JPH05124611A - 結束用バンドの締付具 - Google Patents

結束用バンドの締付具

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JPH05124611A
JPH05124611A JP40878490A JP40878490A JPH05124611A JP H05124611 A JPH05124611 A JP H05124611A JP 40878490 A JP40878490 A JP 40878490A JP 40878490 A JP40878490 A JP 40878490A JP H05124611 A JPH05124611 A JP H05124611A
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Takakazu Morikawa
高和 森川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被結束用線材に巻回した結束用バンドを手軽
に締め付けるために小形化およびコンパクト化を図る。 【構成】 V字状に配した1対の操作体1,2における
一方の操作体1内に、結束用バンド13のストラップ部
13Aを位置決め片15とで挟着する可動挟着片16を
もったスライダ6を収容し、他方の操作体2の閉成操作
でスライダ6を後退させてストラップ部13Aを引張る
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電線等の被結束用線材
を結束する場合に使用される合成樹脂等からなる結束用
バンドを、所定強度のもとに締付けて結束する場合に用
いられる結束バンドの締付具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の締付具として、特公昭6
3−66730号公報に示されたものが知られている。
これは、一辺部が握り部として構成された略L形の本体
の他辺部内に、結束バンドの自由端部を挟着する挟着部
を有する引張り部材を設け、上記本体の他辺部に引張り
部材を後退移動させる引き金状の操作部材を枢支して、
上記握り部を把持して上記操作部材を該握り部側へ引き
寄せることにより、上記引張り部材を後退させて結束用
バンドを引張力により締め付けるようにしたものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のもの
は、略L形の本体の一辺部で構成された握り部と本体の
他辺部に枢支された操作部材との両者が本体の一辺部か
ら突出した形態となっているので、握り部と操作部材と
が全体のコンパクト化の支障となり、結束操作の上で好
ましいものでなかった。
【0004】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、操作を簡単にして強力な結束を可能としながら、小
形・コンパクト化を図り得る結束用バンドの締付具を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る結束用バンドの締付具は、V字状に配
設されるとともに、各前端部同志が連結・枢支されて閉
成操作される1対の操作体と、一方の操作体内にその長
手方向へ沿って摺動可能に保持されたスライダと、この
スライダと他方の操作体との間に連結・枢支されて他方
の操作体の閉成操作でスライダを後退させる駆動レバー
と、上記スライダと一方の操作体との間に掛設されて該
スライダに前方への復帰力を付与し、かつ他方の操作体
に開放方向への復帰力を付与する復帰用ばね部材と、被
結束用線材を巻回した結束用バンドのストラップ部を一
方の操作体内に挿入させるために該操作体の前壁に形成
された挿入口と、上記スライダの前端に形成されて上記
挿入口から挿入された上記ストラップ部を位置決めする
位置決め片と、上記スライダの前端部に回動可能に枢支
されて上記操作体の閉成操作によるスライダの後退にと
もなって回動変位して上記ストラップ部を上記位置決め
片とで挟着して後方への引張力で結束用バンドを締め付
ける可動挟着片とを備えたものである。
【0006】
【作用】この発明の結束用バンドの締付具によれば、被
結束用線材を巻回した結束用バンドのストラップ部を挿
入口から挿入した上で、操作体を閉成操作することによ
り、スライダが後退すると同時に可動挟着片が位置決め
片とで上記ストラップ部を挟着して後方へ引張り移動す
るので、結束用バンドに対する締め付けが行なわれる。
この構成のものは、1対の操作体をV字形に配して握り
部を兼用させた手万力型となり、コンパクト化が容易で
ある。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係る結束用バンドの締付具の一例
を示す一部破断側面図である。
【0008】図において、1,2はV字状に配されて閉
成操作される1対の金属製操作体であり、両者1,2で
略手万力型を構成するように一方の操作体1の前端部1
aの上部に固設された凸部3に上記他方の操作体2の前
端部2aが支軸4を介して連結・枢支されている。一方
の操作体1は略長舟形の本体1Aとカバー1Bとからな
り、その内部には、長手方向へ沿って形成されたガイド
溝5に長細状のスライダ6が矢印a,b方向へ摺動可能
に嵌合されている。7は上記本体1Aに固定されたスラ
イダ逸脱防止用の当て板である。8は上記操作体1,2
の閉成操作力を上記スライダ6に伝えるための駆動レバ
ーであり、その一端部は上記スライダ6の後部寄りにピ
ン9を介して連結・枢支され、他端部は長箱状に形成さ
れた他方の操作体2の前端寄りに枢軸10を介して連結
・枢支されている。11は上記他方の操作体2に形成さ
れて上記枢軸10が嵌合された長孔状の軸孔である。1
2は上記スライダ6の後端と上記操作体1における後端
部1bの段差1cとの間に介在されたばね部材としての
圧縮コイルばねであり、常時スライダ6に前方への復帰
力を付与するとともに、他方の操作体2に開放方向への
復帰力を付与している。
【0009】上記操作体1の前壁には、結束用バンド1
3の挿入口14が形成されている。上記結束用バンド1
3は、図2に示すように合成樹脂等からなる帯状ストラ
ップ部13Aとこのストラップ部13Aの一端に連設さ
れて該ストラップ部13Aを挿通させて逆爪13Bで抜
け止めする止め部13Cとからなり、図3のように電線
のような被結束用線材Mを巻回して止め部13Cに挿通
されたストラップ部13aが上記挿入口14に挿入され
る。
【0010】上記スライダ6の前端部6aには、上記挿
入口14から挿入された結束用バンド13のストラップ
部13Aの挿入位置を規制する位置決め片15が連設さ
れている。16は上記スライダ6の前端側に支軸17を
介して回動可能に枢着された楔形の可動挟着片であり、
上記操作体1,2の閉成操作によるスライダ6の後退に
ともなって反時計方向へ回動して上記結束用バンド13
のストラップ部13Aを上記位置決め片15とで挟着し
て後方へ引っ張り操作するようになっている。18は上
記可動挟着片16とスライダ6の前端部6aの係止孔6
cとの間に掛設されて、常時、可動挟着片16に反時計
方向への回動復帰力を付与する線ばね、19は上記一方
の操作体1の前端側に位置する立壁部であり、その後側
面は上記スライダ6の復帰位置で上記可動挟着片16が
反時計方向へ回動するのを規制する規制面を兼用してい
る。20は上記カバー1Bに形成されて結束用バンド1
3のストラップ部13Aを外方へ案内する傾斜壁であ
る。
【0011】21は上記操作体1の前壁と上記立壁部と
の間に位置してストラップ挿入方向と直交方向へ変位可
能に設定されたストラップ部切断用のカッタ、22は上
記本体1Aの長手方向へ沿って配設されるとともに枢軸
23で支承されたカッタ駆動レバーであり、その先端2
2aは上記カッタ21に係止されている。24は上記本
体1Aの後壁側の挿通孔25に軸動可能に嵌挿された押
込杆であり、上記操作体2の最大閉成位置で上記カッタ
駆動レバー22の基端部22bを押込駆動するようにな
っている。26は上記本体1Aの後部に形成された凹部
27に収容されて上記押込杆24に復帰力を与える圧縮
コイルばねである。28は上記他方の操作体2内に収容
されて結束用バンド13のストラップ部13Aに対する
引張力を調整するための引張力調整機構であり、この機
構28は、たとえば上記駆動レバー8の枢軸10を保持
した枠体29と、この枠体29の長手方向へ沿って移動
可能に装着された可動ばね受板30と、この可動ばね受
板30を上記枠体29の後壁との間に介在された圧縮コ
イルばね31と、上記操作体2の後壁に回転可能に支承
され、かつ上記可動ばね受板30に固定されたナット部
32に螺合する調整操作用ねじ体33とからなる。
【0012】つぎに、上記構成の動作について説明す
る。結束用バンド13のストラップ部13Aを図3のよ
うに被結束用線材Mに巻回して止め部13Cに通した状
態で、このストラップ部13Aを図1に示すように操作
体1の前端の挿入口14に挿入する。この時、スライダ
6は復帰用圧縮コイルばね12のばね力で前方復帰位置
(図1)にあり、可動挟着片16は上記立壁部19の後
面で反時計方向への回動が規制されているので、上記ス
トラップ部13Aは位置決め片15と上記可動挟着片1
6との間において上記位置決め片15で位置決めされ
る。
【0013】この状態で、上記操作体1,2の把持力で
閉成操作すれば、駆動レバー8によりスライダ6が矢印
a方向へ後退駆動される。このスライダ6が後退し始め
ると同時に、可動挟着片16が立壁部19の後面による
回動規制から解除されるので、この可動挟着片16は線
ばね18のばね力により反時計方向へ回動する。そのた
め、上記結束用バンド13のストラップ部13Aは図4
に示すように上記位置決め片15と可動挟着片16とに
挟着される。この結果、上記スライダ6の後退にともな
って上記ストラップ部13Aは上記位置決め片15と可
動挟着片16とに挟着されて後方へ引張られるので、被
結束用線材Mは結束バンド13で締付けられる。ところ
で、この例では、上記可動挟着片16の外面に凹凸部1
6aを形成してあるので、上記ストラップ部13Aに対
して強い挟着力が与えられ、スライダ6の後退時のスト
ラップ部13Aに確実に引張力を作用させることができ
る。
【0014】上記操作体2をさらに閉成操作すれば、図
5に示すように操作体2で押込杆24が復帰用圧縮コイ
ルばね26のばね力に抗して押し込まれるので、カッタ
駆動レバー22は枢軸23を支点にして時計方向へ回動
する。このため、カッタ21が上方へ駆動され、締付状
態にある結束用バンド13のストラップ部13Aがその
根元から切断される。上記操作体1,2の閉成操作を解
除すれば、圧縮コイルばね12のばね力によりスライダ
6は矢印bで示す前方へ復帰する一方、両操作体1,2
も上記スライダ6および駆動レバー8を介して伝達され
るばね力により互いに開放方向へ復帰する。このよう
に、両操作体1,2を握って閉成操作するだけで、結束
用バンド13のストラップ部13Aを引張して被結束用
線材Mを束ねて締めることができるので、扱い易いう
え、スライダ6等の機構の収納体を一方の操作体1で兼
用させてあるので、全体を手万力型の扱い易い形で、コ
ンパクト化に構成することが容易である。
【0015】ところで、上記結束用バンド13のストラ
ップ部13Aの材質や形状等の変更によりその引張力を
変えたい場合、ねじ体33の頭部34を回転させること
により、可動ばね受板30が移動して圧縮コイルばね3
1のばね力が変化するので、操作体1,2の閉成操作時
に駆動レバー8の枢軸位置をずらして引張力を可変調整
することができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、V字状に
配した1対の操作体の一方に、結束用バンドのストラッ
プ部を引張って締め付けるための機構を収容して全体を
手万力型として構成したので、小形およびコンパクト化
を図り易く、それ故に、結束のためのハンドリングが容
易で強力な締付け状態での結束を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る結束用バンドの締付具の一例を示
す一部破断側面図である。
【図2】結束用バンドを示す断面図である。
【図3】結束用バンドを線材に巻回した使用状態を示す
断面図である。
【図4】締付具による結束用バンドの締付動作の説明図
である。
【図5】締付具による結束バンドのストラップ部に対す
る切断動作の説明図である。
【符号の説明】
1,2 操作体 6 スライダ 8 駆動レバー 12 復帰用ばね部材 13 結束用バンド 13A ストラップ部 14 挿入口 15 位置決め片 16 可動挟着片 M 被結束用線材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 V字状に配設されるとともに、各前端部
    同志が連結・枢支されて閉成操作される1対の操作体
    と、一方の操作体内にその長手方向へ沿って摺動可能に
    保持されたスライダと、このスライダと他方の操作体と
    の間に連結・枢支されて他方の操作体の閉成操作で上記
    スライダを後退させる駆動レバーと、上記スライダと一
    方の操作体との間に掛設されて該スライダに前方への復
    帰力を付与し、かつ他方の操作体に開放方向への復帰力
    を付与する復帰用ばね部材と、被結束用線材を巻回した
    結束用バンドのストラップ部を一方の操作体に挿入させ
    るために該操作体の前壁に形成された挿入口と、上記ス
    ライダの前端に形成されて上記挿入口から挿入された上
    記ストラップ部を位置決めする位置決め片と、上記スラ
    イダの前端部に回動可能に枢支されて上記操作体の閉成
    操作によるスライダの後退にともなって回動変位して上
    記ストラップ部を上記位置決め片とで挟着して後方への
    引張力で結束用バンドを締め付ける可動挟着片とを備え
    たことを特徴とする結束用バンドの締付具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012144257A (ja) * 2011-01-06 2012-08-02 Hellermann Tyton Co Ltd 手動型結束工具
JP2021138373A (ja) * 2020-03-02 2021-09-16 株式会社ディスコ 結束バンドカッター

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49112798A (ja) * 1973-02-21 1974-10-28

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