JPH05120118A - アドレス範囲を拡張するための装置及び方法 - Google Patents

アドレス範囲を拡張するための装置及び方法

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JPH05120118A
JPH05120118A JP4102788A JP10278892A JPH05120118A JP H05120118 A JPH05120118 A JP H05120118A JP 4102788 A JP4102788 A JP 4102788A JP 10278892 A JP10278892 A JP 10278892A JP H05120118 A JPH05120118 A JP H05120118A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 任意のシステムにおいて、プロセッサが物理
的RAM領域を越えるアドレスを使用可能とするための
システムの物理的可能メモリを拡張する。 【構成】 前記目的は、実在しない物理的ランダム・ア
クセス・メモリに対する要求を代行受信する補助記憶サ
ブシステム制御装置により達成される。この要求は低コ
ストの補助記憶サブシステム内に記憶されるデータのた
めの要求に変換される。プロセッサは補助記憶サブシス
テム上のデータ及びプログラムを、システム・メモリ内
のデータ及びプログラムがアクセスされる場合と同様に
アクセスする。補助記憶サブシステムは従来の記憶媒体
としても同時に機能する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパーソナル・コンピュー
タ・システムに関し、特にシステムのアドレス可能な物
理的メモリ空間を、これを使用するユーザには意識させ
ずに拡張する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】パーソ
ナル・コンピュータ・システム、特にIBM社製パーソ
ナル・コンピュータ・システムは、一般に、今日の社会
の多くの分野においてコンピュータの能力を提供するた
めに広範に利用されている。パーソナル・コンピュータ
・システムは通常、デスク・トップ、フロア・スタンデ
ィング、或いはポータブル・コンピュータとして定義さ
れ、システム・プロセッサを有するシステム・ユニッ
ト、表示装置、キーボード、1個或いは複数のディスケ
ット駆動装置、固定ディスク装置、及びオプションのプ
リンタにより構成される。これらのシステムは主に単一
ユーザ或いは小グループのユーザに独立の計算能力を提
供するために設計されており、個人或いは小事業により
購入できるような価格で提供される。こうしたコンピュ
ータ・システムの例として、IBMの PERSONAL COMPUT
ER、PERSONAL COMPUTER XT(TM)、PERSONAL COMPUTER
AT(TM)及びIBMのPERSONAL SYSTEM/2(TM)(以降
IBM PC、XT(TM)、AT(TM)及び PS/2(TM)としてそ
れぞれ参照される)Model 25、30、50、60、70、80、9
0、95がある。
【0003】これらのシステムは2つの一般的ファミリ
に分類される。第1のファミリは通常ファミリ1モデル
と称され、IBM ATコンピュータ及び他の "IBM
互換"機により代表されるバス・アーキテクチャを使用
する。第2のファミリはファミリ2モデルと称され、I
BMのPS/2モデル50から95により代表されるI
BMのマイクロ・チャネル(TM)・バス・アーキテク
チャを使用する。ファミリ1及びファミリ2で使用され
るバス・アーキテクチャは従来より知られている。
【0004】ファミリ1モデルの初期のパーソナル・コ
ンピュータ・システム、すなわちIBM PC から始ま
りファミリ2モデルまでにおいては、中央処理ユニット
はインテル社製"86ファミリ"プロセッサから選択され
た。インテルの86ファミリ・プロセッサは、インテル
社により販売される8088、8086、80286、
80386及び80486プロセッサを含む。インテル
86ファミリ・プロセッサのアーキテクチャは、86フ
ァミリの初期のプロセッサからのソフトウェア投資を保
持するために、上位互換命令セットを提供する。ソフト
ウェア・アプリケーションの基盤を保持するプロセッサ
の上位互換性は、IBM PC 及びそれに続くモデルの
成功に多大な貢献をした。
【0005】IBM PC 及びXTはIBMパーソナル
・コンピュータ・ラインの最初のモデルであり、インテ
ル8088プロセッサを使用した。IBMパーソナル・
コンピュータ・システムの次の重要な遷移は、インテル
80286プロセッサを使用したIBM AT であっ
た。PS/2ラインでは、いくつかのインテルのプロセ
ッサを使用した。PC及びATに類似するシステムはイ
ンテル8086を使用したPS/2モデル30のバージ
ョンであった。PS/2モデル50及び60では両者と
もインテル80286プロセッサを使用した。インテル
80386プロセッサはIBM PS/2モデル80及
びIBM PS/2モデル70の特定のバージョンにお
いて使用されている。IBM PS/2 モデル70の他
のバージョンは、PS/2モデル90 XP486及び
モデル95 XP486と同様に、インテル80486
プロセッサを使用する。これらの全てのシステムにおけ
る共通点の1つは、インテル86ファミリ・プロセッサ
を使用している点である。DOS或いはOS/2などの
一般に使用され、またよく知られる様々なソフトウェア
・オペレーティング・システムは、インテル・ファミリ
・プロセッサの種々のメンバ上で動作される。
【0006】インテル86ファミリのプロセッサは種々
の"モデル"を支援する。インテル86ファミリの基本モ
ードは"実"(real)モードである。実モードは8088
及び8086だけの動作モードである。実モードは1メ
ガバイトのアドレス空間を支援する。8088及び80
86プロセッサでは保護機構は使用できない。8028
6は実モードと"保護"モードの両方の動作を支援す
る。"保護"という名が示すように、保護モードは保護モ
ード動作を提供する。この保護によりアプリケーション
が他のアプリケーション或いはオペレーティング・シス
テムの動作と干渉することが阻止される。80286は
8088及び8086を越える拡張されたアドレス能力
を提供し、16メガバイトまでを直接アドレスできる。
下位互換を維持するために、80286は実モードで動
作されることにより、8088或いは8086の実モー
ドをエミュレートする。80386及び80486は、
4ギガバイトの物理メモリまでをアドレスできる能力を
提供することにより、インテル86ファミリのアーキテ
クチャを更に拡張する。80386及び80486は共
に"仮想86"動作モードを支援する。仮想86モードは
保護モード環境における全ての制限内において、実モー
ドの動作特性を支援する。仮想86モードは、DOSオ
ペレーティング・システム下において実行されるが、現
在、全保護モード・オペレーティング・システム内で動
作しなければならないアプリケーションとの高レベルの
互換性を提供するのに有益である。
【0007】32本のアドレス・ラインを使用すること
により、80386及び80486はトータル的に232
バイトの物理アドレスをアドレスでき、これは4、29
4、967、296バイトに相当する。今日、単一のコ
ンピュータ・システム上にこのように多くの物理的ラン
ダム・アクセス・メモリを提供することは現実的ではな
い。しかしながら、ディスクなどの装置上にこのような
記憶空間を提供することは現実的なものとなった。
【0008】コンピュータ・システムには記憶装置の階
層が存在する。例えば、速度順に配列される記憶階層は
次のものを含む。
【0009】1.プロセッサ・レジスタ(最高速) 2.キャッシュ・メモリ 3.システム・ランダム・アクセス・メモリ 4.ディスク 5.テープ(最低速)
【0010】一般に、単位記憶当たりのコストは、低速
の記憶装置の場合よりも高速の装置の方が高くなる。
【0011】プロセッサ・レジスタ及びキャッシュはそ
の容量が小さい傾向を示す。システム・ランダム・アク
セス・メモリ(RAM)は典型的にはより大容量であ
り、実行中のプログラムやデータを記憶するために使用
される。ディスク及びテープ記憶装置は非常に大容量で
あるが、これらの装置上のデータ及びプログラムは、シ
ステムがこれらを使用する以前にRAMに移動されなけ
ればならない。RAMの容量を増加することは、記憶さ
れるプログラム及びデータの量を増し、コンピュータ・
システムの能力を拡張する。なぜならプログラムやデー
タはディスク或いはテープ上に存在する場合よりも高速
にアクセスされるからである。しかし、RAMはどのコ
ンピュータ・システムにおいても有限な資源であり、典
型的にはディスク或いはテープよりも単位記憶当たりの
コストが高い。従って、実際のRAM容量を増やすこと
なくRAMの見掛け上の容量を増やすことが所望され
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】任意のシステムにおい
て、プロセッサが物理的RAM領域を越えるアドレスを
使用可能とするためのシステムの物理的アドレス可能メ
モリの拡張は、ディスク・アダプタ・カードからエミュ
レートRAMを制御することにより達成される。ディス
ク・アダプタ・カードはアドレス・バスをモニタする。
実際のRAMのアドレス範囲以外のRAMへの要求が検
出されると、アダプタは基板上のキャッシュ・バッファ
記憶及び補助記憶装置を組合せ、コンピュータ・システ
ムの物理的アドレス可能メモリ空間を拡張する。これは
その要求を低コストの補助記憶サブシステム内の要求に
変換することにより達成される。アダプタ・カードによ
るRAMのエミュレーションは、補助記憶装置への読出
し及び書込み要求の通常の処理と並行して実施される。
【0013】
【実施例】図を参照しながら説明すると、図1は本発明
が実施されるパーソナル・コンピュータ・システム10
0を示す。図から明らかなように、パーソナル・コンピ
ュータ・システム100は互いに接続される複数の装置
により構成される。更に詳しくは、システム・ユニット
102はオプションのモニタ104(従来のビデオ表示
装置など)に接続され、またこれを駆動する。システム
・ユニット102はキーボード110或いはマウス11
2などの入力装置にも選択的に接続される。プリンタ1
14などのオプションの出力装置もまたシステム・ユニ
ット102に接続可能である。最終的に、システム・ユ
ニット102は、ディスケット駆動装置108或いはハ
ード・ディスク装置106などの1個或いは複数の大容
量記憶装置を含む。
【0014】後述されるように、システム・ユニット1
02はキーボード110、マウス112或いはローカル
・エリア・ネットワーク通信システム(図示せず)など
の入力装置に応答する。更に、ディスケット駆動装置1
08、ハード・ディスク装置106、表示装置104、
プリンタ114及びローカル・エリア・ネットワーク通
信システムなどの入出力装置は、既知の方法によりシス
テム・ユニットに接続される。もちろん当業者は他の従
来装置もシステム・ユニット102に接続され、これと
対話することを理解されよう。本発明によれば、パーソ
ナル・コンピュータ・システム100はプロセッサ20
2(図2参照)を含み、これはダイナミック・ランダム
・アクセス・メモリ(本説明ではDRAM或いはRAM
と称する)264(図2参照)、読出し専用メモリ(R
OM)242(図2参照)、及び複数の入出力装置10
4、106、108、110、112、114と相互接
続される。
【0015】通常では、パーソナル・コンピュータ・シ
ステム100は小グループのユーザに対しサーバとして
或いは単一ユーザに対し、独立の計算能力を提供するよ
うに設計され、個人或いは小事業により購入できるよう
に安価に設定される。動作においては、プロセッサ20
2はIBMのOS/2オペレーティング・システム或い
はDOSなどのオペレーティング・システム下で機能す
る。このタイプのオペレーティング・システムは入出力
装置とオペレーティング・システムとの間のBIOSイ
ンタフェースを含む。BIOSは IBM Personal System
/2及びPersonal Computer BIOS Interface Technical
Reference、1988の中で更に明確に定義されており、本
説明において参照される。BIOSは最初にマザーボー
ド或いはプレーナ上のROMに記憶され、POSTと称
されるパワーオン自己診断部分に含まれる診断ルーチン
を含む。
【0016】図2を参照すると、システム・ユニット1
02内のプレーナ200のブロック図が示され、本発明
によるプレーナ200の種々の装置が表されている。図
2は更にプレーナ200と入出力スロット232及びパ
ーソナル・コンピュータ・システム100の他のハード
ウェアとの接続を表す。プレーナ200にはプロセッサ
202が接続され、これはバス制御タイミング・ユニッ
ト214の制御下で高速CPUローカル・バス210に
よりメモリ制御ユニット256に接続され、これは更に
揮発性のランダム・アクセス・メモリ(RAM)264
に接続される。適切であればどのようなプロセッサ20
2も使用可能ではあるが、こうしたものの1つとしてイ
ンテル80386が挙げられる。
【0017】CPUローカル・バス210(データ、ア
ドレス及び制御要素を含む)はプロセッサ202、オプ
ションの数理コプロセッサ204、キャッシュ制御装置
206、及びキャッシュ・メモリ208を接続する。C
PUローカル・バス210には、またシステム・バッフ
ァ212が接続される。システム・バッファ212はそ
れ自身、低速のシステム・バス216(CPUローカル
・バスと比較した場合)に接続される。このバスもアド
レス、データ及び制御要素により構成される。システム
・バス216はシステム・バッファ212と入出力バッ
ファ228との間に拡張される。システム・バス216
は更にバス制御及びタイミング・ユニット214とDM
Aユニット220とに接続される。DMAユニット22
0は中央調停ユニット224とDMA制御装置222と
で構成される。入出力バッファ228はシステム・バス
216と入出力バス230との間のインタフェースを提
供する。当業者においては理解されるように、本実施例
はよく知られる IBM PS/2のマイクロ・チャネル
・バス上において実施されるが、別のバス・アーキテク
チャも本発明を実施するために使用可能である。
【0018】入出力バス230には複数の入出力スロッ
ト232が接続され、入出力装置或いはメモリに接続さ
れるアダプタ・カード(図示せず)を受ける。2個の入
出力スロット232が便宜上示されているが、追加の入
出力スロットは特定のシステムの必要に応じて容易に付
け加えられる。調停制御バス226はDMA制御装置2
22及び中央調停ユニット224を入出力スロット23
2及びディスケット・アダプタ246に結合する。シス
テム・バス216にはまた、メモリ制御ユニット256
が接続され、これはメモリ制御装置258、アドレス・
マルチプレクサ260及びデータ・バッファ262によ
り構成される。メモリ制御ユニット256は更にRAM
モジュール264として表されるランダム・アクセス・
メモリに接続される。メモリ制御装置258はプロセッ
サ202のアドレスをRAM264の特定の領域へマッ
ピングする論理を含む。パーソナル・コンピュータ・シ
ステム100は基本1メガバイトのRAMモジュール2
64を有するように示されているが、追加のメモリが図
2で示されるようにオプションのメモリ・モジュール2
66から270により相互接続されることが理解されよ
う。
【0019】ラッチ・バッファ218はシステム・バス
216とプレーナ入出力バス234との間に結合され
る。プレーナ入出力バス234はアドレス、データ及び
制御要素をそれぞれ含む。プレーナ入出力バス234に
沿って、種々の入出力アダプタ及び他の周辺装置が接続
される。これらの装置には表示アダプタ236(これは
オプションの表示装置104を駆動する)、クロック2
50、不揮発性RAM248(以降NVRAMと称
す)、RS232アダプタ240、並列アダプタ23
8、複数のタイマ252、ディスケット・アダプタ24
6、PCキーボード/マウス制御装置244、及び読出
し専用メモリ(ROM)242などが含まれる。ROM
242はBIOSを含み、これは更にパーソナル・コン
ピュータ・システム100の主要装置をテストするため
に使用されるPOSTを含む。
【0020】クロック250は1日の時刻の計算のため
に使用される。NVRAM248はシステム構成データ
を記憶するために使用される。すなわち、NVRAM2
48はシステムの現在の構成を表す値を含む。例えば、
NVRAM248は固定ディスク或いはディスケットの
容量、表示装置のタイプ、メモリ量などを表す情報を含
む。更に、これらのデータは特定の構成プログラムが実
行される度に、NVRAM248に記憶される。構成プ
ログラムの目的は、このシステムの構成を表す値を、シ
ステムの電源が切られた状態でもデータが保管されるN
VRAM248に記憶することである。
【0021】キーボード/マウス制御装置244にはポ
ートA及びBが接続される。これらのポートはPCキー
ボード110及びマウス112をパーソナル・コンピュ
ータ・システムに接続するために使用される。RS23
2アダプタ・ユニット240にはRS232コネクタが
結合される。モデムなどのオプションの装置(図示せ
ず)がこのコネクタを通じてシステムに結合される。
【0022】図3を参照すると、入出力バス230上に
提供されるアドレス・ラインが示されている。これらの
ラインは18A、17A、16A、14A、13A、1
2A、10A、9A、8A、6A、5A、4A、20
B、19B、18B、16B、15、14B、12B、
11B、10B、8B、7B、6B、81B、82B、
82A、83A、84A、84B、85B、86Bで示
され、それぞれアドレス・ライン0から31に対応す
る。これらの全てのアドレス・ラインに接続されるアダ
プタは、システムの全物理アドレス範囲を識別できる。
【0023】本発明は以降において特に図4を参照して
説明されるが、続く説明の初めに当たり、本発明による
装置及び方法では、拡張メモリ・アドレス空間が所望さ
れ、プレーナ・ボードの他のハードウェア構成を含む種
々のシステムにおいて使用可能であることを述べてお
く。例えば、システム・プロセッサとして、インテル8
0286或いは80486プロセッサも使用可能であ
る。
【0024】システムRAM264の見掛け上の容量を
拡張するために、ディスク駆動制御装置などの補助記憶
制御装置400の役割は、システムRAMエミュレーシ
ョンの形式を含むように拡張される。この機構はディス
クなどのバイト当たりのコストが安価な補助記憶媒体を
使用することにより、システム内で使用可能なRAM2
64の見掛け上の容量を拡張する。
【0025】システム・レベルの物理アドレス空間(以
降メモリ・マップ402とも称される)402が補助記
憶サブシステムとの関係において示されており、補助記
憶サブシステムは補助記憶制御装置400及び補助記憶
装置106により構成される。メモリ・マップ402は
トータル的に定義されるアドレス空間(すなわちプロセ
ッサによりアドレスされる全空間)を示し、これは物理
RAMアドレス空間404(プロセッサ202によりア
クセスされるアドレス範囲0からN−1のアドレス空
間)部と、エミュレート化RAMアドレス空間406
(補助記憶制御装置400によりアクセスされるアドレ
ス範囲NからTのアドレス空間)の補助部と、T+1か
らMまでの残りの空間とから成る。物理RAMアドレス
空間404は、一般にRAM264、及びオプションの
RAM266−270が存在する場合にはこれらの空間
を合わせた容量に等しい。ここでTをMと等しく定義す
ることが望ましい。なぜなら、これにより支援される物
理空間容量を最大化できるからである。補助記憶制御装
置400は入出力スロット232のコネクタを介して入
出力バス230に接続されるアダプタ・カードとして構
成される。当業者においては入出力バス230が本発明
を可能化するために使用されるが、別のバス構造も使用
可能であることを理解されよう。
【0026】補助記憶制御装置400はバス・インタフ
ェース414を介し、エミュレート化RAMアドレス空
間406用に定義される範囲のメモリ・アドレス参照に
応答する。アドレッシング、制御、及びデータの転送の
ためにバス・インタフェースを使用することはよく知ら
れている。エミュレート化RAMアドレス空間406は
全てが半導体RAMにより構成される訳ではなく、補助
記憶装置上に置くことも可能である。当業者には理解さ
れるように、本発明は補助RAM420を用意せずに低
コストで実施することが可能であるが、補助記憶制御装
置400に補助RAM420を追加することにより、シ
ステム性能を改善することができる。データの実際の記
憶は、システムRAM264よりも補助RAM420
(これは物理的なキャッシュ記憶装置である)及び補助
記憶装置106(図1のハード・ディスク)上において
実施される。補助記憶制御装置400は補助RAM42
0を補助記憶装置106のオペレーションをバッファす
るための中間記憶装置として使用する。バス・インタフ
ェース414により検出されるエミュレート化空間40
6内のメモリ読出し或いは書込みは、補助記憶制御装置
400によりサービスされる。
【0027】層マッピング及び制御416は、要求デー
タが現在、制御装置の補助RAM420にロードされて
いるか、或いは補助記憶装置106からロードされなけ
ればならないかを判断する。要求データが既に補助記憶
制御装置400内にロードされている場合には、それは
補助RAM420から検索されて使用可能となる。しか
しながら、データがプレロードされていない場合は、参
照データのための要求が補助記憶マネージャ418に出
力される。補助記憶マネージャ418はデータ・ブロッ
クと共に作用するため、要求は全ブロック用の要求に変
換されねばならない。層マッピング及び制御416が補
助RAM420内に使用可能な十分な空間を配置できな
い場合には、416は補助記憶マネージャ418を通じ
て単一或いは複数のブロックを補助記憶装置106に書
き出し、こうすることにより新たなデータがロードされ
る以前に空間を開放する。層マッピング及び制御416
は、既に知られるいくつかの使用可能なキャッシュ機構
を使用することにより実施される。
【0028】補助記憶制御装置400はそれと関連する
補助記憶インタフェース412と共に、補助記憶要求4
08を受諾するといった点で、伝統的な補助記憶制御装
置として機能し続ける。これらの要求はファイル・シス
テムのオペレーションと関連する通常のディスク読出し
或いは書込み要求である。補助記憶要求408は入出力
バス230から受信される。説明の簡略化のため、入出
力バス230への接続は図示されていないが、これは既
によく知られるところである。これらのオペレーション
はエミュレート化RAMアドレス空間406に関する読
出し/書込みと区別するために、入出力読出し/書込み
と称される。補助記憶インタフェース412は補助記憶
制御装置400の層マッピング及び制御416部による
制御により、補助記憶マネージャ418を通じて入出力
読出し/書込みを制御する。層マッピング及び制御41
6は、要求がバス・インタフェース414及び補助記憶
インタフェース412上において同時に保留状態の際、
補助記憶装置106へのアクセスの優先順位を決定す
る。例えば、多重プロセッサ・システムにおいて、1個
のプロセッサが入出力読出し或いは書込みを試み、別の
プロセッサがエミュレート化RAMアドレス空間406
をアクセスしようと試みる場合が考えられる。補助記憶
マネージャ418は補助記憶装置106に対するデータ
の転送を制御する責務を負うのである。
【0029】適切なバッファ作用により、ディスク・ア
クセスの実際の量は参照の局所性(メモリへのアクセス
はしばしば小領域周辺に集中化するという概念)により
減少されている。システム・レベルの物理アドレス空間
402を形成するために半導体RAM264だけを使用
するアプローチに比較して速度的に遅いけれども、エミ
ュレーションは大容量で、比較的希に使用されるデータ
構造或いは集中化参照などの記憶ニーズに対しては理想
的である。プロセッサ202はエミュレート化RAMア
ドレス空間406からのプログラム・コード及びデータ
を、システムRAM264からのプログラム・コード及
びデータを使用する場合と同様に、メモリ読出し及びメ
モリ書込みを通じて使用する。コード或いはデータが1
度プロセッサ・キャッシュ208に取り込まれると、こ
れら特定の参照における性能への影響はなくなる。
【0030】単一プロセッサ・システムでは、拡張アド
レス空間の効果は度重なる低速のアクセス、従って避け
られない性能劣化により緩和される。しかしながら、多
重プロセッサ・システムにおいては、性能に関する懸念
は減少される。多重プロセッサ・システムでは、プロセ
ッサの1つがエミュレート化アドレス空間の性質により
メモリ・アクセス遅延を経験していると、他のプロセッ
サはまだ最高速で動作中である。多重プロセッサ・シス
テムのシステム・スループットはシステム内の全てのプ
ロセッサにより達成される作業の合計である。従って、
ユーザに対する見掛け上の遅延は最小化される。
【0031】更に、大容量のシステム・レベルのアドレ
ス空間402を必要とし、また "バッチ" (すなわちユ
ーザが関与しない)モードで実行されるアプリケーショ
ン・プログラムに関しても、補助記憶装置106へのア
クセスに起因する見掛け上の性能の劣化を伴わずに、記
憶空間の増加に関連する利点を全て得ることができる。
【0032】エミュレート化RAMアドレス空間406
は不揮発性の補助記憶装置106により支援されるた
め、エミュレート化RAMアドレス空間406は揮発性
のシステムRAM264を越える利点を有する。停電或
いは他のシステムの割込みの際に、標準システムRAM
264内のコード及びデータは失われる。エミュレート
化RAMアドレス空間406の一部として、補助記憶装
置106上に記憶されるコード及びデータは保持され
る。アドレス空間の拡張及びエミュレート化空間の不揮
発性の性質により、コンピュータ・システム100の性
能が大いに拡張される。
【0033】当業者には理解されるように、補助記憶制
御装置400が補助記憶装置106を従来の記憶装置と
して且つ、エミュレート化RAM406用の記憶域とし
て制御することにより、補助記憶装置106は有効且つ
柔軟に使用され、また補助記憶制御装置400は通常の
記憶域アクセス要求を処理するのに必要な回路を要さず
に、エミュレート化RAM機能に貢献する。これにより
補助記憶制御装置のコストを低減し、貢献するハードウ
ェアを通じ、エミュレート化RAM機能の性能を改善す
ることができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
補助記憶サブシステムの提供により、ユーザには意識さ
せることなく、また安価なコストにより、コンピュータ
・システムの物理的アドレス空間を拡張することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンピュータ・システムを表す図である。
【図2】図1のコンピュータ・システムにおいて使用さ
れるプレーナ・ボードのブロック図である。
【図3】32本のアドレス・ラインを含む32ビット・
バス信号の図である。
【図4】ランダム・アクセス・メモリ空間を拡張するた
めに使用される補助記憶サブシステムの図である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物理的RAMの範囲を越えてRAMのアド
    レス範囲を拡張するための装置において、 プロセッサ、固定アドレス範囲を有する物理的RAM、
    及びバスを有するコンピュータと、 補助記憶装置と、 アダプタとを含み、該アダプタは、 物理的RAMのアドレス範囲を越えるRAMに対するプ
    ロセッサの読出し/書込み要求を検出する手段と、 補助記憶装置上のエミュレート化RAMを読出し/書込
    みするための読出し/書込み手段と、 補助記憶装置上のエミュレート化RAMのロケーション
    を決定し、補助記憶マネージャによるエミュレート化R
    AMの読出し及び書込みを制御するための制御手段とを
    含み、 物理的RAMアドレスのアドレス範囲を越えるRAM記
    憶アドレスは、物理的RAMのアドレス範囲を拡張する
    ことにより、プロセッサにより使用されることを特徴と
    する前記装置。
  2. 【請求項2】前記アダプタは、 補助記憶装置に対する入出力読出し/書込み要求を受信
    及び制御する手段と、 入出力読出し/書込み及びエミュレート化RAMに対し
    同時に要求が受信される場合に、補助記憶装置に対する
    要求を優先順位化する手段とを含むことを特徴とする請
    求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】前記アダプタは補助記憶装置に対するエミ
    ュレート化RAM読出し/書込み要求をキャッシュする
    手段を含むことを特徴とする請求項1記載の装置。
  4. 【請求項4】物理的RAMの範囲を越えてRAMのアド
    レス範囲を拡張するための装置において、 プロセッサ、固定アドレス範囲を有する物理的RAM、
    及びバスを有するコンピュータと、 補助記憶装置と、 アダプタとを含み、該アダプタは、 バスに接続されてプロセッサからのエミュレート化RA
    Mに対する読出し/書込み要求を検出するバス・インタ
    ーフェースと、 補助記憶装置上のエミュレート化RAMの読出し/書込
    みを行う補助記憶マネージャと、 バス・インタフェースに接続され、バス・インタフェー
    スにより検出され出力されるエミュレート化RAM読出
    し/書込み要求を受信する層マッピング及び制御回路と
    を含み、前記層マッピング及び制御回路は補助記憶マネ
    ージャに接続され、補助記憶装置上のエミュレート化R
    AMのロケーションを決定し、補助記憶マネージャによ
    るエミュレート化RAMの読出し/書込みを制御するこ
    とを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】前記アダプタはバスに接続される補助記憶
    インタフェースを含み、補助記憶装置に対する入出力読
    出し/書込み要求を受信し、前記補助記憶インタフェー
    スは補助記憶マネージャに接続され、補助記憶装置に対
    する入出力読出し/書込みオペレーションを制御し、更
    に層マッピング及び制御回路に接続されて制御され、入
    出力読出し/書込み要求とエミュレート化RAM要求が
    同時に受信される場合に、補助記憶装置に対する要求を
    優先順位化することを特徴とする請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】前記アダプタは層マッピング及び制御回路
    及び補助記憶マネージャに接続される物理的RAMを含
    み、補助記憶装置に対するエミュレート化RAM読出し
    /書込み要求をキャッシュすることを特徴とする請求項
    4記載の装置。
  7. 【請求項7】コンピュータ・システムにおける物理的R
    AMの範囲を越えてRAMのアドレス範囲を拡張するた
    めにRAMをエミュレートするアダプタにおいて、前記
    コンピュータ・システムはプロセッサ、バス、固定アド
    レス範囲を有する物理的RAM、及び補助記憶装置を有
    し、前記アダプタは、 プロセッサからのエミュレート化RAMに対する読出し
    /書込み要求を検出する手段と、 補助記憶装置上のエミュレート化RAMを読出し/書込
    みするための読出し/書込み手段と、 補助記憶装置上のエミュレート化RAMのロケーション
    を決定し、補助記憶マネージャによるエミュレート化R
    AMの読出し及び書込みを制御するための制御手段とを
    含み、物理的RAMアドレスのアドレス範囲を越えるR
    AM記憶アドレスは、RAMのアドレス範囲を拡張する
    ことにより、プロセッサにより使用されることを特徴と
    するアダプタ。
  8. 【請求項8】コンピュータ・システムにおける物理的R
    AMの範囲を越えてRAMのアドレス範囲を拡張するた
    めにRAMをエミュレートするアダプタにおいて、前記
    コンピュータ・システムはプロセッサ、バス、固定アド
    レス範囲を有する物理的RAM、及び補助記憶装置を有
    し、前記アダプタは、 バスに接続されてプロセッサからのエミュレート化RA
    Mに対する読出し/書込み要求を検出するバス・インタ
    フェースと、 補助記憶装置上のエミュレート化RAMの読出し/書込
    みを行う補助記憶マネージャと、 バス・インタフェースに接続され、バス・インタフェー
    スにより検出され出力されるエミュレート化RAM読出
    し/書込み要求を受信する層マッピング及び制御回路と
    を含み、前記層マッピング及び制御回路は補助記憶マネ
    ージャに接続され、補助記憶装置上のエミュレート化R
    AMのロケーションを決定し、補助記憶マネージャによ
    るエミュレート化RAMの読出し/書込みを制御するこ
    とを特徴とするアダプタ。
  9. 【請求項9】コンピュータ・システムにおける物理的R
    AMの範囲を越えてRAMのアドレス範囲を拡張するた
    めの方法において、前記コンピュータ・システムはプロ
    セッサ、固定アドレス範囲を有する物理的RAM、及び
    補助記憶装置を有し、前記方法は、 補助記憶装置上のエミュレート化RAMのロケーション
    を決定し、 補助記憶装置上のエミュレート化RAMを読出し/書込
    みし、 物理的RAMアドレスのアドレス範囲を越えるRAM記
    憶アドレスは、物理的RAMのアドレス範囲を拡張する
    ことにより、プロセッサにより使用されることを特徴と
    する方法。
  10. 【請求項10】補助記憶装置に対する入出力読出し/書
    込み要求を受信し、 補助記憶装置に対する入出力読出し/書込み要求を制御
    し、 入出力読出し/書込み要求及びエミュレート化RAMに
    対する要求が同時に受信される場合に、補助記憶装置に
    対する要求を優先順位化することを特徴とする請求項9
    記載の方法。
JP4102788A 1991-05-24 1992-04-22 アドレス範囲を拡張するための装置及び方法 Expired - Lifetime JPH0786846B2 (ja)

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EP0515046A1 (en) 1992-11-25
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