JPH0512510Y2 - - Google Patents

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JPH0512510Y2
JPH0512510Y2 JP1985183879U JP18387985U JPH0512510Y2 JP H0512510 Y2 JPH0512510 Y2 JP H0512510Y2 JP 1985183879 U JP1985183879 U JP 1985183879U JP 18387985 U JP18387985 U JP 18387985U JP H0512510 Y2 JPH0512510 Y2 JP H0512510Y2
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pressure
port
clutch
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line pressure
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Description

【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本考案は、自動変速機の変速要素を作動させる
ライン圧の圧力制御を行なう自動変速機のライン
圧制御装置に関する。 (従来技術及びその問題点) 遊星歯車組を用いた自動変速機において遊星歯
車の構成要素をバンドブレーキを用いて固定する
ようにした場合、次のような問題がある。すなわ
ち、バンドブレーキのブレーキ容量は固定すべき
部材に作用する力の向きによつて異なり、エンジ
ンブレーキ状態(車輪側から駆動される状態)で
は通常の場合よりもブレーキ容量が小さくなる。
このため、従来は、セレクトレバーを主としてエ
ンジンブレーキを使用する変速ギア段位置にセレ
クトした場合には、他の場合よりも油圧を高くし
てバンドブレーキ容量を必要なだけ増大させるよ
うにしていた。 例えば、特開昭56−55749号公報に示されるよ
うな従来の前進3速自動変速機の場合には、上記
のように油圧を増大させても変速シヨツクに影響
を与えることはなかつた。なぜならば、前進時に
は常に同一のクラツチが締結状態にあり、セレク
トレバーをエンジンブレーキ用変速ギア段位置に
セレクトした場合、クラツチを締結する必要がな
かつたから、油圧の増大によつてクラツチ容量が
過大になつても変速シヨツクが大きくなることは
なかつたからである。 ところが、例えば「ニツサンオートマチツクト
ランスアクスル整備要領書(F02A型)」(昭和59
年2月発行)に示されるように、オーバドライブ
付き前進4速自動変速機の場合には、オーバドラ
イブ状態を達成する第4速と、エンジンブレーキ
状態を達成する第2速とで別のクラツチを締結さ
せる必要が生じることがある。この場合、このエ
ンジンブレーキ状態を達成する第2速時に上記ク
ラツチと共に作動するブレーキとしてバンドブレ
ーキを使用すると次のような問題を生ずる。すな
わち、第4速で走行中にセレクトレバーを位置
(第2速に固定した位置または第2速以下とする
位置)にセレクトした時、従来と同様にバンドブ
レーキ容量確保のために油圧を高くすると、第2
速時に解放状態から締結状態に切換作動されるク
ラツチは、バンドブレーキ容量確保のために上昇
した油圧によつて締結されるため容量が過大とな
る。 すなわち、エンジンブレーキ作動時に共に締結
されるべきバンドブレーキとクラツチの内、クラ
ツチを締結したまま、解放されているバンドブレ
ーキを締結する場合のエンジンブレーキ作動時の
エンジンブレーキの効き確保と、バンドブレーキ
を締結したまま、解放されているクラツチを締結
する場合のエンジンブレーキ作動時の変速シヨツ
ク防止との両立を達成することができなかつた。 上記問題を解決する従来の方法として、米国ゼ
ネラル・モータース社の「THM700」型自動変
速機で用いられているように、第2速において作
動するクラツチを2つ設け、一方のクラツチはD
レンジ等の通常の走行時に使用し、他方のクラツ
チはレンジにセレクトした時にのみ作動するよ
うにし、他方のクラツチの容量は一方のクラツチ
の容量よりも小さくしたものがある。これによつ
て、レンジに油圧が上昇しても適度なクラツチ
容量となるようにしていた。 しかしながら、上記のように2つのクラツチを
使用することには、次のような欠点がある。すな
わち、エンジンブレーキ専用のクラツチを必要と
するため価格が高くなり、またクラツチを配置す
るスペースを必要とするため自動変速全体が大型
化し、さらに容量も増大する。 (問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような問題点を解決すること
を目的として成されたもので、この目的達成のた
めに本考案では、以下に述べるような解放手段と
した。 本考案の解決手段を。第1図に示すクレーム概
念図により説明すると、1個のクラツチ01と1
個のバンドブレーキ02とを少なくとも備え、直
結段が達成される第1高速段では、クラツチ01
が締結され、かつ、バンドブレーキ02が解放さ
れ、オーバドライブ変速段が達成される第2高速
段では、クラツチ01が解放され、かつ、バンド
ブレーキ02が締結され、第1高速段あるいは第
2高速段からギヤ比が大きい低速段へ強制変速す
ることによる上記クラツチ01とバンドブレーキ
02とを共に締結させてのエンジンブレーキ作動
時を有する自動変速機において、レギユレータバ
ルブ03により作り出されるライン圧PLの圧力
レベルを制御するライン圧制御手段04を、エン
ジンブレーキ作動時に共に締結されるべきバンド
ブレーキ02とクラツチ01との内、クラツチ0
1を締結したまま、解放されているバンドブレー
キ02を締結させての第1高速段からのエンジン
ブレーキ作動時には、ライン圧PLの増圧制御を
行ない、バンドブレーキ02を締結したまま、解
放されているクラツチ01を締結させての第2高
速段からのエンジンブレーキ作動時には、ライン
圧PLの増圧制御を行なわないようにする手段と
した。 (作用) 第1高速段からバンドブレーキ02を締結させ
てのエンジンブレーキ作動時には、レギユレータ
バルブ03により作り出されるライン圧PLの圧
力レベルを制御するライン圧制御手段04におい
て、ライン圧PLの増圧制御が行なわれる。 従つて、バンドブレーキ02の締結容量を高め
るバツクアツプ作用によりエンジンブレーキの効
きを確保することができる。尚、既に締結されて
いるクラツチ01への締結容量も同時に高められ
ることで滑り防止によるクラツチ耐久信頼性が確
保される。 第2高速段からクラツチ01を締結させてのエ
ンジンブレーキ作動時には、レギユレータバルブ
03により作り出されるライン圧PLの圧力レベ
ルを制御するライン圧制御手段04において、ラ
イン圧PLの増圧制御が行なわれない。 従つて、クラツチ締結容量過大による変速シヨ
ツクを防止することができる。 (実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
尚、この実施例を述べるにあたつて、実施例装置
を適用した前進4速後退1速の自動変速機を例に
とる。 まず、自動変速機の動力伝達機構について説明
する。 動力伝達機構は、第2図に示すように、エンジ
ンクランクシヤフトE、トルクコンバータT/
C,ロツクアツプクラツチLU/C、インプツト
シヤフトI、フロントプラネタリギヤG1、第1
コネクテイングメンバM1、第2コネクテイング
メンバM2、リヤプラネタリギヤG2、アウトプ
ツトシヤフトO、リバースクラツチR/C、ハイ
クラツチH/C、ロークラツチL/C、ロー&リ
バースブレーキL&R/B、バンドブレーキB/
B、ワンウエイクラツチOWCを備えている。 前記フロントプラネタリギヤG1及びリヤプラ
ネタリギヤG2は、シングルピニオン型遊星歯車
であつて、フロントプラネタリギヤG1は、フロ
ントサンギヤS1と、フロントサンギヤS1及び
フロントインターナルギヤR1に噛合うフロント
インターナルギヤR1と、フロントピニオンギヤ
P1と、これを支持するフロントプラネツトキヤ
リヤPC1とから構成され、リヤプラネタリギヤ
G2は、リヤサンギヤS2と、リヤインターナル
ギヤR2と、リヤサンギヤS2及びリヤインター
ナルギヤR2に噛合うリヤピニオンギヤP2と、
これを支持するリヤプラネツトキヤリヤPC2と
から構成されている。 前記第1コネクテイングメンバM1は、フロン
トインターナルギヤR1とリヤプラネツトキヤリ
ヤPC2を連結する部材で、第2コネクテイング
メンバM2は、ロークラツチL/C締結によるト
ルク伝達を介してフロントプラネツトキヤリヤ
PC1とリヤインターナルギヤR2とを連結する
部材である。 前記リバースクラツチR/C、ハイクラツチ
H/C、ロークラツチL/C、ロー&リバースブ
レーキL&R/B、バンドブレーキB/B、ワン
ウエイクラツチOWCは、組み合せ作動により各
変速段を得るための変速要素で、作動時には以下
のような機能を示す。 リバースクラツチR/Cは、インプツトシヤフ
トIとフロントサンギヤS1とを接続する。 ハイクラツチH/Cは、インプツトシヤフトI
とフロントプラネツトキヤリヤPC1とを接続す
る。 ロークラツチL/Cは、フロントプラネツトキ
ヤリヤPC1とリヤインターナルギヤR2とを接
続する。 ロー&リバースブレーキL&R/Bは、フロン
トプラネツトキヤリヤPC1をトランスミツシヨ
ンケースTMCに固定する。 バンドブレーキB/Bは、フロントサンギヤ
S1をトランスミツシヨンケースTMCに固定す
る。 ワンウエイクラツチOWCは、フロントプラネ
ツトキヤリヤPC1の正転(エンジン回転方向)
は許すが、逆転は許さず、回転は固定する。 尚、前記バンドブレーキB/Bは、後述するバ
ンドサーボ10の締結側に制御油圧を作用させる
ことで締結し、ワンウエイクラツチOWCは機械
的に作動し、他のクラツチやブレーキ類は多板摩
擦クラツチ構造で、制御油圧により締結する。 次に、各変速位置での変速要素の作動を下記の
表2に示す。
【表】
【表】 尚、○印は作動を示す。ただし、バンドサーボ
10の場合、締結側のサーボアプライ圧と解放側
のサーボリリース圧との両方に油圧が作用するD
レンジ3速(ドライブレンジ3速)では、受圧面
積の差によりバンドブレーキB/Bは締結しな
い。 次に、上記動力伝達機構を制御するための油圧
制御装置のうち、ライン圧制御装置を第3図及び
第4図により説明する。 実施例のライン圧制御装置は、第3図及び第4
図に示すように、オイルポンプO/P、プレツシ
ヤレギユレータバルブ1、マニユアルバルブ2、
スロツトルバルブ3、デイテント&フエイルセー
フバルブ4、キツクダウンモジユレータバルブ
5、プレツシヤモデイフアイヤバルブ6、カツト
バツクバルブ7、バツクアツプバルブ8、3−4
シフトバルブ9、バンドサーボ10を備えてい
る。 以下、各構成要素について説明する。 オイルポンプO/Pは、可変容量型のベーンポ
ンプを用いたもので、コントロールシリンダの油
室C/Cは、プレツシヤレギユレータバルブ1か
らの油路701(フイードバツク圧油路)に接続
されており、所定回転以上でポンプ吐出量が一定
となるようにカムリングの位置が制御され、高回
転時の余分な流量をなくして、エネルギ消費の低
減を図つている。 プレツシヤレギユレータバルブ1は、オイルポ
ンプO/Pから吐出されるオイルを走行状態及び
変速位置に応じた最適な圧力(ライン圧)に調整
する機能をもつバルブである。 構成的には、ポート101a〜101gを有す
るバルブ穴101と、バルブ穴101に対応した
ランド201a〜201dを有し軸方向移動可能
なスプール201と、ポート301a〜301c
を有しバルブ穴101内に固定されたスリーブ3
01と、スリーブ301の内径部に対応するラン
ド401a〜401cを有し軸方向に移動可なプ
ラグ401と、プラグ401の図面上部に配置さ
れたスプリングシート501と、スプリングシー
ト501とスプール201のランド201dとの
間に設けられたスプリング601とを備えてい
る。 スプール201のランド201b,201c、
及び201dの直径は等しく、ランド201aの
直径はこれらのランド直径より小さい、プラグ4
01のランド401aはランド401bよりも大
径である。 ポート101a,ポート101c,101g,
301cはドレーンポートである。ポート101
b及び101eは、オイルポンプO/Pからの吐
出油を調圧した油が流れているライン圧油路70
0と接続されていて、ポート101bの入口には
オリフイス800が設けてある。ポート101d
は、オイルポンプO/Pの油室C/Cに連通する
フイードバツク圧油路701に接続されている。
ポート101fはトルクコンバータ圧油路702
に接続されている。ポート301aはカツトバツ
ク圧油路703に接続されている。ポート301
bはプレツシヤモデイフアイヤ圧油路704に接
続されている。 このプレツシヤレギユレータバルブ1のスプー
ル201には、図面下方向(減圧方向)に押す力
としてポート101bにライン圧による力が作用
し、図面上方向(増圧方向)に押す力としてスプ
リング601によるスプリング力と、ポート30
1aへのカツトバツク圧による力と、ポート30
1bへのプレツシヤモデイフアイヤ圧による力が
作用する。これらの力のバランスによつてスプー
ル201の作動が行なわれるもので、ポート10
1bの油圧が次第に高くなつて上向きの力より大
きくなると、ポート101e内の油がトルクコン
バータT/Cに向かうポート101fへ排出さ
れ、ポート101eの圧力が上向きの力と釣り合
うまで低下する。そして、このポート101eの
圧力低下はライン圧油路700で連通しているポ
ート101bの圧力も低下させてしまうことで、
下向きの力が小さくなり、スプール201は上方
向へ押し戻される。このように、スプール201
が上下作動を繰り返すことによつて、ポート10
1bの油圧、すなわちライン圧油路700の油圧
は常に上向きの力と釣り合うように調圧され、い
わゆるライン圧が得られる。尚、ライン圧はスプ
リング601を介してプラグ401に加わる上向
きの力に応じて変化することになる。 また、このプレツシヤレギユレータバルブ1で
は、オイルポンプO/Pからの流量が過大でスプ
ール201を押し下げる力が大きい時、ポート1
01eと101dとが連通し、オイルポンプO/
Pの油室C/Cに油路701を介して油圧を加
え、オイルポンプO/Pの吐出流量を所定流量ま
でに規定する。 マニユアルバルブ2は、運転席部に設けられた
セレクトレバー11により作動し、各セレクトポ
ジシヨンに応じてライン圧の配送ポートの選択を
行なう機能をもつバルブである。 バルブ作動は、スプール202をセレクトレバ
ー操作により移動させることで行なわれ、Pレン
ジ位置、Rレンジ位置、Nレンジ位置、Dレンジ
位置、レンジ位置、レンジ位置において、ラ
イン圧が供給されるポートを下記の表3に示す。
【表】 尚、表3中○印を付したポートにライン圧が供
給され、他のポートは全てドレーンポートに接続
される。 構成的には、ポート102a〜102eを有す
るバルブ穴102と、バルブ穴102に対応した
ランド202a及び202bを有し軸方向に移動
可能なスプール202とを備えている。 ポート102aはレンジ圧油路705に接続
され、ポート102bはレンジ圧油路706に
接続され、ポート102cはDレンジ圧油路70
7に接続され、ポート102dはライン圧油路7
00に接続され、ポート102eはRレンジ圧油
路708に接続されている。 スロツトルバルブ3は、ライン圧をスロツトル
開度に応じた圧力(スロツトル圧)に調圧する機
能をもつバルブである。 構成的には、ポート103a〜103fを有す
るバルブ穴103と、バルブ穴103に対応した
ランド203a〜203cを有し軸方向移動可能
なスプール203と、スプール203のランド2
03aを図面右方向に付勢するスプリング303
とを備えている。 スプール203のランド203a及び203b
はランド203cより直径を大きくしている。ポ
ート103a,103b,及び103fはドレー
ンポートである。ポート103c及びポート10
3eはスロツトル圧油路709に接続され、ポー
ト103eの入口にはオリフイス801が設けら
れている。ポート103dはキツクダウンモジユ
レータ圧油路710に接続されている。 このスロツトルバルブ3のスプール203に
は、図面右方向にスプリング303によるスプリ
ング力が作用し、図面左方向にポート103eへ
のスロツトル圧による力が作用する。従つて、ポ
ート103dより流入するキツクダウンモジユー
レータ圧の油は、左右方向の力がバランスするよ
うに調圧されてスロツトル圧となる。 尚、スプリング303の一端は、アクセルペダ
ルにリンケージ等を介して連動するデイテント&
フエイルセーフバルブ4のスプール504に接し
ていることで、アクセルペダルの踏み込み加減に
応じたスプール504の移動に伴なつて、スプリ
ング力が増減する。 デイテント&フエイルセーフバルブ4は、アク
セルペダルリンケージ等を介してアクセルペダル
12と連動されており、スロツトル開度の変化を
スプリング303を介してスロツトルバルブ3に
作用させると共に、スロツトル圧をプレツシヤモ
デイフアイヤバルブ6に供給するデイテントバル
ブ機能と、アクセルリンケージが切損した時に
は、ライン圧をそのままプレツシヤモデイフアイ
ヤバルブ6に作用させ、最高のライン圧とするフ
エイルセーフ機能をもつバルブである。 構成的には、ポート104a〜104dを有す
るバルブ穴104と、ポート連通溝204a及び
ストツパ突起204bを有しバルブ穴104の内
面を軸方向移動可能な可動スリーブ204と、バ
ルブ穴104の内面に固定された固定スリーブ3
04と、固定スリーブ304と可動スリーブ20
4との間に設けられ可動スリーブ204を図面左
方向に付勢するスプリング404と、ランド50
4aを有し可動スリーブ204及び固定スリーブ
304の内面を軸方向移動可能なスプール504
とを備えている。 ランド504aはアクセルリンケージの切損時
に、リンケージスプリング力によりストツパ突起
204bに当接し、スプリング404に抗して可
動スリーブ204を固定スリーブ304に突き当
るまで移動させるようにしている。ポート104
a及び104dはスロツトル圧油路709に接続
され、ポート104bはライン圧油路700に接
続され、ポート104cは途中にシヤトルボール
900が設けられたスロツトル圧&ライン圧油路
711に接続されている。 このデイテント&フエイルセーフバルブ4のス
プール504は、前述のようにアクセルペダルに
連動して左右に移動してスプリング303のスプ
リング力を変える。また、正常時は、ポート10
4aからポート連通溝204aを介してスロツト
ル圧&ライン圧油路711にスロツトル圧の油を
そのまま配送させ、アクセルリンケージの切損時
には、ポート104bからポート連通溝204a
を介してスロツトル圧&ライン圧油路711にラ
イン圧の油をそのまま配送させる。 キツクダウンモジユレータバルブ5は、ライン
圧の上限圧を設定圧に減圧規定させたキツクダウ
ンモジユレータ圧(スロツトル圧の基圧)を作り
出し、最適なキツクダウン変速点を得るために設
けられたバルブである。 構成的には、ポート105a〜105eを有す
るバルブ穴105と、バルブ穴105に対応した
ランド205a及び205bを有し、軸方向移動
可能なスプール205と、スプール205を図面
左方向に付勢するスプリング305とを備えてい
る。 ポート105d及び105eはドレーンポート
である。ポート105bはライン圧油路700と
接続されている。ポート105a及びポート10
5cは、キツクダウンモジユレータ圧油路710
と接続されていて、ポート105aの入口にはオ
リフイス802が設けられている。 このキツクダウンモジユレータバルブ5のスプ
ール205には、図面右方向に押す力としてキツ
クダウンモジユレータ圧による力がランド205
aの端面に作用し、図面左方向に押す力としてス
プリング305によるスプリング力が作用する。
従つて、設定圧まではスプール205を図面右方
向に押しながらポート105bから105cへそ
のまま油が流れ、設定圧に達すると、左右方向の
力のバランスを保つようにドレーンポートである
ポート105dを含めてポートの開閉を繰り返
し、以後設定圧を保つ。 プレツシヤモデイフアイヤバルブ6は、プレツ
シヤレギユレータバルブ1の信号補助弁で、ライ
ン圧を運転条件に応じた最適な圧力に調圧するた
めの信号圧(プレツシヤモデイフアイヤ圧)を作
る機能をもつバルブである。 構成的には、ポート106a〜106eを有す
るバルブ穴106と、バルブ穴106に対応した
ランド206a及び206bを有し軸方向移動可
能なスプール206と、スプール206を図面上
方向に付勢するスプリング306とを備えてい
る。 ポート106d及び106eはドレーンポート
である。ポート106bはスロツトル圧&ライン
圧油路711に接続されている。ポート106a
及びポート106cはプレツシヤモデイフアイヤ
圧油路704に接続されている。 このプレツシヤモデイフアイヤバルブ6のスプ
ール206には、図面下方向に押す力としてプレ
ツシヤモデイフアイヤ圧による力がランド206
aに作用し、図面上方向に押す力としてスプリン
グ306によるスプリング力が作用する。従つ
て、設定圧まではスプール206を図面下方向に
押しながらポート106bからポート106cへ
そのまま油が流れ、設定圧に達すると、上下方向
の力のバランスを保つようにドレーンポートであ
るポート106cを含めてポートの開閉を繰り返
し、以後設定圧を保つ。尚、アクセルリンケージ
の切損時は、前記スロツトル圧に代えてライン圧
がポート106bに加わり、前述と同様な作用
で、より高い圧力レベルの油がプレツシヤモデイ
フアイヤ圧油路704へ配送される。 また、マニユアルバルブ2をDレンジ位置から
レンジ位置(またはレンジ位置)に切り換え
てエンジンブレーキを作動させた時は、バツクア
ツプバルブ8から油路712及び711を介して
106bにバツクアツプ圧が配送され、プレツシ
ヤレギユレータバルブ1によるライン圧を高め、
バンドブレーキB/Bの締結を確保する。 カツトバツクバルブ7は、プレツシヤレギユレ
ータバルブ1の信号補助弁で、Dレンジ1速、
レンジ1速、レンジ1速、Rレンジ、Pレン
ジ、Nレンジにおいてライン圧を高めるための信
号圧(カツトバツク圧)を作る機能をもつバルブ
である。 構成的には、ポート107a〜107eを有す
るバルブ穴107と、バルブ穴107に対応した
ランド207a及び207bを有し軸方向移動可
能なスプール207と、 スプール207を図面
下方向に付勢するスプリング307と、前記バル
ブ穴107に固定されポート407a及び407
bを有するスリーブ407と、スリーブ407の
内面を軸方向移動可能なプラグ507とを備えて
いる。 スプール207のランド直径はプラグ507の
直径よりも大径としている。ポート107a,1
07b及び107eはドレーンポートである。ポ
ート107c及び407aはカツトバツク圧油路
703に接続されている。ポート207bはライ
ン圧油路700に接続されている。ポート407
bは2速〜4速圧油路713に接続されている。 このカツトバツクバルブ7のスプール207に
は、Dレンジ1速、レンジ1速、レンジ1
速、Rレンジ、Pレンジ、Nレンジにおいて、図
面下方向の力としてスプリング307によるスプ
リング力が作用し、図面上方向の力が作用せず、
ポート107dとポート107cとは連通し、ラ
イン圧がプレツシヤレギユレータバルブ1の信号
圧としてカツトバツク圧油路703にそのまま配
送される。 また、カツトバツクバルブ7のスプール207
には、Dレンジ2速,Dレンジ3速、Dレンジ4
速、レンジ2速、レンジ2速において、図面
上方向の力としてライン圧による力がポート10
7bからプラグ507に作用し、スプリング30
7に抗してスプール207を図面上方向に移動さ
せる。このスプール207の上方向移動によつて
ポート107dはランド207bにより閉じら
れ、カツトバツク圧油路703への油圧配送が遮
断される。 バツクアツプバルブ8は、Dレンジ3速から
レンジ2速やレンジ2速にセレクトしてエンジ
ンブレーキを作動させる場合に、ライン圧を高め
てバンドブレーキB/Bの締結力を増大させエン
ジンブレーキ効果を確保するバツクアツプ機能
と、エンジンブレーキ作動状態からアクセルペダ
ルを踏み込んだ場合にはバツクアツプ機能を解除
する機能とをもつバルブである。 構成的には、ポート108a〜108fを有す
るバルブ穴108と、バルブ穴108に対応した
ランド208a及び208bを有すると共に、ポ
ート108aまたは108bと連通する孔208
cを有し軸方向移動可能なスプール208と、ス
プール208を図面左方向に付勢するスプリング
308とを備えている。 ポート108cはドレーンポートである。ポー
ト108bは2速、3速圧油路714に接続され
ている。ポート108aはサーボリリース圧油路
715に接続されている。ポート108dはバツ
クアツプ圧油路712に接続されている。ポート
108eはレンジ圧油路706に接続されてい
る。ポート108fはスロツトル圧油路709に
接続されている。 このバツクアツプバルブ8のスプール208に
は、2速から3速になるとポート108aからの
サーボリリース圧によりスプリング308に抗し
てスプール208を図面右方向に移動させる力が
作用し、スプール208の右方向移動後はポート
108bからの2速、3速圧により右方向移動の
位置にそのまま固定され、4速になると左方向に
戻る。また、ダウンシフト時におけるスプール2
08の右方向位置固定状態は3速から2速に切り
換わつてもそのまま保持され、2速から1速への
切り換わり時に左方向に戻る。 尚、前記2速、3速圧油路714は、バンドサ
ーボ10のサーボアプライ圧油路716(2速,
3速,4速で油圧出力)からの油圧を3−4シフ
トバルブ9を経過させ、3−4シフトバルブ9の
バルブスプールが2速、3速位置にある時に両油
路714,716が連通状態となり、バルブスプ
ールが4速位置にある時に両油路714,716
が遮断状態となるように設けられた油路である。 ここで、サーボリリース圧と2速、3速圧の油
圧出力時(○印)を下記の表4に示す。
【表】 次に、実施例の作用を説明する。 (イ) Dレンジ3速からのエンジンブレーキ作動時 Dレンジ3速状態では、バツクアツプバルブ8
のスプール208は右方向位置固定状態であり、
プレツシヤモデイフアイヤバルブ6に対してライ
ン圧供給ができる体制にある。 従つて、Dレンジ3速からレンジ2速やレ
ンジ2速にセレクトした場合、プレツシヤモデイ
フアイヤバルブ6へのライン圧供給がなされ、バ
ンドブレーキB/Bの締結圧となるライン圧の圧
力レベルを高め、タイヤ側からの駆動力によるバ
ンドブレーキB/Bのすべりをなくし、エンジン
ブレーキの効きを確保できる。 (ロ) Dレンジ4速からのエンジンブレーキ作動時 Dレンジ4速状態では、バツクアツプバルブ8
のスプールは左方向に戻つた状態であり、プレツ
シヤモデイフアイヤバルブ6に対してライン圧供
給が行なえない体制にある。 従つて、Dレンジ4速からレンジ2速やレ
ンジ2速にセレクトした場合、プレツシヤモデイ
フアイヤバルブ6へのライン圧供給はなく、ロー
クラツチL/Cの締結圧となるライン圧の圧力レ
ベルは高まらず、ロークラツチL/Cへの締結圧
過大による変速シヨツクを防止することができ
る。 このように、実施例のライン圧制御装置にあつ
ては、Dレンジ3速からのエンジンブレーキ作動
時には、バツクアツプ作用によりライン圧の増圧
制御を行ない、Dレンジ4速からのエンジンブレ
ーキ作動時には、ライン圧を通常圧のままとする
ライン圧制御を行なう構成としたため、バンドブ
レーキB/Bの締結によるエンジンブレーキ作動
時におけるエンジンブレーキの効き確保と、ロー
クラツチL/Cの締結によるエンジンブレーキ作
動時における締結容量過大による変速シヨツク防
止と、を同時に達成することができる。 以上、本考案の実施例を図面により詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計変更等があつても本考案に含まれる。 例えば、実施例では、前進4速の自動変速機の
例を示したが、前進3速や前進5速等の自動変速
機にも適用できる。 (考案の効果) 以上説明してきたように、直結段とオーバドラ
イブ変速段を有し、低速段への強制変速によるエ
ンジンブレーキ作動時に共に締結されるバンドブ
レーキとクラツチを持つ自動変速機において、ラ
イン圧制御手段を、エンジンブレーキ作動時に共
に締結されるべきバンドブレーキとクラツチとの
内、クラツチを締結したまま、解放されているバ
ンドブレーキを締結させての第1高速段からのエ
ンジンブレーキ作動時には、ライン圧の増圧制御
を行ない、バンドブレーキを締結したまま、解放
されているクラツチを締結させての第2高速段か
らのエンジンブレーキ作動時には、ライン圧の増
圧制御を行なわないようにする手段としたため、
エンジンブレーキ作動時に、共に締結されるべき
バンドブレーキとクラツチとの内、クラツチを締
結したまま、解放されているバンドブレーキを解
放から締結する場合のエンジンブレーキ作動時の
エンジンブレーキの効き確保と、バンドブレーキ
を締結したまま、解放されているクラツチを解放
状態から締結する場合のエンジンブレーキ作動時
の変速シヨツク防止の両立を達成することができ
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の自動変速機のライン圧制御装
置を示すクレーム概念図、第2図は実施例装置を
適用したパワートレーンを示すスケルトン図、第
3図は実施例装置のライン圧制御回路の概略図、
第4図は実施例装置のライン圧制御回路図であ
る。 01……オイルポンプ、02……レギユレータ
バルブ、03……ライン圧制御手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1個のクラツチと1個のバンドブレーキとを少
    なくとも備え、 直結段が達成される第1高速段では、クラツチ
    が締結され、バンドブレーキが解放され、 オーバドライブ変速段が達成される第2高速段
    では、クラツチが解放され、バンドブレーキが締
    結され、 第1高速段あるいは第2高速段からギヤ比が大
    きい低速段へ強制変速することによる上記クラツ
    チとバンドブレーキとを共に締結させてのエンジ
    ンブレーキ作動時を有する自動変速機において、 レギユレータバルブにより作り出されるライン
    圧の圧力レベルを制御するライン圧制御手段を、
    エンジンブレーキ作動時に共に締結されるべきバ
    ンドブレーキとクラツチとの内、クラツチを締結
    したまま、解放されているバンドブレーキを締結
    させての第1高速段からのエンジンブレーキ作動
    時には、ライン圧の増圧制御を行ない、バンドブ
    レーキを締結したまま、解放されているクラツチ
    を締結させての第2高速段からのエンジンブレー
    キ作動時には、ライン圧の増圧制御を行なわない
    ようにする手段としたことを特徴とする自動変速
    機のライン圧制御装置。
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JPS5655749A (en) * 1979-10-15 1981-05-16 Nissan Motor Co Ltd Speed changing shock reducing device for automatic change gear
JPS59166749A (ja) * 1983-03-11 1984-09-20 Aisin Warner Ltd 車両用多段自動変速機およびその油圧制御装置

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