JPH05108357A - ニユーロ・フアジイモデル決定支援装置 - Google Patents

ニユーロ・フアジイモデル決定支援装置

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JPH05108357A
JPH05108357A JP3271545A JP27154591A JPH05108357A JP H05108357 A JPH05108357 A JP H05108357A JP 3271545 A JP3271545 A JP 3271545A JP 27154591 A JP27154591 A JP 27154591A JP H05108357 A JPH05108357 A JP H05108357A
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JP
Japan
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model
neuro
fuzzy
optimum
evaluation
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Pending
Application number
JP3271545A
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English (en)
Inventor
Ritsu Katayama
立 片山
Yuji Kajitani
雄治 梶谷
Kaihei Kuwata
海平 鍬田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Air Conditioning Control Device (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 入出力データメモリ12からの入出力データ
を用いて、ファジィモデル,ニューロモデルおよびニュ
ーロファジィモデルの各モデリング部20,22および
24でモデリングし、各評価部40,42および44で
所定の評価項目を計算し、各メモリ46,48および5
0に記憶する。情報量基準を用いた選好最適モデル決定
支援部52では、記憶された評価項目に基づいて、各情
報基準計算部54,60および66で計算し、各最適モ
デル決定部56,62および68で最適モデルを決定
し、各メモリ58,64および70に記憶する。記憶さ
れた各最適モデルを総合評価グラフ表示部72に表示す
る。また、情報基準を用いない選好最適モデル決定支援
部では、各メモリ46,48および50に記憶された評
価項目のうち2つを選択し、非劣モデル抽出部の非劣モ
デルを絞り込む。この過程を繰り返し、最適モデルを決
定する。 【効果】 効率的に最適モデルを決定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はニューロ・ファジィモ
デル決定支援装置に関し、特にたとえば理想的な入出力
応答を実現するためにたとえば家電製品等にファジィモ
デル,ニューロモデルまたはニューロファジィモデルの
うちどのモデルを採用すべきかを設計者に支援する、ニ
ューロ・ファジィモデル決定支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】非線型の入出力関係をモデリングする手
法として、ファジィモデル,ニューラルネットモデルお
よびニューロファジィ融合モデルなどの種々のモデルが
提案されている。実際に設計する場合には、ファジィモ
デル,ニューロモデルおよびニューロファジィモデルの
全ての方式の中から、種々の評価項目や制約条件(モデ
ル精度,記憶容量,学習速度および演算速度など)を考
慮したとき、どのモデルが最善であるかについて検討し
なければならない。しかしながら、製品の設計者や開発
技術者は、経験や勘に頼って、試行錯誤的に必ずしも十
分でない予備検討作業のみに基づいて、ファジィモデ
ル,ニューロモデルおよびニューロファジィモデルの選
択およびモデルの構造とパラメータとを決定しているの
が現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の方法
では、モデルを決定するのに長時間を要し、また、その
モデルが最善のものであるか否かの信頼性に欠けるとい
う問題点があった。それゆえに、この発明の主たる目的
は、どのモデルを採用すればよいかを効率的に支援する
ことができる、ニューロ・ファジィモデル決定支援装置
を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、入出力デ
ータを保持する入出力データメモリ、ファジィ構造,ニ
ューロ構造およびニューロファジィ構造のそれぞれの構
造パラメータ設定する構造パラメータ設定手段、構造パ
ラメータ設定手段によって設定された各構造ついて入出
力データに対する最適パラメータを決定する自動モデリ
ング手段、自動モデリング手段によって得られたモデル
をそれぞれ所定の評価項目について計算する評価手段、
評価手段によって計算した結果をそれぞれ保持する結果
記憶メモリ、結果記憶メモリの内容を参照してモデルに
ついて所定の情報量基準を計算するする情報量基準計算
手段、および情報量基準計算手段の計算結果に基づい
て、最適ファジィモデル,最適ニューロモデルおよび最
適ニューロファジィモデルを決定する最適モデル決定手
段を備える、ニューロ・ファジィモデル決定支援装置で
ある。
【0005】第2の発明は、入出力データを保持する入
出力データメモリ、ファジィ構造,ニューロ構造および
ニューロファジィ構造のそれぞれの構造パラメータ設定
する構造パラメータ設定手段、構造パラメータ設定手段
によって設定された各構造ついて入出力データに対する
最適パラメータを決定する自動モデリング手段、自動モ
デリング手段によって得られたモデルをそれぞれ所定の
評価項目について計算する評価手段、評価手段によって
計算した結果をそれぞれ保持する結果記憶メモリ、およ
び結果記憶メモリの内容を参照して複数の非劣モデルを
抽出する非劣モデル抽出手段を備える、ニューロ・ファ
ジィモデル決定支援装置である。
【0006】
【作用】入出力データメモリには、必要な(学習すべ
き)入出力データを予め入力する。構造パラメータ設定
手段では、たとえば、ファジィモデルについては各入力
に対するファジィ分割数を指定し、ニューロモデルにつ
いては中間層ユニット数を指定し、ニューロファジィモ
デルについては前件部ニューラルネットワーク数と後件
部ニューラルネットワーク数とこれらのニューラルネッ
トの構造とを指定する。自動モデリング手段では構造パ
ラメータ設定手段によって設定された各構造について、
入出力データメモリに保持されている入出力データに対
して、最適パラメータを決定し、各構造毎にモデルを得
る。評価手段は、自動モデリング手段によって得られた
モデルをそれぞれ所定の評価項目、たとえばモデル精度
(学習入出力データに関する誤差と評価データに関する
誤差),必要記憶容量,種々のマイクロプロセサに対応
する学習速度,演算速度等について計算する。その結果
が結果記憶メモリに保持される。
【0007】第1発明の情報量基準計算手段は、それぞ
れの評価項目について情報量基準値を計算し、それに基
づいて決定手段が、最適ファジィモデル,最適ニューロ
モデルおよび最適ニューロファジィモデルを決定する。
好ましくは、評価表示手段が、それぞれの最適モデルに
ついて、たとえばレーダチャート形式で、総合評価を表
示する。したがって、設計者はそれを見て、どのモデル
を採用するか決定すればよい。
【0008】第2発明の非劣モデル抽出手段は結果記憶
メモリの内容を参照して複数の非劣モデルを抽出する。
そして、必要に応じて設けられる支援手段が、設計者の
有する選考基準に基づいて複数の非劣モデルの中から選
考最適モデルを決定するのを対話的に支援する。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、入出力データを与え
れば自動的にファジィ,ニューロ,あるいはニューロフ
ァジィの構造が決定され、その構造毎にモデルが得られ
るので、設計者はそのモデルの中から選好最適モデルを
選択すればよいだけであり、したがって、従来の方法に
比べて、ごく短時間に効率的に組み込むべきモデルを決
定することができる。また、評価手段によって評価した
結果に基づいてモデルが抽出されるのであるから、それ
によって決定した選考最適モデルが最善モデルであると
信頼できる。
【0010】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0011】
【実施例】図1の実施例のニューロ・ファジィモデル決
定支援装置10は、非線型の入出力関係をモデリングす
る場合に、ファジィモデル,ニューロモデルおよびニュ
ーロファジィ融合モデルのいずれのモデルが最善である
かの決定を支援するものであり、入出力データを記憶す
る入出力データメモリ12を含む。また、ニューロ・フ
ァジィモデル決定支援装置10は、入出力データの各入
力に対するたとえばファジィ分割数を指定するファジィ
モデル構造パラメータ指定部14,たとえば3層の階層
型ニューラルネットワークの場合の中間層ユニット数を
指定するニューロモデル構造パラメータ指定部16,お
よびたとえばニューラルネット駆動型ファジィ推論の場
合の前件部ニューラルネット数と後件部ニューラルネッ
トワーク数とこれらのニューラルネットの構造とを指定
するニューロファジィモデル構造パラメータ指定部18
を含む。
【0012】なお、このような構造パラメータは、ファ
ジィ,ニューロ,あるいはニューロファジィの異なる構
造が用いられるときには、それに応じて変更され得るも
のである。そして、ファジィモデル構造パラメータ指定
部14,ニューロモデル構造パラメータ指定部16およ
びニューロファジィモデル構造パラメータ指定部18で
決定されたモデル構造について、それぞれ自動ファジィ
モデリング部20,自動ニューロモデリング部22およ
び自動ニューロファジィモデリング部24で、入出力デ
ータメモリ12に記憶された入出力データを用いてモデ
リングを行う。
【0013】ここで、まず、自動ファジィモデリング部
20のアルゴリズムを説明すると、自動ファジィモデリ
ング部20では、たとえば勾配法を用いたファジィ推論
方法を用いて、入力がX=(x1 ,…,xi ,…,x
m )∈Rm 、出力がy∈R1 であるような関数y=f
)を同定する場合、入力xi は、数1に示すように
区間Xi 内に含まれるよう規格化されているものとす
る。ただし、この明細書においては、記号「 」はベク
トル値を示すものとする。
【0014】
【数1】
【0015】区間Xi 内にLi 個の点ai を、数2に示
すようにとる。
【0016】
【数2】
【0017】そして、図2に示す前件部のメンバシップ
関数(Li =4の場合)のように、ai j(i)を頂点のx
i 座標とし、隣接するメンバシップ関数とグレード値が
0.5で交わる3角形のメンバシップ関数Ai j(i)(x
i )をLi 個定義する。このとき、簡略化ファジィ推論
のルールsは数3に示すようにn個であり、n個のルー
ルsは数4で与えられる。
【0018】
【数3】
【0019】
【数4】
【0020】ルールsの前件部の適合度μs は数5で与
えられ、簡略化ファジィ推論の推論結果yは数6によっ
て計算される。
【0021】
【数5】
【0022】
【数6】
【0023】なお、後件部パラメータws ,s=1,
2,…,nおよび前件部パラメータa i ,i=1,2,
…,mに関しては、それぞれたとえば数7および数8に
よってパラメータの更新がなされる。なお、Pはペナル
ティ関数である。
【0024】
【数7】
【0025】
【数8】
【0026】次いで、自動ニューロモデリング部22の
アルゴリズムを説明する。ニューロモデルは、モデルを
構成するユニットの結合の仕方によって種々のモデルが
提唱されているが、ここでは図3に示すような一般的に
よく知られている階層構造のモデルのうち、入力層26
と中間層28と出力層30とからなる3層のニューロモ
デルすなわち階層型3層構造のニューロモデルについて
説明する。このニューロモデルでは、たとえば最急降下
法に基づいて、数9の誤差を減少させる方向で、数10
および数11に従ってネットワークの荷重係数を変更す
る。
【0027】
【数9】
【0028】
【数10】
【0029】
【数11】
【0030】ここで、Nはデータ数,yp はp番目の学
習データの目標値, /yp はp番目の入力データを用い
たモデル出力値、およびωij k はk層の第iユニットか
らk+1層の第jユニットへの荷重,αおよびβは学習
パラメータである。数8は、t回目の荷重変化分を表し
ており、t+1回目の荷重はt回目の学習時の荷重に、
Δωij k (t)を加えたものに等しい。
【0031】次いで、自動ニューロファジィモデリング
部24のアルゴリズムを図4に示すニューロファジィモ
デル構造例を参照して説明する。推論ルールおよび入力
データxi に対する操作量yi * は次の手順から得られ
る。まず手順1として、出力yに関連のある入力変数x
1 ,x2 ,…,xn を設定する。また、入出力データ
(yi ,xi )=(yi ,xi1,xi2,…,xin),i
=1,2,…,Nが得られたとする。ここで、入力デー
タxij,j=1,2,…,nは第j番目の入力変数の第
i番目のデータを示す。
【0032】次いで、手順2として、入出力データをr
分割し、Rs ,s=1,2,…,rとする。ここで、各
分割は推論ルールを意味し、各Rs の入出力データを
(yi s ,xi s ),i=1,2,…,Ns で表す。た
だし、Ns は各Rs の入出力データの個数である。そし
て、手順3として、図4のNNmem を用いて前件部のメ
ンバシップ関数の形状決定し、手順4として、NN1
NN2 ,…,NNr を用いて後件部の構造同定を行い、
その後手順5として、推定値yi * を数12によって得
る。
【0033】
【数12】
【0034】ここで、meyisは手順4で得られた最適
な誤差逆伝播学習モデルによる推定値である。すなわ
ち、図4では、各推論ルールの前件部のメンバシップ値
μAs(xi1,x i2,…,xin)と後件部の推定値mey
isとを積算器32,34および36において積演算し、
加算器38における各ルール間での和演算の結果から推
定値yi * が得られることを示している。ただし、図4
ではΣμAs(xi1,xi2,…,x in)=1として表現し
ている。
【0035】続いて、自動ファジィモデリング部20,
自動ニューロモデリング部22および自動ニューロファ
ジィモデリング部24からの出力は、それぞれファジィ
モデル評価部40,ニューロモデル評価部42およびニ
ューロファジィモデル評価部44に出力される。ファジ
ィモデル評価部40,ニューロモデル評価部42および
ニューロファジィモデル評価部44は、それぞれ誤差を
計算した誤差計算部40a,42aおよび44aと、記
憶容量を計算する記憶容量計算部40b,42bおよび
44bと、学習速度を計算する学習速度計算部40c,
42cおよび44cと、演算速度を計算する演算速度計
算部40d,42dおよび44dとを含み、各モデルを
たとえば誤差(近似精度),記憶容量,学習速度および
演算速度の評価指標に基づいて評価する。
【0036】まず、誤差計算部40a,42aおよび4
4aでそれぞれ計算される誤差としては、数13に示す
ように、たとえば数7の値を入出力データの総数で割っ
た値を用いる。
【0037】
【数13】
【0038】次いで、記憶容量計算部40b,42bお
よび44bでそれぞれ計算される記憶容量とは、ニュー
ロモデルやファジィモデルをマイクロコンピュータ応用
製品に実装する際に必要な記憶容量のことであり、モデ
ルの構造を定義するのに必要な容量,ニューロ演算やフ
ァジィ推論処理プログラムの容量,および学習データを
格納する容量などから算出できる。
【0039】まず、ファジィモデル評価部40におい
て、ファジィモデリングで必要となるファジィ知識の構
造体および変数を図5に示す。図5では、メンバシップ
関数,前件部ファジィ集合,ファジィルールの構造体お
よび推論結果を格納する変数,推論に必要な入力数,出
力数およびルール数などの変数が定義されている。1つ
のメンバシップ関数に必要な構造体のバイト数は8バイ
ト,1つの前件部ファジィ集合に必要な構造体のバイト
数は14バイト,1つのファジィルールに必要な構造体
のバイト数は(2・m+4・Q+4)バイト,1つの推
論出力値を格納するのに必要なバイト数は4バイト、お
よび入力数,出力数およびルール数を格納するのに必要
なバイト数は6バイトとなる。メンバシップ関数の総数
を数14とし、ファジィルールの総数を数15とする
と、実行時に必要となるファジィ知識の記憶容量Feは
数16で求まる。
【0040】
【数14】
【0041】
【数15】
【0042】
【数16】
【0043】また、学習時には数14に加えて、学習係
数を格納する変数や学習データを格納する変数などが必
要となる。学習データ数をdとすると、学習データを格
納するのに必要なバイト数は(m+q)・d・4バイト
となり、学習係数を格納するのに必要なバイト数は4バ
イトとなり、学習時に必要となるファジィ知識の記憶容
量Fsは数17で求まる。
【0044】
【数17】
【0045】また、ニューロモデル評価部42におい
て、ニューロモデリングで必要となる変数を図6に示
す。変数としては、入力層26の出力値,中間層28の
出力値,出力層30の出力値,中間層28のオフセット
値,出力層30のオフセット値,入力層26と中間層2
8との間の荷重係数値,中間層28と出力層30との間
の荷重係数値,中間層28のデルタ値、および出力層3
0のデルタ値の9種類がある。float 型の変数に必要な
バイト数を4バイトとし、short int 型の変数に必要な
バイト数を2バイトとし、入力層26のユニット数(入
力数)をm,中間層28のユニット数をhおよび出力層
30のユニット数(出力数)をqとすると、各層のユニ
ットの出力値を格納する変数として、4・(m+h+
q)バイト、中間層28と出力層30との全ユニットの
オフセット値とデルタ値をそれぞれ格納する変数として
4・2・(h+q)バイト,入力層26と中間層28と
の間の荷重係数を格納する変数として4・(m・h)バ
イト、および中間層28と出力層30との間の荷重係数
を格納する変数として4・(h・q)バイトとなり、実
行時に必要となる記憶容量Neは数18で求まる。
【0046】
【数18】
【0047】また、学習時には数18に加えて、学習係
数を格納する変数および学習データを格納する変数など
が必要となる。学習データをdとすると、学習データを
格納するのに必要なバイト数(m+q)・d・4バイ
ト,学習係数を格納するのに必要なバイト数は8バイト
となり、学習時に必要となるニューロ知識の記憶容量N
sは数19で求まる。
【0048】
【数19】
【0049】また、ニューロファジィモデル評価部44
においては、上述のニューロモデルやファジィモデルの
場合と同様の方法で算出できる。次いで、学習速度計算
部40c,42cおよび44cでそれぞれ計算される学
習速度に関しては、ニューロ演算やファジィ推論の1学
習当たりに必要な加算,減算,乗算および除算回数の各
演算回数を求める。求めた各演算回数と各演算に必要な
CPUの命令クロック数とを掛け合わせることによって
速度を計算する。この作業を所定回数繰り返して速度の
平均値をとり、この平均値をもって学習速度とする。こ
のようにして、数13の値の変化分Δεが設定値に到達
して、学習が終了するまでに必要な学習速度を算出でき
る。なお、ファジィモデル,ニューロモデルおよびニュ
ーロファジィモデルのいずれについても同様の方法で算
出できる。
【0050】また、演算速度計算部40d,42dおよ
び44dでそれぞれ計算される演算速度すなわち学習済
のモデルにデータを与えてモデル出力値を得るまでの速
度は以下のように算出できる。まず、ファジィモデル評
価部40では、i番目の入力値をxi,i番目の入力値
に対応した前件部ファジィ集合のj(i)番目のメンバ
シップ関数の中心値をai j(i),メンバシップ関数関数
をAi j(i)(xi ),およびファジィルールsの前件部
の適合度をμs とすると、簡略化ファジィ推論の推論結
果yは、数20,数5および数6で計算される。
【0051】
【数20】
【0052】数20より1つのメンバシップ関数に必要
な演算は減算3回,除算1回となり、メンバシップ関数
の総数は、数21となるので、全てのメンバシップ関数
のグレード値計算に必要な演算クロック数Gcは数22
で求まる。
【0053】
【数21】
【0054】
【数22】
【0055】数5より、1つのルール当たりに必要な前
件部適合度の計算は、乗算が(入力数−1)回となり、
ルールの総数は、数23となるので、全てのルールの適
合度計算に必要な演算クロック数Rcは数24で求めら
れる。
【0056】
【数23】
【0057】
【数24】
【0058】数6より、1つの出力値計算に必要な演算
は、ルール適合度と後件部実数値とを掛けたものの総和
をルール適合度の総和で割っているので、出力値計算に
必要な演算クロック数Ocは数25で求まる。
【0059】
【数25】
【0060】ファジィ推論における演算クロック数Fc
は、数22,数24および数25を加えた数26で求め
られる。
【0061】
【数26】
【0062】また、ニューロモデル評価部42では、各
ユニットからの出力は、そのユニットへの入力に荷重を
掛けたものの総和にオフセット値を加えた値を、ユニッ
トの伝達関数fの入力としたときの出力値である。入力
層26のユニット数(入力数)をm,中間層28のユニ
ット数をh,出力層30のユニット数(出力数)をqと
し、3層の階層型ニューロモデルの場合、入力層26の
第iユニットの出力をIi,入力層26の第iユニット
−中間層28の第jユニット間の荷重をWji,中間層
28の第jユニット−出力層30の第kユニット間の荷
重をVkj,中間層28の第jユニットのオフセットを
θj,出力層30の第kユニットのオフセットをγkと
すると、中間層28の第jユニットの出力値Hjは数2
7で求められ、出力層30の第kユニットの出力値Pk
は数28から求められる。
【0063】
【数27】
【0064】
【数28】
【0065】中間層28の第jユニットへの入力の総和
を求めるのに、加算がm−1回,乗算がm回,中間層2
8の第jユニットからの出力を求めるのに、加算が10
回,乗算が13回,除算が1回必要である。出力層30
の第kユニットへの入力の総和を求めるのに、加算がh
−1回,乗算がh回,出力層30の第kユニットからの
出力を求めるのに、加算が10回,乗算が13回,除算
が1回必要である。したがって、ここで、加算に必要な
クロック数をAc,減算に必要なクロック数をSc,乗
算に必要なクロック数をMc,除算に必要なクロック数
をDcとすると、ニューロ演算に必要な演算クロック数
Ncは数29によって表される。
【0066】
【数29】
【0067】さらに、ニューロファジィモデルの場合に
は、ニューロモデルやファジィモデルの場合と同様の方
法で算出できる。なお、学習回数はファジィモデル,ニ
ューロモデルおよびニューロファジィモデルについて、
それぞれ数13の値の変化分Δεが、予め設定したδよ
りも小さくなった時点で学習を終了し、その時点までに
学習した回数をカウントすることで定義できる。
【0068】次に、各モデルのモデリング結果を評価す
る処理について述べる。ファジィモデル評価部40の場
合には、誤差計算部40aで計算した誤差と、記憶容量
計算部40bで計算した記憶容量と、学習速度計算部4
0cで計算した学習速度と、演算速度計算部40dで計
算した結果とを、ファジィモデリング結果記憶用メモリ
46に保持する。ニューロモデル評価部42の場合に
は、誤差計算部42aで計算した誤差と、記憶容量計算
部42bで計算した記憶容量と、学習速度計算部42c
で計算した学習速度と、演算速度計算部42dで計算し
た結果とを、ニューロモデリング結果記憶用メモリ48
に保持する。また、ニューロファジィモデル44の場合
には、誤差計算部44aで計算した誤差と、記憶容量計
算部44bで計算した記憶容量と、学習速度計算部44
cで計算した学習速度と、演算速度計算部44dで計算
した結果とを、ニューロファジィモデリング結果記憶用
メモリ50に保持する。
【0069】そして、ファジィモデリング結果記憶用メ
モリ46,ニューロモデリング結果記憶用メモリ48お
よびニューロファジィモデリング結果記憶用メモリ50
のそれぞれの出力は、選好最適モデル決定支援部52に
送られる。選好最適モデル決定支援部52の選好最適モ
デルを決定する手法として、たとえばAICやMPLP
のうちAICの情報量基準を用いる。AICは記憶容量
と誤差から総合的にモデルの善し悪しを評価するための
指標の1つで、数30で定義される。
【0070】
【数30】
【0071】ここで、Nはモデリングに用いたデータ
数,εi 2 はモデル出力値と出力データ値との2乗誤差
である。数30の第1項は誤差2乗和からモデル自身の
悪さを表しており、第2項はパラメータ数の影響を加え
ている。モデルの近似性能がほぼ同じ場合には、第2項
のパラメータ数が作用して少数のパラメータを持つモデ
ルが選択されることになる。
【0072】ファジィモデルの場合には、ファジィモデ
リング結果記憶メモリ46の内容を参照して、ファジィ
モデル情報量基準計算部54において、記憶容量と誤差
から情報量基準の値を計算する。次に、最適ファジィモ
デル決定部56では、情報量基準の値が最小のモデルを
最適モデルと決定し、その結果を最適ファジィモデル記
憶用メモリ58に保持する。
【0073】また、ニューロモデルの場合には、ニュー
ロモデリング結果記憶メモリ48の内容を参照して、ニ
ューロモデル情報量基準計算部60において、記憶容量
と誤差から情報量基準の値を計算する。次に、最適ニュ
ーロモデル決定部62では、情報量基準の値が最小のモ
デルを最適モデルと決定し、その結果を最適ニューロモ
デル記憶用メモリ64に保持する。
【0074】さらに、ニューロファジィモデリング結果
記憶メモリ50の内容を参照して、ニューロファジィモ
デル情報量基準計算部66において、記憶容量と誤差か
ら情報量基準の値を計算する。次に、最適ニューロファ
ジィモデル決定部68では、情報量基準の値が最小のモ
デルを最適モデルと決定し、その結果を最適ニューロフ
ァジィモデル記憶用メモリ70に保持する。
【0075】最後に、複数評価項目の総合評価グラフ表
示部72では、最適ファジィモデル記憶用メモリ58,
最適ニューロモデル記憶用メモリ64および最適ニュー
ロファジィモデル記憶用メモリ70にそれぞれ保持され
た各モデル構造の最適モデルを、誤差,記憶容量,学習
速度,演算速度および学習回数の評価項目に基づいて、
図7に示すようなレーダーチャートに表示する。設計者
は、グラフ表示された結果に基づいて、各最適モデルの
中から設計者の有する選好基準に従って選好最適モデル
を決定する。なお、レーダーチャートの表示では、図形
が外方向に拡がっているものがモデルとして優れている
ことを表すものである。
【0076】なお、この実施例では、各モデル構造の最
適モデルを総合評価グラフ表示部72に表示したが、各
モデル構造の最適モデルから非劣モデルを抽出し、その
非劣モデルのみを総合評価グラフ表示部72に表示して
もよい。また、図8を参照して、他の実施例のニューロ
・ファジィモデル決定支援装置10´は、先の実施例の
ニューロ・ファジィモデル決定支援装置10の選好最適
モデル決定支援部52の代わりに、非劣モデル抽出部7
4および選好最適モデル決定支援部76を用いて構成し
たものである。選好最適モデル決定支援部76は、非劣
モデル記憶部78,評価項目座標指定部80,評価項目
座標系への非劣点射影表示部82,評価項目座標系での
制約条件指定部84,制約条件を満足しない非劣点除外
部86および非劣点の個数を表示する表示部88を含
む。
【0077】ニューロ・ファジィモデル決定支援装置1
0´における動作において、ファジィモデリング結果記
憶用メモリ46,ニューロモデリング結果記憶用メモリ
48およびニューロファジィモデリング結果記憶用メモ
リ50までの処理については、先の実施例と同様に処理
されるため、その説明は省略する。そして、ファジィモ
デリング結果記憶用メモリ46,ニューロモデリング結
果記憶用メモリ48およびニューロファジィモデリング
結果記憶用メモリ50からの出力は非劣モデル抽出部7
4に入力される。ここで、非劣モデルの概念を説明す
る。複数の実数値で表現される評価項目がn個あると
き、各モデルはn次元ベクトルで表現される。いま、2
つのモデル=(p1 ,p2 ,…,pn ),
(q1 ,q2 ,…,qn )に関し、全てのi=1,…,
nについて、数31と書くことにする。
【0078】
【数31】
【0079】ファジィモデリング結果記憶用メモリ4
6,ニューロモデリング結果記憶用メモリ48およびニ
ューロファジィモデリング結果記憶用メモリ50に記憶
されたモデルの全てを、n個の評価項目を成分とするn
次元ベクトル(n次元空間Rn 内の点)で表現し、これ
らの全てのn次元ベクトル(モデル)からなる集合をM
とする。このとき、完全最適モデルと非劣モデルを以下
のように定義する。 (完全最適モデルの定義)モデル∈Mが全ての∈M
に対して、 o となるならば、 o は『完全最適モ
デル』である。 (非劣モデルの定義)モデル´∈Mに対し、´
(すなわち´かつ´)なる∈Mが存在し
ないとき、´は非劣モデルである。
【0080】この定義を用いて非劣モデル候補集合Mか
ら非劣モデル集合Nを次のようにして生成する。まず、
完全最適モデルの定義を用いて非劣モデル候補集合Mの
中に完全最適モデル o ∈Mが存在するか否かを調べ
る。完全最適モデル o が存在する場合には、これを選
好最適モデルとして採用し、全体の処理を終了する。一
方、完全最適モデル o が存在しない場合(ほとんどの
場合はこのケースに相当する)は、図9に示す手順で非
劣モデル集合を抽出する。まず、ステップS1におい
て、非劣モデル候補集合Mの要素数を調べ、要素数≦0
であれば終了する。要素数>0であれば、ステップS3
において、非劣モデル候補集合Mの中から非劣モデルの
候補 j を1個とってくる。このとき j をMから除外
する。そして、ステップS5において、この j と、非
劣モデル候補集合Mに含まれる全ての要素すなわち他の
全ての要素すなわち他の全ての非劣モデル候補と比較す
る。そして、ステップS7において、 j より優れたモ
デルベクトルp∈M(すなわち j かつ j
が存在した場合には、ステップS9において、 j は非
劣モデルではないので棄却する。 j より優れたモデル
∈Mが存在しない場合には、定義より j は非劣モデ
ルなので、ステップS11において j を非劣モデル集
合Nの要素として加える。この処理を非劣モデル候補集
合Mの要素がなくなるまで続けると、非劣モデル候補集
合Mからもれなく全ての非劣モデルを抽出することがで
き、これらは全て集合Nに含まれる。
【0081】そして、非劣モデル抽出部74からの出力
は情報量基準を導入しない選好最適モデル決定支援部7
6の非劣モデル記憶部78に与えられる。なお、ここ
で、ニューロ・ファジィモデル決定支援装置10´のモ
デル評価項目を4つとし、それぞれをp1:評価用デー
タによる誤差,p2:記憶容量,p3:実行時演算時間
およびp4:学習時間とする。また、非劣モデルの抽出
の結果、非劣モデル記憶部78に非劣ファジィモデルが
5個,非劣ニューロモデルが3個,非劣ニューロファジ
ィモデルが4個の計12個の非劣モデルが記憶されてい
るものとする。これを選好最適モデル候補として、この
中から設計者の有する選好基準に従って唯一の選好最適
モデルを決定することを考える。
【0082】まず、設計者は、評価項目p1〜p4のう
ち、重要と思う評価項目を順に2つ選択する。これは評
価項目座標指定部80で提供するたとえばマウスまたは
キーボードとディスプレイなどからなるメニュー選択手
段を用いて行われ、評価項目座標として表される。ここ
で、設計者はp1(評価用データによる誤差)とp2
(記憶容量)を選択したとする。非劣点射影表示部82
では、図10に示すように、12個の非劣モデル(4次
元の点)を選択された2つの評価項目座標系へ非劣点と
して射影して表示する。また、この実施例では、非劣点
射影表示部82の上方に表示部88が設けられ、表示部
88には、12個の選好最適モデル候補のうち、この2
つの制約条件を満足している非劣モデルすなわち非劣点
の数が動的に表示されていく。このことによって、元々
の非劣モデルの数が非常に多い場合でも、指定した制約
条件とこれを満足する選好最適モデルの候補数との関係
や制約値を微小に変動させた場合の選好最適モデル候補
数に関する感度などを知ることができる。
【0083】次に、設計者は、当面、この2つの評価項
目p1およびp2のみに着目して、モデル候補の数を絞
り込む。そのための手段として、評価項目値に対する上
限値を選好最適モデルに関する制約条件として対話的に
設定し、選好最適モデルの候補を絞り込むことを考え
る。図11にはこの対話的な過程を示しており、設計者
は評価項目座標系での制約条件指定部84で提供されて
いるマウスおよび表示手段を用いて、p1軸上でp1の
値、すなわち評価用データによる誤差の値が許容できる
限界値p1maxを対話的に指定する。同様に、記憶容
量p2に関する限界値p2maxを指定する。非劣点除
外部86では、指定された制約条件を満たさない非劣モ
デルを棄却する。図12は、このようにして指定された
p1とp2に関する制約条件を満足する選好最適モデル
のみを示したものであり、この例では制約を満足する非
劣モデルは5個に絞り込まれている。
【0084】次に、設計者は別の評価項目を選択する。
すなわち、再び評価項目座標指定部82によって、今度
はp3(実行時演算時間)およびp4(学習時間)を設
計者が選択したとする。これを以前と同様に、評価項目
座標系への非劣点射影表示部84によって、p3−p4
平面に射影して表示したものが図13に示される。図1
3は、図11におけるのと同様、実行時演算時間p3に
関する上限値p3maxと学習時間p4に関する上限値
p4maxとを指定する過程を示している。この例で
は、最終的に非劣ニューロファジィモデル□6 のみがp
3とp4に関する制約条件を満足し、設計者の選好基準
に基づく選好最適モデルとなる。図14にこの選好最適
モデルが示されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】ファジィモデルの前件部のメンバシップ関数を
示すグラフである。
【図3】ニューロモデルの構造例を示す図解図である。
【図4】ニューロファジィモデルの構造例を示す図解図
である。
【図5】ファジィモデリングで必要となるファジィ知識
の構造体および変数を示す図解図である。
【図6】ニューロモデリングで必要となる変数を示す図
解図である。
【図7】各モデル構造の最適モデルを評価項目に基づい
て示すレーダーチャートである。
【図8】この発明の他の実施例を示すブロック図であ
る。
【図9】非劣モデル抽出部における動作を示すフロー図
である。
【図10】12個の非劣モデルを2つの評価項目座標系
へ射影した状態を示すグラフである。
【図11】2つの評価項目p1とp2のみに着目して選
好最適モデル候補の数を絞り込む過程を示すグラフであ
る。
【図12】評価項目p1とp2に関する制約条件を満足
する選好最適モデルのみを示したグラフである。
【図13】2つの評価項目p3とp4のみに着目して選
好最適モデル候補の数を絞り込む過程を示すグラフであ
る。
【図14】選好最適モデルを示すグラフである。
【符号の説明】
10,10´ …ニューロ・ファジィモデル決定支援装
置 12 …入出力データメモリ 14 …ファジィモデル構造パラメータ指定部 16 …ニューロモデル構造パラメータ指定部 18 …ニューロファジィモデル構造パラメータ指定部 20 …自動ファジィモデリング部 22 …自動ニューロモデリング部 24 …自動ニューロファジィモデリング部 40 …ファジィモデル評価部 42 …ニューロモデル評価部 44 …ニューロファジィモデル評価部 46 …ファジィモデリング結果記憶用メモリ 48 …ニューロモデリング結果記憶用メモリ 50 …ニューロファジィモデリング結果記憶用メモリ 54 …ファジィモデル情報量基準計算部 56 …最適ファジィモデル決定部 60 …ニューロモデル情報量基準計算部 62 …最適ニューロモデル決定部 66 …ニューロファジィモデル情報量基準計算部 68 …最適ニューロファジィモデル決定部 74 …非劣モデル抽出部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年1月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、入出力デ
ータを保持する入出力データメモリ、ファジィ構造,ニ
ューロ構造およびニューロファジィ構造のそれぞれの構
造パラメータ設定する構造パラメータ設定手段、構造パ
ラメータ設定手段によって設定された各構造ついて入出
力データに対する最適パラメータを決定する自動モデリ
ング手段、自動モデリング手段によって得られたモデル
をそれぞれ所定の評価項目について計算する評価手段、
評価手段によって計算した結果をそれぞれ保持する結果
記憶メモリ、結果記憶メモリの内容を参照してモデルに
ついて所定の情報量基準を計算する情報量基準計算手
段、および情報量基準計算手段の計算結果に基づいて、
最適ファジィモデル,最適ニューロモデルおよび最適ニ
ューロファジィモデルを決定する最適モデル決定手段を
備える、ニューロ・ファジィモデル決定支援装置であ
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】第1発明の情報量基準計算手段は、ファジ
ィモデル,ニューロモデルおよびニューロファジィモデ
について情報量基準値を計算し、それに基づいて決定
手段が、最適ファジィモデル,最適ニューロモデルおよ
び最適ニューロファジィモデルを決定する。好ましく
は、評価表示手段が、それぞれの最適モデルについて、
たとえばレーダチャート形式で、総合評価を表示する。
したがって、設計者はそれを見て、どのモデルを採用す
るか決定すればよい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】次いで、自動ニューロモデリング部22の
アルゴリズムを説明する。ニューロモデルは、モデルを
構成するユニットの結合の仕方によって種々のモデルが
提唱されているが、ここでは図3に示すような一般的に
よく知られている階層構造のモデルのうち、入力層26
と中間層28と出力層30とからなる3層のニューロモ
デルすなわち階層型3層構造のニューロモデルについて
説明する。このニューロモデルでは、たとえば誤差逆伝
搬法(バック・プロパゲーション)に基づいて、数9の
誤差を減少させる方向で、数10および数11に従って
ネットワークの荷重係数を変更する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】まず、ファジィモデル評価部40におい
て、ファジィモデリングで必要となるファジィ知識の構
造体および変数を図5に示す。図5では、メンバシップ
関数,前件部ファジィ集合,ファジィルールの構造体お
よび推論結果を格納する変数,推論に必要な入力数,出
力数およびルール数などの変数が定義されている。1つ
のメンバシップ関数に必要な構造体のバイト数は8バイ
ト,1つの前件部ファジィ集合に必要な構造体のバイト
数は14バイト,1つのファジィルールに必要な構造体
のバイト数は(2・m+4・+4)バイト(ただし、
mは入力数、qは出力数である),1つの推論出力値を
格納するのに必要なバイト数は4バイト、および入力
数,出力数およびルール数を格納するのに必要なバイト
数は6バイトとなる。メンバシップ関数の総数を数14
とし、ファジィルールの総数を数15とすると、実行時
に必要となるファジィ知識の記憶容量Feは数16で求
まる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】また、ニューロファジィモデル評価部44
においては、上述のニューロモデルやファジィモデルの
場合と同様の方法で算出できる。このようにして算出さ
れた各モデルの知識記憶容量(Fs,Ns)に各モデル
の処理に必要なプログラム容量を加えることによって記
憶容量は計算される。次いで、学習速度計算部40c,
42cおよび44cでそれぞれ計算される学習速度に関
しては、ニューロ演算やファジィ推論の1学習当たりに
必要な加算,減算,乗算および除算回数の各演算回数を
求める。求めた各演算回数と各演算に必要なCPUの命
令クロック数とを掛け合わせることによって速度を計算
する。この作業を所定回数繰り返して速度の平均値をと
り、この平均値をもって学習速度とする。このようにし
て、数13の値の変化分Δεが設定値に到達して、学習
が終了するまでに必要な学習速度を算出できる。なお、
ファジィモデル,ニューロモデルおよびニューロファジ
ィモデルのいずれについても同様の方法で算出できる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0069
【補正方法】変更
【補正内容】
【0069】そして、ファジィモデリング結果記憶用メ
モリ46,ニューロモデリング結果記憶用メモリ48お
よびニューロファジィモデリング結果記憶用メモリ50
のそれぞれの出力は、選好最適モデル決定支援部52に
送られる。選好最適モデル決定支援部52の選好最適モ
デルを決定する手法として、たとえばAICやMLP
のうちAICの情報量基準を用いる。AICは記憶容量
と誤差から総合的にモデルの善し悪しを評価するための
指標の1つで、数30で定義される。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入出力データを保持する入出力データメモ
    リ、 ファジィ構造,ニューロ構造およびニューロファジィ構
    造のそれぞれの構造パラメータを設定する構造パラメー
    タ設定手段、 前記構造パラメータ設定手段によって設定された各構造
    ついて前記入出力データに対する最適パラメータを決定
    する自動モデリング手段、 前記自動モデリング手段によって得られたモデルをそれ
    ぞれ所定の評価項目について計算する評価手段、 前記評価手段によって計算した結果をそれぞれ保持する
    結果記憶メモリ、 前記結果記憶メモリの内容を参照して前記モデルについ
    て所定の情報量基準を計算するする情報量基準計算手
    段、および前記情報量基準計算手段の計算結果に基づい
    て最適ファジィモデル,最適ニューロモデルおよび最適
    ニューロファジィモデルを決定する最適モデル決定手段
    を備える、ニューロ・ファジィモデル決定支援装置。
  2. 【請求項2】前記最適ファジィモデル,最適ニューロモ
    デルおよび最適ニューロファジィモデルについて評価項
    目を表示する評価表示手段を備える、請求項1記載のニ
    ューロ・ファジィモデル決定支援装置。
  3. 【請求項3】入出力データを保持する入出力データメモ
    リ、 ファジィ構造,ニューロ構造およびニューロファジィ構
    造のそれぞれの構造パラメータを設定する構造パラメー
    タ設定手段、 前記構造パラメータ設定手段によって設定された各構造
    ついて前記入出力データに対する最適パラメータを決定
    する自動モデリング手段、 前記自動モデリング手段によって得られたモデルをそれ
    ぞれ所定の評価項目について計算する評価手段、 前記評価手段によって計算した結果をそれぞれ保持する
    結果記憶メモリ、および前記結果記憶メモリの内容を参
    照して複数の非劣モデルを抽出する抽出手段を備える、
    ニューロ・ファジィモデル決定支援装置。
  4. 【請求項4】前記複数の非劣モデルの中から選好最適モ
    デルを決定するために対話的に支援する支援手段をさら
    に備える、請求項3記載のニューロ・ファジィモデル決
    定支援装置。
  5. 【請求項5】前記支援手段は、前記複数の非劣モデルに
    ついて複数の評価項目座標のうち重要度の高い評価項目
    を順に選択する評価項目座標指定手段、選択された評価
    項目座標系に各非劣点を射影して表示する非劣点射影表
    示手段、前記選択された評価項目座標系上で特定の評価
    項目値を制約条件として指定するための制約条件指定手
    段、前記制約条件指定手段で指定された前記特定の評価
    項目値を満足しない非劣点を自動的に除外する非劣点除
    外手段、および前記特定の評価項目値を満足する非劣点
    の個数を表示する表示手段を含む、請求項4記載のニュ
    ーロ・ファジィモデル決定支援装置。
JP3271545A 1991-10-18 1991-10-18 ニユーロ・フアジイモデル決定支援装置 Pending JPH05108357A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003534590A (ja) * 2000-05-19 2003-11-18 ウエストファリア セパレイター インダストリー ゲーエムベーハー 機械を制御する方法及び機械を操作する情報システム

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JP2003534590A (ja) * 2000-05-19 2003-11-18 ウエストファリア セパレイター インダストリー ゲーエムベーハー 機械を制御する方法及び機械を操作する情報システム

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