JPH05115146A - 小型モータ用焼結含油軸受 - Google Patents
小型モータ用焼結含油軸受Info
- Publication number
- JPH05115146A JPH05115146A JP27366091A JP27366091A JPH05115146A JP H05115146 A JPH05115146 A JP H05115146A JP 27366091 A JP27366091 A JP 27366091A JP 27366091 A JP27366091 A JP 27366091A JP H05115146 A JPH05115146 A JP H05115146A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- stepped portion
- oil
- inner peripheral
- bearing hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 30
- 230000035699 permeability Effects 0.000 claims description 24
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 claims description 10
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims description 10
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 abstract 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 30
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 22
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 15
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 10
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 4
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 4
- 238000002386 leaching Methods 0.000 description 3
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 3
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 2
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 2
- VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N Chromium Chemical compound [Cr] VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 1
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000012447 hatching Effects 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 1
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- CWQXQMHSOZUFJS-UHFFFAOYSA-N molybdenum disulfide Chemical compound S=[Mo]=S CWQXQMHSOZUFJS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052982 molybdenum disulfide Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 1
- 238000004513 sizing Methods 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、小型モータ用焼結含油軸受に関
し、簡単な構造で動圧軸受機能と低ノイズ、低摩耗機能
とを実現することを目的とする。 【構成】 回転軸13と対向する軸受孔内周面におい
て、その円周方向に、回転軸13と同心円をなす摺動面
を有する実質的に矩形状の段付部92を複数個設け、互
いに隣接する段付部92とその間の軸受孔内周面と回転
軸13とで囲まれる空隙を実質的に矩形状とする。
し、簡単な構造で動圧軸受機能と低ノイズ、低摩耗機能
とを実現することを目的とする。 【構成】 回転軸13と対向する軸受孔内周面におい
て、その円周方向に、回転軸13と同心円をなす摺動面
を有する実質的に矩形状の段付部92を複数個設け、互
いに隣接する段付部92とその間の軸受孔内周面と回転
軸13とで囲まれる空隙を実質的に矩形状とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型モータ用焼結含油
軸受に関し、特に、摺動面の油膜をくさび形状ではなく
実質的に矩形状に形成した小型モータ用焼結含油軸受に
関する。
軸受に関し、特に、摺動面の油膜をくさび形状ではなく
実質的に矩形状に形成した小型モータ用焼結含油軸受に
関する。
【0002】
【従来の技術】焼結含油軸受においては、相対的に摺動
する2面間に定常的に粘性油膜を介在させ、この油膜の
圧力により軸に作用する荷重を支持する。この油は、焼
結体である軸受の細孔内に含浸された潤滑油が軸回転に
よる吸引力と軸受の温度上昇とにより、摺動面に浸出し
たものである。
する2面間に定常的に粘性油膜を介在させ、この油膜の
圧力により軸に作用する荷重を支持する。この油は、焼
結体である軸受の細孔内に含浸された潤滑油が軸回転に
よる吸引力と軸受の温度上昇とにより、摺動面に浸出し
たものである。
【0003】図19は、従来の焼結含油軸受の構造を示
している。この軸受9は、回転軸と相対的に摺動する軸
受の軸受孔内周面にスパイラル状の溝20を設けること
によって、使用時に十分な油圧を得るようにして、動圧
軸受とした例である(特公昭63−60247号公
報)。
している。この軸受9は、回転軸と相対的に摺動する軸
受の軸受孔内周面にスパイラル状の溝20を設けること
によって、使用時に十分な油圧を得るようにして、動圧
軸受とした例である(特公昭63−60247号公
報)。
【0004】図20乃至図23は、他の従来の焼結含油
軸受の構造を示している。この軸受9は、回転軸13と
相対的に摺動する軸受の軸受孔内周面に突出部21を設
けることによって、くさび形状の空隙(即ち油膜)Sを
形成して、使用時に十分な油圧を得るようにして、動圧
軸受とした例である(特開平3−107612号公
報)。
軸受の構造を示している。この軸受9は、回転軸13と
相対的に摺動する軸受の軸受孔内周面に突出部21を設
けることによって、くさび形状の空隙(即ち油膜)Sを
形成して、使用時に十分な油圧を得るようにして、動圧
軸受とした例である(特開平3−107612号公
報)。
【0005】図24は、更に他の従来の焼結含油軸受の
構造であって、一般的な焼結含油軸受の構造を示してい
る。この軸受においては、回転軸13と、これと相対的
に摺動する軸受9の軸受孔内周とが、同心円状に形成さ
れる。
構造であって、一般的な焼結含油軸受の構造を示してい
る。この軸受においては、回転軸13と、これと相対的
に摺動する軸受9の軸受孔内周とが、同心円状に形成さ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の図19に示した
例の場合、溝20の形状がスパイラルで特殊であるた
め、溝20の加工が難しく高度の技術を要する。このた
め、軸受9が高価なものとなるという問題がある。
例の場合、溝20の形状がスパイラルで特殊であるた
め、溝20の加工が難しく高度の技術を要する。このた
め、軸受9が高価なものとなるという問題がある。
【0007】図20乃至図23に示した例の場合、回転
軸13と突出部21との間がくさび形状Sとなるように
突出部21を形成する必要があり、このため、以下の問
題を生じる。即ち、このくさび形状Sの先端の角度が大
きすぎると油膜の圧力(動圧)の発生が小さくなってし
まい、突出部21を設けた効果が少なくなる。また、突
出部21と回転軸13との間の間隔は狭い所で2乃至3
μm程度のクリアランスとなるようにする必要があるの
で、このクリアランス及びくさび形状の角度の値と公差
は高精度でなければならない。更に、突出部21の形状
が三角形、円弧、台形等の場合には、軸受9の軸受孔の
形状が複雑になってしまい、加工が難しく、軸受9が高
価なものとなる。更に、また、回転が低速の場合には、
回転軸13と突出部21とが局部接触の状態となり、こ
れらが摩耗し易い。
軸13と突出部21との間がくさび形状Sとなるように
突出部21を形成する必要があり、このため、以下の問
題を生じる。即ち、このくさび形状Sの先端の角度が大
きすぎると油膜の圧力(動圧)の発生が小さくなってし
まい、突出部21を設けた効果が少なくなる。また、突
出部21と回転軸13との間の間隔は狭い所で2乃至3
μm程度のクリアランスとなるようにする必要があるの
で、このクリアランス及びくさび形状の角度の値と公差
は高精度でなければならない。更に、突出部21の形状
が三角形、円弧、台形等の場合には、軸受9の軸受孔の
形状が複雑になってしまい、加工が難しく、軸受9が高
価なものとなる。更に、また、回転が低速の場合には、
回転軸13と突出部21とが局部接触の状態となり、こ
れらが摩耗し易い。
【0008】図24に示した例の場合、構造が簡単で加
工の点では問題はないが、回転軸13が軸受孔の内周の
全域に接触したりすると焼結体の細孔が内周面でつぶさ
れ、内周面への油の浸出が妨げられ、油膜切れによる焼
付きが発生するという問題がある。この対策として、固
体潤滑剤を回転軸13の表面及び/又は軸受孔内周面に
皮膜(又は付着)した場合でも、種々の原因により、焼
結体の細孔内に固体潤滑剤が入り込み細孔が封孔される
結果、油の浸出が妨げられ、焼付きが発生するという問
題を生じる。
工の点では問題はないが、回転軸13が軸受孔の内周の
全域に接触したりすると焼結体の細孔が内周面でつぶさ
れ、内周面への油の浸出が妨げられ、油膜切れによる焼
付きが発生するという問題がある。この対策として、固
体潤滑剤を回転軸13の表面及び/又は軸受孔内周面に
皮膜(又は付着)した場合でも、種々の原因により、焼
結体の細孔内に固体潤滑剤が入り込み細孔が封孔される
結果、油の浸出が妨げられ、焼付きが発生するという問
題を生じる。
【0009】本発明は、簡単な構造で動圧軸受機能と低
ノイズ、低磨耗機能とを実現した小型モータ用焼結含油
軸受を提供することを目的とする。
ノイズ、低磨耗機能とを実現した小型モータ用焼結含油
軸受を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明では、小型モータ用焼結含油軸受において、
回転軸と摺動する軸受孔内周面において、その円周方向
に、前記回転軸と同心円をなす摺動面を有する実質的に
矩形状の段付部を複数個設け、互いに隣接する前記段付
部とその間の前記軸受孔内周面と前記回転軸とで囲まれ
る空隙を実質的に矩形状とする。また、前記段付部の前
記摺動面に固体潤滑剤を皮膜する。
に、本発明では、小型モータ用焼結含油軸受において、
回転軸と摺動する軸受孔内周面において、その円周方向
に、前記回転軸と同心円をなす摺動面を有する実質的に
矩形状の段付部を複数個設け、互いに隣接する前記段付
部とその間の前記軸受孔内周面と前記回転軸とで囲まれ
る空隙を実質的に矩形状とする。また、前記段付部の前
記摺動面に固体潤滑剤を皮膜する。
【0011】
【作用】前述の手段によれば、軸受に設けた段付部は、
回転軸と同心円をなす摺動面を有する実質的な矩形状と
いう簡単な構造であるので、簡単な加工によって得るこ
とができ、軸受が高価なものとなることはない。そし
て、互いに隣接する段付部とその間の軸受孔内周面とで
構成される溝部が常に確保されるので、これに焼結体で
ある軸受の細孔から油が浸出して集まる。これにより、
この溝部と回転軸とで囲まれる空隙において、十分な油
膜の圧力(動圧)を発生させることができ、大きな負荷
が回転軸に加わってもこれを支持できる。
回転軸と同心円をなす摺動面を有する実質的な矩形状と
いう簡単な構造であるので、簡単な加工によって得るこ
とができ、軸受が高価なものとなることはない。そし
て、互いに隣接する段付部とその間の軸受孔内周面とで
構成される溝部が常に確保されるので、これに焼結体で
ある軸受の細孔から油が浸出して集まる。これにより、
この溝部と回転軸とで囲まれる空隙において、十分な油
膜の圧力(動圧)を発生させることができ、大きな負荷
が回転軸に加わってもこれを支持できる。
【0012】また、段付部の摺動面の固体潤滑剤は、回
転軸が当該段付部に接触した場合において、潤滑作用及
び緩衝作用をし、回転軸及び軸受で焼付きを発生するこ
とを防止でき、これらが摩耗することを防止でき、接触
によりノイズが生ずることを防止できる。
転軸が当該段付部に接触した場合において、潤滑作用及
び緩衝作用をし、回転軸及び軸受で焼付きを発生するこ
とを防止でき、これらが摩耗することを防止でき、接触
によりノイズが生ずることを防止できる。
【0013】
【実施例】本発明の小型モータ用焼結含油軸受を用いた
小型モータを図1に示す。図1は小型モータの例を示す
要部断面図である。図1において、ハウジング1は、例
えば軟鉄のような金属材料により有底中空筒状に形成さ
れ、その内周面に例えばアークセグメント状の永久磁石
2が固着される。ハウジング1内には、永久磁石2に対
向する電機子3と整流子4とからなる回転子5が設けら
れる。エンドプレート6は、例えば前記ハウジング1と
同様の金属材料によって形成され、ハウジング1の開口
部に嵌め込まれる。ブラシアーム7は、整流子4と摺動
するように設けられ、このブラシアーム7と電気的に接
続される入力端子8と共にエンドプレート6に設けられ
る。焼結含油軸受9は、ハウジング1の底部とエンドプ
レート6とを突出させて形成した軸受保持部11内に固
着され、回転子5と一体とされた回転軸13を支持す
る。
小型モータを図1に示す。図1は小型モータの例を示す
要部断面図である。図1において、ハウジング1は、例
えば軟鉄のような金属材料により有底中空筒状に形成さ
れ、その内周面に例えばアークセグメント状の永久磁石
2が固着される。ハウジング1内には、永久磁石2に対
向する電機子3と整流子4とからなる回転子5が設けら
れる。エンドプレート6は、例えば前記ハウジング1と
同様の金属材料によって形成され、ハウジング1の開口
部に嵌め込まれる。ブラシアーム7は、整流子4と摺動
するように設けられ、このブラシアーム7と電気的に接
続される入力端子8と共にエンドプレート6に設けられ
る。焼結含油軸受9は、ハウジング1の底部とエンドプ
レート6とを突出させて形成した軸受保持部11内に固
着され、回転子5と一体とされた回転軸13を支持す
る。
【0014】以上の構成により、入力端子8からブラシ
アーム7及び整流子4を経由して電機子3に電流を供給
することにより、ハウジング1の内周面に固着された永
久磁石2によって形成されている磁界中に存在する電機
子3に回転力が付与され、回転子5を回転させ、回転軸
13を介して外部機器(図示せず)を駆動する。
アーム7及び整流子4を経由して電機子3に電流を供給
することにより、ハウジング1の内周面に固着された永
久磁石2によって形成されている磁界中に存在する電機
子3に回転力が付与され、回転子5を回転させ、回転軸
13を介して外部機器(図示せず)を駆動する。
【0015】図2は、焼結含油軸受9の構造を示す。図
2に示す断面は、図1のX−X切断線に沿う断面の構造
を示しており、回転軸13を合わせて示す一方、軸受保
持部11は省略してある。
2に示す断面は、図1のX−X切断線に沿う断面の構造
を示しており、回転軸13を合わせて示す一方、軸受保
持部11は省略してある。
【0016】焼結含油軸受9は、焼結体からなり、その
内部に十分に細孔が残りその大部分が外部に通じている
ように焼結され、これに潤滑油を含浸させている。焼結
含油軸受9の軸受孔90には、回転軸13が貫通してい
る。回転軸13と対向する軸受孔内周面91において、
その円周方向に、複数個(図では6個)の段付部92が
設けられる。段付部92は、回転軸13と同心円をなす
摺動面を有し、回転軸13との間で相対的に摺動する。
なお、軸受孔内周面91も、回転軸13と同心円をな
す。
内部に十分に細孔が残りその大部分が外部に通じている
ように焼結され、これに潤滑油を含浸させている。焼結
含油軸受9の軸受孔90には、回転軸13が貫通してい
る。回転軸13と対向する軸受孔内周面91において、
その円周方向に、複数個(図では6個)の段付部92が
設けられる。段付部92は、回転軸13と同心円をなす
摺動面を有し、回転軸13との間で相対的に摺動する。
なお、軸受孔内周面91も、回転軸13と同心円をな
す。
【0017】このように、回転軸13と軸受孔内周面9
1及び段付部92とを同心円状としているので、回転軸
13と軸受孔内周面91との間の隙間をC2、回転軸1
3と段付部92との間の隙間をC1とすると、C2=C
1+hdが成立つ。ここで、hdは、段付部92の摺動
面の軸受孔内周面91からの高さである。高さhdは軸
受孔90の直径に比べ十分に小さいので、各段付部92
は実質的に矩形状となる。そして、互いに隣接する2つ
の段付部92と、その間の軸受孔内周面91とからなる
溝も、実質的に矩形状の一部をなすような溝部となる。
従って、この溝部と回転軸13とで囲まれる空隙は、実
質的に矩形状となる。
1及び段付部92とを同心円状としているので、回転軸
13と軸受孔内周面91との間の隙間をC2、回転軸1
3と段付部92との間の隙間をC1とすると、C2=C
1+hdが成立つ。ここで、hdは、段付部92の摺動
面の軸受孔内周面91からの高さである。高さhdは軸
受孔90の直径に比べ十分に小さいので、各段付部92
は実質的に矩形状となる。そして、互いに隣接する2つ
の段付部92と、その間の軸受孔内周面91とからなる
溝も、実質的に矩形状の一部をなすような溝部となる。
従って、この溝部と回転軸13とで囲まれる空隙は、実
質的に矩形状となる。
【0018】このように段付部92を矩形状とするの
は、使用時に、油膜の圧力として最大のピーク圧力(動
圧)を発生させ、大きな負荷を支持するためである。な
お、滑り軸受の形状としては、くさび状、ステップ状、
円弧状、以上の組合せ等の各種のものがあるが、矩形ス
テップ状のものが最大のピーク圧力を生じることが知ら
れている(例えば、近代科学社発行「トライボロジ」の
P277)。
は、使用時に、油膜の圧力として最大のピーク圧力(動
圧)を発生させ、大きな負荷を支持するためである。な
お、滑り軸受の形状としては、くさび状、ステップ状、
円弧状、以上の組合せ等の各種のものがあるが、矩形ス
テップ状のものが最大のピーク圧力を生じることが知ら
れている(例えば、近代科学社発行「トライボロジ」の
P277)。
【0019】また、段付部92を回転軸13と同心円状
の矩形状とすることにより、この焼結含油軸受9の焼結
の時に、その型形状を同心円状にできる。この形状は、
くさび形状等に比べて簡単な構造であるので、この焼結
含油軸受9の製造コストの低減や量産化に有効である。
の矩形状とすることにより、この焼結含油軸受9の焼結
の時に、その型形状を同心円状にできる。この形状は、
くさび形状等に比べて簡単な構造であるので、この焼結
含油軸受9の製造コストの低減や量産化に有効である。
【0020】更に、段付部92による溝部の底部即ち軸
受孔内周面91が回転軸13と接触することはないの
で、この軸受孔内周面91において常に一定の通気度φ
2 が得られる。このため、焼結含油軸受9の含油の吸込
み/吐出しの循環がスムーズに行なわれ、油の冷却及び
摺動面の潤滑性を向上でき、回転軸13の焼付きを防止
できる。
受孔内周面91が回転軸13と接触することはないの
で、この軸受孔内周面91において常に一定の通気度φ
2 が得られる。このため、焼結含油軸受9の含油の吸込
み/吐出しの循環がスムーズに行なわれ、油の冷却及び
摺動面の潤滑性を向上でき、回転軸13の焼付きを防止
できる。
【0021】段付部92を実質的に矩形状とした場合
に、油膜に発生する圧力の分布を図3に示す。図3は、
1つの段付部92について矩形状として示している。圧
力Pは、図示の矢印方向に相対的に回転軸13と段付部
92とが摺動する場合、段付部92の一端で最大とな
る。
に、油膜に発生する圧力の分布を図3に示す。図3は、
1つの段付部92について矩形状として示している。圧
力Pは、図示の矢印方向に相対的に回転軸13と段付部
92とが摺動する場合、段付部92の一端で最大とな
る。
【0022】図3に示すような圧力分布は、回転軸13
が軸受に対して偏心を持たない場合の例であり、実際の
使用時は、偏心を考慮する必要がある。例えば、図4に
示す如く、軸受に対して偏心のない場合の回転軸13の
位置は点線で示すようであるのに比べ、実際の回転軸1
3は偏心を有するため、その位置は実線で示すようであ
る。ここで、軸偏心量をe、半径すきまをC1で表す
と、偏心率は、e/C1で求められる。
が軸受に対して偏心を持たない場合の例であり、実際の
使用時は、偏心を考慮する必要がある。例えば、図4に
示す如く、軸受に対して偏心のない場合の回転軸13の
位置は点線で示すようであるのに比べ、実際の回転軸1
3は偏心を有するため、その位置は実線で示すようであ
る。ここで、軸偏心量をe、半径すきまをC1で表す
と、偏心率は、e/C1で求められる。
【0023】図5乃至図7は、偏心を考慮した場合の回
転軸13と焼結含油軸受9との間の円周方向の隙間分布
H(μm)を示している。特に、図5は段付部92の数
(ステップ数)が0の場合、図6はステップ数が3の場
合、図7はステップ数が6の場合を示す。また、いずれ
の場合も、半径すきまC1は0.005mm、偏心率
0.9(e=4.5μm)である。更に、図6及び図7
において、段付部92の高さ(溝深さ)hdは20μm
である。なお、図6は、図4の場合に対応し、図4のθ
方向の隙間分布を示している。
転軸13と焼結含油軸受9との間の円周方向の隙間分布
H(μm)を示している。特に、図5は段付部92の数
(ステップ数)が0の場合、図6はステップ数が3の場
合、図7はステップ数が6の場合を示す。また、いずれ
の場合も、半径すきまC1は0.005mm、偏心率
0.9(e=4.5μm)である。更に、図6及び図7
において、段付部92の高さ(溝深さ)hdは20μm
である。なお、図6は、図4の場合に対応し、図4のθ
方向の隙間分布を示している。
【0024】図8乃至図10は、偏心を考慮した場合の
油膜圧力P(kgf/cm2 )の円周方向の分布を示し
ている。特に、図8、図9及び図10は、各々、ステッ
プ数が0、3及び6の場合、即ち、図5、図6及び図7
の場合を示す。また、いずれの場合も、偏心率は0.9
(C1=5μm、e=4.5μm)、軸回転数は600
0rpm、段付部92での通気度φ1 は3×10-10 c
m2 、軸受孔内周面91での通気度φ2 は30×10
-10 cm2 (従って、図8の場合はφ1 =φ2 =30×
10-10 cm2 である)、段付部92の高さhdは0.
02mm、半径すきまC1=0.005mm、軸受直径
は5mm、軸受長さは4.5mm、軸受厚さは4.25
mmである。
油膜圧力P(kgf/cm2 )の円周方向の分布を示し
ている。特に、図8、図9及び図10は、各々、ステッ
プ数が0、3及び6の場合、即ち、図5、図6及び図7
の場合を示す。また、いずれの場合も、偏心率は0.9
(C1=5μm、e=4.5μm)、軸回転数は600
0rpm、段付部92での通気度φ1 は3×10-10 c
m2 、軸受孔内周面91での通気度φ2 は30×10
-10 cm2 (従って、図8の場合はφ1 =φ2 =30×
10-10 cm2 である)、段付部92の高さhdは0.
02mm、半径すきまC1=0.005mm、軸受直径
は5mm、軸受長さは4.5mm、軸受厚さは4.25
mmである。
【0025】図9及び図10において斜線を付して示す
ように、段付部92に対応して負圧部分(斜線部分)が
生じ、ここに油が流れ込む。即ち、軸回転による油の吸
引力が、負圧部分の発生により大きくなる。これによ
り、油膜による動圧を大きくでき、回転軸13をより大
きな力で支持できる。従って、より大きな軸負荷に耐え
ることができ、回転軸13と焼結含油軸受9との金属接
触が少なくなり、これらの摩耗を低減できる。また、回
転軸13と焼結含油軸受9とのすき間、即ち、図2に示
した隙間C1を大きくすることができるので、これらの
寸法精度や公差の管理、これらの組立等を容易なものに
できる。
ように、段付部92に対応して負圧部分(斜線部分)が
生じ、ここに油が流れ込む。即ち、軸回転による油の吸
引力が、負圧部分の発生により大きくなる。これによ
り、油膜による動圧を大きくでき、回転軸13をより大
きな力で支持できる。従って、より大きな軸負荷に耐え
ることができ、回転軸13と焼結含油軸受9との金属接
触が少なくなり、これらの摩耗を低減できる。また、回
転軸13と焼結含油軸受9とのすき間、即ち、図2に示
した隙間C1を大きくすることができるので、これらの
寸法精度や公差の管理、これらの組立等を容易なものに
できる。
【0026】図11及び図12は、段付部92を複数段
差(図の場合は2段階差)として、更に大きな油膜によ
る動圧を発生させる例である。図示の如く、高さhdの
段付部92と軸受孔内周面91(高さ0)との中間の高
さhd/2を有する中間の段付部92′が設けられてい
る。中間の段付部92′は、図11においては軸受孔内
周面91の円周方向片側にのみ設けられ、図12におい
ては軸受孔内周面91の円周方向両側に設けられてい
る。従って、図11は片回転用(図の矢印方向)であ
り、図12は両回転用である。段付部92の各々、又
は、所定のものに中間の段付部92′を併設することに
より、より大きな動圧が得られる。
差(図の場合は2段階差)として、更に大きな油膜によ
る動圧を発生させる例である。図示の如く、高さhdの
段付部92と軸受孔内周面91(高さ0)との中間の高
さhd/2を有する中間の段付部92′が設けられてい
る。中間の段付部92′は、図11においては軸受孔内
周面91の円周方向片側にのみ設けられ、図12におい
ては軸受孔内周面91の円周方向両側に設けられてい
る。従って、図11は片回転用(図の矢印方向)であ
り、図12は両回転用である。段付部92の各々、又
は、所定のものに中間の段付部92′を併設することに
より、より大きな動圧が得られる。
【0027】図13は、段付部92の高さhd(μm)
と軸受負荷荷重FT(kgf)との関係を示している。
ここで、偏心率は0.9、軸回転数は30000rp
m、通気度φ1 は5×10-10 cm2 、通気度φ2 は7
0×10-10 cm2 、ステップ数は3、半径すきまは
0.005mm、軸受直径は5mm、軸受長さは4.5
mm、軸受厚さは4.25mmである。高さhdは、0
から180μmまで変化させている。
と軸受負荷荷重FT(kgf)との関係を示している。
ここで、偏心率は0.9、軸回転数は30000rp
m、通気度φ1 は5×10-10 cm2 、通気度φ2 は7
0×10-10 cm2 、ステップ数は3、半径すきまは
0.005mm、軸受直径は5mm、軸受長さは4.5
mm、軸受厚さは4.25mmである。高さhdは、0
から180μmまで変化させている。
【0028】図13において、比較のために、点線a及
びbにより、従来の段付部92のない軸受における軸受
負荷荷重を示す。特に、点線aは通気度φ1=φ2 =5
0×10-10 cm2 の場合を示し、点線bは通気度φ1
=φ2 =70×10-10 cm 2 の場合を示す。
びbにより、従来の段付部92のない軸受における軸受
負荷荷重を示す。特に、点線aは通気度φ1=φ2 =5
0×10-10 cm2 の場合を示し、点線bは通気度φ1
=φ2 =70×10-10 cm 2 の場合を示す。
【0029】図13から判るように、高さhdをある程
度以上の値とすると、発生する油膜圧力による軸を支持
する力は、破線aで示す段付部92のない場合よりも小
さくなってしまう。即ち、図13から、段付部92がな
い場合と同等の軸の支持力を得るための高さhdは、6
0乃至80μmであることが求まる。従って、段付部9
2がない場合よりも大きな軸の支持力を得るためには、
高さhdは、60乃至80μm以下であることが必要で
ある。
度以上の値とすると、発生する油膜圧力による軸を支持
する力は、破線aで示す段付部92のない場合よりも小
さくなってしまう。即ち、図13から、段付部92がな
い場合と同等の軸の支持力を得るための高さhdは、6
0乃至80μmであることが求まる。従って、段付部9
2がない場合よりも大きな軸の支持力を得るためには、
高さhdは、60乃至80μm以下であることが必要で
ある。
【0030】なお、具体的には、高さhdは、段付部9
2の摩耗等を考慮して決定する必要があり、5μmから
80μmまでの範囲において選択することが望ましい。
図14は、段付部92の通気度φ1 と軸受負荷荷重FT
(kgf)との関係を示している。ここで、偏心率は
0.9、軸回転数は30000rpm、ステップ数は
3、通気度φ2 は50×10-10 cm2 、高さhdは
0.02mm、半径すきまは0.005mm、軸受直径
は5mm、軸受長さは4.5mm、軸受厚さは4.25
mmである。通気度φ1 は5×10-10 から50×10
-10cm2 まで変化させている。
2の摩耗等を考慮して決定する必要があり、5μmから
80μmまでの範囲において選択することが望ましい。
図14は、段付部92の通気度φ1 と軸受負荷荷重FT
(kgf)との関係を示している。ここで、偏心率は
0.9、軸回転数は30000rpm、ステップ数は
3、通気度φ2 は50×10-10 cm2 、高さhdは
0.02mm、半径すきまは0.005mm、軸受直径
は5mm、軸受長さは4.5mm、軸受厚さは4.25
mmである。通気度φ1 は5×10-10 から50×10
-10cm2 まで変化させている。
【0031】図14において、比較のために、点線c及
びdにより、従来の段付部92のない軸受における軸受
負荷荷重を示す。特に、点線cは通気度φ1=φ2 =5
0×10-10 cm2 の場合を示し、点線dは通気度φ1
=φ2 =70×10-10 cm 2 の場合を示す。
びdにより、従来の段付部92のない軸受における軸受
負荷荷重を示す。特に、点線cは通気度φ1=φ2 =5
0×10-10 cm2 の場合を示し、点線dは通気度φ1
=φ2 =70×10-10 cm 2 の場合を示す。
【0032】図14から判るように、通気度φ1 を通気
度φ2 よりも小さい値とすると、発生する油膜圧力によ
る軸を支持する力は、段付部92のない場合より大きく
なる。即ち、点線cとの比較から、φ1 =約23×10
-10 cm2 かつφ2 =50×10-10 cm2 のとき、φ
1 =φ2 =50×10-10 cm2 の場合より大きい軸の
支持力を得ることができる。また、点線dとの比較か
ら、φ1 =40×10-1 0 cm2 かつφ2 =50×10
-10 cm2 のとき、φ1 =φ2 =70×10-10 cm2
という大きな通気度の場合より更に大きい軸の支持力を
得ることができる。
度φ2 よりも小さい値とすると、発生する油膜圧力によ
る軸を支持する力は、段付部92のない場合より大きく
なる。即ち、点線cとの比較から、φ1 =約23×10
-10 cm2 かつφ2 =50×10-10 cm2 のとき、φ
1 =φ2 =50×10-10 cm2 の場合より大きい軸の
支持力を得ることができる。また、点線dとの比較か
ら、φ1 =40×10-1 0 cm2 かつφ2 =50×10
-10 cm2 のとき、φ1 =φ2 =70×10-10 cm2
という大きな通気度の場合より更に大きい軸の支持力を
得ることができる。
【0033】以上のことから、段付部92の特に摺動面
(回転軸13と対向する面)における通気度φ1 は、回
転軸13及び軸受孔内周面91における通気度φ2 より
も小さくされる。このように通気度φ1 及びφ2 を設定
した例を図16及び図17に示す。また、図15は、比
較のために通気度φ1 =φ2 の場合を示す。即ち、図1
5においてはφ1 =φ2 =30×10-10 cm2 であ
り、図16及び図17においてはφ1 =3×10-10 c
m2 かつφ2 =30×10-10 cm2 である。図15、
図16及び図17は、各々、ステップ数が0、3及び6
の場合を示している。
(回転軸13と対向する面)における通気度φ1 は、回
転軸13及び軸受孔内周面91における通気度φ2 より
も小さくされる。このように通気度φ1 及びφ2 を設定
した例を図16及び図17に示す。また、図15は、比
較のために通気度φ1 =φ2 の場合を示す。即ち、図1
5においてはφ1 =φ2 =30×10-10 cm2 であ
り、図16及び図17においてはφ1 =3×10-10 c
m2 かつφ2 =30×10-10 cm2 である。図15、
図16及び図17は、各々、ステップ数が0、3及び6
の場合を示している。
【0034】図16及び図17の場合、回転軸13は段
付部92の摺動面とは接触する可能性があるが、軸受孔
内周面91即ち溝部の底部とは接触することはない。そ
こで、通気度φ2 を大きくすることにより、その大きさ
に応じた一定の油の吸込み/吐出しが確保でき、また、
軸受孔90での油量も確保できる。
付部92の摺動面とは接触する可能性があるが、軸受孔
内周面91即ち溝部の底部とは接触することはない。そ
こで、通気度φ2 を大きくすることにより、その大きさ
に応じた一定の油の吸込み/吐出しが確保でき、また、
軸受孔90での油量も確保できる。
【0035】段付部92の特に摺動面においてその通気
度φ1 を小さくするためには、段付部92の摺動面の細
孔を目つぶしするか封孔することが必要となる。この手
段として、メッキ又はコーティングにより封孔する方法
が採られる。メッキとしては、例えば、硬質クロムメッ
キが用いられる。コーティングとしては、例えば、テフ
ロンや二硫化モリブデン等の固体潤滑剤が用いられる。
また、焼結時のサイジングあるいはスパロール加工等に
より目つぶしする方法がある。
度φ1 を小さくするためには、段付部92の摺動面の細
孔を目つぶしするか封孔することが必要となる。この手
段として、メッキ又はコーティングにより封孔する方法
が採られる。メッキとしては、例えば、硬質クロムメッ
キが用いられる。コーティングとしては、例えば、テフ
ロンや二硫化モリブデン等の固体潤滑剤が用いられる。
また、焼結時のサイジングあるいはスパロール加工等に
より目つぶしする方法がある。
【0036】図18は、段付部92の摺動面上に前述の
固体潤滑剤を皮膜又はコーティングして膜93を形成し
た例を示す。この膜93の厚さtは、3乃至15μmと
され、通常は、密着強度を得るために10μm程度とさ
れる。15μmより厚くなると膜93がはがれ易くな
り、一方、1回のスプレーで皮膜される厚さは約3μm
である。
固体潤滑剤を皮膜又はコーティングして膜93を形成し
た例を示す。この膜93の厚さtは、3乃至15μmと
され、通常は、密着強度を得るために10μm程度とさ
れる。15μmより厚くなると膜93がはがれ易くな
り、一方、1回のスプレーで皮膜される厚さは約3μm
である。
【0037】このように、段付部92に固体潤滑剤をコ
ーティング等した場合、この膜93が緩衝作用をもち、
回転軸13と焼結含油軸受9の接触による振動、ノイ
ズ、摩耗を防止することができる。また、膜93の一部
がはがれて回転軸13に付着したとしても、回転軸13
と軸受孔内周面91とが接触することはないので、回転
軸13に付着した膜93が軸受孔内周面91の細孔を封
孔することはない。これは、回転軸13に固体潤滑剤を
コーティング等した場合も同様である。
ーティング等した場合、この膜93が緩衝作用をもち、
回転軸13と焼結含油軸受9の接触による振動、ノイ
ズ、摩耗を防止することができる。また、膜93の一部
がはがれて回転軸13に付着したとしても、回転軸13
と軸受孔内周面91とが接触することはないので、回転
軸13に付着した膜93が軸受孔内周面91の細孔を封
孔することはない。これは、回転軸13に固体潤滑剤を
コーティング等した場合も同様である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
小型モータ用焼結含油軸受において、軸受孔内周面に実
質的に矩形状の段付部を複数個設けることにより、十分
大きな油膜の圧力を得ることができるので大きな軸受負
荷荷重を支持することができ、また、回転軸が段付部に
接触した場合でも溝部の底部の細孔が封孔されることを
防止できるので常に一定の含油の吸込み/吐出しが確保
でき、焼付きの発生を防止できる。
小型モータ用焼結含油軸受において、軸受孔内周面に実
質的に矩形状の段付部を複数個設けることにより、十分
大きな油膜の圧力を得ることができるので大きな軸受負
荷荷重を支持することができ、また、回転軸が段付部に
接触した場合でも溝部の底部の細孔が封孔されることを
防止できるので常に一定の含油の吸込み/吐出しが確保
でき、焼付きの発生を防止できる。
【図1】小型モータを示す図である。
【図2】焼結含油軸受の構造を示す図である。
【図3】油膜圧力分布を示す図である。
【図4】偏心の説明図である。
【図5】隙間分布を示す図である。
【図6】隙間分布を示す図である。
【図7】隙間分布を示す図である。
【図8】油膜圧力分布を示す図である。
【図9】油膜圧力分布を示す図である。
【図10】油膜圧力分布を示す図である。
【図11】複数段差の例を示す図である。
【図12】複数段差の例を示す図である。
【図13】高さと軸受負荷荷重との関係図である。
【図14】通気度と軸受負荷荷重との関係図である。
【図15】通気度分布を示す図である。
【図16】通気度分布を示す図である。
【図17】通気度分布を示す図である。
【図18】固体潤滑剤を皮膜した例を示す図である。
【図19】従来技術説明図である。
【図20】他の従来技術説明図である。
【図21】他の従来技術説明図である。
【図22】他の従来技術説明図である。
【図23】他の従来技術説明図である。
【図24】更に他の従来技術説明図である。
1 ハウジング 2 永久磁石 3 電機子 4 整流子 5 回転子 6 エンドプレート 7 ブラシアーム 8 入力端子 9 焼結含油軸受 11 軸受保持部 13 回転軸 90 軸受孔 91 軸受孔内周面 92 段付部 93 膜
Claims (5)
- 【請求項1】 回転軸(13)と対向する軸受孔内周面
において、その円周方向に、前記回転軸(13)と同心
円をなす摺動面を有する実質的に矩形状の段付部(9
2)を複数個設け、互いに隣接する前記段付部(92)
とその間の前記軸受孔内周面と前記回転軸(13)とで
囲まれる空隙を実質的に矩形状とすることを特徴とする
小型モータ用焼結含油軸受。 - 【請求項2】 前記段付部(92)の前記摺動面に固体
潤滑剤を皮膜することを特徴とする請求項1に記載の小
型モータ用焼結含油軸受。 - 【請求項3】 前記段付部(92)の前記摺動面におけ
る通気度を前記軸受孔内周面における通気度より小さく
することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の小
型モータ用焼結含油軸受。 - 【請求項4】 前記段付部(92)の前記摺動面の前記
軸受孔内周面からの高さを5乃至80μm以下とするこ
とを特徴とする請求項1に記載の小型モータ用焼結含油
軸受。 - 【請求項5】 前記段付部(92)を複数段差とするこ
とを特徴とする請求項1に記載の小型モータ用焼結含油
軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27366091A JPH05115146A (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 小型モータ用焼結含油軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27366091A JPH05115146A (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 小型モータ用焼結含油軸受 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05115146A true JPH05115146A (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=17530781
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27366091A Pending JPH05115146A (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 小型モータ用焼結含油軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05115146A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5654597A (en) * | 1995-09-08 | 1997-08-05 | Kabushiki Kaisha Sankyo Seiki Seisakusho | Magnetic disk drive motor |
| US5746516A (en) * | 1995-08-11 | 1998-05-05 | Hitachi Powdered Metals Co., Ltd. | Porous bearing system having internal grooves and electric motor provided with the same |
| US6120188A (en) * | 1997-06-19 | 2000-09-19 | Matsushita Electric Industiral Co., Ltd. | Bearing unit manufacturing method bearing unit and motor using the bearing unit |
| JP2002364646A (ja) * | 2001-06-04 | 2002-12-18 | Asmo Co Ltd | 含油軸受及びブラシレスモータ |
| US20100003059A1 (en) * | 2008-07-01 | 2010-01-07 | Oki Data Corporation | Bearing member, belt unit, and image forming device |
| WO2017110778A1 (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 三菱マテリアル株式会社 | 焼結含油軸受及びその製造方法 |
| WO2018117183A1 (ja) | 2016-12-22 | 2018-06-28 | 三菱マテリアル株式会社 | 焼結含油軸受及びその製造方法 |
| WO2019098240A1 (ja) | 2017-11-15 | 2019-05-23 | 三菱マテリアル株式会社 | 焼結含油軸受及びその製造方法 |
| WO2024195428A1 (ja) * | 2023-03-17 | 2024-09-26 | Ntn株式会社 | 焼結含油軸受、軸受ユニット、及びモータ |
-
1991
- 1991-10-22 JP JP27366091A patent/JPH05115146A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5746516A (en) * | 1995-08-11 | 1998-05-05 | Hitachi Powdered Metals Co., Ltd. | Porous bearing system having internal grooves and electric motor provided with the same |
| US5932946A (en) * | 1995-08-11 | 1999-08-03 | Hitachi Powdered Metals Co., Ltd | Porous bearing system having internal grooves and electric motor provided with the same |
| US5654597A (en) * | 1995-09-08 | 1997-08-05 | Kabushiki Kaisha Sankyo Seiki Seisakusho | Magnetic disk drive motor |
| US6120188A (en) * | 1997-06-19 | 2000-09-19 | Matsushita Electric Industiral Co., Ltd. | Bearing unit manufacturing method bearing unit and motor using the bearing unit |
| JP2002364646A (ja) * | 2001-06-04 | 2002-12-18 | Asmo Co Ltd | 含油軸受及びブラシレスモータ |
| US8543050B2 (en) * | 2008-07-01 | 2013-09-24 | Oki Data Corporation | Bearing member, belt unit, and image forming device |
| US20100003059A1 (en) * | 2008-07-01 | 2010-01-07 | Oki Data Corporation | Bearing member, belt unit, and image forming device |
| WO2017110778A1 (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 三菱マテリアル株式会社 | 焼結含油軸受及びその製造方法 |
| US10570959B2 (en) | 2015-12-25 | 2020-02-25 | Mitsubishi Materials Corporation | Oil-retaining sintered bearing and method of producing the same |
| WO2018117183A1 (ja) | 2016-12-22 | 2018-06-28 | 三菱マテリアル株式会社 | 焼結含油軸受及びその製造方法 |
| US11073178B2 (en) | 2016-12-22 | 2021-07-27 | Diamet Corporation | Oil-impregnated sintered bearing and method for manufacturing the same |
| WO2019098240A1 (ja) | 2017-11-15 | 2019-05-23 | 三菱マテリアル株式会社 | 焼結含油軸受及びその製造方法 |
| US11248654B2 (en) | 2017-11-15 | 2022-02-15 | Mitsubishi Materials Corporation | Oil impregnated sintered bearing and production method thereof |
| WO2024195428A1 (ja) * | 2023-03-17 | 2024-09-26 | Ntn株式会社 | 焼結含油軸受、軸受ユニット、及びモータ |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7147376B2 (en) | Dynamic bearing device | |
| JP2000350408A (ja) | 記録ディスク駆動用モータ | |
| CN104411988B (zh) | 流体动压轴承装置以及具备该流体动压轴承装置的电动机 | |
| CN102483089B (zh) | 滑动轴承及具备其的滑动轴承单元、以及具备该轴承单元的电动机 | |
| JPH05115146A (ja) | 小型モータ用焼結含油軸受 | |
| US7798721B2 (en) | Fluid dynamic bearing device | |
| US20050201864A1 (en) | Centrifugal fan | |
| JP2624264B2 (ja) | レーザビームスキャナモータ | |
| US20090279817A1 (en) | Fluid dynamic bearing apparatus | |
| JP2005061557A (ja) | 流体軸受装置及びその製造方法 | |
| CN117940681A (zh) | 动压轴承及具备该动压轴承的流体动压轴承装置 | |
| JP2010065843A (ja) | 動圧軸受装置 | |
| JP2005192387A (ja) | 軸受一体化スピンドルモータ | |
| CN1938524B (zh) | 动力轴承装置 | |
| US6274958B1 (en) | Spindle motor | |
| JP2004132403A (ja) | 流体軸受装置 | |
| JP2003314533A (ja) | 流体軸受装置 | |
| JP2004011721A (ja) | 流体軸受装置 | |
| JPH11190340A (ja) | 動圧型軸受装置 | |
| JP2001241431A (ja) | 流体軸受装置 | |
| JP2000346060A (ja) | 液体動圧軸受及びスピンドルモータ | |
| JP3997115B2 (ja) | 流体軸受装置 | |
| JPH08295902A (ja) | 焼結用複合粉末材料及びそれを用いた焼結軸受 | |
| JP6502036B2 (ja) | 流体動圧軸受装置及びこれを備えるモータ | |
| JP2006194383A (ja) | 動圧軸受装置 |