JPH0510847U - プランジヤが一定範囲で後退可能なテンシヨナ - Google Patents
プランジヤが一定範囲で後退可能なテンシヨナInfo
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- JPH0510847U JPH0510847U JP065044U JP6504491U JPH0510847U JP H0510847 U JPH0510847 U JP H0510847U JP 065044 U JP065044 U JP 065044U JP 6504491 U JP6504491 U JP 6504491U JP H0510847 U JPH0510847 U JP H0510847U
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- Japan
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- plunger
- sleeve
- housing
- tensioner
- ratchet
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 22
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000002035 prolonged effect Effects 0.000 description 1
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ハウジングに対して摺動可能なプランジャを
ばねにより突出させるテンショナにおいて、プランジャ
を一定範囲で後退させることができ、その後退量を自由
に設定することのできるテンショナを提供すること。 【構成】 テンショナは、ハウジングと、このハウジン
グに対して摺動可能なプランジャと、ハウジング及びプ
ランジャに対して移動可能なスリーブとを有する。プラ
ンジャはばねにより突出力を与えられている。スリーブ
は外周にラックを有し、ハウジングに軸支されたラチェ
ットがこのラックに噛み合う。プランジャの中央には肩
部が形成されており、プランジャの先端にプラグが固着
されている。スリーブは肩部とプラグとの間で移動可能
となっている。プランジャが突出するとき、プランジャ
はスリーブを押圧する。ラチェットはラックの歯を飛び
越え、スリーブの後退を阻止する。プランジャが後退す
るとき、このプランジャはスリーブに当接するまで後退
は自由である。プランジャはスリーブに当接すると、ス
リーブはラチェットにより後退を阻止されていることか
ら、プランジャも後退を阻止される。
ばねにより突出させるテンショナにおいて、プランジャ
を一定範囲で後退させることができ、その後退量を自由
に設定することのできるテンショナを提供すること。 【構成】 テンショナは、ハウジングと、このハウジン
グに対して摺動可能なプランジャと、ハウジング及びプ
ランジャに対して移動可能なスリーブとを有する。プラ
ンジャはばねにより突出力を与えられている。スリーブ
は外周にラックを有し、ハウジングに軸支されたラチェ
ットがこのラックに噛み合う。プランジャの中央には肩
部が形成されており、プランジャの先端にプラグが固着
されている。スリーブは肩部とプラグとの間で移動可能
となっている。プランジャが突出するとき、プランジャ
はスリーブを押圧する。ラチェットはラックの歯を飛び
越え、スリーブの後退を阻止する。プランジャが後退す
るとき、このプランジャはスリーブに当接するまで後退
は自由である。プランジャはスリーブに当接すると、ス
リーブはラチェットにより後退を阻止されていることか
ら、プランジャも後退を阻止される。
Description
【0001】
本考案は、チェーンや歯付ベルト等の動力伝達部材に所定の緊張力を与えるた
めのテンショナに関する。
【0002】
一般的に、エンジンは、カム軸を回転駆動するために、クランク軸とカム軸と
に巻き掛けられるチェーン又は歯付ベルトを有する。このような動力伝達部材に
は、常時緊張力を付与する必要がある。さもなければ、クランクスプロケット又
はカムスプロケットと動力伝達部材との間に歯飛び等を生じる恐れがあるからで
ある。そのために、テンショナが使用される。
【0003】
テンショナの中には、エンジンによって発生する油圧を用いるものがある。し
かし、エンジン始動時のように油圧が低いときにはテンショナは十分に機能せず
、動力伝達部材に適正な緊張力を付与することができない。このような事態に対
応するために、ラチェット式テンショナが有用である。
【0004】
ラチェットを使用したテンショナの一例としては、実開平3−20750号(
実願平1−80048号)がある。この種のテンショナは、図4に示されるよう
に、ハウジング60と、このハウジング60に摺動可能に取付けられたプランジ
ャ62と、プランジャ62を突出させるばね64と、プランジャ62の後退を阻
止するラチェット66とを有してなる。ラチェット66はプランジャ62の外周
に形成されたラック68と噛み合う。テンショナに使用されるラチェット66は
、バックラッシュを有するものである。バックラッシュを有するラチェットの例
としては、特開昭64−12165号(特願昭62−167890号)がある。
同図のテンショナは、さらに、油室70に油を供給することによってプランジャ
62の後退方向に油圧を作用させ、動力伝達部材の過大緊張力の調整を図ってい
る。
【0005】
ところが、プランジャ62が後退するときには、ラチェット66が必ずラック
68に噛み合う。そのため、プランジャ62はラチェット66とラック68で定
まるバックラッシュ量以上に後退することができず、僅かな後退量しか得ること
ができなかった。
【0006】
また、ラチェット66がラック68を飛び越える直前と飛び越えた直後では、
バックラッシュ量にばらつきが生じる。飛び越える直前では、バックラッシュ量
は大きく、飛び越えた直後ではバックラッシュ量は小さい。飛び越えた直後にお
いてエンジン回転数が増大すると、ラチェット66とラック68との間のバック
ラッシュ量だけでは増大する動力伝達部材の緊張力に応じてプランジャ62を後
退させることができず、その結果、うなり音が発生することがある。このような
状態が長引くと、動力伝達部材の寿命にも悪影響を及ぼす。
【0007】
本考案の目的は、一定の範囲でプランジャを後退させることのできるテンショ
ナを提供することにある。
本考案の他の目的は、ラチェットがラックを飛び越える直前と飛び越えた直後
のいずれにおいても、略々一定量でプランジャを後退させることのできるテンシ
ョナを提供することにある。
【0008】
本考案は、ハウジングと、前記ハウジングに対して摺動可能なプランジャと、
前記ハウジングに対して前記プランジャを突出させるばねと、前記プランジャの
先端に固着されたプラグと、前記プランジャに形成された肩部と前記プラグとの
間で前後動可能なスリーブと、前記スリーブに形成されたラックと、前記ハウジ
ングに支持され前記ラックに噛み合うラチェットとを有してなるテンショナによ
り前記課題を解決するものである。
【0009】
プランジャは、ハウジングに対して摺動可能である。従って、プランジャは、
動力伝達部材による後退方向の押圧力、及び、ばねによる突出力により前後動を
行う。スリーブは、ハウジング及びプランジャに対して移動可能である。スリー
ブは、ハウジングの肩部によって前進方向のみ押圧される。
【0010】
エンジン始動時のように、動力伝達部材の緊張力が低いときは、ばねの突出力
によりプランジャが前進して動力伝達部材に適正な緊張力を与える。スリーブは
肩部に押されて前進し、ラチェットはラックの歯を飛び越える。
【0011】
エンジン回転数が上昇すると、動力伝達部材の緊張力が増す。プランジャは動
力伝達部材から後退方向に押圧力を受ける。スリーブとプラグとの間には隙間が
存在するので、プランジャはプラグがスリーブに当接するまでは後退を許され、
常に一定の後退量が確保されている。プランジャの後退量はスリーブとプラグと
の隙間により定められる。プラグがスリーブに当接すると、プランジャはそれ以
上の後退を阻止される。すなわち、プランジャは無制限に後退することを防止さ
れている。
なお、ラチェットとラックとの間には、通常バックラッシュが存在するが、そ
の影響は、バックラッシュの少ないラチェット及びラックを使用することにより
小さくすることができる。その為に、例えば、ラックのピッチを小さくすること
が考えられる。
【0012】
そして、ハウジングとプランジャとの間に油室を形成し、エンジン回転数に対
応する油圧をプランジャを後退させる方向に作用させると、エンジン回転数の上
昇に伴う動力伝達部材の緊張力の増大が緩和される。プランジャは、スリーブと
プラグとの間に存在する隙間の範囲内において後退することができ、かくしてエ
ンジン回転数増大に伴ううなり音等を解消することができる。
【0013】
【実施例】
図1乃至図3は、本考案によるテンショナの好適実施例を示している。テンシ
ョナ10は、中空ハウジング20と、このハウジング20に対して摺動可能に嵌
挿されたプランジャ30と、プランジャ30に突出力を付与するばね12を有し
てなる。
ハウジング20は、直径の比較的大きい第1中空部分21と、直径の比較的小
さい第2中空部分22とを有する。テンショナ10は、図3に示すように、エン
ジンブロックEに固定される。
【0014】
プランジャ30は、直径の比較的大きいピストン部分31と直径の比較的小さ
いロッド部分33とからなる。ピストン部分31は端部に拡径部32を有する。
拡径部32はハウジング20の第1中空部分21と相補い合う形状である。ピス
トン部分の直径は、ハウジング20の第2中空部分の直径と実質的に等しい。ピ
ストン部分31は第2中空部分22と少なくとも一部で重なり合っている。ピス
トン部分31、第1中空部分21及び拡径部32とで油室40が形成される。
【0015】
図2に示されるように、ハウジング20には油室40に通じる油供給口41が
形成されている。エンジンEのクランク軸SにはオイルポンプPが取付けられて
いる。油室40には、導管C及び油供給口41を通じてオイルポンプPから油が
供給される。
【0016】
ロッド部分33の先端には、ねじ式のプラグ35が螺合されている。ロッド部
分33の外周には環状のスリーブ50が嵌挿されている。スリーブ50の長さは
、ピストン部分31とロッド部分33との間に形成される肩部34と、プラグ3
5との間隔よりも短い。従って、スリーブ50は、肩部34とプラグ35との間
で前後動可能となっている。
【0017】
スリーブ50の外周にはラック51が形成されている。ハウジング20には、
このラック51に噛み合うラチェット52が支持されている。
【0018】
次に動作を説明する。図1に示すように、通常の状態では、スリーブ50は肩
部34に当接している。動力伝達部材T(図3)が弛むとばね12の作用により
、プランジャ30は突出する。同時に、スリーブ50は肩部34から押圧力を受
けて突出し、ラチェット52がラック51を飛び越える。ばね12による突出力
と動力伝達部材Tの緊張力が均衡すると、プランジャ30は突出を停止する。ス
リーブ30は肩部34に当接しており、スリーブ50の先端はプラグ35との間
に隙間Aを有する。
【0019】
エンジン回転数の上昇により動力伝達部材Tの緊張力が増大すると、プラグ3
5及びプランジャ30は動力伝達部材Tから後退方向に押圧力を受ける。ラチェ
ット52はスリーブ50の後退を阻止しているが、スリーブ30とプラグ35と
の間には隙間Aが存在するので、プランジャ30は突出した直後においても十分
に後退することができる。
【0020】
さらに、エンジン回転数が上昇すると、動力伝達部材Tには大きな緊張力が発
生する。同時に、油室40にはエンジン回転数に応じた油圧が作用する。油圧は
拡径部32に作用し、プランジャは後退方向の押圧力を受ける。すなわち、プラ
グ35がスリーブ50に当接するまでは、プランジャ30は動力伝達部材Tによ
る後退方向の押圧力とエンジン回転数に比例する油圧による後退方向の押圧力を
受けうる。一旦突出した後は、プラグ35がスリーブ50に当接するまでは、隙
間Aの範囲内において、プランジャ30は自由に前後動が可能である。
【0021】
プランジャ30の後退量は、隙間Aを変更することにより容易に設定すること
ができる。大きな戻り代が必要な場合は隙間Aを大きくし、小さな戻り代で十分
な場合は隙間Aを小さくすればよい。微少な調節が必要になるときは、プランジ
ャ30に螺合するプラグ35を調整してこれに対応することができる。
ラチェットとラックとの間にバックラッシュが存在する場合は、その影響によ
りプランジャ30の後退量にばらつきが生じるが、この問題は、例えば、ピッチ
の小さいラックを使用することにより、最小限に抑えることができる。
【0022】
本考案では、肩部とプラグとの間で前後動可能なスリーブを設け、プランジャ
が一定量後退したときに初めてラチェットが作用するようにしたから、ラチェッ
トとは或る範囲内において独立に(ラチェットがラックの山を飛び越える前後に
関係なく)、プランジャの後退量を一定範囲で自由に設定することができるよう
になった。その結果、エンジン回転数の上昇時に、うなり音の原因となる過大緊
張力を緩和することができるとともに、動力伝達部材の寿命をも向上させること
ができる。
しかも、一定量後退した後は、ラチェットが、スリーブ及びプラグを介してプ
ランジャの後退を阻止するので、エンジン回転数の低いときでもプランジャの過
剰な後退が防止される。
【0023】
請求項2記載のものは、エンジン回転数に対応する油圧がプランジャの後退方
向に作用するので、動力伝達部材の緊張力が増大するときには、ばねによる突出
力を一部において相殺し、うなり音の発生を防止することができる。
【0024】
請求項3記載のものは、プラグがプランジャに螺合しているので微小な調節が
可能である。
【図1】本考案によるテンショナの実施例を示す断面図
である。
である。
【図2】図1の2−2線断面図である。
【図3】図1のテンショナが装着されたエンジンの側面
図である。
図である。
【図4】従来のテンショナの断面図である。
E エンジンブロック
P オイルポンプ
T 動力伝達部材
10 テンショナ
12 ばね
20 ハウジング
21 第1中空部分
22 第2中空部分
30 プランジャ
31 ピストン部分
32 拡径部
33 ロッド部分
34 肩部
35 プラグ
40 油室
41 油供給口
50 スリーブ
51 ラック
52 ラチェット
Claims (3)
- 【請求項1】 ハウジングと、前記ハウジングに対して
摺動可能なプランジャと、前記ハウジングに対して前記
プランジャを突出させるばねと、前記プランジャの先端
に固着されたプラグと、前記プランジャに形成された肩
部と前記プラグとの間で前後動可能なスリーブと、前記
スリーブに形成されたラックと、前記ハウジングに支持
され前記ラックに噛み合うラチェットとを有してなる、
テンショナ。 - 【請求項2】 前記ハウジングと前記プランジャとの間
に油室が形成され、エンジン回転数に対応する油圧が前
記プランジャを後退させる方向に作用する、請求項1記
載のテンショナ。 - 【請求項3】 前記プラグは前記プランジャに螺合して
いる、請求項1又は2記載のテンショナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP065044U JPH0510847U (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | プランジヤが一定範囲で後退可能なテンシヨナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP065044U JPH0510847U (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | プランジヤが一定範囲で後退可能なテンシヨナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0510847U true JPH0510847U (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=13275569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP065044U Pending JPH0510847U (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | プランジヤが一定範囲で後退可能なテンシヨナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0510847U (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS483938U (ja) * | 1971-06-01 | 1973-01-18 | ||
| JPS491380U (ja) * | 1972-04-05 | 1974-01-08 | ||
| JPS5015981U (ja) * | 1973-06-08 | 1975-02-20 | ||
| JPS5364052U (ja) * | 1976-10-28 | 1978-05-30 | ||
| JPWO2013076827A1 (ja) * | 2011-11-22 | 2015-04-27 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用自動変速機 |
-
1991
- 1991-07-24 JP JP065044U patent/JPH0510847U/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS483938U (ja) * | 1971-06-01 | 1973-01-18 | ||
| JPS491380U (ja) * | 1972-04-05 | 1974-01-08 | ||
| JPS5015981U (ja) * | 1973-06-08 | 1975-02-20 | ||
| JPS5364052U (ja) * | 1976-10-28 | 1978-05-30 | ||
| JPWO2013076827A1 (ja) * | 2011-11-22 | 2015-04-27 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用自動変速機 |
| US9599129B2 (en) | 2011-11-22 | 2017-03-21 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Automatic transmission for vehicle |
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