JPH05113615A - X線フイルム密着保持装置 - Google Patents
X線フイルム密着保持装置Info
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- JPH05113615A JPH05113615A JP29953591A JP29953591A JPH05113615A JP H05113615 A JPH05113615 A JP H05113615A JP 29953591 A JP29953591 A JP 29953591A JP 29953591 A JP29953591 A JP 29953591A JP H05113615 A JPH05113615 A JP H05113615A
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Landscapes
- Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 X線透視撮影台の速写装置に用いられるX線
フィルム密着保持装置において、上蓋と下蓋とを均一に
密着させて気密性を良くすると共に小形化を図る。 【構成】 下蓋5を上蓋3に対して、第一のリンク22
a及び第二のリンク22bを有する移動機構により略平
行状態で上方及び下方に移動可能に基台1に支持し、上
記上蓋3に対し略平行に開閉可能とする。これにより、
上蓋3と下蓋5とをその全周にわたって均一に密着させ
て、気密性を良くすることができると共に小形化を図る
ことができる。
フィルム密着保持装置において、上蓋と下蓋とを均一に
密着させて気密性を良くすると共に小形化を図る。 【構成】 下蓋5を上蓋3に対して、第一のリンク22
a及び第二のリンク22bを有する移動機構により略平
行状態で上方及び下方に移動可能に基台1に支持し、上
記上蓋3に対し略平行に開閉可能とする。これにより、
上蓋3と下蓋5とをその全周にわたって均一に密着させ
て、気密性を良くすることができると共に小形化を図る
ことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検体に対してX線を
照射し検査部位を透視撮影するX線透視撮影台の速写装
置においてX線フィルムを保持して撮影位置まで送るX
線フィルム密着保持装置に関し、特に上蓋と下蓋とを均
一に密着させて気密性を良くすると共に小形化を図るこ
とができるX線フィルム密着保持装置に関する。
照射し検査部位を透視撮影するX線透視撮影台の速写装
置においてX線フィルムを保持して撮影位置まで送るX
線フィルム密着保持装置に関し、特に上蓋と下蓋とを均
一に密着させて気密性を良くすると共に小形化を図るこ
とができるX線フィルム密着保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】X線透視撮影台の速写装置は、フィルム
マガジンから取り出されたX線フィルムをフィルム保持
装置で密着保持し、このフィルム保持装置によってX線
フィルムを所定の撮影位置に搬送し、その位置でX線照
射により被検体の検査部位を透過したX線像を上記X線
フィルムに写し込むようになっている。そして、このよ
うな速写装置に内蔵されたフィルム保持装置としての従
来のX線フィルム密着保持装置は、図4に示すように、
基台1と、この基台1の上部に設けられ下面側に前面増
感紙2を支持した上蓋3と、この上蓋3の下方にて基台
1の中間部に設けられ上面側に後面増感紙4を支持した
下蓋5と、上記上蓋3又は下蓋5の周囲に設けられた密
封部材6と、上記基台1と下蓋5との間に設けられ該下
蓋5を上蓋3がわに押し付けるバネ7とを有して成り、
上記前面増感紙2と後面増感紙4との間にX線フィルム
8を挿入し、上記上蓋3と下蓋5と密封部材6とで囲ま
れた空間内の空気を吸引することにより上記空間内部を
減圧して、前面増感紙2と後面増感紙4とでX線フィル
ム8を密着保持するようになっていた。
マガジンから取り出されたX線フィルムをフィルム保持
装置で密着保持し、このフィルム保持装置によってX線
フィルムを所定の撮影位置に搬送し、その位置でX線照
射により被検体の検査部位を透過したX線像を上記X線
フィルムに写し込むようになっている。そして、このよ
うな速写装置に内蔵されたフィルム保持装置としての従
来のX線フィルム密着保持装置は、図4に示すように、
基台1と、この基台1の上部に設けられ下面側に前面増
感紙2を支持した上蓋3と、この上蓋3の下方にて基台
1の中間部に設けられ上面側に後面増感紙4を支持した
下蓋5と、上記上蓋3又は下蓋5の周囲に設けられた密
封部材6と、上記基台1と下蓋5との間に設けられ該下
蓋5を上蓋3がわに押し付けるバネ7とを有して成り、
上記前面増感紙2と後面増感紙4との間にX線フィルム
8を挿入し、上記上蓋3と下蓋5と密封部材6とで囲ま
れた空間内の空気を吸引することにより上記空間内部を
減圧して、前面増感紙2と後面増感紙4とでX線フィル
ム8を密着保持するようになっていた。
【0003】上記基台1は、例えば断面L字形の台板状
に形成されており、その一側辺がわに設けられた軸9に
より、上記上蓋3の一側辺部に設けられた軸受10と下
蓋5の一側辺に設けられた軸受11とを回動可能に支持
している。上記バネ7は、例えば板バネ状に形成されて
おり、その付勢力によって下蓋5を上蓋3の下面側に押
し付けている。このバネ7の押付け力によって、下蓋5
の周囲に設けられたガスケットなどの密封部材6が上蓋
3の下面に接触することにより、上蓋3と下蓋5と密封
部材6とで囲まれた空間が密閉される。そして、下蓋5
に設けられた排気口12を介して真空ポンプ等(図示省
略)により吸引することにより、上記空間内部が減圧さ
れ、大気圧にて上記上蓋3と下蓋5とが押圧されて前面
増感紙2と後面増感紙4との間にX線フィルム8が密着
保持される。なお、図4において、符号13は上記前面
増感紙2と後面増感紙4との間におけるX線フィルム8
の密着性を良くするためのクッション材を示しており、
符号14はこのX線フィルム密着保持装置をX線照射野
内に移動させるためのローラを示している。
に形成されており、その一側辺がわに設けられた軸9に
より、上記上蓋3の一側辺部に設けられた軸受10と下
蓋5の一側辺に設けられた軸受11とを回動可能に支持
している。上記バネ7は、例えば板バネ状に形成されて
おり、その付勢力によって下蓋5を上蓋3の下面側に押
し付けている。このバネ7の押付け力によって、下蓋5
の周囲に設けられたガスケットなどの密封部材6が上蓋
3の下面に接触することにより、上蓋3と下蓋5と密封
部材6とで囲まれた空間が密閉される。そして、下蓋5
に設けられた排気口12を介して真空ポンプ等(図示省
略)により吸引することにより、上記空間内部が減圧さ
れ、大気圧にて上記上蓋3と下蓋5とが押圧されて前面
増感紙2と後面増感紙4との間にX線フィルム8が密着
保持される。なお、図4において、符号13は上記前面
増感紙2と後面増感紙4との間におけるX線フィルム8
の密着性を良くするためのクッション材を示しており、
符号14はこのX線フィルム密着保持装置をX線照射野
内に移動させるためのローラを示している。
【0004】図5は、図示省略の開閉機構により下蓋5
の外側端部を押し下げて該下蓋5を開放し、撮影済のX
線フィルム8aを搬送ローラ15とアイドルローラ16
とで搬出すると共に、未撮影のX線フィルム8bを搬入
している状態を示している。この場合、上記下蓋5は、
軸9を回動中心としてバネ7の押付け力に抗して扇状に
開くようになっていた。
の外側端部を押し下げて該下蓋5を開放し、撮影済のX
線フィルム8aを搬送ローラ15とアイドルローラ16
とで搬出すると共に、未撮影のX線フィルム8bを搬入
している状態を示している。この場合、上記下蓋5は、
軸9を回動中心としてバネ7の押付け力に抗して扇状に
開くようになっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のX線フィルム密着保持装置においては、上蓋3及び
下蓋5が軸9を回動中心として開閉可能に支持されてい
るので、例えば下蓋5を上方へ回動してその周囲に設け
られた密封部材6を上蓋3の下面に接触させたときの気
密性を保つには、上記上蓋3及び下蓋5の平面度が高い
ことが要求され、各構成部品を精度よく製作しなければ
ならないものであった。また、上記軸9により拘束され
て上蓋3と下蓋5との隙間が決定されるので、バネ7の
押付け力は主として軸9から遠い部分にしか作用せず、
下蓋5の周囲に設けられた密封部材6と上蓋3との接触
が均一に保たれず、気密性が十分に保たれないことがあ
った。これに対処して、バネ7のバネ力を増大したり、
バネ7の枚数を増やしたり、或いは奥側の密封部材6と
軸9との間の距離Lを大きくすることが考えられる。し
かし、この場合は、図5に示すX線フィルム8a,8b
の搬出入の際に、下蓋5を開閉機構で開放操作するのに
大きな力が必要となり、操作性が低下することとなる。
また、上記下蓋5には大きなバネ力が作用して、変形す
るおそれがある。さらに、上記の距離Lを大きくするこ
とは、装置の小形化の妨げになる。
来のX線フィルム密着保持装置においては、上蓋3及び
下蓋5が軸9を回動中心として開閉可能に支持されてい
るので、例えば下蓋5を上方へ回動してその周囲に設け
られた密封部材6を上蓋3の下面に接触させたときの気
密性を保つには、上記上蓋3及び下蓋5の平面度が高い
ことが要求され、各構成部品を精度よく製作しなければ
ならないものであった。また、上記軸9により拘束され
て上蓋3と下蓋5との隙間が決定されるので、バネ7の
押付け力は主として軸9から遠い部分にしか作用せず、
下蓋5の周囲に設けられた密封部材6と上蓋3との接触
が均一に保たれず、気密性が十分に保たれないことがあ
った。これに対処して、バネ7のバネ力を増大したり、
バネ7の枚数を増やしたり、或いは奥側の密封部材6と
軸9との間の距離Lを大きくすることが考えられる。し
かし、この場合は、図5に示すX線フィルム8a,8b
の搬出入の際に、下蓋5を開閉機構で開放操作するのに
大きな力が必要となり、操作性が低下することとなる。
また、上記下蓋5には大きなバネ力が作用して、変形す
るおそれがある。さらに、上記の距離Lを大きくするこ
とは、装置の小形化の妨げになる。
【0006】そこで、本発明は、このような問題点に対
処し、上蓋と下蓋とを均一に密着させて気密性を良くす
ると共に小形化を図ることができるX線フィルム密着保
持装置を提供することを目的とする。
処し、上蓋と下蓋とを均一に密着させて気密性を良くす
ると共に小形化を図ることができるX線フィルム密着保
持装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるX線フィルム密着保持装置は、基台
と、この基台の上部に設けられ下面側に前面増感紙を支
持した上蓋と、この上蓋の下方にて基台の中間部に設け
られ上面側に後面増感紙を支持した下蓋と、上記上蓋又
は下蓋の周囲に設けられた密封部材と、上記基台と下蓋
との間に設けられ該下蓋を上蓋がわに押し付けるバネと
を有して成り、上記前面増感紙と後面増感紙との間にX
線フィルムを挿入し、上記上蓋と下蓋と密封部材とで囲
まれた空間内の空気を吸引することにより上記空間内部
を減圧して、前面増感紙と後面増感紙とでX線フィルム
を密着保持するX線フィルム密着保持装置において、上
記下蓋を、上蓋に対して略平行状態で上方及び下方に移
動可能に支持し、上記上蓋に対し略平行に開閉可能とし
たものである。
に、本発明によるX線フィルム密着保持装置は、基台
と、この基台の上部に設けられ下面側に前面増感紙を支
持した上蓋と、この上蓋の下方にて基台の中間部に設け
られ上面側に後面増感紙を支持した下蓋と、上記上蓋又
は下蓋の周囲に設けられた密封部材と、上記基台と下蓋
との間に設けられ該下蓋を上蓋がわに押し付けるバネと
を有して成り、上記前面増感紙と後面増感紙との間にX
線フィルムを挿入し、上記上蓋と下蓋と密封部材とで囲
まれた空間内の空気を吸引することにより上記空間内部
を減圧して、前面増感紙と後面増感紙とでX線フィルム
を密着保持するX線フィルム密着保持装置において、上
記下蓋を、上蓋に対して略平行状態で上方及び下方に移
動可能に支持し、上記上蓋に対し略平行に開閉可能とし
たものである。
【0008】
【作用】このように構成されたX線フィルム密着保持装
置は、下蓋を上蓋に対して略平行状態で上方及び下方に
移動可能に基台に支持し、上記上蓋に対し略平行に開閉
可能としたことにより、上蓋と下蓋とをその全周にわた
って均一に密着させて、気密性を良くすることができる
と共に小形化を図ることができる。
置は、下蓋を上蓋に対して略平行状態で上方及び下方に
移動可能に基台に支持し、上記上蓋に対し略平行に開閉
可能としたことにより、上蓋と下蓋とをその全周にわた
って均一に密着させて、気密性を良くすることができる
と共に小形化を図ることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明によるX線フィルム密着
保持装置の実施例を示す側断面図であり、図2は一部断
面した底面図である。図1において、基台1は、この装
置の各構成要素を組み付けるための基部材となるもの
で、例えば断面L字形の台板状に形成されている。この
基台1の上部には、上蓋3が設けられている。この上蓋
3は、X線フィルム8を上方から押えて保持するもの
で、X線透過が良好でかつ弾性の大きい素材、例えばA
BS樹脂板、カーボンファイバー積層板などで断面L字
形の板状に形成されており、その下面側には前面増感紙
2が貼り付けなどにより支持されている。そして、上記
基台1の一側辺がわに設けられたヒンジ17により開閉
可能とされると共に、図示省略のワンタッチ開放固定具
で固定されている。このような固定としたのは、例えば
前面及び後面増感紙2,4の清掃などのために、簡単な
操作で上蓋3を基台1から固定解除するためである。
詳細に説明する。図1は本発明によるX線フィルム密着
保持装置の実施例を示す側断面図であり、図2は一部断
面した底面図である。図1において、基台1は、この装
置の各構成要素を組み付けるための基部材となるもの
で、例えば断面L字形の台板状に形成されている。この
基台1の上部には、上蓋3が設けられている。この上蓋
3は、X線フィルム8を上方から押えて保持するもの
で、X線透過が良好でかつ弾性の大きい素材、例えばA
BS樹脂板、カーボンファイバー積層板などで断面L字
形の板状に形成されており、その下面側には前面増感紙
2が貼り付けなどにより支持されている。そして、上記
基台1の一側辺がわに設けられたヒンジ17により開閉
可能とされると共に、図示省略のワンタッチ開放固定具
で固定されている。このような固定としたのは、例えば
前面及び後面増感紙2,4の清掃などのために、簡単な
操作で上蓋3を基台1から固定解除するためである。
【0010】上記上蓋3の下方にて基台1の中間部に
は、下蓋5が設けられている。この下蓋5は、X線フィ
ルム8を下方から押えて保持するもので、平板状に形成
されており、その上面側にはクッション材13が貼り付
けられると共に、さらにこのクッション材13の上面側
には後面増感紙4が貼り付けなどにより支持されてい
る。
は、下蓋5が設けられている。この下蓋5は、X線フィ
ルム8を下方から押えて保持するもので、平板状に形成
されており、その上面側にはクッション材13が貼り付
けられると共に、さらにこのクッション材13の上面側
には後面増感紙4が貼り付けなどにより支持されてい
る。
【0011】上記上蓋3の下面側の周囲及び下蓋5の上
面側の周囲には、それぞれ密封部材6,6′が設けられ
ている。この密封部材6,6′は、上蓋3と下蓋5との
間の空間を密閉するもので、上記前面増感紙2及び後面
増感紙4の周囲を取り囲むように設けられ、上記下蓋5
を上蓋3側に閉じた際に互いに密着するようにその高さ
が決められており、例えばガスケットなどから成る。従
って、上記密封部材6,6′が密着することにより、上
蓋3と下蓋5と密封部材6,6′とで囲まれた空間が密
閉状態とされる。
面側の周囲には、それぞれ密封部材6,6′が設けられ
ている。この密封部材6,6′は、上蓋3と下蓋5との
間の空間を密閉するもので、上記前面増感紙2及び後面
増感紙4の周囲を取り囲むように設けられ、上記下蓋5
を上蓋3側に閉じた際に互いに密着するようにその高さ
が決められており、例えばガスケットなどから成る。従
って、上記密封部材6,6′が密着することにより、上
蓋3と下蓋5と密封部材6,6′とで囲まれた空間が密
閉状態とされる。
【0012】そして、上記下蓋5の一側辺部には、排気
口12が設けられている。この排気口12は、上記上蓋
3と下蓋5と密封部材6,6′とで囲まれた空間内の空
気を排気するためのもので、図示省略の配管ホースによ
り図示外の真空ポンプに接続されるようになっている。
従って、上記真空ポンプにより排気口12を介して上記
空間内の空気を吸引することにより、該空間内が減圧さ
れて大気圧によって上蓋3と下蓋5とが押圧され、密着
される。なお、上記基台1と下蓋5との間には、バネ
7′が設けられている。このバネ7′は、上記下蓋5を
上蓋3がわに押し付けるもので、例えば圧縮バネから成
り、図2に示すように下蓋5の四方の隅部に近いところ
に設けられている。
口12が設けられている。この排気口12は、上記上蓋
3と下蓋5と密封部材6,6′とで囲まれた空間内の空
気を排気するためのもので、図示省略の配管ホースによ
り図示外の真空ポンプに接続されるようになっている。
従って、上記真空ポンプにより排気口12を介して上記
空間内の空気を吸引することにより、該空間内が減圧さ
れて大気圧によって上蓋3と下蓋5とが押圧され、密着
される。なお、上記基台1と下蓋5との間には、バネ
7′が設けられている。このバネ7′は、上記下蓋5を
上蓋3がわに押し付けるもので、例えば圧縮バネから成
り、図2に示すように下蓋5の四方の隅部に近いところ
に設けられている。
【0013】ここで、本発明においては、上記下蓋5が
上蓋3に対して略平行状態で上方及び下方に移動可能に
支持されると共に、上記上蓋3に対して略平行に開閉可
能とされている。次に、この移動機構の具体的な取付構
造の一例を図1及び図2を参照して説明する。その取付
構造は、図2において下蓋5の一方の側辺部と他方の側
辺部とで同様に構成されているので、ここでは一方の側
辺部についてだけ説明する。まず、上記下蓋5の基台1
のヒンジ17が設けられた一側辺がわと反対側の外側辺
部には、フック18が固定されている。このフック18
は、上蓋3と下蓋5との間にX線フィルム8を搬出入す
る際に上記下蓋5を下方に移動操作するもので、斜下方
に突出すると共にその下端部には操作片19が形成され
ている。上記フック18には軸20が設けられており、
この軸20には前記基台1の内側壁に固定された第一の
支点軸21aによって揺動可能に支持された第一のリン
ク22aの一端部が回動可能に連結されている。また、
上記下蓋5の基台1のヒンジ17が設けられた一側辺が
わに近い側辺部には、軸台23が固定されている。この
軸台23は、上蓋3と下蓋5との間にX線フィルム8を
搬出入する際に上記下蓋5を下方に移動させる部材とな
るもので、下方に突出すると共にその下端部には軸24
が設けられている。そして、この軸24には、前記基台
1の内側壁に固定された第二の支点軸21bによって揺
動可能に支持された第二のリンク22bの一端部が長孔
25を介して回動かつやや移動可能に連結されている。
さらに、上記第二のリンク22bの他端部は、図2に示
すように二叉状に割れており、この中に上記第一のリン
ク22aの他端部を挿入し、この第一のリンク22aの
他端部に穿設された長孔26にピン27を貫通すること
により、第一及び第二のリンク22a,22bを互いに
反対方向に揺動可能に連結している。なお、この第一及
び第二のリンク22a,22bを有する移動機構は、図
2において下蓋5の他方の側辺部にも同様の構成で設け
られている。
上蓋3に対して略平行状態で上方及び下方に移動可能に
支持されると共に、上記上蓋3に対して略平行に開閉可
能とされている。次に、この移動機構の具体的な取付構
造の一例を図1及び図2を参照して説明する。その取付
構造は、図2において下蓋5の一方の側辺部と他方の側
辺部とで同様に構成されているので、ここでは一方の側
辺部についてだけ説明する。まず、上記下蓋5の基台1
のヒンジ17が設けられた一側辺がわと反対側の外側辺
部には、フック18が固定されている。このフック18
は、上蓋3と下蓋5との間にX線フィルム8を搬出入す
る際に上記下蓋5を下方に移動操作するもので、斜下方
に突出すると共にその下端部には操作片19が形成され
ている。上記フック18には軸20が設けられており、
この軸20には前記基台1の内側壁に固定された第一の
支点軸21aによって揺動可能に支持された第一のリン
ク22aの一端部が回動可能に連結されている。また、
上記下蓋5の基台1のヒンジ17が設けられた一側辺が
わに近い側辺部には、軸台23が固定されている。この
軸台23は、上蓋3と下蓋5との間にX線フィルム8を
搬出入する際に上記下蓋5を下方に移動させる部材とな
るもので、下方に突出すると共にその下端部には軸24
が設けられている。そして、この軸24には、前記基台
1の内側壁に固定された第二の支点軸21bによって揺
動可能に支持された第二のリンク22bの一端部が長孔
25を介して回動かつやや移動可能に連結されている。
さらに、上記第二のリンク22bの他端部は、図2に示
すように二叉状に割れており、この中に上記第一のリン
ク22aの他端部を挿入し、この第一のリンク22aの
他端部に穿設された長孔26にピン27を貫通すること
により、第一及び第二のリンク22a,22bを互いに
反対方向に揺動可能に連結している。なお、この第一及
び第二のリンク22a,22bを有する移動機構は、図
2において下蓋5の他方の側辺部にも同様の構成で設け
られている。
【0014】このように構成された移動機構により、図
1に示すように、下蓋5は基台1の中間部にて上蓋3に
対して略平行状態に支持される。このとき、圧縮バネか
らなるバネ7′の押付け力により、上記下蓋5は上蓋3
に対して押し上げられ、該上蓋3と下蓋5の周囲に設け
られた密封部材6,6′が互いに接触して、上記上蓋3
と下蓋5と密封部材6,6′とで囲まれた空間が密閉さ
れる。そして、下蓋5に設けられた排気口12を介して
真空ポンプ等(図示省略)により吸引することにより、
上記空間内部が減圧され、大気圧にて上記上蓋3と下蓋
5とが押圧されて前面増感紙2と後面増感紙4とが均一
に密着して、それらの間にX線フィルム8が密着保持さ
れる。
1に示すように、下蓋5は基台1の中間部にて上蓋3に
対して略平行状態に支持される。このとき、圧縮バネか
らなるバネ7′の押付け力により、上記下蓋5は上蓋3
に対して押し上げられ、該上蓋3と下蓋5の周囲に設け
られた密封部材6,6′が互いに接触して、上記上蓋3
と下蓋5と密封部材6,6′とで囲まれた空間が密閉さ
れる。そして、下蓋5に設けられた排気口12を介して
真空ポンプ等(図示省略)により吸引することにより、
上記空間内部が減圧され、大気圧にて上記上蓋3と下蓋
5とが押圧されて前面増感紙2と後面増感紙4とが均一
に密着して、それらの間にX線フィルム8が密着保持さ
れる。
【0015】次に、撮影済のX線フィルム8を搬出する
には、図3に示すように、開閉機構28を矢印Aのよう
に下向きに操作してフック18の操作片19を押し下げ
る。すると、上記フック18の全体が矢印Bのように下
降し、第一のリンク22aが第一の支点軸21aを中心
として揺動し、該第一のリンク22aの他端部が矢印C
のように上昇する。すると、上記第一のリンク22aの
長孔26と係合したピン27も上昇し、この結果、第二
のリンク22bは第二の支点軸21bを中心として揺動
し、該第二のリンク22bの一端部が矢印Dのように下
降する。この第二のリンク22bの一端部に穿設された
長孔25は軸24と係合しているので、この軸24が設
けられた軸台23も矢印D方向に下降する。従って、上
記開閉機構28の矢印A方向への操作により、フック1
8と軸台23とが同期してそれぞれ矢印B方向及びD方
向に下降することとなる。このことから、下蓋5の全体
が上蓋3に対して略平行状態で下方に移動し、上記上蓋
3に対して略平行に開放される。これにより、前面増感
紙2と後面増感紙4との間が開かれるので、図5に示す
と同様にして、撮影済のX線フィルム8aを搬送ローラ
15とアイドルローラ16とで搬出すると共に、未撮影
のX線フィルム8bを搬入すればよい。
には、図3に示すように、開閉機構28を矢印Aのよう
に下向きに操作してフック18の操作片19を押し下げ
る。すると、上記フック18の全体が矢印Bのように下
降し、第一のリンク22aが第一の支点軸21aを中心
として揺動し、該第一のリンク22aの他端部が矢印C
のように上昇する。すると、上記第一のリンク22aの
長孔26と係合したピン27も上昇し、この結果、第二
のリンク22bは第二の支点軸21bを中心として揺動
し、該第二のリンク22bの一端部が矢印Dのように下
降する。この第二のリンク22bの一端部に穿設された
長孔25は軸24と係合しているので、この軸24が設
けられた軸台23も矢印D方向に下降する。従って、上
記開閉機構28の矢印A方向への操作により、フック1
8と軸台23とが同期してそれぞれ矢印B方向及びD方
向に下降することとなる。このことから、下蓋5の全体
が上蓋3に対して略平行状態で下方に移動し、上記上蓋
3に対して略平行に開放される。これにより、前面増感
紙2と後面増感紙4との間が開かれるので、図5に示す
と同様にして、撮影済のX線フィルム8aを搬送ローラ
15とアイドルローラ16とで搬出すると共に、未撮影
のX線フィルム8bを搬入すればよい。
【0016】なお、図1及び図2においては、基台1に
対する上蓋3の回動用のヒンジ17を、下蓋5の開閉操
作用のフック18と反対側のフィルム搬出入方向の奥側
に設けたものとしたが、本発明はこれに限らず、フィル
ム搬出入方向と直交する一側辺部に設けてもよい。この
場合は、装置の奥行寸法を小さくすることができる。
対する上蓋3の回動用のヒンジ17を、下蓋5の開閉操
作用のフック18と反対側のフィルム搬出入方向の奥側
に設けたものとしたが、本発明はこれに限らず、フィル
ム搬出入方向と直交する一側辺部に設けてもよい。この
場合は、装置の奥行寸法を小さくすることができる。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されたので、
下蓋5を上蓋3に対して略平行状態で上方及び下方に移
動可能に基台1に支持し、上記上蓋3に対し略平行に開
閉可能としたことにより、上蓋3と下蓋5とをその全周
にわたって均一に密着させて、気密性を良くすることが
できる。このことから、従来のように、バネの枚数を増
やしたり、図5に示すように奥側の密封部材6と軸9と
の間の距離Lを大きくしたりすることは要さず、操作性
が低下することもなく、下蓋5が変形することもなく、
さらに装置の小形化を図ることができる。
下蓋5を上蓋3に対して略平行状態で上方及び下方に移
動可能に基台1に支持し、上記上蓋3に対し略平行に開
閉可能としたことにより、上蓋3と下蓋5とをその全周
にわたって均一に密着させて、気密性を良くすることが
できる。このことから、従来のように、バネの枚数を増
やしたり、図5に示すように奥側の密封部材6と軸9と
の間の距離Lを大きくしたりすることは要さず、操作性
が低下することもなく、下蓋5が変形することもなく、
さらに装置の小形化を図ることができる。
【図1】 本発明によるX線フィルム密着保持装置の実
施例を示す側断面図、
施例を示す側断面図、
【図2】 本発明の装置の一部断面した底面図、
【図3】 本発明において下蓋を開放した状態を示す操
作説明図、
作説明図、
【図4】 従来のX線フィルム密着保持装置を示す側断
面図、
面図、
【図5】 従来例において下蓋を開放した状態を示す操
作説明図。
作説明図。
1…基台、 2…前面増感紙、 3…上蓋、 4…後面
増感紙、 5…下蓋、 6,6′…密封部材、 7′…
バネ、 8…X線フィルム、 18…フック、 20,
24…軸、 21a…第一の支点軸、 21b…第二の
支点軸、 22a…第一のリンク、 22b…第二のリ
ンク、 23…軸台、 25,26…長孔、 27…ピ
ン。
増感紙、 5…下蓋、 6,6′…密封部材、 7′…
バネ、 8…X線フィルム、 18…フック、 20,
24…軸、 21a…第一の支点軸、 21b…第二の
支点軸、 22a…第一のリンク、 22b…第二のリ
ンク、 23…軸台、 25,26…長孔、 27…ピ
ン。
Claims (1)
- 【請求項1】 基台と、この基台の上部に設けられ下面
側に前面増感紙を支持した上蓋と、この上蓋の下方にて
基台の中間部に設けられ上面側に後面増感紙を支持した
下蓋と、上記上蓋又は下蓋の周囲に設けられた密封部材
と、上記基台と下蓋との間に設けられ該下蓋を上蓋がわ
に押し付けるバネとを有して成り、上記前面増感紙と後
面増感紙との間にX線フィルムを挿入し、上記上蓋と下
蓋と密封部材とで囲まれた空間内の空気を吸引すること
により上記空間内部を減圧して、前面増感紙と後面増感
紙とでX線フィルムを密着保持するX線フィルム密着保
持装置において、上記下蓋を、上蓋に対して略平行状態
で上方及び下方に移動可能に支持し、上記上蓋に対し略
平行に開閉可能としたことを特徴とするX線フィルム密
着保持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29953591A JPH05113615A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | X線フイルム密着保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29953591A JPH05113615A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | X線フイルム密着保持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05113615A true JPH05113615A (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=17873867
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29953591A Pending JPH05113615A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | X線フイルム密着保持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05113615A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105204268A (zh) * | 2015-10-20 | 2015-12-30 | 南昌欧菲光电技术有限公司 | 摄像头模组 |
-
1991
- 1991-10-21 JP JP29953591A patent/JPH05113615A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105204268A (zh) * | 2015-10-20 | 2015-12-30 | 南昌欧菲光电技术有限公司 | 摄像头模组 |
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