコプタの前方に向
けて回転する方向で移動34を行なうこととなっている
が逆に、補助ロータ(引込み)49から補助ロータ45
への設定の時、ヘリコプタの後方に向けて回転する方向
で移動34を行なってもよい。
【0054】次に第9実施例について図25〜27、6
8を参照しながら説明する。本第9実施例は前述の第8
実施例と同様な補助ロータ50をヘリコプタの胴体5の
横側に4個以上設置(図25〜27では4個の場合を示
している)する構成である。補助ロータ50の個数が違
う以外は、前述の第8実施例と同様な構成、機能、作
用、効果等を有する。
【0055】補助ロータのトータルの回転面積が大きい
程得られる揚力は大きくなるので、補助ロータの個数が
多くなるとより大きな揚力が得られる。補助ロータの個
数が複数で多くなるとヘリコプタの重心をはさんで配置
することができ、重心移動、着力的移動等の面でバラン
スよく配置することができ、ヘリコプタの安定性、操縦
性への悪影響を防止できるので好都合である。
【0056】次に第10実施例について、図28〜3
0、68を参照しながら説明する。本第10実施例は、
ヘリコプタの胴体5の横側に補助ロータ53を設置し、
補助ロータ53を使用しない場合には、図29、30に
破線で示すようにヘリコプタの胴体5内に収納して、補
助ロータ(引込み)57とし、補助ロータ53を使用す
る場合には、ヒンジ56まわりに、補助ロータ53、補
助ロータ回転軸54、電動機11を支持装置55等を一
体としたものを、ヘリコプタの胴体5の外側へ移動34
を行なって、図29、30の実線で示すような補助ロー
タ53として補助ロータ53を作動させる構成である。
【0057】ヒンジ56の方式が前述の第8実施例と異
なる以外は、機能、作用、効果等は第8実施例と同様で
ある。
【0058】図30で補助ロータ(引込み)57は胴体
5の外側に対して補助ロータ53と反対称の位置にある
が、補助ロータ(引込み)57がもっと上方でも下方で
もいずれの位置にあってもよい。補助ロータ(引込み)
57から補助ロータ53への移動34は図28〜30で
は上方を通って移動34を行なうように示しているが逆
に下方を通って移動34を行なってもよい。
【0059】次に第11実施例について、図31〜3
3、67を参照しながら説明する。本第11実施例は、
ヘリコプタの胴体5の前側に補助ロータ58を設置し、
補助ロータ58を使用しない場合には、図31、32に
示すようにヘリコプタの胴体5内に収納して、補助ロー
タ(引込み)61とし、補助ロータ58を使用する場合
にはつき出し式に移動18を行なってヘリコプタの胴体
5の外側へつき出し、図31、32の実線で示すような
補助ロータ58として、補助ロータ58を作動させる構
成である。このように補助ロータ58として作動する
と、垂直上方向きの揚力を得ることができ、ヘリコプタ
の離着陸性能を向上したり、ロータ2が故障時の緊急着
陸または緊急着水が安全にできることに寄与する。
【0060】補助ロータ58は補助ロータ回転軸59に
連結されており、電動機11の動力により駆動される。
補助ロータ58、補助ロータ回転軸59、電動機11等
の一体となったものが支持装置60にとりつけられ、こ
の支持装置60が油圧装置または電動機13の動力によ
り、アクチュエータ12を介して移動18を行なうこと
ができ、図31、32の破線で示す補助ロータ(引込
み)61から図31、32に実線で示す補助ロータ58
につき出したり、逆に引込めたりできるようにしてい
る。パイロット16がスイッチ15を操作すると電気信
号が配線14を通って油圧装置または電動機13に伝達
され、油圧装置または電動機13の動力によりアクチュ
エータ12を介して、補助ロータ58、補助ロータ回転
軸59、電動機11、支持装置60等が一体となったも
のが、胴体5の外側へつき出され、移動18を行なう。
これらが胴体5の外側の所定の位置に設定されると、電
動機11用のスイッチが入り(このスイッチは図示して
ない)これによって補助ロータ58が回転して、垂直上
方向きの揚力を得ることができる。
【0061】補助ロータ58の作用が不要な場合には、
上記と同様パイロット16がスイッチ15を操作する
と、前述とは逆に補助ロータ58、補助ロータ回転軸5
9、電動機11、支持装置60等が一体となったもの
が、胴体5の内側へ引込み、電動機11用スイッチが切
れ(このスイッチは図示してない)補助ロータ58は回
転しなくなり、補助ロータ(引込み)61のように収納
される。これらの作動プロセスは図67の作動ブロック
図に示すとおりである。
【0062】補助ロータ58を必要とする時以外の時に
は、ヘリコプタの胴体5の内部に図31、32の破線で
示すように補助ロータ(引込み)61として収納され、
空力抵抗増加がないのでヘリコプタの高速性能(最高速
度、巡航速度等)を劣化させることはない。図31〜3
3において、補助ロータ58の上下方向位置は下部であ
るが中央部でも上部でもいずれの上下位置でもよく、左
右方向位置についてもいずれの位置でもよく、補助ロー
タ58の個数も1個でも複数個のいずれでもよい。
【0063】また、ダクトつき補助ロータについても、
第2実施例で述べたことと同様な効果を有して同様に適
用可能である。
【0064】次に第12実施例について、図34〜3
6、68を参照しながら説明する。本第12実施例は、
ヘリコプタの胴体5の前側に補助ロータ62を設置し、
補助ロータ62を使用しない場合には、図34、35に
破線で示すようにヘリコプタの胴体5内に収納して補助
ロータ(引込み)66とし、補助ロータ62を使用する
場合には、ヒンジ65まわりに補助ロータ62、補助ロ
ータ回転軸63、電動機11、支持装置64等を一体と
したものをヘリコプタの胴体5の外側へ移動34を行な
って、図34、35に実線で示すような補助ロータ62
として、補助ロータ62を作動させる構成である。この
ように補助ロータ62として作動すると垂直上方向きの
揚力を得ることができ、ヘリコプタの離着陸性能を向上
したり、ロータ2が故障時の緊急着陸または緊急着水が
安全にできることに寄与する。
【0065】補助ロータ62は補助ロータ回転軸63に
連結されており、電動機11の動力により駆動される。
補助ロータ62、補助ロータ回転軸63、電動機11等
の一体となったものが支持装置64にとりつけられ、こ
の支持装置64が油圧装置または電動機13,アクチュ
エータ12の動力により、ロッド32を介してヒンジ6
5まわりに移動34を行なうことができ、図34、35
に破線で示す補助ロータ(引込み)66から図34、3
5の実線で示す補助ロータ62にひき出したり、逆に引
込めたりできるようにしてある。パイロット16がスイ
ッチ15を操作すると、電気信号が配線14を通って油
圧装置または電動機13に伝達され、油圧装置または電
動機13、アクチュエータ12の動力によりロッド32
を介して補助ロータ62、補助ロータ回転軸63、電動
機11、支持装置64等が一体となったものが胴体5の
外側へひき出され、ヒンジ65まわりに移動34を行な
う。これらが胴体5の外側の所定の位置に設定される
と、電動機11用スイッチが入り(このスイッチは図示
してない)、これによって補助ロータ62が回転して垂
直上方向きの揚力を得ることができる。補助ロータ62
の作用が不要な場合には、上記と同様、パイロット16
がスイッチ15を操作すると、前述とは逆に補助ロータ
62、補助ロータ回転軸63、電動機11、支持装置6
4等の一体となったものが胴体5の内側へ引込み、電動
機11用スイッチが切れ(このスイッチは図示してな
い)、補助ロータ62は回転しなくなり、補助ロータ
(引込み)66のように収納される。これらの作動プロ
セスは図68の作動ブロック図に示すとおりである。
【0066】補助ロータ62を必要とする時以外の時に
は、ヘリコプタの胴体5の内部に、図34、35に破線
で示すように補助ロータ(引込み)66として収納さ
れ、空力抵抗増加がないのでヘリコプタの高速性能(最
高速度、巡航速度等)を劣化させることはない。
【0067】図34〜36において、補助ロータ62の
上下方向位置は、下部であるが中央部でも上部でもいず
れの上下位置でもよく、左右方向位置についてもいずれ
の位置でもよく、補助ロータ62の個数も1個でも複数
個のいずれでもよい。
【0068】またダクトつき補助ロータについても、第
2実施例で述べたことと同様な効果を有して、同様に適
用可能である。
【0069】図35では、補助ロータ(引込み)66か
ら補助ロータ62への設定の時、ヘリコプタの右舷側に
回転して移動34を行なうこととなっているが、逆に補
助ロータ(引込み)66から補助ロータ62への設定の
時、ヘリコプタの左舷側に回転して移動34を行なって
もよい。
【0070】次に第13実施例について、図37〜3
9、68を参照しながら説明する。本第13実施例は、
ヘリコプタの胴体5の前側に補助ロータ67を設置し、
補助ロータ67を使用しない場合には、図37に破線で
示すようにヘリコプタの胴体5内に収納して、補助ロー
タ(引込み)71とし、補助ロータ67を使用する場合
には、ヒンジ70まわりに補助ロータ67、補助ロータ
回転軸68、電動機11、支持装置69等を一体にした
ものをヘリコプタの胴体5の外側へ移動34を行なっ
て、図37に実線で示すような補助ロータ67として、
補助ロータ67を作動させる構成である。
【0071】ヒンジ70の方式が前述の第12実施例と
異なる以外は、機能、作用、効果等は第12実施例と同
様である。
【0072】次に第14実施例について、図40〜4
2、67を参照しながら説明する。本第14実施例は、
ヘリコプタの胴体5の後側に補助ロータ72を設置する
構成で、補助ロータ72を使用しない場合には、図4
0、41に破線で示すようにヘリコプタの胴体5内に収
納して、補助ロータ(引込み)75とし、補助ロータ7
2を使用する場合には、つき出し式に移動18を行なっ
てヘリコプタの胴体5の外側へつき出し、図40、41
に実線で示すような補助ロータ72として補助ロータ7
2を作動させ、垂直上方向きの揚力を得ることができ
る。このようにできれば、ヘリコプタの離着陸性能を向
上したり、ロータ2が故障時の緊急着陸または緊急着水
が安全にできることに寄与する。補助ロータ72は補助
ロータ回転軸73に連結されており、電動機11の動力
により駆動される。補助ロータ72、補助ロータ回転軸
73、電動機11等の一体となったものが支持装置74
にとりつけられ、これがアクチュエータ12により油圧
装置または電動機13の動力により前後方向に移動18
を行なうことができ、図40、41に破線で示す補助ロ
ータ(引込み)75から図40、41に実線で示す補助
ロータ72につき出したり、逆に引込めたりできるよう
にしてある。パイロット16がスイッチ15を操作する
と電気信号が配線14を通って油圧装置または電動機1
3に伝達され、油圧装置または電動機13の動力により
アクチュエータ12を介して補助ロータ72、補助ロー
タ回転軸73、電動機11、支持装置74等が一体とな
ったものが、後方へ移動18を行なう。これらが後方の
所定の位置に設定されると電動機11用のスイッチが入
り(このスイッチは図示してない)、これによって、補
助ロータ72が回転して垂直上方向きの揚力を得ること
ができる。補助ロータ72の作用が不要な場合には、上
記と同様、パイロット16がスイッチ15を操作すると
前述とは逆に、補助ロータ72、補助ロータ回転軸7
3、電動機11、支持装置74等の一体となったものが
前方へ移動18を行ない、電動機11用スイッチが切れ
(このスイッチは図示してない)、補助ロータ72が回
転しなくなり、補助ロータ(引込み)75のように収納
される。これらの作動プロセスは、図67の作動ブロッ
ク図に示すとおりである。
【0073】補助ロータ72を必要とする時以外の時に
は、ヘリコプタの胴体5の内部に図40、41に破線で
示すように補助ロータ(引込み)75として収納され、
空力抵抗増加がないのでヘリコプタの高速性能(最高速
度、巡航速度等)を劣化させることはない。
【0074】図40〜42において、補助ロータ72の
上下位置は下部で、左右位置は中央部であったが、中央
部でも上部でもいずれの上下位置でもよく、中央部でも
左側でも右側でもいずれの左右位置でもよい。
【0075】また、補助ロータ72の個数も1個でも複
数個でもいずれでもよい。ダクトつき補助ロータについ
ても、第2実施例で述べたことと同様の効果を有して、
同様に適用可能である。
【0076】次に第15実施例について、図43〜4
5、68を参照しながら説明する。本第15実施例は、
ヘリコプタの胴体5の後側に補助ロータ76を設置し、
補助ロータ76を使用しない場合には、図43、44に
破線で示すようにヘリコプタの胴体5内に収納して、補
助ロータ(引込み)80とし、補助ロータ76を使用す
る場合には、ヒンジ79まわりに、補助ロータ76、補
助ロータ回転軸77、電動機11、支持装置78等を一
体としたものをヘリコプタの胴体5の外側へ移動34を
行なって、図43、44に実線で示すような補助ロータ
76として、補助ロータ76を作動させる構成である。
このように補助ロータ76として作動すると垂直上方向
きの揚力を得ることができ、ヘリコプタの離着陸性能を
向上したり、ロータ2が故障時の緊急着陸または緊急着
水が安全にできることに寄与する。
【0077】補助ロータ76は補助ロータ回転軸77に
連結されており、電動機11の動力によって駆動され
る。補助ロータ76、補助ロータ回転軸77、電動機1
1等の一体となったものが支持装置78にとりつけら
れ、この支持装置78が油圧装置または電動機13、ア
クチュエータ12の動力によりロッド32を介してヒン
ジ79まわりに移動34を行なうことができ、図43、
44に破線で示す補助ロータ(引込み)80から図4
3、44に実線で示す補助ロータ76に引出したり、逆
に引込めたりできるようにしてある。
【0078】パイロット16がスイッチ15を操作する
と、電気信号が配線14を通って油圧装置または電動機
13に伝達され、油圧装置または電動機13、アクチュ
エータ12の動力によりロッド32を介して補助ロータ
76、補助ロータ回転軸77、電動機11、支持装置7
8等が一体となったものが胴体5の外側へひき出され移
動34を行なう。これらが胴体5の外側の所定の位置に
設定されると、電動機11用のスイッチが入り(このス
イッチは図示してない)、これによって補助ロータ76
が回転して垂直上方向きの揚力を得ることができる。補
助ロータ76の作用が不要な場合には上記と同様、パイ
ロット16がスイッチ15を操作すると前述とは逆に、
補助ロータ76、補助ロータ回転軸77、電動機11、
支持装置78等の一体となったものが胴体5の内側へ引
込み、電動機11用スイッチが切れ(このスイッチは図
示してない)、補助ロータ76は回転しなくなり、補助
ロータ(引込み)80のように収納される。これらの作
動プロセスは、図68の作動ブロック図に示すとおりで
ある。
【0079】補助ロータ76を必要とする時以外の時に
は、ヘリコプタの胴体5の内部に図43、44に破線で
示すように補助ロータ(引込み)80として収納され、
空力抵抗増加がないので、ヘリコプタの高速性能(最高
速度、巡航速度等)を劣化させることはない。
【0080】図43〜45において、補助ロータ76の
上下方向位置は下部で、左右方向位置は中央部であった
が、上部でも中央部でもいずれの上下位置でもよく、左
右方向位置についても、左部でも右部でもいずれの位置
でもよい。
【0081】また補助ロータ76の個数も1個でも複数
個でもいずれでもよい。ダクトつき補助ロータについて
も、第2実施例で述べたことと同様の効果を有して、同
様に適用可能である。
【0082】図44で補助ロータ(引込み)80から補
助ロータ76への設定の時、左舷側にヒンジ79まわり
に回転する方向で移動34を行なうことになっているが
逆に右舷側にヒンジ79まわりに回転する方向で移動3
4を行なってもよい。
【0083】次に第16実施例について、図46〜4
8、68を参照しながら説明する。本第16実施例は、
ヘリコプタの胴体5の後側に補助ロータ81を設置し、
補助ロータ81を使用しない場合には、図46に破線で
示すように、ヘリコプタの胴体5内に収納して補助ロー
タ(引込み)85とし、補助ロータ81を使用する場合
には、ヒンジ84まわりに、補助ロータ81、補助ロー
タ回転軸82、電動機11、支持装置83等を一体にし
たものをヘリコプタの胴体5の外側へ移動34を行なっ
て、図46に実線で示すような補助ロータ81として補
助ロータ81を作動させる構成である。
【0084】ヒンジ84の方式が前述の第15実施例と
異なる以外は、機能、作用、効果等は第15実施例と同
様である。
【0085】次に第17実施例について、図49〜5
1、67を参照しながら説明する。本第17実施例は、
ヘリコプタの胴体5の上側に補助ロータ86を設置し、
補助ロータ86を使用しない場合には、図49、51に
破線で示すようにヘリコプタの胴体5内に収納して、補
助ロータ(引込み)88とし、補助ロータ86を使用す
る場合には、つき出し式に移動18を行なってヘリコプ
タの胴体5の外側へつき出し、図49、51に実線で示
すような補助ロータ56として、補助ロータ56を作動
させる構成である。このように、補助ロータ86として
作動すると垂直上方向きの揚力を得ることができ、ヘリ
コプタの離着陸性能を向上したり、ロータ2が故障時の
緊急着陸または緊急着水が安全にできることに寄与す
る。
【0086】補助ロータ86は、補助ロータ回転軸87
に連結されており、電動機11の動力により駆動され
る。補助ロータ86、補助ロータ回転軸87、電動機1
1等の一体となったものがアクチュエータ12により油
圧装置または電動機13の動力により上下方向に移動1
8を行なうことができ、図49、51に破線で示す補助
ロータ(引込み)88から図49、51に実線で示す補
助ロータ86につき出したり、逆に引込めたりできるよ
うにしている。パイロット16がスイッチ15を操作す
ると電気信号が配線14を通って油圧装置または電動機
13に伝達され、油圧装置または電動機13の動力によ
りアクチュエータ12を介して電動機11、補助ロータ
回転軸87、補助ロータ86等が一体となったものが上
側へ移動18を行なう。これらが上側の所定の位置に設
計されると電動機11用のスイッチが入り(このスイッ
チは図示してない)、これによって補助ロータ86が回
転して垂直上方向きの揚力を得ることができる。補助ロ
ータ86の作用が不要な場合には、上記と同様、パイロ
ット16がスイッチ15を操作すると前述とは逆に、電
動機11、補助ロータ回転軸87、補助ロータ86等の
一体となったものが下側へ移動18を行ない、電動機1
1用スイッチが切れ(このスイッチは図示してない)、
補助ロータ86が回転しなくなり、補助ロータ(引込
み)88のように収納される。これらの作動プロセス
は、図67の作動ブロック図に示すとおりである。
【0087】補助ロータ86を必要とする時以外の時に
は、ヘリコプタの胴体5の内部に図49、51に破線で
示すように補助ロータ(引込み)88として収納され、
空力抵抗増加がないので、ヘリコプタの高速性能(最高
速度、巡航速度等)を劣化させることはない。
【0088】補助ロータ86の前後方向位置、左右方向
位置はいずれでもよく、補助ロータ86の個数も1個で
も複数個でもいずれでもよい。
【0089】また、ダクトつき補助ロータについても第
2実施例で述べたことと同様の効果を有して、同様に適
用可能である。
【0090】次に第18実施例について、図52〜5
4、68を参照しながら説明する。本第18実施例は、
ヘリコプタの胴体5の上側に補助ロータ89を設置し、
補助ロータ89を使用しない場合には、図54に破線で
示すようにヘリコプタの胴体5内に収納して、補助ロー
タ(引込み)93とし、補助ロータ89を使用する場合
にはヒンジ92まわりに、補助ロータ89、補助ロータ
回転軸90、電動機11、支持装置91等を一体とした
ものをヘリコプタの胴体5の外側へ移動34を行なわ
せ、図54に実線で示すような補助ロータ89として、
補助ロータ89を作動させる構成である。このように補
助ロータ89として作動すると垂直上方向きの揚力を得
ることができ、ヘリコプタの離着陸性能を向上したり、
ロータ2が故障時の緊急着陸または緊急着水が安全にで
きることに寄与する。
【0091】補助ロータ89は補助ロータ回転軸90に
連結されており、電動機11の動力によって駆動され
る。補助ロータ89、補助ロータ回転軸90、電動機1
1等の一体となったものが支持装置91にとりつけら
れ、この支持装置91が油圧装置または電動機13、ア
クチュエータ12の動力によりロッド32を介してヒン
ジ92まわりに移動34を行なうことができ、図54に
破線で示す補助ロータ(引込み)93から図54に実線
で示す補助ロータ89に引出したり、逆に引込めたりで
きるようにしてある。
【0092】パイロット16がスイッチ15を操作する
と、電気信号が配線14を通って油圧装置または電動機
13に伝達され、油圧装置または電動機13、アクチュ
エータ12の動力によりロッド32を介して補助ロータ
89、補助ロータ回転軸90、電動機11、支持装置9
1等が一体となったものが胴体5の外側へひき出され移
動34を行なう。これらが胴体5の外側の所定の位置に
設定されると、電動機11用のスイッチが入り(このス
イッチは図示してない)、これによって補助ロータ89
が回転して垂直上方向きの揚力を得ることができる。補
助ロータ89の作用が不要な場合には、上記と同様、パ
イロット16がスイッチ15を操作すると前述とは逆
に、補助ロータ89、補助ロータ回転軸90、電動機1
1、支持装置91等が一体となったものが胴体5の内側
へ引込み、電動機11用スイッチが切れ(このスイッチ
は図示してない)、補助ロータ89が回転しなくなり、
補助ロータ(引込み)93のように収納される。これら
の作動プロセスは、図68の作動ブロック図に示すとお
りである。
【0093】補助ロータ89を必要とする時以外の時に
は、ヘリコプタの胴体5の内部に図54に破線で示すよ
うに補助ロータ(引込み)93として収納され、空力抵
抗増加がないので、ヘリコプタの高速性能(最高速度、
巡航速度等)を劣化させることはない。
【0094】補助ロータ89の前後方向位置、左右方向
位置はいずれでもよく、補助ロータ89の個数も1個で
も複数個でもいずれでもよい。
【0095】また、ダクト付補助ロータについても第2
実施例で述べたことと同様の効果を有して、同様に適用
可能である。
【0096】図54で補助ロータ(引込み)93から補
助ロータ89に移動34を行なう時、右舷側から上方へ
移動34を行なっているが、逆に左舷側から上方へ移動
34を行なってもよい。
【0097】次に第19実施例について、図55〜5
7、68を参照しながら説明する。本第19実施例は、
ヘリコプタの胴体5の上側に補助ロータ94を設置し、
補助ロータ94を使用しない場合には、図55に破線で
示すようにヘリコプタの胴体5内に収納して、補助ロー
タ(引込み)98とし、補助ロータ94を使用する場合
には、ヒンジ97まわりに、補助ロータ94、補助ロー
タ回転軸95、電動機11、支持装置96等を一体にし
たものをヘリコプタの胴体5の外側へ移動34を行なっ
て、図55に実線で示すような補助ロータ94として、
補助ロータ94を作動させる構成である。
【0098】ヒンジ97の方式が前述の第18実施例と
異なる以外は機能、作用、効果等は第18実施例と同様
である。
【0099】次に第20実施例について図58〜60を
参照しながら説明する。本第20実施例は、ヘリコプタ
の胴体5の中に固定式の補助ロータ99を収納し、補助
ロータ99を使用しない場合は、扉101、扉112等
が閉となっていて、補助ロータ99を作動して使用する
場合には、扉101、扉112を開にして、空気流入口
107より空気を流入させて、空気の流れ104を形成
して垂直上方向きの揚力を得る構成である。このように
補助ロータ99として作動するとヘリコプタの離着陸性
能を向上したり、ロータ2が故障時の緊急着陸または緊
急着水が安全にできることに寄与する。補助ロータ99
は、補助ロータ回転軸100に連結されており、電動機
11の動力によって駆動される。
【0100】パイロット16がスイッチ15を操作する
と、電気信号が配線14を通って電動機109、106
に伝達され、電動機109、106が作動してこの動力
によってロッド110、105を介してヒンジ111、
102まわりに扉112、101が開放するように移動
113、103を行ない、扉112、101が所定の開
度に開放されると電動機11用のスイッチが入り(この
スイッチは図示してない)、これによって補助ロータ9
9が回転して垂直上方向きの揚力を得ることができる。
【0101】補助ロータ99の作用が不要な場合には、
上記と同様、パイロット16がスイッチ15を操作する
と前述とは逆に、扉112、101がヒンジ111、1
02まわりに閉鎖するように移動113、103を行な
い、電動機11用スイッチが切れ(このスイッチは図示
してない)、補助ロータ99が回転しなくなり、揚力も
なくなる。
【0102】扉112が開放されると胴体5の横に空気
流入口107が形成され、ここから空気流入108が生
じ、補助ロータ99が回転して下向きの空気の流れ10
4が発生して揚力が得られる。
【0103】補助ロータ99を必要とする時以外は、ヘ
リコプタの胴体5の内部に扉101、112で閉鎖され
て収納されていて、空力抵抗増加がないので、ヘリコプ
タの高速性能(最高速度、巡航速度等)を劣化させるこ
とはない。
【0104】図58〜60では補助ロータ99は、1個
の場合を示しているが複数個でもよく、上下位置は下部
の場合を示しているが中部でも上部でもよく、前後方向
位置は胴体5の幅の広い部分の中央部を示しているが前
部でも後部でもよい。
【0105】次に第21実施例について図61〜63を
参照しながら説明する。本第21実施例は、ヘリコプタ
の胴体5の外側に固定式の補助ロータ114を設置し、
その補助ロータ114の上流側に可動式のカバー116
を設け、補助ロータ114を作動して使用しない場合に
はそのカバー116を胴体5の外側へ引出した状態と
し、補助ロータ114を作動して使用する場合にはカバ
ー116を胴体5の内側に引込めて、カバー(引込み)
143とする構成である。カバー116がヘリコプタの
胴体5の中へ引込みカバー(引込み)143として、補
助ロータ114が作動すると垂直上方向きの揚力が得ら
れ、ヘリコプタの離着陸性能を向上したり、ロータ2が
故障時の緊急着陸または緊急着水が安全にできることに
寄与する。
【0106】補助ロータ114は補助ロータ回転軸11
5に連結されており、電動機11の動力により駆動され
る。
【0107】パイロット16がスイッチ15を操作する
と、電気信号が配線14を通って油圧装置または電動機
13に伝達され、油圧装置または電動機13、アクチュ
エータ12が作動して、ロッド32を介してカバー11
6が移動117を行ない、胴体5の内側へ収納され、カ
バー(引込み)143のようになり、同時に電動機11
用のスイッチが入り(このスイッチは図示してない)、
これによって補助ロータ114が回転して垂直上方向き
の揚力を得ることができる。
【0108】補助ロータ114の作用が不要な場合に
は、上記と同様、パイロット16がスイッチ15を操作
すると前述とは逆に、カバー116が油圧装置または電
動機13の動力によりロッド32を介して移動を行な
い、カバー116が胴体5の外側に引き出され、補助ロ
ータ114をカバーすると同時に電動機11用スイッチ
(このスイッチは図示してない)が切れ、補助ロータ1
14が回転しなくなり、揚力もなくなる。
【0109】補助ロータ114を必要とする時以外に
は、ヘリコプタの胴体5の外側にカバー116が設定さ
れ、補助ロータ114をおおっているので空力抵抗増加
が少く、ヘリコプタの高速性能(最高速度、巡航速度
等)を劣化させる程度は微小である。
【0110】図61〜63では、補助ロータ114は1
個の場合を示しているが複数個でもよく、前後方向位置
は胴体5の幅の広い部分の中央部を示しているが前部で
も後部でもよく、下側位置を示しているが、上側に設置
される場合でもよい。
【0111】図61〜63においてカバー116は補助
ロータ114の前方に設置されている場合を示している
が、補助ロータ114の後方、側方のいずれかまたは複
数個組合せて設置されてもよい。
【0112】次に第22実施例について図64〜66、
69を参照しながら説明する。第1〜21、23実施例
は、パイロット16が手動式にスイッチ15を操作する
ことによって補助ロータの使用、不使用を切り換えてい
たが、本第22実施例はヘリコプタのロータ2とロータ
回転軸3のとりつけ部にセンサ118を設置してヘリコ
プタのロータ2がふっとんだことを検出し、配線119
で電気信号をコンピュータ120に入力し、コンピュー
タ120で処理、制御し、その制御信号が配線121で
油圧装置または電動機13に伝達され、油圧装置または
電動機13を作動させ、補助ロータ9、補助ロータ回転
軸10、電動機11等の一体となったものがアクチュエ
ータ12により油圧装置または電動機13の動力により
上下方向に移動18を行なうことができ、図64、66
に破線で示す補助ロータ(引込み)17から図64、6
6に実線で示す補助ロータ9につき出すことがパイロッ
ト16のスイッチ15操作なしに自動的にできるシステ
ムとしてある。この作動プロセスは図69に示す作動ブ
ロック図のとおりである。
【0113】この実施例によれば、パイロット16のス
イッチ15操作が不要となるので緊急事態におけるパイ
ロットの作業負担を軽減でき、ヘリコプタの安全確保に
大きく寄与できる。このようにできれば、ヘリコプタの
ロータ2がふっとんだ場合、ヘリコプタをパイロット1
6の操作なしに自動的に補助ロータ9を作動させること
ができ、緊急着陸または緊急着水が安全にできることに
寄与する。
【0114】以上の説明は、第1実施例の相当例に自動
操作手段を適用した第22実施例を説明したが、それ以
外の第2〜21、23実施例の各相当例に自動操作手段
を同様に適用してもよい。
【0115】次に第23実施例について図79〜81を
参照しながら説明する。本第23実施例は、ヘリコプタ
の胴体5の中に固定式の補助ロータ135を収納し、補
助ロータ135を使用しない場合は、扉138、139
が閉となっていて、補助ロータ135を作動して使用す
る場合には、扉138、139を開にして空気取入口1
07より空気を流入させ、空気の流れ104を形成して
垂直上方向きの揚力を得る構成である。このように補助
ロータ135として作動すると、ヘリコプタの離着陸性
能を向上したり、ロータ2が故障時の緊急着陸または緊
急着水が安全にできることに寄与する。補助ロータ13
5は補助ロータ回転軸136に連結されており、電動機
11の動力によって駆動される。
【0116】第20実施例の図58〜60では補助ロー
タ99がヘリコプタの胴体5の下側に設置されていた
が、本第23実施例は補助ロータ135はヘリコプタの
胴体5の横側に設置する構成である。
【0117】機能、作用、効果等については、前述の第
20実施例と同様である。図79〜81では、補助ロー
タ135は2個の場合を示しているが、補助ロータ13
5の個数は、1個でも3個以上でもよく、上下位置は中
央部を示しているが上部でも下部でもよく、前後方向位
置は胴体5の幅の広い部分の中央部を示しているが前部
でも後部でもよい。
【0118】以上の第1〜21、23実施例は空間的に
干渉しない範囲内でいくつでも相互に組合せて適用する
ことができる。
【0119】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されるので次
の効果を有する。 (1) ヘリコプタの胴体の下側、横側、前側、後側、
上側のいずれかまたはそれらの複数個所に1個または複
数個の引出し、引込みが可能の補助ロータを有するヘリ
コプタとすることにより、ヘリコプタの高速性能、(最
高速度、巡航速度等)を劣化することなく、ヘリコプタ
の離着陸性能を向上したり、ロータが脱去または故障時
の緊急着陸または緊急着水を安全に行なうことができ
る。 (2) ヘリコプタの胴体の下側、横側、前側、後側、
上側のいずれかまたはそれらの複数個所に1個または複
数個の引出し、引込みが可能のダクトつき補助ロータを
有するヘリコプタとすることにより、ヘリコプタの高速
性能、(最高速度、巡航速度等)を劣化することなく、
ヘリコプタの離着陸性能を向上したり、ロータが脱去ま
たは故障時の緊急着陸または緊急着水を安全に行なうこ
とができる。その際の上向き推力は単なる補助ロータの
約1.5倍大きく、それだけ高能率である。 (3) ロータ脱去検出手段と、補助ロータまたはダク
トつき補助ロータの引出し、引込みを自動で行なう駆動
手段を備えるヘリコプタでは、ロータ脱去等の事故発生
後、直ちに自動的に補助ロータ等が引出されて始動する
ので、機体及び人命の安全度が一層高まる。 (4) 胴体内に補助ロータを備え、胴体外板近傍に設
けた扉体を開けて、上方より下方への空気流れを形成す
るヘリコプタにあっては、補助ロータの出し入れのため
の装置を必要としないので、上記(1)のような効果を
低コストで得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の側断面図、
【図2】第1実施例の下面図、
【図3】第1実施例の正断面図、
【図4】本発明の第2実施例の側断面図、
【図5】第2実施例の下面図、
【図6】第2実施例の正断面図、
【図7】本発明の第3実施例の側断面図、
【図8】第3実施例の下面図、
【図9】第3実施例の正断面図、
【図10】本発明の第4実施例の側断面図、
【図11】第4実施例の下面図、
【図12】第4実施例の正断面図、
【図13】本発明の第5実施例の側断面図、
【図14】第5実施例の下面図、
【図15】第5実施例の正断面図、
【図16】本発明の第6実施例の側断面図、
【図17】第6実施例の下面図、
【図18】第6実施例の正断面図、
【図19】本発明の第7実施例の側断面図、
【図20】第7実施例の平断面図、
【図21】第7実施例の正断面図、
【図22】本発明の第8実施例の側断面図、
【図23】第8実施例の平断面図、
【図24】第8実施例の正断面図、
【図25】本発明の第9実施例の側断面図、
【図26】第9実施例の平断面図、
【図27】第9実施例の正断面図、
【図28】本発明の第10実施例の側断面図、
【図29】第10実施例の平断面図、
【図30】第10実施例の正断面図、
【図31】本発明の第11実施例の側断面図、
【図32】第11実施例の平断面図、
【図33】第11実施例の正断面図、
【図34】本発明の第12実施例の側断面図、
【図35】第12実施例の平断面図、
【図36】第12実施例の正断面図、
【図37】本発明の第13実施例の側断面図、
【図38】第13実施例の平断面図、
【図39】第13実施例の正断面図、
【図40】本発明の第14実施例の側断面図、
【図41】第14実施例の平断面図、
【図42】第14実施例の後断面図、
【図43】本発明の第15実施例の側断面図、
【図44】第15実施例の平断面図、
【図45】第15実施例の後断面図、
【図46】本発明の第16実施例の側断面図、
【図47】第16実施例の平断面図、
【図48】第16実施例の後断面図、
【図49】本発明の第17実施例の側断面図、
【図50】第17実施例の平断面図、
【図51】第17実施例の後断面図、
【図52】本発明の第18実施例の側断面図、
【図53】第18実施例の平断面図、
【図54】第18実施例の後断面図、
【図55】本発明の第19実施例の側断面図、
【図56】第19実施例の平断面図、
【図57】第19実施例の後断面図、
【図58】本発明の第20実施例の側断面図、
【図59】第20実施例の下面図、
【図60】第20実施例の正断面図、
【図61】本発明の第21実施例の側断面図、
【図62】第21実施例の下面図、
【図63】第21実施例の正断面図、
【図64】本発明の第22実施例の側断面図、
【図65】第22実施例の下面図、
【図66】第22実施例の正断面図、
【図67】本発明の第1〜4、7、11、14、17実
施例に係る作動ブロック図、
【図68】本発明の第5、6、8〜10、12、13、
15、16、18、19実施例に係る作動ブロック図、
【図69】本発明の第22実施例に係る作動ブロック
図、
【図70】従来のヘリコプタの側面図、
【図71】従来のヘリコプタの平面図、
【図72】従来のヘリコプタの正断面図、
【図73】ダクトつきロータを縦断面で模式的に示した
説明図、
【図74】ダクトつきロータの効果を示す関係線図、
【図75】従来のヘリコプタが故障した時の状態を示す
側面図、
【図76】本発明の一実施例に係る補助ロータを有する
ヘリコプタの滑空状態を示す側面図、
【図77】従来のヘリコプタの揚力を示す説明図、
【図78】本発明の一実施例に係る補助ロータを有する
ヘリコプタの揚力を示す説明図、
【図79】本発明の第23実施例の側面図、
【図80】第23実施例の平断面図、
【図81】第23実施例の正断面図である。 1 ヘリコプタ 2 ロータ 3 ロータ回転軸 4 エンジン 5 胴体 6 水平尾翼 7 垂直尾翼 8 テールロータ 9 補助ロータ 10 補助ロータ回転軸 11 電動機 12 アクチュエータ 13 油圧装置または電動機 14 配線 15 スイッチ 16 パイロット 17 補助ロータ(引込み) 18 移動 19 ダクトつき補助ロータ 20 ダクトつき補助ロータ回転軸 21 ダクトつき補助ロータ(引込み) 22 補助ロータ 23 補助ロータ回転軸 24 補助ロータ(引込み)、 25 補助ロータ 26 補助ロータ回転軸 27 補助ロータ(引込み) 28 補助ロータ 29 補助ロータ回転軸 30 支持装置 31 ヒンジ 32 ロッド 33 補助ロータ(引込み) 34 移動 35 補助ロータ 36 補助ロータ回転軸 37 支持装置 38 ヒンジ 39 ロッド 40 補助ロータ(引込み) 41 補助ロータ 42 補助ロータ回転軸 43 支持装置 44 補助ロータ(引込み) 45 補助ロータ 46 補助ロータ回転軸 47 支持装置 48 ヒンジ 49 補助ロータ(引込み) 50 補助ロータ 51 補助ロータ回転軸 52 補助ロータ(引込み) 53 補助ロータ 54 補助ロータ回転軸 55 支持装置 56 ヒンジ 57 補助ロータ(引込み) 58 補助ロータ 59 補助ロータ回転軸 60 支持装置 61 補助ロータ(引込み) 62 補助ロータ 63 補助ロータ回転軸 64 支持装置 65 ヒンジ 66 補助ロータ(引込み) 67 補助ロータ 68 補助ロータ回転軸 69 支持装置 70 ヒンジ 71 補助ロータ(引込み) 72 補助ロータ 73 補助ロータ回転軸 74 支持装置 75 補助ロータ(引込み) 76 補助ロータ 77 補助ロータ回転軸 78 支持装置 79 ヒンジ 80 補助ロータ(引込み) 81 補助ロータ 82 補助ロータ回転軸 83 支持装置 84 ヒンジ 85 補助ロータ(引込み) 86 補助ロータ 87 補助ロータ回転軸 88 補助ロータ(引込み) 89 補助ロータ 90 補助ロータ回転軸 91 支持装置 92 ヒンジ 93 補助ロータ(引込み) 94 補助ロータ 95 補助ロータ回転軸 96 支持装置 97 ヒンジ 98 補助ロータ(引込み) 99 補助ロータ 100 補助ロータ回転軸 101 扉 102 ヒンジ 103 移動 104 空気の流れ 105 ロッド 106 電動機 107 空気流入口 108 空気流入 109 電動機 110 ロッド 111 ヒンジ 112 扉 113 移動 114 補助ロータ 115 補助ロータ回転軸 116 カバー 117 移動 118 センサ 119 配線 120 コンピュータ 121 配線 122 ロータ 123 ダクト 124 ロータのある位置の断面積 125 出口面積 126 ダクトなしの推力 127 ダクトつきの推力 135 補助ロータ 136 補助ロータ回転軸 137 ヒンジ 138 扉 139 扉 140 ヒンジ 141 支持装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘリコプタの胴体の下側、横側、前側、
    後側、上側のいずれかまたはそれらの複数個所に1個ま
    たは複数個の引出し、引込みが可能の補助ロータを具備
    してなることを特徴とするヘリコプタ。
  2. 【請求項2】 ヘリコプタの胴体の下側、横側、前側、
    後側、上側のいずれかまたはそれらの複数個所に1個ま
    たは複数個の引出し、引込みが可能のダクトつき補助ロ
    ータを具備してなることを特徴とするヘリコプタ。
  3. 【請求項3】 ロータが脱去したことを検知するロータ
    脱去検知手段と、同ロータ脱去検知手段の情報により補
    助ロータまたはダクトつき補助ロータの引出し引込みを
    自動的に行なう駆動手段とを具備してなることを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載のヘリコプタ。
  4. 【請求項4】 ヘリコプタの胴体内に固定された補助ロ
    ータと、胴体外板近傍に設けられ開扉によって上記補助
    ロータを介し上方より下方に向って空気流れを形成する
    扉体とを具備してなることを特徴とするヘリコプタ。
JP26766091A 1991-10-16 1991-10-16 ヘリコプタ Withdrawn JPH05105194A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US12473076B2 (en) * 2013-06-09 2025-11-18 Eth Zurich Controlled flight of a multicopter experiencing a failure affecting an effector

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