JPH05125276A - ポリアミド蛍光顔料 - Google Patents

ポリアミド蛍光顔料

Info

Publication number
JPH05125276A
JPH05125276A JP28782691A JP28782691A JPH05125276A JP H05125276 A JPH05125276 A JP H05125276A JP 28782691 A JP28782691 A JP 28782691A JP 28782691 A JP28782691 A JP 28782691A JP H05125276 A JPH05125276 A JP H05125276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
group
pigment composition
pigment
colorant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28782691A
Other languages
English (en)
Inventor
Thomas C Dipietro
トーマス・シー・デイピエトロ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Day Glo Color Corp
Original Assignee
Day Glo Color Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Day Glo Color Corp filed Critical Day Glo Color Corp
Priority to JP28782691A priority Critical patent/JPH05125276A/ja
Publication of JPH05125276A publication Critical patent/JPH05125276A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Luminescent Compositions (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 着色剤または顔料として有用な新規な蛍光組
成物の提供。 【構成】 蛍光染料、ジアミン、および二酸または該二
酸のC1 〜C2 ジアルキルエステルもしくは無水物との
縮合生成物であり、約3,000から約50,000ま
での範囲内の重量平均分子量を有する樹脂とを含む蛍光
顔料組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明の蛍光染料と樹脂キャリヤーとを含
む蛍光組成物に関し、特に詳しくは有機蛍光染料とポリ
アミド樹脂とを含み、着色剤または顔料として有用な、
新規な蛍光組成物に関する。
【0002】米国特許第2,938,873号、第3,
198,741号、第3,412,016号、第3,8
12,054号及び第3,922,232号は染料を含
む熱可塑性樹脂材料から製造した、コーチング組成物ま
たは顔料として有用な、種々な蛍光組成物を開示してい
る。プラスチックの着色剤として有用な蛍光顔料を形成
するための蛍光染料のキャリヤーとしての縮合樹脂の使
用が、この場合に特に興味がある。このような物質はあ
る種のポリマー加工フィルムが必要とする温度及び条件
において耐熱性、その他の特性を示さないことが判明し
ている。
【0003】本出願の譲受人に共通に譲渡された米国特
許第3,915,884号は、耐熱性を改良した低分子
量改質ポリアミドを開示している。しかし、このような
物質も完全には満足できるものではなかった。例えば、
このような顔料の吹込成形法への使用は型表面へのオリ
ゴマー種のような有機材料がプレートアウトする、すな
わち沈積する傾向を特徴としていた。今までは、米国特
許第3,915,884号のポリアミドの改良形が、特
定の添加剤と共に用いた場合に、市販の蛍光顔料よりも
吹込成形用途においてプレートアウト度が低いと考えら
れ、産業界での標準的な蛍光顔料であると見なされてい
た。
【0004】耐熱性と耐プレートアウト性との他に、蛍
光顔料は着色すべきプラスチックその他の材料中に混入
するために比較的小さい粒子に縮小できるように、砕け
やすい、すなわち粉砕可能であるべきである。例えば、
典型的な顔料粒度範囲は10〜50ミクロンであった。
特許権者が第3,915,884号特許に示しているよ
うに、樹脂キャリヤーの分子量を増加させると小粒度の
粒子形成性が妨げられると今まで考えられてきた。この
理由は、おそらく、第3,915,884号特許の樹脂
キャリヤーが比較的低分子量、例えば2,500未満で
あることであろうと考えられる。
【0005】蛍光染料はキャリヤー樹脂中に分散または
溶解して、顔料を形成する。典型的な染料濃度は顔料の
重量を基準にして約15%までの範囲である。
【0006】プラスチック加工用に、比較的高濃度の顔
料を含む適当なプラスチックのペレットから成るマスタ
ーバッチを溶融ブレンディングによって製造して、プラ
スチック材料の供給原料と組合せるための濃厚顔料を形
成することができる。このような先行技術ペレット中の
蛍光組成物または顔料の濃度は、高濃度においてフィブ
リルを含まない均一なペレットを形成することが困難で
あるために、約25〜30重量%に通常限定されてい
る。フィブリル化の発生は高濃度において顔料を溶媒和
または分散させることの困難さに関連すると考えられ
る。比較的高濃度であると効果的な着色が可能になるの
で、比較的高濃度にすることが望ましい。
【0007】本発明によると、ジアミンと二酸との縮合
生成物である熱可塑性ポリアミド樹脂は顔料として有用
な蛍光組成物を形成するための蛍光染料のキャリヤーと
して用いることができる。このような蛍光組成物は充分
な耐熱性、改良された耐プレートアウト性を有し、マス
ターバッチ内での比較的高い顔料濃度の実現を可能にす
る顔料を形成することが判明している。
【0008】ポリアミド樹脂の製造に用いるジアミンは
一般式:H2 N−R−NH2 で表される。式中Rは炭素
数2〜20の直鎖または分枝鎖アルキレン基またはC1
〜C5 アルキルから成る群から選択した同一または異な
る基である、3個までの環置換基を任意に有する炭素数
5〜6のシクロアルキレン基である。代表的なジアミン
はエチレンジアミン、イソホロンジアミン、ヘキサメチ
レンジアミン、1,12−ドデカンジアミン、2−メチ
ルペンタメチレンジアミン、2−エチルテトラメチレン
ジアミン、1,2−ジアミノシクロヘキサン、1,3−
ジアミノシクロヘキサン、シス1,4−ジアミノシクロ
ヘキサン、及びトランス1,4−ジアミノシクロヘキサ
ンがある。
【0009】本発明のポリアミド樹脂の製造に用いる二
酸成分は一般式:R′(COOH)2 で表される少なく
とも1種類のジカルボン酸またはそのエステルもしくは
無水物誘導体であり、式中R′は炭素数3〜20の直鎖
または分枝鎖アルキレン基、C1 〜C5 アルキルから成
る群から選択した同一または異なる基である3個までの
環置換基を任意に有する炭素数5〜6のシクロアルキレ
ン基、またはC1 〜C5 アルキルから成る群から選択し
た同一または異なる基である、6個までの環置換基を任
意に有する炭素数6〜10の単環状もしくは二環状アリ
ーレン基であり、エステルもしくは無水物誘導体は前記
単環状もしくは二環状アリーレン基によって形成される
二酸のC1 〜C2 ジアルキルエステルまたは無水物であ
る。
【0010】代表的なジカルボン酸またはエステルもし
くは無水物誘導体には、フタル酸/無水フタル酸、イソ
フタル酸、テレフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボ
ン酸、コハク酸/無水コハク酸、グルタル酸、アジピン
酸、アゼライン酸、セバシン酸、ウンデカン二酸、ドデ
カン二酸、コハク酸/グルタル酸/アジピン酸の混合
物、シクロヘキサンジカルボン酸、ジメチルイソフタレ
ート、ジメチルフタレート、ジメチルテレフタレート、
ジメチル2,6−ナフタレンジカルボキシレート、ジエ
チルオキサレート、ジメチルアジペート、ジメチルグル
タレート、及びメチルスクシネートがある。
【0011】好ましいポリアミドは炭素数4〜16の分
枝鎖脂肪族ジアミンと、フタル酸、イソフタル酸、テレ
フタル酸またはアジピン酸とから製造される。
【0012】本発明によるポリアミド樹脂の製造では、
縮合反応に化学量論量より過剰の二酸成分を用いる。ジ
アミン1モルにつき二酸約0.5〜約1.5モル、さら
に好ましくはジアミン1モルにつき二酸1.0〜1.2
5モルを反応させることによって製造される。ポリアミ
ド樹脂は実質的に線状であり、約3,000〜約50,
000、好ましくは約4,000〜約15,000の範
囲内の重量平均分子量を有する。反応停止剤は不必要で
ある。分子量は反応時間の調節によって制御される。
【0013】組成物に用いられる蛍光染料は溶液状態で
あるときにまたは例えば樹脂及びガムのようなビヒクル
中に均質に分散した場合に明るく蛍光を発する蛍光有機
物質を含む。これらの昼光蛍光型染料は技術上周知であ
り、ローダミン、フルオレッセイン、クマリン、ナフタ
ルイミド、ベンゾキサンテン及びアクリジンとして知ら
れる染料系に属する。典型的な染料にはベイシックレッ
ド(Basic Red)1、ベイシックバイオレット
(Basic Violet)10、ベイシックバイオ
レット11、ベイシックバイオレット16、ベイシック
イエロー(Basic Yellow)40、ソルベン
トイエロー(SolventYellow)44、ソル
ベントイエロー131及びソルベントイエロー135が
ある。蛍光染料は顔料の全重量の約0.5〜約15%を
占める。
【0014】顔料は通常、蛍光染料を縮合樹脂中に樹脂
の形成中に混入し、次に冷却した樹脂を適当な粒度に粉
砕することによって形成される。この樹脂は砕けやす
く、容易に粉砕されて約10〜約50ミクロンの典型的
な粒度になる、典型的なメジアン粒度は20ミクロンで
ある。この粉砕は慣習的な方法で実施される。
【0015】本発明の蛍光組成物は前記成分の他に、ジ
アミン及び二酸成分と反応するような他の成分を含める
ことによって改質することができる。典型的には、分子
鎖の延長によって分子量を増加させる改質剤、軟化点ま
たは融点を変化させる改質剤、着色すべき特定のプラス
チックに対する相溶性を強化する改質剤、特定の蛍光染
料に対して特に親和性を有する官能基を与える改質剤、
蛍光染料に耐熱性を与える改質剤及び特定の用途に対す
る樹脂キャリヤー組成物の適切性を補足するまたは強化
する改質剤が含まれる。好ましい改質剤には二官能価も
しくは一官能価酸、一官能価アミン、一官能価アルコー
ル、エポキシ、グリコール、金属酸化物、金属炭酸塩及
び金属酢酸塩がある。このような改質剤の例には、次の
化合物がある。
【0016】具体的な二官能価酸には、p−アミノ安息
香酸、p−ヒドロキシ安息香酸、2−クロロ−4−ヒド
ロキシ安息香酸、及びサリチル酸がある。
【0017】具体的な一官能価酸には、p−t−ブチル
安息香酸、ステアリン酸、ラウリン酸、ペラルゴン酸、
パルミチン酸及びシクロヘキサン−カルボン酸がある。
【0018】具体的な一官能価アミンには、n−ノニル
アミン、イソノニルアミン、ステアリルアミン、シクロ
ヘキシルアミン、及びベンジルアミンがある。
【0019】具体的な一官能価アルコールには、ステア
リルアルコール、セチルアルコール、n−ノニルアルコ
ール、ベンジルアルコール、400〜700の範囲内の
重量平均分子量を有する一官能価脂肪族アルコール、n
−デシルアルコール、トリデシルアルコール、シクロヘ
キサノール、2−エチルヘキサノール及びシクロドデカ
ノールがある。
【0020】具体的なエポキシには、ビスフェノールA
エポキシと脂肪族エポキシがある。具体的なグリコール
には、シクロヘキサンジメタノールとエチレングリコー
ルがある。
【0021】具体的な金属酸化物、金属炭酸塩及び金属
酢酸塩には、酸化亜鉛、炭酸亜鉛、三酢酸アンチモン、
五酸化アンチモン、三酸化アンチモン、酸化カルシウ
ム、炭酸カルシウム、水酸化カルシウム、酸化マグネシ
ウム及び炭酸マグネシウムがある。
【0022】改質剤の使用量は蛍光組成物の基本的な、
新規な性質に不利な影響を与えるような量ではならな
い。反応性改質剤の量は組成物の全重量に基づいて約1
〜約10%の範囲内である。
【0023】不透明材、酸化防止剤及び加工助剤のよう
な慣習的添加剤も蛍光顔料に加えることができる。これ
らの物質は縮合反応の完了する前、縮合反応中または縮
合反応後に加えることができる。
【0024】本発明の蛍光組成物または顔料は、第3,
915,884号特許(上述)のポリアミドの改良形に
比べて、改良さたプレートアウト特性を示す。これらの
改良は、吹込成形と射出成形を含めた次の成形段階で観
察されている。さらに、蛍光組成物は良好な破砕性を有
し、好ましい顔料粒度に容易に粉砕される。多量の蛍光
組成物または顔料を含むペレットをプラスチック加工に
用いるために製造できることも判明している。本発明に
よると、顔料を30重量%よりも多く50重量%まで含
むペレットが製造されている。これはキャリヤー樹脂量
を減じて、プラスチックをより効果的に着色する。
【0025】本発明の組成物を次の実施例によって説明
する縮合重合反応によって製造する。実施例中とこの明
細書を通して、他の指示しないかぎり、全ての部と%は
重量によるものである。
【0026】実施例1 攪拌機と油加熱手段とを備えた反応器を160℃の加熱
用油の循環によって予熱した。予熱した反応器に2−メ
チレンジアミン1,243部と酸化亜鉛7部とを装入し
た。混和し加熱した成分に、加熱用油の温度を約270
℃に高めてさらに加熱しながら、イソフタル酸1,35
5部を加えた。次に、約240℃のバッチ温度を60分
間維持するように、加熱用油の温度を調節する。次にス
テアリルアルコール200部を加え、240℃のバッチ
温度をさらに15分間維持する。染料の組合せ、すなわ
ちソルベントイエロー135、ベイシックバイオレット
11:1及びベイシックレッド1を加えることによっ
て、濃い赤色の顔料が製造される。
【0027】実施例2 実施例1と同様に装備した反応器に、イソホロンジアミ
ンとして一般に知られた、1−アミノ−3−アミノメチ
ル−3,5,5−トリメチルシクロヘキサン1,042
部と水200部を装入した。混和し、加熱した成分に、
アゼライン酸574部とイソフタル酸607部を、油温
度を300℃に高めてさらに加熱しながら、加えた。次
に、約245℃のバッチ温度になるように油温度を調節
した。染料の組合せ、すなわちソルベントイエロー16
0、ベイシックバイオレット11:1及びベイシックレ
ッド1を加えることによって濃い赤色の顔料が形成され
る。全体で252部の染料を加えた。
【0028】実施例2ではバッチを高温(例えば245
℃)に維持するので、ジアミンならびに二酸成分と反応
性改質剤は反応し続け、生成する蛍光顔料の分子量を高
める。分子量変化を評価するために、顔料サンプルを約
10分間隔で抜出した。サンプルの重量平均分子量を通
常のゲル透過クロマトグラフィー法によって測定した。
図面には、横軸に沿って245℃における保持時間をプ
ロットし、縦軸に沿って分子量をプロットしたグラフを
示す。示したように、分子量は約7,000の初期値か
ら50分間後の約18,000まで増加した。分子量の
増加速度はバッチ温度に比例する。充分な着色剤特性を
有し、分子量が3,000程度に低い顔料も本発明によ
って、ジアミン、二酸と改質剤成分を予め選択し、持続
時間が短く及び/または温度が低い反応方法を用いるこ
とによって製造されることを認識すべきである。
【0029】次の第I表には、種々なジアミン、二酸、
改質剤及び蛍光染料の使用を示す、他の具体例を報告す
る。各例は実施例1により製造した。
【0030】
【0031】
【0032】 HMDA ヘキサメチレンジアミン 2,MPD 2,メチルペンタメチレンジアミン 1,2DCH 1,2−ジアミノシクロヘキサン 1,4DCH 1,4−ジアミノシクロヘキサン PHT フタル酸/無水フタル酸 IPA イソフタル酸 SUA コハク酸/無水コハク酸 ADA アジピン酸 DDA ドデカンジオイック酸(Dodecan
e dioic acid) DAGS コハク酸/グルタル酸/アジピン酸(3
0/40/30)混合物 DMT ジメチルテレフタレート PABA p−アミノ安息香酸 PHBA p−ヒドロキシ安息香酸 AZA アゼライン酸 SY135 ソルベントイエロー135 BV11:1 ベイシックバイオレット11:1 BA 安息香酸 BAM ベンジルアミン SA ステアリン酸 CHDM シクロヘキサンジメタノール PE ペンタエリスリトール HPO 亜リン酸 AT 三酢酸アンチモン IA イソノニルアミン U425 一官能価脂肪族アルコール−平均分子量
425 U550 一官能価脂肪族アルコール−平均分子量
550 ZCO 炭酸亜鉛 1,4ET 1,4ブテンジオールジグリシドールエ
ーテル CHA シクロヘキシルアミン BR1 ベイシックレッド1 実施例2に従って製造した種々な分子量の顔料のプレー
トアウトを、被検蛍光顔料によって着色した一定重量の
樹脂を吹込成形するために吹込成形機を用いるテスト方
法によって評価した。吹込成形によるブローピンインサ
ート(blowpin insert)上のプレートア
ウトすなわち沈積した有機物質の全重量が、蛍光顔料の
プレートアウト特性を示唆すると見なす。
【0033】ロッチェル(Rochelean)吹込成
形機モデルSPB−2を試験方法に用いる。ブローピン
を着脱可能なステンレス鋼インサートを含み、その上の
プレートアウトを回収できるように改良する。樹脂の吹
込成形の前後のインサートを秤量することによって、プ
レートアウト量を測定する。
【0034】被検蛍光顔料を蛍光顔料20%、二酸化チ
タン6%及び低密度ポリエチレン(メルトインデックス
8.0)74%から成る組成物に乾式混和する。このブ
レンド(blend)を約420°Fの温度においてキ
リオン(Killion)1〜1/4インチプラスチッ
ク押出成形機による押出成形によってマスターバッチ
(master batch)またはカラーコンセント
レートに転化する。樹脂の乾燥した押出成形ストランド
は直径約1/8インチを有する、これを約3/16イン
チの長さに切断する。ペレットはプラスチック加工中の
着色に通常用いられる如何なるサイズもとりうることは
当然である。ペレットはシート形へのホットロール加工
とその後のシート細断による長方形ペレット形成とを含
めて、通常の如何なる方法によってもまた如何なる形状
にも成形可能である。蛍光顔料は顔料とプラスチックと
の溶融混和によって、ペレット中のポリエチレン連続相
中に分散すると考えられる。
【0035】ペレット化コンセントレートは吹込成形等
級の高密度ポリエチレン(メルトインデックス0.3)
中に1:10の比でレットダウン(letdown)さ
せる。ブローピンインサートを洗浄し、秤量し、再設置
した後に、混合物の20ポンド試験量を吹込成形して特
定のボトル構造のボトル約100個を製造する。吹込成
形が終了した後に、ブローピンインサートを秤量して、
プレートアウト量を求める。
【0036】図面に関して説明すると、10分間隔で採
取した実施例2の顔料サンプルについてグラフの縦軸に
ブローピンプレートアウト量(mg)を示す。データ点
が示唆するように、約9,000未満の分子量を有する
蛍光顔料では比較的多量のプレートアウトが生ずる。分
子量が18,000に増加すると、プレートアウト量は
やや減少する。上記吹込成形プレートアウト試験に用い
たものと同じ吹込成形等級の高密度ポリエチレン中に
1:20の比でレットダウンさせることによって実施例
1の蛍光顔料を射出成形プレートアウト試験用にも製造
した。この試験では75tのニューバリー(New b
ury)射出成形機モデルH475RSを用いて全体に
長方形で、約2〜1/4″×4″の三段カラーチップを
成形する。清潔な型を用いて開始して、レットダウン混
合物を約275個のカラーチップサンプルに成形する。
【0037】カラーチップの成形が終了した後に、プレ
ートアウトによって覆われたフェース型(face m
old)の面積比を三段階の各々について測定する。そ
の厚さによって示されるプレートアウト度を各段階につ
いて0〜10のスケール(0はプレートアウトなしを意
味する)によって主観的に評価する。これらの3種類の
面積比を平均して、射出成形プレートアウトの単独の評
価数値を得る。結果は下記の第II表に報告する。
【0038】ポリアミド樹脂キャリヤーを含む比較顔料
例Aを米国特許第3,915,884号の実施例23に
従って製造した。ポリアミド顔料は次の組成を有した。
【0039】 成 分 部 シクロヘキシルアミン 239 イソホロンジアミン 206 イソフタル酸 400 酸化亜鉛 77 アジピン酸 176 水 34 ソルベントイエロー131 49 ベイシックバイオレット11:1 13 ベイシックレッド1 10 比較顔料例Aは上記のようにシクロヘキシルアミン約2
0重量%を含有し、2,500未満の分子量を有した。
【0040】比較顔料例Bは実施例Aの顔料にプレート
アウト減少剤を混入することによって製造した。さらに
詳しくは、シリカと硫酸バリウムを被成形樹脂を基準に
して0.6重量%に等しい量でそれぞれ加えた。
【0041】実施例1及び比較例AとBの顔料をそれぞ
れマスターバッチ化し、ペレット化し、上述のようにブ
ローピンプレートアウトと射出成形プレートアウトに関
して試験した。結果を第II表に報告する。
【0042】 第 II 表 実施例No. ブローピンプレートアウト(mg) 射出成形評価値 1 5.8 2.50 A 12.7 2.75 B 10.2 2.70 実施例1、比較例AとBの各蛍光顔料のペレット化カラ
ーコンセントレートのマスターバッチの製造に、多量の
蛍光顔料を用いた。比較例AとBのペレット化カラーコ
ンセントレートは高濃度では均質なペレットを形成でき
ないために、約20〜25%蛍光顔料に限定した。この
ような高濃度では、比較例の溶融混和物の加工が押出成
形ストランドの破壊しやすさのために非常に困難であっ
た。さらに、比較例のペレットはフィブリルを特徴とす
る不規則な表面または切断縁を有しがちでもあった。こ
のような不規則なペレット成形体はペレットのサイジン
グ及び自動加工を妨げるので、成形機にとって好ましく
ない。これに反して、実施例1の顔料は、ペレット均一
性の損失またはフィブリル化の発生なしに約30〜約5
0重量%の範囲内の高濃度でペレットに混入することが
できる。一般に、本発明の顔料は比較例AとBによって
代表される先行技術の顔料の濃度に比べて120%から
200%以上高い濃度でペレットに用いられる。
【0043】この開示が例にすぎず、この開示に含まれ
る教えの範囲から逸脱せずに、細部を加える、改良する
または除去することによって種々な変更をなしうること
は明らかである。従って、本発明は特許請求の範囲が限
定を必要とする程度以外には、この開示の特定の細部に
限定されることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】245℃における重量平均分子量とブローピン
プレートアウト対反応器保持時間のグラフである。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蛍光染料と、式: H2 N−R−NH2 〔式中Rは炭素数2〜20の直鎖または分枝鎖アルキレ
    ン基、またはC1〜C5アルキルから成る群から選択した
    同一または異なる3個までの環置換基を任意に有する炭
    素数5〜6のシクロアルキレン基である〕で表されるジ
    アミンと、 式: R′(COOH)2 〔式中R′は炭素数3〜20の直鎖または分枝鎖アルキ
    レン基、C1 〜C5 アルキルから成る群から選択した同
    一または異なる3個までの環置換基を任意に有する炭素
    数5〜6のシクロアルキレン基、またはC1〜C5 アル
    キルから成る群から選択した同一または異なる6個まで
    の環置換基を任意に有する炭素数6〜10の単環状また
    は二環状芳香族基である〕で表される二酸または前記二
    酸のC1 〜C2 ジアルキルエステルもしくは無水物との
    縮合生成物であり、約3,000から約50,000ま
    での範囲内の重量平均分子量を有する樹脂とを含む蛍光
    顔料組成物。
  2. 【請求項2】 Rが炭素数4〜16の分枝鎖アルキレン
    基であり、前記二酸がフタル酸、イソフタル酸、テレフ
    タル酸、アジピン酸、アゼライン酸及びこれらの混合物
    から成る群から選択した二酸である請求項1記載の顔料
    組成物。
  3. 【請求項3】 前記樹脂が約4,000から約15,0
    00までの範囲内の重量平均分子量を有する請求項2記
    載の顔料組成物。
  4. 【請求項4】 前記樹脂中のジアミン1モルに対して
    1.5〜0.75モルの二酸が存在する請求項3記載の
    顔料組成物。
  5. 【請求項5】 前記顔料が顔料の全重量を基準にして約
    0.5〜約15%の蛍光染料を含む請求項4記載の顔料
    組成物。
  6. 【請求項6】 約10〜約50ミクロンの範囲内の粒度
    を有する粒子である請求項5記載の顔料組成物。
  7. 【請求項7】 二官能価酸、一官能価酸、一官能価アミ
    ン、一官能価アルコール、エポキシ、グリコール、金属
    酸化物、金属炭酸塩及び金属酢酸塩から成る群から選択
    した改質剤を前記顔料組成物の約1重量%から約10重
    量%までの量で含む請求項6記載の顔料組成物。
  8. 【請求項8】 前記ジアミンを2−メチルペンタメチレ
    ンジアミンと1−アミノ−3−アミノメチル−3,5,
    5−トリメチルシクロヘキサンとから成る群から選択
    し、前記二酸をフタル酸、イソフタル酸、テレフタル
    酸、アジピン酸、アゼライン酸及びこれらの混合物から
    成る群から選択する請求項2記載の顔料組成物。
  9. 【請求項9】 第2プラスチック材料と請求項1記載の
    前記顔料組成物との溶融混和物を含む第1プラスチック
    材料の着色に用いるマスターバッチ着色剤。
  10. 【請求項10】 前記着色剤が着色剤の重量を基準にし
    て前記顔料組成物約30〜約50重量%を含む請求項9
    記載のマスターバッチ着色剤。
  11. 【請求項11】 前記顔料組成物と前記第2プラスチッ
    ク材料が均質な溶融混和物を構成する請求項10記載の
    マスターバッチ着色剤。
  12. 【請求項12】 前記第1プラスチック材料と第2プラ
    スチック材料が同一材料である請求項10記載のマスタ
    ーバッチ着色剤。
  13. 【請求項13】 前記ジアミンを2−メチルペンタメチ
    レン−ジアミンと1−アミノ−3−アミノメチル−3,
    5,5−トリメチルシクロヘキサンとから成る群から選
    択し、前記二酸をフタル酸、イソフタル酸、テレフタル
    酸、アジピン酸、アゼライン酸及びこれらの混合物から
    成る群から選択する請求項12記載のマスターバッチ着
    色剤。
  14. 【請求項14】 成形すべきプラスチックと請求項1記
    載の顔料組成物を含む着色剤との混合物を形成し、混合
    物を加熱して前記プラスチックと着色剤との均質な溶融
    物を形成し、前記溶融物を成形する、成形すべきプラス
    チックに蛍光色特性を与える方法。
  15. 【請求項15】 前記着色剤が成形すべきプラスチック
    材料の一部と前記顔料組成物との溶融混和物を含むマス
    ターバッチ着色剤である請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記マスターバッチ着色剤が着色剤の
    重量を基準にして前記顔料組成物約30重量%から約5
    0重量%までを含む請求項15記載の方法。
  17. 【請求項17】 成形すべき前記プラスチックのマトリ
    ックス中に前記顔料を分散させる請求項16記載の方
    法。
  18. 【請求項18】 前記顔料組成物と成形すべき前記プラ
    スチックとの混和物を押出成形し、押出成形した混和物
    をペレット化することによる前記溶融混和物を形成する
    請求項17記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記ジアミンを2−メチルペンタメチ
    レンジアミンと1−アミノ−3−アミノメチル−3,
    5,5−トリメチルシクロヘキサンから成る群から選択
    し、前記二酸をフタル酸、イソフタル酸、テレフタル
    酸、アジピン酸、アゼライン酸及びこれらの混合物から
    成る群から選択する請求項14記載の方法。
JP28782691A 1991-11-01 1991-11-01 ポリアミド蛍光顔料 Pending JPH05125276A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28782691A JPH05125276A (ja) 1991-11-01 1991-11-01 ポリアミド蛍光顔料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28782691A JPH05125276A (ja) 1991-11-01 1991-11-01 ポリアミド蛍光顔料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05125276A true JPH05125276A (ja) 1993-05-21

Family

ID=17722267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28782691A Pending JPH05125276A (ja) 1991-11-01 1991-11-01 ポリアミド蛍光顔料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05125276A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0780207A2 (de) 1995-12-23 1997-06-25 Tarkett Aktiengesellschaft Verfahren zur Herstellung und mehrschichtig aufgebaute Beläge auf Polyolefinbasis mit geschäumten Zwischenschichten
WO2018155171A1 (ja) * 2017-02-21 2018-08-30 三菱瓦斯化学株式会社 非晶性ポリアミド樹脂および成形品
WO2020004096A1 (ja) * 2018-06-27 2020-01-02 三菱瓦斯化学株式会社 樹脂組成物および成形品

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0780207A2 (de) 1995-12-23 1997-06-25 Tarkett Aktiengesellschaft Verfahren zur Herstellung und mehrschichtig aufgebaute Beläge auf Polyolefinbasis mit geschäumten Zwischenschichten
WO2018155171A1 (ja) * 2017-02-21 2018-08-30 三菱瓦斯化学株式会社 非晶性ポリアミド樹脂および成形品
JPWO2018155171A1 (ja) * 2017-02-21 2019-12-12 三菱瓦斯化学株式会社 非晶性ポリアミド樹脂および成形品
US11292877B2 (en) 2017-02-21 2022-04-05 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Amorphous polyamide resin and molded article
WO2020004096A1 (ja) * 2018-06-27 2020-01-02 三菱瓦斯化学株式会社 樹脂組成物および成形品
JPWO2020004096A1 (ja) * 2018-06-27 2020-07-02 三菱瓦斯化学株式会社 樹脂組成物および成形品
CN112313288A (zh) * 2018-06-27 2021-02-02 三菱瓦斯化学株式会社 树脂组合物和成型品
CN112313288B (zh) * 2018-06-27 2021-04-27 三菱瓦斯化学株式会社 树脂组合物和成型品
US11279826B2 (en) 2018-06-27 2022-03-22 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Resin composition and molded article

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5094777A (en) Polyamide fluorescent pigments
DE69612296T2 (de) Polyester/polyamidmischung mit verbesserter aromabewahreigenschaft und klarheit
DE69333538T2 (de) Polyester/Polyamidmischung mit verbesserter Aromabewahreigenschaft und Klarheit
TWI392700B (zh) 含氮化鈦顆粒之聚酯聚合物及共聚物組合物
JP2664535B2 (ja) ポリアミド―ポリエステル蛍光顔料
US6103006A (en) Fluorescent polymeric pigments
US3915884A (en) Modified amides for pigments and method for producing the same
CA2327674A1 (en) Low viscosity liquid crystalline polymer compositions
CA1050689A (en) Process for producing dispersions of pigments in condensation type polymers
DE60031049T2 (de) Polyamidharz-Zusammensetzungen mit verbesserter Wetterbeständigkeit und daraus hergestellte Formkörper
EP0463260B1 (en) Fluorescent pigments
EP0616624A1 (en) Fluorescent pigment concentrates
DE60030716T2 (de) Polyesterzusammensetzungen mit niedrigem restaldehydgehalt
DE69417751T2 (de) Polymerzusammensetzungen, die naphthalendicarbonsäure und halogenverbindungen enthalten mit verminderter fluoreszenz
US4076667A (en) Granules and pellets for the modification of polycondensates which can be shaped, as well as the process for obtaining these granules and pellets and shaped articles thus obtained
US4294749A (en) Process for the coloration of thermoplastic polymers and polycondensates in the mass with water-insoluble disazo-methine compounds
JP2001514681A (ja) 風味保持性の改良されたナフタレンジカルボキシレート含有ポリエステル/ポリアミドブレンド
US4265632A (en) Process for the coloration of thermoplastic polymers and polycondensates in the mass with water-insoluble disazomethine compounds
JPS5853944A (ja) 熱可塑性プラスチツクの原液着色法
US4782111A (en) Colorant formulation
JPH02169666A (ja) 耐火性ポリアミドをベースにした組成物
DE69315211T2 (de) Verfahren zur herstellung kettenverlängerter polyester und block- oder pfropfcoployester
CN101115793A (zh) 聚酯制品中的乙醛清除剂
JP3688220B2 (ja) 顔料含有樹脂組成物及びその繊維
JPS6334178B2 (ja)