JPH05120728A - 情報記録媒体 - Google Patents

情報記録媒体

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JPH05120728A
JPH05120728A JP3279267A JP27926791A JPH05120728A JP H05120728 A JPH05120728 A JP H05120728A JP 3279267 A JP3279267 A JP 3279267A JP 27926791 A JP27926791 A JP 27926791A JP H05120728 A JPH05120728 A JP H05120728A
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JP
Japan
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reflective
rewriting
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Pending
Application number
JP3279267A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Kobayashi
忠 小林
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 書替えの繰り返しに対する信頼性向上を図
る。 【構成】 この相変化光ディスク10は、光ディスク基
板12に第1の保護層13,記録層14,第2の保護層
15,反射層16,反射層変形防止層18,第3の保護
層17が順次積層されている。オーバーライトによる書
替えを繰り返し行うと、記録層14が発熱し、その発熱
を第2の保護層15が冷却,熱拡散して記録層14を保
護する。反射層16は、記録層14の再生信号を増大さ
せると共に記録層14を冷却する。反射層変形防止層1
8は、反射層16の放熱を助け、かつ、反射層16の熱
変形を上から抑え込むことにより、反射層16と第2の
保護層15との境界で剥離が生ずるのを防止し、反射層
16の諸機能を発揮できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報を光学的に記録,
再生及び消去可能な相変化型の光ディスク(以下、「相
変化光ディスク」と略称する。)等の情報記録媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の情報記録媒体としては、カルコ
ゲナイド系材料を記録層に用いた光ディスクが検討され
ており、その従来の技術内容については、「書換え可能
光ディスク材料」(奥田昌宏著,株式会社工業調査会発
行,1989年5月20日初版発行)に詳しく記載され
ている。
【0003】図4に従来例の相変化光ディスク1の層構
成の一例を模式的に示す。同図に示す相変化光ディスク
1は、透明なアクリル樹脂等の材料から形成された光デ
ィスク基板2に、第1の保護層3,光ビームが照射され
ることにより状態が変化する相変化型材料で形成された
記録層4,第2の保護層5,反射層6,この相変化光デ
ィスク1を取り扱う上で保護するための第3の保護層7
を順次積層したものである。
【0004】第1の保護層3及び第2の保護層5は、記
録層4を挟むように配設されており、記録パルスの照射
により記録層4が、飛散したり、穴があいてしまうこと
を防止する役割を有しているだけでなく、記録のときの
記録層4の加熱,冷却の熱拡散を制御する役割をも有し
ている。
【0005】また、反射層6は記録層4の光学的変化を
光学的にエンハンスして再生信号を増大させる効果だけ
でなく、記録層4を冷却する効果をも有している。この
ため、バーストBの発生の少ない正しい再生波形Wを得
るためには、反射層6は第2の保護層5に密着して前記
諸機能を発揮できるようにすることが必要である。
【0006】この相変化光ディスク1における情報の記
録,再生は、記録層4の結晶相、非晶質相の相変化を利
用して行われる。すなわち、スパッタ,蒸着などで成膜
された記録層4は非晶質のままとなっているので、加熱
アニール処理又は光ビーム照射などにより、記録層4を
結晶相とする。これを初期(結晶)化という。次に、記
録する場合は、短パルスで高パワーの記録パルスにより
結晶相の記録層4を溶融,急冷し非晶質化して記録マー
クを生成して行う。また、その記録マークを消去する場
合は、長パルスで低パワーの消去パルスにより非晶質層
の記録マークを結晶化して記録マークを消去する。
【0007】ところで、消去パルスに記録パルスを重畳
させて、記録と消去とを同時に行うオーバーライトと称
せられている情報の書替えが検討されている。
【0008】しかしながら、このような従来の層構成の
相変化光ディスク1では、保護層3と反射層6との付着
性が良くなく、オーバーライトによる情報の書替えの繰
り返しにより反射層6が熱変形し、保護層3と反射層6
との境界で剥離が生じて、再生波形W1 にバーストBが
発生し易くなる。その試験結果を図3を参照して説明す
る。試験品は、ポリカーボネートからなる基板2の上
に、スパッタ法により厚さ180nmのZnS−SiO
2 からなる第1の保護層3,厚さ30nmのGeSbT
eからなる記録層4,厚さ20nmのZnS−SiO2
からなる第2の保護層5,厚さ100nmのAl合金か
らなる反射層6を順次積層したものを用いた。なお、試
験品は、ディスクの取扱い上の傷等の発生防止のため、
層面に紫外線硬化樹脂をスピンコート後、紫外線を照射
し硬化させた。
【0009】初期結晶化したトラックに線速8m/s,
記録パルス60ns,記録ピークパワー22mW,記録
バイアスパワー11mWにて、記録周波数として5.2
3MHzと2.00MHzとを交互にオーバーライトに
よる書替えを繰り返し行った後のバーストBの発生状況
を調べた。その結果は、図3に示すように、5万回繰り
返した後の再生波形W1 では、第2の保護層5と反射層
6との境界の剥離により、多数のバーストBが発生し
た。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の相変化光ディスク1におけるオーバーライトによる書
替えの繰り返し回数は、上記実験例にも示すように、1
000回乃至10000回程度が限界であり、書替えを
繰り返し行う上での信頼性に欠けていた。
【0011】しかしながら、計算機の補助記憶装置とし
ての使用を考えると、10万回以上のオーバーライトに
よる書替えの繰り返し特性が必要とされている。
【0012】そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなさ
れたものであり、書替えの繰り返しに対する信頼性向上
を図った情報記録媒体を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、記録層と反射層とを備え、前記記録層に光
を照射して情報を記録,再生及び消去可能な情報記録媒
体において、前記反射層の記録層とは反対の面側に複数
の誘電体を混合して形成された反射層変形防止層を有す
ることを特徴とするものである。
【0014】
【作用】このように構成された本発明の情報記録媒体に
よれば、反射層変形防止層により反射層の変形を防止す
るので、反射層の本来の諸機能が発揮でき、オーバーラ
イトによる書替えの繰り返し特性の向上が図れる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0016】図1は本発明の情報記録媒体としての相変
化光ディスク10の一実施例を模式的に示す断面図であ
る。この相変化光ディスク10は、光ディスク基板12
に第1の保護層13,記録層14,第2の保護層15,
反射層16,反射層変形防止層18,第3の保護層17
を順次積層したものである。なお、同図に示す層構成は
単板の場合を示すものであり、2枚の単板の光ディスク
を反射層16側を互いに内側にして貼り合わせた両面使
用の光ディスクとすることも可能である。また、用途に
応じて、第1の保護層13,第3の保護層17はそれぞ
れ省略することも可能である。
【0017】前記光ディスク基板12は、透明で経時変
化が少ない材料、例えばポリメチルメタクリレート(P
MMA)のようなアクリル樹脂,ポリカーボネート樹
脂,エポキシ樹脂,スチレン樹脂又はガラス等で形成さ
れる。また、基板12には、記録フォーマットに応じて
連続溝,サンプルサーボマーク又はプリフォーマットマ
ーク等が形成される。
【0018】前記記録層14は、光ビームが照射される
ことにより状態が変化する相変化型材料で形成されてい
る。このような相変化型材料としては、GeTe系,T
eSe系,GeSbSe系,TeOx系,InSe系,
GeSbTe系等のカルコゲナイド系アモルファス半導
体材料やInSb系,GaSb系,InSbTe系等の
化合物半導体材料などを用いることができる。この記録
層14の層厚としては、実用上数nm乃至数μmの範囲
が用いられる。
【0019】前記第1の保護層13,第2の保護層15
は、記録層14を挟むように配設されており、記録パル
スの照射により記録層14が、飛散したり、穴があいて
しまうことを防止する役割を有している。また記録のと
きの記録層14の加熱、冷却の熱拡散を制御する役割も
ある。この第1及び第2の保護層13,15は、SiO
2 ,SiO,AlN,Al2 O3 ,ZrO2,TiO2
,Ta203 ,ZnS,Si又はGe等を真空蒸着法や
スパッタリング法なとで形成される。また、第1及び第
2の保護層13,15の層厚は実用上数nm乃至数μm
が用いられる。
【0020】前記反射層16には、記録層14の光学的
変化を光学的にエンハンスして再生信号を増大させる効
果と、記録層14を冷却する効果とがある。この反射層
14は、Au,Al,Cu,Ni−Cr合金,Al−T
i合金等の金属膜を真空蒸着法やスパッタリング法など
で形成される。反射層16の層厚は、実用上数nm乃至
数μmが用いられる。
【0021】前記第3の保護層17は、相変化光ディス
ク10を取り扱う上での傷、ほこり等を防止するために
配設されるものであり、通常、紫外線硬化樹脂などによ
り形成される。この第3の保護層17は、例えば紫外線
硬化樹脂をスピンコート法により反射層16の表面に塗
布し、紫外線を照射して硬化させて形成される。この第
3の保護層17の層厚としては、実用上数μm乃至数百
μmの範囲が用いられる。
【0022】前記反射層変形防止層18は、SiO2 ,
SiO,AlN,Al2 O3 ,ZrO2 ,TiO2 ,T
a203 ,ZnS,Siなどの誘電体の内、少なくとも2
種類以上の誘電体から構成される混合誘電体である。混
合誘電体は、反射層16の放熱を助け、かつ、反射層1
6の熱変形を抑えこむのに十分な剛性を有することが条
件となる。例えば、防止層18としてZnSとSiO2
との混合誘電体が考えられる。ZnS単体では、ZnS
自体が結晶化し易いために、機械的強度が弱くなるが、
SiO2を混合するによりその結晶化が抑えられ、強度
低下を防止できるため、反射層16の放熱を助け、か
つ、反射層16の熱変形を抑えこむことができる。ま
た、反射層変形防止層18を混合誘電体とすることで、
その機械的,熱的特性を調整することができるので、反
射層16の諸機能を最大限に発揮できるように調整が可
能となる。従って、第2の保護層15と反射層16の付
着性を向上させることができる。なお、この反射層変形
防止層18は、混合誘電体を構成する材料の二元同時ス
パッタ又は二元同時蒸着などで形成することができる。
例えば、混合誘電体を構成するそれぞれの誘電体材料の
ターゲットを用いた場合は、二元同時スパッタで形成で
きる。また、混合誘電体を構成する材料の合金ターゲッ
トを用いた場合は、二元同時スパッタ又は二元同時蒸着
などで形成することができる。また、反射層変形防止層
18の層厚は、実用上数nm乃至数μmであることが望
ましい。
【0023】次に上記構成の実施例の光ディスク10の
作用を説明する。
【0024】オーバーライトによる書替えを繰り返し行
うと、記録層14が発熱し、その発熱を第2の保護層1
5が冷却,熱拡散して記録層14を保護する。反射層1
6は、記録層14の再生信号を増大させると共に記録層
14を冷却する。反射層変形防止層18は、反射層16
の放熱を助け、かつ、反射層16の熱変形を上から抑え
込むことにより、反射層16と第2の保護層15との境
界で剥離が生ずるのを防止し、反射層16の諸機能を発
揮できるようにする。これによりオーバーライトによる
書替えが正確に行われ、バーストの発生の少ない再生波
形を得ることができる。
【0025】このように構成された上記実施例の光ディ
スク10の効果を図2を参照して説明する。図2は前記
図3と同様の条件でオーバーライトによる書替えを10
万回繰り返し行った後の再生波形図である。同図に示す
ように、再生波形W10は、従来と比較して格段とバース
トBの発生が少ないことが判る。このように反射層変形
防止層18を設けることにより、オーバーライトによる
書替えの繰り返しに対してバーストBの発生をかなり防
止できることが確認できた。
【0026】また、反射層変形防止層18を形成したこ
とで反射層16及び記録層14の保護効果も高まるので
耐環境性も向上する。
【0027】なお、本発明は、上記実施例に限定され
ず、その要旨を変更しない範囲内で種々に変形実施でき
る。例えば、相変化光ディスクを例示して説明したが、
光磁気ディスクやCD−ROMなどにも適応が可能であ
る。
【0028】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、オーバー
ライトによる書替えを繰り返し行っても反射層変形防止
層により反射層の熱変形を防止しているので、反射層が
剥離することがなく、反射層の本来の諸機能が発揮で
き、書替えの繰り返しに対する信頼性向上を図った情報
記録媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報記録媒体としての相変化光ディス
クの一実施例の層構成を模式的に示す断面図である。
【図2】図1に示す相変化光ディスクのオーバーライト
による書替えの繰り返し試験後の再生波形図である。
【図3】図4に示す相変化光ディスクのオーバーライト
による書替えの繰り返し試験後の再生波形図である。
【図4】従来例の相変化光ディスクの層構成を模式的に
示す断面図である。
【符号の説明】
12 光ディスク基板 14 記録層 16 反射層 18 反射層変形防止層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録層と反射層とを備え、前記記録層に
    光を照射して情報を記録,再生及び消去可能な情報記録
    媒体において、前記反射層の記録層とは反対の面側に複
    数の誘電体を混合して形成された反射層変形防止層を有
    することを特徴とする情報記録媒体。
JP3279267A 1991-10-25 1991-10-25 情報記録媒体 Pending JPH05120728A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3279267A JPH05120728A (ja) 1991-10-25 1991-10-25 情報記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

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JP3279267A JPH05120728A (ja) 1991-10-25 1991-10-25 情報記録媒体

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JPH05120728A true JPH05120728A (ja) 1993-05-18

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ID=17608788

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JP3279267A Pending JPH05120728A (ja) 1991-10-25 1991-10-25 情報記録媒体

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JP (1) JPH05120728A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09138975A (ja) * 1995-11-17 1997-05-27 Nec Corp 相変化型光ディスク
KR100517466B1 (ko) * 1998-06-27 2005-11-25 엘지전자 주식회사 열복사층을 가지는 디스크

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09138975A (ja) * 1995-11-17 1997-05-27 Nec Corp 相変化型光ディスク
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