JPH05124104A - 管ライニング材の反転方法及び反転装置 - Google Patents

管ライニング材の反転方法及び反転装置

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JPH05124104A
JPH05124104A JP3278939A JP27893991A JPH05124104A JP H05124104 A JPH05124104 A JP H05124104A JP 3278939 A JP3278939 A JP 3278939A JP 27893991 A JP27893991 A JP 27893991A JP H05124104 A JPH05124104 A JP H05124104A
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reversing
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 小型・コンパクトで軽量な設備で管ライニン
グ材を反転させることができる反転方法及び反転装置を
提供すること。 [構成] 両端が開口する容器2と、該容器2の一端開
口部に気密を保って回転自在に配された膨張可能な一対
のローラバック19,20と、該ローラバッグ19,2
0を回転駆動するための駆動モータ(駆動手段)12
と、前記ローラバッグ19,20内及び容器2内に圧縮
空気(圧力流体)を供給するためのエアコンプレッサ
(流体圧供給手段)を含んで反転装置1を構成する。
又、本発明方法においては、前記ローラバッグ19,2
0を互いに接触させた状態で回転させ、ローラバッグ1
9,20の間に管ライニング材を通し、両ローラバッグ
19,20を通過した管ライニング材の端部を折り返し
て容器2の他端開口部周縁に固定し、容器2内に圧縮空
気を供給しつつ、ローラバッグ19,20を回転させて
管ライニング材を順次反転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、老朽管をライニングし
て補修する管路補修工法に用いられる管ライニング材の
反転方法及び反転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】地中に埋設された下水道管等の管路が老
朽化した場合、該管路を掘出することなくその内周面に
ライニングを施して当該老朽管を補修する管路補修工法
が既に提案され(例えば、特開昭60−242038号
公報参照)、実用に供されている。即ち、この管路補修
工法は、可撓性の樹脂吸収材に硬化性樹脂を含浸せしめ
て成る管ライニング材を流体圧によって管路内に反転さ
せながら挿入するとともに、これを老朽管の内周面に押
圧し、この状態を保ったまま管ライニング材を加温等し
てこれに含浸された前記硬化性樹脂を硬化させ、硬化し
た管ライニング材で老朽管の内周面をライニングする方
法である。
【0003】ところで、斯かる管路補修工法において
は、管ライニング材を反転させるために利用される流体
圧としては、水圧又は空気圧が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、管ライ
ニング材の反転に水圧(水のヘッド)を利用する場合に
は、1Kg/cm2の水圧を得るためには管路より上方
に約10mの高さの水柱を要し、特に大きな反転力を要
する小口径の管ライニング材を用いる場合には、所要の
水圧を得るための設備の高さが高くなって作業性及び作
業能率が悪いという問題がある。
【0005】又、管ライニング材の反転に空気圧を利用
する場合には、シール性の関係から管ライニング材全体
を密閉容器内に収納し、この密閉容器内に所定圧の圧縮
空気を供給するようにしていたため、設備が大型化する
という問題があった。
【0006】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、小型・コンパクトで軽量な設
備で管ライニング材を作業性良く反転させることができ
る管ライニング材の反転方法及び反転装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明方法は、容器の一端開口部に気密を保って配され、
流体圧の供給を受けて膨張した一対のローラバッグを互
いに接触させた状態で回転させ、これらローラバッグの
間に管ライニング材を通し、両ローラバッグ間を通過し
た管ライニング材の端部を折り返して容器の他端開口部
周縁に固定し、容器内に圧縮ガスを供給しつつ、前記ロ
ーラバッグを回転させて管ライニング材を順次反転させ
ることを特徴とする。
【0008】又、本発明は、両端が開口する容器と、該
容器の一端開口部に気密を保って回転自在に配された膨
張可能な一対のローラバッグと、該ローラバッグを回転
駆動するための駆動手段と、前記ローラバッグ内及び容
器内に流体圧を供給するための流体圧供給手段を含んで
管ライニング材の反転装置を構成したことを特徴とす
る。
【0009】
【作用】本発明によれば、管ライニング材が一対の変形
可能なローラバッグの間を通過することによって容器内
に順次送り込まれるため、管ライニング材の厚さの変化
に対してはローラバッグの内圧を変えることで対処する
ことができる。例えば、管ライニング材の厚さが増した
場合には、ローラバッグ内の圧力流体を適当量だけ抜い
てローラバッグの内圧を下げれば、該ローラバッグはよ
り変形し易くなり、管ライニング材の厚い部分もローラ
バッグ間を容易に通過して容器内に送り込まれる。しか
も、この場合、ローラバッグは互いに接触した状態で回
転するため、そのシール性能が高く、容器の気密性を高
く保って管ライニング材の反転を容易化する。
【0010】又、本発明に係る反転装置は、ローラバッ
グの送り出し作用を受けながら、圧縮ガスの圧力によっ
て管ライニング材を反転させるものであって、しかも軽
量なローラバッグを用いるため、小型・コンパクト、且
つ軽量に構成され、その取り扱いが容易となり、反転作
業が能率的に行なわれる。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0012】図1は本発明に係る反転装置の一部を破断
した斜視図、図2は同反転装置の側断面図、図3は同反
転装置のバルブ手段を示す破断斜視図、図4は同バルブ
手段の作用を示す反転装置の側断面図である。
【0013】本発明に係る反転装置1は、図2に示す断
面矩形のダクト状の容器2を有しており、該容器2は3
つの分割片2A,2B,2Cを組み付けて一体化したも
のであって、その両端は図示のように開口している。そ
して、この容器2の一端の上下には円筒状のガイド筒
3,4が設けられており、これらのガイド筒3,4の相
対向する下半部、上半部は幅方向中央部において部分的
に切り欠かれて開口部3a,4aを構成している。
【0014】又、上記ガイド筒3,4の中心部にはパイ
プ状の回転軸5,6がそれぞれ貫通しており、これらの
回転軸5,6はその両端部を軸受7,8(図1には一方
のみ図示)によって回転自在に支承されて互いに平行に
配されている。そして、回転軸5,6の容器2外へ延出
する一端部には、互いに噛合する同径、同歯数のギヤ
9,10が結着されており、一方の回転軸5のギヤ9の
外側にはプーリ11が結着されており、このプーリ11
と駆動モータ12の出力軸端に結着されたプーリ13と
の間にはベルト14が巻装されている。
【0015】更に、上記回転軸5,6の前記ギヤ9,1
0が設けられる側の端部には、不図示のエアコンプレッ
サの吐出側から導出するエアホース15,16がスイベ
ルジョイント17,18を介してそれぞれ接続されてい
る。尚、回転軸5,6の他端は閉塞されている。
【0016】而して、回転軸5,6の各々には塩化ビニ
ルチューブ等から成る膨張及び収縮自在なローラバッグ
19,20が取り付けられて支持されており、これらは
前記容器2の一端に設けられたガイド筒3,4を貫通し
ている。即ち、ローラバッグ19,20は、容器2外へ
延出する両端部が回転軸5,6に各々固定されており、
不図示のエアコンプレッサからの圧縮空気をエアホース
15,16を経て回転軸5,6内に供給すれば、圧縮空
気は回転軸5,6に穿設された円孔5a,6aからロー
ラバッグ19,20内に噴出してローラバッグ19,2
0を図1及び図2に示すように膨張させてこれらを円筒
状に保つ。このようにローラバッグ19,20が膨張し
た状態では、これらのローラバッグ19,20はガイド
筒3,4の内周面に密着しており、ガイド筒3,4の中
央部に形成された前記開口部3a,4aに臨む部位は所
定の圧力で互いに接触している。
【0017】一方、図2及び図3に示すように、容器2
の中央の分割片2Bにはバルブ手段21が設けられてい
る。このバルブ手段21は、塩化ビニル、ゴム等から成
る内外二重構造を有する膨張及び収縮自在な袋体22を
有しており、該袋体22の内側の袋体22Aは、分割片
2Bを貫通するパイプ状の軸23の両端部に取り付けら
れており、外側の袋体22Bは分割片2Bの両端部に設
けられた円筒部材24の開口部周縁に取り付けられてい
る。
【0018】そして、上記軸23の袋体22内に臨む部
位には円孔23aが穿設されており、該軸23の一端は
閉塞され、他端には不図示のエアコンプレッサの吐出側
から導出するエアホース25が開閉弁26を介して接続
されている。
【0019】又、容器2の分割片2Aの上部には、不図
示のエアコンプレッサの吐出側から導出するエアホース
27が開閉弁28を介して接続されている。
【0020】次に、本反転装置1を用いた管ライニング
材30の反転方法を説明する。
【0021】前述のように、ローラバッグ19,20に
圧縮空気を供給してこれらを膨張させた状態で駆動モー
タ12を回転駆動すれば、該駆動モータ12の回転はプ
ーリ13、ベルト14、プーリ11及びギヤ9,10を
経て回転軸5,6に伝達され、回転軸5,6及びこれら
に取り付け支持されたローラバッグ19,20が図1及
び図2の矢印方向に回転駆動される。尚、本実施例で
は、ガイド筒3,4はステンレスで構成され、その内周
面にはローラバッグ19,20との摩擦を軽減するため
のフィルムがコーティングが施されている。
【0022】次に、可撓性の樹脂吸収材に硬化性樹脂を
含浸させて成る管ライニング材30の端部を回転中のロ
ーラバッグ19,20間に通し、該管ライニング材30
の所定長さ部分が容器2内を通過した時点で駆動モータ
12の回転を一旦停止し、管ライニング材30の先端を
折り返してこれを容器2(分割片2A)の端部外周縁に
取り付ける。すると、容器2の両端開口部は管ライニン
グ材30とローラバッグ19,20によって閉塞され、
容器2内には密閉空間Sが形成される。尚、このとき、
容器2に設けられたバルブ手段21の袋体22には圧縮
空気を供給しないため、該袋体22は図2に示すように
収縮状態を保っている。
【0023】その後、開閉弁28を開いてエアコンプレ
ッサからの圧縮空気をエアホース27を経て容器2の密
閉空間Sに供給しながら、駆動モータ12を再駆動して
ローラバッグ19,20を回転駆動すれば、管ライニン
グ材30は空間S内に供給された圧縮空気の圧力によっ
て、更にはローラバッグ19,20による送り出し作用
によって不図示の老朽管内に次々に反転されて挿入され
る。
【0024】上記のように管ライニング材30の老朽管
内への反転、挿入が終了すると、バルブ手段21の開閉
弁26が開けられ、エアコンプレッサからの圧縮空気が
エアホース27を経て軸23内に供給される。すると、
圧縮空気は軸23に穿設された円孔23aから袋体22
内に噴出し、該袋体22を図4に示すように膨張させ
る。この結果、袋体22はバルブとして機能し、容器2
と管ライニング材30によって囲まれる密閉空間Sを空
間S1とS2とに気密に分割し、両空間S1,S2をシ
ールして空間S1内の圧縮空気の空間S2側への流出を
防ぐ。
【0025】その後、上記状態を保ったまま、容器2の
分割片2Cを分割片2A,2Bから切り離し、分割片2
Bの開口端面に不図示の蓋部材を取り付ければ、空間S
1内は圧縮空気によって満たされて所定圧に保たれ、管
ライニング材30は老朽管の内周面に押圧された状態に
保たれる。そして、この状態を保ったまま、管ライニン
グ材30を加温等してこれに含浸された硬化性樹脂(熱
硬化性樹脂)を硬化させれば、老朽管の内周面は硬化し
た管ライニング材30によってライニングされる。尚、
図4において、29は管ライニング材30の端部に取り
付けられたロープである。
【0026】以上のように、本実施例においては、管ラ
イニング材30が一対の変形可能なローラバッグ19,
20の間を通過することによって密閉空間S内に順次送
り込まれるため、管ライニング材30の厚さの変化に対
してはローラバッグ19,20の内圧を変えることで対
処することができる。例えば、管ライニング材30の厚
さが増した場合には、ローラバッグ19,20内の圧縮
空気を適当量だけ抜いてローラバッグ19,20の内圧
を下げれば、該ローラバッグ19,20はより変形し易
くなり、管ライニング材30の厚い部分もローラバッグ
19,20間を容易に通過して密閉空間S内に送り込ま
れる。しかも、ローラバッグ19,20は互いに接触し
た状態で回転するため、そのシール性能が高く、密閉空
間Sの気密性を高く保って管ライニング材30の反転を
容易化する。
【0027】又、本実施例に係る反転装置1は、ローラ
バッグ19,20の送り出し作用を受けながら、圧縮空
気の圧力によって管ライニング材30を反転させるもの
であって、しかも軽量なローラバッグ19,20を用い
るため、小型・コンパクト、且つ軽量に構成され、その
取り扱いが容易となり、反転作業が能率的に行なわれ
る。
【0028】尚、図5に示すように、ローラバッグ1
9,20の内部に、別の複数(図示例では、4つ)のロ
ーラバッグ19a,20aを長さ方向に各々収納し、図
示のようにローラバッグ19a,20aをギヤの歯のよ
うに互いに噛み合わせるように構成すれば、ローラバッ
グ19,20による管ライニング材の送り出し作用が更
に高められる。
【0029】
【発明の効果】以上の説明で明らかな如く、本発明によ
れば、容器の一端開口部に気密を保って配され、流体圧
の供給を受けて膨張した一対のローラバッグを互いに接
触させた状態で回転させ、これらローラバッグの間に管
ライニング材を通し、両ローラバッグ間を通過した管ラ
イニング材の端部を折り返して容器の他端開口部周縁に
固定し、容器内に圧縮ガスを供給しつつ、前記ローラバ
ッグを回転させて管ライニング材を順次反転させるよう
にしたため、小型・コンパクトで軽量な装置で管ライニ
ング材を作業性良く反転させることができるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る反転装置の一部を破断した斜視図
である。
【図2】本発明に係る反転装置の側断面図である。
【図3】本発明に係る反転装置のバルブ手段を示す破断
斜視図である。
【図4】バルブ手段の作用を示す反転装置の側断面図で
ある。
【図5】本発明の変更実施例を示すローラバッグの側断
面図である。
【符号の説明】
1 反転装置 2 容器 12 駆動モータ(駆動手段) 19,20 ローラバッグ 21 バルブ手段 30 管ライニング材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器の一端開口部に気密を保って配さ
    れ、流体圧の供給を受けて膨張した一対のローラバッグ
    を互いに接触させた状態で回転させ、これらローラバッ
    グの間に管ライニング材を通し、両ローラバッグ間を通
    過した管ライニング材の端部を折り返して容器の他端開
    口部周縁に固定し、容器内に圧縮ガスを供給しつつ、前
    記ローラバッグを回転させて管ライニング材を順次反転
    させることを特徴とする管ライニング材の反転方法。
  2. 【請求項2】 両端が開口する容器と、該容器の一端開
    口部に気密を保って回転自在に配された膨張可能な一対
    のローラバッグと、該ローラバッグを回転駆動するため
    の駆動手段と、前記ローラバッグ内及び容器内に流体圧
    を供給するための流体圧供給手段を含んで構成されるこ
    とを特徴とする管ライニング材の反転装置。
  3. 【請求項3】 前記容器は、複数の分割片に分割可能で
    あって、圧縮ガスの供給を受けて膨張することによって
    分割片の開口部を封止するバルブ手段を有することを特
    徴とする請求項2記載の管ライニング材の反転装置。
  4. 【請求項4】 前記ローラバッグは、その内部に別の複
    数のローラバッグを長さ方向に長く収納して構成される
    ことを特徴とする請求項2記載の管ライニング材の反転
    装置。
JP3278939A 1991-10-01 1991-10-01 管ライニング材の反転方法及び反転装置 Expired - Lifetime JPH0818369B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012139935A (ja) * 2010-12-31 2012-07-26 Ashimori Industry Co Ltd 管路の内張り装置
JP2015509451A (ja) * 2012-02-26 2015-03-30 パーマ−ライナー インダストリーズ,エルエルシー パイプを修理するための装置及び方法
KR200491419Y1 (ko) * 2019-04-18 2020-04-06 이강호 비굴착식 관로 보수용 튜브 반전장치
KR102765055B1 (ko) * 2024-05-02 2025-02-07 리니어(주) 밀폐형 공기압축형 포터블 튜브 반전장치 및 이를 이용한 튜브 시공 공법

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