JPH05115625A - 水流制御装置 - Google Patents

水流制御装置

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JPH05115625A
JPH05115625A JP30700991A JP30700991A JPH05115625A JP H05115625 A JPH05115625 A JP H05115625A JP 30700991 A JP30700991 A JP 30700991A JP 30700991 A JP30700991 A JP 30700991A JP H05115625 A JPH05115625 A JP H05115625A
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JP30700991A
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Akihide Ito
彰英 伊藤
Daishin Ito
大伸 伊藤
Yuichi Kato
裕一 加藤
Shigeru Chiba
茂 千葉
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 河川流れを部分的に流速を変化させるととも
に、落込みの形を変化させ、カヌーコースとした場合の
特性を任意に変更調整できるようにする。 【構成】 自然あるいは人工の河川底に複数の柱状体を
隣接して埋設するとともに、各柱状体を出没可能とした
堰を設ける。出没駆動はピストンシリンダ装置等によっ
て行いコントローラによって各柱状体の突出量を加減調
整して堰全体の形状を任意に調整する。堰における柱状
体上部の水深が可変となり、部分的に流速や落込みが変
化し、これをカヌーコースとした場合には初心者から熟
練者までの幅広いユーザーに対応できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水流制御装置に係り、特
にカヌーコースに適用してその難易度を調整できるよう
にした水流制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カヌーコースは自然の河川を利用
したり、あるいは人工的に設営された河川を利用して行
われている。しかし、河川の形態は無限にあってカヌー
競技が行われる河川に見合った自然河川あるいは人工河
川を選択あるいは設営することは非常に困難となってい
る。
【0003】このような事情において、カヌーの上達に
は技量にあった河川での練習は安全上の観点からも必要
不可欠である。これは特に「瀬」に対する流れの落込み
を調整することによりコース難易度が設定されるが、従
来では人工カヌーコースにおける難易度は水量を変更す
ることによって調整していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では、流れの落込みを形成するために構築した構造
物が、水量によっては、露出したり、水没したりして、
難易度を自由に設定できず、また、部分的に難易度を制
御することは困難であった。また、天然に存在する川を
模して、コース設定を行うと、その特性を変えることは
困難であった。
【0005】本発明は、前記従来の問題点を解消するた
めになされたもので、河川流れの落込みを設定する堰構
造物の高さを変えることで、部分的に流速を変化させる
とともに、堰の形を変えることで、落込みの形を変化さ
せ、コースの特性を任意に変更調整できるようにした水
流制御装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る水流制御装置は、自然あるいは人工の
河川底に複数の柱状体を隣接して埋設するとともに、各
柱状体を出没可能とした堰を設け、柱状体上部の水深を
可変とすることにより河川水流を制御可能としたもので
ある。
【0007】
【作用】上記構成によれば、河川の川底の傾斜が大きく
流速が早くなって乱流状態となっているいわゆる瀬を形
成する堰部分を複数の柱状体によって構成し、各柱状体
を任意の高さになるように出没制御する。これは油圧シ
リンダ機構やピニオンラック機構等によって調整でき
る。この柱状体の出没量の調整によって柱状体の上面と
水面との高さ、すなわち水深が可変となる。水流が一定
の場合、水流の流速は水深によって変更され、また柱状
体の出没量を加減することによって落差が変更される。
これによって流れの落込みを任意に調整でき、瀬の大き
さが任意に変更されるので水流が変化され、カヌーコー
スの難易度を自在に調節することができるのである。
【0008】
【実施例】以下に本発明に係る水流制御装置の具体的実
施例を図面を参照して詳細に説明する。
【0009】図1は実施例に係る水流制御装置の全体構
成図を示している。この図に示すように、人工河川(あ
るいは自然河川)10の途中を横断する領域を設定し、
この領域に人工河床12を設けている。このような人工
河床12の内部には複数のピストンシリンダ機構14が
埋設され、このピストンシリンダ機構14によって水中
内に隆起駆動されて流路抵抗構造体を構成する堰構造物
16を河床12に設置しているのである。
【0010】人工河床12に埋設される各ピストンシリ
ンダ機構14は、図2に示すように、人工河床12にシ
リンダ18を垂直方向に向けて埋没設置しており、この
シリンダ18内にピストン20を摺動可能に装着し、か
つピストン20にはその昇降に追随して人工河床12か
ら水中に向けて突出可能にロッド22が取付けられてい
る。そして、ロッド22には前記シリンダ18の外周面
に摺動嵌合されるとともに、先端を端板24によって閉
塞した円筒状の柱状体26が装着されている。ロッド2
2は柱状体26の内部に挿入され、先端を端板24の内
面に連結しており、これによりロッド22の伸縮動作に
よって前記柱状体26が直接直接水中に出入り駆動され
るようになっている。中空の柱状体26の内部空間は図
示しないがシリンダ18の外面に形成した通気路によっ
て人工床盤12の下部室内との間で通気可能とされ、昇
降に伴う内部空気の給排を行わせるようにしている。こ
のようなことから、ピストン20によって区画されるシ
リンダ18の各室内に作動油を給排させることにより柱
状体26が河床12から上方に向って出入りされ、その
突出量が調整できる。
【0011】このような柱状体26を含むピストンシリ
ンダ機構14は前記人口河床12にマトリックス状に複
数配置され、柱状体26が密に隣接して河床12から林
立状態で突出できるようになっている。個々の柱状体2
6を独立して昇降させるために、各シリンダ18の区画
室に通じる油圧通路28U、28Dがポンプ30および
タンク32に接続され、途中に介装した方向切換え弁3
4によって油圧作用室を切換えるようにしている。ポン
プ30から各シリンダ18に接続される分岐通路には電
磁可変流量制御弁36が設けられており、この弁36に
よる制御量によってシリンダ18への供給油量を調整
し、もって柱状体26の昇降量を加減調整できるように
している。更に、ポンプ30の吐出端とタンク32への
流入端にはカットオフバルブ38が設けられ、これによ
って柱状体26が定められた高さになったときに作動油
の通流を遮断して油圧ロックをなし、柱状体26を所定
の高さに保持させるものとしている。
【0012】上述したポンプ30やタンク32、カット
オフバルブ38等は、図1に示されるように、パワーユ
ニット40に収容され、また方向切換え弁34や流量制
御弁36等はピストンシリンダ機構14に付帯したモジ
ュールユニット42に内蔵させておけばよい。そして、
前記ポンプ30、方向切換え弁34、流量制御弁36カ
ットオフバルブ38等を制御するためにコントローラ4
4が設置され、これによりピストンシリンダ機構14の
駆動制御をなし、複数の柱状体26を所定のパターンで
突出させ、堰構造物16の隆起形状を決定するようにし
ている。これは予めメモリに所定パターンを記憶させて
おき、このパターンとなるように流量制御弁36を調整
させるように制御駆動させることで実現できる。
【0013】このように構成された水流制御装置をカヌ
ーコースに適用し、コース難易度を調節する方法は次の
ようになる。人工河川10をコースとし、その途中に当
該装置を設置する。コントローラ44によるパワーユニ
ット40やバルブ制御により複数のマトリックス配置さ
れた柱状体26を個別に上下駆動するが、この柱状体2
6は初期の格納状態では河床12と同列になり、流れの
落込みは発生しないので、通常の流れが生成される。柱
状体26の高さを徐々に上昇させると、柱状体26の上
部の水は横方向に流れ出し、上部の水深は小さくなって
水量が減少する。したがって、柱状体26の突出高さを
を変えることにより、図2に示すごとく、突出量によっ
て水深H1、H2が異なり、各柱状体26の上部水量が相
違するものとなる。この結果、各柱状体26の設定高さ
によってその部分を通過する流速が変化し、また流れの
落込みの大きさも変化するのである。
【0014】そこで、具体的には図1に示すように堰構
造物16の中央の高さが下流側に向って徐々に低くなる
ように設定するとともに、両端部分が中央部より高くな
るようように設定することにより、堰構造物16上部の
水量を適量に保つことができ、これを基本パターンとし
て各柱状体26の高さを任意に調整するようにするので
ある。したがって、堰構造物16の形状は任意の形状に
設定され、部分的に高くすることによってこれから流下
する落込み流れに逆流(BackWash)を大きくし、コース
の難易度を高くでき、逆に設定することにより難易度を
低くすることも可能となる。すなわち、河川10に流す
全体水量を変えることなく、堰構造物16の形状を変化
させることでコース難易度を任意に調整できるのであ
る。
【0015】このような装置によれば、河川10に設定
されるストッパーを形成する堰構造物16の形を変えて
部分的に落差を与え、その部分の流速を変化させること
により、「瀬」の中のストッパーの難易度を制御できる
のである。したがって、初心者から熟練者までの広い範
囲にわたるコース設定ができ、また、ストッパーを形成
するリップの形を変えることにより自然河川に存在する
ストッパーのシュミレートも可能となる効果がある。こ
のようなことから、当該装置を設置した人工カヌーコー
スにおいては、初心者からロディオカヤッキングやスク
ワートカヤッキングまで幅広く対応でき、1本のカヌー
コースで幅広い範囲のユーザーがカヌーを楽しめるもの
となる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る水流
制御装置によれば、自然あるいは人工の河川底に複数の
柱状体を隣接して埋設するとともに、各柱状体を出没可
能とした堰を設け、柱状体上部の水深を可変とすること
により河川水流を制御可能としたので、堰の形状を任意
に変更してこれを通流する流速や落込みの大きさを制御
し、カヌーコースとして利用した場合のコース難易度を
任意に調節できるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る水流制御堰の全体構成を示す斜視
図である。
【図2】堰構造物の部分断面図構成図である。
【符号の説明】
10 人工河川 12 人工河床 14 ピストンシリンダ機構 16 堰構造物 26 柱状体 40 パワーユニット 44 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千葉 茂 千葉県市原市八幡海岸通1番地 三井造船 株式会社千葉事業所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自然あるいは人工の河川底に複数の柱状
    体を隣接して埋設するとともに、各柱状体を出没可能と
    した堰を設け、柱状体上部の水深を可変とすることによ
    り河川水流を制御可能としたことを特徴とする水流制御
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6855062B1 (en) * 2003-05-27 2005-02-15 Ken Truong Reconfigurable maze

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6855062B1 (en) * 2003-05-27 2005-02-15 Ken Truong Reconfigurable maze

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