JPH05120141A - キヤツシユメモリ装置 - Google Patents

キヤツシユメモリ装置

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JPH05120141A
JPH05120141A JP3282776A JP28277691A JPH05120141A JP H05120141 A JPH05120141 A JP H05120141A JP 3282776 A JP3282776 A JP 3282776A JP 28277691 A JP28277691 A JP 28277691A JP H05120141 A JPH05120141 A JP H05120141A
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data
entry
circuit
memory device
address
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JP3282776A
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Takahiro Watabe
隆弘 渡部
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャッシュメモリ装置において、データの再
読み込、又は、エラー発生時における性能低下を防止す
る。 【構成】 アドレスレジスタ10に格納セットされたア
ドレスに基づきタグ回路40の1つのエントリがアクセ
スする。そのエントリ内の入れ替え候補ビット(c)が
セットされたエントリがアクセスされた場合は、同時に
タグ部保持回路90の内容を比較回路110と判定回路
120を用いて検索する。タグ部保持回路90がヒット
した場合は、タグ部保持回路90およびデータ部保持回
路100の内容をそれぞれ、タグ回路40とデータ回路
60内の入れ替え候補ビット(c)のセットされたエン
トリへ格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータの高速化
技術の1つとしてメモリへのアクセスを高速化するため
に用いられるキャッシュメモリ装置に関し、特に、メモ
リをアクセスするアドレスの一部の値と、キャッシュメ
モリ装置内のエントリとが1対1に対応するダイレクト
マップ方式のキャッシュメモリ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、情報処理装置、特に中央処理装置
の高速化に伴い、中央処理装置の処理速度に見合った速
度で高速に命令およびデータを供給する必要性が高くな
りつつある。しかし、一般に主記憶装置をアクセスし得
る速度は中央処理装置の処理速度に比較するとかなり遅
く、そこで、十分に命令やデータの供給を行えるように
するために、キャッシュメモリ装置が多くのコンピュー
タに利用されている。
【0003】特に、例えば特開平2−110752号公
報に開示されているように、アドレスの一部の値とキャ
ッシュメモリ装置内のエントリとが1対1に対応するダ
イレクトマップ方式のキャッシュは、制御が容易である
こと、および構造が簡単であることから、時間的及び空
間的に局所性があるような処理用の命令用キャッシュと
して多く利用されている。
【0004】この種のキャッシュメモリ装置は、より詳
しくは、例えば(図3)に示すような構成を成してい
る。(図3)において、310は図示しない主記憶装置
をアクセスするアドレスを保持するアドレスレジスタで
ある。
【0005】360は図示しない各エントリごとに、デ
ータ(d0〜d3)を格納するデータ回路である。40
0はタグ回路で、各エントリごとに、主記憶装置をアク
セスするアドレスのうちの一部のアドレス(adr)、
および上記データ(d0〜d3)の有効性を示すバリッ
ドビット(v0〜v3)を保持するようになっている。
【0006】370は主記憶装置をアクセスするアドレ
スのうちの一部と、上記タグ回路400に保持されてい
るアドレス(adr)とを比較する比較回路である。4
10は上記データ回路360に所望のデータが格納され
ているか否かを判定する判定回路である。上記のような
キャッシュメモリ装置は、次のように動作するようにな
っている。
【0007】まず、キャッシュアクセス時にアクセスす
るアドレスがアドレスレジスタ310に格納される。ア
ドレスレジスタ310から出力されるアドレスの一部
(信号312)によって、タグ回路400及びデータ回
路360内のエントリが決定され、そのエントリに保持
されているアドレス(adr)、バリッドビット(v0
〜v3)、およびデータ(d0〜d3)が読み出され
る。
【0008】読み出されたアドレス(adr、401)
とアドレスレジスタ310から出力される信号311と
が比較器370により比較され、比較結果信号371が
出力される。判定回路410は、比較結果信号371と
バリッドビット信号402〜405、およびワード選択
信号313が入力され、比較結果信号371によりアド
レスが一致していることが検出されており、かつ、ワー
ド選択信号313により指定された位置のバリッドビッ
トが有効である場合に、ヒット信号411を出力する。
【0009】この検索動作と同時に、データ回路360
より信号312により決定されるエントリ内の、ワード
選択信号313により示される位置のデータが信号36
1として読み出される。検索結果がミスヒットした場合
は、信号312にって示されるタグ回路400およびデ
ータ回路360内のエントリのリプレースが行われる。
【0010】即ち、タグ回路400内の信号312によ
り示されるエントリ内のアドレス(adr)に、信号3
11によりアドレスレジスタ内のアドレスの一部が格納
されると共に、ワード選択信号313に基づいてデコー
ダ320から出力される信号321〜324により示さ
れる位置のバリッドビット(v0〜v3)がセットされ
る。
【0011】さらに、主記憶装置より読み出されたデー
タが、信号312により指定されるエントリ内の、ワー
ド選択信号313により示される位置に格納される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のキャッシュメモリ装置では、エントリ内に有効なデ
ータが2ワード以上格納されている場合でも、エントリ
内の1ワードしか使用しないアクセスが行われただけ
で、無条件にエントリのリプレースが行われるため、再
び元のデータがアクセスされる際には、これらのデータ
を再度エントリへ充填するために主記憶装置への複数回
のアクセスを必要とし、キャッシュのヒット率が低下し
て、主記憶装置へのアクセスによる装置全体の処理速度
の低下を招きがちであるという問題点を有していた。
【0013】また、データ回路360などに動作不良が
発生した場合、たとえそれが1つのエントリについてだ
けの動作不良だとしても、通常、キャッシュメモリ装置
全体が使用不能になり、キャッシュメモリ装置が用いら
れる情報処理装置等の信頼性の低下や処理速度の低下を
招くことになるという問題点を有していた。本発明は上
記の点に鑑み、エントリのリプレースが行われる場合で
も、ヒット率の低下を防止して、処理速度を確実に向上
させることができるキャッシュメモリ装置の提供を目的
としている。
【0014】本発明は、また、一部のエントリについて
動作不良が生じたとしても、ヒット率が大きく低下した
りして、処理速度の低下を招くこのない、また、信頼性
を高く保つことのできるキャッシュメモリ装置の提供を
目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、主記憶装置とエントリとのマッピング
が、ダイレクトマップ方式により行われるキャッシュメ
モリ装置において、アドレスにおける第1のビット部分
の値を保持するタグ保持部、および主記憶装置における
前記第1のビット部分によって示される領域に格納され
るデータを保持するデータ保持部を有する代替エントリ
と、それぞれ、アドレスにおける第2のビット部分の値
に対応し、アドレスにおける第1のビット部分の値を保
持するタグ保持部、主記憶装置における前記第1および
第2のビット部分によって示される領域に格納されるデ
ータを保持するデータ保持部、および主記憶装置におけ
る同一の第2のビット部分によって示される領域に格納
されるデータが前記代替エントリに保持されていること
を示す代替情報を保持する代替情報保持部を有する複数
のエントリが設けられて成るキャッシュ記憶手段と、前
記キャッシュ記憶手段における有効なデータが保持され
ているエントリの保持内容が更新されるときに、元の保
持内容を前記代替エントリに転送して保持させる一方、
主記憶装置をアクセスするアドレスにおける第2のビッ
ト部分の値に対応するエントリの代替情報保持部に代替
情報が保持され、かつ、主記憶装置をアクセスするアド
レスにおける第1のビット部分の値が前記代替エントリ
に保持されている場合に、代替エントリの保持内容を前
記第2のビット部分の値に対応するエントリに転送して
保持させる制御手段とを備えたことを特徴としている。
【0016】また、さらに、前記キャッシュ記憶手段の
何れかのエントリに動作不良が生じる場合に、そのエン
トリの代替情報保持部に強制的に代替情報を保持させる
とともに、ミスヒット時に代替エントリにおけるタグ保
持部、およびデータ保持部に、主記憶装置をアクセスす
るアドレスにおける第1のビット部分の値、および主記
憶装置から読み出されたデータを直接入力し、保持させ
る動作不良補償制御手段を備えたことを特徴としてい
る。
【0017】
【作用】上記の構成により、制御手段は、キャッシュ記
憶手段における有効なデータが保持されているエントリ
の保持内容が更新されるときに、元の保持内容を代替エ
ントリに転送して保持させる一方、主記憶装置をアクセ
スするアドレスにおける第2のビット部分の値に対応す
るエントリの代替情報保持部に代替情報が保持され、か
つ、主記憶装置をアクセスするアドレスにおける第1の
ビット部分の値が代替エントリに保持されている場合
に、代替エントリの保持内容を第2のビット部分の値に
対応するエントリに転送して保持させる。
【0018】また、動作不良補償制御手段は、キャッシ
ュ記憶手段の何れかのエントリに動作不良が生じる場合
に、そのエントリの代替情報保持部に強制的に代替情報
を保持させるとともに、ミスヒット時に代替エントリに
おけるタグ保持部、およびデータ保持部に、主記憶装置
をアクセスするアドレスにおける第1のビット部分の
値、および主記憶装置から読み出されたデータを直接入
力し、保持させる。
【0019】
【実施例】
(第1実施例)以下、本発明の第1実施例を(図1)に
基づいて説明する。(図1)はキャッシュメモリ装置の
構成を示すブロック図である。(図1)において、10
は図示しない主記憶装置をアクセスするアドレスを保持
するアドレスレジスタである。
【0020】20はアドレスの下位2ビットをデコード
するデコーダである。30はデコーダ20からの出力2
1〜24、または後述するタグ部保持回路90からの出
力を選択する選択回路である。40は、アドレスにおけ
るエントリ選択信号12の値に対応したエントリを有す
るタグ回路で、各エントリはアドレス部(adr)、バ
リッドビット部(v0〜v3)および入れ替え候補ビッ
ト(c)より構成されている。
【0021】50は主記憶装置からの書き込みデータ1
4、またはデータ部保持回路100からのデータ101
を選択し、データ回路60に出力して保持させる選択回
路である。130はデータ回路60からのデータ61、
またはデータ部保持回路100からのデータ101を選
択して出力する選択回路である。
【0022】60はタグ回路40の各エントリに対応す
るエントリ内に4語(d0〜d3)のデータを格納する
データ回路である。70および110はアドレスにおけ
るアドレス情報11と、タグ回路40のアドレス部(a
dr)から出力される値との比較を行う比較回路であ
る。80および120は、それぞれ、データ回路60ま
たはデータ部保持回路100についてキャッシュヒット
したかどうかを判定する判定回路である。
【0023】90はアドレス部(adr)、バリッドビ
ット部(v0〜v3)より構成される1つのエントリを
有するタグ部保持回路である。100は4語(d0〜d
3)のデータを格納する1つのエントリを有するデータ
部保持回路である。140はデータ回路60、またはデ
ータ部保持回路100の何れか一方についてキャッシュ
ヒットしたときにヒット信号141を出力する論理和ゲ
ートである。
【0024】200は上記各部の動作および動作タイミ
ングを制御する制御回路である。以上のように構成され
たキャッシュメモリ装置について、以下、その動作を説
明する。まず、(1)キャッシュヒット時動作、(2)
データ部保持回路ヒット動作、(3)キャッシュ/デー
タ保持部ミスヒット時の動作に分けてそれぞれ説明す
る。
【0025】(1)キャッシュヒット時動作 キャシュヒット時動作は、アドレスレジスタ10内に格
納されているアドレスに対して、タグ回路40およびデ
ータ回路60内に有効なデータが格納されており、デー
タ回路60より対応するデータ61を読み出す場合の動
作である。この場合には、選択回路30がアドレスレジ
スタ10のワード選択信号13に基づくデコーダ20の
出力を選択し、選択回路50が書き込みデータ14を選
択し、また、選択回路130がデータ回路60を選択す
ることにより、従来のキャシュメモリ装置と同様の動作
が行われる。
【0026】また、タグ回路40内のヒットしたエント
リ内の入れ替え候補ビット(c)がセットされている場
合は、リセットする。なお、このリセットは必ずしも行
わず、ミスヒット等が生じるまでタグ部保持回路90お
よびデータ部保持回路100の保持内容を有効にするよ
うにしてもよい。データ回路60より読み出されたデー
タ61は、ワード選択信号13によって指定される位置
にあるデータが、選択回路130により選択されて出力
データ131として出力される。
【0027】(2)データ部保持回路ヒット動作 データ部保持回路ヒット動作は、アドレスレジスタ10
内に格納されているアドレスに対して、タグ部保持回路
90及びデータ部保持回路100内に有効なデータが格
納されている場合の動作である。キャッシュメモリ装置
アクセス時に、アドレスレジスタ10より読み出される
アドレスの一部(エントリ選択信号12)によって、タ
グ回路40内の対応するエントリよりアドレス情報(a
dr)およびバリッドビット(v0〜v3)をそれぞれ
信号42、43a、43b、43c、43dとして読み
出す。
【0028】読み出したそれぞれの内容に基づき、アド
レス情報(adr)は比較回路70によりアドレスレジ
スタ10の出力するアドレス情報11と比較されその結
果が信号71として出力される。さらに、同時に入れ替
え候補ビット(c)を入れ替え候補ビット信号41とし
て読み出す。判定回路80は、信号71、43a、43
b、43c、43dおよびワード選択信号13に基づき
有効データがデータ回路60内に格納されているかどう
かを判定する。
【0029】キャッシュミスヒット時には、ヒット信号
82がミスヒット状態となる。一方、これらの処理と並
行して、タグ部保持回路90よりアドレス部(adr)
とバリッドビット(v0〜v3)をそれぞれ信号91、
92a、92b、92c、92dとして読み出す。比較
回路110において、信号線91とアドレス情報11と
の比較を行う。次に、判定回路120において、タグ部
保持回路90から読み出したバリッドビットの中で、ワ
ード選択信号13により指定された位置のバリッドビッ
トがセットされており、かつ比較回路110で比較した
アドレスが一致し(信号線111)、さらに入れ替え候
補ビット信号41がセットされているかどうかを判定す
る。
【0030】これらの条件が満たされた場合、データ部
保持回路ヒットとなる。データ部保持回路ヒット時に
は、タグ部保持回路90およびデータ部保持回路100
内のデータを、それぞれタグ回路40およびデータ回路
60内の入れ替え候補ビット(c)のセットされている
エントリ内へ格納する。より詳しくは、選択回路30お
よび50が、それぞれ、判定回路120からのヒット信
号121に基づきタグ部保持回路90とデータ部保持回
路100の出力を選択しタグ回路40、データ回路60
へ格納する。なお、このとき、タグ部保持回路90等の
保持内容とタグ回路40等の保持内容とをスワップする
ようにしてもよい。また、上記格納するエントリの判別
は入れ替え候補ビット(c)がセットされているか否か
ではなく、エントリ選択信号12によって行うようにし
てもよいが、前者の場合は、エントリ選択信号12に値
を保持しておく必要がないので、例えばアドレスの先読
み等を行う場合でも確実に格納することができる。
【0031】また、タグ回路40のエントリ内の入れ替
え候補ビット(c)をリセットする。データ部保持回路
100より信号101に読み出されたデータは、選択回
路130により、ワード選択信号13に基づいて指定さ
れる位置にあるデータが選択され、出力データ131と
して送出される。 (3)キャッシュ/データ部保持回路ミスヒット動作 この動作は、データ回路60、データ部保持回路100
内ともにアドレスレジスタ10内のアドレスに対応する
データが格納されていない場合の動作である。
【0032】アドレスレジスタ10によって指定された
エントリのタグ回路40内のアドレス部(adr)バリ
ッドビット部(v0〜v3)、およびデータ回路60内
のデータ(d0〜d3)をそれぞれ信号42、43a、
43b、43c、43d、61a、61b、61c、6
1dとして読み出し、タグ部保持回路90、データ部保
持回路100の対応する位置へ格納する。
【0033】その後、タグ回路40内のアドレス部(a
dr)へ、アドレスレジスタ10上のアドレス情報11
より格納し、入れ替え候補ビット(c)をセットすると
ともに、ワード選択信号13により指定される位置のバ
リッドをセットし他のバリッドビットをクリアする。ま
た、他のエントリ内の入れ替え候補ビット(c)がセッ
トされている場合は、クリアする。
【0034】さらに、主記憶装置より読み出したデータ
を、バリッドビットと同様にデータ回路60内のワード
選択信号13により指定される位置へ格納する。この処
理の実行中、選択回路30、50はそれぞれ、ワード選
択信号13および書き込みデータ14を選択する。以上
のように本実施例のよれば、保持回路とタグ回路内に入
れ替え候補ビット(c)を設けることにより、ミスヒッ
トしたエントリの情報を無条件に破棄することなく処理
が行え、キャッシュのヒット率を高めることができる。 (第2実施例)以下、本発明の第2実施例を(図2)に
基づいて説明する。なお、本第2実施例において、前記
第1実施例と同様の機能を有する構成部分については同
一の番号を付して説明を省略する。
【0035】(図2)はキャッシュメモリ装置の構成を
示すブロック図である。(図2)において、150はタ
グ回路40からの出力、またはアドレス情報11および
デコーダ20からの出力を選択して、タグ部保持回路9
0に出力するものである。160はデータ回路60から
の出力、または書き込みデータ14を選択して、データ
部保持回路100に出力するものである。
【0036】選択回路150、160は、それぞれ、タ
グ回路40等にエラーがない場合には、タグ回路40か
らの出力、およびデータ回路60からの出力を選択し、
前記第1実施例と同様の動作が行われるようになってい
る。170、171はタグ回路40あるいはデータ回路
60の各エントリ毎にエラーの発生の有無を検出する検
出回路である。この検出回路170、171は、具体的
には、例えばパリティチェック回路等が適用できるが、
このようなハード的な検出回路に代えて、ソフトウェア
で読み書きテスト等を行って検出するようにしてもよ
い。
【0037】201は、前記第1実施例と同様の制御機
能に加えて、何れかのエントリにエラーが発生したとき
に、入れ替え候補ビット(c)を強制的にセットして、
そのエントリに代えてタグ部保持回路90とデータ部保
持回路100とが用いられるように制御するようになっ
ている。以上のように構成されたキャッシュメモリ装置
について、以下、何れかのエントリにおいて故障が検出
された場合の動作を説明する。
【0038】エラーが検出されると、制御回路201
は、まず、エラーの発生したエントリに対応するタグ回
路40内の入れ替え候補ビット(c)をセットし、他の
エントリの入れ替え候補ビット(c)がセットされてい
る場合は、それをクリアする。また、タグ部保持回路9
0内のバリッドビット(v0〜v3)をクリアする。以
降、入れ替え候補ビット(c)のセットされたエントリ
をアクセスした場合、バリッドビット(v0〜v3)が
クリアされているので、判定回路80は常にミスヒット
と判定する。
【0039】一方、判定回路120は、入れ替え候補ビ
ット(c)のセットされたエントリがアクセスされた場
合、比較回路110の比較結果111とバリッドビット
92a、92b、92c、92dおよびワード選択信号
13とにより、タグ部保持回路およびデータ部保持回路
内に有効なデータが格納されているかどうかを判定す
る。すなわち、判定回路120は、入れ替え候補ビット
(c)の出力に応じて動作し、タグ回路40のエントリ
セレクトの機能を利用することにより、エラーのあった
エントリと同じ動作をする。
【0040】また、タグ部保持回路90、およびデータ
部保持回路100についてミスヒットが生じた場合に
は、選択回路150、および選択回路160が、それぞ
れアドレス情報11、および書き込みデータ14を選択
することにより、それぞれのデータ等が、タグ部保持回
路90、およびデータ部保持回路100に格納される。
以上のように、タグ部保持回路とデータ部保持回路への
入力をそれぞれアドレスレジスタの出力するアドレス
と、主記憶装置から読み出したデータを選択可能となる
よう選択回路を設けると共に、いずれかのエントリ内で
のエラーの発生に応じた制御を行うことにより、タグ回
路またはデータ回路内でエラーが発生した場合でも、そ
のエントリの代わりに、それぞれタグ部保持回路および
データ部保持回路使用することで、キャッシュメモリ装
置全体の使用停止、あるいは、特定のアドレスにおける
キャッシング禁止状態でのキャッシュメモリ装置の使用
を回避することができる。
【0041】なお、前記第1実施例において、保持回路
への格納はタグ回路およびデータ回路でのミスヒットの
発生毎としたが、タグ回路内のセットされたバリッドビ
ット数に応じて、あるいはソフトウェアにより保持回路
へ格納するかどうかを決定してもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
キャッシュ記憶手段とは別に代替エントリが設けられ、
特定のエントリに対してエントリの二重化が行われるの
で、エントリのリプレースが行われる場合でも、ヒット
率の低下を防止して、処理速度を確実に向上させること
ができるという効果を奏する。
【0043】また、エントリに動作不良が生じる場合に
は、そのエントリを強制的に代替エントリに切り換える
ことができるので、ヒット率が大きく低下したりして、
処理速度の低下を招くことはなく、また、信頼性を高く
保つことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるキャッシュメモリ
装置の構成図である。
【図2】本発明の第2実施例におけるキャッシュメモリ
装置の構成図である。
【図3】従来のキャッシュメモリ装置の構成図である。
【符号の説明】
10 アドレスレジスタ 11 アドレス情報(第1のビット部分) 12 エントリ選択信号(第2のビット部分) 13 ワード選択信号 14 データ 40 タグ回路(タグ保持部) 41 候補ビット信号(代替情報) 60 データ回路(データ保持部) 90 タグ部保持回路(タグ保持部) 100 データ部保持回路(データ保持部) 200 制御回路(制御手段) 201 制御回路(動作不良補償制御手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主記憶装置とエントリとのマッピング
    が、ダイレクトマップ方式により行われるキャッシュメ
    モリ装置において、 アドレスにおける第1のビット部分の値を保持するタグ
    保持部、および主記憶装置における前記第1のビット部
    分によって示される領域に格納されるデータを保持する
    データ保持部を有する代替エントリと、 それぞれ、アドレスにおける第2のビット部分の値に対
    応し、アドレスにおける第1のビット部分の値を保持す
    るタグ保持部、主記憶装置における前記第1および第2
    のビット部分によって示される領域に格納されるデータ
    を保持するデータ保持部、および主記憶装置における同
    一の第2のビット部分によって示される領域に格納され
    るデータが前記代替エントリに保持されていることを示
    す代替情報を保持する代替情報保持部を有する複数のエ
    ントリが設けられて成るキャッシュ記憶手段と、 前記キャッシュ記憶手段における有効なデータが保持さ
    れているエントリの保持内容が更新されるときに、元の
    保持内容を前記代替エントリに転送して保持させる一
    方、主記憶装置をアクセスするアドレスにおける第2の
    ビット部分の値に対応するエントリの代替情報保持部に
    代替情報が保持され、かつ、主記憶装置をアクセスする
    アドレスにおける第1のビット部分の値が前記代替エン
    トリに保持されている場合に、代替エントリの保持内容
    を前記第2のビット部分の値に対応するエントリに転送
    して保持させる制御手段とを備えたことを特徴とするキ
    ャッシュメモリ装置。
  2. 【請求項2】 前記キャッシュ記憶手段の各エントリ、
    および代替エントリのデータ保持部は、それぞれ、デー
    タを複数のデータから成るブロック単位で保持するよう
    に構成されるとともに、各エントリ、および代替エント
    リは、さらに、前記ブロック内の各データの有効性を示
    す有効データ情報を保持する有効データ情報保持部を有
    することを特徴とする請求項1のキャッシュメモリ装
    置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記キャッシュ記憶手段の何れ
    かのエントリに動作不良が生じる場合に、そのエントリ
    の代替情報保持部に強制的に代替情報を保持させるとと
    もに、ミスヒット時に代替エントリにおけるタグ保持
    部、およびデータ保持部に、主記憶装置をアクセスする
    アドレスにおける第1のビット部分の値、および主記憶
    装置から読み出されたデータを直接入力し、保持させる
    動作不良補償制御手段を備えたことを特徴とする請求項
    1のキャッシュメモリ装置。
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JPH05120141A true JPH05120141A (ja) 1993-05-18

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JP3282776A Pending JPH05120141A (ja) 1991-10-29 1991-10-29 キヤツシユメモリ装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012029137A1 (ja) * 2010-08-31 2012-03-08 富士通株式会社 演算処理装置、情報処理装置、及び演算処理装置の制御方法

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WO2012029137A1 (ja) * 2010-08-31 2012-03-08 富士通株式会社 演算処理装置、情報処理装置、及び演算処理装置の制御方法

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