JPH05109753A - バイポーラトランジスタ - Google Patents
バイポーラトランジスタInfo
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- JPH05109753A JPH05109753A JP3291562A JP29156291A JPH05109753A JP H05109753 A JPH05109753 A JP H05109753A JP 3291562 A JP3291562 A JP 3291562A JP 29156291 A JP29156291 A JP 29156291A JP H05109753 A JPH05109753 A JP H05109753A
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- JP
- Japan
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- collector
- type
- collector layer
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- Prior art date
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D62/00—Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers
- H10D62/10—Shapes, relative sizes or dispositions of the regions of the semiconductor bodies; Shapes of the semiconductor bodies
- H10D62/13—Semiconductor regions connected to electrodes carrying current to be rectified, amplified or switched, e.g. source or drain regions
- H10D62/137—Collector regions of BJTs
- H10D62/138—Pedestal collectors
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D10/00—Bipolar junction transistors [BJT]
- H10D10/80—Heterojunction BJTs
- H10D10/821—Vertical heterojunction BJTs
Landscapes
- Bipolar Transistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】カットオフ周波数と最大発振周波数と間の設計
トレードオフを解消し、超高速のバイポーラトランジス
タを提供することを目的とする。 【構成】真性トランジスタ領域にn+ 型GaAsコレク
タ層103とn型GaAsコレクタ層105が積層形成
され、その外側にi型GaAsコレクタ層104が形成
され、n+ 型GaAsコレクタ層103上に一部i型G
aAsコレクタ層104に延在するようにn型GaAs
コレクタ層105が形成され、n型GaAsコレクタ層
105上の外側にはp型GaAs外部ベース層106が
形成され、n型GaAsコレクタ層105上にp+ 型A
lx Ga1-x Asベース層107、さらにこの上のn型
GaAsコレクタ層105の範囲内に局在してベース層
107との間でヘテロ接合を構成するエミッタ層108
〜112が形成される。
トレードオフを解消し、超高速のバイポーラトランジス
タを提供することを目的とする。 【構成】真性トランジスタ領域にn+ 型GaAsコレク
タ層103とn型GaAsコレクタ層105が積層形成
され、その外側にi型GaAsコレクタ層104が形成
され、n+ 型GaAsコレクタ層103上に一部i型G
aAsコレクタ層104に延在するようにn型GaAs
コレクタ層105が形成され、n型GaAsコレクタ層
105上の外側にはp型GaAs外部ベース層106が
形成され、n型GaAsコレクタ層105上にp+ 型A
lx Ga1-x Asベース層107、さらにこの上のn型
GaAsコレクタ層105の範囲内に局在してベース層
107との間でヘテロ接合を構成するエミッタ層108
〜112が形成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超高速動作用のバイポ
ーラトランジスタに関する。
ーラトランジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】バイポーラトランジスタは、微細化して
高電流密度動作をさせると高周波特性やスイッチング特
性に優れているため、マイクロ波用トランジスタや高速
論理用トランジスタとして使用されている。一般に、バ
イポーラトランジスタの高速化のために、その高速性を
示す指標としてのカットオフ周波数fT や最大発信周波
数fMAX を高くするよう各種パラメータを設定する。f
T 、fMAX はそれぞれ、 fT =1/2π(τE +τB +τC ) fMAX =(fT /8πRB CC )1/2 にて与えられる。ただし、τE 、τB 、τC はそれぞれ
エミッタ充電時間、ベース走行時間、コレクタ走行時間
を表し、RB 、CC はそれぞれベース抵抗、コレクタ接
合容量を表す。
高電流密度動作をさせると高周波特性やスイッチング特
性に優れているため、マイクロ波用トランジスタや高速
論理用トランジスタとして使用されている。一般に、バ
イポーラトランジスタの高速化のために、その高速性を
示す指標としてのカットオフ周波数fT や最大発信周波
数fMAX を高くするよう各種パラメータを設定する。f
T 、fMAX はそれぞれ、 fT =1/2π(τE +τB +τC ) fMAX =(fT /8πRB CC )1/2 にて与えられる。ただし、τE 、τB 、τC はそれぞれ
エミッタ充電時間、ベース走行時間、コレクタ走行時間
を表し、RB 、CC はそれぞれベース抵抗、コレクタ接
合容量を表す。
【0003】したがって上式より、fT を高くするに
は、各種時定数を小さくすれば良く、また、fMAX を高
くするには、fT を高くし、かつRB CC を小さくすれ
ば良いことがわかる。しかし、実際にはベース層の厚さ
をWB 、コレクタ空乏層の厚さをWCDEPとすると、それ
ぞれ比例定数をa1 ,a2 ,a3 ,a4 として、 τB =a1 WB 、 RB =a2 /WB τC =a3 ECDEP、 CC =a4 /WCDEP なる関係が存在するので、ベース層を薄くしてベース走
行時間を短縮しようとすると、ベース抵抗が増大してf
MAX が低くなり、コレクタ空乏層を薄くしてコレクタ走
行時間を短縮しようとすると、コレクタ接合容量が増大
してやはりfMAX が低くなる。結局、fT 、fMAX はト
レードオフの関係にあることがわかる。
は、各種時定数を小さくすれば良く、また、fMAX を高
くするには、fT を高くし、かつRB CC を小さくすれ
ば良いことがわかる。しかし、実際にはベース層の厚さ
をWB 、コレクタ空乏層の厚さをWCDEPとすると、それ
ぞれ比例定数をa1 ,a2 ,a3 ,a4 として、 τB =a1 WB 、 RB =a2 /WB τC =a3 ECDEP、 CC =a4 /WCDEP なる関係が存在するので、ベース層を薄くしてベース走
行時間を短縮しようとすると、ベース抵抗が増大してf
MAX が低くなり、コレクタ空乏層を薄くしてコレクタ走
行時間を短縮しようとすると、コレクタ接合容量が増大
してやはりfMAX が低くなる。結局、fT 、fMAX はト
レードオフの関係にあることがわかる。
【0004】これらトレードオフのうち、ベース層に関
するものはヘテロ接合を導入することにより緩和するこ
とができる。エミッタ層にベース層よりも禁制帯幅が大
きい材料を用いることにより、ベース中の多数キャリア
のエミッタ層に対する電位障壁の高さが、エミッタ中の
多数キャリアのベース層に対する電位障壁の高さよりも
高くできるので、エミッタ注入効率を損なうことなくベ
ース層の不純物濃度を上げることができる。
するものはヘテロ接合を導入することにより緩和するこ
とができる。エミッタ層にベース層よりも禁制帯幅が大
きい材料を用いることにより、ベース中の多数キャリア
のエミッタ層に対する電位障壁の高さが、エミッタ中の
多数キャリアのベース層に対する電位障壁の高さよりも
高くできるので、エミッタ注入効率を損なうことなくベ
ース層の不純物濃度を上げることができる。
【0005】これにより、ベース抵抗を増大させること
なくベース層を薄くして、ベース走行時間を短縮するこ
とが可能である。この構造のトランジスタはヘテロ接合
バイポーラトランジスタと呼ばれ、AlGaAs/Ga
As、InP/InGaAs、SiGe/Si等のヘテ
ロ材料によって実際に試作され、高い電流増幅率と高い
fT 、fMAX が得られている。
なくベース層を薄くして、ベース走行時間を短縮するこ
とが可能である。この構造のトランジスタはヘテロ接合
バイポーラトランジスタと呼ばれ、AlGaAs/Ga
As、InP/InGaAs、SiGe/Si等のヘテ
ロ材料によって実際に試作され、高い電流増幅率と高い
fT 、fMAX が得られている。
【0006】一方、コレクタ層に関するトレードオフ
は、ベース層の場合に比べて少々事情が複雑になる。こ
のことを説明するために、図20に従来のエピタキシャ
ル成長法にて作成した典型的なシリコン・ホモ接合バイ
ポーラトランジスタの模式的な断面図を示す(例えば、
J.N.Burghartz et al,International Electro
n Devices Meeting,Technical Digest ,9.
3,1989)。
は、ベース層の場合に比べて少々事情が複雑になる。こ
のことを説明するために、図20に従来のエピタキシャ
ル成長法にて作成した典型的なシリコン・ホモ接合バイ
ポーラトランジスタの模式的な断面図を示す(例えば、
J.N.Burghartz et al,International Electro
n Devices Meeting,Technical Digest ,9.
3,1989)。
【0007】n+ 型シリコン層925がエミッタ層、p
+ 型シリコン層924がベース層、n- 型シリコン層9
23がコレクタ層、n+ 型シリコン層922がサブコレ
クタ層であり、これらがp- 型シリコン基板921上に
エピタキシャル成長法によって積層形成されている。ベ
ース電極927の引き出しのために、ベース層924の
面積はエミッタ層925との接合部分の面積よりも大き
くなり、従ってエミッタ層925直下の真性トランジス
タ領域の外側に比較的大面積の外部ベース領域が形成さ
れる。
+ 型シリコン層924がベース層、n- 型シリコン層9
23がコレクタ層、n+ 型シリコン層922がサブコレ
クタ層であり、これらがp- 型シリコン基板921上に
エピタキシャル成長法によって積層形成されている。ベ
ース電極927の引き出しのために、ベース層924の
面積はエミッタ層925との接合部分の面積よりも大き
くなり、従ってエミッタ層925直下の真性トランジス
タ領域の外側に比較的大面積の外部ベース領域が形成さ
れる。
【0008】この構造では、ベース電極927直下の外
部ベース領域は、ベース層924とコレクタ層923か
らなるpn接合によって構成されており、本来のトラン
ジスタ動作に対しては寄生容量として働く。このため、
τE を増大させてfT の低下を招き、時定数RB CC を
増大させてfMAX の低下を招く等、素子特性を劣化させ
る働きをする。更に、先に述べたように、τC を短縮す
るためにコレクタ層923の不純物濃度を高くしてコレ
クタ空乏層幅を縮めると、CC が増大するためにfMAX
の低下を招く。
部ベース領域は、ベース層924とコレクタ層923か
らなるpn接合によって構成されており、本来のトラン
ジスタ動作に対しては寄生容量として働く。このため、
τE を増大させてfT の低下を招き、時定数RB CC を
増大させてfMAX の低下を招く等、素子特性を劣化させ
る働きをする。更に、先に述べたように、τC を短縮す
るためにコレクタ層923の不純物濃度を高くしてコレ
クタ空乏層幅を縮めると、CC が増大するためにfMAX
の低下を招く。
【0009】また、コレクタ高注入時にはベース押し出
し効果を抑制するために、やはりコレクタ不純物濃度は
高い方が良いが、不純物濃度を高める必要があるのは電
流を担うキャリアが流れる真性トランジスタ領域であ
り、外部ベース領域の不純物濃度はコレクタ接合容量を
下げるためむしろ低い方が良い。したがって、図20の
ような素子構造では真性領域と外部ベース領域のそれぞ
れの独立した最適化が極めて困難である。
し効果を抑制するために、やはりコレクタ不純物濃度は
高い方が良いが、不純物濃度を高める必要があるのは電
流を担うキャリアが流れる真性トランジスタ領域であ
り、外部ベース領域の不純物濃度はコレクタ接合容量を
下げるためむしろ低い方が良い。したがって、図20の
ような素子構造では真性領域と外部ベース領域のそれぞ
れの独立した最適化が極めて困難である。
【0010】一方、上述した困難を解決しようとした例
もある(例えば、加藤 他、特開昭63−147374
号)。これを図21に示す。このトランジスタは、Al
GaAs/GaAs系の化合物半導体で構成されたヘテ
ロ接合バイポーラトランジスタである。このトランジス
タは半絶縁性GaAs基板931上に、エピタキシャル
成長法によって、n+ 型GaAs層932、n型GaA
s層933、p型GaAs層934、p+ 型Alx Ga
1-x As層936、n型Alx Ga1-x As層937、
n型Al0.3 Ga0.7 As層938、n型Alx Ga
1-x As層939、n+ 型GaAs層940を順次積層
形成したウエハにより構成されている。
もある(例えば、加藤 他、特開昭63−147374
号)。これを図21に示す。このトランジスタは、Al
GaAs/GaAs系の化合物半導体で構成されたヘテ
ロ接合バイポーラトランジスタである。このトランジス
タは半絶縁性GaAs基板931上に、エピタキシャル
成長法によって、n+ 型GaAs層932、n型GaA
s層933、p型GaAs層934、p+ 型Alx Ga
1-x As層936、n型Alx Ga1-x As層937、
n型Al0.3 Ga0.7 As層938、n型Alx Ga
1-x As層939、n+ 型GaAs層940を順次積層
形成したウエハにより構成されている。
【0011】ここで、Alx Ga1-x As層936,9
37及び939は、Alの組成比xが空間的に変化して
いる領域で、それぞれ基板側から0≦x≦0.1、0.
1≦x≦0.3、0.3≧x≧0と変化させている。n
型GaAs層933およびp+ 型GaAs層935の真
性トランジスタ領域の外側は、B等のイオン注入によっ
て高抵抗層935とされている。
37及び939は、Alの組成比xが空間的に変化して
いる領域で、それぞれ基板側から0≦x≦0.1、0.
1≦x≦0.3、0.3≧x≧0と変化させている。n
型GaAs層933およびp+ 型GaAs層935の真
性トランジスタ領域の外側は、B等のイオン注入によっ
て高抵抗層935とされている。
【0012】このトランジスタは、n型Alx Ga1-x
As層937からn+ 型GaAs層940までがエミッ
タ、p+ 型Alx Ga1-x As層936がベース、n型
GaAs層933とp型GaAs層934がコレクタ、
n+ 型GaAs層932がサブコレクタとして機能す
る。ここで、p型GaAs層934はp型コレクタと呼
ばれ、GaAs等の化合物半導体で顕著に現れる速度オ
ーバーシュート効果を有効に引き出してコレクタ中に於
ける電子速度を増大させる働きを持つ。
As層937からn+ 型GaAs層940までがエミッ
タ、p+ 型Alx Ga1-x As層936がベース、n型
GaAs層933とp型GaAs層934がコレクタ、
n+ 型GaAs層932がサブコレクタとして機能す
る。ここで、p型GaAs層934はp型コレクタと呼
ばれ、GaAs等の化合物半導体で顕著に現れる速度オ
ーバーシュート効果を有効に引き出してコレクタ中に於
ける電子速度を増大させる働きを持つ。
【0013】p型コレクタ層934の不純物濃度をn型
コレクタ層933よりも低く設定しておけば、真性トラ
ンジスタ領域に於けるコレクタ走行時間とコレクタ接合
容量を同時に小さくすることが可能である。さらに、外
部ベース領域は高抵抗化されているため、外部ベースに
起因するコレクタ接合容量も小さく抑えられ、従って極
めい高いfT 、fMAX を得ることができるはずである。
コレクタ層933よりも低く設定しておけば、真性トラ
ンジスタ領域に於けるコレクタ走行時間とコレクタ接合
容量を同時に小さくすることが可能である。さらに、外
部ベース領域は高抵抗化されているため、外部ベースに
起因するコレクタ接合容量も小さく抑えられ、従って極
めい高いfT 、fMAX を得ることができるはずである。
【0014】しかしながら、現実にはコレクタのp、n
の濃度をある程度高めなければならないが、イオン注入
によって高抵抗化できる不純物濃度と深さには限界があ
るため、この点から高性能化が制限される。
の濃度をある程度高めなければならないが、イオン注入
によって高抵抗化できる不純物濃度と深さには限界があ
るため、この点から高性能化が制限される。
【0015】先に述べた困難を解決しようとしたもう一
つの例がある(例えば、加藤、特開昭59−18413
2号)。その例を図22に示す。このトランジスタは図
20の従来例を発展させたもので、真性トランジスタ部
分のコレクタとしてn+ 型シリコン層951が設けら
れ、その外側にp+ 型外部ベース層952が設けられて
いる。
つの例がある(例えば、加藤、特開昭59−18413
2号)。その例を図22に示す。このトランジスタは図
20の従来例を発展させたもので、真性トランジスタ部
分のコレクタとしてn+ 型シリコン層951が設けら
れ、その外側にp+ 型外部ベース層952が設けられて
いる。
【0016】この構造では、n+ 型コレクタ層951と
p+型外部ベース層952の下側は一面にn- 型コレク
タ層923となっており、外部ベース領域のコレクタ接
合容量が低く抑えられるようになっている。一方、真性
コレクタ領域のn+ 型コレクタ層951は高濃度のた
め、空乏層幅は短く、従ってコレクタ走行時間は短くな
る。高濃度のn+ 型コレクタ層951は、高注入時のベ
ース押し出し効果抑制にも有効である。
p+型外部ベース層952の下側は一面にn- 型コレク
タ層923となっており、外部ベース領域のコレクタ接
合容量が低く抑えられるようになっている。一方、真性
コレクタ領域のn+ 型コレクタ層951は高濃度のた
め、空乏層幅は短く、従ってコレクタ走行時間は短くな
る。高濃度のn+ 型コレクタ層951は、高注入時のベ
ース押し出し効果抑制にも有効である。
【0017】しかし、高濃度n+ 型コレクタ層951を
通過した電子はn+ 型サブコレクタ層922に流れるた
めに、低濃度のn- 型コレクタ層923を通過すること
になり、結局高注入効果は起きてしまうことになる。
通過した電子はn+ 型サブコレクタ層922に流れるた
めに、低濃度のn- 型コレクタ層923を通過すること
になり、結局高注入効果は起きてしまうことになる。
【0018】さらに付け加えれば、SiやInGaAs
のように禁制帯幅が狭い物質では、イオン注入等による
高抵抗化が有効でないために、外部ベースに起因するコ
レクタ接合容量を小さくしようとすると、不純物濃度を
コレクタ全域に渡ってあらかじめ低く設定せざるを得な
いのである。
のように禁制帯幅が狭い物質では、イオン注入等による
高抵抗化が有効でないために、外部ベースに起因するコ
レクタ接合容量を小さくしようとすると、不純物濃度を
コレクタ全域に渡ってあらかじめ低く設定せざるを得な
いのである。
【0019】もう一つ、従来のAlGaAs/GaAs
系のヘテロ接合バイポーラトランジスタの例を図23に
示す(石橋 他、特開昭64−53453号)。このト
ランジスタは、半絶縁性GaAs基板961上に分子線
エピタキシー(MBE)法や有機金属気相成長法(MO
CVD)等のエピタキシャル成長法によって順次半導体
層を結晶成長したウエハを用いて作成される。GaAs
基板961上にサブコレクタとなるn+ 型GaAs層9
62層、コレクタとなるp+ 型GaAs層963および
i型GaAs層964、ベースとなるp+ 型Alx Ga
1-x As層965が順次積層形成されている。
系のヘテロ接合バイポーラトランジスタの例を図23に
示す(石橋 他、特開昭64−53453号)。このト
ランジスタは、半絶縁性GaAs基板961上に分子線
エピタキシー(MBE)法や有機金属気相成長法(MO
CVD)等のエピタキシャル成長法によって順次半導体
層を結晶成長したウエハを用いて作成される。GaAs
基板961上にサブコレクタとなるn+ 型GaAs層9
62層、コレクタとなるp+ 型GaAs層963および
i型GaAs層964、ベースとなるp+ 型Alx Ga
1-x As層965が順次積層形成されている。
【0020】p+ 型Alx Ga1-x As層965は、エ
ミッタからベースに注入された電子が速やかにコレクタ
に流れられる加速電界を設けるために、Alの組成比x
が0.15〜0までエミッタ側から徐々に小さくなるよ
うに設定されている。このベース層の上に、エミッタと
なるn型Alx Ga1-x As層966、n型Al0.3G
a0.7 As層967、n型Alx Ga1-xAs層96
8、エミッタ・キャップとなるInx Ga1-x As層9
69、In0.5 Ga0.5 As層970が順次積層形成さ
れている。ここでn型Alx Ga1-x As層966およ
び968、Inx Ga1-x As層969は伝導帯が滑ら
かに繋がるように設けられた層で、それぞれxの値が、
ベース側から0.15≦x≦0.3、0.3≧x≧0、
0≦x≦0.5と設定されている。また、p+ 型GaA
sコレクタ層963はほぼ空乏化して、ベースから流れ
てきた電子に対する電位障壁を形成しないように、極め
て薄く設定されている。
ミッタからベースに注入された電子が速やかにコレクタ
に流れられる加速電界を設けるために、Alの組成比x
が0.15〜0までエミッタ側から徐々に小さくなるよ
うに設定されている。このベース層の上に、エミッタと
なるn型Alx Ga1-x As層966、n型Al0.3G
a0.7 As層967、n型Alx Ga1-xAs層96
8、エミッタ・キャップとなるInx Ga1-x As層9
69、In0.5 Ga0.5 As層970が順次積層形成さ
れている。ここでn型Alx Ga1-x As層966およ
び968、Inx Ga1-x As層969は伝導帯が滑ら
かに繋がるように設けられた層で、それぞれxの値が、
ベース側から0.15≦x≦0.3、0.3≧x≧0、
0≦x≦0.5と設定されている。また、p+ 型GaA
sコレクタ層963はほぼ空乏化して、ベースから流れ
てきた電子に対する電位障壁を形成しないように、極め
て薄く設定されている。
【0021】このような素子構造にすることにより、コ
レクタ領域の拡散電位はp+ 型GaAsコレクタ層96
3とn+ 型コレクタ層962の間にほぼかかるように設
定できるため、i型コレクタ層964中の電界は通常の
n型コレクタの場合に比べかなり緩和される。したがっ
て、ベース層965からコレクタ層964に注入されて
きた電子はコレクタ領域ほぼ全域でΓ帯に留まるように
できるため、コレクタ中の電子速度を飛躍的に増大させ
ることが可能である。すなわち、電子のコレクタ走行時
間を大幅に短縮できるため、極めて大きいカットオフ周
波数fT を得ることができる。さらに、i型コレクタ層
964は空乏化しているため、ベース電極972直下の
外部ベース領域まで含めてコレクタ接合容量はi型コレ
クタ層964の厚さで決まり、この層の厚さをある程度
大きく設定しておけば、コレクタ接合容量は十分小さく
できるため、最大発振周波数fMAX も大きくできるはず
である。
レクタ領域の拡散電位はp+ 型GaAsコレクタ層96
3とn+ 型コレクタ層962の間にほぼかかるように設
定できるため、i型コレクタ層964中の電界は通常の
n型コレクタの場合に比べかなり緩和される。したがっ
て、ベース層965からコレクタ層964に注入されて
きた電子はコレクタ領域ほぼ全域でΓ帯に留まるように
できるため、コレクタ中の電子速度を飛躍的に増大させ
ることが可能である。すなわち、電子のコレクタ走行時
間を大幅に短縮できるため、極めて大きいカットオフ周
波数fT を得ることができる。さらに、i型コレクタ層
964は空乏化しているため、ベース電極972直下の
外部ベース領域まで含めてコレクタ接合容量はi型コレ
クタ層964の厚さで決まり、この層の厚さをある程度
大きく設定しておけば、コレクタ接合容量は十分小さく
できるため、最大発振周波数fMAX も大きくできるはず
である。
【0022】しかしこの従来例でも、コレクタ走行時間
とコレクタ接合容量はi型コレクタ層964の厚さに関
しトレードオフの関係にあるため、これも高いfT を得
ようとすると、fMAX はさほど大きくすることはできな
かった。
とコレクタ接合容量はi型コレクタ層964の厚さに関
しトレードオフの関係にあるため、これも高いfT を得
ようとすると、fMAX はさほど大きくすることはできな
かった。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
バイポーラトランジスタのコレクタ構造では、コレクタ
走行時間の短縮とコレクタ接合容量の低減はトレードオ
フの関係にある。特に、コレクタ領域に禁制帯幅の狭い
物質を用いる場合、寄生容量となる外部ベース領域のコ
レクタ接合容量を低減するために、例えばイオン注入法
による高抵抗化といった対策が効果的でないため、この
寄生容量を低減するためにはコレクタ層の不純物濃度を
低くしなければならないのに対し、真性コレクタにおい
ては、コレクタ空乏層が伸びてしまうため、コレクタ走
行時間が増大してしまう。さらに、低濃度コレクタで
は、コレクタ高注入時にベース押し出し効果により素子
動作が遅くなってしまうという問題がある。
バイポーラトランジスタのコレクタ構造では、コレクタ
走行時間の短縮とコレクタ接合容量の低減はトレードオ
フの関係にある。特に、コレクタ領域に禁制帯幅の狭い
物質を用いる場合、寄生容量となる外部ベース領域のコ
レクタ接合容量を低減するために、例えばイオン注入法
による高抵抗化といった対策が効果的でないため、この
寄生容量を低減するためにはコレクタ層の不純物濃度を
低くしなければならないのに対し、真性コレクタにおい
ては、コレクタ空乏層が伸びてしまうため、コレクタ走
行時間が増大してしまう。さらに、低濃度コレクタで
は、コレクタ高注入時にベース押し出し効果により素子
動作が遅くなってしまうという問題がある。
【0024】本発明は以上の点に鑑みてなされたもの
で、コレクタ走行時間とコレクタ接合容量の間に存在す
るトレードオフを克服し、両者を同時に極めて小さくで
きる素子構造により、高いカットオフ周波数と高い最大
発振周波数を同時に実現した超高速のバイポーラトラン
ジスタを提供することを目的とする。
で、コレクタ走行時間とコレクタ接合容量の間に存在す
るトレードオフを克服し、両者を同時に極めて小さくで
きる素子構造により、高いカットオフ周波数と高い最大
発振周波数を同時に実現した超高速のバイポーラトラン
ジスタを提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるバイポー
ラトランジスタは、半導体基板上に第1導電型コレクタ
層、第2導電型ベース層および第1導電型エミッタ層が
積層された構造において、コレクタ層が、真性トランジ
スタ領域に積層された高濃度の第1コレクタ層とこれよ
り低濃度の第2コレクタ層、および第2コレクタ層の外
側に形成された高抵抗の第3コレクタ層を有し、ベース
層は、真性トランジスタ領域にある第2コレクタ層上か
ら第3コレクタ層上に延在して形成され、かつエミッタ
層はベース層上の真性トランジスタ領域に局在して形成
されていることを特徴としている。
ラトランジスタは、半導体基板上に第1導電型コレクタ
層、第2導電型ベース層および第1導電型エミッタ層が
積層された構造において、コレクタ層が、真性トランジ
スタ領域に積層された高濃度の第1コレクタ層とこれよ
り低濃度の第2コレクタ層、および第2コレクタ層の外
側に形成された高抵抗の第3コレクタ層を有し、ベース
層は、真性トランジスタ領域にある第2コレクタ層上か
ら第3コレクタ層上に延在して形成され、かつエミッタ
層はベース層上の真性トランジスタ領域に局在して形成
されていることを特徴としている。
【0026】ここで真性トランジスタ領域とは、エミッ
タ領域により規定されて実質的にトランジスタ動作に寄
与する領域をいう。また真性トランジスタ領域外に形成
される高抵抗の第3コレクタ層は、好ましくはノンドー
プの真性半導体層(i層)とするが、p型或いはn型で
あっても極めて低不純物濃度であって、トランジスタ動
作中実質的に完全空乏化する程度の高抵抗層であればよ
い。
タ領域により規定されて実質的にトランジスタ動作に寄
与する領域をいう。また真性トランジスタ領域外に形成
される高抵抗の第3コレクタ層は、好ましくはノンドー
プの真性半導体層(i層)とするが、p型或いはn型で
あっても極めて低不純物濃度であって、トランジスタ動
作中実質的に完全空乏化する程度の高抵抗層であればよ
い。
【0027】本発明のバイポーラトランジスタにおい
て、真性トランジスタ領域の第2コレクタ層のベース側
または第1コレクタ層側に第2導電型の第4コレクタ層
を挿入することは有用である。これにより、キャリアの
速度オーバーシュート効果が得られる。
て、真性トランジスタ領域の第2コレクタ層のベース側
または第1コレクタ層側に第2導電型の第4コレクタ層
を挿入することは有用である。これにより、キャリアの
速度オーバーシュート効果が得られる。
【0028】また本発明のバイポーラトランジスタにお
いて、外部ベース領域に内部ベース領域より低濃度の第
2導電型層を第3コレクタ層に接して、かつ第1コレク
タ層からは離れた状態で形成することが有効である。
いて、外部ベース領域に内部ベース領域より低濃度の第
2導電型層を第3コレクタ層に接して、かつ第1コレク
タ層からは離れた状態で形成することが有効である。
【0029】さらに本発明に係るバイポーラトランジス
タを、エミッタ領域の禁制帯幅がベース領域の禁制帯幅
よりも大きい半導体材料で構成されたヘテロ接合バイポ
ーラトランジスタとすることも有用である。
タを、エミッタ領域の禁制帯幅がベース領域の禁制帯幅
よりも大きい半導体材料で構成されたヘテロ接合バイポ
ーラトランジスタとすることも有用である。
【0030】
【作用】本発明にかかるバイポーラトランジスタは、真
性トランジスタ領域と外部ベース領域下のコレクタ構造
が、それぞれ独立に最適化できるようになっている。す
なわち真性トランジスタ領域では基本的に高濃度の第1
コレクタ層とこれより低濃度の第2コレクタ層の積層構
造であって、コレクタ走行時間が小さくかつコレクタ高
注入効果が起こりにくい。外部ベース領域下は、i層か
または第2コレクタ層より十分低濃度で動作中は完全に
空乏化するような第3コレクタ層となっており、外部ベ
ースに起因するコレクタ接合容量を十分小さくすること
ができる。
性トランジスタ領域と外部ベース領域下のコレクタ構造
が、それぞれ独立に最適化できるようになっている。す
なわち真性トランジスタ領域では基本的に高濃度の第1
コレクタ層とこれより低濃度の第2コレクタ層の積層構
造であって、コレクタ走行時間が小さくかつコレクタ高
注入効果が起こりにくい。外部ベース領域下は、i層か
または第2コレクタ層より十分低濃度で動作中は完全に
空乏化するような第3コレクタ層となっており、外部ベ
ースに起因するコレクタ接合容量を十分小さくすること
ができる。
【0031】特に外部ベース領域に内部ベース領域より
低濃度の第2導電型層を第3コレクタ層に接して、かつ
第1コレクタ層とは離れた状態で形成することにより、
一層コレクタ接合容量を小さいものとすることができ
る。
低濃度の第2導電型層を第3コレクタ層に接して、かつ
第1コレクタ層とは離れた状態で形成することにより、
一層コレクタ接合容量を小さいものとすることができ
る。
【0032】以上により、本発明のバイポーラトランジ
スタでは非常に大きなfT 、fMAX を同時に実現でき
る。
スタでは非常に大きなfT 、fMAX を同時に実現でき
る。
【0033】さらに例えばnpnトランジスタであっ
て、真性トランジスタ領域の第2コレクタ層をi型でな
くn- 型にしてこの層が完全空乏化するようにしておけ
ば、正の空間電荷が形成されるために、i型層に比べて
高注入効果が抑えられる。また、外部ベース領域の第3
コレクタ層をi型ではなくp- 型としてこの層が空乏化
するようにしておけば、i型層に比べ伝導帯の位置が電
子に対して持ち上がるため、ベースから注入されてコレ
クタに注入された電子がもし外部ベース領域に入ったと
しても、速やかに真性コレクタ領域に集められる作用が
得られる。
て、真性トランジスタ領域の第2コレクタ層をi型でな
くn- 型にしてこの層が完全空乏化するようにしておけ
ば、正の空間電荷が形成されるために、i型層に比べて
高注入効果が抑えられる。また、外部ベース領域の第3
コレクタ層をi型ではなくp- 型としてこの層が空乏化
するようにしておけば、i型層に比べ伝導帯の位置が電
子に対して持ち上がるため、ベースから注入されてコレ
クタに注入された電子がもし外部ベース領域に入ったと
しても、速やかに真性コレクタ領域に集められる作用が
得られる。
【0034】同様にnpnトランジスタの場合につい
て、真性トランジスタ領域にp型の第4コレクタ層を挿
入すると、その不純物濃度と厚さを適当な値に設定する
ことにより、第2コレクタ層中で電子がΓ帯からL帯に
ほとんど遷移しないようなバンドの傾きを実現できる。
これにより第2コレクタ層のほぼ全域でキャリア速度が
オーバーシュートし、したがって、コレクタ走行時間を
大幅に短縮できる。
て、真性トランジスタ領域にp型の第4コレクタ層を挿
入すると、その不純物濃度と厚さを適当な値に設定する
ことにより、第2コレクタ層中で電子がΓ帯からL帯に
ほとんど遷移しないようなバンドの傾きを実現できる。
これにより第2コレクタ層のほぼ全域でキャリア速度が
オーバーシュートし、したがって、コレクタ走行時間を
大幅に短縮できる。
【0035】本発明に係るバイポーラトランジスタにお
いてはまた、npnを例にとって説明すれば、p+ 型ベ
ース層とコレクタ層の間に完全空乏化する程度の薄いn
+ 型層を設け、外部ベース領域にはp+型ベース層の下
にp型層を設ける構造としても良い。真性ベース領域の
p+ 型ベース層下のn+ 型層も電子の発射台の働きを
し、外部ベース領域のコレクタ接合容量は残りのi型層
の厚みで決まるため、真性ベース領域と外部ベース領域
がそれぞれ最適化できる。
いてはまた、npnを例にとって説明すれば、p+ 型ベ
ース層とコレクタ層の間に完全空乏化する程度の薄いn
+ 型層を設け、外部ベース領域にはp+型ベース層の下
にp型層を設ける構造としても良い。真性ベース領域の
p+ 型ベース層下のn+ 型層も電子の発射台の働きを
し、外部ベース領域のコレクタ接合容量は残りのi型層
の厚みで決まるため、真性ベース領域と外部ベース領域
がそれぞれ最適化できる。
【0036】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0037】図1は、本発明の第1の実施例のAlGa
As/GaAs系材料を用いたヘテロ接合バイポーラト
ランジスタを示す断面図である。半絶縁性GaAs基板
101上にn+ 型GaAsサブコレクタ層102を介し
て、n型コレクタ層、p型ベース層およびn型エミッタ
層が順次形成されている。コレクタ層は、真性トランジ
スタ領域に形成された高濃度のn+ 型GaAsコレクタ
層(第1コレクタ層)103、この上に積層形成された
これより低濃度のn型GaAsコレクタ層(第2コレク
タ層)105、これらの外側に形成されたi型GaAs
コレクタ層(第3コレクタ層)104により構成されて
いる。
As/GaAs系材料を用いたヘテロ接合バイポーラト
ランジスタを示す断面図である。半絶縁性GaAs基板
101上にn+ 型GaAsサブコレクタ層102を介し
て、n型コレクタ層、p型ベース層およびn型エミッタ
層が順次形成されている。コレクタ層は、真性トランジ
スタ領域に形成された高濃度のn+ 型GaAsコレクタ
層(第1コレクタ層)103、この上に積層形成された
これより低濃度のn型GaAsコレクタ層(第2コレク
タ層)105、これらの外側に形成されたi型GaAs
コレクタ層(第3コレクタ層)104により構成されて
いる。
【0038】コレクタ層上にはp+ 型AlGaAsベー
ス層107が形成されている。AlGaAsベース層1
07は内部ベース領域から外部ベース領域まで延在して
形成され、外部ベース領域にはこれより低濃度のp型G
aAs層106が形成されている。p型GaAs層10
6は、側面がn型GaAsコレクタ層105に接し、底
面がi型GaAsコレクタ層104に接し、高濃度n+
型GaAsコレクタ層103からは離れて形成されてい
る。
ス層107が形成されている。AlGaAsベース層1
07は内部ベース領域から外部ベース領域まで延在して
形成され、外部ベース領域にはこれより低濃度のp型G
aAs層106が形成されている。p型GaAs層10
6は、側面がn型GaAsコレクタ層105に接し、底
面がi型GaAsコレクタ層104に接し、高濃度n+
型GaAsコレクタ層103からは離れて形成されてい
る。
【0039】このベース層上の真性トランジスタ領域に
凸型をなして局在するn型エミッタ層が形成されてい
る。エミッタ層は、バンドギャップ遷移層であるn型A
lx Ga1-x As層(0.1≦x≦0.3)108、n
型Al0.3 Ga0.7 As層109、バンドギャップ遷移
層であるn型Alx Ga1-x As層(0.3≧x≧0)
110、およびエミッタ・キャップ層であるn+ 型In
x Ga1-x As層(0≦x≦0.5)111とn+ 型I
n0.5 Ga0.5 As層112により構成されている。
凸型をなして局在するn型エミッタ層が形成されてい
る。エミッタ層は、バンドギャップ遷移層であるn型A
lx Ga1-x As層(0.1≦x≦0.3)108、n
型Al0.3 Ga0.7 As層109、バンドギャップ遷移
層であるn型Alx Ga1-x As層(0.3≧x≧0)
110、およびエミッタ・キャップ層であるn+ 型In
x Ga1-x As層(0≦x≦0.5)111とn+ 型I
n0.5 Ga0.5 As層112により構成されている。
【0040】このヘテロ接合バイポーラトランジスタを
製作するには、選択エピタキシャル成長をする必要があ
る。成長方法としては選択成長が比較的容易な有機金属
気相成長法(MOCVD法)やガスソース分子線結晶成
長法(GSMBE/CBE)などが好ましい。本実施例
ではMOCVD法を用いた。
製作するには、選択エピタキシャル成長をする必要があ
る。成長方法としては選択成長が比較的容易な有機金属
気相成長法(MOCVD法)やガスソース分子線結晶成
長法(GSMBE/CBE)などが好ましい。本実施例
ではMOCVD法を用いた。
【0041】このヘテロ接合バイポーラトランジスタ製
造工程を、図2および図3に従って以下に説明する。ま
ず、半絶縁性GaAs基板101上に、不純物濃度5×
1018cm-3,厚さ500nmのn+ 型GaAsサブコレク
タ層102、及び1000nmのn+ 型GaAsコレクタ
層103を成長させる(図2(a) )。その上にCVD法
によってSiO2 膜21を堆積させ、フォトレジストを
マスクにn+ 型コレクタ103の領域を残してSiO2
膜21を除去する。このSiO2 パターンをマスクに、
RIEを用いた異方性エッチングによって、n+ 型Ga
Asサブコレクタ層102に達するまで、余分なn+ 型
GaAsコレクタ層103を除去する(図2(b) )。こ
うして真性トランジスタ領域にパターニングされたn+
型GaAsコレクタ層103が第1コレクタ層である。
造工程を、図2および図3に従って以下に説明する。ま
ず、半絶縁性GaAs基板101上に、不純物濃度5×
1018cm-3,厚さ500nmのn+ 型GaAsサブコレク
タ層102、及び1000nmのn+ 型GaAsコレクタ
層103を成長させる(図2(a) )。その上にCVD法
によってSiO2 膜21を堆積させ、フォトレジストを
マスクにn+ 型コレクタ103の領域を残してSiO2
膜21を除去する。このSiO2 パターンをマスクに、
RIEを用いた異方性エッチングによって、n+ 型Ga
Asサブコレクタ層102に達するまで、余分なn+ 型
GaAsコレクタ層103を除去する(図2(b) )。こ
うして真性トランジスタ領域にパターニングされたn+
型GaAsコレクタ層103が第1コレクタ層である。
【0042】その後、SiO2 膜21をマスクとして、
外部ベース領域下の第3コレクタ層となる不純物を添加
しないi型GaAsコレクタ層104を1000nm選択
成長させる。次いでSiO2 膜21を除去した後、全面
に第2コレクタ層となる不純物濃度1×1017cm-3、厚
さ200nmのn型GaAsコレクタ層105を形成し、
さらに不純物濃度1×1020cm-3、厚さ50nmのP+ 型
Alx Ga1-x Asベース層107を成長する。ここ
で、Alの組成比xはコレクタ層105側から0から
0.1まで徐々に変化させる。こうすることによって、
ベース中を流れる電子に対する加速電界を作りつけるこ
とができる。もちろん、xを変化させないユニフォーム
・ベース構造とすることも可能である。
外部ベース領域下の第3コレクタ層となる不純物を添加
しないi型GaAsコレクタ層104を1000nm選択
成長させる。次いでSiO2 膜21を除去した後、全面
に第2コレクタ層となる不純物濃度1×1017cm-3、厚
さ200nmのn型GaAsコレクタ層105を形成し、
さらに不純物濃度1×1020cm-3、厚さ50nmのP+ 型
Alx Ga1-x Asベース層107を成長する。ここ
で、Alの組成比xはコレクタ層105側から0から
0.1まで徐々に変化させる。こうすることによって、
ベース中を流れる電子に対する加速電界を作りつけるこ
とができる。もちろん、xを変化させないユニフォーム
・ベース構造とすることも可能である。
【0043】引き続きエミッタ層となるn型Alx Ga
1-x As層108、n型Al0.3 Ga0.7 As層10
9、n型Alx Ga1-x As層110を順次成長する。
ここで、伝導帯の形状が滑らかに変化して電子の流れを
妨げないようにするために、n型層108ではベース層
107側からxを0.1から0.3まで、n型層109
ではxを0.3から0までそれぞれ徐々に変化させてい
る。次に、キャップ層となるn+ Inx Ga1-x As層
111、n+ In0.5 Ga0.5 As層112を順次成長
する(図2(c) )。ここでもまた、伝導帯の形状を滑ら
かに変化させるために、Inの組成比を、n+ 型層11
1においてエミッタ側から0から0.5まで徐々に変化
させている。
1-x As層108、n型Al0.3 Ga0.7 As層10
9、n型Alx Ga1-x As層110を順次成長する。
ここで、伝導帯の形状が滑らかに変化して電子の流れを
妨げないようにするために、n型層108ではベース層
107側からxを0.1から0.3まで、n型層109
ではxを0.3から0までそれぞれ徐々に変化させてい
る。次に、キャップ層となるn+ Inx Ga1-x As層
111、n+ In0.5 Ga0.5 As層112を順次成長
する(図2(c) )。ここでもまた、伝導帯の形状を滑ら
かに変化させるために、Inの組成比を、n+ 型層11
1においてエミッタ側から0から0.5まで徐々に変化
させている。
【0044】その後、CVD法によりWSix膜を20
0nm堆積し、フォトレジストをマスクとしてRIEによ
りこれを選択エッチングしてエミッタ電極113を形成
する。さらにP+ 型AlGaAsベース層107に達す
るまで、半導体層を異方性エッチングし、エミッタ領域
(真性トランジスタ領域)として必要な部分のみ残して
余分な半導体層を除去する。その後、プラズマCVDを
用いて厚さ300nmのSiO2 膜118を堆積し、RI
Eを用いてこれを異方性エッチングする(図3(a) )。
0nm堆積し、フォトレジストをマスクとしてRIEによ
りこれを選択エッチングしてエミッタ電極113を形成
する。さらにP+ 型AlGaAsベース層107に達す
るまで、半導体層を異方性エッチングし、エミッタ領域
(真性トランジスタ領域)として必要な部分のみ残して
余分な半導体層を除去する。その後、プラズマCVDを
用いて厚さ300nmのSiO2 膜118を堆積し、RI
Eを用いてこれを異方性エッチングする(図3(a) )。
【0045】次に、ZnAs2 を用いて開管法によって
Zn拡散を行い、外部ベース領域にp型GaAs層10
6を形成する(図3(b) )。その後フォトレジストをマ
スクにベース・コレクタ接合領域を開口した後、Cr/
Auを蒸着し、リフトオフによってベース電極114を
形成する。このとき同時にエミッタ電極113上にもC
r/Au電極114′が形成される。さらにフォトレジ
スト及びSiO2 をマスクとしてH+ イオン注入によっ
て、分離領域116,117を形成し、AuGe/Ni
/Ti/Auを用いてコレクタ電極115を形成して完
成する。
Zn拡散を行い、外部ベース領域にp型GaAs層10
6を形成する(図3(b) )。その後フォトレジストをマ
スクにベース・コレクタ接合領域を開口した後、Cr/
Auを蒸着し、リフトオフによってベース電極114を
形成する。このとき同時にエミッタ電極113上にもC
r/Au電極114′が形成される。さらにフォトレジ
スト及びSiO2 をマスクとしてH+ イオン注入によっ
て、分離領域116,117を形成し、AuGe/Ni
/Ti/Auを用いてコレクタ電極115を形成して完
成する。
【0046】本実施例ではエミッタ電極113とベース
電極114は、エミッタ領域側壁に形成されたSiO2
膜118によりセルファライン的に形成されて、微細な
エミッタが実現されている。またn型コレクタ層105
の面積は、SiO2 膜118の厚さ分だけエミッタ面積
より広く、セルファライン的に形成されている。n+ 型
コレクタ層103の面積は、n型コレクタ層105の面
積より狭く設定されている。従って外部ベースのp型G
aAs層106は、n+ 型コレクタ層103とは離れて
いる。
電極114は、エミッタ領域側壁に形成されたSiO2
膜118によりセルファライン的に形成されて、微細な
エミッタが実現されている。またn型コレクタ層105
の面積は、SiO2 膜118の厚さ分だけエミッタ面積
より広く、セルファライン的に形成されている。n+ 型
コレクタ層103の面積は、n型コレクタ層105の面
積より狭く設定されている。従って外部ベースのp型G
aAs層106は、n+ 型コレクタ層103とは離れて
いる。
【0047】この実施例に係るバイポーラトランジスタ
においては、真性トランジスタ領域の第1コレクタ層で
あるn+ 型GaAsコレクタ層103と外部ベース領域
のp型GaAs層106が互いに隔たって形成され、第
2コレクタ層であるn型GaAsコレクタ層105およ
び第3コレクタ層であるi型GaAsコレクタ層104
と真性ベースとなるp+ 型AlGaAsベース層107
の境界は基板と平行な同一平面上に形成される。そし
て、n+ 型GaAsコレクタ層103、n型GaAsコ
レクタ層105、及びエミッタ層の基板と平行な面の面
積をそれぞれSC1、SC2、SE としたとき、 SC1<SC2かつSC2>SE なる関係を満足して、エミッタ層はn型GaAsコレク
タ層105の内側に位置している。n+ 型GaAsコレ
クタ層103およびn型GaAsコレクタ層105の不
純物濃度をそれぞれNC1、NC2としたとき、 NC1≧NC2 なる関係を満足する。さらに第2コレクタであるn型G
aAsコレクタ層105層及びAlGaAsベース層1
07の厚さをそれぞれdC2、dB1としたとき、 dC2≦dB1 なる関係を満足する。
においては、真性トランジスタ領域の第1コレクタ層で
あるn+ 型GaAsコレクタ層103と外部ベース領域
のp型GaAs層106が互いに隔たって形成され、第
2コレクタ層であるn型GaAsコレクタ層105およ
び第3コレクタ層であるi型GaAsコレクタ層104
と真性ベースとなるp+ 型AlGaAsベース層107
の境界は基板と平行な同一平面上に形成される。そし
て、n+ 型GaAsコレクタ層103、n型GaAsコ
レクタ層105、及びエミッタ層の基板と平行な面の面
積をそれぞれSC1、SC2、SE としたとき、 SC1<SC2かつSC2>SE なる関係を満足して、エミッタ層はn型GaAsコレク
タ層105の内側に位置している。n+ 型GaAsコレ
クタ層103およびn型GaAsコレクタ層105の不
純物濃度をそれぞれNC1、NC2としたとき、 NC1≧NC2 なる関係を満足する。さらに第2コレクタであるn型G
aAsコレクタ層105層及びAlGaAsベース層1
07の厚さをそれぞれdC2、dB1としたとき、 dC2≦dB1 なる関係を満足する。
【0048】本実施例によるヘテロ接合バイポーラトラ
ンジスタは、n型コレクタ層105を動作時に完全空乏
化せず、尚かつ所望の電流密度が得られるように最適設
計可能である。すなわち、このn型コレクタ層105を
必要なコレクタ耐圧を満たす範囲でできるだけ薄く、高
濃度に設定することにより、コレクタ走行時間を短縮で
き、ベース押し出し効果も抑制できる。n型コレクタ層
105を通過した電子は、n+ 型コレクタ層103から
n+ 型サブコレクタ層102に流れるので、高注入効果
は回避できる。
ンジスタは、n型コレクタ層105を動作時に完全空乏
化せず、尚かつ所望の電流密度が得られるように最適設
計可能である。すなわち、このn型コレクタ層105を
必要なコレクタ耐圧を満たす範囲でできるだけ薄く、高
濃度に設定することにより、コレクタ走行時間を短縮で
き、ベース押し出し効果も抑制できる。n型コレクタ層
105を通過した電子は、n+ 型コレクタ層103から
n+ 型サブコレクタ層102に流れるので、高注入効果
は回避できる。
【0049】一方、本実施例の構造ではn型コレクタ層
105の厚さとi型コレクタ層104の厚さは独立に設
定できるので、コレクタ接合容量の大半を占める外部ベ
ース領域の容量は、i型GaAs層4の厚さを充分厚く
とることによって大幅に低減することができる。従って
本発明の構造では、コレクタ走行時間を極めて小さくな
ると同時にコレクタ接合容量も極めて小さくなるため、
非常に大きなfT 、fMAX が得られる。
105の厚さとi型コレクタ層104の厚さは独立に設
定できるので、コレクタ接合容量の大半を占める外部ベ
ース領域の容量は、i型GaAs層4の厚さを充分厚く
とることによって大幅に低減することができる。従って
本発明の構造では、コレクタ走行時間を極めて小さくな
ると同時にコレクタ接合容量も極めて小さくなるため、
非常に大きなfT 、fMAX が得られる。
【0050】本実施例の構造は種々変形した工程によっ
ても実現可能である。例えばn+ 型GaAsコレクタ層
103は、先にi型GaAsコレクタ層104を成長し
た後に選択成長しても良い。また、外部ベース層106
はZn拡散の他、選択成長やイオン注入によっても形成
可能である。エミッタ・ベース回りの形成法も本実施例
に限定されることなく種々の方法が可能である。また、
不純物濃度や各半導体層の厚さも、本実施例に上げた値
以外でも構わない。特に外部ベース領域のi型コレクタ
層104は、低濃度のn- 型層でも構わないし、また、
広禁制帯幅材料のAlGaAs層で形成しても構わな
い。また、この外部ベース領域はi型層で形成した後、
イオン注入等によって高抵抗化しても差支えない。
ても実現可能である。例えばn+ 型GaAsコレクタ層
103は、先にi型GaAsコレクタ層104を成長し
た後に選択成長しても良い。また、外部ベース層106
はZn拡散の他、選択成長やイオン注入によっても形成
可能である。エミッタ・ベース回りの形成法も本実施例
に限定されることなく種々の方法が可能である。また、
不純物濃度や各半導体層の厚さも、本実施例に上げた値
以外でも構わない。特に外部ベース領域のi型コレクタ
層104は、低濃度のn- 型層でも構わないし、また、
広禁制帯幅材料のAlGaAs層で形成しても構わな
い。また、この外部ベース領域はi型層で形成した後、
イオン注入等によって高抵抗化しても差支えない。
【0051】さらに、本実施例はAlGaAs/GaA
s系ヘテロ接合バイポーラトランジスタについて述べた
が、他のヘテロ接合を形成する材料系、例えばInP/
InGaAs,AlInAs/InGsAs,Si/S
iGeなどにも適用可能であるし、当然、Siなどのホ
モ接合バイポーラトランジスタにも適用可能であること
はいうまでもない。
s系ヘテロ接合バイポーラトランジスタについて述べた
が、他のヘテロ接合を形成する材料系、例えばInP/
InGaAs,AlInAs/InGsAs,Si/S
iGeなどにも適用可能であるし、当然、Siなどのホ
モ接合バイポーラトランジスタにも適用可能であること
はいうまでもない。
【0052】図4は、本発明の第2の実施例のAlGa
As/GaAs系ヘテロ接合バイポーラトランジスタを
示す。このトランジスタは、第1の実施例と同様の製作
工程によって作ることができる。
As/GaAs系ヘテロ接合バイポーラトランジスタを
示す。このトランジスタは、第1の実施例と同様の製作
工程によって作ることができる。
【0053】半絶縁性GaAs基板201上に、n+ 型
GaAsサブコレクタ層202が形成され、この上の真
性トランジスタ領域にn+ 型GaAsコレクタ層20
3、その外側にi型GaAsコレクタ層204が形成さ
れている。n+ 型GaAsコレクタ層203上に形成さ
れる第2コレクタ層はこの実施例では、n+ 型GaAs
層205とこれより低濃度のn型GaAs層206の二
層構造となっている。この第2コレクタ層の外側にp型
GaAs外部ベース層207が形成され、第2コレクタ
層の上にはp+ 型GaAsベース層208が形成されて
いる。
GaAsサブコレクタ層202が形成され、この上の真
性トランジスタ領域にn+ 型GaAsコレクタ層20
3、その外側にi型GaAsコレクタ層204が形成さ
れている。n+ 型GaAsコレクタ層203上に形成さ
れる第2コレクタ層はこの実施例では、n+ 型GaAs
層205とこれより低濃度のn型GaAs層206の二
層構造となっている。この第2コレクタ層の外側にp型
GaAs外部ベース層207が形成され、第2コレクタ
層の上にはp+ 型GaAsベース層208が形成されて
いる。
【0054】エミッタ層は、n型Alx Ga1-x As層
209、n型Al0.25Ga0.75As層210、n型Al
x Ga1-x As層211、エミッタ・キャップ層として
のn+ 型GaAs層212により、第2コレクタ層の範
囲内に凸型をなして構成されている。n型Alx Ga
1-x As層209およびn型Alx Ga1-x As層21
1は組成が徐々に変化するバンドギャップ遷移層であ
る。
209、n型Al0.25Ga0.75As層210、n型Al
x Ga1-x As層211、エミッタ・キャップ層として
のn+ 型GaAs層212により、第2コレクタ層の範
囲内に凸型をなして構成されている。n型Alx Ga
1-x As層209およびn型Alx Ga1-x As層21
1は組成が徐々に変化するバンドギャップ遷移層であ
る。
【0055】各素子領域にエミッタ電極213、ベース
電極214、コレクタ電極215が形成されている。エ
ミッタ電極213上にはベース電極214と同時にCr
/Au電極214′が形成されている。素子間分離層2
16、電極間分離層217はそれぞれ、H+ とB+ のイ
オン注入法によって形成された絶縁層であり、ウエハ表
面保護層218はCVD−SiO2膜である。
電極214、コレクタ電極215が形成されている。エ
ミッタ電極213上にはベース電極214と同時にCr
/Au電極214′が形成されている。素子間分離層2
16、電極間分離層217はそれぞれ、H+ とB+ のイ
オン注入法によって形成された絶縁層であり、ウエハ表
面保護層218はCVD−SiO2膜である。
【0056】この実施例によっても、先の実施例と同様
の高速性能が得られる。またこの実施例の素子構造とす
れば、真性コレクタ領域のn- 型層206が万が一高注
入状態でリーチスルーしたとしても、コレクタ走行時間
はn- 型層206の厚みで決まっているので、この値は
あらかじめ任意に決められる。さらに、もしn- 型層2
06内でベース押し出し効果が現れても、正孔の注入は
n+ 型層205のところでブロックされるので、それ以
上トランジスタ特性を劣化させる心配はない。
の高速性能が得られる。またこの実施例の素子構造とす
れば、真性コレクタ領域のn- 型層206が万が一高注
入状態でリーチスルーしたとしても、コレクタ走行時間
はn- 型層206の厚みで決まっているので、この値は
あらかじめ任意に決められる。さらに、もしn- 型層2
06内でベース押し出し効果が現れても、正孔の注入は
n+ 型層205のところでブロックされるので、それ以
上トランジスタ特性を劣化させる心配はない。
【0057】図5は、本発明の第3の実施例のAlGa
As/GaAsヘテロ接合バイポーラトランジスタを示
す。このトランジスタも第1の実施例と同様な製作工程
によって作ることができる。この実施例では、第2コレ
クタ層であるn型GaAs層302の上に第4コレクタ
層としてp型GaAsコレクタ層307が形成されてい
る。
As/GaAsヘテロ接合バイポーラトランジスタを示
す。このトランジスタも第1の実施例と同様な製作工程
によって作ることができる。この実施例では、第2コレ
クタ層であるn型GaAs層302の上に第4コレクタ
層としてp型GaAsコレクタ層307が形成されてい
る。
【0058】半絶縁性GaAs基板301上に、n+ 型
GaAsサブコレクタ層302が形成され、この上の真
性トランジスタ領域に、n+型GaAsコレクタ層30
3が形成され、その外側外部コレクタ層としてにi型G
aAsコレクタ層304,305が形成されている。i
型GaAs層304はエピタキシャル成長したままのi
型層であり、i型GaAs層304は酸素のイオン注入
によって高抵抗化されたi型層である。
GaAsサブコレクタ層302が形成され、この上の真
性トランジスタ領域に、n+型GaAsコレクタ層30
3が形成され、その外側外部コレクタ層としてにi型G
aAsコレクタ層304,305が形成されている。i
型GaAs層304はエピタキシャル成長したままのi
型層であり、i型GaAs層304は酸素のイオン注入
によって高抵抗化されたi型層である。
【0059】n+ 型GaAsコレクタ層303上に、一
部外部コレクタ領域に延在するように、n型GaAs層
306とp型GaAs層307の二層積層構造が形成さ
れている。このコレクタ層の外側にp型GaAs外部ベ
ース層308が形成されている。真性ベース領域には、
p+ 型Alx Ga1-x Asベース層309が形成されて
いる。真性ベース領域上には、エミッタ層としてn型A
lx Ga1-x As層310、n型Al0.25Ga0.75As
層311、n型Alx Ga1-x As層312、およびエ
ミッタ・キャップ層としてのn+ 型GaAs層313が
凸型をなして形成されている。
部外部コレクタ領域に延在するように、n型GaAs層
306とp型GaAs層307の二層積層構造が形成さ
れている。このコレクタ層の外側にp型GaAs外部ベ
ース層308が形成されている。真性ベース領域には、
p+ 型Alx Ga1-x Asベース層309が形成されて
いる。真性ベース領域上には、エミッタ層としてn型A
lx Ga1-x As層310、n型Al0.25Ga0.75As
層311、n型Alx Ga1-x As層312、およびエ
ミッタ・キャップ層としてのn+ 型GaAs層313が
凸型をなして形成されている。
【0060】そしてエミッタ電極314、ベース電極3
15、コレクタ電極316が形成されている。エミッタ
電極314上にはベース電極315と同時にCr/Au
電極315′か形成されている。素子間分離層317、
電極間分離層318はそれぞれH+ とB+ のイオン注入
法によって形成された絶縁層であり、ウエハ表面保護層
319はCVD−SiO2 膜である。
15、コレクタ電極316が形成されている。エミッタ
電極314上にはベース電極315と同時にCr/Au
電極315′か形成されている。素子間分離層317、
電極間分離層318はそれぞれH+ とB+ のイオン注入
法によって形成された絶縁層であり、ウエハ表面保護層
319はCVD−SiO2 膜である。
【0061】このような素子構造にすれば、真性トラン
ジスタ部分においては、p型コレクタ構造により電子の
速度オーバーシュート効果を有効に利用して電子速度を
高めてコレクタ走行時間を大幅に短縮することができ
る。さらに、外部ベース領域においては、i型GaAs
層305の厚さを十分厚くしておけば、コレクタ接合容
量を極めて小さくできる。そして先の実施例と同様、真
性領域、外部ベース領域の構造が独立に設定できるた
め、非常に大きなfT ,fMAX を実現できる。
ジスタ部分においては、p型コレクタ構造により電子の
速度オーバーシュート効果を有効に利用して電子速度を
高めてコレクタ走行時間を大幅に短縮することができ
る。さらに、外部ベース領域においては、i型GaAs
層305の厚さを十分厚くしておけば、コレクタ接合容
量を極めて小さくできる。そして先の実施例と同様、真
性領域、外部ベース領域の構造が独立に設定できるた
め、非常に大きなfT ,fMAX を実現できる。
【0062】図6は、本発明の第4の実施例のSi1-x
Gex/Si系ヘテロ接合バイポーラトランジスタを示
す。p- 型Si基板401上に、n+ 型Siサブコレク
タ層層402が形成され、この上の真性トランジスタ領
域にn+ 型Siコレクタ層403、その外側にi型Si
コレクタ層404が形成され、n+ 型Siコレクタ層3
04上には一部i型Siコレクタ層404上に延在する
n型Siコレクタ層405が形成されている。n型Si
コレクタ層405の外側にp型Si外部ベース層406
が形成され、n型Siコレクタ層405の上に外部ベー
ス領域に延在するようにp+ 型Si1-x Gex ベース層
(0.2≦x≦0.05)407が形成されている。
Gex/Si系ヘテロ接合バイポーラトランジスタを示
す。p- 型Si基板401上に、n+ 型Siサブコレク
タ層層402が形成され、この上の真性トランジスタ領
域にn+ 型Siコレクタ層403、その外側にi型Si
コレクタ層404が形成され、n+ 型Siコレクタ層3
04上には一部i型Siコレクタ層404上に延在する
n型Siコレクタ層405が形成されている。n型Si
コレクタ層405の外側にp型Si外部ベース層406
が形成され、n型Siコレクタ層405の上に外部ベー
ス領域に延在するようにp+ 型Si1-x Gex ベース層
(0.2≦x≦0.05)407が形成されている。
【0063】p+ 型Si1-x Gex ベース層407上に
は、エミッタ層としてn型Si層408、エミッタ・キ
ャップ層としてn+ 型Si層409が形成され、各端子
電極としてエミッタ電極410、ベース電極411、コ
レクタ電極412が形成されている。表面保護層413
はSiO2 膜である。
は、エミッタ層としてn型Si層408、エミッタ・キ
ャップ層としてn+ 型Si層409が形成され、各端子
電極としてエミッタ電極410、ベース電極411、コ
レクタ電極412が形成されている。表面保護層413
はSiO2 膜である。
【0064】この素子構造は基本的に第1の実施例のA
lGaAs/GaAs系ヘテロ接合バイポーラトランジ
スタと同じであり、その効果も同じである。ただし、こ
の場合コレクタが比較的禁制帯幅の狭いSiで構成され
ていることから、例えばコレクタ全域をn層で形成した
後、外部ベース領域のみをイオン注入等によって高抵抗
化するといったプロセスは適用できない。したがって、
外部ベース領域は、完全空乏化させてコレクタ接合容量
を極力小さくするために、あらかじめ不純物を添加しな
いかあるいは低不純物濃度の層を適用しなければならな
い。したがって、Siのように禁制帯幅の狭い半導体材
料をコレクタに用いる場合、本実施例の素子構造は必須
である。そしてこの実施例によって、真性コレクタ領域
と外部ベース領域を独立に設計できるため、非常に大き
なfT 、fMAX を実現できる。
lGaAs/GaAs系ヘテロ接合バイポーラトランジ
スタと同じであり、その効果も同じである。ただし、こ
の場合コレクタが比較的禁制帯幅の狭いSiで構成され
ていることから、例えばコレクタ全域をn層で形成した
後、外部ベース領域のみをイオン注入等によって高抵抗
化するといったプロセスは適用できない。したがって、
外部ベース領域は、完全空乏化させてコレクタ接合容量
を極力小さくするために、あらかじめ不純物を添加しな
いかあるいは低不純物濃度の層を適用しなければならな
い。したがって、Siのように禁制帯幅の狭い半導体材
料をコレクタに用いる場合、本実施例の素子構造は必須
である。そしてこの実施例によって、真性コレクタ領域
と外部ベース領域を独立に設計できるため、非常に大き
なfT 、fMAX を実現できる。
【0065】図7は、本発明の第5の実施例のAlGa
As/GaAs系ヘテロ接合バイポーラトランジスタを
示す断面図である。このトランジスタも、基本的に第1
の実施例と同様の結晶成長技術を用いて製作される。
As/GaAs系ヘテロ接合バイポーラトランジスタを
示す断面図である。このトランジスタも、基本的に第1
の実施例と同様の結晶成長技術を用いて製作される。
【0066】以下に図8および図9の製造工程に従って
説明する。まず、半絶縁性GaAs基板501上に、不
純物濃度5×1018cm-3,厚さ500nmのn+ 型GaA
sサブコレクタ層502を形成した後、この上に第1コ
レクタ層となる厚さ800nmのn+ 型GaAsコレクタ
層503を形成し、さらに第4コレクタ層である不純物
濃度1×1018cm-3、厚さ20nmのp+ GaAs層50
4を介して、第2コレクタ層となる厚さ180nmの不純
物を積極的に添加しないi型GaAsコレクタ層505
を順次成長させる(図8(a) )。
説明する。まず、半絶縁性GaAs基板501上に、不
純物濃度5×1018cm-3,厚さ500nmのn+ 型GaA
sサブコレクタ層502を形成した後、この上に第1コ
レクタ層となる厚さ800nmのn+ 型GaAsコレクタ
層503を形成し、さらに第4コレクタ層である不純物
濃度1×1018cm-3、厚さ20nmのp+ GaAs層50
4を介して、第2コレクタ層となる厚さ180nmの不純
物を積極的に添加しないi型GaAsコレクタ層505
を順次成長させる(図8(a) )。
【0067】その上にCVD法によってSiO2 膜52
0を堆積させ、フォトレジストをマスクにこれをパター
ニングをする。このSiO2 膜520をマスクに、RI
Eを用いた異方性エッチングによって、n+GaAsサ
ブコレクタ層502に達するまで、余分なi型GaA
s、p+ 型GaAs、及びn+ 型GaAsを除去し、真
性コレクタ領域を形成する(図8(b) )。その後、Si
O2 膜520をマスクとた選択成長を行って、外部ベー
ス領域に第3コレクタ層である不純物を添加しないi型
GaAsコレクタ層506を1000nm成長させる。
0を堆積させ、フォトレジストをマスクにこれをパター
ニングをする。このSiO2 膜520をマスクに、RI
Eを用いた異方性エッチングによって、n+GaAsサ
ブコレクタ層502に達するまで、余分なi型GaA
s、p+ 型GaAs、及びn+ 型GaAsを除去し、真
性コレクタ領域を形成する(図8(b) )。その後、Si
O2 膜520をマスクとた選択成長を行って、外部ベー
ス領域に第3コレクタ層である不純物を添加しないi型
GaAsコレクタ層506を1000nm成長させる。
【0068】そしてSiO2 膜520を除去した後、全
面に不純物濃度1×1020cm-3、厚さ50nmのP+ 型A
lx Ga1-x Asベース層507を成長する。ここで、
Alの組成比xはコレクタ層側から0から0.1まで徐
々に変化させる。xを変化させないユニフォム・ベース
構造とすることも可能である。この時、p型不純物とし
てはZnやMg,Beなどが使用できるが、高濃度にお
いても比較的拡散しにくい炭素(C)が好ましい。
面に不純物濃度1×1020cm-3、厚さ50nmのP+ 型A
lx Ga1-x Asベース層507を成長する。ここで、
Alの組成比xはコレクタ層側から0から0.1まで徐
々に変化させる。xを変化させないユニフォム・ベース
構造とすることも可能である。この時、p型不純物とし
てはZnやMg,Beなどが使用できるが、高濃度にお
いても比較的拡散しにくい炭素(C)が好ましい。
【0069】ついでエミッタ層となるn型Alx Ga
1-x As層508、n型Al0.3 Ga0.7 As層50
9、n型Alx Ga1-x As層510を順次成長する。
ここで、伝導帯の形状が滑らかに変化して電子の流れを
妨げないようにするために、n型層508ではベース層
側からxを0.1から0.3まで、n型層509ではx
を0.3から0までそれぞれ徐々に変化させている。次
に、キャップ層となるn+ Inx Ga1-x As層51
1、n+ 型In0.5 Ga0.5 As層512を順次成長す
る(9(a) )。ここでもまた、伝導帯の形状を滑らかに
変化させるために、Inの組成比をn+ 型層511にお
いてエミッタ側から0から0.5まで徐々に変化させて
いる。
1-x As層508、n型Al0.3 Ga0.7 As層50
9、n型Alx Ga1-x As層510を順次成長する。
ここで、伝導帯の形状が滑らかに変化して電子の流れを
妨げないようにするために、n型層508ではベース層
側からxを0.1から0.3まで、n型層509ではx
を0.3から0までそれぞれ徐々に変化させている。次
に、キャップ層となるn+ Inx Ga1-x As層51
1、n+ 型In0.5 Ga0.5 As層512を順次成長す
る(9(a) )。ここでもまた、伝導帯の形状を滑らかに
変化させるために、Inの組成比をn+ 型層511にお
いてエミッタ側から0から0.5まで徐々に変化させて
いる。
【0070】その後、CVD法によりWSix膜を20
0nm堆積し、フォトレジストをマスクとしてRIEを用
いてWSix膜をエッチングして、真性コレクタ領域の
内側の上方にエミッタ電極513をパターニングする。
さらにP+ 型AlGaAsベース層507に達するまで
半導体層を異方性エッチングし、余分な領域を除去す
る。その後、プラズマCVDを用いて厚さ300nmのS
iO2 膜518を堆積し、RIEを用いてSiO2膜5
18を異方性エッチングして凸型をなすエミッタ領域の
周囲に残す(図9(b) )。
0nm堆積し、フォトレジストをマスクとしてRIEを用
いてWSix膜をエッチングして、真性コレクタ領域の
内側の上方にエミッタ電極513をパターニングする。
さらにP+ 型AlGaAsベース層507に達するまで
半導体層を異方性エッチングし、余分な領域を除去す
る。その後、プラズマCVDを用いて厚さ300nmのS
iO2 膜518を堆積し、RIEを用いてSiO2膜5
18を異方性エッチングして凸型をなすエミッタ領域の
周囲に残す(図9(b) )。
【0071】その後フォトレジストをマスクにベース・
コレクタ接合領域を開口した後、Cr/Auを蒸着し、
リフトオフによってベース電極514を形成する。この
とき同時にエミッタ電極513上にはCr/Au電極5
14′が形成される。さらにフォトレジスト及びSiO
2 膜をマスクとしてH+イオン注入によって分離領域5
16,517を形成し、AuGe/Ni/Ti/Auを
用いてコレクタ電極515を形成して完成する。
コレクタ接合領域を開口した後、Cr/Auを蒸着し、
リフトオフによってベース電極514を形成する。この
とき同時にエミッタ電極513上にはCr/Au電極5
14′が形成される。さらにフォトレジスト及びSiO
2 膜をマスクとしてH+イオン注入によって分離領域5
16,517を形成し、AuGe/Ni/Ti/Auを
用いてコレクタ電極515を形成して完成する。
【0072】本実施例によるヘテロ接合バイポーラトラ
ンジスタは、真性トランジスタ領域のi型コレクタ層5
05の厚さに応じて、p+ 型層504の不純物濃度と厚
さを適当な値に設定することにより、i型コレクタ層5
05中で電子がΓ帯からL帯にほとんど遷移しないよう
なバンドの傾きを実現できる。これにより、i型コレク
タ層のほぼ全域で電子速度がオーバーシュートし、した
がって、コレクタ走行時間を通常のn型コレクタに比べ
大幅に短縮できる。コレクタ接合容量の大半を占める外
部ベース領域では、i層が完全空乏化するようにしてお
けば、接合容量はi層の厚さで決まる。したがって、こ
の厚さを十分厚くとることでコレクタ接合容量は大幅に
低減できる。従って、これ実施例によっても、非常に大
きなfT 、fMAX を同時に実現できる。
ンジスタは、真性トランジスタ領域のi型コレクタ層5
05の厚さに応じて、p+ 型層504の不純物濃度と厚
さを適当な値に設定することにより、i型コレクタ層5
05中で電子がΓ帯からL帯にほとんど遷移しないよう
なバンドの傾きを実現できる。これにより、i型コレク
タ層のほぼ全域で電子速度がオーバーシュートし、した
がって、コレクタ走行時間を通常のn型コレクタに比べ
大幅に短縮できる。コレクタ接合容量の大半を占める外
部ベース領域では、i層が完全空乏化するようにしてお
けば、接合容量はi層の厚さで決まる。したがって、こ
の厚さを十分厚くとることでコレクタ接合容量は大幅に
低減できる。従って、これ実施例によっても、非常に大
きなfT 、fMAX を同時に実現できる。
【0073】図10は、本発明に係る第6の実施例のA
lGaAs/GaAs系バイポーラである。このトラン
ジスタは、第5の実施例と基本構成が同じであり、した
がって同様な製作工程によって作ることができる。半絶
縁性GaAs基板601上にn+ 型GaAsサブコレク
タ層602が形成され、この上の真性トランジスタ領域
に第1コレクタ層であるn+ 型GaAsコレクタ層60
3、さらにその上に第4コレクタ層である薄いp+ 型G
aAsコレクタ層604を介して第2コレクタ層である
n- 型GaAsコレクタ層605が形成され、外部コレ
クタ領域には第3コレクタ層としてi型GaAsコレク
タ層606が形成されている。これらコレクタ層上にp
+ 型Alx Ga1-x Asベース層607が形成されてい
る。
lGaAs/GaAs系バイポーラである。このトラン
ジスタは、第5の実施例と基本構成が同じであり、した
がって同様な製作工程によって作ることができる。半絶
縁性GaAs基板601上にn+ 型GaAsサブコレク
タ層602が形成され、この上の真性トランジスタ領域
に第1コレクタ層であるn+ 型GaAsコレクタ層60
3、さらにその上に第4コレクタ層である薄いp+ 型G
aAsコレクタ層604を介して第2コレクタ層である
n- 型GaAsコレクタ層605が形成され、外部コレ
クタ領域には第3コレクタ層としてi型GaAsコレク
タ層606が形成されている。これらコレクタ層上にp
+ 型Alx Ga1-x Asベース層607が形成されてい
る。
【0074】このベース層上にはエミッタ層として、n
型Alx Ga1-x As層608、n型Al0.25Ga0.75
As層609、n型Alx Ga1-x As層610、n+
型Inx Ga1-x As層611、n+ 型In0.6 Ga
0.4 As層612が形成されている。
型Alx Ga1-x As層608、n型Al0.25Ga0.75
As層609、n型Alx Ga1-x As層610、n+
型Inx Ga1-x As層611、n+ 型In0.6 Ga
0.4 As層612が形成されている。
【0075】この実施例の第5の実施例との違いは、真
性コレクタ領域のi型コレクタ層505の部分がn- 型
コレクタ層605になっていることである。この時、n
- 型コレクタ層605は通常動作時に完全に空乏化する
ような不純物濃度と厚さに設定しておかなければならな
い。当然、真性コレクタ領域のp+ 型GaAs層604
の不純物濃度と厚さも、n- 型コレクタ層605との関
係で最適値が存在する。このような層構成にすることに
より、空乏化したn- 型コレクタ層605は正の空間電
荷をもつため、高注入状態においてベース押し出し効果
を抑制することができ、したがって高電流密度まで高い
fT 、fMAX を同時に実現できる。
性コレクタ領域のi型コレクタ層505の部分がn- 型
コレクタ層605になっていることである。この時、n
- 型コレクタ層605は通常動作時に完全に空乏化する
ような不純物濃度と厚さに設定しておかなければならな
い。当然、真性コレクタ領域のp+ 型GaAs層604
の不純物濃度と厚さも、n- 型コレクタ層605との関
係で最適値が存在する。このような層構成にすることに
より、空乏化したn- 型コレクタ層605は正の空間電
荷をもつため、高注入状態においてベース押し出し効果
を抑制することができ、したがって高電流密度まで高い
fT 、fMAX を同時に実現できる。
【0076】図11は、本発明の第7の実施例を示す。
このトランジスタも、第5の実施例と基本構造は同じで
あり、したがって同様な製作工程によって作ることがで
きる。半絶縁性GaAs基板701上にn+ 型GaAs
サブコレクタ層702が形成され、この上の真性トラン
ジスタ領域に第1コレクタ層であるn+ 型GaAsコレ
クタ層703、さらにその上に第4コレクタ層である薄
いp+ 型GaAs層704を介して第2コレクタ層であ
るn- 型GaAsコレクタ層705が形成され、外部コ
レクタ領域には第3コレクタ層としてi型GaAsコレ
クタ層706が形成されている。
このトランジスタも、第5の実施例と基本構造は同じで
あり、したがって同様な製作工程によって作ることがで
きる。半絶縁性GaAs基板701上にn+ 型GaAs
サブコレクタ層702が形成され、この上の真性トラン
ジスタ領域に第1コレクタ層であるn+ 型GaAsコレ
クタ層703、さらにその上に第4コレクタ層である薄
いp+ 型GaAs層704を介して第2コレクタ層であ
るn- 型GaAsコレクタ層705が形成され、外部コ
レクタ領域には第3コレクタ層としてi型GaAsコレ
クタ層706が形成されている。
【0077】これらコレクタ層上にp+ 型Alx Ga
1-x Asベース層707が形成されている。このベース
層上にはエミッタ層として、n型Alx Ga1-x As層
708、n型Al0.25Ga0.75As層708、n型Al
x Ga1-x As層709、n+ 型Inx Ga1-x As層
711、n+ 型In0.6 Ga0.4 As層712が形成さ
れている。
1-x Asベース層707が形成されている。このベース
層上にはエミッタ層として、n型Alx Ga1-x As層
708、n型Al0.25Ga0.75As層708、n型Al
x Ga1-x As層709、n+ 型Inx Ga1-x As層
711、n+ 型In0.6 Ga0.4 As層712が形成さ
れている。
【0078】第5の実施例との違いは、真性コレクタ領
域のi型コレクタ層505の代わりにn- 型コレクタ層
705を用いていることと、外部ベース領域のi型コレ
クタ層506の代わりにp- 型コレクタ層706を用い
ていることである。この時、n- 型コレクタ層705と
p- 型コレクタ層706は、通常動作時に完全に空乏化
するような不純物濃度と厚さに設定しておかなければな
らないし、当然、真性コレクタ領域のp+ 型GaAs層
704の不純物濃度と厚さもn- 型コレクタ層705と
の関係で最適値が存在する。
域のi型コレクタ層505の代わりにn- 型コレクタ層
705を用いていることと、外部ベース領域のi型コレ
クタ層506の代わりにp- 型コレクタ層706を用い
ていることである。この時、n- 型コレクタ層705と
p- 型コレクタ層706は、通常動作時に完全に空乏化
するような不純物濃度と厚さに設定しておかなければな
らないし、当然、真性コレクタ領域のp+ 型GaAs層
704の不純物濃度と厚さもn- 型コレクタ層705と
の関係で最適値が存在する。
【0079】このような層構成にすることにより、空乏
化したn- 型コレクタ層705は正の空間電荷をもつた
め、高注入状態においてベース押し出し効果を抑制する
ことができるし、また外部ベース領域にi型層の代わり
にp- 型層を用いることにより、外部ベース領域の真性
領域のn- 型コレクタ層705に対する電子に対する電
位が大きくなるため、もしベースからコレクタに入った
電子が外部ベース領域に広がったとしても、この電位障
壁のために電子は真性領域に引き戻されることになる。
したがって、電子が外部コレクタ領域を走行することに
よるコレクタ走行時間増大の心配はなくなる。
化したn- 型コレクタ層705は正の空間電荷をもつた
め、高注入状態においてベース押し出し効果を抑制する
ことができるし、また外部ベース領域にi型層の代わり
にp- 型層を用いることにより、外部ベース領域の真性
領域のn- 型コレクタ層705に対する電子に対する電
位が大きくなるため、もしベースからコレクタに入った
電子が外部ベース領域に広がったとしても、この電位障
壁のために電子は真性領域に引き戻されることになる。
したがって、電子が外部コレクタ領域を走行することに
よるコレクタ走行時間増大の心配はなくなる。
【0080】図12は、本発明の第8の実施例を示す。
このトランジスタも、第5の実施例と構造はほぼ同じで
あり、したがって同様な製作工程によって作ることがで
きる。半絶縁性GaAs基板801上にn+ 型GaAs
サブコレクタ層802が形成され、この上の真性トラン
ジスタ領域に第1コレクタ層であるn+ 型GaAsコレ
クタ層803、さらにその上に第4コレクタ層として薄
いp+ 型GaAs層804を介して第2コレクタ層であ
るn- 型GaAsコレクタ層805が形成され、外部コ
レクタ領域には第3コレクタ層としてi型GaAsコレ
クタ層806が形成されている。
このトランジスタも、第5の実施例と構造はほぼ同じで
あり、したがって同様な製作工程によって作ることがで
きる。半絶縁性GaAs基板801上にn+ 型GaAs
サブコレクタ層802が形成され、この上の真性トラン
ジスタ領域に第1コレクタ層であるn+ 型GaAsコレ
クタ層803、さらにその上に第4コレクタ層として薄
いp+ 型GaAs層804を介して第2コレクタ層であ
るn- 型GaAsコレクタ層805が形成され、外部コ
レクタ領域には第3コレクタ層としてi型GaAsコレ
クタ層806が形成されている。
【0081】これらコレクタ層上に、真性ベース領域か
ら外部ベース領域にまたがって薄いp- 型GaAs層8
07を介してp+ 型Alx Ga1-x Asベース層808
が形成されている。このベース層上にはエミッタ層とし
て、n型Alx Ga1-x As層809、n型Al0.3 G
a0.7 As層810、n型Alx Ga1-x As層81
1、n+ 型GaAs層812が凸型をなして積層形成さ
れている。
ら外部ベース領域にまたがって薄いp- 型GaAs層8
07を介してp+ 型Alx Ga1-x Asベース層808
が形成されている。このベース層上にはエミッタ層とし
て、n型Alx Ga1-x As層809、n型Al0.3 G
a0.7 As層810、n型Alx Ga1-x As層81
1、n+ 型GaAs層812が凸型をなして積層形成さ
れている。
【0082】第5の実施例との違いは、真性ベース層部
分がエミッタ側からp+ 型Alx Ga1-x As層808
とp- 型GaAs層807の2層に分割されていること
である。このとき、p- 型GaAs層807はp+ 型A
lx Ga1-x Asベース層808との間に拡散電位が発
生し、ベースからコレクタに入る電子に対して加速電界
となる。i型コレクタがp+ 型ベースと直接接合してい
る場合、ベース・コレクタ接合界面で伝導帯は滑らかに
繋がっているため、電子は徐々に加速されるが、本実施
例のような構造をとれば、電子は大きな初速度をもって
コレクタを走行するため、初速度が小さい場合に比べて
コレクタ走行時間は大幅に短縮される。
分がエミッタ側からp+ 型Alx Ga1-x As層808
とp- 型GaAs層807の2層に分割されていること
である。このとき、p- 型GaAs層807はp+ 型A
lx Ga1-x Asベース層808との間に拡散電位が発
生し、ベースからコレクタに入る電子に対して加速電界
となる。i型コレクタがp+ 型ベースと直接接合してい
る場合、ベース・コレクタ接合界面で伝導帯は滑らかに
繋がっているため、電子は徐々に加速されるが、本実施
例のような構造をとれば、電子は大きな初速度をもって
コレクタを走行するため、初速度が小さい場合に比べて
コレクタ走行時間は大幅に短縮される。
【0083】図13は、本発明の第9の実施例を示す。
このバイポーラトランジスタも先の実施例と構造はほぼ
同じであり、したがってほぼ同様な製作工程によって作
ることができる。
このバイポーラトランジスタも先の実施例と構造はほぼ
同じであり、したがってほぼ同様な製作工程によって作
ることができる。
【0084】半絶縁性GaAs基板901上にn+ 型G
aAsサブコレクタ層902が形成され、この上の真性
トランジスタ領域に第1コレクタ層であるn+ 型GaA
sコレクタ層903、さらにその上に第4コレクタ層で
ある薄いp+ 型GaAs層904を介して第2コレクタ
層であるi型GaAsコレクタ層906が形成されてい
る。外部コレクタ領域には第3コレクタ層としてi型G
aAsコレクタ層906が形成されている。
aAsサブコレクタ層902が形成され、この上の真性
トランジスタ領域に第1コレクタ層であるn+ 型GaA
sコレクタ層903、さらにその上に第4コレクタ層で
ある薄いp+ 型GaAs層904を介して第2コレクタ
層であるi型GaAsコレクタ層906が形成されてい
る。外部コレクタ領域には第3コレクタ層としてi型G
aAsコレクタ層906が形成されている。
【0085】これらコレクタ層上に、薄いn+ 型GaA
s層907を介してp+ 型Alx Ga1-x Asベース層
909が形成されている。n+ 型GaAs層907の外
側にはp型GaAs外部ベース層908が形成されてい
る。真性ベース領域上にはエミッタ層として、n型Al
x Ga1-x As層910、n型Al0.3 Ga0.7 As層
1911、n型Alx Ga1-x As層912、n+ 型G
aAs層913が積層形成されている。
s層907を介してp+ 型Alx Ga1-x Asベース層
909が形成されている。n+ 型GaAs層907の外
側にはp型GaAs外部ベース層908が形成されてい
る。真性ベース領域上にはエミッタ層として、n型Al
x Ga1-x As層910、n型Al0.3 Ga0.7 As層
1911、n型Alx Ga1-x As層912、n+ 型G
aAs層913が積層形成されている。
【0086】第8の実施例との違いは、p- 型GaAs
層807の代わりにn+ 型GaAs層907を用いたこ
とと、外部ベース領域はイオン注入あるいは不純物拡散
によってp型層908に反転していることである。この
実施例でも、n+ 型GaAs層907は通常動作時に完
全空乏化するような不純物濃度と厚さに設定されてお
り、第8の実施例におけるp- 型GaAs層807と全
く同じ目的で設けられている。また、p型層908は外
部ベース領域のコレクタ接合容量が残りのi層の厚さだ
けで決まるように設けられたものである。したがって、
この実施例のトランジスタの素子特性はほとんど第8の
実施例と同じということになる。
層807の代わりにn+ 型GaAs層907を用いたこ
とと、外部ベース領域はイオン注入あるいは不純物拡散
によってp型層908に反転していることである。この
実施例でも、n+ 型GaAs層907は通常動作時に完
全空乏化するような不純物濃度と厚さに設定されてお
り、第8の実施例におけるp- 型GaAs層807と全
く同じ目的で設けられている。また、p型層908は外
部ベース領域のコレクタ接合容量が残りのi層の厚さだ
けで決まるように設けられたものである。したがって、
この実施例のトランジスタの素子特性はほとんど第8の
実施例と同じということになる。
【0087】以上の実施例では全て、コレクタ層の下地
に高濃度のサブコレクタ層が設けられ、このサブコレク
タ層からコレクタ電極取出しが行われる構造を示してい
る。しかしながら、本発明においてこのサブコレクタ層
は必須のものではなく、高濃度の第1コレクタ層を利用
してコレクタ電極取出しを行うようにすることが可能で
ある。その様な実施例を次に幾つか説明する。
に高濃度のサブコレクタ層が設けられ、このサブコレク
タ層からコレクタ電極取出しが行われる構造を示してい
る。しかしながら、本発明においてこのサブコレクタ層
は必須のものではなく、高濃度の第1コレクタ層を利用
してコレクタ電極取出しを行うようにすることが可能で
ある。その様な実施例を次に幾つか説明する。
【0088】図14は、図1の実施例を基本としてその
サブコレクタ層102を省略した第10の実施例であ
る。この場合、高濃度のn+ 型GaAsコレクタ層10
3を図の垂直方向に素子領域外部まで延在させて、コレ
クタ電極取り出しを行うことになる。
サブコレクタ層102を省略した第10の実施例であ
る。この場合、高濃度のn+ 型GaAsコレクタ層10
3を図の垂直方向に素子領域外部まで延在させて、コレ
クタ電極取り出しを行うことになる。
【0089】図15は、そのコレクタ電極取り出し構造
を示すレイアウトである。図14は、図15のA−A′
断面に対応する。破線で示すように、n+型GaAsコ
レクタ層103が素子領域の外にまで延在してパターン
形成されて、素子領域外部でコレクタ電極114をその
n+ 型GaAsコレクタ層103にコンタクトさせてい
る。図15ではコレクタ電極取り出しを片側から行って
いるが、これを両側から取り出すことも可能である。
を示すレイアウトである。図14は、図15のA−A′
断面に対応する。破線で示すように、n+型GaAsコ
レクタ層103が素子領域の外にまで延在してパターン
形成されて、素子領域外部でコレクタ電極114をその
n+ 型GaAsコレクタ層103にコンタクトさせてい
る。図15ではコレクタ電極取り出しを片側から行って
いるが、これを両側から取り出すことも可能である。
【0090】図16は同様に、図1の実施例を変形した
サブコレクタ層のない第11の実施例である。この実施
例では、図1の実施例における第3コレクタ層であるi
型GaAsコレクタ層104を半絶縁性GaAs基板1
01で兼用させている。この構造は、半絶縁性GaAs
基板101に溝を加工して、その溝内部にn+ 型GaA
sコレクタ層103を埋込み形成することにより得られ
る。コレクタ電極取り出しは上の実施例と同様にすれば
よい。
サブコレクタ層のない第11の実施例である。この実施
例では、図1の実施例における第3コレクタ層であるi
型GaAsコレクタ層104を半絶縁性GaAs基板1
01で兼用させている。この構造は、半絶縁性GaAs
基板101に溝を加工して、その溝内部にn+ 型GaA
sコレクタ層103を埋込み形成することにより得られ
る。コレクタ電極取り出しは上の実施例と同様にすれば
よい。
【0091】図17は同様に、図1の実施例を変形した
サブコレクタ層のない第12の実施例である。この実施
例では、半絶縁性GaAs基板101上に第3コレクタ
層となるi型GaAsコレクタ層104を全面に成長さ
せた後、これに選択エッチングにより溝を加工して、図
16の実施例と同様にn+ 型GaAsコレクタ層103
を埋込み形成したものである。コレクタ電極取り出しは
やはり、第10の実施例と同様にすればよい。
サブコレクタ層のない第12の実施例である。この実施
例では、半絶縁性GaAs基板101上に第3コレクタ
層となるi型GaAsコレクタ層104を全面に成長さ
せた後、これに選択エッチングにより溝を加工して、図
16の実施例と同様にn+ 型GaAsコレクタ層103
を埋込み形成したものである。コレクタ電極取り出しは
やはり、第10の実施例と同様にすればよい。
【0092】以上の図14〜図17で説明した実施例
は、図1の実施例の素子構造を基本としたが、同様の変
形は、図2以下の実施例の素子構造に対しても可能であ
る。
は、図1の実施例の素子構造を基本としたが、同様の変
形は、図2以下の実施例の素子構造に対しても可能であ
る。
【0093】また図14〜図17の実施例において、コ
レクタ電極コンタクトを良好なするためにn+ 型GaA
sコレクタ層103の部分を、十分高濃度のn+ 型のI
nGaAs層とn+ 型GaAs層の積層構造とすること
も有用である。その場合、バンドギャップを滑らかに遷
移させるために、エミッタ領域と同様にGaAs層とと
InGaAs層の間にバンドギャップ遷移層を設けるこ
とが望ましい。
レクタ電極コンタクトを良好なするためにn+ 型GaA
sコレクタ層103の部分を、十分高濃度のn+ 型のI
nGaAs層とn+ 型GaAs層の積層構造とすること
も有用である。その場合、バンドギャップを滑らかに遷
移させるために、エミッタ領域と同様にGaAs層とと
InGaAs層の間にバンドギャップ遷移層を設けるこ
とが望ましい。
【0094】図15のレイアウトでは、ベース電極11
4が斜線領域aでn+ 型GaAsコレクタ層103とオ
ーバーラップする。これは、コレクタ・ベース間容量の
増大の一因となる。この点を改善するには、ベース電極
をエミッタ電極上を通して引き出すようにすればよい。
4が斜線領域aでn+ 型GaAsコレクタ層103とオ
ーバーラップする。これは、コレクタ・ベース間容量の
増大の一因となる。この点を改善するには、ベース電極
をエミッタ電極上を通して引き出すようにすればよい。
【0095】図18は、その場合の電極レイアウトを図
15に対応させて示している。図19はこの様な電極レ
イアウトとする場合の図18のA−A′断面での製造プ
ロセスである。図19(a) は、エミッタ電極となる例え
ばWN膜1130 が全面に形成され、この上にシリコン
酸化膜119が堆積された状態を示している。この後、
図19(b) に示すようにシリコン酸化膜119をパター
ニングし、これをマスクとして用いてWN膜1130 を
選択エッチングしてエミッタ電極113を形成し、引き
続いて半導体層を選択エッチングしてエミッタ層を凸型
に加工し、外部ベース領域を露出させる。エミッタ層側
壁にはシリコン酸化膜118を形成する。この間エミッ
タ電極を覆うシリコン酸化膜119を残しておけば、そ
の後図19(c) に示すように、ベース電極114をエミ
ッタ電極113上をジャンプして配設することができ
る。
15に対応させて示している。図19はこの様な電極レ
イアウトとする場合の図18のA−A′断面での製造プ
ロセスである。図19(a) は、エミッタ電極となる例え
ばWN膜1130 が全面に形成され、この上にシリコン
酸化膜119が堆積された状態を示している。この後、
図19(b) に示すようにシリコン酸化膜119をパター
ニングし、これをマスクとして用いてWN膜1130 を
選択エッチングしてエミッタ電極113を形成し、引き
続いて半導体層を選択エッチングしてエミッタ層を凸型
に加工し、外部ベース領域を露出させる。エミッタ層側
壁にはシリコン酸化膜118を形成する。この間エミッ
タ電極を覆うシリコン酸化膜119を残しておけば、そ
の後図19(c) に示すように、ベース電極114をエミ
ッタ電極113上をジャンプして配設することができ
る。
【0096】以上、AlGaAs/GaAs系およびS
iGe/Si系のヘテロ接合を有するバイポーラトラン
ジスタの実施例を説明したが、他の材料系例えば、In
AlAs/InGaAs系,InP/InGaAsP
系,InGaAs/GaSbAs系等のIII-V 族化合物
半導体、或いはSiC/Si等のIV族半導体同志のヘテ
ロ接合、HgCdTe/CdTe等のII-VI族化合物半
導体のヘテロ接合、GaP/Si系,GaAs/Ge系
等のIII-V 族とIV族半導体のヘテロ接合を用いた場合に
も本発明を適用することができる。また本発明は、エミ
ッタに多結晶シリコンを用いたバイポーラトランジスタ
にも適用できる。
iGe/Si系のヘテロ接合を有するバイポーラトラン
ジスタの実施例を説明したが、他の材料系例えば、In
AlAs/InGaAs系,InP/InGaAsP
系,InGaAs/GaSbAs系等のIII-V 族化合物
半導体、或いはSiC/Si等のIV族半導体同志のヘテ
ロ接合、HgCdTe/CdTe等のII-VI族化合物半
導体のヘテロ接合、GaP/Si系,GaAs/Ge系
等のIII-V 族とIV族半導体のヘテロ接合を用いた場合に
も本発明を適用することができる。また本発明は、エミ
ッタに多結晶シリコンを用いたバイポーラトランジスタ
にも適用できる。
【0097】さらに実施例では全てヘテロ接合バイポー
ラトランジスタとしたが、ヘテロ接合を用いない通常の
バイポーラトランジスタに対しても本発明は有効であ
る。
ラトランジスタとしたが、ヘテロ接合を用いない通常の
バイポーラトランジスタに対しても本発明は有効であ
る。
【0098】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、真
性コレクタ領域と外部ベース領域をそれぞれ独立に設計
できるため、コレクタ走行時間を短縮しつつコレクタ接
合容量も小さくすることが可能であり、したがって、極
めて大きなカットオフ周波数fT と最大発振周波数f
MAX を同時に有する超高速のバイポーラトランジスタを
実現できる。
性コレクタ領域と外部ベース領域をそれぞれ独立に設計
できるため、コレクタ走行時間を短縮しつつコレクタ接
合容量も小さくすることが可能であり、したがって、極
めて大きなカットオフ周波数fT と最大発振周波数f
MAX を同時に有する超高速のバイポーラトランジスタを
実現できる。
【図1】本発明の第1の実施例のヘテロ接合バイポーラ
トランジスタを示す断面図。
トランジスタを示す断面図。
【図2】同実施例の製造工程を示す断面図。
【図3】同実施例の製造工程を示す断面図。
【図4】本発明の第2の実施例のヘテロ接合バイポーラ
トランジスタを示す断面図。
トランジスタを示す断面図。
【図5】本発明の第3の実施例のヘテロ接合バイポーラ
トランジスタを示す断面図。
トランジスタを示す断面図。
【図6】本発明の第4の実施例のヘテロ接合バイポーラ
トランジスタを示す断面図。
トランジスタを示す断面図。
【図7】本発明の第5の実施例のヘテロ接合バイポーラ
トランジスタを示す断面図。
トランジスタを示す断面図。
【図8】同実施例の製造工程を示す断面図。
【図9】同実施例の製造工程を示す断面図、
【図10】本発明の第6の実施例のヘテロ接合バイポー
ラトランジスタを示す断面図。
ラトランジスタを示す断面図。
【図11】本発明の第7の実施例のヘテロ接合バイポー
ラトランジスタを示す断面図。
ラトランジスタを示す断面図。
【図12】本発明の第8の実施例のヘテロ接合バイポー
ラトランジスタを示す断面図。
ラトランジスタを示す断面図。
【図13】本発明の第9の実施例のヘテロ接合バイポー
ラトランジスタを示す断面図。
ラトランジスタを示す断面図。
【図14】本発明の第10の実施例のヘテロ接合バイポ
ーラトランジスタを示す断面図。
ーラトランジスタを示す断面図。
【図15】同実施例のコレクタ電極取り出し構造を示す
レイアウト図。
レイアウト図。
【図16】本発明の第11の実施例のヘテロ接合バイポ
ーラトランジスタを示す断面図。
ーラトランジスタを示す断面図。
【図17】本発明の第12の実施例のヘテロ接合バイポ
ーラトランジスタを示す断面図。
ーラトランジスタを示す断面図。
【図18】図15の変形例を示すレイアウト図。
【図19】図18の電極構造を実現するための製造プロ
セスを示す図。
セスを示す図。
【図20】従来例のホモ接合バイポーラトランジスタの
断面図。
断面図。
【図21】従来例のヘテロ接合バイポーラトランジスタ
の断面図。
の断面図。
【図22】従来例のホモ接合バイポーラトランジスタの
断面図。
断面図。
【図23】従来例のヘテロ接合バイポーラトランジスタ
断面図。
断面図。
101…半絶縁性GaAs基板、 102…n+ 型GaAsサブコレクタ層、 103…n+ 型GaAsコレクタ層(第1コレクタ
層)、 104…i型GaAsコレクタ層(第3コレクタ層)、 105…n型GaAsコレクタ層(第2コレクタ層)、 106…p型GaAs外部ベース層、 107…p+ 型Alx Ga1-x Asベース層、 108…n型Alx Ga1-x Asエミッタ層、 109…n型Al0.3 Ga0.7 Asエミッタ層、 110…n型Alx Ga1-x Asエミッタ層、 111…n+ 型Inx Ga1-x Asエミッタ・キャップ
層、 112…n+ 型In0.5 Ga0.5 Asエミッタ・キャッ
プ層、 113…エミッタ電極、 114…ベース電極、 115…コレクタ電極、 116,117…分離絶縁層、 118…SiO2 膜、 501…半絶縁性GaAs基板、 502…n+ 型GaAsサブコレクタ層、 503…n+ 型GaAsコレクタ層(第1コレクタ
層)、 504…p+ 型GaAs層(第4コレクタ層)、 505…i型GaAsコレクタ層(第2コレクタ層)、 506…i型GaAsコレクタ層(第3コレクタ層)、 507…p+ 型Alx Ga1-x Asベース層、 508…n型Alx Ga1-x Asエミッタ層、 509…n型Al0.3 Ga0.7 Asエミッタ層、 510…n型Alx Ga1-x Asエミッタ層、 511…n+ 型Inx Ga1-x Asエミッタ・キャップ
層、 512…n+ 型In0.5 Ga0.5 Asエミッタ・キャッ
プ層、 513…エミッタ電極、 514…ベース電極、 515…コレクタ電極、 516,517…分離絶縁層、 518…SiO2 膜。
層)、 104…i型GaAsコレクタ層(第3コレクタ層)、 105…n型GaAsコレクタ層(第2コレクタ層)、 106…p型GaAs外部ベース層、 107…p+ 型Alx Ga1-x Asベース層、 108…n型Alx Ga1-x Asエミッタ層、 109…n型Al0.3 Ga0.7 Asエミッタ層、 110…n型Alx Ga1-x Asエミッタ層、 111…n+ 型Inx Ga1-x Asエミッタ・キャップ
層、 112…n+ 型In0.5 Ga0.5 Asエミッタ・キャッ
プ層、 113…エミッタ電極、 114…ベース電極、 115…コレクタ電極、 116,117…分離絶縁層、 118…SiO2 膜、 501…半絶縁性GaAs基板、 502…n+ 型GaAsサブコレクタ層、 503…n+ 型GaAsコレクタ層(第1コレクタ
層)、 504…p+ 型GaAs層(第4コレクタ層)、 505…i型GaAsコレクタ層(第2コレクタ層)、 506…i型GaAsコレクタ層(第3コレクタ層)、 507…p+ 型Alx Ga1-x Asベース層、 508…n型Alx Ga1-x Asエミッタ層、 509…n型Al0.3 Ga0.7 Asエミッタ層、 510…n型Alx Ga1-x Asエミッタ層、 511…n+ 型Inx Ga1-x Asエミッタ・キャップ
層、 512…n+ 型In0.5 Ga0.5 Asエミッタ・キャッ
プ層、 513…エミッタ電極、 514…ベース電極、 515…コレクタ電極、 516,517…分離絶縁層、 518…SiO2 膜。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】ここで、Alx Ga1-x As層936,9
37及び939は、Alの組成比xが空間的に変化して
いる領域で、それぞれ基板側から0≦x≦0.1、0.
1≦x≦0.3、0.3≧x≧0と変化させている。n
型GaAs層933およびp型GaAs層934の真性
トランジスタ領域の外側は、B等のイオン注入によって
高抵抗層935とされている。
37及び939は、Alの組成比xが空間的に変化して
いる領域で、それぞれ基板側から0≦x≦0.1、0.
1≦x≦0.3、0.3≧x≧0と変化させている。n
型GaAs層933およびp型GaAs層934の真性
トランジスタ領域の外側は、B等のイオン注入によって
高抵抗層935とされている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】この実施例に係るバイポーラトランジスタ
においては、真性トランジスタ領域の第1コレクタ層で
あるn+ 型GaAsコレクタ層103と外部ベース領域
のp型GaAs層106が互いに隔たって形成される。
第2コレクタ層であるn型GaAsコレクタ層105お
よびp型GaAs層106と真性ベースとなるp+ 型A
lGaAsベース層107の境界は基板と平行な同一平
面上に形成される。そして、n+ 型GaAsコレクタ層
103、n型GaAsコレクタ層105、及びエミッタ
層の基板と平行な面の面積をそれぞれSC1、SC2、SE
としたとき、 SC1<SC2かつSC2>SE なる関係を満足して、エミッタ層はn型GaAsコレク
タ層105の内側に位置している。n+ 型GaAsコレ
クタ層103およびn型GaAsコレクタ層105の不
純物濃度をそれぞれNC1、NC2としたとき、 NC1≧NC2 なる関係を満足する。さらに第2コレクタであるn型G
aAsコレクタ層105層及びp型GaAs外部ベース
層106の厚さをそれぞれdC2、dB2 としたとき、 dC2≦dB2 なる関係を満足する。
においては、真性トランジスタ領域の第1コレクタ層で
あるn+ 型GaAsコレクタ層103と外部ベース領域
のp型GaAs層106が互いに隔たって形成される。
第2コレクタ層であるn型GaAsコレクタ層105お
よびp型GaAs層106と真性ベースとなるp+ 型A
lGaAsベース層107の境界は基板と平行な同一平
面上に形成される。そして、n+ 型GaAsコレクタ層
103、n型GaAsコレクタ層105、及びエミッタ
層の基板と平行な面の面積をそれぞれSC1、SC2、SE
としたとき、 SC1<SC2かつSC2>SE なる関係を満足して、エミッタ層はn型GaAsコレク
タ層105の内側に位置している。n+ 型GaAsコレ
クタ層103およびn型GaAsコレクタ層105の不
純物濃度をそれぞれNC1、NC2としたとき、 NC1≧NC2 なる関係を満足する。さらに第2コレクタであるn型G
aAsコレクタ層105層及びp型GaAs外部ベース
層106の厚さをそれぞれdC2、dB2 としたとき、 dC2≦dB2 なる関係を満足する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0057
【補正方法】変更
【補正内容】
【0057】図5は、本発明の第3の実施例のAlGa
As/GaAsヘテロ接合バイポーラトランジスタを示
す。このトランジスタも第1の実施例と同様な製作工程
によって作ることができる。この実施例では、第2コレ
クタ層であるn型GaAs層306の上に第4コレクタ
層としてp型GaAsコレクタ層307が形成されてい
る。
As/GaAsヘテロ接合バイポーラトランジスタを示
す。このトランジスタも第1の実施例と同様な製作工程
によって作ることができる。この実施例では、第2コレ
クタ層であるn型GaAs層306の上に第4コレクタ
層としてp型GaAsコレクタ層307が形成されてい
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0077
【補正方法】変更
【補正内容】
【0077】これらコレクタ層上にp+ 型Alx Ga
1-x Asベース層707が形成されている。このベース
層上にはエミッタ層として、n型Alx Ga1-x As層
708、n型Al0.3 Ga0.7 As層709、n型Al
x Ga1-x As層710、n+ 型Inx Ga1-x As層
711、n+ 型In0.6 Ga0.4 As層712が形成さ
れている。
1-x Asベース層707が形成されている。このベース
層上にはエミッタ層として、n型Alx Ga1-x As層
708、n型Al0.3 Ga0.7 As層709、n型Al
x Ga1-x As層710、n+ 型Inx Ga1-x As層
711、n+ 型In0.6 Ga0.4 As層712が形成さ
れている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0080
【補正方法】変更
【補正内容】
【0080】図12は、本発明の第8の実施例を示す。
このトランジスタも、第5の実施例と構造はほぼ同じで
あり、したがって同様な製作工程によって作ることがで
きる。半絶縁性GaAs基板801上にn+ 型GaAs
サブコレクタ層802が形成され、この上の真性トラン
ジスタ領域に第1コレクタ層であるn+ 型GaAsコレ
クタ層803、さらにその上に第4コレクタ層として薄
いp+ 型GaAs層804を介して第2コレクタ層であ
るi型GaAsコレクタ層805が形成され、外部コレ
クタ領域には第3コレクタ層としてi型GaAsコレク
タ層806が形成されている。
このトランジスタも、第5の実施例と構造はほぼ同じで
あり、したがって同様な製作工程によって作ることがで
きる。半絶縁性GaAs基板801上にn+ 型GaAs
サブコレクタ層802が形成され、この上の真性トラン
ジスタ領域に第1コレクタ層であるn+ 型GaAsコレ
クタ層803、さらにその上に第4コレクタ層として薄
いp+ 型GaAs層804を介して第2コレクタ層であ
るi型GaAsコレクタ層805が形成され、外部コレ
クタ領域には第3コレクタ層としてi型GaAsコレク
タ層806が形成されている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0084
【補正方法】変更
【補正内容】
【0084】半絶縁性GaAs基板901上にn+ 型G
aAsサブコレクタ層902が形成され、この上の真性
トランジスタ領域に第1コレクタ層であるn+ 型GaA
sコレクタ層903、さらにその上に第4コレクタ層で
ある薄いp+ 型GaAs層904を介して第2コレクタ
層であるi型GaAsコレクタ層905が形成されてい
る。外部コレクタ領域には第3コレクタ層としてi型G
aAsコレクタ層906が形成されている。
aAsサブコレクタ層902が形成され、この上の真性
トランジスタ領域に第1コレクタ層であるn+ 型GaA
sコレクタ層903、さらにその上に第4コレクタ層で
ある薄いp+ 型GaAs層904を介して第2コレクタ
層であるi型GaAsコレクタ層905が形成されてい
る。外部コレクタ領域には第3コレクタ層としてi型G
aAsコレクタ層906が形成されている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
Claims (2)
- 【請求項1】半導体基板上に第1導電型のコレクタ層、
第2導電型のベース層および第1導電型のエミッタ層が
積層されたバイポーラトランジスタにおいて、 前記コレクタ層は、真性トランジスタ領域に積層された
高濃度の第1コレクタ層とこれより低濃度の第2コレク
タ層、および第2コレクタ層の外側に形成された高抵抗
の第3コレクタ層を有し、 前記ベース層は、真性トランジスタ領域にある前記第2
コレクタ層上から前記第3コレクタ層上に延在して形成
され、 前記エミッタ層は前記ベース層上の真性トランジスタ領
域に局在して形成されている、 ことを特徴とするバイポーラトランジスタ。 - 【請求項2】半導体基板上に第1導電型のコレクタ層、
第2導電型のベース層および第1導電型のエミッタ層が
積層されたバイポーラトランジスタにおいて、 前記コレクタ層は、真性トランジスタ領域に積層された
高濃度の第1コレクタ層とこれより低濃度の第2コレク
タ層、この第2コレクタ層の外側に形成された高抵抗の
第3コレクタ層、および前記第2コレクタ層のベース層
側または第1コレクタ層側に形成された第2導電型の第
4コレクタ層を有し、 前記ベース層は、真性トランジスタ領域にある前記第2
コレクタ層上から前記第3コレクタ層上に延在して形成
され、 前記エミッタ層は前記ベース層上の真性トランジスタ領
域に局在して形成されている、 ことを特徴とするバイポーラトランジスタ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3291562A JPH05109753A (ja) | 1991-08-16 | 1991-11-07 | バイポーラトランジスタ |
| US07/929,524 US5336909A (en) | 1991-08-16 | 1992-08-14 | Bipolar transistor with an improved collector structure |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3-205949 | 1991-08-16 | ||
| JP20594991 | 1991-08-16 | ||
| JP3291562A JPH05109753A (ja) | 1991-08-16 | 1991-11-07 | バイポーラトランジスタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05109753A true JPH05109753A (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=26515351
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3291562A Pending JPH05109753A (ja) | 1991-08-16 | 1991-11-07 | バイポーラトランジスタ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5336909A (ja) |
| JP (1) | JPH05109753A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007318178A (ja) * | 2007-08-13 | 2007-12-06 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 化合物半導体バイポーラトランジスタ |
| JP2016111209A (ja) * | 2014-12-08 | 2016-06-20 | 日本電信電話株式会社 | ヘテロ接合バイポーラトランジスタおよびその製造方法 |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2979964B2 (ja) * | 1994-07-25 | 1999-11-22 | 株式会社日立製作所 | 半導体装置及びそれを用いたインバータ装置 |
| US5773334A (en) * | 1994-09-26 | 1998-06-30 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Method of manufacturing a semiconductor device |
| US5631477A (en) * | 1995-06-02 | 1997-05-20 | Trw Inc. | Quaternary collector InAlAs-InGaAlAs heterojunction bipolar transistor |
| JPH09115919A (ja) * | 1995-10-13 | 1997-05-02 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置及びその製造方法 |
| US5672522A (en) * | 1996-03-05 | 1997-09-30 | Trw Inc. | Method for making selective subcollector heterojunction bipolar transistors |
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| JP4661088B2 (ja) * | 2004-06-01 | 2011-03-30 | 住友化学株式会社 | pn接合を有する化合物半導体基板の製造方法 |
| US7687886B2 (en) * | 2004-08-19 | 2010-03-30 | Microlink Devices, Inc. | High on-state breakdown heterojunction bipolar transistor |
| JP5160071B2 (ja) * | 2006-11-16 | 2013-03-13 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | ヘテロ接合バイポーラトランジスタ |
| JP5576272B2 (ja) | 2007-07-03 | 2014-08-20 | マイクロリンク デバイセズ インコーポレイテッド | Iii−v化合物薄膜太陽電池 |
| US9245951B1 (en) | 2014-09-16 | 2016-01-26 | Globalfoundries Inc. | Profile control over a collector of a bipolar junction transistor |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3607468A (en) * | 1968-10-07 | 1971-09-21 | Ibm | Method of forming shallow junction semiconductor devices |
| BE758682A (fr) * | 1969-11-10 | 1971-05-10 | Ibm | Procede de fabrication d'un transistor a socle |
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| US4644383A (en) * | 1985-04-08 | 1987-02-17 | Harris Corporation | Subcollector for oxide and junction isolated IC's |
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| JP2542676B2 (ja) * | 1987-07-02 | 1996-10-09 | 株式会社東芝 | ヘテロ接合バイポ―ラトランジスタ |
-
1991
- 1991-11-07 JP JP3291562A patent/JPH05109753A/ja active Pending
-
1992
- 1992-08-14 US US07/929,524 patent/US5336909A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007318178A (ja) * | 2007-08-13 | 2007-12-06 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 化合物半導体バイポーラトランジスタ |
| JP2016111209A (ja) * | 2014-12-08 | 2016-06-20 | 日本電信電話株式会社 | ヘテロ接合バイポーラトランジスタおよびその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5336909A (en) | 1994-08-09 |
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