JPH05125138A - 発泡ウレタン及びこれを用いたスピーカエツジ - Google Patents

発泡ウレタン及びこれを用いたスピーカエツジ

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JPH05125138A
JPH05125138A JP3318486A JP31848691A JPH05125138A JP H05125138 A JPH05125138 A JP H05125138A JP 3318486 A JP3318486 A JP 3318486A JP 31848691 A JP31848691 A JP 31848691A JP H05125138 A JPH05125138 A JP H05125138A
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JP
Japan
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parts
urethane foam
speaker
speaker edge
edge
Prior art date
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Pending
Application number
JP3318486A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihide Inoue
利秀 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Onkyo Corp
Original Assignee
Onkyo Corp
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Publication date
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐候性,耐水性等に優れた発泡ウレタン及び
これを用いたスピーカエッジを提供することを目的とす
る。 【構成】 発泡剤(水3.65部,トリクロルモノフル
オルメタン5〜20部)と分散剤(シリコン1.4部)
と添加剤(メチルポリシロキサン5.2部)とを混合し
攪拌しておく。次にこれとポリオール100部とイソシ
アネート47.5部と触媒(トリエチレンジアミン0.
17部,スタナスオクチエート0.4部)とを同時に混
合,攪拌し吐出させ、30倍に発泡硬化させて本願に係
るポリエーテル系発泡ウレタンを得る。この発泡ウレタ
ンを厚さ8mmにスライスした後、200℃のプレス金型
で約10秒間エッジ形状に成形して本願に係るスピーカ
エッジを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発泡ウレタン及び発泡
ウレタンを用いたスピーカエッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の発泡ウレタンは、ポリオール又は
ポリヒドロキシ化合物とイソシアネートとを反応させる
際に発泡剤等を加えて製造されるもので、こうして得ら
れた発泡ウレタンはその物性から、マットレス,吸音
材,断熱材,スピーカエッジ等多種多様な用途に用いら
れている。
【0003】また、スピーカエッジは、周知のように、
スピーカ振動板の外周縁とスピーカフレームとの間に設
けられ、ダンパとともにボイスコイルやスピーカ振動板
を正しい位置に支持する機能と、振動板の前後で生じる
音の音響的短絡を防止する機能と、ボイスコイルに発生
する振動をエッジで反射させない音響的終端としての機
能とを有するものである。
【0004】このスピーカエッジに要求される性能は、 (1) スピーカ振動板の振動を妨げぬように、スピーカ振
動板の振動方向には十分に高いコンプライアンスをもつ
こと。 (2) スピーカ振動板を正しい位置に支持する為に、スピ
ーカ振動板の横方向の動きには十分な剛性をもつこと。 (3) 特に低域における高調波歪の発生を抑えるべく、大
振幅領域まで駆動力−変位特性の直線性が良好なこと。 (4) 異常輻射の原因になるエッジ共振や反転振動を起こ
さないこと。 (5) 振動系部品として軽量であること。 等である。
【0005】これら諸条件を満足すべく、発泡ウレタン
の有するその適度な剛性や、軽量,振動吸収性,成形性
等に優れた点から、発泡ウレタンシートを成形したもの
等が多用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この様な従来の発泡ウ
レタンは、耐候性,耐水性に乏しく、空気中の水分によ
り加水分解を起こしウレタン結合が破壊するため、初期
物性を長期間において保持できず、経年劣化が激しい。
【0007】また従来の発泡ウレタンシートを成形した
スピーカエッジは、前記要求される性能を高バランスで
満足し得る優れた物性を有するが、前記従来の発泡ウレ
タンと同様、耐候性,耐水性に乏しく、水を吸収して加
水分解を起こし、長期間の使用に耐えられないという大
きな欠点を有している。このため、耐水性,耐候性等が
必要とされる場所で使用されるものについては、撥水性
を有するフィルム層を設ける等といった後処理を行った
り、音響特性的には発泡ウレタンに若干劣るが耐候性,
耐水性に優れた他の材料からなるスピーカエッジを用い
たりしていた。
【0008】そこで本発明は、上記従来例に付する欠点
を解消し、経年劣化が少なく、耐候性,耐水性等に優れ
た発泡ウレタン及びこれを用いたスピーカエッジを提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る発泡ウレタンは、ポリオール又はポリヒ
ドロキシ化合物100部に対して、メチルポリシロキサ
ン樹脂又はフッ素樹脂を3部以上添加して発泡硬化させ
たことを特徴とし、次に本発明に係るスピーカエッジ
は、ポリオール又はポリヒドロキシ化合物100部に対
して、メチルポリシロキサン樹脂又はフッ素樹脂を3部
以上添加して発泡硬化させた発泡ウレタンを、加熱加圧
成形したことを特徴とする。
【0010】
【作用】そして、この様な構成の発泡ウレタンでは、混
入されたメチルポリシロキサン樹脂又はフッ素樹脂が、
その製造工程における発泡工程時に発泡ウレタンの各々
の発泡セル内壁に不活性な被膜を形成し、加水分解を妨
げる。
【0011】更にこれを用いたスピーカエッジでは、前
記発泡ウレタンを加熱加圧成形するため、前記発泡セル
が潰されて連続気泡が塞がって、通気性がなくなり、前
記発泡セル内に形成されたフッ素樹脂或いはメチルポリ
シロキサン樹脂の被膜により強い撥水性を発現する。
【0012】尚、添加するメチルポリシロキサン樹脂又
はフッ素樹脂の部数は、ポリオール又はポリヒドロキシ
化合物100部数に対して、3部以上添加するのが最も
効果的であり、3部未満であるときは、撥水性,耐候性
を発現するに十分な前記被膜が形成されない。
【0013】
【実施例】本発明に係るポリエーテル系及びポリエステ
ル系の発泡ウレタン並びにこれらを用いたスピーカエッ
ジの実施例を以下に詳述する。
【0014】[実施例1]ポリエーテル系発泡ウレタン
の原料を表1に示す。
【0015】
【表1】 表1に示した各原料を各部数ずつ秤量し、発泡剤と分散
剤とメチルポリシロキサンとを混合し攪拌しておく。次
にこれとポリオールとイソシアネートと触媒とを同時に
混合,攪拌し吐出させ、30倍に発泡硬化させて本願に
係るポリエーテル系発泡ウレタンを得た。
【0016】[実施例2]ポリエステル系発泡ウレタン
の原料を表2に示す。
【0017】
【表2】 表2に示した各原料を各部数ずつ秤量し、触媒と助剤と
を混合,攪拌、水と分散剤とフッ素樹脂とを混合,攪拌
する。次にこれらとポリヒドロキシ化合物とイソシアネ
ートとを同時に混合,攪拌し吐出させ、30倍に発泡硬
化させて本願に係るポリエステル系発泡ウレタンを得
た。
【0018】[実施例3]前記実施例1で得られたポリ
エーテル系発泡ウレタンを厚さ8mmにスライスした後、
200℃のプレス金型で約10秒間エッジ形状に成形す
ることにより本願に係るスピーカエッジを得た。
【0019】[実施例4]前記実施例2で得られたポリ
エステル系発泡ウレタンを実施例3と同様に成形して本
願に係るスピーカエッジを得た。
【0020】以上、本発明に係る発泡ウレタン及びこれ
を用いたスピーカエッジについて代表的と思われる実施
例を基に詳述したが、本発明の実施態様は、上記実施例
に限定されるものではなく、各原料は実施例で使用した
ものに限らず、製造工程において、フッ素樹脂又はメチ
ルポリシロキサン樹脂をポリオール又はポリヒドロキシ
化合物に添加しておいても良い等、前記した特許請求の
範囲に記載の構成要件を具備し、本発明にいう作用を呈
し、以下に述べる効果を有する限りにおいて、適宜改変
して実施しうるものである。
【0021】
【効果】前記実施例1,2で得られた発泡ウレタンの耐
候性と、比較すべき従来例として実施例1においてメチ
ルポリシロキサン樹脂を添加せずに製造した従来の発泡
ウレタンの耐候性を表3に示す。また、フッ素樹脂又は
メチルポリシロキサン樹脂の添加部数に対する本願に係
る発泡ウレタンの耐候性の特性を図1に示す。
【0022】
【表3】 表3よりも明らかなように、本発明に係る発泡ウレタン
は、 (1) メチルポリシロキサン樹脂又はフッ素樹脂被膜が形
成されて、ウレタン結合が空気と隔絶されるため、空気
中の水分による加水分解を起こすことなく、初期物性を
長期間に渡って維持することができる。 (2) 製造工程を増加させることなく、上記耐候性を付与
できる。 という効果を有するものである。また、図1よりも明ら
かなように、前記耐候性を発現するに十分な前記樹脂被
膜の形成は、前記樹脂の添加部数が略3部以上で略飽和
状態となるため、前記樹脂の添加部数は3部以上が最も
効果的である。
【0023】次に、前記実施例3,4で得られたスピー
カエッジの物性と、比較すべき従来例として前記従来の
発泡ウレタンを加熱加圧成形したスピーカエッジの物性
を表4に示す。
【0024】
【表4】 表4からも明らかなように、本発明に係るスピーカエッ
ジは、 (1) 形成された化学的に不活性なフッ素樹脂又はメチル
ポリシロキサン樹脂の被膜により、耐候性に優れ、加水
分解を起こすことなく、長期間において変わらぬ物性を
保持し得る。 (2) 加熱加圧成形により連続気泡が塞がるため、水を全
く通さず、水滴が付きにくく、耐水性に極めて優れる。 (3) 加熱加圧成形により連続気泡が塞がるため、殆ど空
気の透過がないため、振動板の前後で生じる音響的短絡
を防止する機能に優れる。 (4) 耐候性,耐水性を持たせるための後処理を必要とし
ない。 という効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】フッ素樹脂又はメチルポリシロキサン樹脂の添
加部数による本願に係る発泡ウレタンの耐候性の説明
図。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリオール又はポリヒドロキシ化合物1
    00部に対して、メチルポリシロキサン樹脂又はフッ素
    樹脂を3部以上添加して発泡硬化させたことを特徴とす
    る発泡ウレタン。
  2. 【請求項2】 ポリオール又はポリヒドロキシ化合物1
    00部に対して、メチルポリシロキサン樹脂又はフッ素
    樹脂を3部以上添加して発泡硬化させた発泡ウレタン
    を、加熱加圧成形したことを特徴とするスピーカエッ
    ジ。
JP3318486A 1991-11-05 1991-11-05 発泡ウレタン及びこれを用いたスピーカエツジ Pending JPH05125138A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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