JPH05117363A - ポリウレタン樹脂組成物 - Google Patents

ポリウレタン樹脂組成物

Info

Publication number
JPH05117363A
JPH05117363A JP3282938A JP28293891A JPH05117363A JP H05117363 A JPH05117363 A JP H05117363A JP 3282938 A JP3282938 A JP 3282938A JP 28293891 A JP28293891 A JP 28293891A JP H05117363 A JPH05117363 A JP H05117363A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyurethane resin
bis
diisocyanatephenyl
group
diisocyanate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3282938A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuro Tsukano
達郎 塚野
Masahiko Takahashi
正比古 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority to JP3282938A priority Critical patent/JPH05117363A/ja
Publication of JPH05117363A publication Critical patent/JPH05117363A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 可使時間が長く、作業性良好なポリウレタン
樹脂接着剤を得る。 【構成】 数平均分子量3000の1,6−ヘキサンジ
オールアジペートと、1,4−ブタンジオールと、ビス
(2,2′−ジイソシアネートフェニル)メタン/ビス
(4,4′−ジイソシアネートフェニル)メタン混合物
(O−体/P−体=50/50重量比)とを反応させ
て、2−イソシアネートフェニル−1−メチル基を末端
に有する線状ポリウレタン樹脂を含有する常温固体状の
ポリウレタン樹脂組成物を得る(実施例1)。 【効果】 溶融放置48時間後でも、粘度が低く、接着
性も良好なホットメルト接着剤が得られた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリウレタン樹脂組成
物に関する。
【0002】
【従来の技術】末端イソシアネート基の線状ポリウレタ
ン樹脂としては、末端が4−イソシアネートフェニル−
1−メチル基の線状ポリウレタン樹脂が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たポリウレタン樹脂は、反応性が著しく高く、可使時間
が短く、常態では直ちに硬化してしまうため、例えば塗
装を急いで行わなければならないという様に作業性が極
端に悪かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記実状
に鑑みて鋭意検討したところ、驚くべきことにポリウレ
タン樹脂の末端イソシアネート基を2−イソシアネート
フェニル−1−アルキル基とすると上記課題が解決でき
ることを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0005】即ち本発明は、末端が2−イソシアネート
フェニル−1−アルキル基の線状ポリウレタン樹脂を必
須成分として含有してなるポリウレタン樹脂組成物を提
供するものである。
【0006】本発明における、線状ポリウレタン樹脂の
末端の2−イソシアネートフェニル−1−アルキル基と
は、化学構造で示すとすれば、例えば次の通りである。
【0007】
【化1】 (Rは、分岐を有していてもよいアルキレン基であ
る。)
【0008】本発明のポリウレタン樹脂組成物は、末端
に2−イソシアネートフェニル−1−アルキル基を有し
た線状ポリウレタン樹脂〔以下、単に樹脂(1)とい
う。〕を含有していればよい。
【0009】樹脂(1)は、例えば活性水素を少なくと
も2つ有する活性水素含有化合物(A)と、ビス(2,
2′−ジイソシアネートフェニル)アルカン(B)とを
必須成分としてアルカン(B)中のイソシアネート基
が、化合物(A)の活性水素より過剰な条件で反応せし
めれば、容易に得ることができる。
【0010】化合物(A)としては、通常のポリウレタ
ン樹脂の製造に使用する公知慣用の活性水素含有化合物
および親水性基又は中和により親水性となりうる基を有
する活性水素含有化合物などが使用できる。
【0011】樹脂(1)を得るに際して用いることので
きるジオールとしては、例えば数平均分子量50〜10
000のもの、より具体的には、ポリエチレンアジペー
トグリコール、ポリブチレンアジペートグリコール、ポ
リヘキサメチレンアジペートグリコール等のポリエステ
ルジオール、ポリエチレンエーテルグリコール、ポリプ
ロピレンエーテルグリコール、ポリテトラメチレンエー
テルグリコール、ポリヘキサメチレンエーテルグリコー
ル等のポリエーテルポリオール、2,2−ビス(4,4
−ジヒドロキシフェニル)プロパン2モルエチレンオキ
サイド付加物/アジピン酸ジオール等のポリエーテルエ
ステルジオール、ポリアミドジオール、ポリアミドポリ
エステルジオール、ポリカーボネートジオール等のポリ
マージオールまたさらにエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ブチレングリコール、ヘキサメチレング
リコール、オクタメチレングリコール、ジエタノールア
ミン、タシャリーブチルジエタノールアミン、イプシロ
ンカプロラクトン等の低分子ポリオール、ヒドラジン、
ジメチルヒドラジン等の無機ポリアミン、エチレンジア
ミン、プロピレンジアミン、イソホロンジアミン、シク
ロヘキサンジアミン、ジシクロヘキシルメタンジアミ
ン、p−フェニレンジアミン、メタフェニレンジアミ
ン、4,4′−ジアミノジフェニルメタン、4,4′−
ジアミノジシクロヘキシルメタン、2,2−ビス(4,
4−ジアミノ−シクロヘキシル)プロパン、N−モノエ
チロールエチレンジアミン、タシャリーブチルアミン等
の有機アミン、などが使用できる。これらは単独使用で
も二種以上の併用でもよい。
【0012】勿論、ポリブタジエンジオールや下記する
様なポリオルガノシロキサンジオールやフッ素含有ジオ
ール等を化合物(A)として用いることもできる。
【0013】上記親水性基は中和により親水性となりう
る基を有する活性水素含有化合物としては、例えば、2
−オキシエタンスルホン酸、フェノールスルホン酸、ス
ルホ安息香酸、スルホコハク酸、5−スルホイソフタル
酸、スルファニル酸、1,3−フェニレンジアミン−
4,6−ジスルホン酸、2,4−ジアミノトルエン−5
−スルホン酸等のスルホン酸含有化合物及びこれらの誘
導体又はこれらを共重合して得られるポリエステルポリ
オール;2,2−ジメチロールプロピオン酸、2,2−
ジメチロール酪酸、2,2−ジメチロール吉草酸、ジオ
キシマレイン酸、2,6−ジオキシ安息香酸等のジヒド
ロキシモノカルボン酸、3,4−ジアミノ安息香酸等の
カルボン酸含有化合物及びこれらの誘導体又はこれらを
共重合して得られるポリエステルポリオール;エチレン
オキシドの繰り返し単位を少なくとも30重量%以上含
有し、ポリマー中に少なくとも1個以上の活性水素を含
有する分子量300〜10,000のポリオキシエチレ
ン−ポリオキシアルキレン共重合体等のノニオン基含有
化合物又はこれらを共重合して得られるポリエステルポ
リエーテルポリオールが挙げられる。
【0014】中和により親水性となりうる基を有する活
性水素含有化合物を用いた場合には、必要に応じて中和
剤が用いられる。
【0015】この際の中和剤としては、例えば水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム等の不揮発性塩基やトリメチ
ルアミン、トリエチルアミン等の第三級アミン類、アン
モニア等の揮発性塩基が挙げられる。親水性となりうる
原子団がカルボキシル基である場合は、例えばトリメチ
ルアミン、トリエチルアミン等を用いることが好まし
い。
【0016】本発明で用いるアルカン(B)は、ビス
(2,2′−ジイソシアネートフェニル)アルカンであ
り、例えばビス(2,2′−ジイソシアネートフェニ
ル)メタン、ビス(2,2′−ジイソシアネートフェニ
ル)プロパン等が挙げられる。
【0017】本発明に係る樹脂(1)を得るに当たって
は、上記化合物(A)やアルカン(B)の他に、更に必
要に応じて、例えばアルカン(B)以外のジイソシアネ
ート、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール
等の3官能以上のアルコール、トリメリット酸、ピロメ
リット酸等の3官能以上のカルボン酸、3官能以上のア
ミン、モノアルコール、モノアミン等の活性水素含有化
合物や、モノイソシアネート、ジイソシアネート、3官
能以上のイソシアネート等のイソシアネート化合物を用
いることができる。
【0018】アルカン(B)以外のジイソシアネートと
しては、例えばトリレンジイソシアネート、ビス(4,
4′−ジイソシアネートフェニル)メタン、ナフタレン
ジイソシアネート等の芳香族ジイソシアネートやヘキサ
メチレンジイソシアネート、リジンジイソシアネート、
シクロヘキサンジイソシアネート、イソホロンジイソシ
アネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、
キシリレンジイソシアネート、テトラメチルキシリレン
イソシアネート等の脂肪族或は脂環族ジイソシアネート
が挙げられる。
【0019】これらのジイソシアネートは、その1種又
は2種以上をアルカン(B)と併用して使用することが
できる。
【0020】アルカン(B)とそれ以外のジイソシアネ
ートの組合せとしては、例えばビス(2,2′−ジイソ
シアネートフェニル)メタン(O−体)とビス(4,
4′−ジイソシアネートフェニル)メタン(P−体)と
の組合せや、ビス(2,2′−ジイソシアネートフェニ
ル)メタンと、ビス(4,4′−ジイソシアネートフェ
ニル)メタンと、脂肪族ジイソシアネート及び/又は脂
環族ジイソシアネートとの組合せがある。
【0021】前者の組合せを採用する場合は、O−体と
P−体の合計を100重量部とした時、O−体/P−体
(重量比)が20重量%以上100重量%未満、中でも
35〜60重量%とする様にすることが好ましい。
【0022】後者の組合せを採用する場合において、上
記した様なO−体/P−体の混合物を用いて調製を行う
とすると、O−体/P−体混合物と、脂肪族ジイソシア
ネート及び/又は脂環族ジイソシアネートとの合計を1
00重量部とした時、(O−体/P−体混合物)/(脂
肪族ジイソシアネート及び/又は脂環族ジイソシアネー
ト)重量比が、60〜20重量%とすることが好まし
い。
【0023】アルカン(B)に脂肪族ジイソシアネート
及び/又は脂環族ジイソシアネートを併用すると、併用
しないで得た樹脂(1)の硬化物に比べて、併用して得
た樹脂(1)の硬化物の方が、耐光性に優れたものとな
る傾向がある。
【0024】樹脂(1)は、例えば化合物(A)とアル
カン(B)とを必須成分として一度に反応させるか、或
いは化合物(A)とアルカン(B)及び/又は(B)以
外のジイソシアネートとを必須成分として予じめ末端活
性水素のウレタンプレポリマーを得、これとアルカン
(B)とを必須成分として反応させれば得ることができ
る。
【0025】化合物(A)と全イソシアネートの活性水
素原子とイソシアネート基との反応割合は、特に制限さ
れるものではないが、通常1:1.1〜1:4、好まし
くは1:1.5〜1:2である。
【0026】反応条件も特に限定されるものではない
が、例えば不活性ガス気流中で通常40〜150℃、好
ましくは60〜100℃の穏やかな温度で0.5〜12
時間、イソシアネート基濃度が一定となるまで行う。
【0027】本発明に係る樹脂(1)を製造するに際
し、必要ならば触媒及び安定剤を使用することができ
る。触媒としては例えばトリエチルアミン、トルエチレ
ンジアミン、モルホリン等の含窒素化合物、酢酸カリウ
ム、ステアリン酸亜鉛、オクチル酸錫等の金属塩、ジブ
チル錫ジラウレートの如き有機金属化合物等が挙げられ
る。これらの触媒は、ポリウレタン樹脂を製造する際に
任意の段階で加えることができる。本発明に係る樹脂
(1)を含有するポリウレタン樹脂組成物を接着剤とし
て用いる際には、加熱安定性や湿気硬化性を考慮にいれ
て添加することが望ましい。
【0028】本発明に係る樹脂(1)の分子量は通常重
量平均で2000〜200000中でも2000〜10
0000であることが好ましい。
【0029】上記反応は、必要に応じて有機溶剤の存在
下で行ってもよいし、反応後に有機溶剤を加えてもよ
い。
【0030】有機溶剤としては、例えばジメチルホルム
アミド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホオキシ
ド、シクロヘキサノン、メチルエチルケトン、メチル−
nプロピルケトン、メチルイソブチルケトン、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル、アセトン、テトラヒドロフラン、ジオ
キサン、トルエン、n−ヘキサン、シクロヘキサン、メ
タノール、エタノール、イソプロピルアルコール、n−
ブラノール、iso−ブタノール、tert−ブタノー
ル、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、エチルセロ
ソルブアセテート等が挙げられ、これらは1種又は2種
以上の組合せで用いられる。
【0031】本発明のポリウレタン樹脂組成物中の樹脂
(1)は、無溶剤液状であっても、固体状であってもよ
い。
【0032】本発明の無溶剤液状又は固体状のポリウレ
タン樹脂(1)を含有する組成物は、そのままで湿気硬
化型反応性ホットメルト接着剤として使用できる。又、
ポリウレタン樹脂(1)に必要に応じて、前記した活性
水素含有化合物を架橋剤として併用すると、ポリウレタ
ン樹脂(1)単独の硬化物に比べて、皮膜の引き裂き強
度や接着性も向上する傾向がある。
【0033】ポリウレタン樹脂(1)と、活性水素含有
化合物との混合物が常温で液状であれば、2液型液状接
着剤として使用できる。この2液型液状接着剤の調製に
当たっては、活性水素含有化合物として、数平均分子量
400〜4000のポリエステルジオール、中でも分岐
アルキル基を有する数平均分子量400〜4000の液
状ポリエステルジオールを用いると、架橋点間の距離を
大きくとれ、網目構造を大きくすることができ、硬化皮
膜の強度や接着性もより向上する。
【0034】又、ポリウレタン樹脂(1)が、親水性基
又は中和により親水性となりうる基を中和剤で中和した
基を有するものであると、これを接着剤として用いて、
接着した被着体同志を水中に浸漬してやれば、樹脂
(1)が硬化した後であっても、被着体から樹脂(1)
を分離することができ、被着体を再利用することもでき
る。
【0035】本発明のポリウレタン樹脂組成物には、必
要に応じて酸化防止剤、紫外線吸収剤、加水分解防止
剤、顔料、染料、増粘剤、消泡剤、界面活性剤、帯電防
止剤、難燃剤、消臭剤、分散剤、粘着付与剤樹脂、充填
材、架橋剤等を添加することができる。
【0036】なお、本発明では上記ポリウレタン樹脂と
共に、必要ならば通常用いられているその他の樹脂、例
えばポリウレタン樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル系共重
合体、塩化ビニル−プロピオン酸ビニル系共重合体、ポ
リビニルブチラール系樹脂、繊維素系樹脂、ポリエステ
ル樹脂、エポキシ樹脂及びフェノキシ樹脂、ポリアミド
樹脂等を併用することもできる。
【0037】
【実施例】次に本発明を実施例によって説明するが、こ
れはあくまでも一態様でしかなく、本発明は実施例のみ
によって限定されるものではない。尚、文中「部」及び
「%」は全て重量基準とする。
【0038】実施例1 コンデンサー、温度計およびタービン型攪拌機を備えた
3リットル円筒型フラスコに数平均分子量3000の
1,6−ヘキサンジオールアジペート300部と、1,
4−ブタンジオール30部と、ビス(2,2′−ジイソ
シアネートフェニル)メタンとビス(4,4′−ジイソ
シアネートフェニル)メタンとの混合物(重量比50/
50)225部を仕込み100℃で5時間反応させた。
得られたポリウレタン樹脂の組成物は末端に2−イソシ
アネートフェニル−1−メチル基を有しており、イソシ
アネート基含有率6.0%、常温固形で100℃での粘
度は180psであった(これをホットメルト接着剤
[A]という。)。接着剤[A]の高温粘度安定性、可
使時間、接着性の各試験を行った。その結果を表1に示
した。尚、接着性試験は次の方法によった。アクリロニ
トリル/スチレン共重合体のAS板とクロメート処理冷
間圧延鋼板を用いてJIS−K6850に準拠し、引張
剪断強度を測定した。試験方法としては150℃で溶融
させた組成物を鋼板側に20g/m2 塗布し、その後直
ちにAS板を圧着した。引張剪断強度は圧着5時間後に
測定した。
【0039】比較例1 イソシアネート混合物をビス(4,4′−ジイソシアネ
ートフェニル)メタン225部に代えた以外は全く同様
な操作を行い、末端に4−イソシアネートフェニル−1
−メチル基を有するポリウレタン樹脂の組成物からなる
ホットメルト接着剤[B]を得た。この組成物[B]
は、イソシアネート基含有率5.8%、常温固形で10
0℃での粘度は260psであった。この接着剤[B]を
用いて、実施例1と同様な物性試験を行った。その結果
を表1に示した。
【0040】
【表1】
【0041】実施例2 コンデンサー、温度計およびタービン型攪拌機を備えた
3リットル円筒型フラスコに数平均分子量3000のポ
リオキシプロピレングリコール700部と数平均分子量
1000の3−メチルペンタンジオールアジペート30
0部を仕込み、次いでビス(2,2′−イソシアネート
フェニル)メタンとビス(4,4′−イソシアネートフ
ェニル)メタンとの混合物(重量比50/50)185
部、4,4′−メチレンビスシクロヘキシルイソシアネ
ート84部を仕込み、100℃5時間反応させた。得ら
れたポリウレタン樹脂の組成物は、末端が4−イソシア
ネートフェニル−1−メチル基を有しており、イソシア
ネート基含有率3.5%、常温における粘度は560ps
であった。この組成物150部に、クラポールP−20
10[クラレ(株)製3−メチルペンタンジオールアジ
ペート、数平均分子量2000]100部を混合して、
2液型接着剤[C]を得た。この接着剤[C]を用い
て、その経時配合安定性、硬化シート物性を測定した。
その結果を表2に示した。尚、可使時間、硬化シートの
作成及び測定は以下の方法によった。 可使時間:イニシァルの粘度に対して2倍となる時間を
もって可使時間とした。 硬化シートの作成:離型紙上に厚さ0.1mmとなるよう
に塗布し、70℃2分150℃3分熱間乾燥してシート
を作成。次いでシートの物性をオートグラフ(島津製作
所製)により測定した。
【0042】実施例3 ジプロピレングリコール276部、3−メチルペンタン
ジオール236部、アジピン酸292部、イソフタル酸
166部、5−ソジウムスルホイソフタル酸ジメチル1
48部を仕込み、210℃で5時間、240℃で10時
間脱水反応させて数平均分子量2000で分子中4%の
スルホン酸ソーダ基を有するポリエステルジオールAを
得た。このポリエステルジオールA1000部、ビス
(2,2′−ジイソシアネートフェニル)メタンとビス
(4,4′−ジイソシアネートフェニル)メタンとの混
合物(重量比50/50)125部、イソホロンジイソ
シアネート111部を仕込み、70℃で20時間反応し
た。得られたポリウレタン樹脂の組成物は、末端に2−
イソシアネートフェニル−1−メチル基を有しており、
イソシアネート基含有率3.4%、常温における粘度は
1260psであった。この組成物150部に、クラポー
ルP−2010の100部を混合し、2液型接着剤
[D]を得た。この接着剤を[D]を用いて、実施例2
と同様な試験を行った。その結果を表2に示した。
【0043】
【表2】
【0044】それぞれの表からわかる様に、本発明のポ
リウレタン樹脂組成物を用いた接着剤は、従来のものに
比べて、配合安定性に優れており、作業性が容易になっ
たことが明らかである。
【0045】
【発明の効果】本発明のポリウレタン樹脂組成物は、ポ
リウレタン樹脂として、末端が2−イソシアネートフェ
ニル−1−アルキル基の線状ポリウレタン樹脂を用いて
いるので、イソシアネート基の反応に基づく可使時間を
長くとることができ、作業性が向上するという格別顕著
な効果を奏する。又、高温下で長時間保持してもアロハ
ネート反応が起こりにくく、増粘現象が極めて起こりに
くいという効果もある。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 末端が2−イソシアネートフェニル−1
    −アルキル基の線状ポリウレタン樹脂を必須成分として
    含有してなるポリウレタン樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 活性水素を少なくとも2つ有する活性水
    素含有化合物(A)と、ビス(2,2′−ジイソシアネ
    ートフェニル)アルカン(B)とを必須成分として反応
    せしめた末端イソシアネート基の線状ポリウレタン樹脂
    を含有するポリウレタン樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 末端イソシアネート基の線状ポリウレタ
    ン樹脂が、ビス(4,4′−ジイソシアネートフェニ
    ル)アルカンをも併用して反応せしめたものである請求
    項2記載の組成物。
  4. 【請求項4】 末端イソシアネート基の線状ポリウレタ
    ン樹脂が、脂肪族ジイソシアネート及び/又は脂環族ジ
    イソシアネートをも併用して反応せしめたものである請
    求項2記載の組成物。
  5. 【請求項5】 化合物(A)が、親水性基を有する高分
    子ジオールである請求項1記載の組成物。
  6. 【請求項6】 末端が2−イソシアネートフェニル−1
    −アルキル基の線状ポリウレタン樹脂と、活性水素を少
    なくとも2つ有する活性水素含有化合物とからなる2液
    型ポリウレタン樹脂組成物。
JP3282938A 1991-10-29 1991-10-29 ポリウレタン樹脂組成物 Pending JPH05117363A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3282938A JPH05117363A (ja) 1991-10-29 1991-10-29 ポリウレタン樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3282938A JPH05117363A (ja) 1991-10-29 1991-10-29 ポリウレタン樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05117363A true JPH05117363A (ja) 1993-05-14

Family

ID=17659060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3282938A Pending JPH05117363A (ja) 1991-10-29 1991-10-29 ポリウレタン樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05117363A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011515544A (ja) * 2008-03-28 2011-05-19 バイエル・マテリアルサイエンス・アクチェンゲゼルシャフト 2,2’−mdiベースイソシアネート混合物及びその製造と使用
CN108884373A (zh) * 2016-03-28 2018-11-23 陶氏环球技术有限责任公司 双组分无溶剂粘合剂组合物及其制备方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011515544A (ja) * 2008-03-28 2011-05-19 バイエル・マテリアルサイエンス・アクチェンゲゼルシャフト 2,2’−mdiベースイソシアネート混合物及びその製造と使用
CN108884373A (zh) * 2016-03-28 2018-11-23 陶氏环球技术有限责任公司 双组分无溶剂粘合剂组合物及其制备方法
JP2019513854A (ja) * 2016-03-28 2019-05-30 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー 2成分無溶剤接着剤組成物及びそれらを作製する方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104245769B (zh) 湿气固化型聚氨酯热熔树脂组合物、粘接剂和物品
TWI305213B (en) Aqueous polyurethane resin dispersion and aqueous adhesive
US7342068B2 (en) Aqueous polyurethane dispersion and method for making and using same
EP2316866A1 (de) Wässrige Zubereitung auf Basis kristalliner oder semikristalliner Polyurethanpolymere
WO2007091643A1 (ja) ウレタン樹脂の製造方法および粘着剤
CN101052663B (zh) 制造聚氨酯树脂和压敏粘合剂的方法
JP2007523227A (ja) 接着剤
CZ288823B6 (cs) Použití vodné disperze s obsahem polyurethanového prepolymeru
JP3493649B2 (ja) 水分散性ポリウレタン系樹脂組成物並びにこれを用いた接着剤及び塗料
EP1584658B1 (en) Polyurethane resin aqueous dispersion, and aqueous adhesive for footwear and aqueous primer coating agent containing the same
JP2009242557A (ja) 湿気硬化型ポリウレタンホットメルト接着剤、及びそれを用いた造作部材
TW200829669A (en) Base material for adhesive and method for producing adhesive
CN108977115A (zh) 一种水性聚氨酯压敏胶及其制备方法与应用
CN112442164B (zh) 聚氨酯或聚氨酯脲的水分散体、其制备方法和用途
JPH1180699A (ja) ラミネート接着剤用ポリイソシアネート硬化剤及びそれを用いたラミネート接着剤
CN111491970B (zh) 湿气固化型聚氨酯热熔树脂组合物和使用了该组合物的物品
JP2006273986A (ja) 湿気硬化型反応性ホットメルト接着剤
JP2847606B2 (ja) 接着剤組成物
JPH05117363A (ja) ポリウレタン樹脂組成物
KR102455218B1 (ko) 2k 폴리우레탄 접착제를 위한 플라스틱 접착 촉진
JP7500996B2 (ja) ポリウレタン樹脂水性分散体を含む接着剤組成物
JP7763702B2 (ja) ホットメルト接着剤
JP2002201254A (ja) ポリウレタン樹脂水性分散体
JPH11349914A (ja) 水性エマルジョン型接着剤用ポリウレタン及び接着剤
CN112368312A (zh) 湿固化型聚氨酯热熔树脂组合物