JPH0511589A - 一成分現像剤を用いる現像装置 - Google Patents
一成分現像剤を用いる現像装置Info
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- JPH0511589A JPH0511589A JP3166003A JP16600391A JPH0511589A JP H0511589 A JPH0511589 A JP H0511589A JP 3166003 A JP3166003 A JP 3166003A JP 16600391 A JP16600391 A JP 16600391A JP H0511589 A JPH0511589 A JP H0511589A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 像担持体に保持された静電潜像を一成分現像
剤で現像する現像装置に関し、現像剤層を所望厚さに安
定して規制する。 【構成】 現像剤容器(16a)と、その内に回転駆動
可能に設けられた弾性体の現像ローラ(16b)と、現
像剤層の層厚を規制するための板ばね部材(16c)と
を具備し、板ばね部材はその一端側で回動可能な剛性支
持部材(16d)に一体的に支持され、かつその他端側
で現像ローラの一成分現像剤層の層厚を規制すべく現像
ローラに対して弾性的に押圧接触され、板ばね部材の他
端側の先端部が面取りされて丸みが付けられている。剛
性支持部材の回動中心が板ばね部材と現像ローラとの接
線上に実質的に位置決めされ、板ばね部材がその他端側
に4mm以内の撓み長を与えるように剛性支持部材に支持
される。
剤で現像する現像装置に関し、現像剤層を所望厚さに安
定して規制する。 【構成】 現像剤容器(16a)と、その内に回転駆動
可能に設けられた弾性体の現像ローラ(16b)と、現
像剤層の層厚を規制するための板ばね部材(16c)と
を具備し、板ばね部材はその一端側で回動可能な剛性支
持部材(16d)に一体的に支持され、かつその他端側
で現像ローラの一成分現像剤層の層厚を規制すべく現像
ローラに対して弾性的に押圧接触され、板ばね部材の他
端側の先端部が面取りされて丸みが付けられている。剛
性支持部材の回動中心が板ばね部材と現像ローラとの接
線上に実質的に位置決めされ、板ばね部材がその他端側
に4mm以内の撓み長を与えるように剛性支持部材に支持
される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感光体、誘電体等の像担
持体に保持された静電潜像を一成分現像剤でもって現像
する現像装置に関する。
持体に保持された静電潜像を一成分現像剤でもって現像
する現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写機、電子写真プリンタ等の
静電記録装置では、感光体、誘電体等の像担持体に静電
潜像が書き込まれ、その静電潜像は現像剤で帯電トナー
像として静電的に現像され、次いでその帯電トナー像は
記録紙等の記録媒体に静電的に転写された後に熱、圧力
あるいは光等によって該記録媒体上に定着される。現像
プロセスで用いられる現像剤としては、一般的には、着
色樹脂の粉体微粒子いわゆるトナーと磁性体キャリヤと
からなる二成分現像剤が広く知られている。二成分現像
剤を用いる現像装置は、二成分現像剤を攪拌してトナー
と磁性体キャリヤとを互いに摩擦帯電させる攪拌器と、
その磁性体キャリヤの一部を磁力でもって吸着して磁気
ブラシを形成する磁気ローラすなわち現像ローラとを具
備し、この現像ローラの一部は露出されて像担持体と対
面させられる。現像ローラの周囲に形成された磁気ブラ
シにはトナーが静電的に付着し、該現像ローラの回転に
よりトナーは磁気ブラシに伴われて像担持体との対面領
域すなわち現像領域に搬送され、そこで静電潜像の現像
が行われる。要するに、二成分現像剤中の磁性キャリヤ
には、トナーを帯電摩擦される機能と、トナーを現像領
域まで搬送させる機能との2つの機能が与えられている
訳である。
静電記録装置では、感光体、誘電体等の像担持体に静電
潜像が書き込まれ、その静電潜像は現像剤で帯電トナー
像として静電的に現像され、次いでその帯電トナー像は
記録紙等の記録媒体に静電的に転写された後に熱、圧力
あるいは光等によって該記録媒体上に定着される。現像
プロセスで用いられる現像剤としては、一般的には、着
色樹脂の粉体微粒子いわゆるトナーと磁性体キャリヤと
からなる二成分現像剤が広く知られている。二成分現像
剤を用いる現像装置は、二成分現像剤を攪拌してトナー
と磁性体キャリヤとを互いに摩擦帯電させる攪拌器と、
その磁性体キャリヤの一部を磁力でもって吸着して磁気
ブラシを形成する磁気ローラすなわち現像ローラとを具
備し、この現像ローラの一部は露出されて像担持体と対
面させられる。現像ローラの周囲に形成された磁気ブラ
シにはトナーが静電的に付着し、該現像ローラの回転に
よりトナーは磁気ブラシに伴われて像担持体との対面領
域すなわち現像領域に搬送され、そこで静電潜像の現像
が行われる。要するに、二成分現像剤中の磁性キャリヤ
には、トナーを帯電摩擦される機能と、トナーを現像領
域まで搬送させる機能との2つの機能が与えられている
訳である。
【0003】このような二成分現像剤を用いる現像装置
では、現像トナー像の品位すなわち記録品位を左右する
トナーの搬送性が比較的良好であるという利点がある反
面、その良好なトナー搬送性を維持するためには、トナ
ーと磁性体キャリヤとの成分比を所定の範囲内に維持し
なければならないとか、また磁性体キャリヤを定期的に
交換しなければならとかの面倒な保守が伴うことが問題
となる。すなわち、トナーは現像によって消費されるの
で、トナーは適宜補給されなけらばならないし、また磁
性体キャリヤが劣化した場合にはそれを交換しなければ
ならい。
では、現像トナー像の品位すなわち記録品位を左右する
トナーの搬送性が比較的良好であるという利点がある反
面、その良好なトナー搬送性を維持するためには、トナ
ーと磁性体キャリヤとの成分比を所定の範囲内に維持し
なければならないとか、また磁性体キャリヤを定期的に
交換しなければならとかの面倒な保守が伴うことが問題
となる。すなわち、トナーは現像によって消費されるの
で、トナーは適宜補給されなけらばならないし、また磁
性体キャリヤが劣化した場合にはそれを交換しなければ
ならい。
【0004】そこで、二成分現像剤の場合のような面倒
な保守を必要としない現像装置として、着色樹脂の粉体
微粒子いわゆるトナーのみからなる一成分現像剤を用い
る現像装置が注目されている。しかしながら、一成分現
像剤、特に非磁性タイプの一成分現像剤の場合には、ト
ナーを如何にして帯電させかつ如何にして現像領域まで
搬送させるかが重要な課題となる。というのは、現像ト
ナー像の品位すなわち記録品位がトナーの帯電ならびに
搬送の如何によって大きく左右されるからである。
な保守を必要としない現像装置として、着色樹脂の粉体
微粒子いわゆるトナーのみからなる一成分現像剤を用い
る現像装置が注目されている。しかしながら、一成分現
像剤、特に非磁性タイプの一成分現像剤の場合には、ト
ナーを如何にして帯電させかつ如何にして現像領域まで
搬送させるかが重要な課題となる。というのは、現像ト
ナー像の品位すなわち記録品位がトナーの帯電ならびに
搬送の如何によって大きく左右されるからである。
【0005】一成分現像剤を用いる従来の現像装置で
は、トナーを現像領域まで搬送するための現像剤搬送体
として、導電性合成ゴムあるいは導電性多孔質合成ゴム
等から形成された弾性体現像ローラが使用され、この弾
性体現像ローラはトナー保持容器内に配置させられると
共にその一部が露出されて像担持体と対接させられる。
弾性体現像ローラが回転させられると、その回転周囲面
にはトナーが摩擦力でもって付着してトナー層が形成さ
れ、これによりトナーは現像領域まで搬送されることに
なるが、静電潜像の現像を一様な現像濃度で行うために
はトナー層の層厚を均一に規制するが必要である。この
ため弾性体現像ローラにはブレードあるいはローラ等の
層厚規制部材が適用され、これによりトナー層から余剰
トナーを除去して該トナー層の均一化を図っている。一
方、トナーの帯電については、弾性体現像ローラや層厚
規制部材に対する摩擦帯電も利用されるが、このような
摩擦帯電は温度湿度等の環境変動に影響され易いので、
層厚規制部材を導電性材料から形成してそこに所定の極
性の電圧を印加し、これによりトナーの層厚規制時に該
トナーに積極的に電荷注入を行うことも行われる。勿
論、摩擦帯電を利用する場合には、トナーに所定量の電
荷を所望の極性で与えるべくトナー、弾性体現像ローラ
および層厚規制部材の三者間の仕事関数が配慮され、ま
た電荷注入を利用する場合には、層厚規制部材の材料は
導電性材料に限定される。
は、トナーを現像領域まで搬送するための現像剤搬送体
として、導電性合成ゴムあるいは導電性多孔質合成ゴム
等から形成された弾性体現像ローラが使用され、この弾
性体現像ローラはトナー保持容器内に配置させられると
共にその一部が露出されて像担持体と対接させられる。
弾性体現像ローラが回転させられると、その回転周囲面
にはトナーが摩擦力でもって付着してトナー層が形成さ
れ、これによりトナーは現像領域まで搬送されることに
なるが、静電潜像の現像を一様な現像濃度で行うために
はトナー層の層厚を均一に規制するが必要である。この
ため弾性体現像ローラにはブレードあるいはローラ等の
層厚規制部材が適用され、これによりトナー層から余剰
トナーを除去して該トナー層の均一化を図っている。一
方、トナーの帯電については、弾性体現像ローラや層厚
規制部材に対する摩擦帯電も利用されるが、このような
摩擦帯電は温度湿度等の環境変動に影響され易いので、
層厚規制部材を導電性材料から形成してそこに所定の極
性の電圧を印加し、これによりトナーの層厚規制時に該
トナーに積極的に電荷注入を行うことも行われる。勿
論、摩擦帯電を利用する場合には、トナーに所定量の電
荷を所望の極性で与えるべくトナー、弾性体現像ローラ
および層厚規制部材の三者間の仕事関数が配慮され、ま
た電荷注入を利用する場合には、層厚規制部材の材料は
導電性材料に限定される。
【0006】ところで、以上に述べたような一成分現像
剤用の現像装置の問題点として、層厚規制部材によるト
ナー層厚の均一化を長期に亘って安定して維持すること
が意外に難しいとい点が指摘されている。例えば、電荷
注入を行い得る層厚規制部材として例えば金属製ブレー
ドに先鋭なエッジ部を形成し、そのエッジ部を弾性体現
像ローラに弾性的に係合させて余剰トナーを除去し、こ
れによりトナー層厚を均一化することが提案されている
が、この場合にはトナー層厚の均一化を保証するために
は金属製ブレードの先鋭なエッジ部の加工精度を2μm
以下にすることが必要である。というのは、トナー粒径
は一般的に約5ないし約10μm ときわめて微細であるの
で、かかるエッジ部の加工精度が2μm 以上であると、
トナーの層厚規制面に凹凸状の筋が痕跡として残り、そ
の痕跡が記録画像にも白筋あるいは黒筋として現れるこ
とになるからである。たとえ金属製ブレードの先鋭なエ
ッジ部の加工精度を2μm 以下にすることが可能であっ
ても、そのようなエッジ部は損傷を受け易いだけでなく
加工コストも非常に高く付くものとなるので、これを実
用化することは実質的に不可能である。
剤用の現像装置の問題点として、層厚規制部材によるト
ナー層厚の均一化を長期に亘って安定して維持すること
が意外に難しいとい点が指摘されている。例えば、電荷
注入を行い得る層厚規制部材として例えば金属製ブレー
ドに先鋭なエッジ部を形成し、そのエッジ部を弾性体現
像ローラに弾性的に係合させて余剰トナーを除去し、こ
れによりトナー層厚を均一化することが提案されている
が、この場合にはトナー層厚の均一化を保証するために
は金属製ブレードの先鋭なエッジ部の加工精度を2μm
以下にすることが必要である。というのは、トナー粒径
は一般的に約5ないし約10μm ときわめて微細であるの
で、かかるエッジ部の加工精度が2μm 以上であると、
トナーの層厚規制面に凹凸状の筋が痕跡として残り、そ
の痕跡が記録画像にも白筋あるいは黒筋として現れるこ
とになるからである。たとえ金属製ブレードの先鋭なエ
ッジ部の加工精度を2μm 以下にすることが可能であっ
ても、そのようなエッジ部は損傷を受け易いだけでなく
加工コストも非常に高く付くものとなるので、これを実
用化することは実質的に不可能である。
【0007】また、金属製ブレードの平坦面あるいは金
属製ローラの回転面を弾性体現像ローラに圧接してトナ
ーの層厚規制を行うことも提案されている。この場合、
かかる平坦面あるいは回転面については比較的低コスト
で高精度加工を行うことは可能であるが、トナー層厚を
所定の薄さまで規制するためには弾性体現像ローラに対
する該金属製ブレードあるいは金属製ローラの圧接力を
相当に大きくしなければならず、このためトナー粒子が
潰れてその平坦面あるいは回転面に物理的に固着し得る
ことになる。勿論、トナー粒子が金属製ブレードの平坦
面あるいは金属製ローラの回転面に固着すると、トナー
の層厚規制面に凹凸状の筋が痕跡として残り、その痕跡
は上述の場合と同様に記録画像に現れることになる。な
お、層厚規制部材の材料として、硬質の高分子材料等も
考えられるが、この場合にはトナーの帯電を電荷注入に
よって制御するという利点は得られなくなる。
属製ローラの回転面を弾性体現像ローラに圧接してトナ
ーの層厚規制を行うことも提案されている。この場合、
かかる平坦面あるいは回転面については比較的低コスト
で高精度加工を行うことは可能であるが、トナー層厚を
所定の薄さまで規制するためには弾性体現像ローラに対
する該金属製ブレードあるいは金属製ローラの圧接力を
相当に大きくしなければならず、このためトナー粒子が
潰れてその平坦面あるいは回転面に物理的に固着し得る
ことになる。勿論、トナー粒子が金属製ブレードの平坦
面あるいは金属製ローラの回転面に固着すると、トナー
の層厚規制面に凹凸状の筋が痕跡として残り、その痕跡
は上述の場合と同様に記録画像に現れることになる。な
お、層厚規制部材の材料として、硬質の高分子材料等も
考えられるが、この場合にはトナーの帯電を電荷注入に
よって制御するという利点は得られなくなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、長期に亘って
トナー層厚の規制を安定して行い得ると共に比較的低コ
ストで高精度加工を行い得る金属製層厚規制部材として
板ばね部材を用いることが提案されており、その一例が
図14に示されている。なお、同図において、Lは板ば
ね部材、Sは板ばね部材Lの支持体、またDは弾性体現
像ローラを示す。板ばねLは適当な金属材料例えばステ
ンレス、リン青銅、冷間圧延鋼板等から形成され、その
特徴とする点は先端側の縁部が面取されて丸みを帯びて
いるということである(所謂R面取り)。図14から明
らかなように、板ばね部材Lはその面取りされた先端縁
を弾性体現像ローラDに弾性的に押し付けるような態様
で支持体Sから保持される。すなわち、板ばね部材Lは
その自体のばね力でもって弾性体現像ローラDに押圧さ
れ、かくして弾性体現像ローラDが図中の矢印で示すよ
うに回転させられると、該弾性体現像ローラDによって
担持されたトナー層からはその余剰トナーの大部分が板
ばね部材Lの面取り先端縁によって除去された後に板ば
ね部材Lの平坦面での押圧力でもってトナー層厚の規制
が行われるので、弾性体現像ローラDに対する該平坦面
の押圧力は比較的小さくすることが可能であり、このた
め該平坦面へのトナー粒子の固着を防ぐことができる。
一方、かかる板ばね部材Lの平坦面の高精度加工ならび
にその先端縁の高精度面取り加工については比較的低コ
ストで行うことが可能であり、しかもその面取り先端縁
は上述したエッジ部に比べれば遙かに損傷を受け難い。
トナー層厚の規制を安定して行い得ると共に比較的低コ
ストで高精度加工を行い得る金属製層厚規制部材として
板ばね部材を用いることが提案されており、その一例が
図14に示されている。なお、同図において、Lは板ば
ね部材、Sは板ばね部材Lの支持体、またDは弾性体現
像ローラを示す。板ばねLは適当な金属材料例えばステ
ンレス、リン青銅、冷間圧延鋼板等から形成され、その
特徴とする点は先端側の縁部が面取されて丸みを帯びて
いるということである(所謂R面取り)。図14から明
らかなように、板ばね部材Lはその面取りされた先端縁
を弾性体現像ローラDに弾性的に押し付けるような態様
で支持体Sから保持される。すなわち、板ばね部材Lは
その自体のばね力でもって弾性体現像ローラDに押圧さ
れ、かくして弾性体現像ローラDが図中の矢印で示すよ
うに回転させられると、該弾性体現像ローラDによって
担持されたトナー層からはその余剰トナーの大部分が板
ばね部材Lの面取り先端縁によって除去された後に板ば
ね部材Lの平坦面での押圧力でもってトナー層厚の規制
が行われるので、弾性体現像ローラDに対する該平坦面
の押圧力は比較的小さくすることが可能であり、このた
め該平坦面へのトナー粒子の固着を防ぐことができる。
一方、かかる板ばね部材Lの平坦面の高精度加工ならび
にその先端縁の高精度面取り加工については比較的低コ
ストで行うことが可能であり、しかもその面取り先端縁
は上述したエッジ部に比べれば遙かに損傷を受け難い。
【0009】しかしながら、以上で説明したような板ば
ね部材Lの問題点として、トナー層厚規制時、該板ばね
部材Lに振動が容易に発生してトナー層厚が周期的に変
動することが指摘されている。すなわち、板ばね部材L
は弾性体現像ローラDの回転中に接線方向の摩擦力Fを
受け、このため該板ばね部材Lは矢印A1 で示す方向に
変動すると同時に矢印A2 で示す方向に振動する。この
ように板ばね部材Lが振動すると、弾性体現像ローラD
上のトナー層厚は当然変動し、このトナー層厚の変動は
静電潜像の現像濃度に影響を与え、またトナー層厚の厚
くなった箇所ではトナーの帯電量が不足して所謂ガブリ
(静電潜像の背景領域でのトナー汚染)が発生する。し
たがって、本発明は、トナーのみからなる一成分現像剤
を用いる現像装置において、トナーに電荷注入を行い得
るように層厚規制部材として金属製の板ばね部材を使用
し、この板ばね部材をトナー層の層厚の規制時に振動さ
せることなく該トナー層の層厚を所定厚さに安定して規
制し得るように構成することを目的とする。
ね部材Lの問題点として、トナー層厚規制時、該板ばね
部材Lに振動が容易に発生してトナー層厚が周期的に変
動することが指摘されている。すなわち、板ばね部材L
は弾性体現像ローラDの回転中に接線方向の摩擦力Fを
受け、このため該板ばね部材Lは矢印A1 で示す方向に
変動すると同時に矢印A2 で示す方向に振動する。この
ように板ばね部材Lが振動すると、弾性体現像ローラD
上のトナー層厚は当然変動し、このトナー層厚の変動は
静電潜像の現像濃度に影響を与え、またトナー層厚の厚
くなった箇所ではトナーの帯電量が不足して所謂ガブリ
(静電潜像の背景領域でのトナー汚染)が発生する。し
たがって、本発明は、トナーのみからなる一成分現像剤
を用いる現像装置において、トナーに電荷注入を行い得
るように層厚規制部材として金属製の板ばね部材を使用
し、この板ばね部材をトナー層の層厚の規制時に振動さ
せることなく該トナー層の層厚を所定厚さに安定して規
制し得るように構成することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、像担持体に保持された静電潜像を
一成分現像剤でもって現像する現像装置であって、以下
に述べるような構成を持つ現像装置が提供される。すな
わち、一成分現像剤を収容する現像剤保持容器と、この
現像剤保持容器内に回転駆動可能に設けられた弾性体現
像ローラとを具備し、この弾性体現像ローラはその一部
を現像剤保持容器から露出させて像担持体に対接するよ
うに配置され、かつその回転面に一成分現像剤を付着さ
せて一成分現像剤層を形成すると共にその回転により像
担持体との対接領域に搬送するようになっており、更
に、該弾性体現像ローラの一成分現像剤層の層厚を規制
するための板ばね部材を具備し、この板ばね部材はその
一端側で回動可能な剛性支持部材に一体的に支持させら
れ、かつその他端側で弾性体現像ローラの一成分現像剤
層の層厚を規制すべく該弾性体現像ローラに対して弾性
的に押圧接触させられ、該板ばね部材の他端側の先端縁
が面取りされて丸みが付けられている現像装置におい
て、上記剛性支持部材の回動中心が板ばね部材と弾性体
現像ローラとの接線上に実質的に位置決めされ、上記ば
ね部材が一成分現像剤層の層厚を所定厚さに安定して規
制すべくその他端側に4mm以内の撓み長を与えるように
剛性支持部材に支持されることを特徴とする現像装置が
提供される。
に、本発明によれば、像担持体に保持された静電潜像を
一成分現像剤でもって現像する現像装置であって、以下
に述べるような構成を持つ現像装置が提供される。すな
わち、一成分現像剤を収容する現像剤保持容器と、この
現像剤保持容器内に回転駆動可能に設けられた弾性体現
像ローラとを具備し、この弾性体現像ローラはその一部
を現像剤保持容器から露出させて像担持体に対接するよ
うに配置され、かつその回転面に一成分現像剤を付着さ
せて一成分現像剤層を形成すると共にその回転により像
担持体との対接領域に搬送するようになっており、更
に、該弾性体現像ローラの一成分現像剤層の層厚を規制
するための板ばね部材を具備し、この板ばね部材はその
一端側で回動可能な剛性支持部材に一体的に支持させら
れ、かつその他端側で弾性体現像ローラの一成分現像剤
層の層厚を規制すべく該弾性体現像ローラに対して弾性
的に押圧接触させられ、該板ばね部材の他端側の先端縁
が面取りされて丸みが付けられている現像装置におい
て、上記剛性支持部材の回動中心が板ばね部材と弾性体
現像ローラとの接線上に実質的に位置決めされ、上記ば
ね部材が一成分現像剤層の層厚を所定厚さに安定して規
制すべくその他端側に4mm以内の撓み長を与えるように
剛性支持部材に支持されることを特徴とする現像装置が
提供される。
【0011】
【作用】以上の構成から明らかなように、本発明による
現像装置にあっては、剛性支持部材の回動中心が板ばね
部材と弾性体現像ローラとの接線上に位置決めされるの
で、弾性体現像ローラによって板ばね部材に作用させら
れる摩擦力は剛性支持部材の回動中心に向けられ、この
ため剛性支持部材に回転モーメントが作用することはな
く、かくして板ばね部材の振動は実質的に阻止され得
る。また、板ばね部材が一成分現像剤層の層厚を所定厚
さに安定して規制すべくその他端側に4mm以内の撓み長
を与えるように剛性支持部材に支持されるので、静電潜
像の現像時に良好な現像品位を得ることができる。
現像装置にあっては、剛性支持部材の回動中心が板ばね
部材と弾性体現像ローラとの接線上に位置決めされるの
で、弾性体現像ローラによって板ばね部材に作用させら
れる摩擦力は剛性支持部材の回動中心に向けられ、この
ため剛性支持部材に回転モーメントが作用することはな
く、かくして板ばね部材の振動は実質的に阻止され得
る。また、板ばね部材が一成分現像剤層の層厚を所定厚
さに安定して規制すべくその他端側に4mm以内の撓み長
を与えるように剛性支持部材に支持されるので、静電潜
像の現像時に良好な現像品位を得ることができる。
【0012】
【実施例】次に、添付図面の図1ないし図13を参照し
て、本発明による実施例について説明する。先ず、図1
を参照すると、本発明による現像装置を適用した静電記
録装置の一例として、レーザプリンタの基本構成が概略
的に示され、このレーザプリンタは像担持体として感光
体ドラム10が用いられる。感光体ドラム10は例えば
アルミニウム製の円筒基体の表面に光導電材料層すなわ
ち感光材料層を形成したものであり、そのような感光材
料としては、例えば有機感光材料、セレン系感光材料、
アモルファスシリコン感光材料等が用いるられるが、本
実施例では、感光体ドラム10は有機感光材料を用いた
OPC感光体ドラムとされる。記録作動中、感光体ドラ
ム10は矢印aで示す方向に回転させられ、その回転速
度は感光体ドラム10の周速が70mm/sとなるようされ
る。
て、本発明による実施例について説明する。先ず、図1
を参照すると、本発明による現像装置を適用した静電記
録装置の一例として、レーザプリンタの基本構成が概略
的に示され、このレーザプリンタは像担持体として感光
体ドラム10が用いられる。感光体ドラム10は例えば
アルミニウム製の円筒基体の表面に光導電材料層すなわ
ち感光材料層を形成したものであり、そのような感光材
料としては、例えば有機感光材料、セレン系感光材料、
アモルファスシリコン感光材料等が用いるられるが、本
実施例では、感光体ドラム10は有機感光材料を用いた
OPC感光体ドラムとされる。記録作動中、感光体ドラ
ム10は矢印aで示す方向に回転させられ、その回転速
度は感光体ドラム10の周速が70mm/sとなるようされ
る。
【0013】感光体ドラム10の感光材料層には適当な
帯電器例えばスコロトロン帯電器12によって負の電荷
が与えられ、その帯電領域の表面電位は例えば−650Vと
される。なお、本実施例では、感光材料として有機感光
材料が用いられるので、感光体ドラム10には負の電荷
が与えられたが、セレン系感光材料の場合には正の電荷
が与えられる。なお、アモルファスシリコン感光材料の
場合には負あるいは正の電荷が与えられる。感光体ドラ
ム10の帯電領域にはレーザビーム走査ユニット14に
よって静電潜像が書き込まれ、この静電潜像の書込みは
レーザビーム走査ユニット14から射出されたレーザビ
ームLBを感光体ドラム10の母線方向に沿って繰り返
し走査すると共に該レーザビームLBを例えばワードプ
ロセッサあるいはマイクロコンピュータからの二値画像
データに基づいて点滅せることによって行われる。すな
わち、レーザビームLBが照射された箇所の電荷が抜け
(感光体ドラム10のアルミニウム製の円筒基体は接地
されている)、これにより二値静電潜像は帯電領域中で
の電位差によって形成されることになる。なお、レーザ
ビームLBの照射によって電荷が抜けた箇所は電荷井戸
と呼ばれ、その電位は約−650Vから約−100Vまで高めら
れる(絶対値としては低下)。
帯電器例えばスコロトロン帯電器12によって負の電荷
が与えられ、その帯電領域の表面電位は例えば−650Vと
される。なお、本実施例では、感光材料として有機感光
材料が用いられるので、感光体ドラム10には負の電荷
が与えられたが、セレン系感光材料の場合には正の電荷
が与えられる。なお、アモルファスシリコン感光材料の
場合には負あるいは正の電荷が与えられる。感光体ドラ
ム10の帯電領域にはレーザビーム走査ユニット14に
よって静電潜像が書き込まれ、この静電潜像の書込みは
レーザビーム走査ユニット14から射出されたレーザビ
ームLBを感光体ドラム10の母線方向に沿って繰り返
し走査すると共に該レーザビームLBを例えばワードプ
ロセッサあるいはマイクロコンピュータからの二値画像
データに基づいて点滅せることによって行われる。すな
わち、レーザビームLBが照射された箇所の電荷が抜け
(感光体ドラム10のアルミニウム製の円筒基体は接地
されている)、これにより二値静電潜像は帯電領域中で
の電位差によって形成されることになる。なお、レーザ
ビームLBの照射によって電荷が抜けた箇所は電荷井戸
と呼ばれ、その電位は約−650Vから約−100Vまで高めら
れる(絶対値としては低下)。
【0014】レーザビーム走査ユニット14によって書
き込まれた静電潜像は現像装置16によって帯電トナー
像として現像される。現像装置16はトナーのみからな
る一成分現像剤を収容する現像剤容器16aと、この現
像剤容器16a内に配置されかつ図中に示す矢印の方向
に回転させられる現像ローラ16bとを具備する。図示
するように、現像ローラ16bの一部は現像剤容器16
aから露出されて、感光体ドラム10に対接させられ
る。現像ローラ16bのシャフトは感光体ドラム10と
同じ駆動源(図示されない)に適当な伝達歯車列(図示
されない)を介して駆動連結させられて、その周速度が
感光体ドラム10の周速70mm/sの約2.5 倍の175mm/s と
なるように回転させられる。現像ローラ16bは導電性
弾性体ローラとして構成され得るが、好ましくは導電性
多孔質ゴム材料から形成され、そのような導電性多孔質
ゴム材料としては、例えばポリウレタン・スポンジ、、
ウレタンゴム・スポンジ、シリコンゴム・スポンジ等に
導電性付与剤としてカーボンブラック等を混入しもので
あってよい。本実施例では、多孔質ウレタン・スポンジ
(トーヨーポリマー製の商品名ルビセル)が用いられ、
この多孔質ウレタン・スポンジの平均気孔径は10μm 、
気孔セル数は200 セル/inch 、体積抵抗は104 ないし10
7 Ωcm、またアスカーC硬度は23度である。このような
材料で形成された現像ローラ16bのトナーの搬送性が
良く、現像ローラ16bが回転されると、その回転面に
はトナーが付着してトナー層が順次形成される。静電潜
像の現像時には、現像ローラ16bには−300Vの現像バ
イアス電圧が印加され、このため帯電トナーは静電潜像
領域には静電的に付着されるが、その背景領域への付着
が阻止される。なお、ここで用いる非磁性タイプの一成
分現像剤としては、体積抵抗4×1014Ωcm、平均粒径12
μm 、シリカ外添加0.5%のポリエステル系負極性トナー
が用いられる。
き込まれた静電潜像は現像装置16によって帯電トナー
像として現像される。現像装置16はトナーのみからな
る一成分現像剤を収容する現像剤容器16aと、この現
像剤容器16a内に配置されかつ図中に示す矢印の方向
に回転させられる現像ローラ16bとを具備する。図示
するように、現像ローラ16bの一部は現像剤容器16
aから露出されて、感光体ドラム10に対接させられ
る。現像ローラ16bのシャフトは感光体ドラム10と
同じ駆動源(図示されない)に適当な伝達歯車列(図示
されない)を介して駆動連結させられて、その周速度が
感光体ドラム10の周速70mm/sの約2.5 倍の175mm/s と
なるように回転させられる。現像ローラ16bは導電性
弾性体ローラとして構成され得るが、好ましくは導電性
多孔質ゴム材料から形成され、そのような導電性多孔質
ゴム材料としては、例えばポリウレタン・スポンジ、、
ウレタンゴム・スポンジ、シリコンゴム・スポンジ等に
導電性付与剤としてカーボンブラック等を混入しもので
あってよい。本実施例では、多孔質ウレタン・スポンジ
(トーヨーポリマー製の商品名ルビセル)が用いられ、
この多孔質ウレタン・スポンジの平均気孔径は10μm 、
気孔セル数は200 セル/inch 、体積抵抗は104 ないし10
7 Ωcm、またアスカーC硬度は23度である。このような
材料で形成された現像ローラ16bのトナーの搬送性が
良く、現像ローラ16bが回転されると、その回転面に
はトナーが付着してトナー層が順次形成される。静電潜
像の現像時には、現像ローラ16bには−300Vの現像バ
イアス電圧が印加され、このため帯電トナーは静電潜像
領域には静電的に付着されるが、その背景領域への付着
が阻止される。なお、ここで用いる非磁性タイプの一成
分現像剤としては、体積抵抗4×1014Ωcm、平均粒径12
μm 、シリカ外添加0.5%のポリエステル系負極性トナー
が用いられる。
【0015】また、現像器16は現像ローラ16bに形
成されたトナー層の層厚を所定厚さに規制するための層
厚規制部材16cを具備し、この層厚規制部材16cは
適当な金属材料の板ばねとして形成され得るが、本実施
例では、ステンレス(SUS304-CSP-3/4H) から形成された
厚さ0.1mm の板ばね部材とされる。層厚規制部材すなわ
ち板ばね部材16cはその一端側で回動可能な剛性支持
部材16dによって一体的に支持され、この剛性支持部
材16dは現像剤容器16aの両壁間で回転自在に支持
されたシャフト16e上に装着される。図1に示すよう
に、剛性支持部材16dには適当なばね手段例えばコイ
ルばね16fが作用させられ、これにより剛性支持部材
16dは図中に矢印で示す回転方向に弾性的に偏倚させ
られ、かくして板ばね部材16cはその他端側で現像ロ
ーラ16bに弾性的に例えば35gf/cm の線圧で押圧接触
させられて現像ローラ16b上のトナー層の層厚規制を
行い得る。また、板ばね部材16cのかかる他端側の先
端縁は面取りされて丸みが付けられ(所謂R面取り)、
その丸み付け先端部の半径Rは例えば0.05mmとされる。
板ばね部材16cはその丸み先端部でもって現像ローラ
16bから余剰のトナーを掻き落とすように位置決めさ
れ、好ましくは板ばね部材16cの丸み先端部が該板ば
ね部材16cと現像トナー16cとの接点あるいはその
付近に位置させられる。現像装置16の作動時には、板
ばね部材16cには例えば−400Vの電荷注入電圧が印加
され、このため板ばね部材16cによるトナー層の層厚
規制時にはトナーに対する負の電荷注入が積極的に行わ
れて、該トナーは所定量の負の電荷でもって帯電させら
れる。
成されたトナー層の層厚を所定厚さに規制するための層
厚規制部材16cを具備し、この層厚規制部材16cは
適当な金属材料の板ばねとして形成され得るが、本実施
例では、ステンレス(SUS304-CSP-3/4H) から形成された
厚さ0.1mm の板ばね部材とされる。層厚規制部材すなわ
ち板ばね部材16cはその一端側で回動可能な剛性支持
部材16dによって一体的に支持され、この剛性支持部
材16dは現像剤容器16aの両壁間で回転自在に支持
されたシャフト16e上に装着される。図1に示すよう
に、剛性支持部材16dには適当なばね手段例えばコイ
ルばね16fが作用させられ、これにより剛性支持部材
16dは図中に矢印で示す回転方向に弾性的に偏倚させ
られ、かくして板ばね部材16cはその他端側で現像ロ
ーラ16bに弾性的に例えば35gf/cm の線圧で押圧接触
させられて現像ローラ16b上のトナー層の層厚規制を
行い得る。また、板ばね部材16cのかかる他端側の先
端縁は面取りされて丸みが付けられ(所謂R面取り)、
その丸み付け先端部の半径Rは例えば0.05mmとされる。
板ばね部材16cはその丸み先端部でもって現像ローラ
16bから余剰のトナーを掻き落とすように位置決めさ
れ、好ましくは板ばね部材16cの丸み先端部が該板ば
ね部材16cと現像トナー16cとの接点あるいはその
付近に位置させられる。現像装置16の作動時には、板
ばね部材16cには例えば−400Vの電荷注入電圧が印加
され、このため板ばね部材16cによるトナー層の層厚
規制時にはトナーに対する負の電荷注入が積極的に行わ
れて、該トナーは所定量の負の電荷でもって帯電させら
れる。
【0016】ここで注目すべき点は、図2に示すよう
に、剛性支持部材16dに対するコイルばね16fの押
圧力が解除された際に該剛性支持部材16dの回動中心
すなわちシャフト16eの中心が板ばね部材16cと現
像ローラ16bとの接線上に位置決めされ、このため板
ばね部材16cによるトナー層厚の規制時に該板ばね部
材16eが現像ローラ16bから受ける摩擦力Fは剛性
支持部材16dの回動中心に向けられるので、剛性支持
部材16dに回転モーメントを作用させるような分力が
摩擦力Fから生じることはなく、かくして板ばね部材1
6cの振動が実質的に阻止され得るということである。
更に注目すべき点は、本実施例では、板ばね部材16c
の撓み長FL、すなわち板ばね部材cに対する剛性支持
部材16dの支持先端から該板ばね部材16cの丸み付
け先端部までの距離が約4mm以下でかつ現像ローラ16
bに対する板ばね部材16cの接触幅2.4mm 以上とさ
れ、これによりトナー層厚が所定の薄さに安定して規制
され得るということである。なお、これについては後で
詳しく説明することにする。
に、剛性支持部材16dに対するコイルばね16fの押
圧力が解除された際に該剛性支持部材16dの回動中心
すなわちシャフト16eの中心が板ばね部材16cと現
像ローラ16bとの接線上に位置決めされ、このため板
ばね部材16cによるトナー層厚の規制時に該板ばね部
材16eが現像ローラ16bから受ける摩擦力Fは剛性
支持部材16dの回動中心に向けられるので、剛性支持
部材16dに回転モーメントを作用させるような分力が
摩擦力Fから生じることはなく、かくして板ばね部材1
6cの振動が実質的に阻止され得るということである。
更に注目すべき点は、本実施例では、板ばね部材16c
の撓み長FL、すなわち板ばね部材cに対する剛性支持
部材16dの支持先端から該板ばね部材16cの丸み付
け先端部までの距離が約4mm以下でかつ現像ローラ16
bに対する板ばね部材16cの接触幅2.4mm 以上とさ
れ、これによりトナー層厚が所定の薄さに安定して規制
され得るということである。なお、これについては後で
詳しく説明することにする。
【0017】現像器16は更にトナー回収兼供給ローラ
16g、パドル回転翼16hおよびトナー攪拌翼16i
を具備する。トナー回収兼供給ローラ16gは好ましく
は導電性スポンジ、例えば気孔セル数約40セル/inch 、
体積抵抗104 Ωcmの導電性スポンジ(ブリジストン製エ
バーライトTS-E)から形成され、かつ現像ローラ16b
に圧接させられると共に現像ローラ16bと同じ方向に
回転させられる。なお、トナー回収兼供給ローラ16g
はその周速が228mm/s となるように回転させられる。ト
ナー回収兼供給ローラ16gは現像ローラ16bに対す
る圧接領域の一方の側すなわち図1の右側で現像に用い
られなかったトナーを現像ローラ16bから掻き落とす
と共にその反対側すなわち図1の右側で該現像ローラ1
6bにトナーを積極的に供給して付着させるように機能
する。トナー回収兼供給ローラ16gには−400Vのバイ
アス電圧が印加され、これにより該トナー回収兼供給ロ
ーラ16gのスポンジ材料中へのトナー粒子の侵入が阻
止されると共にトナーが静電的にも現像ローラ16bに
供給されことになる。パドル回転翼16hは現像剤容器
16a内のトナーをトナー回収兼供給ローラ16hのト
ナー供給側に送り込むように回転させられ、またトナー
攪拌翼16iは現像剤容器16a内でトナーのデッドス
トックを排除すべく作動させらてトナーをパドル回転翼
16hに送り出すように機能する。なお、参照符号16
jは変形自在なシール材例えば柔らかいスポンジであ
り、このシール材16jによってトナーの流出が阻止さ
れる。
16g、パドル回転翼16hおよびトナー攪拌翼16i
を具備する。トナー回収兼供給ローラ16gは好ましく
は導電性スポンジ、例えば気孔セル数約40セル/inch 、
体積抵抗104 Ωcmの導電性スポンジ(ブリジストン製エ
バーライトTS-E)から形成され、かつ現像ローラ16b
に圧接させられると共に現像ローラ16bと同じ方向に
回転させられる。なお、トナー回収兼供給ローラ16g
はその周速が228mm/s となるように回転させられる。ト
ナー回収兼供給ローラ16gは現像ローラ16bに対す
る圧接領域の一方の側すなわち図1の右側で現像に用い
られなかったトナーを現像ローラ16bから掻き落とす
と共にその反対側すなわち図1の右側で該現像ローラ1
6bにトナーを積極的に供給して付着させるように機能
する。トナー回収兼供給ローラ16gには−400Vのバイ
アス電圧が印加され、これにより該トナー回収兼供給ロ
ーラ16gのスポンジ材料中へのトナー粒子の侵入が阻
止されると共にトナーが静電的にも現像ローラ16bに
供給されことになる。パドル回転翼16hは現像剤容器
16a内のトナーをトナー回収兼供給ローラ16hのト
ナー供給側に送り込むように回転させられ、またトナー
攪拌翼16iは現像剤容器16a内でトナーのデッドス
トックを排除すべく作動させらてトナーをパドル回転翼
16hに送り出すように機能する。なお、参照符号16
jは変形自在なシール材例えば柔らかいスポンジであ
り、このシール材16jによってトナーの流出が阻止さ
れる。
【0018】現像プロセスで得られた帯電トナー像は次
いで適当な転写器例えばコロトロン転写器18によって
記録媒体例えば記録紙P上に静電的に転写される。すな
わち、コロトロン転写器18から記録紙Pには帯電トナ
ー像とは逆極性の電荷すなわち正の電荷が与えられ、こ
れにより帯電トナー像は感光体ドラム10から記録紙P
上に静電的に転写される。なお、記録紙Pは給紙カセッ
ト(図示されない)から繰り出された後に一対のレジス
ト・ローラ20、20の箇所で一旦停止され、次いで一
対のレジスト・ローラが所定のタイミングでもって駆動
されると、該記録紙Pは感光体ドラム10とコロトロン
転写器18との接触領域中に導入され、これにより記録
紙P上には帯電トナー像がその所定位置で転写され得る
ことになる。このような転写プロセスを経た直後の記録
紙Pには除電器22によって負の電荷が与えられ、これ
により記録紙Pの正の電荷の一部が中和され、かくして
記録紙Pと感光体ドラム10との間の静電的吸着力が弱
められて、該記録紙Pが感光体ドラム10によって静電
的に吸着してそこに巻き込まれないようにされる。続い
て、記録紙Pは熱定着器24に送られ、そこで転写トナ
ー像が記録紙P上に熱定着される。すなわち、熱定着器
52はヒート・ローラ52aおよびバックアップ・ロー
ラ52bからなり、その間に記録紙Pが通過させられる
と、転写トナー像は熱溶融して該記録紙P上に強固に固
着される。なお、図1において、参照符号26は感光体
ドラム26から残留トナーを除去するためのトナー掻取
りブレードを示し、このトナー掻取りブレード54で除
去されたトナーはトナー溜め容器56内に収容され、ま
た参照符号30は除電ランプとして機能するLEDアレ
イを示し、このLEDアレイ30によって、感光体ドラ
ム10から残留電荷が抜かれ、その除電領域には再びス
コロトロン帯電器12によって負の電荷が与えられて、
上述の記録サイクルが繰り返される。
いで適当な転写器例えばコロトロン転写器18によって
記録媒体例えば記録紙P上に静電的に転写される。すな
わち、コロトロン転写器18から記録紙Pには帯電トナ
ー像とは逆極性の電荷すなわち正の電荷が与えられ、こ
れにより帯電トナー像は感光体ドラム10から記録紙P
上に静電的に転写される。なお、記録紙Pは給紙カセッ
ト(図示されない)から繰り出された後に一対のレジス
ト・ローラ20、20の箇所で一旦停止され、次いで一
対のレジスト・ローラが所定のタイミングでもって駆動
されると、該記録紙Pは感光体ドラム10とコロトロン
転写器18との接触領域中に導入され、これにより記録
紙P上には帯電トナー像がその所定位置で転写され得る
ことになる。このような転写プロセスを経た直後の記録
紙Pには除電器22によって負の電荷が与えられ、これ
により記録紙Pの正の電荷の一部が中和され、かくして
記録紙Pと感光体ドラム10との間の静電的吸着力が弱
められて、該記録紙Pが感光体ドラム10によって静電
的に吸着してそこに巻き込まれないようにされる。続い
て、記録紙Pは熱定着器24に送られ、そこで転写トナ
ー像が記録紙P上に熱定着される。すなわち、熱定着器
52はヒート・ローラ52aおよびバックアップ・ロー
ラ52bからなり、その間に記録紙Pが通過させられる
と、転写トナー像は熱溶融して該記録紙P上に強固に固
着される。なお、図1において、参照符号26は感光体
ドラム26から残留トナーを除去するためのトナー掻取
りブレードを示し、このトナー掻取りブレード54で除
去されたトナーはトナー溜め容器56内に収容され、ま
た参照符号30は除電ランプとして機能するLEDアレ
イを示し、このLEDアレイ30によって、感光体ドラ
ム10から残留電荷が抜かれ、その除電領域には再びス
コロトロン帯電器12によって負の電荷が与えられて、
上述の記録サイクルが繰り返される。
【0019】以上で述べた実施例では、板ばね部材16
cの金属材料としては、ステンレスが用いられたが、そ
の他の金属材料例えばリン青銅、こう弾性ばね合金、ベ
リリウム銅合金、冷間圧延鋼板等で板ばね部材16cを
形成することもできる。また、本発明においては、剛性
支持部材16dの回動中心が板ばね部材16cと現像ロ
ーラ16bとの接線上に実質的に位置決めされているこ
とが特徴とされる訳であるが、その“実質的”という用
語は、板ばね部材16cの振動が阻止されるのであれ
ば、剛性支持部材16dの回動中心が板ばね部材16c
と弾性体現像ローラ16bとの接線上から多少ずれてい
てもよいという意味に解釈されるべきである。要する
に、板ばね部材16cが現像ローラ16bから接線方向
の摩擦力を受けた際にその分力によって該板ばね部材1
6cに振動が生じなければよいという意味に解釈される
べきである。
cの金属材料としては、ステンレスが用いられたが、そ
の他の金属材料例えばリン青銅、こう弾性ばね合金、ベ
リリウム銅合金、冷間圧延鋼板等で板ばね部材16cを
形成することもできる。また、本発明においては、剛性
支持部材16dの回動中心が板ばね部材16cと現像ロ
ーラ16bとの接線上に実質的に位置決めされているこ
とが特徴とされる訳であるが、その“実質的”という用
語は、板ばね部材16cの振動が阻止されるのであれ
ば、剛性支持部材16dの回動中心が板ばね部材16c
と弾性体現像ローラ16bとの接線上から多少ずれてい
てもよいという意味に解釈されるべきである。要する
に、板ばね部材16cが現像ローラ16bから接線方向
の摩擦力を受けた際にその分力によって該板ばね部材1
6cに振動が生じなければよいという意味に解釈される
べきである。
【0020】上述したように、本実施例では、板ばね部
材16cの撓み長FLを約4mm以下でかつ現像ローラ1
6bに対する板ばね部材16cの接触幅2.4mm 以上とす
ることによって、トナー層厚が所定の薄さに安定して規
制され得ることになるが、これについては以下に述べる
ような実験により確かめられたものである。先ず、実験
に先立って、図3に示すような板ばね部材支持機構が作
成された。この板ばね部材支持機構では、シャフト32
に対して着脱自在となった剛性支持部材34が設けら
れ、この剛性支持部材34に板ばね部材16cが支持さ
れる。剛性支持部材34にはコイルばね36が作用させ
られ、これにより板ばね部材16cは現像ローラ16b
に対して所定の圧力で弾性的に押圧される。剛性支持部
材34の回動中心すなわちシャフト32の中心は板ばね
部材16cと現像ローラ16bとの間の接線上に位置
し、このため板ばね部材16cに作用する摩擦力F(図
4)はシャフト32の中心に向かうので、板ばね部材1
6cを振動させるような分力は摩擦力Fからは生じな
い。要するに、図3の板ばね部材支持機構は図1に示し
た板ばね部材支持機構と等価なものである。
材16cの撓み長FLを約4mm以下でかつ現像ローラ1
6bに対する板ばね部材16cの接触幅2.4mm 以上とす
ることによって、トナー層厚が所定の薄さに安定して規
制され得ることになるが、これについては以下に述べる
ような実験により確かめられたものである。先ず、実験
に先立って、図3に示すような板ばね部材支持機構が作
成された。この板ばね部材支持機構では、シャフト32
に対して着脱自在となった剛性支持部材34が設けら
れ、この剛性支持部材34に板ばね部材16cが支持さ
れる。剛性支持部材34にはコイルばね36が作用させ
られ、これにより板ばね部材16cは現像ローラ16b
に対して所定の圧力で弾性的に押圧される。剛性支持部
材34の回動中心すなわちシャフト32の中心は板ばね
部材16cと現像ローラ16bとの間の接線上に位置
し、このため板ばね部材16cに作用する摩擦力F(図
4)はシャフト32の中心に向かうので、板ばね部材1
6cを振動させるような分力は摩擦力Fからは生じな
い。要するに、図3の板ばね部材支持機構は図1に示し
た板ばね部材支持機構と等価なものである。
【0021】実験に際し、図5、図6、図7および図8
に示すような4種類の剛性支持部341 、342 、34
3 および345 が用意され、これら剛性支持部材のそれ
ぞれには同一寸法の板ばね部材16cが取り付けられ
た。すなわち、図5では剛性支持部材341 の回動中心
からその支持先端までの距離が23mmとされ、該支持先端
から板ばね部材16cの距離すなわち撓み長は2mmとさ
れ、図6では剛性支持部材342 の回動中心からその支
持先端までの距離が22mmとされ、該支持先端から板ばね
部材16cの距離すなわち撓み長は3mmとされ、図7で
は剛性支持部材343 の回動中心からその支持先端まで
の距離が21mmとされ、該支持先端から板ばね部材16c
の距離すなわち撓み長は4mmとされ、そして図8では剛
性支持部材344 の回動中心からその支持先端までの距
離が20mmとされ、該支持先端から板ばね部材16cの距
離すなわち撓み長は5mmとされる。要するに、剛性支持
部材341 、342 、343 および344 は板ばね部材
16cに対するその支持先端位置が異なる点を除けば同
様なものである。
に示すような4種類の剛性支持部341 、342 、34
3 および345 が用意され、これら剛性支持部材のそれ
ぞれには同一寸法の板ばね部材16cが取り付けられ
た。すなわち、図5では剛性支持部材341 の回動中心
からその支持先端までの距離が23mmとされ、該支持先端
から板ばね部材16cの距離すなわち撓み長は2mmとさ
れ、図6では剛性支持部材342 の回動中心からその支
持先端までの距離が22mmとされ、該支持先端から板ばね
部材16cの距離すなわち撓み長は3mmとされ、図7で
は剛性支持部材343 の回動中心からその支持先端まで
の距離が21mmとされ、該支持先端から板ばね部材16c
の距離すなわち撓み長は4mmとされ、そして図8では剛
性支持部材344 の回動中心からその支持先端までの距
離が20mmとされ、該支持先端から板ばね部材16cの距
離すなわち撓み長は5mmとされる。要するに、剛性支持
部材341 、342 、343 および344 は板ばね部材
16cに対するその支持先端位置が異なる点を除けば同
様なものである。
【0022】図5ないし図8に示した場合のそれぞれに
ついて現像プロセスを実行し、その際のトナー層の層厚
を測定した。トナー層の層厚測定は図9に示すようなレ
ーザスキャンマイクロ測定装置38を用いて行った。そ
こでの測定手順を以下に説明する。 (1) 各設定突出量で現像プロセスを実行した後、現像器
16から現像ローラ16bを静かに取り出し、この現像
ローラ16bを図9のレーザスキャンマイクロ測定装置
38に設置した。レーザスキャンマイクロ測定装置38
には発光部38aおよび受光部38bが設けられ、その
間の中央には発光部38aから射出したレーザビームの
一部を遮る基準遮蔽壁38cが設けられる。図9では、
現像ローラ16bの周囲に形成されたトナー層が誇張し
て図示され、それは参照符号TLで示される。レーザス
キャンマイクロ測定装置38に対する現像ローラ16b
の設置については、現像ローラ16bの周囲方向の所定
領域、すなわち現像器16から現像ローラ16bを取り
出す際に板ばね部材16cによってトナー層厚の規制さ
れた領域であって、しかも感光体ドラム10側まで到達
していない領域(要するに、図1で言うと、現像ローラ
16bの上側円弧領域であって、板ばね部材16cとの
接触箇所と感光体ドラム10との接触箇所のとの間の領
域)が基準遮蔽壁40cの上方位置となるように行う。 (2) このような設置状態で距離L1を測定した。 (3) 続いて、現像ローラ16bをレーザスキャンマイク
ロ測定装置38に取り付けた儘で該現像ローラ16bに
窒素ガスを吹き付けてそこからトナー層を完全に除去
し、そこで距離L2を測定する。 (4) そこで、L2−L1の演算を行って、トナー層厚が
算出した。 (5) 以上の測定を図4ないし図8のそれぞれの場合につ
いて5回ずつ繰り返して、巨視的なトナー層厚平均値を
求めると共にそのばらつき程度が求められた。
ついて現像プロセスを実行し、その際のトナー層の層厚
を測定した。トナー層の層厚測定は図9に示すようなレ
ーザスキャンマイクロ測定装置38を用いて行った。そ
こでの測定手順を以下に説明する。 (1) 各設定突出量で現像プロセスを実行した後、現像器
16から現像ローラ16bを静かに取り出し、この現像
ローラ16bを図9のレーザスキャンマイクロ測定装置
38に設置した。レーザスキャンマイクロ測定装置38
には発光部38aおよび受光部38bが設けられ、その
間の中央には発光部38aから射出したレーザビームの
一部を遮る基準遮蔽壁38cが設けられる。図9では、
現像ローラ16bの周囲に形成されたトナー層が誇張し
て図示され、それは参照符号TLで示される。レーザス
キャンマイクロ測定装置38に対する現像ローラ16b
の設置については、現像ローラ16bの周囲方向の所定
領域、すなわち現像器16から現像ローラ16bを取り
出す際に板ばね部材16cによってトナー層厚の規制さ
れた領域であって、しかも感光体ドラム10側まで到達
していない領域(要するに、図1で言うと、現像ローラ
16bの上側円弧領域であって、板ばね部材16cとの
接触箇所と感光体ドラム10との接触箇所のとの間の領
域)が基準遮蔽壁40cの上方位置となるように行う。 (2) このような設置状態で距離L1を測定した。 (3) 続いて、現像ローラ16bをレーザスキャンマイク
ロ測定装置38に取り付けた儘で該現像ローラ16bに
窒素ガスを吹き付けてそこからトナー層を完全に除去
し、そこで距離L2を測定する。 (4) そこで、L2−L1の演算を行って、トナー層厚が
算出した。 (5) 以上の測定を図4ないし図8のそれぞれの場合につ
いて5回ずつ繰り返して、巨視的なトナー層厚平均値を
求めると共にそのばらつき程度が求められた。
【0023】上述の測定結果を図10にグラフとして示
す。同グラフから明らかなように、板ばね部材16cの
撓み長が5mmとされたとき(図8)、トナー層の巨視的
な平均層厚は比較的厚い12.7μm となり、かつそのばら
つき程度は3σ(σは標準偏差)も5.4 μmmと大きくな
る。このような原因としては、板ばね部材16cの撓み
長増大すると、その撓み性が増すので、トナー層の層厚
規制力が弱くなると共に振動も発生し易くなり、かくし
てトナー層の巨視的な平均層厚だけでなくそのばらつき
程度も大きくなる。図10のグラフに示すように、ばら
つき程度が5.4μmmになると、トナー層の層厚は良好な
現像品位を維持し得るとされる上限値14.5μm を度々越
えることになる。トナー層の層厚が上限値14.5μmを越
えた場合には、その平気トナー帯電量が低下し、これは
個々のトナー粒子の中には無電荷に近いものも存在し得
ることを意味する。このような無電荷のトナー粒子は現
像ローラ16cに印加した現像バイアス電圧によって拘
束されないために感光体ドラム10の背景領域に付着し
得ることになり、これがカブリの発生原因となる。
す。同グラフから明らかなように、板ばね部材16cの
撓み長が5mmとされたとき(図8)、トナー層の巨視的
な平均層厚は比較的厚い12.7μm となり、かつそのばら
つき程度は3σ(σは標準偏差)も5.4 μmmと大きくな
る。このような原因としては、板ばね部材16cの撓み
長増大すると、その撓み性が増すので、トナー層の層厚
規制力が弱くなると共に振動も発生し易くなり、かくし
てトナー層の巨視的な平均層厚だけでなくそのばらつき
程度も大きくなる。図10のグラフに示すように、ばら
つき程度が5.4μmmになると、トナー層の層厚は良好な
現像品位を維持し得るとされる上限値14.5μm を度々越
えることになる。トナー層の層厚が上限値14.5μmを越
えた場合には、その平気トナー帯電量が低下し、これは
個々のトナー粒子の中には無電荷に近いものも存在し得
ることを意味する。このような無電荷のトナー粒子は現
像ローラ16cに印加した現像バイアス電圧によって拘
束されないために感光体ドラム10の背景領域に付着し
得ることになり、これがカブリの発生原因となる。
【0024】次に、図5ないし図8に示した場合のそれ
ぞれについて記録紙(A4サイズ)2万枚ランニング記
録を行って記録品位を評価した。このとき記録紙上に全
面黒記録(所謂黒ベタ)、全面白記録(静電潜像を形成
しない状態)および角度45°の1ドット斜線の平行斜線
パターン記録(水平方向の斜線間ピッチは8ドット)を
行い、評価対象は最初に記録されたものと、記録紙(A
4サイズ)2万枚ランニング記録後のものとされた。そ
の評価結果を図11のグラフに示す。なお、同グラフに
おいて、黒丸は全面白記録について光学反射濃度計で測
定したカブリ濃度ODを示し、また白抜き四角は平行傾斜
パターンについてその直径4mmの領域の平均光学反射濃
度ODの最大値(黒すじ)と最小値(白すじ)との濃度差
ΔODを示す。図11のグラフから明らかなように、板ば
ね部材16cの撓み長が3mmの場合(図5)以下になる
と、濃度差ΔODが急激に増大することが分かる。そして
板ばね部材16cの撓み長が2mmの場合(図5)にだ
け、平行斜線パターン記録に初期には見られなかった大
きな濃度差ΔOD0.08の黒すじおよび白すじが見られ、こ
れは識別可能な濃度差ΔOD0.03を大きく上回るものであ
った。そこで、現像装置を分解して原因を調べたとこ
ろ、板ばね部材16cの層厚規制面にトナー粒子が固着
しており、その固着箇所は該層厚規制面の裏側に位置す
る剛性支持部材341 の支持先端に一致していた。その
理由としては、板ばね部材16cの撓み長が短いために
その撓み性が小さく、しかも剛性支持部材341 の支持
先端が図5に示されるように板ばね部材16cと現像ロ
ーラ16bとの接触領域幅(本実施例では2.4mm )内に
到達し、このため記録紙2万枚ランニング記録中に板ば
ね部材16cの撓み部がそれと現像ローラ16bとの間
に押し込められたトナーによって該現像ローラから幾分
遠のくように折曲がって、その間にトナーが押し詰めら
れたことが挙げられる。すなわち、そのように押し詰め
られたトナーが板ばね部材16cの層厚規制面に対して
押し潰されてそこに固着されたという訳である。一方、
板ばね部材16cの撓み長が4mm以下でかつ板ばね部材
16cと現像ローラ16bとの接触領域幅2.4mm 以上の
場合には、記録品位の評価については良好なものであっ
た。すなわち、記録紙2万枚ランニング記録後でも、充
分な記録濃度OD1.4 が得られ、また全面黒記録でも濃度
むらは0.10と小さく、更にカブリ濃度も識別不能な小さ
な値(カブリ濃度OD≦0.01:記録紙のOD0.1 を差し引い
た値)であった。要するに、上述の実施例では、板ばね
部材16cの撓み長は2.4mm ないし約4mmの範囲内とさ
れるべきでる。
ぞれについて記録紙(A4サイズ)2万枚ランニング記
録を行って記録品位を評価した。このとき記録紙上に全
面黒記録(所謂黒ベタ)、全面白記録(静電潜像を形成
しない状態)および角度45°の1ドット斜線の平行斜線
パターン記録(水平方向の斜線間ピッチは8ドット)を
行い、評価対象は最初に記録されたものと、記録紙(A
4サイズ)2万枚ランニング記録後のものとされた。そ
の評価結果を図11のグラフに示す。なお、同グラフに
おいて、黒丸は全面白記録について光学反射濃度計で測
定したカブリ濃度ODを示し、また白抜き四角は平行傾斜
パターンについてその直径4mmの領域の平均光学反射濃
度ODの最大値(黒すじ)と最小値(白すじ)との濃度差
ΔODを示す。図11のグラフから明らかなように、板ば
ね部材16cの撓み長が3mmの場合(図5)以下になる
と、濃度差ΔODが急激に増大することが分かる。そして
板ばね部材16cの撓み長が2mmの場合(図5)にだ
け、平行斜線パターン記録に初期には見られなかった大
きな濃度差ΔOD0.08の黒すじおよび白すじが見られ、こ
れは識別可能な濃度差ΔOD0.03を大きく上回るものであ
った。そこで、現像装置を分解して原因を調べたとこ
ろ、板ばね部材16cの層厚規制面にトナー粒子が固着
しており、その固着箇所は該層厚規制面の裏側に位置す
る剛性支持部材341 の支持先端に一致していた。その
理由としては、板ばね部材16cの撓み長が短いために
その撓み性が小さく、しかも剛性支持部材341 の支持
先端が図5に示されるように板ばね部材16cと現像ロ
ーラ16bとの接触領域幅(本実施例では2.4mm )内に
到達し、このため記録紙2万枚ランニング記録中に板ば
ね部材16cの撓み部がそれと現像ローラ16bとの間
に押し込められたトナーによって該現像ローラから幾分
遠のくように折曲がって、その間にトナーが押し詰めら
れたことが挙げられる。すなわち、そのように押し詰め
られたトナーが板ばね部材16cの層厚規制面に対して
押し潰されてそこに固着されたという訳である。一方、
板ばね部材16cの撓み長が4mm以下でかつ板ばね部材
16cと現像ローラ16bとの接触領域幅2.4mm 以上の
場合には、記録品位の評価については良好なものであっ
た。すなわち、記録紙2万枚ランニング記録後でも、充
分な記録濃度OD1.4 が得られ、また全面黒記録でも濃度
むらは0.10と小さく、更にカブリ濃度も識別不能な小さ
な値(カブリ濃度OD≦0.01:記録紙のOD0.1 を差し引い
た値)であった。要するに、上述の実施例では、板ばね
部材16cの撓み長は2.4mm ないし約4mmの範囲内とさ
れるべきでる。
【0025】ところで、先に述べたように、上述の実施
例では、板ばね部材16cの先端縁すなわちトナーの層
厚規制側の先端縁は面取りされて丸みが付けられ(所謂
R面取り)、その丸み付け先端部の半径Rは例えば0.05
mmとされたが、この丸み付け先端部も良好な記録品位を
得る上で自由な要因となり得るものであり、これについ
て以下のような実験を行った。
例では、板ばね部材16cの先端縁すなわちトナーの層
厚規制側の先端縁は面取りされて丸みが付けられ(所謂
R面取り)、その丸み付け先端部の半径Rは例えば0.05
mmとされたが、この丸み付け先端部も良好な記録品位を
得る上で自由な要因となり得るものであり、これについ
て以下のような実験を行った。
【0026】厚さ0.2mm のステンレス板材(SUS 631-CSP
-4/3H)から4枚の板ばね部材を用意し、そのうちの3枚
についてスーパー砥石でもって丸み面取り加工を施し
て、丸み付け先端部の半径をそれぞれR=0.10mm、R=
0.07mmおよびR=0.03mmとし、残り1枚については丸み
面取り加工を施さなかった。これら4種類の板ばね部材
をそれぞれ用いて実際に記録作動を行って記録紙上での
記録品位を評価した。各記録作動の概要は次の通りであ
る。 (1) 板ばね部材16cの撓み長は3mmに設定した。 (2) 各板ばね部材は線圧35gf/cm で現像ローラ16bに
圧接させられた。 (3) 各記録作動はガブリが発生し易い温度40°および相
対湿度80%RH の環境下で行った。 (4) 各記録作動では、記録紙上に全面黒記録(所謂黒ベ
タ)、全面白記録(静電潜像を形成しない状態)および
角度45°の1ドット斜線の平行斜線パターン記録(水平
方向の斜線間ピッチは8ドット)を行い、評価対象は最
初に記録されたものと、記録紙(A4サイズ)2万枚ラ
ンニング記録後のものとされた。
-4/3H)から4枚の板ばね部材を用意し、そのうちの3枚
についてスーパー砥石でもって丸み面取り加工を施し
て、丸み付け先端部の半径をそれぞれR=0.10mm、R=
0.07mmおよびR=0.03mmとし、残り1枚については丸み
面取り加工を施さなかった。これら4種類の板ばね部材
をそれぞれ用いて実際に記録作動を行って記録紙上での
記録品位を評価した。各記録作動の概要は次の通りであ
る。 (1) 板ばね部材16cの撓み長は3mmに設定した。 (2) 各板ばね部材は線圧35gf/cm で現像ローラ16bに
圧接させられた。 (3) 各記録作動はガブリが発生し易い温度40°および相
対湿度80%RH の環境下で行った。 (4) 各記録作動では、記録紙上に全面黒記録(所謂黒ベ
タ)、全面白記録(静電潜像を形成しない状態)および
角度45°の1ドット斜線の平行斜線パターン記録(水平
方向の斜線間ピッチは8ドット)を行い、評価対象は最
初に記録されたものと、記録紙(A4サイズ)2万枚ラ
ンニング記録後のものとされた。
【0027】評価結果を図12のグラフに示す。なお、
同グラフの横軸は板ばね部材の丸み付け先端部の半径R
を示し、その右縦軸は平行斜線パターン記録の直径4mm
の領域の平均光学反射濃度ODの最大値(黒すじ)と最小
値(白すじ)との差を示し、その左縦軸は全面白記録の
カブリ濃度を光学反射濃度計で測定した値である。この
グラフから明らかなように、丸み付け先端部を持たない
の板ばね部材(R=0)を用いた場合の平行斜線パター
ン記録では、平均記録濃度の差0.08と大きく、識別可能
な濃度差0.03を大巾に上回り、記録紙上に黒すじ状およ
び白すじ状の記録濃度むらが見られた。これに対して、
丸み面取り加工を施した板ばね部材(R=0.10mm、R=
0.07mm、R=0.03mm)の場合には、記録濃度差は0.03以
下に抑え得ることが分かる。また、高温高湿度(40度/8
0%RH)の環境下で行った全面白記録では、R=0.10mmの
板ばね部材を用いた場合には、識別限界の濃度差0.01
(記録紙の光学反射濃度OD0.10を引いた値)を越えてお
り、ガブリが発生し易いことが分かる。要するに、板ば
ね部材16bの先端部すなわちトナー層厚規制側の先端
部に丸み面取り加工を施す場合には、その半径Rについ
ては以下の範囲内とすべきである。 0.03mm ≦R≦0.07mm
同グラフの横軸は板ばね部材の丸み付け先端部の半径R
を示し、その右縦軸は平行斜線パターン記録の直径4mm
の領域の平均光学反射濃度ODの最大値(黒すじ)と最小
値(白すじ)との差を示し、その左縦軸は全面白記録の
カブリ濃度を光学反射濃度計で測定した値である。この
グラフから明らかなように、丸み付け先端部を持たない
の板ばね部材(R=0)を用いた場合の平行斜線パター
ン記録では、平均記録濃度の差0.08と大きく、識別可能
な濃度差0.03を大巾に上回り、記録紙上に黒すじ状およ
び白すじ状の記録濃度むらが見られた。これに対して、
丸み面取り加工を施した板ばね部材(R=0.10mm、R=
0.07mm、R=0.03mm)の場合には、記録濃度差は0.03以
下に抑え得ることが分かる。また、高温高湿度(40度/8
0%RH)の環境下で行った全面白記録では、R=0.10mmの
板ばね部材を用いた場合には、識別限界の濃度差0.01
(記録紙の光学反射濃度OD0.10を引いた値)を越えてお
り、ガブリが発生し易いことが分かる。要するに、板ば
ね部材16bの先端部すなわちトナー層厚規制側の先端
部に丸み面取り加工を施す場合には、その半径Rについ
ては以下の範囲内とすべきである。 0.03mm ≦R≦0.07mm
【0028】更に、丸み面取り加工を施した3種類の板
ばね部材(R=0.10mm、R=0.07mm、R=0.03mm)につ
いて、現像ローラ16bに対する線圧(なわちトナー層
厚規制圧力)を変化させた場合にトナー層厚がどのよう
に変化するかも実験された。その結果を図14のグラフ
に示す。同グラフから明らかなように、一般的な傾向と
して、板ばね部材の丸み付け先端部の半径Rが小さくな
るにつれ、一層小さな線圧でもってトナー層厚を薄く規
制し得ることが分かる。例えば、板ばね部材の丸み付け
先端部の半径Rの上限値(0.07mm)について見ると、現
像ローラ16bに対する線圧は30gf/cm 以上必要である
ことが分かる。また、丸み面取り加工を施した3種類の
板ばねについて、現像ローラ16bに対する線圧をそれ
ぞれ12gf/cm 、30gf/cm 、45gf/cm および60gf/cm に設
定して、上述の場合と同様な記録紙(A4サイズ)2万
回ランニング記録試験を行った後に記録品位の評価を行
った。その結果、線圧60gf/cm のとき、いずれの板ばね
部材にもトナー粒子が潰れたように固着し、平行斜線パ
ターン記録には最大濃度差0.16の黒すじ・白すじが発生
した。以上のことから、現像ローラ16bに対する板ば
ね部材16cの線圧としては、約30gf/cm ないし約45gf
/cm の範囲内にすることが好ましいことが分かる。
ばね部材(R=0.10mm、R=0.07mm、R=0.03mm)につ
いて、現像ローラ16bに対する線圧(なわちトナー層
厚規制圧力)を変化させた場合にトナー層厚がどのよう
に変化するかも実験された。その結果を図14のグラフ
に示す。同グラフから明らかなように、一般的な傾向と
して、板ばね部材の丸み付け先端部の半径Rが小さくな
るにつれ、一層小さな線圧でもってトナー層厚を薄く規
制し得ることが分かる。例えば、板ばね部材の丸み付け
先端部の半径Rの上限値(0.07mm)について見ると、現
像ローラ16bに対する線圧は30gf/cm 以上必要である
ことが分かる。また、丸み面取り加工を施した3種類の
板ばねについて、現像ローラ16bに対する線圧をそれ
ぞれ12gf/cm 、30gf/cm 、45gf/cm および60gf/cm に設
定して、上述の場合と同様な記録紙(A4サイズ)2万
回ランニング記録試験を行った後に記録品位の評価を行
った。その結果、線圧60gf/cm のとき、いずれの板ばね
部材にもトナー粒子が潰れたように固着し、平行斜線パ
ターン記録には最大濃度差0.16の黒すじ・白すじが発生
した。以上のことから、現像ローラ16bに対する板ば
ね部材16cの線圧としては、約30gf/cm ないし約45gf
/cm の範囲内にすることが好ましいことが分かる。
【0029】
【発明の効果】以上の構成から明らかなように、本発明
による現像装置にあっては、像担持体上の一成分現像剤
層の層厚を規制するために電荷注入可能な金属製板ばね
部材を該像担持体に振動させることなく適用することが
可能であり、また板ばね部材には所定の撓み長が与えら
れ、これにより一成分現像剤層の層厚が所定厚さに安定
して規制され得ることになり、かくして静電潜像の現像
品位すなわち記録品位が良好に維持され得る。
による現像装置にあっては、像担持体上の一成分現像剤
層の層厚を規制するために電荷注入可能な金属製板ばね
部材を該像担持体に振動させることなく適用することが
可能であり、また板ばね部材には所定の撓み長が与えら
れ、これにより一成分現像剤層の層厚が所定厚さに安定
して規制され得ることになり、かくして静電潜像の現像
品位すなわち記録品位が良好に維持され得る。
【図1】本発明による現像装置を適用したレーザプリン
タの概略図である。
タの概略図である。
【図2】図1の現像装置から現像ローラ、板ばね部材お
よび剛性支持部材を取り出して示す拡大図である。
よび剛性支持部材を取り出して示す拡大図である。
【図3】現像装置における板ばね部材の剛性支持部を交
換可能となるように構成した板ばね部材支持機構を示す
概略図である。
換可能となるように構成した板ばね部材支持機構を示す
概略図である。
【図4】図3に示した板ばね部材支持機構の板ばね部材
と現像ローラとの接触箇所を拡大して示す部分拡大図で
ある。
と現像ローラとの接触箇所を拡大して示す部分拡大図で
ある。
【図5】板ばね部材の撓み長を2mmとなるように該板ば
ね部材を支持する剛性支持部材を図3の板ばね部材支持
機構に装着した概略図である。
ね部材を支持する剛性支持部材を図3の板ばね部材支持
機構に装着した概略図である。
【図6】板ばね部材の撓み長を3mmとなるように該板ば
ね部材を支持する剛性支持部材を図3の板ばね部材支持
機構に装着した概略図である。
ね部材を支持する剛性支持部材を図3の板ばね部材支持
機構に装着した概略図である。
【図7】板ばね部材の撓み長を4mmとなるように該板ば
ね部材を支持する剛性支持部材を図3の板ばね部材支持
機構に装着した概略図である。
ね部材を支持する剛性支持部材を図3の板ばね部材支持
機構に装着した概略図である。
【図8】板ばね部材の撓み長を5mmとなるように該板ば
ね部材を支持する剛性支持部材を図3の板ばね部材支持
機構に装着した概略図である。
ね部材を支持する剛性支持部材を図3の板ばね部材支持
機構に装着した概略図である。
【図9】現像ローラ上のトナー層の層厚をレーザスキャ
ンマイクロ測定装置によって測定する測定方法の説明図
である。
ンマイクロ測定装置によって測定する測定方法の説明図
である。
【図10】図5ないし図8に示したような板ばね部材の
撓み長とした場合のそれぞれについて現像ローラ上のト
ナー層の層厚を図9の測定方法に従って測定した際の測
定結果を示すグラフである。
撓み長とした場合のそれぞれについて現像ローラ上のト
ナー層の層厚を図9の測定方法に従って測定した際の測
定結果を示すグラフである。
【図11】図5ないし図8に示したような板ばね部材の
撓み長とした場合のそれぞれについて記録紙2万枚ラン
ニング記録を行った際の記録品位の評価を示すグラフで
ある。
撓み長とした場合のそれぞれについて記録紙2万枚ラン
ニング記録を行った際の記録品位の評価を示すグラフで
ある。
【図12】板ばね部材の丸み付け先端部の半径とトナー
層の層厚とのの関係を示すグラフである。
層の層厚とのの関係を示すグラフである。
【図13】現像ローラへの板ばね部材の圧接力とトナー
層の層厚との関係を板ばね部材の丸み先端部の半径を適
宜変えて示すグラフである。
層の層厚との関係を板ばね部材の丸み先端部の半径を適
宜変えて示すグラフである。
【図14】現像ローラ上のトナー層の層厚を規制するた
めの層厚規制部材として板ばね部材を用いた場合の従来
例を示す概略図である。
めの層厚規制部材として板ばね部材を用いた場合の従来
例を示す概略図である。
10…感光体ドラム 12…スコロトロン帯電器 14…レーザビーム走査ユニット 16…現像器 16a…現像剤容器 16b…現像ローラ 16c…板ばね部材 16d…剛性支持部材 16e…シャフト 16f…コイルばね 16g…トナー回収兼供給ローラ 18…コロトロン転写器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西尾 行生 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 像担持体(10)に保持された静電潜像
を一成分現像剤でもって現像する現像装置であって、一
成分現像剤を収容する現像剤保持容器(16a)と、こ
の現像剤保持容器内に回転駆動可能に設けられた弾性体
現像ローラ(16b)とを具備し、この弾性体現像ロー
ラはその一部を前記現像剤保持容器から露出させて前記
像担持体に対接するように配置され、かつその回転面に
一成分現像剤を付着させて一成分現像剤層を形成すると
共にその回転により前記像担持体との対接領域に搬送す
るようになっており、更に、前記弾性体現像ローラの一
成分現像剤層の層厚を規制するための板ばね部材(16
c)を具備し、この板ばね部材はその一端側で回動可能
な剛性支持部材(16d)に一体的に支持させられ、か
つその他端側で前記弾性体現像ローラの一成分現像剤層
の層厚を規制すべく該弾性体現像ローラに対して弾性的
に押圧接触させられ、前記板ばね部材の他端側の先端部
が面取りされて丸み付けされている現像装置において、 前記剛性支持部材(16d)の回動中心が前記板ばね部
材(16c)と前記弾性体現像ローラ(16b)との接
線上に実質的に位置決めされ、前記板ばね部材が一成分
現像剤層の層厚を所定厚さに安定して規制すべくその他
端側に4mm以内の撓み長を与えるように前記剛性支持部
材に支持されることを特徴とする現像装置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3166003A JPH0511589A (ja) | 1991-07-06 | 1991-07-06 | 一成分現像剤を用いる現像装置 |
| PCT/JP1992/000858 WO1993001530A1 (fr) | 1991-07-06 | 1992-07-06 | Dispositif de developpement utilisant un agent developpateur a un element |
| EP92914307A EP0547238B1 (en) | 1991-07-06 | 1992-07-06 | Developing device using a one-pack developing agent |
| US07/983,863 US5412458A (en) | 1991-07-06 | 1992-07-06 | Developing apparatus having leaf spring member for regulating mono-component developer layer |
| DE69220013T DE69220013T2 (de) | 1991-07-06 | 1992-07-06 | Einkomponenten-entwickler verwendende entwicklungsvorrichtung |
| KR1019930700684A KR970003015B1 (ko) | 1991-07-06 | 1992-07-06 | 1성분 현상제를 사용하는 현상장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3166003A JPH0511589A (ja) | 1991-07-06 | 1991-07-06 | 一成分現像剤を用いる現像装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0511589A true JPH0511589A (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=15823081
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3166003A Pending JPH0511589A (ja) | 1991-07-06 | 1991-07-06 | 一成分現像剤を用いる現像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0511589A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013250332A (ja) * | 2012-05-30 | 2013-12-12 | Canon Inc | 現像装置およびプロセスカートリッジ |
| JP2013250333A (ja) * | 2012-05-30 | 2013-12-12 | Canon Inc | 現像装置およびプロセスカートリッジ |
| CN114167702A (zh) * | 2020-09-11 | 2022-03-11 | 佳能株式会社 | 显影装置、处理盒和图像形成装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0321968A (ja) * | 1989-06-19 | 1991-01-30 | Fuji Xerox Co Ltd | 一成分現像装置 |
-
1991
- 1991-07-06 JP JP3166003A patent/JPH0511589A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0321968A (ja) * | 1989-06-19 | 1991-01-30 | Fuji Xerox Co Ltd | 一成分現像装置 |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013250332A (ja) * | 2012-05-30 | 2013-12-12 | Canon Inc | 現像装置およびプロセスカートリッジ |
| JP2013250333A (ja) * | 2012-05-30 | 2013-12-12 | Canon Inc | 現像装置およびプロセスカートリッジ |
| CN114167702A (zh) * | 2020-09-11 | 2022-03-11 | 佳能株式会社 | 显影装置、处理盒和图像形成装置 |
| JP2022047405A (ja) * | 2020-09-11 | 2022-03-24 | キヤノン株式会社 | 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 |
| JP2024138077A (ja) * | 2020-09-11 | 2024-10-07 | キヤノン株式会社 | 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 |
| CN114167702B (zh) * | 2020-09-11 | 2025-07-08 | 佳能株式会社 | 显影装置、处理盒和图像形成装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960813 |