JPH05113377A - 磁歪式トルクセンサ - Google Patents

磁歪式トルクセンサ

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JPH05113377A
JPH05113377A JP3302423A JP30242391A JPH05113377A JP H05113377 A JPH05113377 A JP H05113377A JP 3302423 A JP3302423 A JP 3302423A JP 30242391 A JP30242391 A JP 30242391A JP H05113377 A JPH05113377 A JP H05113377A
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Mutsumi Sunahata
睦巳 砂畠
Takuji Mori
卓司 森
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁歪式トルクセンサにおいて、励磁・検出巻
線10を内包するシールドヨーク30のハウジング50
内における固定状態の安定性を高めて、振動・衝撃によ
るシールドヨーク30の位置変動(軸方向の位置ずれや
軸心の傾き)を少くすることにより、トルク検出の出力
変動を少くする。 【構成】 弾性体スペーサ40を、(1) 軸方向の押圧加
を加え弾性圧縮状態とする。(2) 薄肉の弾性体層41と
非磁性硬質層部材42との積層体とする。(3) 弾性体層
41に、屈曲部42cを設けた非磁性硬質層部材42を
積層する。または(4) シールドヨーク30の表面に薄肉
のコーテイング層として形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トルク伝達軸に印加さ
れるトルクを非接触検出する磁歪式トルクセンサに関す
る。
【0002】
【従来の技術】磁歪式トルクセンサは、トルク伝達軸
(以下、「軸体」ともいう)にトルクが印加されると、
軸体の表面(予め一軸磁気異方性が付与されている)
に、トルクの大きさに比例する透磁率の変化が生じるこ
とを利用し、その透磁率の変化を電気量として検出する
ようにした非接触型のトルクセンサである。
【0003】図9、および図10にそのトルクセンサの
構造を示す。10は励磁・検出巻線であり、軸体Sの表
面に励磁磁界を印加する巻線10・1と、軸体表面に生
じる透磁率の変化を検出する巻線10・2とからなり、
これらはボビン20に積層巻装されている。励磁巻線1
0・1には高周波励磁電源が、検出巻線10・2には、
検出される透磁率の変化を電気量(例えば直流電圧)と
して出力する検出回路が、それぞれ接続される。なお、
図は、軸体表面の透磁率の変化を差動的に取出すための
2つの励磁・検出巻線10,10が適当な距離をおいて
並列配置された差動型センサを示している。
【0004】30は、上記励磁・検出巻線10を囲包す
る強磁性材料(例えばパーマロイ合金)で形成されたシ
ールドヨークである。シールドヨーク30は、中央に軸
方向の貫通孔(軸体Sの挿通孔)33を有し、内部に励
磁・検出巻線10を嵌納する円周溝34が設けられた2
つの半円状割部材30・1と30・2からなり、励磁・
検出巻線10を嵌納して円筒体に組付けられる(図1
0)。
【0005】励磁・検出巻線10を囲包したシールドヨ
ーク30は、その両端の円周稜部にスペーサ40が環着
されてハウジング50の円筒状空間内に固定される。ス
ペーサ40は、円周縁部40aとこれに直交する向きの
側壁縁部40bとがなす略L字形の断面形状を有する円
環部材であり、ゴムまたは樹脂(テフロン等)の弾性材
料で形成されている。そのスペーサ40は、取扱い性お
よびシールドヨーク30に対する装着操作性の観点か
ら、例えば1.5mmないしそれ以上の肉厚に形成され
たものが使用されている。
【0006】シールドヨーク30が内装されたハウジン
グ50は、その左右の開口端部の内周面に形成されてい
る段差部に軸受60,60が(一方の段差部には当て板
リング52が介装されて)嵌め込まれ、軸受60,60
を介して軸体Sに回転対称に取付けられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記トルクセンサの実
使用における問題として、トルク検出々力の変動を生じ
易いことが挙げられる。そのトルク出力変動の主たる原
因は、ハウジング50内におけるシールドヨーク30の
固定構造の不安定性にある。すなわち、シールドヨーク
30は、その両端に環着された弾性体スペーサ40,4
0をハウジング50の内周面に対する着地部材としてそ
の筒状空間内に保持されているだけの固定構造であるた
め、安定性に乏しく、軸体Sの高速度回転に伴う振動や
衝撃による位置変動を生じ易い。殊に、回転の起動・停
止時等の強い衝撃が加わると、スペーサ40に瞬間的に
ねじれ等の変形を生じ易く、その変形状態がスペーサ4
0とシールドヨーク30の界面の摩擦抵抗のためにその
まゝ保持されると、シールドヨーク30の軸心(従つて
その内部に嵌納された励磁・検出巻線10の軸心)が軸
体Sの軸心からずれた状態でトルクの検出が行なわれる
ことになり、信頼性のあるトルク検出は不可能となつて
しまう。
【0008】このシールドヨーク30の位置変動防止策
として、弾性体スペーサ40の使用を廃し、例えば焼嵌
め等によりシールドヨーク30をハウジング50内に締
め付け固定する構造とすることも考えられるが、そのよ
うな構造ではシールドヨーク30の位置変動の防止はで
きても、締め付け構造であるためにシールドヨーク30
に内部応力を生じ、シールドヨーク30の磁気遮蔽機能
や磁路としての効果に変化をきたすため、トルク検出特
性の低下を免れず、本質的な対策とはなり得ない。
【0009】本発明は、上記に鑑み、弾性体スペーサを
使用しつつ、ハウジング内のシールドヨーク30の固定
状態の安定性を高め、その位置変動に因るトルク検出々
力変動を可及的に少くすることを可能としたトルクセン
サを提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は、励
磁・検出巻線10を内包した円筒形状のシールドヨーク
30の左右両端の円周稜部に、シールドヨーク30の円
周面31に当接する円周縁部40aとその側壁面32に
当接する側壁縁部40bとからなる略L字型断面を有す
る円環形状の弾性体スペーサ40が環着され、シールド
ヨーク30は弾性体スペーサ40を介してハウジング5
0の円筒状空間内に固定され、ハウジング50の左右の
開口端部の軸受60,60を介してトルク伝達軸Sに回
転対称に取付けられる磁歪式トルクセンサにおいて、第
1の発明に係るトルクセンサは、前記弾性体スペーサ4
0の側壁縁部40bが軸方向の押圧力によりシールドヨ
ーク30の側壁面32に押付けられて弾性圧縮している
ことを特徴としている。
【0011】本発明の第2のトルクセンサは、前記弾性
体スペーサ40の少なくとも側壁縁部40bが、非磁性
硬質材からなる層部材42との積層構造を有し、側壁縁
部40bの弾性体層は薄肉であることを特徴としてい
る。
【0012】本発明の第3のトルクセンサは、前記弾性
体スペーサ40の少なくとも側壁縁部40bが、その外
側面に積層された非磁性硬質材からなる層部材42との
積層構造を有し、その層部材42は、弾性体層の側壁縁
部40bの内径周面に沿つて形成された屈曲部42cを
備え、屈曲部42cの端面とシールドヨークの側壁面3
1との間に狭い隙間を有することを特徴としている。
【0013】本発明の第4のトルクセンサは、前記弾性
体スペーサ40が、シールドヨークの左右の円周稜部に
沿つてその円周面31と、側壁面32とにコーテイング
により形成された薄肉層であることを特徴としている。
【0014】以下、本発明について実施例を示す図面を
参照して説明する。図1は本発明の第1のトルクセンサ
を示している。図2(a)は、そのトルクセンサの構成
に使用される弾性体スペーサの使用前の形態、同図
(b)は、その弾性体スペーサがシールドヨーク30の
左右両端に取付けられてハウジング内に組込まれ弾性圧
縮状態を示している。励磁・検出巻線10を内包したシ
ールドヨーク30は、左右両端の円周稜部に弾性体スペ
ーサ40,40が環着されてハウジング50の円筒状空
間内に装入され、一方のスペーサ40の側壁縁部40b
はハウジング50の内周円環突起51に押圧され、他方
のスペーサ40の側壁縁部40bには当て板リング52
が押圧されている。そのスペーサ40,40の形状・構
造は、図2(a)に示すように従来より使用されている
ものと特に異ならず、その材質、肉厚等も従来のスペー
サのそれと同様のものである。
【0015】上記のように本発明の第1のトルクセンサ
では、シールドヨーク30に従来と同様の弾性体スペー
サ40,40が環着され、またハウジング50内におけ
るシールドヨーク30は、スペーサ40,40の円周縁
部40a,40aをハウジング50の内周面に対する着
地面としてハウジング50の筒状空間内に保持されてい
る点については、前記図9に示した従来のトルクセンサ
におけるシールドヨーク30の固定態様と異ならない
が、従来の構造では、左右のスペーサ40,40の側壁
縁部40b,40bに対する押圧力の付与はなく、むし
ろ微小の空隙G(寸法精度にもよるが、約0.1〜0.
3mm程度)を伴つているのが一般であり、これと異な
つて本発明では、図2(b)に示したように、左右のス
ペーサ40,40の側壁縁部40b,40bを軸方向の
押圧力で弾性圧縮した状態のもとにシールドヨーク30
を左右から挟持させた構造としている。
【0016】このように、シールドヨーク30の両端の
スペーサ40,40の側壁縁部40b,40bをシール
ドヨーク30の側壁面32,32に押圧して弾性圧縮し
その弾性力(弾性変形量)を減じた状態でシールドヨー
ク30を挟持しているので、シールドヨーク30は、軸
体Sの回転およびその起動・停止等に伴う振動や衝撃が
繰返し作用しても、軸体Sに対する軸方向の位置ずれ
や、軸心の傾き等の位置変動を生じにくく、所定の位置
に安定に保持される。
【0017】上記スペーサ40,40の側壁縁部40
b,40bの弾性圧縮状態の肉厚cは、例えば圧縮前の
肉厚tの約1/2〜1/4であるが、その弾性圧縮の度
合いは弾性体の材質やトルク検出における検出々力変動
許容値に応じて設定されることは言うまでもない。
【0018】図3は、本発明の第2のトルクセンサの構
成に使用される弾性体スペーサ40を示している。41
は弾性体層、42は、断面略L字型の非磁性硬質層部材
である。そのスペーサ40は、弾性体の肉厚の一部が非
磁性硬質層部材42に置き換えられ、弾性体層41と非
磁性硬質層部材42が積層一体化された二層構造を有し
ている。非磁性硬質層部材42は、ステンレス鋼、アル
ミ等の金属、あるいは硬度が高くかつ熱膨張係数の小さ
い樹脂(例えばガラス繊維を含むナイロン66樹脂)等
からなる成形品である。弾性体層41は、図2のスペー
サと同じようにゴム、樹脂等であるが、図2の単層スペ
ーサと異なつて、その肉厚の一部が非磁性硬質層部材4
2で置き換えられている分だけ、薄肉となつている。
【0019】スペーサ40の弾性体層41を非磁性硬質
層部材42との積層体としているのは、薄肉厚の弾性体
のみの単層スペーサでは、そのハンドリング性、特にシ
ールドヨーク30に対する装着操作に困難をきたすの
で、非磁性硬質層部材42と一体化して、ハンドリング
上の困難を解消しているのである。その層部材42の肉
厚は、スペーサのハンドリング性の観点から決めればよ
く、例えば0.5〜1mmとしてよい。
【0020】弾性体層41と非磁性硬質層部材42から
なる上記図3の積層スペーサ40における非磁性硬質層
部材42は、必ずしも同図に示したような断面L字型で
ある必要はなく、図4に示すように、その層部材42と
して平板形状のものを使用し側壁縁部のみを二層構造と
することにより、弾性体層41の側壁縁部41bを薄肉
化した構成としてもよい。
【0021】図5は、第2のトルクセンサに使用される
積層スペーサの他の例を示している。前記図3の積層ス
ペーサでは、弾性体層41の外側面に非磁性硬質層部材
42を積層した構造としているのに対し、図5では、非
磁性硬質層部材42を弾性体層41に内包させた埋込み
構造としている点で図3の例と異なつているが、その他
の構成は同じであり、弾性体の肉厚の一部が非磁性硬質
層部材42で置き換えられている分だけ、弾性体層41
は薄肉となつている。なお、図5のスペーサについて
も、弾性体層41に内包される非磁性硬質層部材42
は、必ずしも断面L字型である必要はなく、前記図4に
示したスペーサにおける非磁性硬質層部材42と同様の
平板形状のものを使用し、これを弾性体層41の側壁縁
部41b内に埋込んだ形態としてもよい。
【0022】上記図3〜図5に示した弾性体層41と非
磁性硬質層部材42とからなる積層スペーサ40は、前
記図1のトルクセンサと同じように、シールドヨーク3
0の両端の円周稜部に環着され、そのシールドヨーク3
0は、ハウジング50内において、その左右両側からハ
ウジングの内周円環突起51と、当て板リング52との
間に挟まれて固定される。この積層スペーサ40,40
を用いてハウジング50内に固定されたシールドヨーク
30は、弾性体層41,41の側壁縁部41b,41b
の肉厚が薄く、弾性力(弾性変形量)の小さい形態を有
しているので、軸体Sの回転運動およびその起動・停止
に伴う振動や衝撃による位置変動を生じにくく、所定の
位置に安定に保持される。その弾性体層41の側壁縁部
41bの肉厚c(図5の例では非磁性硬質層部材42の
両側の肉厚c1 とc2 の合計)は、弾性体の材質やトル
ク検出での出力変動許容値等に応じて設定されるが、例
えば1mm以下の肉厚が与えられる。なお、弾性体層4
1の円周縁部41aは側壁縁部41bと異なり、敢て薄
肉とする必要はなく、従来と同様の肉厚としてよく、あ
るいは材料節減のため、例えば0.5〜1mmの薄肉と
してもよい。
【0023】図6は、本発明の第3のトルクセンサの構
成に使用される弾性体スペーサの例を示している。この
弾性体スペーサ40は、弾性体層41とこれに積層され
た非磁性硬質層部材42とからなる二層構造を有し、そ
の構造は、前記図3や図4等に示した第2のトルクセン
サに使用される弾性体スペーサ40と同じであるが、そ
の非磁性硬質層部材42の側壁縁部42bの端部に、内
側方向に向う屈曲部42cが形成された形態を有してい
る点、およびその弾性体層41の側壁縁部41bは必ず
しも薄肉である必要はなく、例えば図2の弾性体スペー
サと同様の肉厚であつて構わない点において、図3や図
4に示した弾性体スペーサと異なる形態を有している。
【0024】上記非磁性硬質層部材42の屈曲部42c
は、弾性体層41の側壁縁部41bの内径周面に沿つて
シールドヨーク30の側壁面32に向つて屈曲してい
る。その屈曲部42cの前端面は、弾性体層41の側壁
縁部41bの肉厚よりも小さい隙間cをもつてシールド
ヨークの側壁面32と向い合つている。
【0025】図6に示した弾性体スペーサ40の弾性体
層41に積層される非磁性硬質層部材42は、必ずしも
断面L字型である必要はなく、その円周縁部42aを省
略した形状としても構わない。図7はその例を示してい
る。この場合も、非磁性硬質層部材42の屈曲部42c
は、弾性体層の側壁縁部41bの肉厚より小さい隙間c
をなしてシールヨークの側壁面32に対向している。
【0026】上記図6および図7の積層スペーサ40
は、図3等に示したスペーサ40と同じように、シール
ドヨーク30の両端の円周稜部に環着され、そのシール
ドヨーク30は、ハウジング50内において、その左右
両側からハウジングの内周円環突起51と、当て板リン
グ52との間に挟まれて固定される。この場合も図2の
スペーサ40と異なつて弾性体層41の側壁縁部41b
に弾性圧縮を付加する必要はない。そのシールドヨーク
30の左右のスペーサ40,40の非磁性硬質層部材4
2,42の屈曲部42c,42cは、シールドヨーク3
0の軸方向の位置ずれを抑制するストツパの役目をな
す。すなわち、軸体Sの回転およびその起動・停止に伴
う振動や衝撃が加わつても、スペーサの弾性体層41の
弾性圧縮に伴うシールドヨーク30の軸方向の変位は、
弾性体層41の肉厚の大小に関係なく、側壁面32と屈
曲部42cの隙間cの範囲内に制限され、それ以上の位
置変動を生じることはない。非磁性硬質層部材の屈曲部
42cとシールドヨークの側壁面32との間の隙間cの
大きさは、弾性体層41の材質やトルク検出の出力変動
許容値等により異なるが、例えば0.5mmないしそれ
以下に設定される。
【0027】図8は、本発明の第4のトルクセンサを構
成する弾性体スペーサの形設態様を示している。その弾
性体スペーサ40は、シールドヨーク30の左右両端の
円周稜部に、シールドヨークの外周面31と側壁面32
を被覆する断面略L字形状を有する薄肉のコーテイング
層として形設されている。コーテイングスペーサ40が
形設されたシールドヨーク30は、ハウジング50内に
装入されて、左右のスペーサ40,40のそれぞれに当
接するハウジング50の内周円環突起51および当て板
リング52に挟まれて固定される。この場合も、前記図
2のトルクセンサと異なつてスペーサ40,40の側壁
縁部40b,40bは押圧力による弾性圧縮を付加する
必要はなく、前記図3や図4の積層スペーサを使用した
固定構造と同じように、スペーサの側壁縁部40b,4
0bが、弾性力(弾性変形量)の小さい薄肉形態である
ことの効果として、シールドヨーク30は、軸体Sの回
転運動およびその起動・停止に伴う振動や衝撃による位
置変動を生じにくく、所定の位置に安定に保持される。
そのスペーサ40の側壁縁部40bの肉厚cは、弾性体
の材質やトルク検出での出力変動許容値等により設定さ
れるが、例えば1mmないしそれ以下とされる。
【0028】
【発明の効果】本発明の磁歪式トルクセンサは、励磁・
検出巻線を内包したシールドヨークのハウジング内にお
ける固定姿勢が安定で、トルク伝達軸の回転およびその
起動・停止に伴う振動や衝撃による軸方向の位置ずれや
軸心の傾き等の位置変動を生じにくゝ、従つてシールド
ヨークの位置変動に因るトルク検出々力の変動量が少な
く、精度の良いトルク検出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシールドヨーク固定構造の実施例を示
す軸方向断面図である。
【図2】同図aは、図1のトルクセンサに使用される弾
性体スペーサを示す軸方向断面図、同図bは、図1のハ
ウジング内における弾性体スペーサの弾性圧縮状態を示
す要部拡大図である。
【図3】本発明におけるシールドヨークに取付けられる
スペーサの実施例を示す径方向断面図である。
【図4】本発明におけるシールドヨークに取付けられる
スペーサの実施例を示す径方向断面図である。
【図5】本発明におけるシールドヨークに取付けられる
スペーサの実施例を示す径方向断面図である。
【図6】本発明におけるシールドヨークに取付けられる
スペーサの実施例を示す径方向断面図である。
【図7】本発明におけるシールドヨークに取付けられる
スペーサの実施例を示す径方向断面図である。
【図8】本発明におけるシールドヨークに形設されたス
ペーサを示す一部切欠要部正面図である。
【図9】従来のシールドヨーク固定構造を示す軸方向断
面図である。
【図10】トルクセンサの分解説明図である。
【符号の説明】
10:励磁・検出巻線,20:ボビン,30:シールド
ヨーク,40:スペーサ,40a:円周縁部,40b:
側壁縁部,41:弾性体層,42:非磁性硬質層部材,
50:ハウジング,51:ハウジング内周円環突起,5
2:当て板リング,60:軸受。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 励磁・検出巻線10を内包した円筒形状
    のシールドヨーク30の左右両端の円周稜部に、シール
    ドヨーク30の円周面31に当接する円周縁部40aと
    その側壁面32に当接する側壁縁部40bとからなる略
    L字型断面を有する円環形状の弾性体スペーサ40が環
    着され、シールドヨーク30は弾性体スペーサ40を介
    してハウジング50の円筒状空間内に固定され、ハウジ
    ング50の左右の開口端部の軸受60,60を介してト
    ルク伝達軸Sに回転対称に取付けられる磁歪式トルクセ
    ンサにおいて、 前記弾性体スペーサ40は、その側壁縁部40bが、軸
    方向の押圧力により弾性圧縮してシールドヨーク30の
    側壁面32に押付けられていることを特徴とする磁歪式
    トルクセンサ。
  2. 【請求項2】 励磁・検出巻線10を内包した円筒形状
    のシールドヨーク30の左右両端の円周稜部に、シール
    ドヨーク30の円周面31に当接する円周縁部40aと
    その側壁面32に当接する側壁縁部40bとからなる略
    L字型断面を有する円環形状の弾性体スペーサ40が環
    着され、シールドヨーク30は弾性体スペーサ40を介
    してハウジング50の円筒状空間内に固定され、ハウジ
    ング50の左右の開口端部の軸受60,60を介してト
    ルク伝達軸Sに回転対称に取付けられる磁歪式トルクセ
    ンサにおいて、 前記弾性体スペーサ40は、少なくとも側壁縁部40b
    が非磁性硬質材からなる層部材42との積層構造を有
    し、側壁縁部40bの弾性体層は薄肉であることを特徴
    とする磁歪式トルクセンサ。
  3. 【請求項3】 励磁・検出巻線10を内包した円筒形状
    のシールドヨーク30の左右両端の円周稜部に、シール
    ドヨーク30の円周面31に当接する円周縁部40aと
    その側壁面32に当接する側壁縁部40bとからなる略
    L字型断面を有する円環形状の弾性体スペーサ40が環
    着され、シールドヨーク30は弾性体スペーサ40を介
    してハウジング50の円筒状空間内に固定され、ハウジ
    ング50の左右の開口端部の軸受60,60を介してト
    ルク伝達軸Sに回転対称に取付けられる磁歪式トルクセ
    ンサにおいて、 前記弾性体スペーサ40は、少なくとも側壁縁部40b
    が、その外側面に積層された非磁性硬質材からなる層部
    材42との積層構造を有し、その層部材42は、弾性体
    層の側壁縁部41bの内径周面に沿つて形成された屈曲
    部42cを備え、屈曲部42cの端面とシールドヨーク
    の側壁面32との間に狭い隙間を有することを特徴とす
    る磁歪式トルクセンサ。
  4. 【請求項4】 励磁・検出巻線10を内包した円筒形状
    のシールドヨーク30の左右両端の円周稜部に、シール
    ドヨーク30の円周面31に当接する円周縁部40aと
    その側壁面32に当接する側壁縁部40bとからなる略
    L字型断面を有する円環形状の弾性体スペーサ40が形
    設され、シールドヨーク30は弾性体スペーサ40を介
    してハウジング50の円筒状空間内に固定され、ハウジ
    ング50の左右の開口端部の軸受60,60を介してト
    ルク伝達軸Sに回転対称に取付けられる磁歪式トルクセ
    ンサにおいて、 前記弾性体スペーサ40は、シールドヨーク30の左右
    の円周稜部にそつて、その円周面31と側壁面32とに
    コーテイングにより形成された薄肉層であることを特徴
    とする磁歪式トルクセンサ。
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