JPH05114108A - 磁気ヘツド - Google Patents

磁気ヘツド

Info

Publication number
JPH05114108A
JPH05114108A JP30272591A JP30272591A JPH05114108A JP H05114108 A JPH05114108 A JP H05114108A JP 30272591 A JP30272591 A JP 30272591A JP 30272591 A JP30272591 A JP 30272591A JP H05114108 A JPH05114108 A JP H05114108A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
film
gap
metal
films
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30272591A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Inmaki
洋一 印牧
Tatsuo Hisamura
達雄 久村
Hiroshi Watari
浩 渡利
Hironari Eguchi
裕也 江口
Katsumi Sakata
勝美 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP30272591A priority Critical patent/JPH05114108A/ja
Publication of JPH05114108A publication Critical patent/JPH05114108A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 少なくとも一方の磁気コア半体7,8が金属
磁性膜1,2と磁気コア基板3,4,5,6よりなる磁
気コア半体7,8対を導電性金属材料よりなるギャップ
膜13,14を介して突合わせ、上記金属磁性膜1,2
の突合わせ面に磁気ギャップgを形成してなる磁気ヘッ
ドにおいて、巻線溝9,10部に形成される金属磁性膜
1,2とギャップ膜13,14間に絶縁膜15,16を
設ける。 【効果】 ヘッドのインダクタンスの周波数特性及びQ
値並びにヘッドの再生特性が大幅に向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばディジタルビデ
オテープレコーダ(VTR)等に搭載される磁気ヘッド
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記録の分野においては、記録
信号の高密度化が進行しており、高い抗磁力と高い残留
磁束密度を有する磁気記録媒体が使用されるようになっ
てきている。これに伴って、磁気ヘッドのコア材には高
飽和磁束密度を有するとともに高透磁率を有することが
要求されている。
【0003】このような要求を満たすため、従来から用
いられてきたフェライト等の酸化物磁性材料に代わっ
て、強磁性材料よりなる金属磁性膜を主コア材として用
いた、いわゆる金属薄膜型の磁気ヘッドが提案され、メ
タルテープ等の記録再生に好適なものとなっている。特
に、膜厚の薄い磁性金属層を絶縁膜を介して何層にも積
層すれば、高帯域での渦電流損失を回避することができ
ることから、より一層の高出力化が望める。
【0004】かかる磁気ヘッドとしては、例えば図11
に示すように、膜厚の薄い磁性金属層を絶縁膜(図示は
省略する。)を介して何層にも積層した多層膜構造の金
属磁性膜51,52をその膜厚方向よりセラミックス等
からなる非磁性基板53,54,55,56で挟み込ん
でなる一対の磁気コア半体57,58を、それぞれの磁
気ギャップ形成面に形成したギャップ膜59,60同士
を突合わせて接合一体化したものが提案されている。
【0005】この磁気ヘッドでは、磁気コア半体57,
58同士の接合に融着ガラスを用いるのではなく、T
i,Cr,Au,Ag等の導電性金属材料よりなるギャ
ップ膜59,60を用いて、これら導電性金属材料より
なる膜59,60同士の低温熱拡散によって接合してい
る。かかる導電性金属材料をギャップ膜として用いた低
温熱拡散接合によれば、ガラス接合による融着温度に比
べて極めて低温で接合が行われるため、熱膨張に起因す
る歪みの影響や疑似ギャップの発生がなく、さらには結
晶化によるヘッド特性の劣化を防止することができる。
つまり、金属磁性膜51,52にアモルファス合金等を
使用する場合には、膜特性の劣化防止の面で非常に有効
である。
【0006】ところが、ギャップ膜59,60に導電性
金属材料を用いた場合には、コイルを巻装するための巻
線溝61,62内で金属磁性膜51,52がギャップ膜
59,60を介して導通(リーク)してしまい、渦電流
損失により積層効果が得られなくなってしまう。すなわ
ち、高周波帯域でのヘッド出力が低下してしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上述
の技術的な課題を解消するべく提案されたものであっ
て、金属磁性膜とギャップ膜のリークを防止し、高周波
数帯域でのヘッド出力の高い磁気ヘッドを提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、少なくとも一方の磁気コア半体が金属
磁性膜と磁気コア基板よりなる磁気コア半体対を導電性
金属材料よりなるギャップ膜を介して突合わせ、上記金
属磁性膜の突合わせ面に磁気ギャップを形成してなる磁
気ヘッドにおいて、巻線溝部に形成される金属磁性膜と
ギャップ膜の間に絶縁膜が設けられたことを特徴とする
ものである。
【0009】さらに本発明は、少なくとも一方の磁気コ
ア半体が金属磁性膜と磁気コア基板よりなる磁気コア半
体対を導電性金属材料よりなるギャップ膜を介して突合
わせ、上記金属磁性膜の突合わせ面に磁気ギャップを形
成してなる磁気ヘッドにおいて、上記ギャップ膜は、磁
気コア半体の巻線溝部を除く磁気ギャップ形成面に形成
されていることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明に係る磁気ヘッドにおいては、巻線溝部
に形成される金属磁性膜と導電性金属材料よりなるギャ
ップ膜の間に絶縁膜が設けられているので、巻線溝部で
の金属磁性膜とギャップ膜のリークが回避される。
【0011】さらに本発明に係る磁気ヘッドにおいて
は、巻線溝部に導電性金属材料よりなるギャップ膜が形
成されていないので、巻線溝部での金属磁性膜とギャッ
プ膜とのリークが起こらない。
【0012】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて図面を参照しながら詳細に説明する。実施例1 本実施例の磁気ヘッドは、図1に示すように、金属磁性
膜1,2を一対の磁気コア基板3,4,5,6により膜
厚方向で挟み込み接合一体化してなる一対の磁気コア半
体7,8からなり、これら磁気コア半体7,8を金属磁
性膜1,2の端面同士を対向させるように突合わせ接合
一体化したものである。
【0013】上記磁気コア半体7,8は、磁路を構成す
る金属磁性膜1,2と、この金属磁性膜1,2を膜厚方
向より挾み込み当該金属磁性膜1,2を補強する一対の
磁気コア基板3,4,5,6とからなる。そして、上記
磁気コア半体7,8は、一対の磁気コア基板3,4,
5,6で金属磁性膜1,2を膜厚方向から挟み込み接合
一体化することで形成される。
【0014】上記金属磁性膜1,2は、高出力化並びに
高帯域での渦電流損失を回避するために、強磁性金属材
料よりなる薄膜の磁性金属層1a,1b,1c、2a,
2b,2cを絶縁膜(図示は省略する。)を介して何層
にも積層した多層構造とされている。なお、本実施例で
は、磁性金属層を3層とした。
【0015】上記磁性金属層1a,1b,1c、2a,
2b,2cに使用される強磁性金属材料としては、従来
より公知の高飽和磁束密度且つ軟磁気特性に優れた強磁
性合金材料が使用され、結晶質,非結晶質を問わない。
例示するならば、Fe系合金、Co系合金、Fe−Ni
系合金、Fe−C系合金、Fe−Al−Si系合金、F
e−Ga−Si系合金、Fe−Al−Ge系合金、Fe
−Ga−Ge系合金、Fe−Si−Ge系合金、Fe−
Co−Si系合金、Fe−Ru−Ga−Si系合金、F
e−Co−Si−Al系合金等の結晶質合金材料や、C
o−Zr−Nb,Co−Zr−Nb−Ta等のアモルフ
ァス合金等が挙げられる。ももちろん、一般に使用され
るアモルファス合金(例えばFe,Ni,Coのうち1
以上の元素とP,C,B,Siのうち1以上の元素とか
らなる合金、またはこれを主成分としAl,Be,S
n,In,Mo,W,Ti,Mn,Cr,Zr,Hf,
Nb等を含んだ合金等のメタル−メタロイド系アモルフ
ァス合金、或いはCo−Zr,Co−Hf等の遷移元素
を主成分とする合金、またはこれらに希土類元素を添加
した合金等のメタル−メタル系アモルファス合金。)等
も使用可能である。
【0016】一方、絶縁膜には、従来より多く使用され
ているSiO2 の他、Si、Al、Ti、Cr、Zr、
Ta等の窒化物、炭化物等の如き材料からなる膜が使用
される。これら磁性金属層1a,1b,1c、2a,2
b,2c及び絶縁膜の形成方法としては、真空蒸着法、
スパッタリング法、イオンプレーティング法、クラスタ
ー・イオンビーム法等に代表される真空薄膜形成技術が
挙げられる。
【0017】一方、磁気コア基板3,4,5,6には、
例えばセラミックス等の非磁性材料の他、Mn−Znフ
ェライトやNi−Znフェライト等の酸化物磁性材料等
が使用される。なお、酸化物磁性材料を使用する場合に
は、トラック幅を規制するためのトラック幅規制溝を設
ける必要があるが、この場合には磁気コア基板3,4,
5,6と金属磁性膜1,2とによって磁路が構成される
ことになり、出力の高い磁気ヘッドが得られることにな
る。なお、本実施例では、磁気コア基板3,4,5,6
に非磁性セラミックスを用いた。
【0018】そして、上記一対の磁気コア半体7,8の
突合わせ面(磁気ギャップ形成面)7a,8aには、記
録情報に基づく電気信号をヘッドに供給し、媒体からの
磁気信号を電気信号として装置側へ伝達するためのコイ
ルを巻装させる巻線溝9,10が設けられている。上記
巻線溝9,10は、断面略コ字状の溝として形成され、
磁気ギャップg側に設けられる傾斜面9a,10aによ
って上記磁気ギャップgのデプスを規制するようになっ
ている。
【0019】また、上記一対の磁気コア半体7,8の突
合わせ面7a,8aには、磁気記録媒体摺動面11より
巻線溝9,10内を含めてバック面12に亘って導電性
金属材料よりなるギャップ膜13,14が成膜されてい
る。上記ギャップ膜13,14は、Cr,Au,Ag,
Ti等の導電性金属材料からなり、例えばCrよりなる
第1の金属層とAuよりなる第2の金属層の2層膜構成
として形成される。本実施例では、磁気コア半体7,8
の突合わせ面7a,8aに順次Cr、Auをスパッタリ
ングした。
【0020】そして特に、本実施例の磁気ヘッドにおい
ては、上記巻線溝9,10の内壁面に当該巻線溝部での
金属磁性膜1,2とギャップ膜13,14との電流リー
クを防止するための絶縁膜15,16が設けられてい
る。かかる絶縁膜15,16は、上記巻線溝9,10の
内壁面全体に亘って成膜され、当該巻線溝9,10内に
その端面を臨ませる金属磁性膜1,2を完全に覆ったか
たちとなっている。したがって巻線溝内では、金属磁性
膜1,2とギャップ膜13,14が絶縁膜15,16に
よって遮られたかたちとなり、これら金属磁性膜1,2
とギャップ膜13,14間の電流リークが確実に防止さ
れるようになっている。この結果、積層膜が有する本来
の効果、つまり渦電流損失の回避及び高周波数帯域での
高出力化が達成される。
【0021】なお、上記絶縁膜15,16には、金属磁
性膜1,2とギャップ膜13,14の電流リークの確実
な防止を図る必要があることから、絶縁性に優れた酸化
膜、窒化膜、炭化膜等が使用される。本実施例では、S
iO2 よりなる酸化膜を使用した。
【0022】そして、上述のように構成された一対の磁
気コア半体7,8は、互いの金属磁性膜1,2の端面同
士を対向させるようにして、互いのギャップ膜13,1
4同士を突合わせて低温熱拡散接合することにより接合
一体化されている。すなわち、これら磁気コア半体7,
8に10MPa以上の圧力を加え、150度〜300度
程度の温度で熱処理する。上記金属層同士の熱拡散接合
は、150度〜300度と極めて低温で行われるため、
融着ガラスを用いた場合の融着温度(550度程度)に
比較して250度〜400度も低い。このため、金属磁
性膜1,2への高温加熱による熱膨張に起因する歪みの
影響が回避される。特にアモルファス合金を用いた場合
には磁気特性の劣化が生じない。
【0023】ところで、上述の磁気ヘッドを作製するに
は、以下のようにして行う。先ず、図2に示すように、
金属磁性膜1を一対の磁気コア基板3,4によってラミ
ネートしてなる磁気コア基板1の突合わせ面7aを鏡面
研磨する。次に、その鏡面仕上げされた突合わせ面7a
に巻線溝9内を含めてSiO2 をスパッタリングし、絶
縁膜15を成膜する。
【0024】次いで、図3に示すように、上記巻線溝9
以外の部分に成膜された絶縁膜15をポリシング等によ
って除去する。この結果、巻線溝9部のみに絶縁膜15
が残存することになり、この絶縁膜15によって当該巻
線溝9内に臨む金属磁性膜1の端面が覆われることにな
る。
【0025】次に、図4に示すように、上記突合わせ面
7a上にCr,Auを順次スパッタリングして2層膜構
造としたギャップ膜13を成膜する。この結果、巻線溝
9部では、金属磁性膜1とギャップ膜13が絶縁膜15
を介して積層された形となるが、これら金属磁性膜1と
絶縁膜15とは上記ギャップ膜13によって絶縁され
る。
【0026】そして、上述の工程を順次繰り返して同一
の磁気コア半体8を作製し、これら磁気コア半体7,8
をギャップ膜13,14同士を突合わせ面として低温熱
拡散接合により接合一体化して磁気ヘッドを完成する。
【0027】ここで、実際に上述の磁気ヘッドを以下の
ように作製して静特性を評価した。金属磁性膜1,2に
は、Co−Zr−Pb−Moをその膜厚が5μmとなる
ようにCr/SiO2 よりなる絶縁膜を介して4層積層
した膜を使用した。また、ギャップ材としてCrとAu
を使用し、これらCr膜とAu膜からなるギャップ膜1
3,14を用いた。そして、金属磁性膜1,2とギャッ
プ膜13,14の絶縁を図るための絶縁膜15,16に
は、SiO2 を使用し、これを3000Å成膜した。
【0028】そして、この磁気ヘッドにおけるインダク
タンスLのf特性(20MHz/5MHz)、及びQ値
(5MHz)を評価した。その結果を表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】この結果からわかるように、本実施例1の
磁気ヘッドでは、図11で示す従来の磁気ヘッド(比較
例)のインダクタンスLのf特性よりも約2.5倍程度
向上しているのがわかる。また、Q値でも比較例に比べ
て約2倍の値を示していることがわかる。
【0031】また、その効果を確認するために、図5に
示すような短冊状の基板を用いて磁性膜自体による予備
実験を行った。すなわち、非磁性基板(ホトセラム基
板)17上にCo−Zr−Pb−Moをその膜厚が5μ
mとなるようにCr/SiO2 よりなる絶縁膜を介して
4層積層し、その積層膜18の端面18a,18b,1
8c,18dすべてを銀ペーストにより導通(リーク)
させたもの(実験例1)と、積層膜18の長手方向の端
面18b又は18dのうち何れかを絶縁したもの(実験
例2)のQ値(1/tanδ)を比較した。なお、ta
nδは次式で表される。その結果を表2に示す。
【0032】
【数1】
【0033】
【表2】
【0034】表2から明らかなように、実験例1の方が
優れていることが一目暸然である。また、この結果か
ら、ヘッドでのQ値と膜自体でのQ値の変化の割合が同
じであることがわかる。したがって、巻線溝部分での金
属磁性膜1,2とギャップ膜13,14間のリークを防
止することにより、本来積層膜の有する積層効果が得ら
れ、渦電流損失の低減及び高周波数帯域での出力の向上
が期待できる。
【0035】実施例2 この実施例における磁気ヘッドは、巻線溝9,10内に
導電性金属材料よりなるギャップ膜13,14を成膜し
ないことによって、当該巻線溝部での金属磁性膜1,2
とギャップ膜13,14間のリークを回避した例であ
る。したがって、巻線溝9,10内にギャップ膜13,
14が成膜されていない他は、先の実施例1の磁気ヘッ
ドと同一の構成である。
【0036】上記のように、巻線溝9,10内にギャッ
プ膜13,14を成膜しなければ、巻線溝部での金属磁
性膜1,2とギャップ膜13,14のリークが生じるこ
とがなく、積層膜が有する本来の積層効果が得られる。
【0037】この実施例2の磁気ヘッドを作製するに
は、以下のようにして行う。先ず、図7に示すように、
金属磁性膜1を一対の磁気コア基板3,4によってラミ
ネートしてなる磁気コア基板1の突合わせ面7aを鏡面
研磨する。次に、巻線溝9を覆ってマスク19を設け、
上記鏡面仕上げされた突合わせ面7aにCr,Auを順
次スパッタリングする。
【0038】この結果、図8に示すように、巻線溝9部
分を除く磁気コア半体7の突合わせ面7a上にCr層と
Au層よりなる2層膜構造のギャップ膜13が形成され
る。そして、上述の工程を順次繰り返して同一の磁気コ
ア半体8を作製し、これら磁気コア半体7,8をギャッ
プ膜13,14同士を突合わせ面として低温熱拡散接合
により接合一体化して磁気ヘッドを完成する。
【0039】以上、本発明を適用した具体的な実施例に
ついて説明したが、本発明は上述の実施例に限定される
ことなく種々の変更が可能である。例えば、前述の2つ
の例では、金属磁性膜1,2を磁気ギャップgに対して
垂直方向に配したラミネート構造としたが、例えば図9
及び図10に示すように、フェライトやセラミックス等
からなる磁気コア基板20,21に成膜した金属磁性膜
22,23を磁気ギャップgに対して斜めに設け、これ
ら金属磁性膜22,23間に磁気ギャップgを構成する
ようにしたヘッドに対しても本発明が適用できる。もち
ろん、その作用効果は先の実施例1及び実施例2の磁気
ヘッドと同一である。
【0040】また、この他、磁気ギャップgに平行に金
属磁性膜22,23が配された磁気ヘッドに対しても同
様に本発明が適用できることは言うまでもない。また、
前述の例では、磁性金属層を絶縁膜を介して積層した積
層膜について本発明を適用したが、単層の金属磁性膜で
あっても同様の作用効果がある。
【0041】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の磁気ヘッドにおいては、巻線溝部に形成される金属
磁性膜と導電性金属材料よりなるギャップ膜間に絶縁膜
を設けているので、当該巻線溝部での金属磁性膜とギャ
ップ膜のリークを回避することができる。したがって、
金属磁性膜が単層膜であるか積層膜であるかを問わず、
ヘッドのインダクタンスの周波数特性及びQ値並びにヘ
ッドの再生特性が大幅に向上する。特に、積層膜の場合
には、積層膜が本来有する特性が十二分に引き出され、
高帯域での出力の向上及び渦電流損失の回避が図れる。
【0042】また、本発明に係る磁気ヘッドにおいて
は、巻線溝部に導電性金属材料よりなるギャップ膜を形
成していないので、巻線溝部での金属磁性膜とギャップ
膜とのリークが回避でき、ヘッドのインダクタンスの周
波数特性及びQ値並びにヘッドの再生特性を大幅に向上
させることができる。もちろん、金属磁性膜が積層膜の
場合には、積層膜が本来有する特性が十二分に引き出さ
れ、高帯域での出力の向上及び渦電流損失の回避を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の磁気ヘッドを示す斜視図である。
【図2】実施例1の磁気ヘッドを作製する工程を順次示
すもので、絶縁膜成膜工程を示す斜視図である。
【図3】実施例1の磁気ヘッドを作製する工程を順次示
すもので、絶縁膜除去工程を示す斜視図である。
【図4】実施例1の磁気ヘッドを作製する工程を順次示
すもので、ギャップ膜成膜工程を示す斜視図である。
【図5】非磁性基板に金属磁性膜を成膜してその磁性膜
の特性を評価するのに使用した試料の斜視図である。
【図6】実施例2の磁気ヘッドを示す斜視図である。
【図7】実施例2の磁気ヘッドを作製する工程を順次示
すもので、マスキング工程を示す斜視図である。
【図8】実施例2の磁気ヘッドを作製する工程を順次示
すもので、ギャップ膜成膜工程を示す斜視図である。
【図9】本発明を適用した磁気ヘッドの他の例を示す平
面図である。
【図10】本発明を適用した磁気ヘッドのさらに他の例
を示す平面図である。
【図11】従来の磁気ヘッドの斜視図である。
【符号の説明】
1,2,22,23・・・金属磁性膜 1a,1b,1c、2a,2b,2c・・・磁性金属層 3,4,5,6・・・磁気コア基板 7,8・・・磁気コア半体 9,10・・・巻線溝 13,14・・・ギャップ膜 15,16・・・絶縁膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江口 裕也 東京都品川区北品川6丁目5番6号 ソニ ー・マグネ・プロダクツ株式会社内 (72)発明者 坂田 勝美 東京都品川区北品川6丁目5番6号 ソニ ー・マグネ・プロダクツ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一方の磁気コア半体が金属磁
    性膜と磁気コア基板よりなる磁気コア半体対を導電性金
    属材料よりなるギャップ膜を介して突合わせ、上記金属
    磁性膜の突合わせ面に磁気ギャップを形成してなる磁気
    ヘッドにおいて、 巻線溝部に形成される金属磁性膜とギャップ膜の間に絶
    縁膜が設けられたことを特徴とする磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 少なくとも一方の磁気コア半体が金属磁
    性膜と磁気コア基板よりなる磁気コア半体対を導電性金
    属材料よりなるギャップ膜を介して突合わせ、上記金属
    磁性膜の突合わせ面に磁気ギャップを形成してなる磁気
    ヘッドにおいて、 上記ギャップ膜は、磁気コア半体の巻線溝部を除く磁気
    ギャップ形成面に形成されていることを特徴とする磁気
    ヘッド。
JP30272591A 1991-10-23 1991-10-23 磁気ヘツド Pending JPH05114108A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30272591A JPH05114108A (ja) 1991-10-23 1991-10-23 磁気ヘツド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30272591A JPH05114108A (ja) 1991-10-23 1991-10-23 磁気ヘツド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05114108A true JPH05114108A (ja) 1993-05-07

Family

ID=17912414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30272591A Pending JPH05114108A (ja) 1991-10-23 1991-10-23 磁気ヘツド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05114108A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5247415A (en) Magnetic head having main and auxiliary magnetic paths
JPH05114108A (ja) 磁気ヘツド
JP3524421B2 (ja) 磁気ヘッド
JP2625838B2 (ja) 磁気ヘッド
JP2933638B2 (ja) 磁気ヘッドの製造方法
JP3147434B2 (ja) 磁気ヘッド
JP3271077B2 (ja) 磁気ヘッドおよびその製造方法
KR100232141B1 (ko) 자기헤드의 제조 방법
JPH05114111A (ja) 磁気ヘツド
JPH01100714A (ja) 複合磁気ヘッド
JPH07121819A (ja) 磁気ヘッド
JP2000182208A (ja) 磁気ヘッド
JPH07220215A (ja) 磁気ヘッド
JPH0721513A (ja) 磁気ヘッド
JPH05166124A (ja) 磁気ヘッド
JPH07210810A (ja) 磁気ヘッド
JPH05114113A (ja) 磁気ヘツド及びその製造方法
JP2000011314A (ja) 磁気ヘッド及びその製造方法
JP2005025803A (ja) 磁気ヘッドおよび磁気ヘッドの製造方法、この磁気ヘッドを用いた磁気記録再生装置
JPH01220208A (ja) 磁気ヘッドの製造方法
JPH0765316A (ja) 磁気ヘッド
JPH08279105A (ja) 磁気ヘッド
JPH07282414A (ja) 磁気ヘッド及びその製造方法
JPH05109016A (ja) 磁気ヘツド
JPH11306507A (ja) 複合型積層磁気ヘッドおよびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020129