JPH05110538A - スペクトル拡散通信装置 - Google Patents

スペクトル拡散通信装置

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JPH05110538A
JPH05110538A JP3298503A JP29850391A JPH05110538A JP H05110538 A JPH05110538 A JP H05110538A JP 3298503 A JP3298503 A JP 3298503A JP 29850391 A JP29850391 A JP 29850391A JP H05110538 A JPH05110538 A JP H05110538A
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sequence
spread spectrum
spreading
code
phase shift
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JP3298503A
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Inventor
Masashi Kawanami
正史 川浪
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スペクトル拡散通信において、第3者が拡散
PN系列の種類を解明し、かつ、そのクロック同期を
確立した場合でも、傍受信されることのないハードウェ
アを構成する。 【構成】 拡散用PN系列Aの位相を位相シフト用PN
系列B発生回路7のkチップの情報に応じ、0〜(2k
−2)チップの幅でランダム的にシフトさせる。そして
受信側でも同様の位相シフトされたPN系列Aで逆拡散
することによりデータ再生を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はスペクトル拡散通信装
置に関し、特にその拡散系列の処理方式に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のスペクトル拡散通信装置の
構成を示す図であり、図に示すように、従来の装置は送
信部20と受信部21とから構成され、前記送信部20
において、1aは搬送波発生回路、2は搬送波を符号化
信号を用いて変調するPSK変調回路2はであり、各符
号に対応してそれぞれ異なる位相の搬送波を送信する。
また3aはPSK変調出力を疑似雑音(拡散コード)を
用いて拡散するPN系列拡散部である。また受信部21
において、1bは搬送波発生回路であり、該回路出力は
ミキサ15にて受信信号と合成される。3bはPN系列
拡散部であり、送信部と同一の符号からなる拡散コード
を重畳してPSK変調波を作成する。また12はPSK
復調回路であり、ここで受信信号が復調されてデータが
再生される。
【0003】次に動作について説明する。図2におい
て、送信部20では、PSK変調回路2は情報ビットに
基づいて搬送波発生回路1で発生した搬送波に対してP
SK変調を施す。そしてPN系列拡散部3aで±1の拡
散コードをかけることにより、各拡散コードに応じた位
相で搬送波が送出され、帯域が拡大されて送信される。
【0004】一方、受信部21では、PN系列拡散部3
aと同一の拡散コードを発するPN系列拡散部3bによ
り受信信号を逆拡散させ、位相を再生してPSK変調波
に戻し、PSK復調回路12でデータが再生される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のスペクトル拡散
通信装置は以上のように構成されており、一旦第3者に
疑似雑音を作成するためのPN系列の種類を解明され
て、PN系列の同期をとられると、その後、傍受され続
けるという問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、搬送波拡散用のPN系列の種類
を解明されたとしても、第3者が継続的に傍受できる確
率がほとんどないスペクトル拡散通信装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るスペクト
ル拡散通信装置は、送信側拡散系列発生部の疑似雑音コ
ードの位相を1周期毎に、所定の周期を有するコードに
基づいて所定量シフトさせる送信側位相シフト部を設け
るとともに、受信側拡散系列発生部の疑似雑音コードの
位相を、上記送信側位相シフト部と同一の周期を有する
コードに基づいて1周期毎に所定量シフトさせる受信側
位相シフト部とを設け、上記送信側及び受信側の位相シ
フト部の位相シフトタイミングを同期させて通信するよ
うにしたものである。
【0008】また、上記送信側及び受信側の位相シフト
部の、上記送信側及び受信側の疑似雑音コードの位相シ
フト量を決定するためのコードを、該コード1周期毎に
変化させるようにしたものである。
【0009】
【作用】この発明においては、搬送波拡散用の疑似雑音
コードをその1周期毎に、所定の周期を有するコードに
基づいて所定量シフトさせて送,受信するようにしたか
ら、疑似雑音コードの系列の種類を解析されても通信内
容が傍受され続けることがない。
【0010】また、上記疑似雑音コードのシフト量を決
定するコードを1周期毎に変更することで、一層耐傍受
性を高めることができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例によるスペクトル
拡散通信装置を図について説明する。図1において、図
2と同一符号は同一または相当部分を示し、図1は送信
部を、また図(b) は受信部を示し、30はスペクトル拡
散ミキサ部、16はPN系列発生回路であり、16aは
送信側のものを、また16bは受信側のものであり、該
回路16において、4はFIFO(ファーストイン フ
ァーストアウト)素子、5は拡散系列用クロック発生
器、6は分周器、7はPN系列B発生回路であり、k段
のシフトレジスタから構成されている。また、8はDS
P(ディジタルシグナルプロセッサ)であり、PN系列
Aデータ10の2周期分を内蔵ROMに格納している。
9はFIFO入力制御用高速クロック、10はFIFO
入力用データ(PN系列Aデータ)、11はFIFO出
力データ(PN系列Aデータ)、12はPSK復調回路
である。
【0012】次に動作について説明する。まず、通信モ
ードを図3に示すようにモード(1),(2) ,(3) の3モ
ード設定する。モード(1) とモード(2) では通常のスペ
クトル拡散通信を行う。即ち、モード(1) ではデータを
すべて“0”でPSK変調したものを周期(2k −1)
のPN系列Aデータ10で通常のスペクトル拡散を行
う。
【0013】この間に図1(b) の受信部では、拡散PN
クロックの同期を確立する。次に、モード(2) ではデー
タとしてM系列を送信する。スペクトル拡散の方法は、
モード(1) と同じく通常通りとする。このM系列のデー
タは、その直後からPN拡散系列Aデータ10の位相が
その周期毎にシフトされてスペクトル拡散されるように
なることを受信部へ知らせるために設定するものであ
る。これに伴い受信部では再生データとM系列の一致を
DSPがチェックし、一致したら次のモード(3)に移る
ことになる。
【0014】モード(3) において送信部では、周期が
(2k −1)の位相シフト用PN系列B発生回路7内の
k段のシフトレジスタを、分周器6にて拡散用PN系列
Aデータ用のクロックを1/(2k −1)分周したもの
で駆動させることにより、PN系列Aの1チップ周期毎
にPN系列B発生回路7内のk段のシフトレジスタがシ
フトを起こすこととなる。このk段のシフトレジスタの
状態をDSP8が読み取り、これを10進に換算した量
のシフト量を拡散用PN系列Aデータ10に与えて、F
IFO4内にシリアル的に入力する。そして、FIFO
4からは拡散PN系列Aデータ用のクロック5により、
位相シフト済みのPN系列AデータがFIFO出力11
として出力され、後段のミキサ30にてPSK変調回路
2出力と合成されスペクトル拡散が行なわれる。
【0015】ここで、上記モード(3) の動作を実現する
にあたり、拡散用PN系列Aデータ10を発生させるの
に、図1のDSP8,FIFO4を用いるのは、1〜
(2k −2)値の最大幅の位相シフト量を実現するため
には、結局、PN系列Aデータ10の1周期分のデータ
を任意のタイミングにて取り出さなければならず、その
ためには、PN系列Aデータ10をシフトレジスタを用
いて発生させながら1周期分取り出すという方式では無
理であり、図4に示すように、PN系列Aデータ二周期
分をDSP8の制御するROM13に予め格納させてお
く必要がある。
【0016】そして位相シフト用PN系列B発生回路7
は詳しくは図5(a)に示すように、その帰還タップはP
N系列Bの種類により異なり、この回路の駆動クロック
はPN系列Aデータの一周期毎に駆動されるように、発
振器5、分周器6を用いて作られる。
【0017】そして動作時にはPN系列Aデータ10の
1周期毎に変化するPN系列B発生回路7内のシフトレ
ジスタ値14をDSP8が読み取り(図5(b))、その2
進から10進への換算値が、仮にPであったとすると、
DSP8はPN系列A格納ROMより(ap ,ap+1
…aN ,a1 ,…ap-1 )という順にデータ系列を取り
出し、自ら持つ高速クロックを用いてFIFO10へ高
速入力する。この入力はPN系列Aデータ10の1周期
内に完了する必要がある(図5(c))。このようにしてF
IFO10内に格納された位相シフト済のPN系列Aは
PN拡散用クロック5により出力されてPN拡散部3へ
と送られる。
【0018】一方、図1(b) の受信部でもPN系列発生
回路16bにおいてモード(3) 移行と同時に、送信部と
同様の位相シフトをPN系列Aデータ10に与えて逆拡
散を行う。このときPN系列B発生回路7bの初期値を
送信部と同様にしておけば、送信部と同様の位相シフト
が実現できる。このようにして、逆拡散された信号をP
SK復調器12を用いてデータ再生する。
【0019】このように本実施例によれば、周期(2k
−1)チップの拡散用PN系列Aデータ10を、同じく
周期(2k −1)チップのPN系列B発生回路7のkチ
ップの情報に基づき位相シフトした後に、スペクトル拡
散を行うようにしたから、第3者にPNクロック周期を
とられ、かつ拡散系列Aデータ10の種類を知られたと
ころで、位相が常に変化するので傍受できる確率はある
瞬間において、1/(2k −1)となり極めて傍受しに
くくなる。さらにPN系列Aデータ10のシフト量は0
〜(2k −2)チップの最大幅をPN系列B発生回路7
によってランダム的にムラなくシフトされるので、より
一層の耐傍受性を期待できる。
【0020】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。この実施例では、位相シフト用のPN拡散系列Bの
系列を変化させるようにしたものであり、図6に示すよ
うに、PN系列B生成回路のシフトレジスタbk 〜b1
毎に帰還タップを設け、その間にスイッチSk 〜S1
配設し、帰還タップの位置を1周期毎に変えることで、
別の種類のPN系列を作成するようにしたものである。
このようにすることで耐傍受性をさらに向上させること
ができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るスペクト
ル拡散通信装置によれば、搬送波拡散用の疑似雑音コー
ドをその1周期毎に、所定の周期を有するコードに基づ
いて所定量シフトさせて送,受信するようにしたので、
第3者に疑似雑音コードの種類が解明され、かつクロッ
ク同期がなされたとしても、傍受信され続けられること
がなく、耐傍受性を向上させることができるという効果
がある。
【0022】また、上記疑似雑音コードのシフト量を決
定するためのコードを1周期毎に変更することで、一層
耐傍受性を高めることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるスペクトル拡散通信
装置を示す図である。
【図2】従来のスペクトル拡散通信装置を示す図であ
る。
【図3】この発明の一実施例によるスペクトル拡散通信
装置の通信モードを示す図である。
【図4】この発明の一実施例によるスペクトル拡散通信
装置のROM内容を説明するための図である。
【図5】この発明の一実施例によるスペクトル拡散通信
装置のPN系列B発生回路及びDSPを詳細に説明する
ための示す図である。
【図6】この発明の他の実施例によるスペクトル拡散通
信装置のPN系列B発生回路の構成を説明するための図
である。
【符号の説明】
1 搬送波発生回路 2 PSK変調回路 3 スペクトル拡散ミキサ部 4 FIFO素子 5 拡散系列用クロック 6 分周器 7 PN系列B発生回路 8 DSP 9 FIFO入力制御用高速クロック 10 FIFO用入力データ 11 FIFO出力データ 12 PSK復調回路 13 PN系列A用ROM 14 PN系列B発生回路内シフトレジスタ状態 20 送信部 21 受信部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 スペクトル拡散通信装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はスペクトル拡散通信装
置に関し、特にその拡散系列の処理方式に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のスペクトル拡散通信装置の
構成を示す図であり、図に示すように、従来の装置は送
信部20と受信部21とから構成され、前記送信部20
において、1aは搬送波発生回路、2は搬送波を符号化
信号を用いて変調するPSK変調回路であり、3aはP
SK変調出力を拡散用PN系列を用いて拡散するPN系
列拡散部である。また受信部21において、1bは搬送
波発生回路であり、該回路出力はミキサ15にて受信信
号とかけ合わされる。3bはPN系列拡散部であり、
送信部と同一の符号からなる逆拡散用PN系列を重畳し
てPSK変調波を作成する。また12はPSK復調回路
であり、ここでPSK変調波が復調されてデータが再生
される。
【0003】次に動作について説明する。図2におい
て、送信部20では、PSK変調回路2は情報ビットに
基づいて搬送波発生回路1で発生した搬送波に対してP
SK変調を施す。そしてPN系列拡散部3aで±1の
散用PN系列をかけることにより、帯域が拡大されて送
信される。
【0004】一方、受信部21では、PN系列拡散部3
aと同一の逆拡散用PN系列を発するPN系列拡散部
3bにより受信信号を逆拡散させ、PSK変調波に戻
し、PSK復調回路12でデータが再生される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のスペクトル拡散
通信装置は以上のように構成されており、一旦第3者に
拡散用PN系列の種類を解明されて、かつ、そのPN系
列のクロック同期をとられると、その後、傍受され続け
るという問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、拡散用のPN系列の種類を解明
され、かつ、そのPN系列のクロック同期をとられたと
しても、第3者が継続的に傍受できる確率がほとんどな
いスペクトル拡散通信装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るスペクト
ル拡散通信装置は、送信側拡散系列発生部の拡散用PN
系列の位相を1周期毎に、この系列と同じ周期を有する
位相シフト用PN系列に基づいてシフトさせる送信側位
相シフト部を設けるとともに、受信側拡散系列発生部の
逆拡散用PN系列の位相を、上記送信側位相シフト部と
同一種類位相シフト用PN系列に基づいて1周期毎
フトさせる受信側位相シフト部とを設け、上記送信側
及び受信側の位相シフト部の位相シフトタイミングを同
期させて通信するようにしたものである。
【0008】また、上記送信側及び受信側の位相シフト
部の、位相シフト用PN系列の種類を、該コード1周期
毎に変化させるようにしたものである。
【0009】
【作用】この発明においては、搬送波拡散用の疑似雑音
コードをその1周期毎に、所定の周期を有するコードに
基づいて所定量シフトさせて送,受信するようにしたか
ら、拡散用PN系列の種類を解析され、かつ系列のクロ
ック同期をとられても系列の位相が常に変化しているた
め、通信内容が傍受され続けることがない。
【0010】また、上記拡散用PN系列のシフト量を決
定する位相シフト用PN系列の種類後者系列の1周期
毎に変更することで、一層耐傍受性を高めることができ
る。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例によるスペクトル
拡散通信装置を図について説明する。図1において、図
2と同一符号は同一または相当部分を示し、図1は送信
部を、また図(b) は受信部を示し、30はスペクトル拡
散ミキサ部、16はPN系列発生回路であり、16aは
送信側のものを、また16bは受信側のものであり、該
回路16において、4はFIFO(ファーストイン フ
ァーストアウト)素子、5は拡散系列用クロック発生
器、6は分周器、7はPN系列B発生回路であり、k段
のシフトレジスタから構成されている。また、8はDS
P(ディジタルシグナルプロセッサ)であり、PN系列
Aデータ10の2周期分を内蔵ROMに格納している。
9はFIFO入力制御用高速クロック、10はFIFO
入力用データ(PN系列Aデータ)、11はFIFO出
力データ(PN系列Aデータ)、12はPSK復調回路
である。
【0012】次に動作について説明する。まず、通信モ
ードを図3に示すようにモード(1),(2) ,(3) の3モ
ード設定する。モード(1) とモード(2) では通常のスペ
クトル拡散通信を行う。即ち、モード(1) ではデータを
すべて“0”でPSK変調したものを周期(2k −1)
のPN系列Aデータ10で通常のスペクトル拡散を行
う。
【0013】この間に図1(b) の受信部では、拡散
系列のクロックの同期を確立する。次に、モード(2)
ではデータとしてM系列を送信する。スペクトル拡散の
方法は、モード(1) と同じく通常通りとする。このM系
列のデータは、その直後からPN拡散系列Aの位相がそ
の周期毎にシフトされてスペクトル拡散されるようにな
ることを受信部へ知らせるために設定するものである。
これに伴い受信部では再生データとM系列の一致をDS
Pがチェックし、一致したら次のモード(3) に移ること
になる。
【0014】モード(3) において送信部では、周期が
(2k −1)の位相シフト用PN系列B発生回路7内の
k段のシフトレジスタを、分周器6にて拡散用PN系列
Aデータ用のクロックを1/(2k −1)分周したもの
で駆動させることにより、拡散用PN系列Aの1チップ
周期毎にPN系列B発生回路7内のk段のシフトレジス
タがシフトを起こすこととなる。このk段のシフトレジ
スタの状態をDSP8が読み取り、これを10進に換算
した量のシフト量を拡散用PN系列Aに与えて、FIF
O4内にシリアル的に入力する。そして、FIFO4か
らは拡散PN系列Aデータ用のクロック5により、位
相シフト済みのPN系列AデータがFIFO出力11と
して出力され、後段のミキサ30にてPSK変調回路2
出力と掛け合わされスペクトル拡散が行なわれる。
【0015】ここで、上記モード(3) の動作を実現する
にあたり、拡散用PN系列Aデータ10を発生させるの
に、図1のDSP8,FIFO4を用いるのは、1〜
(2k −2)値の最大幅の位相シフト量を実現するため
には、結局、PN系列Aの1周期分のデータを任意のタ
イミングにて取り出さなければならず、そのためには、
PN系列Aをシフトレジスタを用いて発生させながら1
周期分取り出すという方式では無理であり、図4に示す
ように、PN系列Aデータ二周期分をDSP8の制御す
るROM13に予め格納させておく必要がある。
【0016】そして位相シフト用PN系列B発生回路7
は詳しくは図5(a)に示すようになる。その帰還タップ
はPN系列Bの種類により異なり、この回路の駆動クロ
ックはPN系列Aデータの一周期毎に駆動(シフト)
れるように、発振器5、分周器6を用いて作られる。
【0017】そして動作時にはPN系列Aの1周期毎に
変化するPN系列B発生回路7内のシフトレジスタ値1
4をDSP8が読み取り(図5(b))、その2進から10
進への換算値が、仮にPであったとすると、DSP8は
PN系列A格納ROMより(ap ,ap+1 ,…aN ,a
1 ,…ap-1 )という順にデータ系列を取り出し、自ら
持つ高速クロックを用いてFIFO10へ高速入力す
る。この入力はPN系列Aデータ10の1周期内に完了
する必要がある(図5(c))。このようにしてFIFO1
0内に格納された位相シフト済のPN系列AはPN拡散
用クロック5により出力されてPN拡散部3へと送られ
る。
【0018】一方、図1(b) の受信部でもPN系列発生
回路16bにおいてモード(3) 移行と同時に、送信部と
同様の位相シフトをPN系列Aに与えて逆拡散を行う。
このときPN系列B発生回路7bの初期値を送信部と同
様にしておけば、送信部と同様の位相シフトが実現でき
る。このようにして、逆拡散された信号をPSK復調器
12を用いてデータ再生する。
【0019】このように本実施例によれば、周期(2k
−1)チップの拡散用PN系列Aデータ10を、同じく
周期(2k −1)チップのPN系列B発生回路7のkチ
ップの情報に基づき位相シフトした後に、スペクトル拡
散を行うようにしたから、第3者に拡散用PN系列Aの
クロック周期をとられ、かつその種類を知られたところ
で、位相が常に変化するので傍受できる確率はある瞬間
において、1/(2k −1)となり極めて傍受しにくく
なる。さらにPN系列Aのシフト量は0〜(2k −2)
チップの最大をPN系列B発生回路7のk段のシフト
レジスタの値(14)によってランダム的にムラなくシ
フトされるので、より一層の耐傍受性を期待できる。
【0020】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。この実施例では、位相シフト用PN系列Bの種類
変化させるようにしたものであり、図6に示すように、
PN系列B生成回路のシフトレジスタbk 〜b1毎に帰
還タップを設け、その間にスイッチSk 〜S1 を配設
し、帰還タップの位置をこの位相シフト用PN系列Bの
1周期毎に変えることで、別の種類のPN系列を作成す
るようにしたものである。このようにすることで耐傍受
性をさらに向上させることができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るスペクト
ル拡散通信装置によれば、搬送波拡散用の疑似雑音コー
ドをその1周期毎に、所定の周期を有する拡散用PN系
に基づいて所定量シフトさせて送,受信するようにし
たので、第3者に疑似雑音コードの種類が解明され、か
つクロック同期がなされたとしても、傍受信され続けら
れることがなく、耐傍受性を向上させることができると
いう効果がある。
【0022】また、上記拡散用PN系列のシフト量を決
定するための位相シフト用PN系列後者系列の1周期
毎に変更することで、一層耐傍受性を高めることができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるスペクトル拡散通信
装置を示す図である。
【図2】従来のスペクトル拡散通信装置を示す図であ
る。
【図3】この発明の一実施例によるスペクトル拡散通信
装置の通信モードを示す図である。
【図4】この発明の一実施例によるスペクトル拡散通信
装置のROM内容を説明するための図である。
【図5】この発明の一実施例によるスペクトル拡散通信
装置のPN系列B発生回路及びDSPを詳細に説明する
ための示す図である。
【図6】この発明の他の実施例によるスペクトル拡散通
信装置のPN系列B発生回路の構成を説明するための図
である。
【符号の説明】 1 搬送波発生回路 2 PSK変調回路 3 スペクトル拡散ミキサ部 4 FIFO素子 5 拡散系列用クロック 6 分周器 7 PN系列B発生回路 8 DSP 9 FIFO入力制御用高速クロック 10 FIFO用入力データ 11 FIFO出力データ 12 PSK復調回路 13 PN系列A用ROM 14 PN系列B発生回路内シフトレジスタ状態 20 送信部 21 受信部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側にて狭帯域の信号を疑似雑音コー
    ドを用いて帯域を拡大して送信し、受信側にて上記送信
    側と同一の疑似拡散コードを用いて逆拡散を行い信号を
    再生して通信を行うスペクトル拡散通信装置において、 送信側に、 狭帯域の信号を拡散するための、所定周期の疑似雑音コ
    ードを発生させる送信側拡散系列発生部と、 上記送信側拡散系列発生部の疑似雑音コードの位相を1
    周期毎に、所定の周期を有するコードに基づいて所定量
    シフトさせる送信側位相シフト部とを備え、 受信側に、 上記送信側拡散系列発生部と同一の疑似雑音コードを有
    する受信側拡散系列発生部と、 該受信側拡散系列発生部の疑似雑音コードの位相を、上
    記送信側位相シフト部と同一の周期を有するコードに基
    づいて1周期毎に所定量シフトさせる受信側位相シフト
    部とを備え、 上記送信側及び受信側の位相シフト部の位相シフトタイ
    ミングを同期させて通信を行うことを特徴とするスペク
    トル拡散通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスペクトル拡散通信装置
    において、 上記送信側及び受信側の位相シフト部の、上記送信側及
    び受信側の疑似雑音コードの位相シフト量を決定するた
    めのコードを、該コード1周期毎に変化させるようにし
    たことを特徴とするスペクトル拡散通信装置。
JP3298503A 1991-10-15 1991-10-15 スペクトル拡散通信装置 Pending JPH05110538A (ja)

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JP3298503A JPH05110538A (ja) 1991-10-15 1991-10-15 スペクトル拡散通信装置

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JP3298503A JPH05110538A (ja) 1991-10-15 1991-10-15 スペクトル拡散通信装置

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JPH05110538A true JPH05110538A (ja) 1993-04-30

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07202754A (ja) * 1993-12-28 1995-08-04 Nec Corp 拡散符号発生器
US5978412A (en) * 1996-08-12 1999-11-02 Nec Corporation Spread spectrum communication system
US6917643B2 (en) 2000-02-09 2005-07-12 Nec Corporation Diffusion code generator, CDMA communication apparatus using the same, and diffusion code generating method used therefor

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