JPH05118043A - 刃口部分割によるケーソン沈設工法 - Google Patents

刃口部分割によるケーソン沈設工法

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JPH05118043A
JPH05118043A JP5477391A JP5477391A JPH05118043A JP H05118043 A JPH05118043 A JP H05118043A JP 5477391 A JP5477391 A JP 5477391A JP 5477391 A JP5477391 A JP 5477391A JP H05118043 A JPH05118043 A JP H05118043A
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JP
Japan
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blade
sinking
caisson
skeleton
vibrator
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Pending
Application number
JP5477391A
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English (en)
Inventor
Minoru Nonaka
稔 野中
Junji Sasaki
潤治 佐々木
Kanehisa Moriyama
森山謙久
Yozo Abe
阿部洋三
Toshiro Uno
宇野壽郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
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Publication of JPH05118043A publication Critical patent/JPH05118043A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】N値の高い地盤においてもケーソン沈設の制御
を容易にする。 【構成】分割された複数の刃口5と、これら複数の刃口
5とジャッキ31を介して固定された沈設躯体12と、
該沈設躯体12内に形成される空間27に出入り可能に
配設され前記刃口5を振動させる振動機30とを備え、
前記複数の刃口5を数組みのブロックに分割し、該ブロ
ック毎に順に刃口部の掘削および刃口の圧入を行う際
に、前記刃口を振動させながら沈設躯体を沈下させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、土木、建築における地
下躯体基礎構造に採用されるケーソン沈設工法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のケーソン沈設工法の例として、オ
ープンケーソンの例を8図により説明する。(A)図は
アースアンカー圧入方式を示し、地盤内に予めアースア
ンカー1を施工し、該アースアンカー1を沈設躯体2内
を通してジャッキ3で固定し、ジャッキ3を伸長させる
ことにより、アースアンカー1を反力として沈設躯体2
を沈設させる工法である。また、(B)図は載荷圧入方
式を示し、地盤内に予め支持杭4を施工し、該支持杭4
と沈設躯体2との間にジャッキ3を配設し、ジャッキ3
を伸長させることにより、支持杭4を反力として沈設躯
体2を沈設させる工法である。
【0003】従来、特にオープンケーソン工法では、刃
口先端部の掘削が困難であり、オープンケーソンとニュ
ーマチックケーソンとの周面摩擦力が異なることでも分
かるように、先端支持力と周面摩擦力による沈下抵抗力
を区別することができず経験的に判断していた。ケーソ
ンの沈下量は自重の増加および揚圧力の減少等によるた
め、ケーソンの傾斜に対するコントロールは掘削方法に
より多少可能なだけである。そして、ケーソンの不等沈
下が生じた場合には、外側から根切り面内に土が入りこ
み底面が持ち上がるような破壊が生じるヒービング、ま
た、水頭圧により土粒子が動くボイリングが生じるとい
う問題を有している。
【0004】しかしながら、上記従来のアースアンカー
圧入方式や載荷圧入方式のように、他の支持体を反力と
してケーソンを圧入する方法では、深い地盤を施工する
場合には仮設工事が大規模となり、また、沈設躯体構築
時の増加荷重に対する支持力の根拠がなく、沈下制御は
主に現場経験者の勘に頼っているため、急激な沈下等の
沈下制御が困難であり、安全対策面、工事工程面に問題
を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記問題を解決するた
めに、本発明者等は、特願昭62−63183号にて、
ケーソンの沈下制御を確実に行い、前記ヒービング或い
はボイリングを防止することができる刃口部分割による
ケーソン沈設工法を提案した。これを図5、図6及び図
7により説明する。
【0006】図5は複数の刃口5の各ブロックを矩形状
に連結した状態を示している。この刃口5は、図6に示
すように、垂直の外ガイド板6に耐圧板7を水平に取付
固定し、該耐圧板7の下面と外ガイド板6にわたり複数
の下リブ9を固定すると共に、耐圧板7の上面に複数の
上リブ10および内ガイド板11を取付固定している。
沈設躯体12は、刃口5の外ガイド板6及び内ガイド板
11間に構築され、また、沈設躯体12の下端には箱状
の空間13が形成され、該空間13内にジャッキ15が
固定金具16によりセットされている。
【0007】図7により上記構成からなるケーソン工法
を説明すると、先ず、(a)図に示すように、刃口5の
耐圧板7より下部の外ガイド板6および下リブ9を地中
に埋め込み、図5に示すように、刃口5同士をボルトで
固定して矩形状の刃口部を形成する。次に(b)図に示
すように、沈設躯体12を構築しその下端に箱状の空間
13を形成した後、(c)図に示すように、空間13内
にジャッキ15をセットする。次いで、図5で示す刃口
5のブロックAとB、I′の間およびA′とI、B′間
の固定用ボルトを外し、(d)図に示すように、ブロッ
クAおよびA′の下面を掘削した後、(e)図に示すよ
うに、ブロックAおよびA′におけるジャッキ15に圧
力をかけて刃口5を同時に押し込む。次いで、ブロック
FとF′において同様な方法に従って下面を掘削した
後、ジャッキ15に圧力をかけて刃口5を押し込み、以
下ブロックBとB′、EとE′の順に、すなわち対称位
置の2箇所のブロックを同時に押し込むものである。そ
して、全ての刃口の押し込みが終了すると、(f)図に
示すように、ジャッキ15を縮めて沈設躯体12を沈下
させ、以下(d)〜(f)の工程を繰り返し沈設躯体1
2を沈下させるものである。
【0008】しかしながら、前記工法は、N値の高い地
盤においては、刃先の下を透かし堀りにしたり、ケーソ
ン周辺に泥水を注入したりして、沈下を促進させる方法
が一般的であるが、これらの方法では、予定の時期に沈
下を生じさせたり、所定の量で沈下を終息させたりする
ことが、極めて困難であった。
【0009】本発明の課題は、上記刃口部分割によるケ
ーソン工法をさらに改良するものであって、N値の高い
地盤においてもケーソン沈設の制御を容易にすることを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】そのために本発明の刃口
部分割によるケーソン沈設工法は、分割された複数の刃
口5と、これら複数の刃口5とジャッキ15を介して固
定された沈設躯体12と、該沈設躯体12内に形成され
る空間27に出入り可能に配設され前記刃口5を振動さ
せる振動機30とを備え、前記複数の刃口5を数組みの
ブロックに分割し、該ブロック毎に順に刃口部の掘削お
よび刃口の圧入を行う際に、前記刃口を振動させながら
沈設躯体を沈下させることを特徴とする。具体的には、
沈設躯体12には、2本のガイドレール32が固定さ
れ、ガイドレール32の下部には2本の分岐レール32
aが傾斜して空間27の内部に入り込む構造をなし、2
本の分岐レール32aは、垂直レール32bに合流する
構造をなし、一方、振動機30は昇降用ワイヤー35に
より吊り下げられると共に、振動機30の両側には、2
個づつの滑車36が取付けられ、この滑車36がガイド
レール32の溝内を滑動するように構成されている。
【0011】
【作用】本発明においては、図5に示すように、刃口5
のブロックAとB、I′およびA′とI、B′間の固定
ボルトを外し、ブロックAおよびA′の下面を掘削した
後、ブロックAおよびA′におけるジャッキ15に圧力
をかけて刃口5を同時に押し込み、次いで、ブロックF
とF′において同様に刃口を押し込み、以下ブロックB
とB′、EとE′の順に、すなわち対称位置の2箇所の
ブロックを同時に押し込み、全ての刃口の押し込みが終
了すると、ジャッキ15を縮めて沈設躯体12を沈下さ
せ、以下この工程を繰り返し沈設躯体12を沈下させる
ものである。加えて、刃口5を押し込む際に、振動機3
0により刃口5を振動させることによって、地山との摩
擦力を減少させ刃口5の貫入や沈設躯体12の沈設を容
易に行う。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。図1は本発明の刃口部分割によるケーソン沈設工
法における刃口部の1実施例を示す正面図、図2は図1
のA−A線に沿い矢印方向から見た断面図、図3は図1
のB−B線に沿い矢印方向から見た断面図、図4は本発
明の作用を説明する図で図1のC−C線に沿い矢印方向
から見た断面図である。
【0013】本発明においても図5で説明した分割され
た複数の刃口5の各ブロックを矩形状に連結する構造が
採用される。隣接する刃口5は刃口ガイド19に沿って
上下方向に移動可能にされる。この刃口5は、垂直圧入
板21と、傾斜圧入板22と、水平支持板23とにより
断面三角形状に形成され、垂直圧入板21、傾斜圧入板
22及び水平支持板23間には多数の補強用リブ25が
固定される。傾斜圧入板22の上部は垂直部22a(図
3)を構成しており、水平支持板23の中央部には、垂
直部22aと垂直圧入板21との間に振動付与板26
(図1)が固定される。沈設躯体12は、刃口5の垂直
圧入板21と傾斜圧入板22の垂直部22a間に構築さ
れ、この際、沈設躯体12の下端中央部には振動機用空
間27が形成されると共に、沈設躯体12の下端両側に
はジャッキ用空間29が形成される。そして、振動機用
空間27内に振動機30がセットされ、沈設躯体12と
水平支持板23との間でジャッキ用空間29内に圧入ジ
ャッキ15がセットされる。図1及び図4により振動機
30の配設構造について説明する。沈設躯体12には、
垂直方向に2本のガイドレール32が固定具33により
固定されており、ガイドレール32の下部には、2本の
分岐レール32aが傾斜して振動機用空間27の内部に
入り込む構造をなし、2本の分岐レール32aは、垂直
レール32bに合流する構造をなしている。一方、振動
機30は昇降用ワイヤー35により吊り下げられると共
に、振動機30の両側には、2個づつの滑車36が取付
けられ、この滑車36がガイドレール32の溝内を滑動
するように構成されている。従って、(A)図の状態か
ら、昇降用ワイヤー35をゆるめると、滑車36は分岐
レール32aを経て垂直レール32bに至り、振動機3
0のチャック部30aが振動付与板26をつかむため、
振動機30により刃口5へ振動を付与させることができ
る。このとき、2本の分岐レール32aが、垂直レール
32bに合流する構造をなしているため、振動機30の
チャック部30aは確実に振動付与板26をつかむこと
ができる。
【0014】上記構成からなるケーソン工法は、図7で
説明したのと同様であるが、圧入ジャッキ15を伸長さ
せて刃口5を押し込む際に、振動機30により刃口5を
振動させることによって、地山との摩擦力を減少させ刃
口5の貫入や沈設躯体12の沈設を容易に行う。従っ
て、地盤が粘性の高い粘土或は締まった砂質土である場
合に特に有効である。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ケ
ーソン刃口部分を分割し、刃口部分と躯体をジャッキで
接続することにより、沈下促進力である躯体の重量を一
部の刃口に集中させることができ、ケーソンの沈設の抑
止力になっている刃先地盤の極限支持状態を制御した状
態で崩すことができ、ケーソンの沈設を容易に制御する
ことができる。そして、その際、分割された刃口部を所
定の時期に振動させることにより、ケーソンのもう一つ
の抑止力である躯体と周辺地盤との摩擦力を制御された
状態で切ることができ、N値の高い地盤でもケーソンの
沈設制御がより容易にできる。
【0016】さらに、分割された刃口部を振動させるた
め、従来の泥水を用いる方法のように泥水の回らない部
分は沈下しないという問題が解消され、また、躯体全体
を振動させる場合と比較して極めて小さいエネルギーで
振動させることができる。また、躯体の部分的な沈下を
発生させていくことができるため、躯体の不等沈下を抑
止することも容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の刃口部分割によるケーソン沈設工法に
おける刃口部の1実施例を示す正面図
【図2】図1のA−A線に沿い矢印方向から見た断面図
【図3】図1のB−B線に沿い矢印方向から見た断面図
【図4】本発明の作用を説明する図で図1のC−C線に
沿い矢印方向から見た断面図
【図5】本発明が適用される刃口部分割構造を示す平面
【図6】図4における刃口部と沈設躯体との連結部の構
造を示す断面図
【図7】刃口部分割によるケーソン沈設工法を説明する
ための図
【図8】従来のケーソン沈設工法を示す断面図
【符号の説明】
5…刃口、12…沈設躯体、15…圧入ジャッキ、19
…刃口ガイド 21…垂直圧入板、22…傾斜圧入板、22a…垂直
部、23…水平支持板 25…補強用リブ、26…振動付与板、27…振動機用
空間 29…ジャッキ用空間、30…振動機、30a…チャッ
ク部 32…ガイドレール、32a…分岐レール、32b…垂
直レール 33…固定具、35…昇降用ワイヤー、36…滑車。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部洋三 東京都中央区京橋二丁目16番1号 清水建 設株式会社内 (72)発明者 宇野壽郎 東京都中央区京橋二丁目16番1号 清水建 設株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分割された複数の刃口と、これら複数の刃
    口とジャッキを介して固定された沈設躯体と、該沈設躯
    体内に形成される空間に出入り可能に配設され前記刃口
    を振動させる振動機とを備え、前記複数の刃口を数組み
    のブロックに分割し、該ブロック毎に順に刃口部の掘削
    および刃口の圧入を行う際に、前記刃口を振動させなが
    ら沈設躯体を沈下させることを特徴とする刃口部分割に
    よるケーソン沈設工法。
  2. 【請求項2】前記沈設躯体には、2本のガイドレールが
    固定され、ガイドレールの下部には、2本の分岐レール
    が傾斜して前記空間の内部に入り込む構造をなし、2本
    の分岐レールは、垂直レールに合流する構造をなし、一
    方、前記振動機は昇降用ワイヤーにより吊り下げられる
    と共に、振動機の両側には滑車が取付けられ、この滑車
    が前記ガイドレールの溝内を滑動するように構成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の刃口部分割によるケ
    ーソン沈設工法。
JP5477391A 1991-03-19 1991-03-19 刃口部分割によるケーソン沈設工法 Pending JPH05118043A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007303166A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Yasuko Hasegawa ケーソン工法
JP2018178471A (ja) * 2017-04-10 2018-11-15 清水建設株式会社 ケーソン及びケーソンの沈下方法
CN113235632A (zh) * 2021-04-14 2021-08-10 中铁二十四局集团有限公司 可自动实时纠偏的沉井下沉装置及施工方法

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