JPH0510580B2 - - Google Patents
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- JPH0510580B2 JPH0510580B2 JP22562086A JP22562086A JPH0510580B2 JP H0510580 B2 JPH0510580 B2 JP H0510580B2 JP 22562086 A JP22562086 A JP 22562086A JP 22562086 A JP22562086 A JP 22562086A JP H0510580 B2 JPH0510580 B2 JP H0510580B2
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Description
この発明は、例えばコンピユータ設備等の電子
装置を熱負荷の対象として、該電子装置の運転に
伴う発生熱を当該装置が設置された室内の空調設
備より吹き出す冷気熱を利用して除熱させる水冷
式冷却装置に関する。
装置を熱負荷の対象として、該電子装置の運転に
伴う発生熱を当該装置が設置された室内の空調設
備より吹き出す冷気熱を利用して除熱させる水冷
式冷却装置に関する。
まず第5図により頭記した電子装置を熱負荷と
するこの発明の実施対象となる水冷式冷却装置の
設備概要を説明する。図において、1は電子装
置、2は該電子装置を冷却する水冷式冷却装置、
3はこれら装置を収容して据付けた機械室、4は
その室内空調装置である。ここで機械室3は床面
をアクセスフロア31としてその床面一部に分散
して床下に形成した冷気供給ダクト32に通じる
冷気吹出口33,34が開口している。また室の
天井側には空気出口35が開口し、この空気出口
35と前記冷気供給ダクト32の入口との間を結
んで配管した空気循環路36に先記した空調装置
4が接続されており、空調装置4の運転により矢
印Aのように室内に向けて空調冷気を吹き出す。
一方、水冷式冷却装置2は床面上に開口する前記
の冷気吹出口33に臨ませて室内の床面上に据付
けた空気/水熱交換器21、該空気/水熱交換器
21と電子装置1、特に発熱量の多いパワー機器
に設けたヒートシンクとしての水冷式被冷却体1
1との間にまたがつて配管された冷却水循環路2
2、冷却水循環路22内に介装した冷却水タンク
23、水循環ポンプ24等で構成されている。ま
た前記空気/水熱交換器21は上下面を開放した
風胴25、該風胴25の内部に配備した熱交換器
本体26、および熱交換器本体26の上方に並置
配備した複数台のフアン27等の組立体として構
成されている。 かかる設備で電子装置1の運転時には室内空調
装置4を運転して空調冷気流Aを室内に向けて吹
出すとともに、水冷式冷却装置2では水循環ポン
プ24を運転して冷却水循環路22に冷却水を循
環させるとともに、フアン27を運転させる。し
たがつて室内の床面に開口した冷気吹出口33か
ら吹き出す空調冷気流Aが空気/水熱交換器21
の風胴25内に吸引導風され、冷却水との間の熱
交換により冷却水の保有熱を空気側に熱放散し、
これにより電子装置1で発生した熱が冷却水を熱
移送媒体として空気/水熱交換器2で除熱される
ことになる。また別な冷気吹出口34から室内に
吹き出す空調冷気は電子装置1およびその周辺機
器等を空冷する。なおこの場合に電子装置、例え
ばコンピユータ設備ではその定格運転温度が例え
ば15〜30℃の範囲内に規定されており、このため
には電子装置の運転状態、つまり熱負荷の状況に
応じて空気/水熱交換器21に装備のフアン27
の運転台数、回転数制御等を行い、空気/水熱交
換器21の放熱能力をコントロールして所定の運
転温度を維持するようにしている。 ところで上記のように室内空調設備の吹出し冷
気を利用して放熱を行う電子装置の水冷式冷却装
置では次記のような問題がある。すなわち電子装
置等を設置した機械室では、電子装置の運転、停
止の如何を問わず室内温度の変化による機器への
悪影響、例えば機器の結露発生等を防ぐために常
に室内空調装置4を運転して室内の適温維持を図
るようにしている。またこの場合に床下の冷気供
給ダクトより室内に吹き出す空調冷気温度は室内
の設定温度に対して通常はかなりの低温である。
したがつて電子装置1の運転休止時、つまり水冷
式冷却装置2も運転停止している状態でも室内空
調装置4は継続運転されているため、冷気吹出口
33を通じて吹き出す冷気により空気/水熱交換
器21は放熱機能が働き、かつこの状態では電子
装置側の熱負荷が無いために冷却水は通常の運転
時に比べて過冷された低温状態になつている。こ
の点に付いての実測例として冬期等の周囲温度が
低い時期には水冷式冷却装置2の系内の冷却水が
0℃近い温度まで低下する場合がある。 このような現象の発生状態を第6図に示す送風
系の動作バランス線図で説明すると、通常の運転
時では空気/水熱交換器21のフアン27が運転
されているので熱交換器には綜合送風特性と熱交
換器の送風特性との交点で与えられる風量Q1が
流れている。一方、電子装置の運転休止時に空
気/水熱交換器21のフアン27を停止しても、
空気/水熱交換器21には空調系の送風特性と熱
交換器の送風特性との交点で与えられる風量Q2
の空調冷気が熱交換器を流れ、このために放熱機
能が働くことになる。 一方、前記のような状況下で電子装置1を運転
再開する際に電子装置の定常運転を速やかに確立
するには、運転休止中に過冷状態にあつた低温の
冷却水をできるだけ短い時間の間に電子装置の運
転温度である15℃程度まで昇温させる必要があ
る。すなわち第7図に示す冷却水温度の立上がり
特性線図において、運転停止状態における冷却水
温度をTo、電子装置の運転再開時に要求される
冷却水の昇温目標温度をT1として、時間hoで
電子装置および空気/水熱交換器の運転を再開し
た場合に冷却水温度が前記温度T1に到達する時
間h1までの所要時間ができるだけ短いことが望
まれる。 しかして前述のように運転休止期間中に継続す
る空調冷気との熱交換により冷却水温度が低下し
ていると、このままでは運転再開後はフアン運転
により空調冷気の導風量がより増大することにな
るため、冷却水温度をT1まで昇温させるに要す
る時間h2(h2=h1−ho)が長引くことになり、そ
れだけ電子装置の定常運転の確立が遅れる。また
運転再開時の電子装置側の熱負荷が小さく、その
発熱量より空気/水熱交換器での放熱量の方が大
である運転条件では冷却水温度を所定の昇温温度
T1まで高めることができず、電子装置の定常運
転が確立されないと言つた事態も起こり得る。 このために従来では、第5図における冷却水循
環路22に介装した冷却水タンク23内に電熱ヒ
ータ等を装備して冷却水の強制昇温を図るような
試みも成されていいるが、この方式では電力消費
量が増すことになり不経済である。
するこの発明の実施対象となる水冷式冷却装置の
設備概要を説明する。図において、1は電子装
置、2は該電子装置を冷却する水冷式冷却装置、
3はこれら装置を収容して据付けた機械室、4は
その室内空調装置である。ここで機械室3は床面
をアクセスフロア31としてその床面一部に分散
して床下に形成した冷気供給ダクト32に通じる
冷気吹出口33,34が開口している。また室の
天井側には空気出口35が開口し、この空気出口
35と前記冷気供給ダクト32の入口との間を結
んで配管した空気循環路36に先記した空調装置
4が接続されており、空調装置4の運転により矢
印Aのように室内に向けて空調冷気を吹き出す。
一方、水冷式冷却装置2は床面上に開口する前記
の冷気吹出口33に臨ませて室内の床面上に据付
けた空気/水熱交換器21、該空気/水熱交換器
21と電子装置1、特に発熱量の多いパワー機器
に設けたヒートシンクとしての水冷式被冷却体1
1との間にまたがつて配管された冷却水循環路2
2、冷却水循環路22内に介装した冷却水タンク
23、水循環ポンプ24等で構成されている。ま
た前記空気/水熱交換器21は上下面を開放した
風胴25、該風胴25の内部に配備した熱交換器
本体26、および熱交換器本体26の上方に並置
配備した複数台のフアン27等の組立体として構
成されている。 かかる設備で電子装置1の運転時には室内空調
装置4を運転して空調冷気流Aを室内に向けて吹
出すとともに、水冷式冷却装置2では水循環ポン
プ24を運転して冷却水循環路22に冷却水を循
環させるとともに、フアン27を運転させる。し
たがつて室内の床面に開口した冷気吹出口33か
ら吹き出す空調冷気流Aが空気/水熱交換器21
の風胴25内に吸引導風され、冷却水との間の熱
交換により冷却水の保有熱を空気側に熱放散し、
これにより電子装置1で発生した熱が冷却水を熱
移送媒体として空気/水熱交換器2で除熱される
ことになる。また別な冷気吹出口34から室内に
吹き出す空調冷気は電子装置1およびその周辺機
器等を空冷する。なおこの場合に電子装置、例え
ばコンピユータ設備ではその定格運転温度が例え
ば15〜30℃の範囲内に規定されており、このため
には電子装置の運転状態、つまり熱負荷の状況に
応じて空気/水熱交換器21に装備のフアン27
の運転台数、回転数制御等を行い、空気/水熱交
換器21の放熱能力をコントロールして所定の運
転温度を維持するようにしている。 ところで上記のように室内空調設備の吹出し冷
気を利用して放熱を行う電子装置の水冷式冷却装
置では次記のような問題がある。すなわち電子装
置等を設置した機械室では、電子装置の運転、停
止の如何を問わず室内温度の変化による機器への
悪影響、例えば機器の結露発生等を防ぐために常
に室内空調装置4を運転して室内の適温維持を図
るようにしている。またこの場合に床下の冷気供
給ダクトより室内に吹き出す空調冷気温度は室内
の設定温度に対して通常はかなりの低温である。
したがつて電子装置1の運転休止時、つまり水冷
式冷却装置2も運転停止している状態でも室内空
調装置4は継続運転されているため、冷気吹出口
33を通じて吹き出す冷気により空気/水熱交換
器21は放熱機能が働き、かつこの状態では電子
装置側の熱負荷が無いために冷却水は通常の運転
時に比べて過冷された低温状態になつている。こ
の点に付いての実測例として冬期等の周囲温度が
低い時期には水冷式冷却装置2の系内の冷却水が
0℃近い温度まで低下する場合がある。 このような現象の発生状態を第6図に示す送風
系の動作バランス線図で説明すると、通常の運転
時では空気/水熱交換器21のフアン27が運転
されているので熱交換器には綜合送風特性と熱交
換器の送風特性との交点で与えられる風量Q1が
流れている。一方、電子装置の運転休止時に空
気/水熱交換器21のフアン27を停止しても、
空気/水熱交換器21には空調系の送風特性と熱
交換器の送風特性との交点で与えられる風量Q2
の空調冷気が熱交換器を流れ、このために放熱機
能が働くことになる。 一方、前記のような状況下で電子装置1を運転
再開する際に電子装置の定常運転を速やかに確立
するには、運転休止中に過冷状態にあつた低温の
冷却水をできるだけ短い時間の間に電子装置の運
転温度である15℃程度まで昇温させる必要があ
る。すなわち第7図に示す冷却水温度の立上がり
特性線図において、運転停止状態における冷却水
温度をTo、電子装置の運転再開時に要求される
冷却水の昇温目標温度をT1として、時間hoで
電子装置および空気/水熱交換器の運転を再開し
た場合に冷却水温度が前記温度T1に到達する時
間h1までの所要時間ができるだけ短いことが望
まれる。 しかして前述のように運転休止期間中に継続す
る空調冷気との熱交換により冷却水温度が低下し
ていると、このままでは運転再開後はフアン運転
により空調冷気の導風量がより増大することにな
るため、冷却水温度をT1まで昇温させるに要す
る時間h2(h2=h1−ho)が長引くことになり、そ
れだけ電子装置の定常運転の確立が遅れる。また
運転再開時の電子装置側の熱負荷が小さく、その
発熱量より空気/水熱交換器での放熱量の方が大
である運転条件では冷却水温度を所定の昇温温度
T1まで高めることができず、電子装置の定常運
転が確立されないと言つた事態も起こり得る。 このために従来では、第5図における冷却水循
環路22に介装した冷却水タンク23内に電熱ヒ
ータ等を装備して冷却水の強制昇温を図るような
試みも成されていいるが、この方式では電力消費
量が増すことになり不経済である。
この発明は上記の点にかんがみなされたもので
あり、従来方式のようにヒータ等の二次的に加熱
手段を使用することなく、僅かに空気/水熱交換
器に装備のフアンを運転制御することにより、電
子装置の運転再開時等、熱負荷側の運転条件に応
じて被冷却体に供給する循環冷却水の温度を速や
かに昇温できるようにした水冷式冷却装置を提供
することを目的とする。
あり、従来方式のようにヒータ等の二次的に加熱
手段を使用することなく、僅かに空気/水熱交換
器に装備のフアンを運転制御することにより、電
子装置の運転再開時等、熱負荷側の運転条件に応
じて被冷却体に供給する循環冷却水の温度を速や
かに昇温できるようにした水冷式冷却装置を提供
することを目的とする。
上記目的を達成するために、この発明は空気/
水熱交換器のフアンを可逆転式フアンと成し、か
つ通常の冷却運転時にはフアンを正転運転して空
調冷気を空気/水熱交換器へ積極的に吸引導風さ
せるとともに、熱負荷の運転条件により冷却水温
度を空調冷気温度以上に早期昇温させる際には前
記フアンを逆転運転し、空気/水熱交換器への空
調冷気の導風を抑制してその放熱能力を低減させ
ることにより、冷却水の早期昇温、温度調整範囲
の拡大化が達成できるようにしたものである。
水熱交換器のフアンを可逆転式フアンと成し、か
つ通常の冷却運転時にはフアンを正転運転して空
調冷気を空気/水熱交換器へ積極的に吸引導風さ
せるとともに、熱負荷の運転条件により冷却水温
度を空調冷気温度以上に早期昇温させる際には前
記フアンを逆転運転し、空気/水熱交換器への空
調冷気の導風を抑制してその放熱能力を低減させ
ることにより、冷却水の早期昇温、温度調整範囲
の拡大化が達成できるようにしたものである。
第1図および第2図はそれぞれこの発明の異な
る実施例による空気/水熱交換器の運転制御回路
図を示すものであり、第5図に対応する部分には
同じ符号が付してある。すなわちこの発明によ
り、空気/水熱交換器21の風胴25内に装備し
たフアン27を可逆転式フアンと成し、かつ第1
図の実施例ではフアン27と電源との間には指令
によりフアン27の回転方向を正転と逆転に切り
替える運転制御手段を、また第2図の実施例では
フアン27の正、逆転切替操作に加えて逆転運転
時におけるフアンの回転数制御も同時に行う運転
制御手段を備えている。すなわち可逆転式フアン
27は3相モータを装備しており、ここで第1図
では運転制御手段はフアン27への3相給電回路
に介挿した相切換接点51,52を指令信号sの
入力で切換える電磁開閉器5であり、第2図の実
施例では運転制御手段が前記した相切換用電磁開
閉器5、および逆転側の接点回路に接続したイン
バータあるいは電圧調整器等としのフアン回転数
制御装置6を装備している。なお回転数制御装置
6は空気/水熱交換器21の内部における放熱器
26の近傍に配置して該位置の胴内風速ないし風
圧を検出するセンサ7の出力信号を基に後述のよ
うにフアン27の回転数の増減制御を行う。 かかる構成において、第5図に示した電子装置
1が運転されている通常の冷却運転時には、前記
したフアン運転制御手段によりフアン27が正
転、つまり室内床面側の冷気吹出口33より吹き
出す空調冷気Aを空気/水熱交換器21内へ積極
的に吸引導風するように運転される。これにより
第5図で述べたように低温の空調冷気との熱交換
により冷却水の保有熱が空気側に放熱され、電子
装置側に発生した熱の除熱が行われる。 これに対し、先述のように運転休止の後に電子
装置を運転再開する場合など、いままでの停止期
間中に空調冷気流Aに晒されて過冷低温状態にあ
つた冷却水を電子装置の運転温度である所定の目
標温度まで昇温させる際には、制御手段の電磁開
閉器5に指令を与えて接点を51から52に切換
え、フアン27を逆転運転させる。これにより空
気/水熱交換器21では、下方より床面側の冷気
吹出口33を通じて吹き出す空調冷気流に逆らつ
て室内空気が上方より風胴25内に押し込み導風
されるようになり、この結果として空調冷気流A
と上方からの導入空気流Bとが相殺し合つて熱交
換器本体26の周辺を流れる通風が殆ど無くな
る。したがつて空気/水熱交換器21の放熱能力
は低下し、第3図に示した冷却水の立上がり特性
線図で示すように冷却水温度をToからT1まで
昇温させるに要する時間h3を第7図に示した従
来方式による所要時間h2に比べて大幅に短縮す
ることができるようになる。なお冷却水温度が所
定の目標温度T1まで昇温すれば、この温度上昇
を検知して制御手段の電磁開閉器5を切換え、フ
アン27を逆転から正転運転に切替えてこれ以降
は通常の冷却運転に以降する。 また前記の逆転運転時における空気/水熱交換
器での通風状態を第4図に示した送風系の動作バ
ランス線図上で表すと、フアン27の停止時には
第6図の線図でも述べたように空気/水熱交換器
21へは空調冷気の風量Q2が通流しているのに
対し、フアン27の逆転により、その送風特性は
特性線イ、したがつて綜合送風特性は特性線ホの
ようになるので、これと逆転側(−)の熱交換器
送風特性との交点で与えられる風量Q3に減少す
ることになり、かつこれにより空気/水熱交換器
の放熱能力が通常の運転状態と比べて大幅に低下
するようになる。 さらに第2図の実施例のようにフアン回転数制
御装置6を装備して逆転運転時におけるフアン2
7の回転数を様々に調節することにより、第4図
におけるフアン逆転時の送風特性は特性線イ〜ニ
のように変化し、これに伴つて空調系の送風特性
と組み合わせた綜合送風特性も特性線ホ〜チのよ
うに変わるようになる。ここで空気/水熱交換器
21の風胴内部の通風状態を熱交換器本体26の
近傍に配備したセンサ7で検出し、かつこの検出
位置における風速ないし風圧が0となるよう、つ
まり第4図で逆転時の送風特性が特性線ハとなる
ようにフアン27の回転数を制御すれば、綜合送
風特性は特性線トのようになり、空調冷気流Aと
フアン27の逆転による押し込み導風量Bとが丁
度相殺し合つて空気/水熱交換器21内部の熱交
換器本体26の近傍を流れる風量Q4は0とな
る。これにより交換器の放熱能力は最低となり、
第3図で述べた冷却水昇温の立ち上がりに要する
時間h3を最小時間に短縮することができる。ま
た前記した正転運転と逆転運転とを適宜に組合せ
ることにより冷却水の温度制御範囲の拡大化が可
能である。
る実施例による空気/水熱交換器の運転制御回路
図を示すものであり、第5図に対応する部分には
同じ符号が付してある。すなわちこの発明によ
り、空気/水熱交換器21の風胴25内に装備し
たフアン27を可逆転式フアンと成し、かつ第1
図の実施例ではフアン27と電源との間には指令
によりフアン27の回転方向を正転と逆転に切り
替える運転制御手段を、また第2図の実施例では
フアン27の正、逆転切替操作に加えて逆転運転
時におけるフアンの回転数制御も同時に行う運転
制御手段を備えている。すなわち可逆転式フアン
27は3相モータを装備しており、ここで第1図
では運転制御手段はフアン27への3相給電回路
に介挿した相切換接点51,52を指令信号sの
入力で切換える電磁開閉器5であり、第2図の実
施例では運転制御手段が前記した相切換用電磁開
閉器5、および逆転側の接点回路に接続したイン
バータあるいは電圧調整器等としのフアン回転数
制御装置6を装備している。なお回転数制御装置
6は空気/水熱交換器21の内部における放熱器
26の近傍に配置して該位置の胴内風速ないし風
圧を検出するセンサ7の出力信号を基に後述のよ
うにフアン27の回転数の増減制御を行う。 かかる構成において、第5図に示した電子装置
1が運転されている通常の冷却運転時には、前記
したフアン運転制御手段によりフアン27が正
転、つまり室内床面側の冷気吹出口33より吹き
出す空調冷気Aを空気/水熱交換器21内へ積極
的に吸引導風するように運転される。これにより
第5図で述べたように低温の空調冷気との熱交換
により冷却水の保有熱が空気側に放熱され、電子
装置側に発生した熱の除熱が行われる。 これに対し、先述のように運転休止の後に電子
装置を運転再開する場合など、いままでの停止期
間中に空調冷気流Aに晒されて過冷低温状態にあ
つた冷却水を電子装置の運転温度である所定の目
標温度まで昇温させる際には、制御手段の電磁開
閉器5に指令を与えて接点を51から52に切換
え、フアン27を逆転運転させる。これにより空
気/水熱交換器21では、下方より床面側の冷気
吹出口33を通じて吹き出す空調冷気流に逆らつ
て室内空気が上方より風胴25内に押し込み導風
されるようになり、この結果として空調冷気流A
と上方からの導入空気流Bとが相殺し合つて熱交
換器本体26の周辺を流れる通風が殆ど無くな
る。したがつて空気/水熱交換器21の放熱能力
は低下し、第3図に示した冷却水の立上がり特性
線図で示すように冷却水温度をToからT1まで
昇温させるに要する時間h3を第7図に示した従
来方式による所要時間h2に比べて大幅に短縮す
ることができるようになる。なお冷却水温度が所
定の目標温度T1まで昇温すれば、この温度上昇
を検知して制御手段の電磁開閉器5を切換え、フ
アン27を逆転から正転運転に切替えてこれ以降
は通常の冷却運転に以降する。 また前記の逆転運転時における空気/水熱交換
器での通風状態を第4図に示した送風系の動作バ
ランス線図上で表すと、フアン27の停止時には
第6図の線図でも述べたように空気/水熱交換器
21へは空調冷気の風量Q2が通流しているのに
対し、フアン27の逆転により、その送風特性は
特性線イ、したがつて綜合送風特性は特性線ホの
ようになるので、これと逆転側(−)の熱交換器
送風特性との交点で与えられる風量Q3に減少す
ることになり、かつこれにより空気/水熱交換器
の放熱能力が通常の運転状態と比べて大幅に低下
するようになる。 さらに第2図の実施例のようにフアン回転数制
御装置6を装備して逆転運転時におけるフアン2
7の回転数を様々に調節することにより、第4図
におけるフアン逆転時の送風特性は特性線イ〜ニ
のように変化し、これに伴つて空調系の送風特性
と組み合わせた綜合送風特性も特性線ホ〜チのよ
うに変わるようになる。ここで空気/水熱交換器
21の風胴内部の通風状態を熱交換器本体26の
近傍に配備したセンサ7で検出し、かつこの検出
位置における風速ないし風圧が0となるよう、つ
まり第4図で逆転時の送風特性が特性線ハとなる
ようにフアン27の回転数を制御すれば、綜合送
風特性は特性線トのようになり、空調冷気流Aと
フアン27の逆転による押し込み導風量Bとが丁
度相殺し合つて空気/水熱交換器21内部の熱交
換器本体26の近傍を流れる風量Q4は0とな
る。これにより交換器の放熱能力は最低となり、
第3図で述べた冷却水昇温の立ち上がりに要する
時間h3を最小時間に短縮することができる。ま
た前記した正転運転と逆転運転とを適宜に組合せ
ることにより冷却水の温度制御範囲の拡大化が可
能である。
以上述べたようにこの発明によれば、空気/水
熱交換器のフアンを可逆転式フアンと成し、かつ
通常の冷却運転時にはフアンを正転運転して空調
冷気を空気/水熱交換器へ積極的に吸引導風させ
るとともに、熱負荷の運転条件により冷却水温度
を空調冷気温度以上に早期昇温させる際には前記
フアンを逆転運転し、空気/水熱交換器への空調
冷気の導風を抑制してその放熱能力を低減させる
ように構成したことにより、例えば熱負荷として
の電子装置の運転再開時など、熱負荷側の運転条
件により空調冷気で過冷却されて低温状態にある
循環冷却水を目標温度まで昇温させるに際し、従
来方式のようにヒータ等の二次的昇温手段を用い
ることなく、空気/水熱交換器に装備のフアンを
運転制御する簡単な手段で冷却水を速やかに目標
温度まで昇温させることができ、その温度制御範
囲の拡大化を図ることができる。
熱交換器のフアンを可逆転式フアンと成し、かつ
通常の冷却運転時にはフアンを正転運転して空調
冷気を空気/水熱交換器へ積極的に吸引導風させ
るとともに、熱負荷の運転条件により冷却水温度
を空調冷気温度以上に早期昇温させる際には前記
フアンを逆転運転し、空気/水熱交換器への空調
冷気の導風を抑制してその放熱能力を低減させる
ように構成したことにより、例えば熱負荷として
の電子装置の運転再開時など、熱負荷側の運転条
件により空調冷気で過冷却されて低温状態にある
循環冷却水を目標温度まで昇温させるに際し、従
来方式のようにヒータ等の二次的昇温手段を用い
ることなく、空気/水熱交換器に装備のフアンを
運転制御する簡単な手段で冷却水を速やかに目標
温度まで昇温させることができ、その温度制御範
囲の拡大化を図ることができる。
第1図、第2図はそれぞれこの発明の異なる実
施例を示す空気/水熱交換器に装備のフアンの運
転制御回路図、第3図はこの発明によるフアンの
運転制御チヤートおよびその冷却水の温度立上が
り特性図、第4図は空気/水熱交換器に対するフ
アンの逆転運転時における送風系の動作バランス
線図、第5図は電子装置を熱負荷とてる水冷式冷
却装置全体の概略構成図、第6図は第5図におけ
る空気/水熱交換器のフアンの運転、停止に伴う
送風系の動作バランス線図、第7図は第6図に対
応する冷却水の昇温立上がり特性図である。各図
において、 1:熱負荷としての電子装置、11:水冷式被
冷却体、2:水冷式冷却装置、21:空気/水熱
交換器、22:冷却水循環路、24:水循環ポン
プ、25:熱交換器の風胴、26:熱交換器本
体、27:フアン、3:機械室、33:空調冷気
吹出口、4:室内空調装置、5:フアン正、逆転
切替制御手段としての相切換用電磁開閉器、6:
フアン回転数制御装置、7:風速ないし風圧の検
出センサ。
施例を示す空気/水熱交換器に装備のフアンの運
転制御回路図、第3図はこの発明によるフアンの
運転制御チヤートおよびその冷却水の温度立上が
り特性図、第4図は空気/水熱交換器に対するフ
アンの逆転運転時における送風系の動作バランス
線図、第5図は電子装置を熱負荷とてる水冷式冷
却装置全体の概略構成図、第6図は第5図におけ
る空気/水熱交換器のフアンの運転、停止に伴う
送風系の動作バランス線図、第7図は第6図に対
応する冷却水の昇温立上がり特性図である。各図
において、 1:熱負荷としての電子装置、11:水冷式被
冷却体、2:水冷式冷却装置、21:空気/水熱
交換器、22:冷却水循環路、24:水循環ポン
プ、25:熱交換器の風胴、26:熱交換器本
体、27:フアン、3:機械室、33:空調冷気
吹出口、4:室内空調装置、5:フアン正、逆転
切替制御手段としての相切換用電磁開閉器、6:
フアン回転数制御装置、7:風速ないし風圧の検
出センサ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 室内空調設備の冷気吹出口に対向して据付け
たフアン装備の空気/水熱交換器と熱負荷側の被
冷却体との間に冷却水循環路を配管し、該冷却水
循環路に冷却水を循環送流しつつ、前記空調設備
より吹き出す冷気を熱交換器のフアン運転により
空気/水熱交換器へ吸引導風して冷却水との間で
熱交換を行い、冷却水の保有熱を空気中に放熱し
て熱負荷側の発生熱の除熱を行う水冷式冷却装置
において、前記空気/水熱交換器のフアンを可逆
転式フアンと成し、かつ通常の冷却運転時にはフ
アンを正転運転して空調冷気を空気/水熱交換器
へ積極的に吸引導風させるとともに、熱負荷の運
転条件により冷却水温度を空調冷気温度以上に早
期昇温させる際には前記フアンを逆転運転に切替
え、空気/水熱交換器への空調冷気の導風を抑え
てその放熱能力を低減させるようにしたことを特
徴とする水冷式冷却装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の水冷式冷却装置
において、空気/水熱交換器に装備のフアンに対
し、指令に基づいてフアンの回転方向を正転、逆
転に切り替える運転制御手段を備えていることを
特徴とする水冷式冷却装置。 3 特許請求の範囲第2項記載の水冷式冷却装置
において、集熱制御手段がフアンの正転、逆転切
替、およびフアンの回転数制御機能を備えてたも
のであることを特徴とする水冷式冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22562086A JPS6380171A (ja) | 1986-09-24 | 1986-09-24 | 水冷式冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22562086A JPS6380171A (ja) | 1986-09-24 | 1986-09-24 | 水冷式冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6380171A JPS6380171A (ja) | 1988-04-11 |
| JPH0510580B2 true JPH0510580B2 (ja) | 1993-02-10 |
Family
ID=16832167
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22562086A Granted JPS6380171A (ja) | 1986-09-24 | 1986-09-24 | 水冷式冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6380171A (ja) |
-
1986
- 1986-09-24 JP JP22562086A patent/JPS6380171A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6380171A (ja) | 1988-04-11 |
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