JPH05106404A - 蒸気タービン動翼連結装置 - Google Patents
蒸気タービン動翼連結装置Info
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- JPH05106404A JPH05106404A JP26566491A JP26566491A JPH05106404A JP H05106404 A JPH05106404 A JP H05106404A JP 26566491 A JP26566491 A JP 26566491A JP 26566491 A JP26566491 A JP 26566491A JP H05106404 A JPH05106404 A JP H05106404A
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- rotor
- rotor blade
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Abstract
(57)【要約】
【目的】動翼に生じる遠心力による応力を抑え、スナッ
バ翼と同様の高い振動減衰効果を得る蒸気タービン動翼
連結装置を提供するにある。 【構成】本発明に係る蒸気タービン動翼連結装置は、蒸
気タービンのロータホイールの外周部に、複数の動翼2
2を周方向に取付け、各動翼22の先端部に、切れ目の
ないリング状の動翼カバー24を取付ける。動翼22の
先端部に、突起30を設け、この突起30に、キャップ
状のダンパ31を取付け、このダンパ31を、動翼カバ
ー24の内周面に設けられた溝32に嵌め込む。動翼カ
バー24をリング状とすることにより、遠心力によって
動翼22に生じる応力を抑える。突起30、ダンパ31
および溝32の摩擦により、振動減衰効果を得る。
バ翼と同様の高い振動減衰効果を得る蒸気タービン動翼
連結装置を提供するにある。 【構成】本発明に係る蒸気タービン動翼連結装置は、蒸
気タービンのロータホイールの外周部に、複数の動翼2
2を周方向に取付け、各動翼22の先端部に、切れ目の
ないリング状の動翼カバー24を取付ける。動翼22の
先端部に、突起30を設け、この突起30に、キャップ
状のダンパ31を取付け、このダンパ31を、動翼カバ
ー24の内周面に設けられた溝32に嵌め込む。動翼カ
バー24をリング状とすることにより、遠心力によって
動翼22に生じる応力を抑える。突起30、ダンパ31
および溝32の摩擦により、振動減衰効果を得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は蒸気タービン動翼連結装
置に係り、特に動翼の先端に動翼カバーを周方向に配置
した構造の蒸気タービン動翼連結装置に関する。
置に係り、特に動翼の先端に動翼カバーを周方向に配置
した構造の蒸気タービン動翼連結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ほとんどの蒸気タービン動翼
は、翼先端部の蒸気流れの乱れを少なくするため、動翼
の先端には、種々の形状を有する動翼カバーを装着する
のが通例である。
は、翼先端部の蒸気流れの乱れを少なくするため、動翼
の先端には、種々の形状を有する動翼カバーを装着する
のが通例である。
【0003】図12は、従来のこの種の蒸気タービン動
翼連結装置の一例を示すもので、図中、符号1はロータ
ホイールであり、このロータホイール1の外周部には、
複数の動翼2が周方向に列設されている。
翼連結装置の一例を示すもので、図中、符号1はロータ
ホイールであり、このロータホイール1の外周部には、
複数の動翼2が周方向に列設されている。
【0004】これら各動翼2の先端部には、図12に示
すように、テノン3がそれぞれ設けられており、一方こ
れらの動翼2の先端部に配置される動翼カバー4には、
テノン3の形状に符合する孔5が設けられている。そし
て、この動翼カバー4は、図13および図14に示すよ
うに、その孔5にテノン3を挿入した後、テノン3の先
端をかしめることにより、動翼2の先端部に固定される
ようになっている。この動翼カバー4は、図12に示す
ように、数枚の動翼2を1群として装着されるようにな
っている。
すように、テノン3がそれぞれ設けられており、一方こ
れらの動翼2の先端部に配置される動翼カバー4には、
テノン3の形状に符合する孔5が設けられている。そし
て、この動翼カバー4は、図13および図14に示すよ
うに、その孔5にテノン3を挿入した後、テノン3の先
端をかしめることにより、動翼2の先端部に固定される
ようになっている。この動翼カバー4は、図12に示す
ように、数枚の動翼2を1群として装着されるようにな
っている。
【0005】一方、動翼カバー4の外周側には、図14
に示すように、動翼カバー4との間に狭い間隙を保持し
てフィン6が配置されており、このフィン6は、パッキ
ングリング7を介してケーシング(図示せず)に固定さ
れている。
に示すように、動翼カバー4との間に狭い間隙を保持し
てフィン6が配置されており、このフィン6は、パッキ
ングリング7を介してケーシング(図示せず)に固定さ
れている。
【0006】図15は、他の構造を有する従来の蒸気タ
ービン動翼連結装置を示すもので、図中、符号11はロ
ータホイールであり、このロータホイール11の外周部
には、複数の動翼12が周方向に列設されている。
ービン動翼連結装置を示すもので、図中、符号11はロ
ータホイールであり、このロータホイール11の外周部
には、複数の動翼12が周方向に列設されている。
【0007】これら各動翼12の先端部には、図15に
示すように、動翼12の有効部と一体構造の動翼カバー
14が設けられており、これら各動翼カバー14は、動
翼12の回転中に隣接カバー同志が相互に接触するよう
に設定されている。この構造のタービン動翼は、一般に
「スナッバ翼」と呼ばれ、多くのターボ機械に採用され
ている。
示すように、動翼12の有効部と一体構造の動翼カバー
14が設けられており、これら各動翼カバー14は、動
翼12の回転中に隣接カバー同志が相互に接触するよう
に設定されている。この構造のタービン動翼は、一般に
「スナッバ翼」と呼ばれ、多くのターボ機械に採用され
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の各蒸気タービン
動翼連結装置は、動翼カバー4,14によって翼先端部
の蒸気流れの乱れを防止し、パッキングリングフィンと
の協働により、動翼2,12外周での蒸気の漏れを防止
しており、また捩れの大きな低圧段落翼においては、遠
心力による翼の捩れ戻りを拘束して蒸気の流路を一定に
保つ効果も有している。さらに、スナッバ翼において
は、振動減衰効果も得られるようになっている。しかし
ながら、従来の蒸気タービン動翼連結装置は、いずれも
以下のような問題がある。
動翼連結装置は、動翼カバー4,14によって翼先端部
の蒸気流れの乱れを防止し、パッキングリングフィンと
の協働により、動翼2,12外周での蒸気の漏れを防止
しており、また捩れの大きな低圧段落翼においては、遠
心力による翼の捩れ戻りを拘束して蒸気の流路を一定に
保つ効果も有している。さらに、スナッバ翼において
は、振動減衰効果も得られるようになっている。しかし
ながら、従来の蒸気タービン動翼連結装置は、いずれも
以下のような問題がある。
【0009】すなわち、動翼カバー4により群翼を形成
する構造の従来の蒸気タービン動翼装置においては、高
速回転に伴なう遠心力によって動翼2の各部、特に動翼
2とロータホイール1との結合部には、高応力が発生す
る。従来、この応力を低減することを目的として種々の
羽根植込構造が提案され実施されているが、羽根の設計
段階においては、植込構造の選択とその強度に関して充
分な検討が必要となり、多大な労力と時間とを要すると
いう問題がある。
する構造の従来の蒸気タービン動翼装置においては、高
速回転に伴なう遠心力によって動翼2の各部、特に動翼
2とロータホイール1との結合部には、高応力が発生す
る。従来、この応力を低減することを目的として種々の
羽根植込構造が提案され実施されているが、羽根の設計
段階においては、植込構造の選択とその強度に関して充
分な検討が必要となり、多大な労力と時間とを要すると
いう問題がある。
【0010】ところで、動翼2に発生する応力は、その
大部分が動翼2に作用する遠心力によるものであるが、
さらに応力を高くする原因として、羽根先端部に周方向
に取付けられた動翼カバー4の遠心力が揚げられる。ま
た、動翼カバー4は、テノン3をかしめることにより装
着されているため、テノン3と動翼2の付け根部および
かしめによるテノン3の塑性変形部、あるいは動翼カバ
ー4に穿けられた孔5の周りにクラックが発生し易い等
の問題もあり、テノン3および動翼カバー4の破損の原
因ともなっている。
大部分が動翼2に作用する遠心力によるものであるが、
さらに応力を高くする原因として、羽根先端部に周方向
に取付けられた動翼カバー4の遠心力が揚げられる。ま
た、動翼カバー4は、テノン3をかしめることにより装
着されているため、テノン3と動翼2の付け根部および
かしめによるテノン3の塑性変形部、あるいは動翼カバ
ー4に穿けられた孔5の周りにクラックが発生し易い等
の問題もあり、テノン3および動翼カバー4の破損の原
因ともなっている。
【0011】一方、スナッバ翼と呼ばれる従来の蒸気タ
ービン動翼連結装置においては、テノン加絞め等の塑性
変形部や動翼カバー14に穿設された孔等の応力集中部
がないため、強度的な信頼性が高いが、ロータホイール
11への動翼12組込み時の動翼カバー14間接触部の
調整が難しく、加工コストも高いという問題がある。本
発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、構造
および組立が容易で加工コストも低く、充分な振動減衰
効果も得られる信頼性の高い蒸気タービン動翼連結装置
を提供することを目的とする。
ービン動翼連結装置においては、テノン加絞め等の塑性
変形部や動翼カバー14に穿設された孔等の応力集中部
がないため、強度的な信頼性が高いが、ロータホイール
11への動翼12組込み時の動翼カバー14間接触部の
調整が難しく、加工コストも高いという問題がある。本
発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、構造
および組立が容易で加工コストも低く、充分な振動減衰
効果も得られる信頼性の高い蒸気タービン動翼連結装置
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成する手段として、蒸気タービンのロータホイールの外
周部に、周方向に複数の動翼を取付けるとともに、これ
らの動翼の先端部に動翼カバーを取付けた蒸気タービン
動翼連結装置において、前記各動翼の先端部に、係合用
凹凸部をそれぞれ設けるとともに、前記動翼カバーの内
周面に、前記各係合用凹凸部に係合して動翼のロータ軸
方向の動きを規制する係合用凹凸条部を設け、かつ動翼
カバーを、Cリング材または複数の円弧材の端部を溶接
してリング状とするようにしたことを特徴とする。
成する手段として、蒸気タービンのロータホイールの外
周部に、周方向に複数の動翼を取付けるとともに、これ
らの動翼の先端部に動翼カバーを取付けた蒸気タービン
動翼連結装置において、前記各動翼の先端部に、係合用
凹凸部をそれぞれ設けるとともに、前記動翼カバーの内
周面に、前記各係合用凹凸部に係合して動翼のロータ軸
方向の動きを規制する係合用凹凸条部を設け、かつ動翼
カバーを、Cリング材または複数の円弧材の端部を溶接
してリング状とするようにしたことを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明に係る蒸気タービン動翼連結装置におい
ては、各動翼先端部と動翼カバーとが、係合用凹凸部と
係合用凹凸条部との摩擦力により連結され、応力集中部
がない。このため、スナッバ翼と同様の振動減衰効果が
得られる。また、動翼カバーは、Cリング材や複数の円
弧材の端部を溶接してリング状に形成されているので、
動翼カバーの遠心力が動翼の遠心力に加算されることは
なく、さらに動翼カバーでタービン回転時の動翼の浮上
がりを抑えることにより、動翼植込部の応力軽減も期待
できる。また、溶接部の数や開先寸法の調節により、動
翼カバーの締め力を調整することも可能となる。
ては、各動翼先端部と動翼カバーとが、係合用凹凸部と
係合用凹凸条部との摩擦力により連結され、応力集中部
がない。このため、スナッバ翼と同様の振動減衰効果が
得られる。また、動翼カバーは、Cリング材や複数の円
弧材の端部を溶接してリング状に形成されているので、
動翼カバーの遠心力が動翼の遠心力に加算されることは
なく、さらに動翼カバーでタービン回転時の動翼の浮上
がりを抑えることにより、動翼植込部の応力軽減も期待
できる。また、溶接部の数や開先寸法の調節により、動
翼カバーの締め力を調整することも可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を、図1ないし図
7を参照して説明する。
7を参照して説明する。
【0015】図4は、本発明に係る蒸気タービン動翼連
結装置の一例を示すもので、図中、符号21はロータホ
イールであり、このロータホイール21の外周部には、
複数の動翼22が周方向に列設されており、これらの動
翼22の外周部には、全周一リング構造をなす動翼カバ
ー24が装着され、無限翼群を構成している。
結装置の一例を示すもので、図中、符号21はロータホ
イールであり、このロータホイール21の外周部には、
複数の動翼22が周方向に列設されており、これらの動
翼22の外周部には、全周一リング構造をなす動翼カバ
ー24が装着され、無限翼群を構成している。
【0016】各動翼22の先端部には、図1ないし図3
に示すように、翼断面よりも小さな角柱状をなす突起3
0が一体に設けられており、これら各突起30には、キ
ャップ状のダンパ31が冠着されている。一方、前記動
翼カバー24の内周面には、図1ないし図3に示すよう
に溝32が設けられており、前記各突起30は、ダンパ
31に被われた状態で溝32に嵌合されている。そして
これにより、ロータ軸方向への動翼カバー24の脱落が
防止されるようになっている。
に示すように、翼断面よりも小さな角柱状をなす突起3
0が一体に設けられており、これら各突起30には、キ
ャップ状のダンパ31が冠着されている。一方、前記動
翼カバー24の内周面には、図1ないし図3に示すよう
に溝32が設けられており、前記各突起30は、ダンパ
31に被われた状態で溝32に嵌合されている。そして
これにより、ロータ軸方向への動翼カバー24の脱落が
防止されるようになっている。
【0017】この動翼カバー24の外周面には、図1お
よび図2に示すように、複数本の突条33が周方向に通
して設けられており、これらの突条33は、動翼22の
先端に動翼カバー24を装着した後、切削加工等の外周
削りにより形成されるようになっている。
よび図2に示すように、複数本の突条33が周方向に通
して設けられており、これらの突条33は、動翼22の
先端に動翼カバー24を装着した後、切削加工等の外周
削りにより形成されるようになっている。
【0018】一方、これら各突条33に対向するケーシ
ングの内面には、図1に示すようにパッキングリング2
7が取付けられており、このパッキングリング27の内
周面には、動翼カバー24の外周面形状に合わせて高さ
を異にしたフィン26が設けられている。すなわち、各
フィン26の高さは、突条33の部分と他の部分とで異
なっており、各フィン26と動翼カバー24外周面との
間の間隙は、一定となっている。
ングの内面には、図1に示すようにパッキングリング2
7が取付けられており、このパッキングリング27の内
周面には、動翼カバー24の外周面形状に合わせて高さ
を異にしたフィン26が設けられている。すなわち、各
フィン26の高さは、突条33の部分と他の部分とで異
なっており、各フィン26と動翼カバー24外周面との
間の間隙は、一定となっている。
【0019】前記動翼カバー24は、図5および図6に
示すように、半円状をなす2本の円弧材34あるいはC
リング材35の端部36を、図7に示すように、溶接部
37を介し連結して構成されており、この動翼カバー2
4は、端部36の数、すなわち円弧材34の本数や、溶
接部37の開先寸法を調節することにより、動翼22に
対する締付け力を調節できるようになっている。
示すように、半円状をなす2本の円弧材34あるいはC
リング材35の端部36を、図7に示すように、溶接部
37を介し連結して構成されており、この動翼カバー2
4は、端部36の数、すなわち円弧材34の本数や、溶
接部37の開先寸法を調節することにより、動翼22に
対する締付け力を調節できるようになっている。
【0020】以上の構成において、動翼22の先端部に
装着される動翼カバー24は、周方向に切れ目のない全
周一リング構造となっている。このため、ロータホイー
ル21の回転中に、動翼カバー24の遠心力は、リング
のたが応力との釣合いにより動翼22には作用せず、し
たがって、動翼22に発生する応力が軽減される。ま
た、動翼カバー24のリング径および厚さを適当に選択
すれば、ロータホイール1の回転中でも、動翼カバー2
4によるロータ中心向きの力が動翼22に加わり、動翼
22の各部に発生する遠心力による応力が低下する。ま
た、動翼22先端部には、テノンや貫通孔等の応力集中
部がないので、クラック等の破損を有効に防止できる。
また突起30、ダンパ31および溝32相互の摩擦によ
り、スナッバ翼と同様の振動減衰作用が得られ、動翼2
2の信頼性が向上する。
装着される動翼カバー24は、周方向に切れ目のない全
周一リング構造となっている。このため、ロータホイー
ル21の回転中に、動翼カバー24の遠心力は、リング
のたが応力との釣合いにより動翼22には作用せず、し
たがって、動翼22に発生する応力が軽減される。ま
た、動翼カバー24のリング径および厚さを適当に選択
すれば、ロータホイール1の回転中でも、動翼カバー2
4によるロータ中心向きの力が動翼22に加わり、動翼
22の各部に発生する遠心力による応力が低下する。ま
た、動翼22先端部には、テノンや貫通孔等の応力集中
部がないので、クラック等の破損を有効に防止できる。
また突起30、ダンパ31および溝32相互の摩擦によ
り、スナッバ翼と同様の振動減衰作用が得られ、動翼2
2の信頼性が向上する。
【0021】また、動翼カバー24は、溶接の際に溶接
部37が周方向に縮むため、動翼カバー24のリング径
が小さくなり、ロータ中心向きの力を動翼22に加える
ことができる。このため、動翼22の各部に発生する遠
心力による応力を低下させることができるとともに、突
起30、ダンパ31および溝32の間に確実な面圧が生
じ、より大きな振動減衰効果が得られる。
部37が周方向に縮むため、動翼カバー24のリング径
が小さくなり、ロータ中心向きの力を動翼22に加える
ことができる。このため、動翼22の各部に発生する遠
心力による応力を低下させることができるとともに、突
起30、ダンパ31および溝32の間に確実な面圧が生
じ、より大きな振動減衰効果が得られる。
【0022】また、動翼カバー24外周面の突条33と
フィン26とにより、ラビリンスが形成されるので、動
翼22の先端における蒸気の漏れを少なくし、タービン
の段落効率を大幅に向上させることができる。また、動
翼カバー24には、全周に切れ目がないので、切れ目に
生じる蒸気流の乱れも防ぐことができる。
フィン26とにより、ラビリンスが形成されるので、動
翼22の先端における蒸気の漏れを少なくし、タービン
の段落効率を大幅に向上させることができる。また、動
翼カバー24には、全周に切れ目がないので、切れ目に
生じる蒸気流の乱れも防ぐことができる。
【0023】図8および図9は、本発明の第2実施例を
示すもので、前記第1実施例におけるキャップ状のダン
パ31に代え、ダンパ41を用いるようにしたものであ
る。すなわち、このダンパ41は、図8および図9に示
すように、溝32の形状に対応しかつ突起30を被う溝
形状に形成されており、その周方向長さは、少なくとも
3本の動翼22の突起30を被うことができる長さに設
定されている。なお、その他の点については、前記第1
実施例と同一構成となっており、作用も同一である。
示すもので、前記第1実施例におけるキャップ状のダン
パ31に代え、ダンパ41を用いるようにしたものであ
る。すなわち、このダンパ41は、図8および図9に示
すように、溝32の形状に対応しかつ突起30を被う溝
形状に形成されており、その周方向長さは、少なくとも
3本の動翼22の突起30を被うことができる長さに設
定されている。なお、その他の点については、前記第1
実施例と同一構成となっており、作用も同一である。
【0024】しかして、本実施例によっても、前記第1
実施例と同様の効果が期待できる。図10および図11
は、本発明の第3実施例を示すもので、前記第1実施例
における突起30および溝32に代え、動翼先端外周溝
50を用いるようにしたものである。
実施例と同様の効果が期待できる。図10および図11
は、本発明の第3実施例を示すもので、前記第1実施例
における突起30および溝32に代え、動翼先端外周溝
50を用いるようにしたものである。
【0025】すなわち、各動翼22の先端外周面51に
は、図10および図11に示すように、動翼先端外周溝
50がそれぞれ設けられており、動翼カバー24は、こ
れら各動翼先端外周溝50に組込まれている。なお、そ
の他の点については、前記第1実施例と同一構成となっ
ており、作用も同一である。
は、図10および図11に示すように、動翼先端外周溝
50がそれぞれ設けられており、動翼カバー24は、こ
れら各動翼先端外周溝50に組込まれている。なお、そ
の他の点については、前記第1実施例と同一構成となっ
ており、作用も同一である。
【0026】しかして、本実施例によっても、前記第1
実施例と同様の効果が期待できる。なお、前記第1実施
例および第2実施例では特に説明しなかったが、ダンパ
31,41の材質は、動翼カバー24と同種の12Cr
鋼を用いるのが通例である。しかしながら、コストを考
慮して低合金鋼を用いることもでき、また耐摩耗性を考
慮してNi基やCo基超合金を用いることもできる。ま
た、遠心力を考慮して軽量のチタン合金等を適用するこ
とも可能である。さらに、サイレンタロイ等の商品名で
知られている制振合金を用いれば、振動減衰作用をより
向上させることができる。
実施例と同様の効果が期待できる。なお、前記第1実施
例および第2実施例では特に説明しなかったが、ダンパ
31,41の材質は、動翼カバー24と同種の12Cr
鋼を用いるのが通例である。しかしながら、コストを考
慮して低合金鋼を用いることもでき、また耐摩耗性を考
慮してNi基やCo基超合金を用いることもできる。ま
た、遠心力を考慮して軽量のチタン合金等を適用するこ
とも可能である。さらに、サイレンタロイ等の商品名で
知られている制振合金を用いれば、振動減衰作用をより
向上させることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
タービン動翼の先端部に、係合用凹凸部をそれぞれ設け
るとともに、動翼カバーの内周面に、各係合用凹凸部に
係合して動翼のロータ軸方向の動きを規制する係合用凹
凸条部を設け、かつ動翼カバーを、Cリング材または複
数の円弧材の端部を溶接してリング状としたので、構造
および組立が容易で加工コストも低く、しかも充分な振
動減衰効果を得ることができる。
タービン動翼の先端部に、係合用凹凸部をそれぞれ設け
るとともに、動翼カバーの内周面に、各係合用凹凸部に
係合して動翼のロータ軸方向の動きを規制する係合用凹
凸条部を設け、かつ動翼カバーを、Cリング材または複
数の円弧材の端部を溶接してリング状としたので、構造
および組立が容易で加工コストも低く、しかも充分な振
動減衰効果を得ることができる。
【図1】本発明の第1実施例に係る蒸気タービン動翼連
結装置を示す要部断面図である。
結装置を示す要部断面図である。
【図2】パッキングリングおよびフィンを省略した図1
の側面図である。
の側面図である。
【図3】図1の分解斜視図である。
【図4】図1の装置の全体構成図である。
【図5】2本の円弧材を用いて動翼カバーを構成する場
合の説明図である。
合の説明図である。
【図6】Cリング材を用いて動翼カバーを構成する場合
の説明図である。
の説明図である。
【図7】動翼カバーの溶接部の構成を示す斜視図であ
る。
る。
【図8】本発明の第2実施例に係る蒸気タービン動翼連
結装置を示す要部斜視図である。
結装置を示す要部斜視図である。
【図9】図8の断面図である。
【図10】本発明の第3実施例に係る蒸気タービン動翼
連結装置を示す要部構成図である。
連結装置を示す要部構成図である。
【図11】図10の断面図である。
【図12】従来の蒸気タービン動翼連結装置を示す要部
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図13】図12の動翼と動翼カバーとの組立状態をロ
ータ軸方向から見た断面図である。
ータ軸方向から見た断面図である。
【図14】図13と同一部分を周方向から見た断面図で
ある。
ある。
【図15】スナッバ翼を用いる従来の蒸気タービン動翼
連結装置を示す要部斜視図である。
連結装置を示す要部斜視図である。
21 ロータホイール 22 動翼 24 動翼カバー 26 フィン 27 パッキングリング 30 突起 31,41 ダンパ 32 溝 33 突条 34 円弧材 35 Cリング材 36 端部 37 溶接部 50 動翼先端外周溝
Claims (1)
- 【請求項1】 蒸気タービンのロータホイールの外周部
に、周方向に複数の動翼を取付けるとともに、これらの
動翼の先端部に動翼カバーを取付けた蒸気タービン動翼
連結装置において、前記各動翼の先端部に、係合用凹凸
部をそれぞれ設けるとともに、前記動翼カバーの内周面
に、前記各係合用凹凸部に係合して動翼のロータ軸方向
の動きを規制する係合用凹凸条部を設け、かつ動翼カバ
ーを、Cリング材または複数の円弧材の端部を溶接して
リング状としたことを特徴とする蒸気タービン動翼連結
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26566491A JPH05106404A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 蒸気タービン動翼連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26566491A JPH05106404A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 蒸気タービン動翼連結装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05106404A true JPH05106404A (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=17420279
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26566491A Pending JPH05106404A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 蒸気タービン動翼連結装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05106404A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6644924B1 (en) * | 2002-05-31 | 2003-11-11 | General Electric Company | Covers for turbine buckets and methods of assembly |
| US20140079551A1 (en) * | 2011-05-23 | 2014-03-20 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Turbine rotor blade and steam turbine |
| CN109063352A (zh) * | 2018-08-10 | 2018-12-21 | 上海汽轮机厂有限公司 | 提高汽轮机叶片型面光顺度的方法 |
-
1991
- 1991-10-15 JP JP26566491A patent/JPH05106404A/ja active Pending
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| CN100359136C (zh) * | 2002-05-31 | 2008-01-02 | 通用电气公司 | 用于涡轮叶片的盖罩及其组装的方法 |
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| CN109063352A (zh) * | 2018-08-10 | 2018-12-21 | 上海汽轮机厂有限公司 | 提高汽轮机叶片型面光顺度的方法 |
| CN109063352B (zh) * | 2018-08-10 | 2023-01-06 | 上海汽轮机厂有限公司 | 提高汽轮机叶片型面光顺度的方法 |
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