JPH05107481A - 実体顕微鏡 - Google Patents
実体顕微鏡Info
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- JPH05107481A JPH05107481A JP3267694A JP26769491A JPH05107481A JP H05107481 A JPH05107481 A JP H05107481A JP 3267694 A JP3267694 A JP 3267694A JP 26769491 A JP26769491 A JP 26769491A JP H05107481 A JPH05107481 A JP H05107481A
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 57
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 abstract description 6
- 210000001747 pupil Anatomy 0.000 description 26
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 208000003464 asthenopia Diseases 0.000 description 1
- 230000008034 disappearance Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000001356 surgical procedure Methods 0.000 description 1
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B21/00—Microscopes
- G02B21/18—Arrangements with more than one light path, e.g. for comparing two specimens
- G02B21/20—Binocular arrangements
- G02B21/22—Stereoscopic arrangements
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 観察の指向角度が広く而も観察方向が調節
可能な実体顕微鏡を提供する。 【構成】 物体面から発する光線を対物レンズと11
を通してポロプリズム13で正立像化し、該像を直径が
観察者の眼幅より大きく形成されたアイレンズ14aと
変倍光学系とを備えていて左右の眼に共通の単一のレン
ズ系により構成されている接眼レンズ14に入射する。
可能な実体顕微鏡を提供する。 【構成】 物体面から発する光線を対物レンズと11
を通してポロプリズム13で正立像化し、該像を直径が
観察者の眼幅より大きく形成されたアイレンズ14aと
変倍光学系とを備えていて左右の眼に共通の単一のレン
ズ系により構成されている接眼レンズ14に入射する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変倍可能な実体顕微鏡
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】微細な部分を立体的に見ることができる
実体顕微鏡は、製造業においては精密な加工を確実に行
う手段として、又医療業においては正確な患部観察を行
うと共に手術の確実性を増し患者の安全性を高めるため
の手段として広く使われている。しかし、従来の実体顕
微鏡においては、その構造上、観察者の観察姿勢,即ち
観察者が顕微鏡を覗く際の目の位置(以下、「アイポイ
ント」という。)が限定されていたため、観察中の僅か
な姿勢の変化で像が見えなくなってしまうといった問題
があった。そのため、かかる実体顕微鏡を用いて長時間
作業する場合、作業を進行しつつもアイポイントが動か
ぬよう観察姿勢に留意せなばならず、観察者の疲労が大
きかった。この疲労を軽減するため、例えば特開昭60
−112016号公報に記載の如く(図7参照)、対物
レンズ1より射出される観察光線2及び2′の間隔を可
動ミラー3,3′及び固定ミラー4により拡大・調節
し、接眼レンズ5における射出瞳の幅を容易に調整でき
るようにすると共に、視野レンズ7を設けて射出瞳の大
きさを観察者の瞳6より大きくして観察しやすくしたも
のがある。
実体顕微鏡は、製造業においては精密な加工を確実に行
う手段として、又医療業においては正確な患部観察を行
うと共に手術の確実性を増し患者の安全性を高めるため
の手段として広く使われている。しかし、従来の実体顕
微鏡においては、その構造上、観察者の観察姿勢,即ち
観察者が顕微鏡を覗く際の目の位置(以下、「アイポイ
ント」という。)が限定されていたため、観察中の僅か
な姿勢の変化で像が見えなくなってしまうといった問題
があった。そのため、かかる実体顕微鏡を用いて長時間
作業する場合、作業を進行しつつもアイポイントが動か
ぬよう観察姿勢に留意せなばならず、観察者の疲労が大
きかった。この疲労を軽減するため、例えば特開昭60
−112016号公報に記載の如く(図7参照)、対物
レンズ1より射出される観察光線2及び2′の間隔を可
動ミラー3,3′及び固定ミラー4により拡大・調節
し、接眼レンズ5における射出瞳の幅を容易に調整でき
るようにすると共に、視野レンズ7を設けて射出瞳の大
きさを観察者の瞳6より大きくして観察しやすくしたも
のがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これは観察者
が変わる都度、鮮明な像を得るために射出瞳の幅を適宜
調節しなければならず、又アイポイントも制限されるの
で、観察中に観察者が観察しやすい方向に自由にアイポ
イントを変えることはできなかった。従って、精密な作
業を長時間に亘り而も複数の人間が交代で行う場合は、
射出瞳の幅や方向,アイポイント等を観察者個人の好み
に合わせて微妙に調節・補正せねばならず、そのため操
作が煩雑となるといった問題があった。更に、構造が複
雑なため作業位置とアイポイントが離れ、作業性に劣る
といった問題があった。
が変わる都度、鮮明な像を得るために射出瞳の幅を適宜
調節しなければならず、又アイポイントも制限されるの
で、観察中に観察者が観察しやすい方向に自由にアイポ
イントを変えることはできなかった。従って、精密な作
業を長時間に亘り而も複数の人間が交代で行う場合は、
射出瞳の幅や方向,アイポイント等を観察者個人の好み
に合わせて微妙に調節・補正せねばならず、そのため操
作が煩雑となるといった問題があった。更に、構造が複
雑なため作業位置とアイポイントが離れ、作業性に劣る
といった問題があった。
【0004】本考案は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、観察者が自由な方向から観察できると共にアイ
ポイントが作業位置に近く作業性に優れた実体顕微鏡を
提供しようとするものである。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、観察者が自由な方向から観察できると共にアイ
ポイントが作業位置に近く作業性に優れた実体顕微鏡を
提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による実体顕微鏡
は、接眼レンズがアイレンズと変倍光学系とを備えてい
て左右の眼に共通の単一のレンズ系により構成されてい
ると共に、該アイレンズの直径は観察者の眼幅より大き
いことを特徴としている。
は、接眼レンズがアイレンズと変倍光学系とを備えてい
て左右の眼に共通の単一のレンズ系により構成されてい
ると共に、該アイレンズの直径は観察者の眼幅より大き
いことを特徴としている。
【0006】
【作用】本発明によれば、アイレンズの直径が観察者の
眼幅より大きいので、観察者の眼幅に合わせるための眼
幅調整が不要となる。又、瞳径を大きくすることによ
り、アイポイントが自由に移動しても確実に像を観察す
ることができる。又、接眼レンズに変倍光学系が備えら
れているので、対物光学系の全長は短縮され、アイポイ
ントと作業位置を近づけることが可能となり、作業性を
向上させることができる。
眼幅より大きいので、観察者の眼幅に合わせるための眼
幅調整が不要となる。又、瞳径を大きくすることによ
り、アイポイントが自由に移動しても確実に像を観察す
ることができる。又、接眼レンズに変倍光学系が備えら
れているので、対物光学系の全長は短縮され、アイポイ
ントと作業位置を近づけることが可能となり、作業性を
向上させることができる。
【0007】
【実施例】以下、図示した実施例に基づき本発明を詳細
に説明する。図1及び図2は夫々本発明による実体顕微
鏡の第1実施例の光学系の正面図及び右側面図である。
図中、11は物体面から発する光線を平行にする対物レ
ンズ、12は対物レンズ11から射出する平行光線を結
像させる結像レンズ、13は結像レンズ12の射出側に
配置されていて像を正立させるための三つのプリズム1
3a,13b,13cから成るポロプリズム(像正立光
学系)である。このポロプリズム13に入射した光線
は、先ずプリズム13aで反射されて方向を変え、プリ
ズム13bで2回反射された後プリズム13cで反射さ
れて、後述する接眼レンズ14に導かれるようになって
いる。14は結像レンズ12と共通の光軸を有し、結像
される像を拡大するための変倍光学系を備えた接眼レン
ズで、該接眼レンズはアイレンズ14a,光軸に沿って
移動する移動レンズ群14b,14c及び固定レンズ群
14dとから成っており、移動レンズ群14b,14c
を、図中矢印Yで示した、実線位置から破線位置まで移
動させることにより倍率を変化せしめるようになってい
る。この構成では対物レンズ11から接眼レンズ14ま
でがすべて共通の光軸を有しており且つアイレンズ14
aの有効径が観察者の眼幅より大きいため、接眼レンズ
14を覗く観察者の目15が立体視のための瞳を設定す
るための光学系の役割を果たしている。尚、図中、O−
Oは対物光軸、、Iは像点である。
に説明する。図1及び図2は夫々本発明による実体顕微
鏡の第1実施例の光学系の正面図及び右側面図である。
図中、11は物体面から発する光線を平行にする対物レ
ンズ、12は対物レンズ11から射出する平行光線を結
像させる結像レンズ、13は結像レンズ12の射出側に
配置されていて像を正立させるための三つのプリズム1
3a,13b,13cから成るポロプリズム(像正立光
学系)である。このポロプリズム13に入射した光線
は、先ずプリズム13aで反射されて方向を変え、プリ
ズム13bで2回反射された後プリズム13cで反射さ
れて、後述する接眼レンズ14に導かれるようになって
いる。14は結像レンズ12と共通の光軸を有し、結像
される像を拡大するための変倍光学系を備えた接眼レン
ズで、該接眼レンズはアイレンズ14a,光軸に沿って
移動する移動レンズ群14b,14c及び固定レンズ群
14dとから成っており、移動レンズ群14b,14c
を、図中矢印Yで示した、実線位置から破線位置まで移
動させることにより倍率を変化せしめるようになってい
る。この構成では対物レンズ11から接眼レンズ14ま
でがすべて共通の光軸を有しており且つアイレンズ14
aの有効径が観察者の眼幅より大きいため、接眼レンズ
14を覗く観察者の目15が立体視のための瞳を設定す
るための光学系の役割を果たしている。尚、図中、O−
Oは対物光軸、、Iは像点である。
【0008】本実施例は上述の如く構成されているの
で、観察者が接眼レンズ14から物体を見れば、左右夫
々の眼で物体を見る方向が違うので視差が生じ、像の立
体視ができる。又、アイレンズ14aの有効径が観察者
の眼幅より大きいので、射出瞳が眼幅より大きくなって
アイポイントの自由度が増し、アイポイントの変化に伴
う像の消失やケラレ等の問題が発生しにくくなり、自由
な観察姿勢で像の観察が可能となる。更に、単一レンズ
の変倍光学系により、左右夫々の眼で観察する像の倍率
差等の差が発生しにくいので像が見やすく、その結果観
察時の目の疲れに対しても有効である。
で、観察者が接眼レンズ14から物体を見れば、左右夫
々の眼で物体を見る方向が違うので視差が生じ、像の立
体視ができる。又、アイレンズ14aの有効径が観察者
の眼幅より大きいので、射出瞳が眼幅より大きくなって
アイポイントの自由度が増し、アイポイントの変化に伴
う像の消失やケラレ等の問題が発生しにくくなり、自由
な観察姿勢で像の観察が可能となる。更に、単一レンズ
の変倍光学系により、左右夫々の眼で観察する像の倍率
差等の差が発生しにくいので像が見やすく、その結果観
察時の目の疲れに対しても有効である。
【0009】又、ポロプリズム13は夫々三つの分離さ
れたプリズムから成っているため、これにより光軸を任
意の角度に傾斜させることができる。即ち、プリズム1
3aとプリズム13b間の対物光軸を第1回転軸A,プ
リズム13bとプリズム13c間の対物光軸を第2回転
軸Bとすると、第1回転軸Aの廻りにプリズム13b,
第2回転軸Bの廻りにプリズム13cを回転角比1:2
の割合で夫々回転させれば、像の倒れを起こすことなく
物体面の中心と観察者の瞳の中心を結んだ観察光軸の傾
斜角を変化させることができる。従って、観察方向の自
由度が増し、観察方向を水平に近づくよう観察光軸の傾
斜角を調節すれば、変倍光学系を接眼レンズに備えたこ
とによる対物光学系の全長の短縮化と合わせて、アイポ
イントと作業位置とを近づけることが可能となり、観察
時の作業性を向上させることができる。
れたプリズムから成っているため、これにより光軸を任
意の角度に傾斜させることができる。即ち、プリズム1
3aとプリズム13b間の対物光軸を第1回転軸A,プ
リズム13bとプリズム13c間の対物光軸を第2回転
軸Bとすると、第1回転軸Aの廻りにプリズム13b,
第2回転軸Bの廻りにプリズム13cを回転角比1:2
の割合で夫々回転させれば、像の倒れを起こすことなく
物体面の中心と観察者の瞳の中心を結んだ観察光軸の傾
斜角を変化させることができる。従って、観察方向の自
由度が増し、観察方向を水平に近づくよう観察光軸の傾
斜角を調節すれば、変倍光学系を接眼レンズに備えたこ
とによる対物光学系の全長の短縮化と合わせて、アイポ
イントと作業位置とを近づけることが可能となり、観察
時の作業性を向上させることができる。
【0010】図3は第2実施例の光学系の正面図であっ
て、これは物体面から発する光線を平行にする対物レン
ズ11、対物レンズ11から射出する平行光線の対物光
軸からの光線高を変化せしめるための固定ミラー16
R,16L及び可動ミラー17R,17L、各ミラーで
反射された平行光線を結像させる結像レンズ12、結像
レンズ12の射出側に配置されていて像を正立させるた
めの三つのプリズム13a,13b,13cから成るポ
ロプリズム13、正立像化された像を拡大するための変
倍光学系とこの像を両目で観察するため有効径が観察者
の眼幅より大きく形成されたアイレンズ14aを備えた
接眼レンズ14とから構成されており、対物レンズ11
から接眼レンズ14まではすべて共通の光軸を有してい
る。尚、図中、O−Oは対物光軸、Iは像点、矢印X
1,X2は可動ミラー17R及び17Lの移動方向を示
している。
て、これは物体面から発する光線を平行にする対物レン
ズ11、対物レンズ11から射出する平行光線の対物光
軸からの光線高を変化せしめるための固定ミラー16
R,16L及び可動ミラー17R,17L、各ミラーで
反射された平行光線を結像させる結像レンズ12、結像
レンズ12の射出側に配置されていて像を正立させるた
めの三つのプリズム13a,13b,13cから成るポ
ロプリズム13、正立像化された像を拡大するための変
倍光学系とこの像を両目で観察するため有効径が観察者
の眼幅より大きく形成されたアイレンズ14aを備えた
接眼レンズ14とから構成されており、対物レンズ11
から接眼レンズ14まではすべて共通の光軸を有してい
る。尚、図中、O−Oは対物光軸、Iは像点、矢印X
1,X2は可動ミラー17R及び17Lの移動方向を示
している。
【0011】そして、ポロプリズム13は、前記第1実
施例と同様な構成・作用を成し、観察光軸の傾斜角を変
化させて、観察方向を任意な方向に変えることができる
ようになっており又、接眼レンズ14も前記第1実施例
と同様な構成・作用を成し、移動レンズ群14b,14
cを、図中矢印Yで示した、実線位置から破線位置まで
移動させることにより倍率を変化せしめるようになって
いる。
施例と同様な構成・作用を成し、観察光軸の傾斜角を変
化させて、観察方向を任意な方向に変えることができる
ようになっており又、接眼レンズ14も前記第1実施例
と同様な構成・作用を成し、移動レンズ群14b,14
cを、図中矢印Yで示した、実線位置から破線位置まで
移動させることにより倍率を変化せしめるようになって
いる。
【0012】又、可動ミラー17R,17Lは、観察者
の瞳の位置と共役の位置付近に配置されており、変倍光
学系の倍率変更に連動して対物光軸に対して垂直方向に
夫々対物光軸から等距離だけ移動するようになってい
る。倍率をβ1からβ2に変化させた場合、可動ミラー
17R,17Lが移動することにより光線高,即ち対物
光軸と観察光軸の距離はd1からd2に変化する(図4
参照)。この関係は、次式(1)のように表すことがで
きる。 d1/β1=d2/β2 ・・・・(1)
の瞳の位置と共役の位置付近に配置されており、変倍光
学系の倍率変更に連動して対物光軸に対して垂直方向に
夫々対物光軸から等距離だけ移動するようになってい
る。倍率をβ1からβ2に変化させた場合、可動ミラー
17R,17Lが移動することにより光線高,即ち対物
光軸と観察光軸の距離はd1からd2に変化する(図4
参照)。この関係は、次式(1)のように表すことがで
きる。 d1/β1=d2/β2 ・・・・(1)
【0013】本実施例は上述の如く構成されているの
で、可動ミラー17R,17Lの移動により、倍率を変
化させた場合でも、物体面から発し対物レンズ11に入
射する光線の内向角が常に一定となるように補正され
る。従って、変倍全域に亘って立体感が変わることのな
い見やすい像を観察することができる。又、アイレンズ
14aの有効径が観察者の眼幅より大きいので、射出瞳
が眼幅より大きくなってアイポイントの自由度が増し、
ポロプリズム13により観察方向を調節できることと合
わせて任意の観察姿勢で像の観察が可能となる。尚、固
定ミラー16R,16L及び可動ミラー17R,17L
より成る平行光線の対物光軸からの光線高を変化せしめ
るための光学系は、接眼レンズ14のアイレンズ14a
と観察者の眼15との間に設置してもよい。
で、可動ミラー17R,17Lの移動により、倍率を変
化させた場合でも、物体面から発し対物レンズ11に入
射する光線の内向角が常に一定となるように補正され
る。従って、変倍全域に亘って立体感が変わることのな
い見やすい像を観察することができる。又、アイレンズ
14aの有効径が観察者の眼幅より大きいので、射出瞳
が眼幅より大きくなってアイポイントの自由度が増し、
ポロプリズム13により観察方向を調節できることと合
わせて任意の観察姿勢で像の観察が可能となる。尚、固
定ミラー16R,16L及び可動ミラー17R,17L
より成る平行光線の対物光軸からの光線高を変化せしめ
るための光学系は、接眼レンズ14のアイレンズ14a
と観察者の眼15との間に設置してもよい。
【0014】図5は第3実施例の光学系の正面図であっ
て、これは左右一対の対物レンズ11R,11L、対物
レンズ11R,11Lから射出する光線を正立像化させ
るためのポロプリズム13R,13L、対物レンズ11
R,11Lの像面IR,IL付近に配置されていて夫々
対称な回転角で回転する回転ミラー18R,18L、該
回転ミラーからの反射光を接眼レンズ14に導く固定ミ
ラー19R,19L、該固定ミラーによって導かれた像
を拡大するための変倍光学系とこの像を両目で観察する
ため有効径が観察者の眼幅より大きく形成されたアイレ
ンズ14aを備えた接眼レンズ14とから構成されてい
る。アイレンズ14aにおける左右の射出瞳は、任意の
観察者に適合するよう瞳間隔及び瞳径が設定されてい
る。好ましくは、左右の瞳の中心の間隔を65mm程
度、瞳径をφ15mm以上に設定すれば問題ない。尚、
接眼レンズ14は前記実施例と同様な構成・作用を成
し、移動レンズ群14b,14cを、図中矢印Yで示し
た、実線位置から破線位置まで移動させることにより倍
率を変化せしめるようになっている。又、図中、矢印Z
1,Z2は、回転ミラー18R及び18Lの回転方向を
示している。
て、これは左右一対の対物レンズ11R,11L、対物
レンズ11R,11Lから射出する光線を正立像化させ
るためのポロプリズム13R,13L、対物レンズ11
R,11Lの像面IR,IL付近に配置されていて夫々
対称な回転角で回転する回転ミラー18R,18L、該
回転ミラーからの反射光を接眼レンズ14に導く固定ミ
ラー19R,19L、該固定ミラーによって導かれた像
を拡大するための変倍光学系とこの像を両目で観察する
ため有効径が観察者の眼幅より大きく形成されたアイレ
ンズ14aを備えた接眼レンズ14とから構成されてい
る。アイレンズ14aにおける左右の射出瞳は、任意の
観察者に適合するよう瞳間隔及び瞳径が設定されてい
る。好ましくは、左右の瞳の中心の間隔を65mm程
度、瞳径をφ15mm以上に設定すれば問題ない。尚、
接眼レンズ14は前記実施例と同様な構成・作用を成
し、移動レンズ群14b,14cを、図中矢印Yで示し
た、実線位置から破線位置まで移動させることにより倍
率を変化せしめるようになっている。又、図中、矢印Z
1,Z2は、回転ミラー18R及び18Lの回転方向を
示している。
【0015】対物光軸O−Oから固定ミラー19R及び
19Lにより反射された延長線O−IR及びO−ILを
接眼光軸として、倍率β1のとき、対物像面IR,IL
での接眼光軸O−IR,O−ILと観察光軸との成す角
をθ1とする。この状態で任意の観察者が左右夫々の眼
で見る像にケラレが生じないよう回転ミラー18R,1
8Lが夫々調整されているとする。倍率がβ2に変わっ
たときの接眼光軸O−IR,O−ILと観察光軸との成
す角をθ2、回転ミラー18R,18Lの回転角をαと
すると(図6参照)、回転ミラー18R,18Lが角度
αだけ回転すると、これにより反射光は角度2αだけ傾
く。即ち、 θ2=θ1+2α ・・・・(2) 一方、倍率の関係から、 β2/β1=sinθ2/sinθ1 ・・・・(3) と表すことができる。上記式(2)を式(3)に代入
し、αについて展開すると、回転角αは次式(4)で表
すことができる。 θ1 (rad)≪1、且つθ2 (rad)≪1の場合は、次式
(5)で近似できる。
19Lにより反射された延長線O−IR及びO−ILを
接眼光軸として、倍率β1のとき、対物像面IR,IL
での接眼光軸O−IR,O−ILと観察光軸との成す角
をθ1とする。この状態で任意の観察者が左右夫々の眼
で見る像にケラレが生じないよう回転ミラー18R,1
8Lが夫々調整されているとする。倍率がβ2に変わっ
たときの接眼光軸O−IR,O−ILと観察光軸との成
す角をθ2、回転ミラー18R,18Lの回転角をαと
すると(図6参照)、回転ミラー18R,18Lが角度
αだけ回転すると、これにより反射光は角度2αだけ傾
く。即ち、 θ2=θ1+2α ・・・・(2) 一方、倍率の関係から、 β2/β1=sinθ2/sinθ1 ・・・・(3) と表すことができる。上記式(2)を式(3)に代入
し、αについて展開すると、回転角αは次式(4)で表
すことができる。 θ1 (rad)≪1、且つθ2 (rad)≪1の場合は、次式
(5)で近似できる。
【0016】従って、上述した本実施例の構成におい
て、上記式(4)又は式(5)の関係を保って接眼レン
ズ14の変倍系の倍率及び回転ミラー18R,18Lの
回転角αを設定することにより、変倍による像のケラレ
の発生を防止することができ、変倍全域において鮮明な
像を観察することができる。一般に、接眼光軸と観察光
軸との成す角は小さいので、式(5)で近似できる。
て、上記式(4)又は式(5)の関係を保って接眼レン
ズ14の変倍系の倍率及び回転ミラー18R,18Lの
回転角αを設定することにより、変倍による像のケラレ
の発生を防止することができ、変倍全域において鮮明な
像を観察することができる。一般に、接眼光軸と観察光
軸との成す角は小さいので、式(5)で近似できる。
【0017】又、アイレンズ14aにおける左右の射出
瞳を、任意の観察者に適合するよう設定すれば、観察者
が変わることにより逐次射出瞳を調節する操作の煩わし
さは解消され得、又、アイポイントの自由度が増し、任
意の観察姿勢で像の観察が可能となるので、観察時の作
業性の向上・観察者の疲労の軽減に対して有効である。
瞳を、任意の観察者に適合するよう設定すれば、観察者
が変わることにより逐次射出瞳を調節する操作の煩わし
さは解消され得、又、アイポイントの自由度が増し、任
意の観察姿勢で像の観察が可能となるので、観察時の作
業性の向上・観察者の疲労の軽減に対して有効である。
【0018】以上説明した光学系は、グリノー型やガリ
レオ型の実体顕微鏡においても、接眼レンズ周辺の光学
系を変更することにより適用できる。とりわけ、ガリレ
オ型のものの多くは構成部品がユニット化されおり、結
像レンズ,プロプリズム,接眼レンズ等の各々の部品を
一体的に取り外すことができる。従って、本実施例にお
いて説明した光学系の部品を各々ユニット化し、従来の
実体顕微鏡の部品と交換すれば、顕微鏡本体は従来構造
のままで、本発明の効果を達成することが可能である。
レオ型の実体顕微鏡においても、接眼レンズ周辺の光学
系を変更することにより適用できる。とりわけ、ガリレ
オ型のものの多くは構成部品がユニット化されおり、結
像レンズ,プロプリズム,接眼レンズ等の各々の部品を
一体的に取り外すことができる。従って、本実施例にお
いて説明した光学系の部品を各々ユニット化し、従来の
実体顕微鏡の部品と交換すれば、顕微鏡本体は従来構造
のままで、本発明の効果を達成することが可能である。
【0019】
【発明の効果】以上本発明によれば、アイレンズの直径
が観察者の眼幅より大きいので観察者の眼幅に合わせる
ための眼幅調整が不要となると共にアイポイントの自由
度が増し、観察者は観察姿勢に関わらず自由な方向から
像の観察できる。又、接眼レンズに変倍光学系が備えら
れているので、対物光学系の全長は短縮化され、アイポ
イントと作業位置を近づけることが可能となる。従っ
て、観察時の作業性を向上させることができ、観察者の
疲労軽減に対しても極めて有効である。
が観察者の眼幅より大きいので観察者の眼幅に合わせる
ための眼幅調整が不要となると共にアイポイントの自由
度が増し、観察者は観察姿勢に関わらず自由な方向から
像の観察できる。又、接眼レンズに変倍光学系が備えら
れているので、対物光学系の全長は短縮化され、アイポ
イントと作業位置を近づけることが可能となる。従っ
て、観察時の作業性を向上させることができ、観察者の
疲労軽減に対しても極めて有効である。
【図1】本発明による実体顕微鏡の第1実施例の光学系
の正面図である。
の正面図である。
【図2】本発明による実体顕微鏡の第1実施例の光学系
の右側面図である。
の右側面図である。
【図3】本発明による実体顕微鏡の第2実施例の光学系
の正面図である。
の正面図である。
【図4】第2実施例における可動ミラーの移動の様子を
説明するため図である。
説明するため図である。
【図5】本発明による実体顕微鏡の第3実施例の光学系
の正面図である。
の正面図である。
【図6】第3実施例における回転ミラーの回転の様子を
説明するため図である。
説明するため図である。
【図7】従来の実体顕微鏡の構成を示す模式的図面であ
る。
る。
1,11 対物レンズ 3,17R,17L 可動ミラー 4,16R,16L,19R,19L 固定ミラー 5,14 接眼レンズ 12 結像レンズ 13 ポロプリズム 18R,18L 回転ミラー
Claims (1)
- 【請求項1】 対物レンズと、該対物レンズからの射出
像を正立像化する手段と、接眼レンズとからなる実体顕
微鏡において、 前記接眼レンズはアイレンズと変倍光学系とを備えてい
て左右の眼に共通の単一のレンズ系により構成されてい
ると共に、該アイレンズの直径は観察者の眼幅より大き
いことを特徴とする実体顕微鏡。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3267694A JPH05107481A (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-16 | 実体顕微鏡 |
| US07/960,834 US5341239A (en) | 1991-10-16 | 1992-10-14 | Stereomicroscope equipped with eyepiece including variable magnification optical system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3267694A JPH05107481A (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-16 | 実体顕微鏡 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05107481A true JPH05107481A (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=17448242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3267694A Withdrawn JPH05107481A (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-16 | 実体顕微鏡 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5341239A (ja) |
| JP (1) | JPH05107481A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08122669A (ja) * | 1994-10-24 | 1996-05-17 | Olympus Optical Co Ltd | 双眼視用接眼レンズ |
| US6546208B1 (en) | 1999-11-22 | 2003-04-08 | Sl3D, Inc. | Stereoscopic telescope with camera |
| JP2018018039A (ja) * | 2016-07-29 | 2018-02-01 | 株式会社ニデック | 手術顕微鏡 |
| CN111123499A (zh) * | 2018-10-30 | 2020-05-08 | 卡尔蔡司显微镜有限责任公司 | 体视显微镜,设定立体角的光学组装件及可变成像系统 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3562538B2 (ja) * | 1995-06-20 | 2004-09-08 | 株式会社トプコン | 実体顕微鏡 |
| DE102006009452B4 (de) | 2005-10-20 | 2010-07-01 | Carl Zeiss Surgical Gmbh | Stereomikroskop |
| US8934169B2 (en) * | 2010-04-04 | 2015-01-13 | Ram Srikanth Mirlay | Dual objective 3-D stereomicroscope |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ATE64476T1 (de) * | 1983-11-03 | 1991-06-15 | Projectina Ag | Optisches geraet zum erzeugen eines visuellen stereoskopischen bildes. |
| DE8817126U1 (de) * | 1988-07-30 | 1992-12-17 | Oculus Optikgeräte GmbH, 6330 Wetzlar | Prismensystem für ein stereoskopisches Mikroskop |
| US5191470A (en) * | 1989-04-28 | 1993-03-02 | Hughes Aircraft Company | Monocular optical inspection system with long eye relief and enhanced depth perception |
| US5227914A (en) * | 1990-07-18 | 1993-07-13 | Olympus Optical Co., Ltd. | Stereomicroscope including a single variable magnification optical system |
-
1991
- 1991-10-16 JP JP3267694A patent/JPH05107481A/ja not_active Withdrawn
-
1992
- 1992-10-14 US US07/960,834 patent/US5341239A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08122669A (ja) * | 1994-10-24 | 1996-05-17 | Olympus Optical Co Ltd | 双眼視用接眼レンズ |
| US6546208B1 (en) | 1999-11-22 | 2003-04-08 | Sl3D, Inc. | Stereoscopic telescope with camera |
| JP2018018039A (ja) * | 2016-07-29 | 2018-02-01 | 株式会社ニデック | 手術顕微鏡 |
| CN111123499A (zh) * | 2018-10-30 | 2020-05-08 | 卡尔蔡司显微镜有限责任公司 | 体视显微镜,设定立体角的光学组装件及可变成像系统 |
| CN111123499B (zh) * | 2018-10-30 | 2023-04-11 | 卡尔蔡司显微镜有限责任公司 | 体视显微镜,设定立体角的光学组装件及可变成像系统 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5341239A (en) | 1994-08-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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