JPH0511357Y2 - - Google Patents

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JPH0511357Y2
JPH0511357Y2 JP17236587U JP17236587U JPH0511357Y2 JP H0511357 Y2 JPH0511357 Y2 JP H0511357Y2 JP 17236587 U JP17236587 U JP 17236587U JP 17236587 U JP17236587 U JP 17236587U JP H0511357 Y2 JPH0511357 Y2 JP H0511357Y2
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seal
shaft
housing
thermoplastic resin
seal ring
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はポリエステル、ナイロン、ポリエチレ
ン等の熱可塑性樹脂溶液を移送する歯車ポンプに
関する。
〔従来の技術〕
この種の熱可塑性樹脂溶液は約300℃に加熱し
て粘度を数千ポアズまで下げ水飴状態にして50Kg
f/cm2を越える圧力で低速回転によりポンプ移送
している。この移送に使用される歯車ポンプの軸
封部には例えば第3図に示すように、歯車駆動軸
51が貫通するハウジング53にダブルメカニカ
ルシール54を装着したものが提案されている
(例えば特開昭60−56189号公報参照)。第4図に
示す背合せ形ダブルメカニカルシール54は、2
組の密封端面55,56によつて空間を3つに仕
切り、通路57から圧入して通路58から排出さ
せる約300℃(可塑性樹脂溶液と同温度)のフラ
ツシング液を室59内に充満させることにより室
60内の熱可塑性樹脂溶液の密封端面55から室
59への洩出を防いでいる。又、第5図に示すシ
ール方式は高温用の炭素繊維若しくはアスベスト
を編んだリング状のグランドパツキン62をハウ
ジング64の孔部と軸部65との間に介挿しパツ
キン押え66で押圧してハウジング64に軸封機
能をもたせている。このシール方式ではパツキン
62と軸部65との間の隙間を通して熱可塑性樹
脂溶液を洩出させている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、第4図に示すダブルメカニカルシー
ル54では室59に圧入されて密封端面55とで
高粘度の熱可塑性樹脂溶液を室60内に封入する
フラツシング液が逆に室60へ浸入し熱可塑性樹
脂溶液に混入することがあつた。又、熱可塑性樹
脂溶液は密封端面55の手前で行止まりとなるた
め、メカニカルシールの奥部で滞留して変質する
不都合があつた。グランドパツキンを用いる方式
は、グランドパツキン62と軸部65との間の隙
間を通つて熱可塑性樹脂溶液が洩れ出るために、
溶液の滞留による溶液の変質を回避できるが、溶
液洩れ量の調整が困難であつた。即ち、パツキン
の締付けが少し緩いと洩れ量が急に増加して材料
の無駄が生じ、少し締め過ぎると洩れ量が殆どな
くなつて変質の問題が発生する。又、高温高圧が
作用するパツキンは耐久性に欠け繊維がぼろぼろ
に切れてその細片が溶液に混入する等の不都合が
生じる。
本考案は前記の点に鑑みてなされたもので、軸
封部における熱可塑性樹脂溶液の外部への洩れ量
を適量に調節でき、しかも軸封部から熱可塑性樹
脂溶液に異物が混入しない歯車ポンプの軸封部の
提供を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するための本考案の構成を第1
図及び第2図を用いて説明する。
歯車ポンプの軸部1,35が貫通する軸封部の
箇所に、シール筒体5,39を突設したハウジン
グ2とシールリング14,37を突設した軸部
1,35とをシール筒体の端面25,45とシー
ルリングの端面26,43とを対向させて嵌め合
せ、且つハウジング2とシールリング14,37
との間及び軸部1,35とシール筒体5,39と
の間に熱可塑性樹脂溶液の外部もれを許容する通
路を形成すると共に、ハウジング2にシール筒体
5,39を軸方向の移動可能となるように取付
け、このシール筒体5,39によりシール筒体
5,39の端面25,45とシールリング14,
37の端面26,43との間の隙間tを調節する
ようにしている。
〔作用〕
シール筒体5,35と軸部1,35との間及び
シールリング14,37とハウジング2との間に
熱可塑性樹脂溶液の外部もれを許容する通路が形
成され、これらの通路はシール筒体5,39の端
面25,45とシールリング14,37の端面2
6,43との間の隙間tを介して連通し、この隙
間tはシール筒体5,39の軸方向の変位で微細
に調節できるため、熱可塑性樹脂溶液のもれ量を
外部から簡単に設定できる。このため、熱可塑性
樹脂溶液のもれ量に過不足がなくなり、溶液損失
を必要最小限に止めることができると共に、溶液
の滞留がなくなり、滞留による溶液の変質が生じ
ない。又、軸封部は非接触形でそこを通る熱可塑
性樹脂溶液によつて潤滑されるため軸封部の摩
耗、損傷の心配がなくなると共に、摩耗粉その他
の異物が歯車室の熱可塑性樹脂溶液に混入するこ
とがない。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第
1図において、1は歯車ポンプの駆動軸、2は歯
車ポンプのケーシング3に固定したハウジング
で、端部に孔部4に出し入れ自在に嵌挿したシー
ル筒体5をボルト6で取付け、孔部4の奥部に孔
部9(孔部4より小径)と孔部9′(孔部9より
大径)を形成する。ケーシング3には歯車室(図
示せず)と孔部9′との間に形成した孔部7に装
着せる軸受メタル8で駆動軸1を回転可能に支承
する軸受を備え、孔部7の端部とハウジング2の
孔部9′にはスペーサ10を嵌着する。他方、駆
動軸1にはスペーサ10のシール筒体5側の端面
内周側に形成した環状凹部11と対向させるスペ
ーサ12を駆動軸1の段部13に当接し、このス
ペーサ12にハウジング2の孔部9に位置せしめ
るシールリング14、シール筒体5の孔部24に
位置せしめるスペーサ15、スペーサ15と接す
る側をスペーサ15と同径とした鍔付スペーサ1
6、ストツパ17を順に当接して、ストツパ17
をねじ18で駆動軸1の環状溝19に止着すると
共に、ストツパ17の軸方向のねじ20と駆動軸
1の段部13とでスペーサ12、シールリング1
4、スペーサ15,16の軸方向の移動を拘束
し、さらにシールリング14はピン21により、
スペーサ15はねじ22により駆動軸1と一体に
回転するようにしている。しかして、スペーサ1
0の環状凹部11とスペーサ12との間、スペー
サ10とシールリング14との間、シールリング
14とハウジング2との間、スペーサ15とシー
ル筒体5との間には熱可塑性樹脂溶液の外部もれ
を許容する隙間をとる。又、シール筒体5の端面
25がハウジング2の孔部4と9の境目となる段
部23に当接した状態において、端面25とシー
ルリング14の端面26との間に必要最小限の隙
間である基準隙間T0をとつている。端面25と
26との間の隙間tの大きさは外部から設定でき
る。例えば、シール筒体5の鍔部27に調整ねじ
28を設け、シール筒体5の端面25を段部23
に当接した状態において調整ねじ28をハウジン
グ2の端面29に当接し、端面29と鍔部27と
の初期隙間を求めておく。
次にボルト6を緩め設定すべき隙間から基準隙
間T0を差引いた厚みを初期隙間に加えた分の厚
さを持つゲージを介してボルト6にてシール筒体
5をハウジング2に固定すれば、所要隙間が得ら
れる。
第2図に示す実施例は、ケーシング3に駆動軸
35を支承するための軸受メタル8を設けるこ
と、孔部7の端部とハウジング2の孔部9′に嵌
着せるスペーサ38とシールリング37との間及
びハウジング2とシールリング37との間にそれ
ぞれ熱可塑性樹脂溶液の外部もれを許容する隙間
をとることは第1図に示すものと同じであるが、
シール筒体39は駆動軸35との間に溶液の外部
もれを許容する隙間をとつており、シールリング
37はシール筒体対向面43に放射方向の溝44
を多数形成すると共に、長孔48で駆動軸35に
植設したピン36に嵌め駆動軸35に軸移動可能
に嵌挿している。シール筒体39は鍔部40近く
の基部に段部41を形成しこの段部41をハウジ
ング2の端面42に当接した状態にて、シールリ
ング37とスペーサ38との間の隙間及びシール
リング37とシール筒体39との間の隙間の和が
必要最小隙間となるようにしており、設定すべき
隙間は、設定すべき隙間と必要最小隙間との差が
段部41と端面42との間の隙間と等しいのでブ
ロツクゲージ等で段部41と端面42との間の隙
間を確認してから、シール筒体39をハウジング
2にセツトすることによつて得られる。従つて、
外部から所望の隙間を的確に設定できる。この実
施例では、シールリング37はその前後に熱可塑
性樹脂溶液の圧力をうけて両端面の押付力がバラ
ンスする位置で静止するから、予め設定された所
要隙間の範囲内でシールリング37前後の圧力変
化に応じて通路隙間が自動的に調整され溶液の外
部もれ量を制御する。
尚、軸封部を通る熱可塑性樹脂溶液は温度の低
下と共に粘度が高くなるので、出口に近いスペー
サ15のシール筒体対向面31(第1図)及びシ
ールプレート39の駆動軸対向面46(第2図)
には、熱可塑性樹脂溶液を送り出すための螺旋状
溝32,47を形成している。又、本考案でいう
軸部は本実施例では駆動軸1,35である。
〔考案の効果〕
以上の説明より明らかなように本考案によれ
ば、歯車ポンプの軸部が貫通する軸封部の箇所
に、シール筒体を突設したハウジングとシールリ
ングを突設した軸部とで熱可塑性樹脂溶液の外部
もれを許容する通路を形成すると共に、シール筒
体の端面とシールリングの端面との間の隙間をシ
ール筒体によつて外部から微細に調節できるよう
にしているので、熱可塑性樹脂溶液のもれ量を外
部から簡単に設定することができる。このため、
熱可塑性樹脂溶液のもれ量に過不足がなくなり、
溶液の損失を必要最小限に止めることができると
共に、溶液の滞留がなくなるので滞留による溶液
の変質を防止できる。又、軸封部は非接触型でそ
の間を通る熱可塑性樹脂溶液により軸封部が潤滑
される結果、軸封部の摩耗、損傷の心配がなくな
り軸封機能が確保されると共に、摩耗粉その他の
異物が歯車室の熱可塑性樹脂溶液に混入すること
がない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本考案の実施例の
縦断面図、第3図は従来の熱可塑性樹脂溶液移送
用歯車ポンプの一部切欠断面図、第4図は同歯車
ポンプに使用されているメカニカルシールの断面
図、第5図は同歯車ポンプに使用されているグラ
ントパツキンを含むシール機構の断面図である。 1……軸部、2……ハウジング、5,39……
シール筒体、14,37……シールリング、3
2,47……螺旋状溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 歯車ポンプの軸部が貫通する軸封部の箇所に、
    シール筒体を突設したハウジングとシールリング
    を突設した軸部とをシール筒体の端面とシールリ
    ングの端面とを対向させて嵌め合せ、且つハウジ
    ングとシールリングとの間及び軸部とシール筒体
    との間に熱可塑性樹脂溶液の外部もれを許容する
    通路を形成すると共に、前記ハウジングにシール
    筒体を軸方向の移動可能となるように取付け、こ
    のシール筒体によりシール筒体の端面とシールリ
    ングの端面との間の隙間を調節するようにしたこ
    とを特徴とする歯車ポンプの軸封部。
JP17236587U 1987-11-11 1987-11-11 Expired - Lifetime JPH0511357Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17236587U JPH0511357Y2 (ja) 1987-11-11 1987-11-11

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JP17236587U JPH0511357Y2 (ja) 1987-11-11 1987-11-11

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JPH0176581U JPH0176581U (ja) 1989-05-24
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JP17236587U Expired - Lifetime JPH0511357Y2 (ja) 1987-11-11 1987-11-11

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JPH0176581U (ja) 1989-05-24

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