JPH05111177A - 2次電池の過充電及び過放電防止回路 - Google Patents
2次電池の過充電及び過放電防止回路Info
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- JPH05111177A JPH05111177A JP3296667A JP29666791A JPH05111177A JP H05111177 A JPH05111177 A JP H05111177A JP 3296667 A JP3296667 A JP 3296667A JP 29666791 A JP29666791 A JP 29666791A JP H05111177 A JPH05111177 A JP H05111177A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 容量バランスのとれた過充電及び過放電防止
回路を提供する。 【構成】 直列接続された2次電池Abat及びBba
tの正負極間にヒステリシス回路1を備える過充電検出
コンパレータCOMP2、COMP4を、また、ヒステ
リシス回路2を備える過放電検出コンパレータCOMP
1、COMP3を接続する。各電池間に過充電オーバー
フロー及び過放電バランスのためにトランジスタT5、
T6及び抵抗Rを接続する。COMP2又はCOMP4
が過充電を検出するとトランジスタT2又はT4がオフ
して充電電流を遮断し、同時にトランジスタT1又はT
3がオンして抵抗R1を通して充電電流が流れ、過充電
が検出されない側の電池は充電を継続する。COMP2
及びCOMP4が過充電を同時に検出すると、トランジ
スタT10をオフして充電電流を遮断する。ヒステリシ
ス回路1、2により過充放電のバランスをとることがで
きる。
回路を提供する。 【構成】 直列接続された2次電池Abat及びBba
tの正負極間にヒステリシス回路1を備える過充電検出
コンパレータCOMP2、COMP4を、また、ヒステ
リシス回路2を備える過放電検出コンパレータCOMP
1、COMP3を接続する。各電池間に過充電オーバー
フロー及び過放電バランスのためにトランジスタT5、
T6及び抵抗Rを接続する。COMP2又はCOMP4
が過充電を検出するとトランジスタT2又はT4がオフ
して充電電流を遮断し、同時にトランジスタT1又はT
3がオンして抵抗R1を通して充電電流が流れ、過充電
が検出されない側の電池は充電を継続する。COMP2
及びCOMP4が過充電を同時に検出すると、トランジ
スタT10をオフして充電電流を遮断する。ヒステリシ
ス回路1、2により過充放電のバランスをとることがで
きる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2次電池の過充電及び
過放電防止回路に関する。
過放電防止回路に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】従来、2次電池の過充電
及び過放電対策として、以下の方法が知られている。充
電器による過充電対策は、充電時に電池の充電端子電圧
を制御するもので、単電池又は単電池の並列接続では十
分に効果があるものである。しかし電池は直列接続で使
用されることが多く、この場合、直列接続の両端電圧
は、制御されるものの個々の電池電圧の制御はできな
い。従って、直列接続中の少なくとも1個の電池がショ
ートした場合、充電中に他の電池は過充電となりこの方
式は完全な過充電対策とはならない。他の過充電対策と
して、過充電中に電池の内圧が上昇することを利用し
て、メカニカルに電流リード線を切断し、充電電流を遮
断する方式がある。この方式は過充電そのものを防止す
るものではなく、過充電が進行後の電池温度の異常上
昇、高内圧に起因する電池の破壊を未然に防止するもの
で、一度電流遮断が働くとその電池は使用不可能とな
る。
及び過放電対策として、以下の方法が知られている。充
電器による過充電対策は、充電時に電池の充電端子電圧
を制御するもので、単電池又は単電池の並列接続では十
分に効果があるものである。しかし電池は直列接続で使
用されることが多く、この場合、直列接続の両端電圧
は、制御されるものの個々の電池電圧の制御はできな
い。従って、直列接続中の少なくとも1個の電池がショ
ートした場合、充電中に他の電池は過充電となりこの方
式は完全な過充電対策とはならない。他の過充電対策と
して、過充電中に電池の内圧が上昇することを利用し
て、メカニカルに電流リード線を切断し、充電電流を遮
断する方式がある。この方式は過充電そのものを防止す
るものではなく、過充電が進行後の電池温度の異常上
昇、高内圧に起因する電池の破壊を未然に防止するもの
で、一度電流遮断が働くとその電池は使用不可能とな
る。
【0003】一方、過放電対策としては、負極集電体金
属の溶解電圧が電池電圧としてなるべくゼロに近い金属
を選定する方法がある。例えば銅に代えてニッケルを使
用すると効果はあるものの完全なものではない。特に、
直列接続の電池では電池の個体差により必ず一方の電池
の過放電が進行し、充放電サイクルの寿命劣化が著し
い。
属の溶解電圧が電池電圧としてなるべくゼロに近い金属
を選定する方法がある。例えば銅に代えてニッケルを使
用すると効果はあるものの完全なものではない。特に、
直列接続の電池では電池の個体差により必ず一方の電池
の過放電が進行し、充放電サイクルの寿命劣化が著し
い。
【0004】図12は、非水系2次電池、例えばリチウ
ムイオン2次電池の電池構成例を示している。活物質と
して、正極にLiCoO2 6,負極にはグラファイト構
造を有するカーボン7を用い、各活物質は正極はAl集
電体8,負極はCu集電体9で保持される。正負活物質
はセパレータ10を介して対向し、各活物質間には有機
電解液11が充填される。該電池の充放電特性は図13
及び図14に示すように、充放電エネルギーと電池端子
間電圧の間に強い相関を有する。該電池には電池構成材
料及び電池設計で決まる設計電圧があり、この電圧を越
えて充電することを過充電と呼ぶ。過充電を行うと、
(1)負極上でのLi金属の析出、(2)正極活物質の
分解及び分解で生成したコバルトイオンに起因する負極
上でのCo金属或はコバルト化合物の析出、(3)有機
電解液の分解、が生ずる。
ムイオン2次電池の電池構成例を示している。活物質と
して、正極にLiCoO2 6,負極にはグラファイト構
造を有するカーボン7を用い、各活物質は正極はAl集
電体8,負極はCu集電体9で保持される。正負活物質
はセパレータ10を介して対向し、各活物質間には有機
電解液11が充填される。該電池の充放電特性は図13
及び図14に示すように、充放電エネルギーと電池端子
間電圧の間に強い相関を有する。該電池には電池構成材
料及び電池設計で決まる設計電圧があり、この電圧を越
えて充電することを過充電と呼ぶ。過充電を行うと、
(1)負極上でのLi金属の析出、(2)正極活物質の
分解及び分解で生成したコバルトイオンに起因する負極
上でのCo金属或はコバルト化合物の析出、(3)有機
電解液の分解、が生ずる。
【0005】前記Li金属、Co金属、Co化合物の析
出は正負極のショート原因となり、正極活物質、有機電
解液の分解は電池の著しい劣化原因となる。従って、過
充電は本質的に避けなければ電池の信頼性は確保できな
い。充電した電池に外部負荷を付け放電すると電池電圧
は低下していくが、放電を継続すると負極集電体(C
u)の溶解電圧に達する。この溶解電圧に至った以降さ
らに放電することを過放電と呼び、過放電では当然に銅
がイオン化し、電解液に溶出する。集電体金属が溶出す
れば、集電機能の劣化、負極活物質の脱落が生じ電池の
要領を低下させる。さらに溶出した銅イオンが次の充電
時に負極に異常析出し、正負極のショート原因になる。
従って、過放電も当然に避けるべき課題である。
出は正負極のショート原因となり、正極活物質、有機電
解液の分解は電池の著しい劣化原因となる。従って、過
充電は本質的に避けなければ電池の信頼性は確保できな
い。充電した電池に外部負荷を付け放電すると電池電圧
は低下していくが、放電を継続すると負極集電体(C
u)の溶解電圧に達する。この溶解電圧に至った以降さ
らに放電することを過放電と呼び、過放電では当然に銅
がイオン化し、電解液に溶出する。集電体金属が溶出す
れば、集電機能の劣化、負極活物質の脱落が生じ電池の
要領を低下させる。さらに溶出した銅イオンが次の充電
時に負極に異常析出し、正負極のショート原因になる。
従って、過放電も当然に避けるべき課題である。
【0006】これまでに、電池が充放電を繰り返す過程
において、個々の電池の個体差により電池の容量バラン
スが崩れてきても、過充電及び過放電を防止するため
に、直列接続された2次電池が充放電を繰り返す過程に
おいて、個々の電池の個体差により電池の容量バランス
が崩れてきても、そのバランスを復活する機能を有する
電池容量バランス回路を充放電回路に設けて過充電及び
過放電を防止し、電池の信頼性・安全性を保証するもの
が提案されている。
において、個々の電池の個体差により電池の容量バラン
スが崩れてきても、過充電及び過放電を防止するため
に、直列接続された2次電池が充放電を繰り返す過程に
おいて、個々の電池の個体差により電池の容量バランス
が崩れてきても、そのバランスを復活する機能を有する
電池容量バランス回路を充放電回路に設けて過充電及び
過放電を防止し、電池の信頼性・安全性を保証するもの
が提案されている。
【0007】図8は、前記提案された従来の過充放電防
止及び電池容量バランス回路を示している。前記回路に
ついて、以下に、電池Abat及び電池Bbatの過充
電検出及び過放電検出について順次説明する。
止及び電池容量バランス回路を示している。前記回路に
ついて、以下に、電池Abat及び電池Bbatの過充
電検出及び過放電検出について順次説明する。
【0008】充電電源又は放電負荷端子となる+Eb端
子から2次電池Abat,Bbat,NチャネルMOS
トランジスタT16、NチャネルMOSトランジスタT
17(以下、トランジスタT16、トランジスタT17
という。)を経て−Eb端子へ充電電流が流れる。過充
電検出回路を構成するコンパレータCOMP2が、基準
電圧E1を越える例えば4.3Vの過充電を検出し、H
レベルの電圧を出力する。(通常充電時はLレベルであ
る)。
子から2次電池Abat,Bbat,NチャネルMOS
トランジスタT16、NチャネルMOSトランジスタT
17(以下、トランジスタT16、トランジスタT17
という。)を経て−Eb端子へ充電電流が流れる。過充
電検出回路を構成するコンパレータCOMP2が、基準
電圧E1を越える例えば4.3Vの過充電を検出し、H
レベルの電圧を出力する。(通常充電時はLレベルであ
る)。
【0009】前記Hレベル出力によりオアゲートG16
を通してPチャネルMOSトランジスタT15(以下、
トランジスタT15という)をオフ、NチャネルMOS
トランジスタT18をオンすることによりトランジスタ
T17をオフして充電電流を遮断する。同時にオアゲー
トG12を通してNチャネルMOSトランジスタT12
をオンし、抵抗Rで電池Abatの過充電オーバーフロ
ーを放電する。
を通してPチャネルMOSトランジスタT15(以下、
トランジスタT15という)をオフ、NチャネルMOS
トランジスタT18をオンすることによりトランジスタ
T17をオフして充電電流を遮断する。同時にオアゲー
トG12を通してNチャネルMOSトランジスタT12
をオンし、抵抗Rで電池Abatの過充電オーバーフロ
ーを放電する。
【0010】前記電池Abatが例えば4.1Vまで放
電して4.1Vを切ると、前記コンパレータCOMP2
の出力がLレベルとなり、トランジスタT12がオフ、
トランジスタT18がオフ、トランジスタT15がオ
ン、トランジスタT17がオンして再び充電可能とな
り、電池Abat及び電池Bbatとも充電される。
電して4.1Vを切ると、前記コンパレータCOMP2
の出力がLレベルとなり、トランジスタT12がオフ、
トランジスタT18がオフ、トランジスタT15がオ
ン、トランジスタT17がオンして再び充電可能とな
り、電池Abat及び電池Bbatとも充電される。
【0011】一方、電池Bbatが過充電された場合も
同様の動作を行う。端子+Ebから2次電池Abat,
Bbat,トランジスタT16、トランジスタT17を
経て端子−Ebへ充電電流が流れる。過充電検出回路を
構成するコンパレータCOMP4が、基準電圧E2を越
える例えば4.3Vの過充電を検出し、Hレベルの電圧
を出力する。(通常充電時はLレベルである)。前記コ
ンパレータCOMP4のHレベル出力によりオアゲート
G16を通してトランジスタT15をオフ、トランジス
タT18をオンすることによりトランジスタT17をオ
フして充電電流を遮断する。同時にオアゲートG15を
通してNチャネルMOSトランジスタT13をオンし、
抵抗Rで電池Bbatの過充電オーバーフローを放電す
る。前記電池Bbatが例えば4.1Vまで放電して
4.1Vを切ると、前記コンパレータCOMP4の出力
がLレベルとなり、トランジスタT13がオフ、トラン
ジスタT18がオフ、トランジスタT15がオン、トラ
ンジスタT17がオンして再び充電可能となり、電池A
bat及び電池Bbatとも充電される。
同様の動作を行う。端子+Ebから2次電池Abat,
Bbat,トランジスタT16、トランジスタT17を
経て端子−Ebへ充電電流が流れる。過充電検出回路を
構成するコンパレータCOMP4が、基準電圧E2を越
える例えば4.3Vの過充電を検出し、Hレベルの電圧
を出力する。(通常充電時はLレベルである)。前記コ
ンパレータCOMP4のHレベル出力によりオアゲート
G16を通してトランジスタT15をオフ、トランジス
タT18をオンすることによりトランジスタT17をオ
フして充電電流を遮断する。同時にオアゲートG15を
通してNチャネルMOSトランジスタT13をオンし、
抵抗Rで電池Bbatの過充電オーバーフローを放電す
る。前記電池Bbatが例えば4.1Vまで放電して
4.1Vを切ると、前記コンパレータCOMP4の出力
がLレベルとなり、トランジスタT13がオフ、トラン
ジスタT18がオフ、トランジスタT15がオン、トラ
ンジスタT17がオンして再び充電可能となり、電池A
bat及び電池Bbatとも充電される。
【0012】そして、前記コンパレータCOMP2又は
COMP4のHレベル出力によりオアゲートG16を通
してトランジスタT15をオフ、トランジスタT18を
オンすることによりトランジスタT17をオフして充電
電流を遮断すると、電池の端子電圧が下がり、コンパレ
ータCOMP2又はCOMP4の出力がLレベルに反転
して直ちに再度充電回路が動作してしまうのを避け、電
池Abat又は電池Bbatの過充電オーバーフローを
放電し、4.1Vまで放電されると、再び充電可能とな
り電池Abat及び電池Bbatを充電するというサイ
クルを実現するために、コンパレータCOMP2及びコ
ンパレータCOMP4の動作にヒステリシスを持たせる
必要がある。このため前記コンパレータCOMP2及び
コンパレータCOMP4の非反転入力端子にヒステリシ
ス回路1を接続する。
COMP4のHレベル出力によりオアゲートG16を通
してトランジスタT15をオフ、トランジスタT18を
オンすることによりトランジスタT17をオフして充電
電流を遮断すると、電池の端子電圧が下がり、コンパレ
ータCOMP2又はCOMP4の出力がLレベルに反転
して直ちに再度充電回路が動作してしまうのを避け、電
池Abat又は電池Bbatの過充電オーバーフローを
放電し、4.1Vまで放電されると、再び充電可能とな
り電池Abat及び電池Bbatを充電するというサイ
クルを実現するために、コンパレータCOMP2及びコ
ンパレータCOMP4の動作にヒステリシスを持たせる
必要がある。このため前記コンパレータCOMP2及び
コンパレータCOMP4の非反転入力端子にヒステリシ
ス回路1を接続する。
【0013】以下に、前記ヒステリシス回路1について
説明する。図2の(A)は、過充電検出用コンパレータ
COMP2及びコンパレータCOMP4の非反転端子に
接続されるヒステリシス回路1の一例であり、図11の
(A)は、過充電のヒステリシス電圧の説明図である。
以下、電池Abatを例に説明する。図2の(A)にお
いて、充電により電池Abatの電池電圧Ebが上昇し
て例えば4.3Vに達して、抵抗ラダーの過充電用分圧
点電圧V1が基準電圧E1を越えると、コンパレータC
OMP2の出力がLレベルからHレベルになり、トラン
ジスタT17をオフする。また、禁止回路3のHレベル
出力がコントロール端子C端子に供給されてアナログス
イッチSW1がH端子に切り替わり、V2が比較電圧と
なる。V2は充電電流がオフとなって電池端子電圧が下
がっても基準電圧E1より高めに設定してあるのでトラ
ンジスタT17(図8)のオフ状態が保持され、直ちに
充電を開始せず、充電の開始にヒステリシスを持たせる
ことが可能となる。
説明する。図2の(A)は、過充電検出用コンパレータ
COMP2及びコンパレータCOMP4の非反転端子に
接続されるヒステリシス回路1の一例であり、図11の
(A)は、過充電のヒステリシス電圧の説明図である。
以下、電池Abatを例に説明する。図2の(A)にお
いて、充電により電池Abatの電池電圧Ebが上昇し
て例えば4.3Vに達して、抵抗ラダーの過充電用分圧
点電圧V1が基準電圧E1を越えると、コンパレータC
OMP2の出力がLレベルからHレベルになり、トラン
ジスタT17をオフする。また、禁止回路3のHレベル
出力がコントロール端子C端子に供給されてアナログス
イッチSW1がH端子に切り替わり、V2が比較電圧と
なる。V2は充電電流がオフとなって電池端子電圧が下
がっても基準電圧E1より高めに設定してあるのでトラ
ンジスタT17(図8)のオフ状態が保持され、直ちに
充電を開始せず、充電の開始にヒステリシスを持たせる
ことが可能となる。
【0014】図11の(A)に示す過充電ヒステリシス
電圧について、図9を参照して説明する。充電器の充電
終止電圧8.2Vの半分をヒステリシス電圧として示し
ている。4.3Vは、前記抵抗ラダーの検出電圧V1に
対応し、4.1Vは、検出電圧V2に対応する電圧であ
る。電池Abat及びBbatの充電のバランスが崩れ
ていて電池Abatの電池電圧が高くなり、危険領域に
なる手前(例として4.3V)まで上昇しても充電終止
電圧にならない時、前記過充電検出回路が動作してトラ
ンジスタT17をオフし充電電流を遮断する。充電電流
がオフになると電池電圧は下がるが、さらに前記トラン
ジスタT12及び抵抗Rからなる放電回路で4.1Vま
で放電する。そして4.1Vに達するとコンパレータC
OMP2の出力はLレベルとなり再びトランジスタT1
7がオンして電池Bbatの電池電圧が4.1Vに達す
るまで再度充電する。このようにして、両電池の充電の
サイクルがなされ、バランスの取れた充電がなされ、両
電池の過充電を防止できる。
電圧について、図9を参照して説明する。充電器の充電
終止電圧8.2Vの半分をヒステリシス電圧として示し
ている。4.3Vは、前記抵抗ラダーの検出電圧V1に
対応し、4.1Vは、検出電圧V2に対応する電圧であ
る。電池Abat及びBbatの充電のバランスが崩れ
ていて電池Abatの電池電圧が高くなり、危険領域に
なる手前(例として4.3V)まで上昇しても充電終止
電圧にならない時、前記過充電検出回路が動作してトラ
ンジスタT17をオフし充電電流を遮断する。充電電流
がオフになると電池電圧は下がるが、さらに前記トラン
ジスタT12及び抵抗Rからなる放電回路で4.1Vま
で放電する。そして4.1Vに達するとコンパレータC
OMP2の出力はLレベルとなり再びトランジスタT1
7がオンして電池Bbatの電池電圧が4.1Vに達す
るまで再度充電する。このようにして、両電池の充電の
サイクルがなされ、バランスの取れた充電がなされ、両
電池の過充電を防止できる。
【0015】次に、過放電検出について以下に電池Ab
atを例に説明する。図8において、コンパレータCO
MP1が電池Abatの過放電(一例として1.8V)
を検出すると、Hレベルを出力する。(通常放電時はL
レベル)前記コンパレータCOMP1のHレベル出力に
よりオアゲートG17及びノアゲートG18を通してN
チャネルMOSトランジスタT16(以下、トランジス
タT16という)をオフし、さらにゲートG20によっ
てNチャネルMOSトランジスタT14(以下、トラン
ジスタT14という)をオフして放電電流を遮断する。
同時にアンドゲートG14、オアゲートG15を通して
NチャネルMOSトランジスタT13(以下トランジス
タT13という)をオンし、電池Bbatの残容量を抵
抗Rで消費する。この時、ゲートG10、アンドゲート
G11を経てオアゲートG12の出力がLレベルとなっ
ており、トランジスタT12をオフ状態に保持してお
き、電池Abatの過放電バランス回路を動作させない
ようにしておく。
atを例に説明する。図8において、コンパレータCO
MP1が電池Abatの過放電(一例として1.8V)
を検出すると、Hレベルを出力する。(通常放電時はL
レベル)前記コンパレータCOMP1のHレベル出力に
よりオアゲートG17及びノアゲートG18を通してN
チャネルMOSトランジスタT16(以下、トランジス
タT16という)をオフし、さらにゲートG20によっ
てNチャネルMOSトランジスタT14(以下、トラン
ジスタT14という)をオフして放電電流を遮断する。
同時にアンドゲートG14、オアゲートG15を通して
NチャネルMOSトランジスタT13(以下トランジス
タT13という)をオンし、電池Bbatの残容量を抵
抗Rで消費する。この時、ゲートG10、アンドゲート
G11を経てオアゲートG12の出力がLレベルとなっ
ており、トランジスタT12をオフ状態に保持してお
き、電池Abatの過放電バランス回路を動作させない
ようにしておく。
【0016】過放電検出についてもヒステリシスを持た
せるため、コンパレータCOMP1の反転入力端子に図
2の(B)に一例として示すヒステリシス回路2を設け
る。同図において、放電により電池Abatの電池電圧
Ebが下がり、抵抗ラダーの過放電用分圧点電圧V4が
基準電圧E1を越えると、コンパレータCOMP1の出
力がLレベルからHレベルになり、トランジスタT16
をオフして放電電流を遮断する。
せるため、コンパレータCOMP1の反転入力端子に図
2の(B)に一例として示すヒステリシス回路2を設け
る。同図において、放電により電池Abatの電池電圧
Ebが下がり、抵抗ラダーの過放電用分圧点電圧V4が
基準電圧E1を越えると、コンパレータCOMP1の出
力がLレベルからHレベルになり、トランジスタT16
をオフして放電電流を遮断する。
【0017】図11の(B)は、過放電のヒステリシス
電圧を示しており、以下に図10を参照して説明する。
電池の放電バランスが崩れていて電池Abatの電圧が
危険領域の手前の電圧1.8Vまで下がっても、この電
池を使用している機器の放電終止電圧にならない時、前
記電圧V4がコンパレータCOMP1の入力となり過放
電検出が動作してトランジスタT14をオフ、トランジ
スタT16をオフする。放電電流が遮断されると電池電
圧が上昇するので直ちに再度トランジスタT16がオン
しないようにヒステリシス(一例として2V)を設定し
ている。
電圧を示しており、以下に図10を参照して説明する。
電池の放電バランスが崩れていて電池Abatの電圧が
危険領域の手前の電圧1.8Vまで下がっても、この電
池を使用している機器の放電終止電圧にならない時、前
記電圧V4がコンパレータCOMP1の入力となり過放
電検出が動作してトランジスタT14をオフ、トランジ
スタT16をオフする。放電電流が遮断されると電池電
圧が上昇するので直ちに再度トランジスタT16がオン
しないようにヒステリシス(一例として2V)を設定し
ている。
【0018】すなわち、前記ヒステリシス回路2におけ
るアナログスイッチSW2をL側に切り替えて電圧V4
よりも高い電圧V3を比較電圧として設定し、該電圧V
3は放電電流が遮断されて電池Abatの端子電圧が上
がっても基準電圧E1より低めに設定しているので、前
記オフ状態が保持される。この間は電池Abatは僅か
に自己放電するのみで過放電に至ることはない。このよ
うに過放電検出が動作した時は、電池Bbatをトラン
ジスタT13及び抵抗Rからなる内部放電回路で放電さ
せ、両電池の放電をバランスさせる。電池Bbatの過
放電検出用のコンパレータCOMP3の出力がLレベル
であり、ゲートG13の出力がHレベルとなり、従っ
て、アンドゲートG14、オアゲートG15を通してト
ランジスタT13がオンしているから抵抗Rで電池Bb
atの内部放電がなされる。なお、使用機器が終止電圧
でオフした後も電池を付けっ放しにした場合も過放電検
出が動作する。
るアナログスイッチSW2をL側に切り替えて電圧V4
よりも高い電圧V3を比較電圧として設定し、該電圧V
3は放電電流が遮断されて電池Abatの端子電圧が上
がっても基準電圧E1より低めに設定しているので、前
記オフ状態が保持される。この間は電池Abatは僅か
に自己放電するのみで過放電に至ることはない。このよ
うに過放電検出が動作した時は、電池Bbatをトラン
ジスタT13及び抵抗Rからなる内部放電回路で放電さ
せ、両電池の放電をバランスさせる。電池Bbatの過
放電検出用のコンパレータCOMP3の出力がLレベル
であり、ゲートG13の出力がHレベルとなり、従っ
て、アンドゲートG14、オアゲートG15を通してト
ランジスタT13がオンしているから抵抗Rで電池Bb
atの内部放電がなされる。なお、使用機器が終止電圧
でオフした後も電池を付けっ放しにした場合も過放電検
出が動作する。
【0019】以上、過充電及び過放電のバランスについ
て回路の動作を説明したが、図9及び図10に示す過充
電バランスについての充電時間と電池電圧及び過放電バ
ランスについて放電時間と電池電圧の関係を見ると、各
コンパレータの入力部にヒステリシス回路を設けたた
め、過充電バランスは、4.1Vと4.3V間において
バランス良く充電がなされ、また過放電バランスは、
1.8Vと2V間においてバランス良く放電がなされる
ことがわかる。
て回路の動作を説明したが、図9及び図10に示す過充
電バランスについての充電時間と電池電圧及び過放電バ
ランスについて放電時間と電池電圧の関係を見ると、各
コンパレータの入力部にヒステリシス回路を設けたた
め、過充電バランスは、4.1Vと4.3V間において
バランス良く充電がなされ、また過放電バランスは、
1.8Vと2V間においてバランス良く放電がなされる
ことがわかる。
【0020】前記従来提案された過充電・過放電防止回
路は、2次電池Abat又はBbatの一方の電池が過
充電となった場合、トランジスタT17をオフして双方
の電池に対する充電電流を完全に遮断すると共に、トラ
ンジスタT12又はトランジスタT13をオンして、抵
抗Rで過充電オーバーフローを放電する構成となってい
た。これにより、図9又は図11の(A)に示すよう
に、一方の電池が4.3Vに達すると、以降4.3V〜
4.1Vの間で放電と充電を交互に繰り返しつつ、その
間、他方の電池が4.3Vとなるまで間欠的に充電され
る。このように、放電と充電を交互に繰り返す過程を有
しているので、その分、双方の電池の容量バランスが取
れるまでに時間を要することになる。
路は、2次電池Abat又はBbatの一方の電池が過
充電となった場合、トランジスタT17をオフして双方
の電池に対する充電電流を完全に遮断すると共に、トラ
ンジスタT12又はトランジスタT13をオンして、抵
抗Rで過充電オーバーフローを放電する構成となってい
た。これにより、図9又は図11の(A)に示すよう
に、一方の電池が4.3Vに達すると、以降4.3V〜
4.1Vの間で放電と充電を交互に繰り返しつつ、その
間、他方の電池が4.3Vとなるまで間欠的に充電され
る。このように、放電と充電を交互に繰り返す過程を有
しているので、その分、双方の電池の容量バランスが取
れるまでに時間を要することになる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来の
過充電・過放電防止回路に比べて、過充電時の電池容量
バランスを取るのに要する時間を短縮することを目的と
するものである。
過充電・過放電防止回路に比べて、過充電時の電池容量
バランスを取るのに要する時間を短縮することを目的と
するものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】直列接続した2次電池
と、前記各2次電池の正極と負極間に接続され、前記直
列接続した2次電池の各々の過充電を検出するヒステリ
シス特性を有する過充電検出回路と、前記直列接続した
2次電池の正極と負極間に接続され前記直列接続した2
次電池の各々の過放電を検出するヒステリシス特性を有
する過放電検出回路と、前記過充電検出回路の出力レベ
ルに基づいて、前記直列接続された2次電池の内の一方
の電池が過充電となった場合に、該過充電となった電池
に対する充電電流を遮断すると共に、他方の電池に対し
ては充電電流の供給を継続する切り替え手段と、前記各
2次電池正負極間に接続され、前記過充電検出回路又は
過放電検出回路の出力レベルで制御される放電回路と、
前記各2次電池が共に過充電になると前記過充電検出回
路の出力により充電電流を遮断する回路と、前記過放電
検出回路の出力レベルに応じて放電電流を遮断する回路
と、放電負荷又は充電電源端子とを備え、前記2次電池
の過充電及び過放電を防止し且つ過充放電の電池容量バ
ランスをとることを特徴とするものである。
と、前記各2次電池の正極と負極間に接続され、前記直
列接続した2次電池の各々の過充電を検出するヒステリ
シス特性を有する過充電検出回路と、前記直列接続した
2次電池の正極と負極間に接続され前記直列接続した2
次電池の各々の過放電を検出するヒステリシス特性を有
する過放電検出回路と、前記過充電検出回路の出力レベ
ルに基づいて、前記直列接続された2次電池の内の一方
の電池が過充電となった場合に、該過充電となった電池
に対する充電電流を遮断すると共に、他方の電池に対し
ては充電電流の供給を継続する切り替え手段と、前記各
2次電池正負極間に接続され、前記過充電検出回路又は
過放電検出回路の出力レベルで制御される放電回路と、
前記各2次電池が共に過充電になると前記過充電検出回
路の出力により充電電流を遮断する回路と、前記過放電
検出回路の出力レベルに応じて放電電流を遮断する回路
と、放電負荷又は充電電源端子とを備え、前記2次電池
の過充電及び過放電を防止し且つ過充放電の電池容量バ
ランスをとることを特徴とするものである。
【0023】
【実施例】図1は、前記図8に示す従来例を改善した本
発明の過充放電防止及び電池容量バランス回路を示して
いる。前記本発明回路について、以下に、電池Abat
及び電池Bbatの過充電検出及び過放電検出について
順次説明する。
発明の過充放電防止及び電池容量バランス回路を示して
いる。前記本発明回路について、以下に、電池Abat
及び電池Bbatの過充電検出及び過放電検出について
順次説明する。
【0024】充電電源又は放電負荷端子となる+Eb端
子から2次電池Abat,PチャネルMOSトランジス
タT2(以下、トランジスタT2という。)、2次電池
Bbat、PチャネルMOSトランジスタT4(以下、
トランジスタT4という。)、NチャネルMOSトラン
ジスタT9、NチャネルMOSトランジスタT10(以
下、トランジスタT9、トランジスタT10という。)
を経て−Eb端子へ充電電流が流れる。過充電検出回路
を構成するコンパレータCOMP2が、基準電圧E1を
越える例えば4.3Vの過充電を検出し、Hレベルの電
圧を出力する。(通常充電時はLレベルである)。
子から2次電池Abat,PチャネルMOSトランジス
タT2(以下、トランジスタT2という。)、2次電池
Bbat、PチャネルMOSトランジスタT4(以下、
トランジスタT4という。)、NチャネルMOSトラン
ジスタT9、NチャネルMOSトランジスタT10(以
下、トランジスタT9、トランジスタT10という。)
を経て−Eb端子へ充電電流が流れる。過充電検出回路
を構成するコンパレータCOMP2が、基準電圧E1を
越える例えば4.3Vの過充電を検出し、Hレベルの電
圧を出力する。(通常充電時はLレベルである)。
【0025】前記コンパレータCOMP2のHレベル出
力によりトランジスタT2をオフして、電池Abatへ
の充電電流を遮断する。同時にNチャネルMOSトラン
ジスタT1(以下、トランジスタT1という。)をオン
することにより電池Bbatへの充電は継続する。
力によりトランジスタT2をオフして、電池Abatへ
の充電電流を遮断する。同時にNチャネルMOSトラン
ジスタT1(以下、トランジスタT1という。)をオン
することにより電池Bbatへの充電は継続する。
【0026】一方、電池Bbatが過充電された場合も
同様の動作を行う。端子+Ebから2次電池Abat,
トランジスタT2、2次電池Bbat,トランジスタT
4、トランジスタT9、トランジスタT10を経て端子
−Ebへ充電電流が流れる。過充電検出回路を構成する
コンパレータCOMP4が、基準電圧E2を越える例え
ば4.3Vの過充電を検出し、Hレベルの電圧を出力す
る。(通常充電時はLレベルである)。前記コンパレー
タCOMP4のHレベル出力によりトランジスタT4を
オフして、電池Bbatへの充電電流を遮断する。同時
にNチャネルMOSトランジスタT3(以下、トランジ
スタT3という。)をオンすることにより、電池Aba
tへの充電は継続する。
同様の動作を行う。端子+Ebから2次電池Abat,
トランジスタT2、2次電池Bbat,トランジスタT
4、トランジスタT9、トランジスタT10を経て端子
−Ebへ充電電流が流れる。過充電検出回路を構成する
コンパレータCOMP4が、基準電圧E2を越える例え
ば4.3Vの過充電を検出し、Hレベルの電圧を出力す
る。(通常充電時はLレベルである)。前記コンパレー
タCOMP4のHレベル出力によりトランジスタT4を
オフして、電池Bbatへの充電電流を遮断する。同時
にNチャネルMOSトランジスタT3(以下、トランジ
スタT3という。)をオンすることにより、電池Aba
tへの充電は継続する。
【0027】電池Abat及び電池Bbatが両方とも
過充電となると、アンドゲートG5を通してPチャネル
MOSトランジスタT8(以下、トランジスタT8とい
う。)をオフ、NチャネルMOSトランジスタT11
(以下、トランジスタT11)をオンすることによりト
ランジスタT10をオフして充電電流を遮断する。
過充電となると、アンドゲートG5を通してPチャネル
MOSトランジスタT8(以下、トランジスタT8とい
う。)をオフ、NチャネルMOSトランジスタT11
(以下、トランジスタT11)をオンすることによりト
ランジスタT10をオフして充電電流を遮断する。
【0028】ここで、重要なことは、前記コンパレータ
COMP2又はCOMP4のHレベル出力によりトラン
ジスタT2又はトランジスタT4をオフして、電池Ab
at又は電池Bbatへの充電電流を遮断すると、充電
電流がトランジスタT1と抵抗R1からなるバイパス回
路、あるいはトランジスタT3と抵抗R1からなるバイ
パス回路に流れることにより、コンパレータCOMP2
又はCOMP4の出力がLレベルに反転して直ちに再度
再度充電回路が動作してしまうのを避け、一方の電池が
過充電となるとその充電を停止し、もう一方の過充電に
達していない電池への充電を継続する機能を実現するた
めに、コンパレータCOMP2及びコンパレータCOM
P4の動作にヒステリシスを持たせる必要がある。この
ため前記コンパレータCOMP2及びコンパレータCO
MP4の非反転入力端子に本発明においてもヒステリシ
ス回路1を接続する。
COMP2又はCOMP4のHレベル出力によりトラン
ジスタT2又はトランジスタT4をオフして、電池Ab
at又は電池Bbatへの充電電流を遮断すると、充電
電流がトランジスタT1と抵抗R1からなるバイパス回
路、あるいはトランジスタT3と抵抗R1からなるバイ
パス回路に流れることにより、コンパレータCOMP2
又はCOMP4の出力がLレベルに反転して直ちに再度
再度充電回路が動作してしまうのを避け、一方の電池が
過充電となるとその充電を停止し、もう一方の過充電に
達していない電池への充電を継続する機能を実現するた
めに、コンパレータCOMP2及びコンパレータCOM
P4の動作にヒステリシスを持たせる必要がある。この
ため前記コンパレータCOMP2及びコンパレータCO
MP4の非反転入力端子に本発明においてもヒステリシ
ス回路1を接続する。
【0029】以下に、前記ヒステリシス回路1を本発明
との関連において説明する。図2の(A)は、従来例に
おいても採用した過充電検出用コンパレータCOMP2
及びコンパレータCOMP4の非反転端子に接続したヒ
ステリシス回路1の一例であり、また図3の(A)は、
過充電のヒステリシス電圧の説明図である。以下、電池
Abatを例に説明する。再び図2の(A)において、
充電により電池Abatの電池電圧Ebが上昇して例え
ば4.3Vに達して、抵抗ラダーの過充電用分圧点電圧
V1が基準電圧E1を越えると、コンパレータCOMP
2の出力がLレベルからHレベルになり、トランジスタ
T2をオフ、トランジスタT1をオンする。また、禁止
回路3のHレベル出力がコントロール端子C端子に供給
されてアナログスイッチSW1がH端子に切り替わり、
V2が比較電圧となる。V2は電池Abatへの充電電
流がオフとなって電池電圧の代わりにトランジスタT1
と抵抗R1からなるバイパス回路の電位差(4.3Vを
確保できる抵抗値をもたせる)に切り替わっても基準電
圧E1より高めに設定してあるのでトランジスタT2の
オフ、トランジスタT1のオン状態(図1)が保持さ
れ、直ちに充電を開始せず、充電の開始にヒステリシス
を持たせることが可能となる。
との関連において説明する。図2の(A)は、従来例に
おいても採用した過充電検出用コンパレータCOMP2
及びコンパレータCOMP4の非反転端子に接続したヒ
ステリシス回路1の一例であり、また図3の(A)は、
過充電のヒステリシス電圧の説明図である。以下、電池
Abatを例に説明する。再び図2の(A)において、
充電により電池Abatの電池電圧Ebが上昇して例え
ば4.3Vに達して、抵抗ラダーの過充電用分圧点電圧
V1が基準電圧E1を越えると、コンパレータCOMP
2の出力がLレベルからHレベルになり、トランジスタ
T2をオフ、トランジスタT1をオンする。また、禁止
回路3のHレベル出力がコントロール端子C端子に供給
されてアナログスイッチSW1がH端子に切り替わり、
V2が比較電圧となる。V2は電池Abatへの充電電
流がオフとなって電池電圧の代わりにトランジスタT1
と抵抗R1からなるバイパス回路の電位差(4.3Vを
確保できる抵抗値をもたせる)に切り替わっても基準電
圧E1より高めに設定してあるのでトランジスタT2の
オフ、トランジスタT1のオン状態(図1)が保持さ
れ、直ちに充電を開始せず、充電の開始にヒステリシス
を持たせることが可能となる。
【0030】図3の(A)に示す過充電ヒステリシス電
圧について、図4を参照して説明する。充電器の充電終
止電圧8.2Vの半分をヒステリシス電圧として示して
いる。4.3Vは、前記抵抗ラダーの検出電圧V1に対
応し、4.1Vは、検出電圧V2に対応する電圧であ
る。電池Abat及びBbatの充電のバランスが崩れ
ていて電池Abatの電池電圧が高くなり、危険領域に
なる手前(例として4.3V)まで上昇しても充電終止
電圧にならない時、前記過充電検出回路が動作してトラ
ンジスタT2オフ、トランジスタT1をオンし電池Ab
atへの充電電流を遮断する。電池Abatへの充電電
流ががオフになると充電器からの充電電流はトランジス
タT1と抵抗R1とからなる回路を通って電池Bbat
の電池電圧が4.1Vに達するまで充電を継続する。
圧について、図4を参照して説明する。充電器の充電終
止電圧8.2Vの半分をヒステリシス電圧として示して
いる。4.3Vは、前記抵抗ラダーの検出電圧V1に対
応し、4.1Vは、検出電圧V2に対応する電圧であ
る。電池Abat及びBbatの充電のバランスが崩れ
ていて電池Abatの電池電圧が高くなり、危険領域に
なる手前(例として4.3V)まで上昇しても充電終止
電圧にならない時、前記過充電検出回路が動作してトラ
ンジスタT2オフ、トランジスタT1をオンし電池Ab
atへの充電電流を遮断する。電池Abatへの充電電
流ががオフになると充電器からの充電電流はトランジス
タT1と抵抗R1とからなる回路を通って電池Bbat
の電池電圧が4.1Vに達するまで充電を継続する。
【0031】このようにして、両電池の充電がなされ、
バランスのとれた充電がなされ、両電池の過充電を防止
できる。なお、電池Abat、Bbatが両方とも過充
電になっている状態の時、電池を通常放電にすると、ト
ランジスタT10がオフとなっているので、小電流でも
後述する過電流検出回路が働き、放電が不可能となるの
で、前記ヒステリシス禁止回路3によりアナログスイッ
チSW1をL側に切り替えてトランジスタT10をオン
にする。
バランスのとれた充電がなされ、両電池の過充電を防止
できる。なお、電池Abat、Bbatが両方とも過充
電になっている状態の時、電池を通常放電にすると、ト
ランジスタT10がオフとなっているので、小電流でも
後述する過電流検出回路が働き、放電が不可能となるの
で、前記ヒステリシス禁止回路3によりアナログスイッ
チSW1をL側に切り替えてトランジスタT10をオン
にする。
【0032】次に、過放電検出について以下に電池Ab
atを例に説明する。図1において、コンパレータCO
MP1が電池Abatの過放電(一例として1.8V)
を検出すると、Hレベルを出力する。(通常放電時はL
レベル)前記コンパレータCOMP1のHレベル出力に
よりオアゲートG6及びノアゲートG7を通してNチャ
ネルMOSトランジスタT9(以下、トランジスタT9
という)をオフし、さらにゲートG9によってNチャネ
ルMOSトランジスタT7(以下、トランジスタT7と
いう)をオフして放電電流を遮断する。同時にアンドゲ
ートG4によってNチャネルMOSトランジスタT6
(以下トランジスタT6という)をオンし、電池Bba
tの残容量を抵抗Rで消費する。この時、ゲートG1経
てアンドゲートG2の出力がLレベルとなっており、ト
ランジスタT5をオフ状態に保持しておき、電池Aba
tの過放電バランス回路を動作させないようにしてお
く。
atを例に説明する。図1において、コンパレータCO
MP1が電池Abatの過放電(一例として1.8V)
を検出すると、Hレベルを出力する。(通常放電時はL
レベル)前記コンパレータCOMP1のHレベル出力に
よりオアゲートG6及びノアゲートG7を通してNチャ
ネルMOSトランジスタT9(以下、トランジスタT9
という)をオフし、さらにゲートG9によってNチャネ
ルMOSトランジスタT7(以下、トランジスタT7と
いう)をオフして放電電流を遮断する。同時にアンドゲ
ートG4によってNチャネルMOSトランジスタT6
(以下トランジスタT6という)をオンし、電池Bba
tの残容量を抵抗Rで消費する。この時、ゲートG1経
てアンドゲートG2の出力がLレベルとなっており、ト
ランジスタT5をオフ状態に保持しておき、電池Aba
tの過放電バランス回路を動作させないようにしてお
く。
【0033】過放電検出についてもヒステリシスを持た
せるため、コンパレータCOMP1の反転入力端子に図
2の(B)に示す従来例でも採用したヒステリシス回路
2を設ける。同図において、放電により電池Abatの
電池電圧Ebが下がり、抵抗ラダーの過放電用分圧点電
圧V4が基準電圧E1を越えると、コンパレータCOM
P1の出力がLレベルからHレベルになり、トランジス
タT9をオフして放電電流を遮断する。
せるため、コンパレータCOMP1の反転入力端子に図
2の(B)に示す従来例でも採用したヒステリシス回路
2を設ける。同図において、放電により電池Abatの
電池電圧Ebが下がり、抵抗ラダーの過放電用分圧点電
圧V4が基準電圧E1を越えると、コンパレータCOM
P1の出力がLレベルからHレベルになり、トランジス
タT9をオフして放電電流を遮断する。
【0034】図3の(B)は、過放電のヒステリシス電
圧を示しており、以下に図5を参照して説明する。電池
の放電バランスが崩れていて電池Abatの電圧が危険
領域の手前の電圧1.8Vまで下がっても、この電池を
使用している機器の放電終止電圧にならない時、前記電
圧V4がコンパレータCOMP1の入力となり過放電検
出が動作してトランジスタT9、トランジスタT7をオ
フする。放電電流が遮断されると電池電圧が上昇するの
で直ちに再度トランジスタT9とT7がオンしないよう
にヒステリシス(一例として2V)を設定している。
圧を示しており、以下に図5を参照して説明する。電池
の放電バランスが崩れていて電池Abatの電圧が危険
領域の手前の電圧1.8Vまで下がっても、この電池を
使用している機器の放電終止電圧にならない時、前記電
圧V4がコンパレータCOMP1の入力となり過放電検
出が動作してトランジスタT9、トランジスタT7をオ
フする。放電電流が遮断されると電池電圧が上昇するの
で直ちに再度トランジスタT9とT7がオンしないよう
にヒステリシス(一例として2V)を設定している。
【0035】すなわち、前記ヒステリシス回路2におけ
るアナログスイッチSW2をL側に切り替えて電圧V4
よりも高い電圧V3を比較電圧として設定し、該電圧V
3は放電電流が遮断されて電池Abatの端子電圧が上
がっても基準電圧E1より低めに設定しているので、前
記オフ状態が保持される。この間は電池Abatは僅か
に自己放電するのみで過放電に至ることはない。このよ
うに過放電検出が動作した時は、電池Bbatをトラン
ジスタT6及び抵抗Rからなる内部放電回路で放電さ
せ、両電池の放電をバランスさせる。電池Bbatの過
放電検出用のコンパレータCOMP3の出力がLレベル
であり、ゲートG3の出力がHレベルとなり、従って、
アンドゲートG4を通してトランジスタT6がオンして
いるから抵抗Rで電池Bbatの内部放電がなされる。
なお、使用機器が終止電圧でオフした後も電池を付けっ
放しにした場合も過放電検出が動作する。
るアナログスイッチSW2をL側に切り替えて電圧V4
よりも高い電圧V3を比較電圧として設定し、該電圧V
3は放電電流が遮断されて電池Abatの端子電圧が上
がっても基準電圧E1より低めに設定しているので、前
記オフ状態が保持される。この間は電池Abatは僅か
に自己放電するのみで過放電に至ることはない。このよ
うに過放電検出が動作した時は、電池Bbatをトラン
ジスタT6及び抵抗Rからなる内部放電回路で放電さ
せ、両電池の放電をバランスさせる。電池Bbatの過
放電検出用のコンパレータCOMP3の出力がLレベル
であり、ゲートG3の出力がHレベルとなり、従って、
アンドゲートG4を通してトランジスタT6がオンして
いるから抵抗Rで電池Bbatの内部放電がなされる。
なお、使用機器が終止電圧でオフした後も電池を付けっ
放しにした場合も過放電検出が動作する。
【0036】以上、過充電及び過放電のバランスについ
て回路の動作を説明したが、図4及び図5に示す過充電
バランスについての充電時間と電池電圧及び過放電バラ
ンスについて放電時間と電池電圧の関係を見ると、各コ
ンパレータの入力部にヒステリシス回路を設けると共
に、トランジスタT1、T3、抵抗R1からなるバイパ
ス回路を設けたため、過充電バランスは、4.1Vと
4.3V間においてバランス良くかつ充放電を繰り返す
ことなく充電がなされ、また過放電バランスは、1.8
Vと2V間においてバランス良く放電がなされることが
わかる。
て回路の動作を説明したが、図4及び図5に示す過充電
バランスについての充電時間と電池電圧及び過放電バラ
ンスについて放電時間と電池電圧の関係を見ると、各コ
ンパレータの入力部にヒステリシス回路を設けると共
に、トランジスタT1、T3、抵抗R1からなるバイパ
ス回路を設けたため、過充電バランスは、4.1Vと
4.3V間においてバランス良くかつ充放電を繰り返す
ことなく充電がなされ、また過放電バランスは、1.8
Vと2V間においてバランス良く放電がなされることが
わかる。
【0037】次に、前記過充電・過放電検出回路におい
て、負荷がショートしたり、オーバーロードになり過大
電流が流れた時の過大電流検出及びその保護について図
6及び図7で説明する。なお、括弧付の符号は、図8に
示すように従来例においても同等の機能を果たす素子で
あり、従来例の説明においては省略してある。図7は、
放電負荷4又は充電電源5が接続される+Eb端子と−
Eb端子間がショートした時の状態を説明するために、
図1に示す本発明実施例の回路を一部ブロック化した回
路図を示している。なお、括弧付の符号は、図8に示す
ように従来例においても同等の機能を果たす素子であ
り、従来例の説明においては省略してある。
て、負荷がショートしたり、オーバーロードになり過大
電流が流れた時の過大電流検出及びその保護について図
6及び図7で説明する。なお、括弧付の符号は、図8に
示すように従来例においても同等の機能を果たす素子で
あり、従来例の説明においては省略してある。図7は、
放電負荷4又は充電電源5が接続される+Eb端子と−
Eb端子間がショートした時の状態を説明するために、
図1に示す本発明実施例の回路を一部ブロック化した回
路図を示している。なお、括弧付の符号は、図8に示す
ように従来例においても同等の機能を果たす素子であ
り、従来例の説明においては省略してある。
【0038】+Eb端子と−Eb端子間がショートして
過大電流(例えば3A)が流れると、通常動作時にスイ
ッチオンしているトランジスタT9及びトランジスタT
10の飽和抵抗と過大電流によって生ずる電圧がコンパ
レータCOMP5(通常はLレベル)の非反転入力端子
に入力されてHレベルを出力し、ノアゲートG7及びノ
アゲートG8(図1)を通してトランジスタT9のゲー
ト電圧Egを0にしてトランジスタT9をオフし過電流
を遮断する。
過大電流(例えば3A)が流れると、通常動作時にスイ
ッチオンしているトランジスタT9及びトランジスタT
10の飽和抵抗と過大電流によって生ずる電圧がコンパ
レータCOMP5(通常はLレベル)の非反転入力端子
に入力されてHレベルを出力し、ノアゲートG7及びノ
アゲートG8(図1)を通してトランジスタT9のゲー
ト電圧Egを0にしてトランジスタT9をオフし過電流
を遮断する。
【0039】過大電流が流れず通常の動作をしている時
は、図6の(B)に示すように、ゲート電圧Egは、ト
ランジスタT9に最大電流が流れる電圧になっている
が、過電流が検出されると、まず抵抗R2側の電圧が回
路の内部時定数による遅れ(200μs)の後0にな
り、その間トランジスタT9のゲート電圧Egは、抵抗
R2とR3で分圧されてゲート電圧が下がりトランジス
タT9に流れる電流を制限する。その後抵抗R4と容量
C1の時定数C1R4による遅れ(数ms)の後、抵抗
R3側の電圧が0になりゲート電圧Egが0になると、
トランジスタT9をオフして過電流を遮断し回路が保護
される。コンパレータCOMP5の基準電圧E3は、前
記トランジスタT9に流れる制限電流(図6のB)を検
出するように設定する。
は、図6の(B)に示すように、ゲート電圧Egは、ト
ランジスタT9に最大電流が流れる電圧になっている
が、過電流が検出されると、まず抵抗R2側の電圧が回
路の内部時定数による遅れ(200μs)の後0にな
り、その間トランジスタT9のゲート電圧Egは、抵抗
R2とR3で分圧されてゲート電圧が下がりトランジス
タT9に流れる電流を制限する。その後抵抗R4と容量
C1の時定数C1R4による遅れ(数ms)の後、抵抗
R3側の電圧が0になりゲート電圧Egが0になると、
トランジスタT9をオフして過電流を遮断し回路が保護
される。コンパレータCOMP5の基準電圧E3は、前
記トランジスタT9に流れる制限電流(図6のB)を検
出するように設定する。
【0040】しかし、両電池の過充電検出が動作してト
ランジスタT10がオフしている状態で電池を放電にす
ると、前記過電流検出回路は、トランジスタT10の寄
生ダイオードD2を通じて電流が流れこの寄生ダイオー
ドによる順方向電圧降下(0.7V)をコンパレータC
OMP5が検出し過電流でなくても動作してトランジス
タT9をオフにしてしまうことがあるので、この時は過
充電検出回路のヒステリシス禁止回路3の出力をLレベ
ルにしてアナログスイッチSWをL端子側に切り替え、
過充電検出をやめてトランジスタT10をオンにする。
この動作速度は前記過電流保護回路の動作より速い必要
がある。
ランジスタT10がオフしている状態で電池を放電にす
ると、前記過電流検出回路は、トランジスタT10の寄
生ダイオードD2を通じて電流が流れこの寄生ダイオー
ドによる順方向電圧降下(0.7V)をコンパレータC
OMP5が検出し過電流でなくても動作してトランジス
タT9をオフにしてしまうことがあるので、この時は過
充電検出回路のヒステリシス禁止回路3の出力をLレベ
ルにしてアナログスイッチSWをL端子側に切り替え、
過充電検出をやめてトランジスタT10をオンにする。
この動作速度は前記過電流保護回路の動作より速い必要
がある。
【0041】次に、過電流検出後の復帰について図7で
説明する。前記説明したように負荷がショートしたり、
オーバロードになり過大電流が流れると、コンパレータ
COMP5は過電流を検出して、トランジスタT9をオ
フするが、トランジスタT9がオフすると、電池GND
に対する−Eb端子の電位差は、トランジスタT9の寄
生ダイオードD1を介して負荷に引っ張られて高電圧+
Eb(4〜8V)となる。この状態で過負荷を取り除い
た時、−Eb端子を0V付近まで下げ復帰させる。この
電流は小電流ではあるが長時間過負荷(いったん過負荷
その後軽負荷になった場合も含む)にしておくと電池か
ら無駄電流を流すことになる。これは特に放電末期で問
題になるので、過放電検出が働いた時はトランジスタT
7をオフして遮断する。
説明する。前記説明したように負荷がショートしたり、
オーバロードになり過大電流が流れると、コンパレータ
COMP5は過電流を検出して、トランジスタT9をオ
フするが、トランジスタT9がオフすると、電池GND
に対する−Eb端子の電位差は、トランジスタT9の寄
生ダイオードD1を介して負荷に引っ張られて高電圧+
Eb(4〜8V)となる。この状態で過負荷を取り除い
た時、−Eb端子を0V付近まで下げ復帰させる。この
電流は小電流ではあるが長時間過負荷(いったん過負荷
その後軽負荷になった場合も含む)にしておくと電池か
ら無駄電流を流すことになる。これは特に放電末期で問
題になるので、過放電検出が働いた時はトランジスタT
7をオフして遮断する。
【0042】また、過充電検出時に、トランジスタT1
0がオフされると、充電器の端子電圧が上昇し、−Eb
端子はその電圧に引っ張られて、電池GNDより低い電
圧になり、しかも充電器の特性で引っ張られる電圧は異
なる。そして−Eb端子がマイナスになるとトランジス
タT10のゲート電圧を電池GNDまで下げても完全に
オフできない場合が生ずる。そこで、過充電を検出した
時は、トランジスタT11がオンしているので、該トラ
ンジスタT11を介してトランジスタT10のゲートを
−Eb端子とショートさせて完全な遮断を行う。なお、
過充電検出が動作していない時は、トランジスタT8が
オンしていてトランジスタT10にゲート電圧を供給し
ているので、トランジスタT10はオン状態を保つ。
0がオフされると、充電器の端子電圧が上昇し、−Eb
端子はその電圧に引っ張られて、電池GNDより低い電
圧になり、しかも充電器の特性で引っ張られる電圧は異
なる。そして−Eb端子がマイナスになるとトランジス
タT10のゲート電圧を電池GNDまで下げても完全に
オフできない場合が生ずる。そこで、過充電を検出した
時は、トランジスタT11がオンしているので、該トラ
ンジスタT11を介してトランジスタT10のゲートを
−Eb端子とショートさせて完全な遮断を行う。なお、
過充電検出が動作していない時は、トランジスタT8が
オンしていてトランジスタT10にゲート電圧を供給し
ているので、トランジスタT10はオン状態を保つ。
【0043】以上、本発明と従来例との差異は、従来例
として示す図8の回路において、オアゲートG12、オ
アゲートG15、オアゲートG16を省略し、これに代
えて図1に示すように、トランジスタT1、トランジス
タT2、抵抗R1、トランジスタT3、トランジスタT
4、抵抗R1、アンドゲートG5を新たに追加した点に
ある。このような構成の差異により、本発明は、一方の
電池が過充電となった場合、トランジスタT2もしくは
T4をオフして過充電となった電池に対してのみ充電電
流を遮断するとともに、トランジスタT1もしくはT3
をオンとして他方の電池への充電を継続することができ
る。このため、図4及び図3の(A)に示すように、一
方の電池(Abat)が4.3Vに達すると、以降、一
方の電池に対する充電が停止された状態のまま(この
間、一方の電池は放電されない)、他方の電池(Bba
t)が抵抗R1を含むバイパス回路を介して4.3Vと
なるまで、それまでと比較してゆっくりした速さで充電
される。従って、従来例のように充放電を繰り返す構成
と比較して、短い時間で双方の電池容量バランスがと
れ、従来例と比べて過充電時の電池容量バランスをとる
のに要する時間を、約10〜15%程度短縮することが
可能である。
として示す図8の回路において、オアゲートG12、オ
アゲートG15、オアゲートG16を省略し、これに代
えて図1に示すように、トランジスタT1、トランジス
タT2、抵抗R1、トランジスタT3、トランジスタT
4、抵抗R1、アンドゲートG5を新たに追加した点に
ある。このような構成の差異により、本発明は、一方の
電池が過充電となった場合、トランジスタT2もしくは
T4をオフして過充電となった電池に対してのみ充電電
流を遮断するとともに、トランジスタT1もしくはT3
をオンとして他方の電池への充電を継続することができ
る。このため、図4及び図3の(A)に示すように、一
方の電池(Abat)が4.3Vに達すると、以降、一
方の電池に対する充電が停止された状態のまま(この
間、一方の電池は放電されない)、他方の電池(Bba
t)が抵抗R1を含むバイパス回路を介して4.3Vと
なるまで、それまでと比較してゆっくりした速さで充電
される。従って、従来例のように充放電を繰り返す構成
と比較して、短い時間で双方の電池容量バランスがと
れ、従来例と比べて過充電時の電池容量バランスをとる
のに要する時間を、約10〜15%程度短縮することが
可能である。
【0044】以上、図1に示す実施例は、本発明の技術
思想を実現する回路の一例であり、使用する素子、回路
方式、設定電圧は任意であることは言うまでもない。ま
た、3個以上の2次電池の直列接続にも対応でき、さら
に回路を集積化して用いることも可能である。この回路
は電池内部、外部、バッテリーパック内、充電器に組み
込むことも可能である。
思想を実現する回路の一例であり、使用する素子、回路
方式、設定電圧は任意であることは言うまでもない。ま
た、3個以上の2次電池の直列接続にも対応でき、さら
に回路を集積化して用いることも可能である。この回路
は電池内部、外部、バッテリーパック内、充電器に組み
込むことも可能である。
【0045】
【発明の効果】本発明は、過充電検出及び過放電検出に
ヒステリシスを持たせ、過充電検出の出力レベルに基づ
いて一方の電池が過充電となった場合に、該過充電とな
った電池に対する充電電流を遮断すると共に、他方の電
池に対しては充電電流の供給を継続する手段を設けたか
ら、過充放電時に個々の2次電池の容量バランスをとる
のに要する時間を従来例と比べて約10〜15%程度短
縮できるため充放電サイクルをより改善でき、かつ個々
の電池の過充放電を完全に防止できる。
ヒステリシスを持たせ、過充電検出の出力レベルに基づ
いて一方の電池が過充電となった場合に、該過充電とな
った電池に対する充電電流を遮断すると共に、他方の電
池に対しては充電電流の供給を継続する手段を設けたか
ら、過充放電時に個々の2次電池の容量バランスをとる
のに要する時間を従来例と比べて約10〜15%程度短
縮できるため充放電サイクルをより改善でき、かつ個々
の電池の過充放電を完全に防止できる。
【図1】本発明実施例の回路図である。
【図2】過充電及び過放電ヒステリシス回路図である。
【図3】過充電及び過放電のヒステリシス電圧の説明図
である。
である。
【図4】本発明の過充電バランスの説明図である。
【図5】本発明の過放電バランスの説明図である。
【図6】過電流検出・保護回路図及びその説明図であ
る。
る。
【図7】過電流検出後の復帰及び過充電遮断を説明する
回路図である。
回路図である。
【図8】従来例の回路図である。
【図9】従来例の過充電バランスの説明図である。
【図10】従来例の過放電バランスの説明図である。
【図11】従来例の過充電及び過放電のヒステリシス電
圧の説明図である。
圧の説明図である。
【図12】2次電池の構造の一例を示す図である。
【図13】2次電池の充電エネルギーと電池電圧の関係
を示す図である。
を示す図である。
【図14】2次電池の放電エネルギーと電池電圧の関係
を示す図である。
を示す図である。
1・・過充電検出ヒステリシス回路 2・・過放電検出
ヒステリシス回路 3・・ヒステリシス禁止回路 COMP2、COMP4
・・過充電検出コンパレータ COMP1、COMP3
・・過放電検出コンパレータ COMP5・・過電流検
出コンパレータ T1、T3・・充電電流バイパストラ
ンジスタ R1・・充電電流バイパス抵抗 T2、T4
・・充電トランジスタ T9・・放電電流遮断トランジ
スタ T10・・充電電流遮断トランジスタ
ヒステリシス回路 3・・ヒステリシス禁止回路 COMP2、COMP4
・・過充電検出コンパレータ COMP1、COMP3
・・過放電検出コンパレータ COMP5・・過電流検
出コンパレータ T1、T3・・充電電流バイパストラ
ンジスタ R1・・充電電流バイパス抵抗 T2、T4
・・充電トランジスタ T9・・放電電流遮断トランジ
スタ T10・・充電電流遮断トランジスタ
Claims (1)
- 【請求項1】 直列接続した2次電池と、前記各2次電
池の正極と負極間に接続され、前記直列接続した2次電
池の各々の過充電を検出するヒステリシス特性を有する
過充電検出回路と、前記直列接続した2次電池の正極と
負極間に接続され前記直列接続した2次電池の各々の過
放電を検出するヒステリシス特性を有する過放電検出回
路と、前記過充電検出回路の出力レベルに基づいて、前
記直列接続された2次電池の内の一方の電池が過充電と
なった場合に、該過充電となった電池に対する充電電流
を遮断すると共に、他方の電池に対しては充電電流の供
給を継続する切り替え手段と、前記各2次電池正負極間
に接続され、前記過充電検出回路又は過放電検出回路の
出力レベルで制御される放電回路と、前記各2次電池が
共に過充電になると前記過充電検出回路の出力に基づい
て充電電流を遮断する回路と、前記過放電検出回路の出
力レベルに基づいて放電電流を遮断する回路と、放電負
荷又は充電電源端子とを備え、前記2次電池の過充電及
び過放電を防止し且つ過充放電の電池容量バランスをと
ることを特徴とする直列接続された2次電池の過充電及
び過放電防止回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3296667A JPH05111177A (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 2次電池の過充電及び過放電防止回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3296667A JPH05111177A (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 2次電池の過充電及び過放電防止回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05111177A true JPH05111177A (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=17836521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3296667A Pending JPH05111177A (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 2次電池の過充電及び過放電防止回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05111177A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0599629A3 (en) * | 1992-11-24 | 1994-07-06 | Seiko Instr Inc | Charge/discharge control circuit. |
| JPH07308028A (ja) * | 1994-05-12 | 1995-11-21 | Fuji Elelctrochem Co Ltd | 直列電池の充電装置 |
| WO1998033257A1 (fr) * | 1997-01-29 | 1998-07-30 | Rohm Co., Ltd. | Circuit integre controlant un ensemble alimentation electrique et batterie |
| JP2008125158A (ja) * | 2006-11-08 | 2008-05-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 充電システム、電池パック、及びその充電方法 |
-
1991
- 1991-10-17 JP JP3296667A patent/JPH05111177A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0599629A3 (en) * | 1992-11-24 | 1994-07-06 | Seiko Instr Inc | Charge/discharge control circuit. |
| JPH07308028A (ja) * | 1994-05-12 | 1995-11-21 | Fuji Elelctrochem Co Ltd | 直列電池の充電装置 |
| WO1998033257A1 (fr) * | 1997-01-29 | 1998-07-30 | Rohm Co., Ltd. | Circuit integre controlant un ensemble alimentation electrique et batterie |
| US6154009A (en) * | 1997-01-29 | 2000-11-28 | Rohm Co., Ltd. | Power supply monitoring IC and battery pack |
| JP2008125158A (ja) * | 2006-11-08 | 2008-05-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 充電システム、電池パック、及びその充電方法 |
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