JPH05111237A - リニアモータ - Google Patents

リニアモータ

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JPH05111237A
JPH05111237A JP3269921A JP26992191A JPH05111237A JP H05111237 A JPH05111237 A JP H05111237A JP 3269921 A JP3269921 A JP 3269921A JP 26992191 A JP26992191 A JP 26992191A JP H05111237 A JPH05111237 A JP H05111237A
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JP
Japan
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coil
magnetic flux
permanent magnet
energization
electromotive force
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JP3269921A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Kobayashi
喜幸 小林
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Atsugi Unisia Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リニアモータにおいて、経時変化により永久
磁石の有効磁束範囲が変化したり、無通電時における永
久磁石とコイルとの相対位置が変化してしまった場合に
おいても、良好な制御精度および良好な電力使用効率を
維持し得るようにする。 【構成】 車両の振動により、有効磁束範囲内にてコイ
ル6-1が振動すると、コイル6-1に誘導起電力が発生
し、ダイオード15または18を介して抵抗2に電流が
流れる。抵抗2の両端間に発生する電圧は誘導起電力検
出器3-1にて検出される。これにより、永久磁石の有効
磁束範囲が変化しても、この有効磁束範囲内にコイル6
-1があるか否かを確実に検出することができ、制御精度
および電力使用効率を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、リニアモータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】固定磁石と、この固定磁石が発生する磁
束の通路を通過可能となった複数の可動コイルとを備え
たリニアモータがある。このリニアモータとしては、例
えば特開昭54−111337号公報や特開昭57−2
08855号公報に示されたようなものがある。
【0003】そして、上記リニアモータにおいては、こ
のリニアモータによって駆動される対象物の位置を検出
し、検出した位置に応じて、複数の可動コイルのうち通
電すべきコイル、つまり永久磁石の発生磁束が有効であ
る可動コイルと通電方向とを選択し、対象物の動作制御
を行うようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のリニアモータにあっては、上記駆動対象物の位置に
よって通電すべきコイルを選択していたので、経時変化
により永久磁石の有効磁束範囲が変化したり、無通電時
における永久磁石とコイルとの相対位置が変化してしま
った場合には、有効磁束範囲外のコイルに通電してしま
う可能性があり、制御精度および電力使用効率が低下し
てしまうという問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明によれば、永久磁石と、この永
久磁石が発生する磁束の通路を通過可能に配置された複
数の可動コイルとを有するリニアモータにおいて、複数
の可動コイルのそれぞれに対して設けられ、可動コイル
に誘導起電力が発生したことを検出する複数の誘導起電
力検出手段と、複数の誘導起電力検出手段からの検出信
号に基づいて、複数の可動コイルへの通電を制御する通
電制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0006】また、請求項2記載の発明によれば、永久
磁石と、この永久磁石が発生する磁束の通路を通過可能
に配置された複数の可動コイルとを有するリニアモータ
において、複数の可動コイルのうち、選択された可動コ
イルの近辺に配置されたホール素子と、上記ホール素子
の出力電圧に基づいて、複数の可動コイルへの通電を制
御する通電制御手段と、を備えたことを特徴としてい
る。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明においては、複数の可動コ
イルのうち永久磁石の有効磁束範囲内にある可動コイル
が振動すると誘導起電力が発生する。発生した誘導起電
力は誘導起電力検出手段により検出され、この検出信号
が通電制御手段に供給される。通電制御手段は、供給さ
れた検出信号に基づいて、どの可動コイルが上記有効磁
束範囲内にあるかを検知することができる。
【0008】請求項2記載の発明においては、ホール素
子がその近辺に配置された可動コイルが有効磁束範囲内
にあるとき、ホール素子の出力電圧は“H”レベルとな
る。ホール素子の出力電圧が供給される通電制御手段
は、ホール素子の出力電圧を検知することにより、どの
可動コイルが上記有効磁束範囲内にあるかを検知するこ
とができる。
【0009】
【実施例】図1は、この発明の一実施例の部分回路図、
図2は上記一実施例の全体制御ブロック図、図3は上記
一実施例のリニアモータの概略構成断面図である。な
お、この一実施例はリニアモータを車両のサスペンショ
ン制御に適用した例である。そして、このリニアモータ
は油圧緩衝器と並列に配置され、車輪から入力された振
動に対し油圧緩衝器の減衰力の立上り遅れを補償するた
めに使用される。
【0010】まず、図3において、27および28は永
久磁石、26は永久磁石27のヨーク、29は永久磁石
28のヨークである。そして、永久磁石27とヨーク2
6とは接着され固定されている。また、永久磁石28と
ヨーク29とも同様に接着され固定されている。なお、
ヨーク26および29は図示していないボルト等により
接続されている。6-1,6-2〜6-10は複数の可動コイ
ルであり、これらコイル6-1〜6-10は図示しない複数
のボビンによりロッド31の外周に巻回されている。そ
して、コイル6-1〜6-10はストッパー30によりロッ
ド31の外周上に固定されている。
【0011】図1は、1つのコイル6-1に対する回路で
あり、コイル6-2〜6-10についても、それぞれ図1と
同様な回路が備えられている。さて、図1において、1
-1は定電流制御回路であり、この定電流制御回路1-1
比較器4,トランジスタ8,ダイオード9,電流検出用
抵抗2,電流検出用器7から構成されている。そして、
トランジスタ8のコレクタはバッテリ10のプラス側に
接続され、エミッタは抵抗2を介して後述するコイル駆
動回路に接続されている。また、ダイオード9のアノー
ドはトランジスタ8のエミッタに接続され、カソードは
トランジスタ8のコレクタに接続されている。電流検出
器7の入力端子は抵抗2の両端に接続され、出力端子は
比較器4の一方の入力端子に接続されている。そして、
比較器4の他方の入力端子は、後述するサスペンション
制御手段20に接続されている。さらに、比較器4の出
力端子はトランジスタ8のベースに接続されている。
【0012】3-1は誘導起電力検出器であり、この誘導
起電力検出器3-1は抵抗2の両端電圧を検出する。
【0013】5-1はコイル駆動回路であり、このコイル
駆動回路5-1はトランジスタ11〜14,ダイオード1
5〜18から構成されている。そして、トランジスタ1
1のコレクタは抵抗2およびトランジスタ14のコレク
タに接続されている。また、トランジスタ11のエミッ
タはコイル6-1の一方端およびトランジスタ12のコレ
クタに接続される。トランジスタ12のエミッタはバッ
テリ10のマイナス側およびトランジスタ13のエミッ
タに接続される。そして、トランジスタ13のコレクタ
はコイル6-1の他方端およびトランジスタ14のエミッ
タに接続される。ダイオード15はトランジスタ11の
コレクタとエミッタとの間に接続され、ダイオード16
はトランジスタ12のコレクタとエミッタとの間に接続
される。また、ダイオード18はトランジスタ14のコ
レクタとエミッタとの間に接続され、ダイオード17は
トランジスタ13のコレクタとエミッタとの間に接続さ
れる。トランジスタ11〜14のベースには、後述する
サスペンション制御手段20からの通電方向指令信号S
1〜S4が供給される。そして、コイル6-1に図の左から
右に電流を流す場合には、指令信号S1およびS3
“H”レベルとなり、トランジスタ11および13がオ
ンとなる。また、コイル6-1に図の右から左に電流を流
す場合には、指令信号S2およびS4が“H”レベルとな
り、トランジスタ12および14がオンとなる。
【0014】コイル6-1に流れる電流値は定電流制御回
路1-1によって制御される。つまり、指令信号Scが比
較器4に供給されると、電流検出器7からの出力信号と
指令信号Scとを比較する。そして、電流検出器7から
の出力信号が指令信号Scと等しくなるように、トラン
ジスタ8のオン・オフを制御する。上述した定電流制御
回路1-1,誘導起電力検出器3-1,コイル駆動回路5-1
に対応する定電流制御回路1-2〜1-10,誘導起電力検
出器3-2〜3-10,コイル駆動回路5-2〜5-10がコイル
-2〜6-10のそれぞれに設けられている。
【0015】次に、図2において、25はコントロー
ラ、22は荷重センサやGセンサ等のセンサである。そ
して、このセンサ22からの出力信号はインターフェー
ス回路23を介してサスペンション制御手段20に供給
される。すると、マイコン19(通電制御手段)内のサ
スペンション制御手段20はセンサ22から供給された
信号に基づいて、通電方向指令信号S1〜S4をコイル駆
動回路5-1〜5-10のうちの選択されたコイル駆動回路
に供給する。また、同時に、サスペンション制御手段2
0は上記選択されたコイル駆動回路に対応する定電流制
御回路に電流値指令信号Scを供給する。
【0016】21は、有効磁石磁束内コイル検出手段で
あり、この検出手段21は、誘導起電力検出器3-1〜3
-10からの検出信号が供給されている。そして、検出手
段21は誘導起電力検出器3-1〜3-10からの検出信号
に基づいてコイル6-1〜6-10のうちのどのコイルに誘
導起電力が発生しているかを判断し、それを示す信号を
サスペンション制御手段20に供給する。なお、24は
電圧調整用のレギュレータである。
【0017】さて、上記構成において、車両の振動がリ
ニアモータに伝幡し、コイル6-1〜6-10と永久磁石2
7,28とが相対的に振動すると、有効磁石磁束範囲E
A1およびEA2内にあるコイルにはフレミングの右手
の法則に従って、誘導起電力が発生する。すると、例え
ば図1のコイル6-1の左から右に電流が流れるように誘
導起電力が発生し、電流は矢印で示すように抵抗2に流
れる。したがって、抵抗2の両端間電圧を誘導起電力検
出器3-1で検出するようにしておけば、無通電状態であ
るコイルのうち、どのコイルが有効磁石磁束範囲EA1
およびEA2内にあるかを検出することができる。そし
て、有効磁石磁束範囲EA1およびEA2内に入ったコ
イルがどのコイルであるかを示す信号が有効磁石磁束内
コイル検出手段21からサスペンション制御手段20に
供給される。続いて、サスペンション制御手段20から
の通電方向指令信号S1〜S4,電流値指令信号Scに従
って、定電流制御回路1-1〜1-10,コイル駆動回路5
-1〜5-10によりコイルアセンブリ(ロッド31,スト
ッパ30,コイル6-1〜6-10)の移動制御が行われ
る。
【0018】上述のように、この発明の一実施例によれ
ば、どのコイルが有効磁石磁束範囲に入ったかを、コイ
ルに発生する誘導起電力により検出するように構成した
ので、経時変化により永久磁石の有効磁束範囲が変化し
たり、無通電時における永久磁石とコイルとの相対位置
が変化しても、どのコイルが有効磁石磁束範囲に入って
いるかを検出することができ、リニアモータの制御精度
および電力使用効率を向上することができる。
【0019】さて、上記実施例において、コイル6-1
-10が有効磁石磁束範囲に入った場合のみならず通電
状態であったコイルへの通電を停止した場合にも、誘導
起電力が発生する。
【0020】つまり、図4に示すように時点t0にてコ
イル6-1に通電を開始した場合、抵抗2の両端には電圧
Rが発生する。
【0021】次に、図5に示すように時点t1にてコイ
ル6-1への通電を停止すると、図5の(A)に示すよう
に、期間TOFFだけ誘導起電力により抵抗2の両端には
逆電圧が発生する。この逆電圧のうちしきい値VTを越
える期間においては、図5の(B)に示すように、誘導
起電力検出器3-1の出力レベルが“H”レベルとなる。
【0022】また、図6に示すように、時点t2におい
て、無通電状態であったコイルが有効磁石磁束範囲内に
入ったとすると、図6の(A)に示すように、逆電圧が
発生し、しきい値VTを越えた時点t3において、図6の
(B)に示すように誘導起電力検出器3-1の出力レベル
が“H”レベルとなる。
【0023】このように、コイルへの通電を停止した場
合においても、誘導起電力検出器3-1の出力レベルは
“H”となってしまうので、制御精度を更に向上するた
めには、誘導起電力が通電停止した場合のものか、有効
磁石磁束範囲内に入った場合のものかの判断を行う必要
がある。
【0024】図7は、有効磁石磁束内コイル検出手段2
1により、上記2つの場合を判断するようにした,この
発明の他の実施例の動作フローチャートである。
【0025】図7のステップ100において、有効磁石
磁束内コイル検出手段21は誘導起電力検出器3-1〜3
-10の出力を読み込む。次にステップ101において、
検出器3-1〜3-10のうちの出力レベルが“H”の検出
器に対応するコイルのうち、前回通電を停止させたコイ
ルがあるか否かを判断し、“NO”であればステップ1
03に進む。また、ステップ101において、判断が
“YES”であればステップ102に進む。ステップ1
02において、前回通電を停止してから時間TOFFだけ
経過したか否かを判断し、“NO”であれば、ステップ
104に進む。このステップ104の処理によりコイル
への通電停止による誘導起電力の検出が除外される。ス
テップ102において、判断が“YES”であればステ
ップ103に進み、有効磁石磁束内にあるコイル、つま
り通電すべきコイルの設定を前回のものと変更する。そ
して、処理はステップ104に進む。
【0026】ステップ104において、サスペンション
制御手段20はインターフェース回路23を介して、供
給されるセンサ22からの信号に基づいて、コイルへの
通電電流値及び通電方向を決定する。次に、ステップ1
05において、サスペンション制御手段20は電流値指
令信号Scおよび通電方向指令信号S1〜S4を、有効磁
石磁束内コイル検出手段21より設定されたコイルに対
応する定電流制御回路およびコイル駆動回路に供給す
る。
【0027】なお、図7のフローチャートにおいて、ス
テップ100〜103は有効磁石磁束内コイル検出手段
21により処理され、ステップ104および105はサ
スペンション制御手段20により処理される。
【0028】なお、上述した他の実施例において、上記
検出手段21および制御手段20の動作を除く、他の構
成について先に説明した一実施例と同様である。そし
て、上述した他の実施例によればコイルへの通電の停止
による誘導起電力の検出が除外され、コイルが有効磁束
範囲内に入ったことによる誘導起電力のみ検出し得るよ
うになっているので、リニアモータの制御精度および電
力使用効率をさらに向上することができる。
【0029】図8は、この説明のさらに他の実施例にお
ける有効磁石磁束検出回路のブロック図、図9は上記さ
らに他の実施例のリニアモータの概略構成断面図、図1
0は上記さらに他の実施例の全体制御ブロック図であ
る。
【0030】図9において、37-1,37-2,37-3
37-8,37-9,37-10はホールICであり、ホール
IC37-1はコイル6-1とロッド31との間に配置され
る。また、ホールIC37-2は、コイル6-2とロッド3
1との間に、ホールIC37-3はコイル6-3とロッド3
1との間に、ホールIC37-8はコイル6-8とロッド3
1との間に、ホールIC37-9はコイル6-9とロッド3
1との間に、ホールIC37-10はコイル6-10とロッド
31との間にそれぞれ配置される。
【0031】図8において、32-1はホールIC37-1
の有効磁石磁束検出回路であり、ホールIC37-2,3
-3,37-8,37-9,37-10のそれぞれに上記検出
回路32-1と同様な有効磁石磁束検出回路32-2〜32
-6がある。
【0032】さて、33はホールIC用電源回路であ
り、この電源回路33から、ホールIC37-1の入力端
子に電流が供給される。34は差動増幅演算器であり、
この差動増幅演算器34の差動入力端子にホールIC3
-1の出力端子が接続され、この出力端子間の電位差が
差動増幅演算器34によって増幅される。35は基準電
圧発生器であり、この基準電圧発生器35は、ホールI
C37-1が有効磁石磁束内にあるときに差動増幅演算器
34から発生される最小電圧を出力する。36は比較演
算器であり、この比較演算器36の入力端には、差動増
幅演算器34および基準電圧発生器35からの出力電圧
が供給される。そして、この比較演算器36は、差動増
幅演算器34からの出力電圧が基準電圧発生器35から
の出力電圧より以上となった場合に、“H”レベルとな
る信号を出力する。
【0033】次に図10において、有効磁石磁束検出回
路32-1〜32-6からの出力信号はインターフェース回
路42-1〜42-6を介してマイコン39(通電制御手
段)の通電パターン検出手段40に供給される。この通
電パターン検出手段40は、有効磁石磁束検出回路32
-1〜32-6からの出力信号に基づいて、後述する通電パ
ターンを検出する。そして、通電パターン検出手段40
は、検出した通電パターンを示す信号をサスペンション
制御手段41に供給する。サスペンション制御手段41
は、インターフェース回路23を介してセンサ22から
供給される信号および通電パターン検出手段40から供
給される信号に基づいて、コイル駆動回路5-1〜5-10
に通電方向指令信号S1〜S4を供給する。なお、図10
は省略されているが図1に示した定電流制御回路もコン
トローラ38に設置されている。
【0034】図11は、コイル6-1〜6-10の通電パタ
ーンA〜Gを示す表であり、○は順方向通電、△は逆方
向通電、×は非通電を示す。ただし、順方向通電とは図
9において、コイル6-2〜6-5の状態(図の上方側のコ
イルに紙面表から裏側に電流が流れている)であり、逆
方向通電とは図9において、コイル6-6〜6-9の状態
(図の上方側のコイルに紙面裏から表側に電流が流れて
いる)である。また、ストロークについては、図9の中
心線L0がコイル6-5と6-6との間にあるときが0m
m、コイルアセンブリが右側に移動するとプラスストロ
ーク、左側に移動するとマイナスストロークとなる。
【0035】図12は、上記通電パターンA〜Gとホー
ルIC37-1〜37-10に対応する有効磁石磁束検出回
路32-1〜32-6の出力レベルとを示す表である。ただ
し、上記出力レベルが“H”の場合を“I”,“L”の
場合を“O”と示してある。この図12に示すように、
6つのホールIC37-1〜37-10によって通電パター
ンA〜G全て表わせる。したがって、通電パターン検出
手段40は有効磁石磁束検出回路32-1〜32-6からの
出力信号によって、通電パターンがA〜Gのうちのどれ
であるかを判断することができる。そして、その判断し
た通電パターンを示す信号をサスペンション制御手段4
1に供給する。サスペンション制御手段41は供給され
た信号が示す通電パターンに従って、コイル駆動回路5
-1〜5-10への通電方向指令信号S1〜S4を出力すれ
ば、有効磁石磁束範囲内にあるコイルにのみ通電を行う
ことができる。
【0036】上述のように、この発明のさらに他の実施
例によれば、どのコイルが有効磁石磁束範囲に入ったか
を、最小数のホールICで検出し、各コイルへの通電を
切り換えるように構成したので、経時変化により永久磁
石の有効磁束範囲が変化したり、無通電時における永久
磁石とコイルとの相対位置が変化しても、どのコイルが
有効磁石磁束範囲に入っているかを確実に検出すること
ができ、リニアモータの制御精度および電力使用効率を
向上することができる。
【0037】なお、上述した各実施例はサスペンション
制御に適用した場合の例であるが、この発明は他の制御
用のリニアモータにも適用することができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば永久磁石と、この永久磁石が発生する磁束の通路を
通過可能に配置された複数の可動コイルとを有するリニ
アモータにおいて、複数の可動コイルのそれぞれに対し
て設けられ、可動コイルに誘導起電力が発生したことを
検出する複数の誘導起電力検出手段と、複数の誘導起電
力検出手段からの検出信号に基づいて、複数の可動コイ
ルの通電を制御する通電制御手段とを備えるように構成
したので経時変化により永久磁石の有効磁束範囲が変化
したり、無通電時における永久磁石とコイルとの相対位
置が変化しても、どのコイルが有効磁石磁束範囲に入っ
ているかを検出することができ、リニアモータの制御精
度および電力使用効率を向上することができる。
【0039】また、請求項2記載の発明によれば、永久
磁石と、この永久磁石が発生する磁束の通路を通過可能
に配置された複数の可動コイルとを有するリニアモータ
において、複数の可動コイルのうち、選択された可動コ
イルの近辺に配置されたホール素子と、上記ホール素子
の出力電圧に基づいて、複数の可動コイルへの通電を制
御する通電制御手段とを備えるように構成したので、請
求項1記載の発明と同様に、経時変化により永久磁石の
有効磁束範囲が変化したり、無通電時における永久磁石
とコイルとの相対位置が変化しても、どのコイルが有効
磁石磁束範囲に入っているかを検出することができ、リ
ニアモータの制御精度および電力使用効率を向上するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の部分回路図。
【図2】この発明の一実施例の全体制御ブロック図。
【図3】この発明の一実施例のリニアモータの概略構成
断面図。
【図4】電流検出用抵抗の両端間電圧の波形図。
【図5】通電オフ時の電流検出用抵抗の両端間電圧波形
図。
【図6】コイルが有効磁石磁束範囲内に入った場合の抵
抗両端間電圧波形図。
【図7】この発明の他の実施例の動作フローチャート。
【図8】この発明のさらに他の実施例における有効磁石
磁束検出回路のブロック図。
【図9】上記さらに他の実施例のリニアモータの概略構
成断面図。
【図10】上記さらに他の実施例の全体制御ブロック
図。
【図11】コイルへの通電パターンを示す図。
【図12】通電パターンと有効磁石磁束検出回路の出力
レベルとを示す図。
【符号の説明】
-1…誘導起電力検出器、6-1〜6-10…可動コイル、
19,39…マイコン、27,28…永久磁石、32-1
〜32-6…有効磁石磁束検出回路、37-1,37-2,3
-3,37-8,37-9,37-10…ホールIC。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 永久磁石と、この永久磁石が発生する磁
    束の通路を通過可能に配置された複数の可動コイルとを
    有するリニアモータにおいて、 複数の可動コイルのそれぞれに対して設けられ、可動コ
    イルに誘導起電力が発生したことを検出する複数の誘導
    起電力検出手段と、 複数の誘導起電力検出手段からの検出信号に基づいて、
    複数の可動コイルへの通電を制御する通電制御手段と、 を備えたことを特徴とするリニアモータ。
  2. 【請求項2】 永久磁石と、この永久磁石が発生する磁
    束の通路を通過可能に配置された複数の可動コイルとを
    有するリニアモータにおいて、 複数の可動コイルのうち、選択された可動コイルの近辺
    に配置されたホール素子と、 上記ホール素子の出力電圧に基づいて、複数の可動コイ
    ルへの通電を制御する通電制御手段と、 を備えたことを特徴とするリニアモータ。
JP3269921A 1991-10-18 1991-10-18 リニアモータ Pending JPH05111237A (ja)

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JP3269921A JPH05111237A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 リニアモータ

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