JPH05123641A - ゴム製品の表面処理方法 - Google Patents

ゴム製品の表面処理方法

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JPH05123641A
JPH05123641A JP28799891A JP28799891A JPH05123641A JP H05123641 A JPH05123641 A JP H05123641A JP 28799891 A JP28799891 A JP 28799891A JP 28799891 A JP28799891 A JP 28799891A JP H05123641 A JPH05123641 A JP H05123641A
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rubber
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urethane emulsion
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Itaru Horiguchi
至 堀口
Shinichi Kumakura
伸一 熊倉
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Okamoto Industries Inc
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Okamoto Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゴム製品の表面に非粘着及び滑性を付与する
ことである。 【構成】 ゴム製本体の表面に、変性ウレタンエマルジ
ョンからなる表面処理剤を塗布し、乾燥して皮膜を設け
る。 【効果】 非粘着・滑性・強度が向上すると共に該皮膜
が剥離することがなくそれらが持続するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は天然ゴム及びジエン系合
成ゴムよりなるゴム製品の表面処理方法、詳しくは非粘
着及び滑性を付与されたゴム製品を得る方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、天然ゴム及びジエン系合成ゴムか
らなるゴム製品の表面を処理する方法としては、(1) 塩
素を表面に付加する(塩素化)、(2) 溶剤処理による表
面脱脂、(3) 強酸処理、プラズマ処理、コロナ処理など
の表面酸化、(4) ブラスト処理による表面粗面化、(5)
シリカ、タルク、スターチ類の粉体付着、(6) シリコー
ン、フッ素樹脂などの樹脂付着等があった。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、これ
らの方法は作業に手間が掛るとともに、有害物質や強酸
化剤の使用による作業環境の低下や高エネルギーの使用
による設備コストの増大など、多くの問題があった。
【0004】更に、塩素化をしたものについては、洗浄
後の乾燥条件によりゴム製品上に水跡が残ることがあ
り、かつ塩素化されるためゴムの表面が硬化して微小な
亀裂を生じると云う問題もあった。
【0005】また表面への樹脂付着については、これら
ゴム製品の素材である天然及び合成ゴム類は、その組成
から、官能基が少いため、表面に樹脂類が付着すること
は出来るが、付着力が弱いと云う欠点があった
【0006】また、シリコンオイルや粉体などは短時間
の使用でゴム表面から除去され、粘着感が出ると云う欠
点があり、かつ他の合成樹脂類も、付着力が弱いためゴ
ム製品を伸ばした場合には、クラックが入り部分的に簡
単に剥離、除去されるため長時間の使用が困難であっ
た。
【0007】
【問題点を解決するための手段】本発明は、このような
事情に鑑みてなされたものであり、その手段は、ゴム製
本体の表面に、変性ウレタンエマルジョンを塗布して、
乾燥皮膜を設けることである。
【0008】
【実施例】本発明の実施例について説明するに、ゴム製
本体は此種の技術分野において周知な天然ゴム及びジエ
ェン系合成ゴムよりなる各種のゴム製品、例えば指サッ
ク、医療用具(氷のう、ドレージバック、カテーテルバ
ルーン、尿道カテーテル)、チューブ、手袋、パッキン
グゴム、輪ゴム等であり、これらは浸漬方法、押出し方
法など周知の製造方法によって得られたもので、その表
面、すなわち外面又は内面或いは内外両面に、変性ウレ
タンエマルジョンをコーティング、吹付け、浸漬など任
意な方法で塗布し、乾燥して皮膜を設ける。
【0009】変性ウレタンエマルジョンの組成は、ポリ
オール類,ジイソシアネート類,鎖延長剤(多価アルコ
ール類,多価アミン類)の共重合体よりなるものであっ
て、モノマーとして選定される要因としては、親水性、
高反応性、密着性、摩擦係数が低い等を考慮し、性能の
良いポリオール類としてはポリ−ε−カプロラクトン、
ポリヘキサメチレンカーボネート、ポリブタジエンポリ
オール、シリコーンポリオール等であり、また、ジイソ
シアネート類としてはトリレンジイソシアネート、4−
4´−ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチ
レンジイソシアネート、4−4´−メチレンビス(シク
ロヘキシルイソシアネート)、イソホロンジイソシアネ
ート等である。また、鎖延長剤は多価アルコール類では
エチレングリコール、1,4ブタンジオール等であり、
多価アミン類としてはイソホロンジアミン、4−4´−
ジフェニルメタンジアミン、ヒドラジン等である。特に
性能の高いポリオール類はポリヘキサメチレンカーボネ
ート、ポリブタジエンポリオール、シリコーンポリオー
ル等である。又これらを共重合体の基本ポリオールとし
て他のポリオールとの併用を行うこと、すなわち変性ポ
リオールを単独もしくはこれら他の変性ウレタン同士を
ブレンドしたものを用いる事は可能である。
【0010】又、本発明ではこの変性ウレタンエマルジ
ョンの溶液濃度を各ゴム製本体に合う様に調整する必要
があり、0.1 〜10%の範囲が適当であって、通常のゴム
製品では0.5 〜 7%がより効果を発揮し得るものであ
る。
【0011】上記変性ウレタンエマルジョンはその組成
がゴム製品本体と極めて近いものであるため、相溶性が
従来のウレタンより、はるかに良い。したがって、ゴム
製品本体の表面に接着するものである。
【0012】このようなエマルジョンに対して、耐溶剤
性,耐熱性,耐水性の向上を計るために水溶性メラミン
やエポキシ樹脂等を架橋剤として、有機アミン類もしく
はアンモニュウム塩類を触媒として、ゴムとの接着性の
すぐれたポリブタジエン系ウレタンの滑性をさらに良く
するためエポキシ変性シリコンなどをそれぞれ添加して
表面処理剤となし、さらに滑剤として、良好なもの例え
ばシリコンパウダー,ウレタンパウダー,ポリエチレン
ワックス,フッ素樹脂パウダー等を添加することも可能
であり、ゴム製本体をこの表面処理剤中に浸漬するか或
いは表面処理剤を吹きつけ又はコーティングで表面に塗
布する。
【0013】この表面処理剤の処理液配合処方例を示す
と変性ウレタンエマルジョン(40%)100 重量部に対し
て、水300 〜40000 重量部、水溶性エポキシ樹脂 1〜10
重量部及び滑剤を適量である。この塗布量は、乾燥して
皮膜となった際、その厚みを考慮しなければならない
が、できるだけ薄膜に形成しゴム製品の風合いを変える
ことがないようにする。
【0014】次に具体的な実施の態様及び比較例(従来
の方法)について詳述する。 実施例1及び比較例1 下記の天然ドライラバー配合を押出法によって、ゴムチ
ューブを形成し、表1に示す工程により加工を施す。実
施例1における表面処理剤の配合例は変性ウレタンエマ
ルジョン(ウレタン固形分40%)100 重量部(ポリブタ
ジエン系ウレタンエマルジョン40重量部とポリカーボネ
ート系ウレタンエマルジョン60重量部)に対して、水30
0 重量部、水溶性エポキシ樹脂(エポキシ架橋剤)4重
量部、シリコーンパウダー1重量部を添加したものであ
る。
【0015】 天然ゴム 100 重量部 S 2 重量部 ZnO 3 重量部 TET 1 重量部 TMT 0.5 重量部 ステアリン酸 1 重量部 老化防止剤 1 重量部
【0016】
【表1】
【0017】実施例2及び比較例2 下記の天然ゴムラテックス配合に浸漬方法によって、す
なわち表2に示す工程によりゴム手袋を成形する。実施
例2における表面処理剤は実施例1と同じ配合である。
【0018】 天然ゴムラテックス(DRY) 100重量部 S 1重量部 ZnO 1重量部 ジチオカーバメイト系加硫促進剤 0.8重量部 老化防止剤 1重量部 安定剤 適 量
【0019】
【表2】
【0020】実施例3 上記実施例2に示す天然ゴムラテックス配合によるゴム
フィルムを造り、実施例1における表面処理剤を施した
ゴムフィルムと未処理のゴムフィルムとの物性及び性能
表を表3に示す。
【0021】
【表3】
【0022】
【発明の効果】本発明はゴム製本体の表面に、変性ウレ
タンエマルジョンを塗布し乾燥皮膜を設けるから、非粘
着性及び物性(強度)が向上され滑性を付与されること
はもちろん、これらが向上したものが得られ、しかも従
来の方法に比して前処理加工を要することなく極めて簡
単であり、使用に際し及び伸長に対しても剥離のないも
のである。
【0023】すなわち変性ウレタンエマルジョンはジエ
ン系ラバーに対して相溶性が極めて高いため、従来の極
性の高い一般のウレタン,アクリル系及び不活性なシリ
コーン系エマルジョンに比べて接着力の向上が発現し、
強固な皮膜となってゴム製品の表面に恒久的に形成する
ことが出来ると共に粉体等を使用しないから汚染される
ことなく使用時に除去されることがない。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム製本体の表面に、変性ウレタンマ
    ルジョンを塗布し、乾燥皮膜を設けることを特徴とする
    ゴム製品の表面処理方法。
JP3287998A 1991-11-01 1991-11-01 ゴム製品の表面処理方法 Expired - Fee Related JPH0738967B2 (ja)

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JPH0738967B2 JPH0738967B2 (ja) 1995-05-01

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013079975A1 (en) 2011-12-01 2013-06-06 Lrc Products Limited Coated condom

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS627741A (ja) * 1985-07-03 1987-01-14 Nok Corp 表面被覆加硫ゴム成形品およびその製造法

Patent Citations (1)

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