JPH05125870A - カーテンウオールの施工方法と窓取付装置 - Google Patents

カーテンウオールの施工方法と窓取付装置

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JPH05125870A
JPH05125870A JP31336891A JP31336891A JPH05125870A JP H05125870 A JPH05125870 A JP H05125870A JP 31336891 A JP31336891 A JP 31336891A JP 31336891 A JP31336891 A JP 31336891A JP H05125870 A JPH05125870 A JP H05125870A
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英昭 津川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 妻側と桁側の両方に取付けできて、しかも工
期を短縮し、施工後の外観意匠も向上し得るようにした
カーテンウォールの施工方法と窓取付装置を提供するこ
とにある。 【構成】 躯体を構築する梁Hの室外側に張出材10を、
該張出材に室内外にスライド可能となる出入調節具9を
取付ける一方、窓枠Fの縦枠材1E,1D、又は窓枠を分離
構成する枠ユニットF1,F2,F3の縦枠材の室内側上部に
前記出入調節具に引掛ける固定金具6を取付け、室内側
下部に躯体の胴縁Dに係止する可動金具7を、縦枠材の
室内側袋溝11,12に挿入する滑子8と、滑子雄ネジ8bに
螺入するナット18にて上下摺動可能に取付け、固定金具
より出入調節具に向けて調節ボルトBに螺入し、出入調
整後の調節具を滑子とナットにて固定するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建築物の妻側と桁側
に両用し得るカーテンウォールの施工方法と窓取付装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】カーテンウォールの窓は、一般に建築物
の妻側と桁側に設ける場合、出入りを異にして取付ける
ものであり、方立と無目を格子状に組立て、開放口を形
成し、該開放口内にガラスを取付け、建築物外面をガラ
ス張りにするものである。ガラスの取付手段として、ガ
ラスの背面両側にバッカー、ストラクチュアルシールを
介して縦骨を接着した外装ユニットを構成し、該ユニッ
トの縦骨を方立の側面に設けた嵌合溝にやりくり嵌合
し、外装ユニットを方立から外れないようにすると共
に、ガラスを無目で支えるものが知られている。(例え
ば実開平1-315537号公報、実開平3-80812 号公報)
【0003】左右の方立内周部に縦枠材を夫々取付け、
両縦枠材の室外側に設けた開放口間にガラスを嵌挿し、
ガラスをパッキンとコーキングを用いて固定するもの
や、左右方立の嵌合溝間に上方よりサッシ窓、又はサッ
シ枠を挿入し、そのサッシ枠にガラスを嵌込むものも知
られている。(例えば実開昭63-102813 号公報、実開昭
63-53418号公報)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】窓枠を妻側と桁側に取
付ける場合、異なる補助具を用いて取付けなければなら
ない問題点があるし、開放口に後から外装ユニットをや
りくり嵌合して取付けるカーテンウォールにあっては、
ガラスが破損しないように注意しながら嵌合しなければ
ならない問題点があると共に、重い外装ユニットを足場
の悪い高所でやりくり嵌合することは危険で不便な問題
点もあった。
【0005】カーテンウォールの取付手段として、窓上
枠材と下枠材を躯体の横部材に固定し、縦枠材を竪部材
に固定していたため、窓の取付けに手数がかかる問題点
があると共に、窓連結部の雨仕舞が不完全になる問題点
もあった。特に高層建物にあっては、階高さが例えば
1、2階で3420cm、3〜6階で3000cm、7、8階で3300
cmの如く異なるため、窓の構成とその取付けが困難にな
る問題点があった。本発明は、従来技術の有するこのよ
うな問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とす
る所は、妻側と桁側の両方に窓枠を簡単に取付けでき
て、しかも工期を短縮し、施工後の外観意匠も向上し得
るようにした施工方法と窓取付装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明カーテンウォールの施工方法は、躯体を構築
する梁の室外側に張出材を固着し、該張出材に出入調節
具を室内外にスライド可能に設ける一方、窓枠の室内側
上部に前記出入調節具に引掛ける固定金具を固定すると
共に、窓枠の室内側下部に躯体の胴縁に係止する可動金
具を取付け、出入調節具とこれに引掛けた固定金具の間
に調節ボルトを設け、該ボルトにて窓枠の上下を調整
し、出入調節具のスライドにて窓枠の出入を調整し得る
ようにしたものである。
【0007】窓枠を上部枠ユニットと下部枠ユニット、
及び中間枠ユニットに分離構成し、各枠ユニットの室内
側上部に固定金具を固定すると共に、室内側下部に可動
金具を上下摺動可能に取付け、固定金具を梁より室外側
に突出した張出材に取付けた出入調節具に引掛け、可動
金具を躯体の胴縁に係止し、出入調節具に引掛けた固定
金具を調節ボルトにて上下調整し、出入調節具のスライ
ドにて各枠ユニットの出入を調整するようにしたもので
ある。
【0008】また本発明カーテンウォールの窓取付装置
は、躯体を構築する梁の室外側に、窓枠の左右縦枠材に
対応して張出材を固着し、該張出材に出入調節具を室内
外にスライド可能に設ける一方、窓枠を構成する左右縦
枠材の室内側上部に前記出入調節具に引掛ける固定金具
を固定すると共に、室内側下部に躯体の胴縁に係止する
可動金具を、両縦枠材の室内側内向袋溝に挿入する滑子
と、滑子雄ネジに螺入するナットにて上下摺動可能に取
付け、固定金具より前記出入調節具に向けて調節ボルト
を螺入し、出入調整後の出入調節具を滑子とナットにて
固定するものである。
【0009】
【実施例】先ず本発明カーテンウォールの窓取付装置に
おける躯体構造を実施例の図面に基づき説明すれば、基
礎Wと梁Hの間、及び上梁H1 と下梁H2 の間に胴縁D
を設け、各梁H,H1,H2 の室外側に張出材10を固定
し、張出材10の先部に出入調節具9を室内外にスライド
可能に取付け、梁Hの上に適宜厚さのベースプレートV
を取付けるもので、梁Hは躯体外面から中心までの張出
代Lが、妻側より桁側が60mm程度広くなるように構築さ
れ、張出材10はH型鋼を横にし、その後端部を梁Hの室
外側にボルトB1 で止めた後、溶接して離脱不能に固着
し、胴縁Dは窓枠Fの取付け位置まで突出する水平板d1
の室外端に上部折返片d2を、室内端に下部折返片d3を形
成するものである。
【0010】躯体に取付ける窓枠Fは、上枠材1Aと下枠
材1B、及び左右縦枠材1D,1Eより構成され、開放口Mを
形成するか、左縦枠材1Dと右縦枠材1Eの間に無目1Cを1
体以上設け、上下方向に二つ以上の開放口M,M1 を連
続的に形成する。2階以上に跨って取付ける窓枠Fにあ
っては、窓枠Fを上部枠ユニットF1と下部枠ユニットF
2、及び上下枠ユニットF1,F2の間に連続する中間枠ユ
ニットF3に分離構成し、該枠ユニットF1,F2,F3の連結
により上下方向に三つ以上の開放口M,M1,M2 を連続
的に形成する。
【0011】窓枠Fを構成する上部枠ユニットF1は、相
対する左縦枠材1Dと右縦枠材1Eの上端部間に、上枠材1A
を水平又は屋根の傾斜に合わせて取付け、中間部に無目
1Cを水平に取付け、無目1Cより上部に開放口Mを、無目
1Cより下部に半開放口mを形成するものであるし、下部
枠ユニットF2は左右に相対する縦枠材1D,1Eの下端部間
に下枠材1Bを、中間部に下枠材1Bと平行する無目1Cを取
付け、無目1Cより下部に開放口Mを、無目1Cより上部に
半開放口mを形成するものである。
【0012】中間枠ユニットF3は左右に相対する縦枠材
1D,1Eの間に無目1Cを1つ以上水平に取付け、梯子状を
成すもので、無目1Cの上下に半開放口m1,m2を形成する
か、無目1C,1c'の間に開放口Mを、開放口Mの上下に半
開放口m1,m2を形成するものである。低階層用の窓枠F
にあっては、上部枠ユニットF1と下部枠ユニットF2を、
連結具48を用いて直接上下に連続するものである。
【0013】高階層用の窓枠Fにあっては、上部枠ユニ
ットF1と下部枠ユニットF2の間に、連結具48を用いて1
組以上の中間枠ユニットF3を連続するものである。そし
て各枠ユニットF1,F2,F3の上端を梁Hの上面より数cm
下になるように連続し、連結具48は上位縦枠材1Dと下位
縦枠材1D' の外周に跨って取付けるものである。
【0014】窓枠Fを構成する上枠材1Aは取付壁1aの上
部より室外に向けて水切壁2aを下降傾斜し、水切壁2aの
室内側下部に中空部3aを、室外側下部に中空部3aの中間
高さまで達する下向口19を設け、下枠材1Bは取付壁1bの
下部より室外に向けて水切壁2bを下降傾斜し、水切壁2b
の室内側上部に上枠材1Aと相対する中空部3bを設け、上
枠材中空部3aと下枠材中空部3bの室外側にタイト材Tを
取付けている。
【0015】窓枠Fを構成する左縦枠材1Dは、主壁1dの
室内側に内側壁2dを、室外側に外側壁3dを設け、内側壁
2dに室内向きに開口する内向袋溝11を、外側壁3dに室外
向きに開口する外向袋溝13を設けると共に、外向袋溝13
の外周に外周向きに開口する外周溝15を設け、外周溝15
と内向袋溝11の外周端が略一致するように形成するもの
である。右縦枠材1Eは左縦枠材1Dと対称形状を成すの
で、説明を省略する。
【0016】窓枠Fを構成する無目1Cは、上枠材1Aの中
空部3aと同幅に形成され、無目外側壁3cの中間上部と下
部の室外側に上向鉤片17を突設する一方、外側壁3cの上
下端部にタイト材Tを室外向きに取付けるものである。
梁H,H1,H2 の室外側に固着する張出材10は、窓枠F
の縦枠材1D,1Eに対応する位置に固着し、胴縁Dは窓枠
Fの無目1Cに合わせて取付けるものである。
【0017】張出材10に取付ける出入調節具9は、張出
材10の上に重なる基板9aの室外側に起立板9bを設け、起
立板9bの上端より室内に向けて内向板9cを折返し、基板
9aに室内外方向に長くなる縦長孔91を、又起立板9bに左
右方向に長くなる横長孔92を穿設し、基板9aの縦長孔91
より張出材10に螺入するボルトB2 にて仮止めされ、縦
長孔91の穿設範囲で室内外方向にスライド可能となる。
出入調節具9と張出材10を縦枠材見附幅Eの2倍以上の
素材で形成し、調整具内向板9cを胴縁Dの上部折返片d2
と同等に折返すことが望ましい。又出入調節具9の縦長
孔91を梁Hの中心から躯体外面までの張出代Lより大き
い60mm以上の範囲で穿設し、妻側と桁側の両方に使用し
得るようにすることが望ましい。
【0018】窓枠F、及び窓枠Fを構成する各枠ユニッ
トF1,F2,F3は、左右縦枠材1D,1Eの室内側上端部に取
付ける固定金具6、左右縦枠材1D,1Eの内向袋溝11,12
に嵌挿する滑子8と、滑子8の雄ネジ8bに螺入するナッ
ト18にて上下摺動可能に取付ける可動金具7、及び出入
調節具9の固定にて取付けるものである。
【0019】固定金具6と可動金具7は、水平壁6a,7a
の室内側に垂下壁6c,7cを垂設し、室外側に縦枠材1D,
1Eに沿って屈曲する垂直壁6b,7bを設け、垂直壁6b,7b
に夫々貫通孔61,71を穿設し、固定金具6の水平壁6aに
20mm以上の調整代を有した調節ボルトBを螺入し、可動
金具水平壁7aの下に耐震を兼ねた弾性材Uを着設するも
のである。滑子8は左右縦枠材1D,1Eの内向袋溝11,12
に挿入し離脱不能となる滑板8aの中央部に、内向袋溝1
1,12より室内に突出する雄ネジ8bを設け、袋溝11,12
に沿って上下摺動可能となる。
【0020】固定金具6は垂下壁6cを下に向け、垂直壁
6bを縦枠材1D,1Eの室内側上部に当接し、垂直壁6bを縦
枠材1D,1EにボルトB3 で直接固定するか、連結具48を
通してボルトB3 で固定するものである。この固定金具
6は縦枠材1D,1Eの内向袋溝11,12に挿入する滑子8を
利用して固定することも可能である。可動金具7は垂下
壁7cを下に向け、垂直壁7bの貫通孔71を縦枠材1D,1Eの
内向袋溝11,12に挿入する滑子8の雄ネジ8bに嵌挿し、
垂直壁7bより露出した雄ネジ8bにナット18を螺入し、仮
止めしておくものである。
【0021】上記窓枠Fの各開放口M,M1,M2 に後か
ら取付ける外装ユニット5には、パネル式外装ユニット
5Aと石板式外装ユニット5B、及びガラス式外装ユニ
ット5Cがある。パネル式外装ユニット5Aは、パネル
枠20とその室外面に着設する薄板パネルPより構成さ
れ、パネル枠20は上部に上向溝31を設けた上桟21と、下
部に下向溝32を設けた下桟22、及び室外側の外周部に突
条28を設けた竪桟23より構成され、下桟22の室内側に窓
枠無目1Cの上向鉤片17に係止する突片27を垂設し、パネ
ルPと上下向溝31,32の間、及びパネルPと竪桟突条28
の間にコーキングCを施すものである。
【0022】石板式外装ユニット5Bは、石板4の上部
に上向溝41を、下部に下向溝42を穿設すると共に、上下
部の室内側に切欠部43を形成するものである。この石板
式外装ユニット5と前記パネル式外装ユニット5は、無
目1Cの室外側に連結材50を取付け、その連結材50を利用
して上下に連続するもので、連結材50は無目1Cの下位上
向鉤片17に係止しビス止めする取付片51の上部に、パネ
ル下桟22と石板4の下向溝32,42に挿入する上向突条52
を、下部にパネル上桟21と石板4の上向溝31,41に挿入
する下向突条53を形成している。
【0023】ガラス式外装ユニット5Cは、フレーム20
にガラスGを取付けるもので、フレーム20は上桟21と下
桟22、及び竪桟23より構成され、上桟21に下向溝32を、
下桟22に上向溝31を設け、上下向溝31,32の室内側より
室外向きに嵌合溝36,37を開口すると共に、上下桟21,
22の室内側に窓枠無目1Cの上向鉤片17に係止する突片2
6,27を設け、竪桟23は室外側に上下桟21,22の嵌合溝3
6,37に一致する嵌合溝38と、嵌合溝38より外周向きに
開口する外周溝39を設け、室内側に縦枠材1D,1Eの外向
袋溝13,14に挿入する脚片25を突設し、上桟下向溝32と
下桟上向溝31の間にガラスGを嵌挿し、これをタイト材
TやシールS等を用いて固定する一方、ガラスGの側部
を竪桟23にストラクチュアルシールR等を用いて接着
し、且つ竪桟外周溝39にシールSを嵌挿するものであ
る。
【0024】ガラス式外装ユニット5Cを上下に連続す
る場合、図16(A)の如く連続部に上桟21と下桟22を
一体に設けた連結桟24を用いる。ガラス式外装ユニット
5Cと石板式外装ユニット5B、或いはパネル式外装ユ
ニット5Aを上下に連続する場合、図16(B)の如く
上桟21の上部に連結材50の上向突条52を一体に設けた連
結桟24か、下桟22の下部に連結材50の下向突条53を一体
に設けた連結桟24を用いる。
【0025】本発明によるカーテンウォールの施工方法
を上記構造に基づき説明すれば、予め梁H,H1,H2 の
室外側に張出材10を窓縦枠材1D,1Eに対応して固着し、
該張出材10に出入調節具9をスライド可能に仮止めして
おく一方、窓枠F、及び窓枠Fを構成する各枠ユニット
F1,F2,F3の左右縦枠材1D,1Eの内向袋溝11,12に滑子
8を挿入し、室内側上部に固定金具6を夫々取付けると
共に、縦枠材1D,1Eの下部に滑子8を利用して可動金具
7を仮止めしておく。
【0026】先ず窓枠Fの室内側上部に取付けた固定金
具6を出入調節具9の内向板9cに引掛け、該調整具起立
板9bの横長孔92に、縦枠材1D,1Eの内向袋溝11,12に挿
入する滑子8の雄ネジ8bを挿通し、雄ネジ8bにナット18
を螺入して出入調節具9を仮止めする一方、窓枠Fの室
内側下部に取付けた可動金具7を緩め、可動金具水平壁
7aに着設した弾性材Uが胴縁Dの上部折返片d2に当接す
るまで下降し、胴縁Dに可動金具7を係止する。
【0027】次いで出入調節具9に引掛けた固定金具6
に螺入する調節ボルトBを回動し、窓枠Fの上端を梁H
の上端より数cm下に位置し、且つ無目1Cのラインを一致
すると共に、仮止めした出入調節具9を緩めてスライド
調節し、出入り調整後、調整具9を縦枠材1D,1Eと張出
材10に強く固定し、胴縁Dに係止するまで下降した可動
金具7も固定する。上部枠ユニットF1と下部枠ユニット
F2、及び中間枠ユニットF3は、窓枠Fと同様の手段にて
取付けるものである。
【0028】二組の窓枠F,F’を左右に連続する場
合、隣接縦枠材1D,1Eの外周溝15,16に接続具47を跨っ
て挿入すると共に、固定金具6と可動金具7の取付部を
除く縦枠材1D,1Eの室内側に係止板45を取付け、該係止
板45にカバー46を嵌合係止すものである。石板式外装ユ
ニット5Bを左右に連設するカーテンウォールにあって
は、左右縦枠材1D,1Eの外向袋溝13,14にタイト材Tを
室外向きに嵌挿し、ガラス式外装ユニット5Cを左右に
連設するカーテンウォールにあっては、左右縦枠材1D,
1の外向袋溝13,14に嵌合溝38を室外に向けたフレーム
竪桟23の脚片25を挿入し、これをビス止め固定する。
【0029】尚、張出材10に縦長孔93を穿設し、出入調
節具9の基板9aに張出材10の縦長孔93に連通する貫通孔
を穿設しけても、出入調節具9を室内外方向にスライド
調整し得るし、固定金具6の水平壁6aに螺入する調節ボ
ルトBを、出入調節具9の内向板9cに螺入しても、窓枠
Fを上下調整し得る。又固定金具6を縦枠材1D,1Eの内
向袋溝11,12に挿入する滑子8と、その雄ネジ8bに螺入
するナット18にて取付けることも可能であるし、最左翼
の縦枠材1Dと最右翼縦枠材1Eの内側壁2d,2eより外周溝
15,16に目隠板49を跨って係止することが望ましい。更
に固定金具6と可動金具7の取付手段や枠ユニットF1,
F2,F3の上下連結手段、或いは窓枠F,F’の取付と左
右連結手段等は、前記例に限定されるものではなく、本
発明の要旨に反しない限り適宜変更可能である。
【0030】
【発明の効果】本発明によるカーテンウォールの施工方
法と窓取付装置は、上記のとおり構成されているので、
次に記載する効果を奏する。躯体構築梁の室外側に固着
した張出材の先部に出入調節具を室内外にスライド可能
に取付ける一方、窓縦枠材又は窓枠を分離構成する枠ユ
ニットの室内側上部に固定金具を取付けると共に、窓縦
枠材又は窓枠を分離構成する枠ユニットの室内側下部に
可動金具を上下摺動可能に取付けるものであるから、固
定金具を出入調節具に引掛け、可動金具を躯体の胴縁に
係止するまで下降するだけで、窓枠や各枠ユニットを簡
単に取付けることができる。
【0031】窓枠と各枠ユニットの出入り調整は、出入
調節具を室内外にスライドすることにより簡単に成し得
るし、窓枠と各枠ユニットの上下調整は、固定金具より
張出材に向けて螺入する調節ボルトの回動により簡単に
成し得る。しかも出入り調整後、出入調節具と可動金具
を仮止めしていたボルトを締付けるだけで、窓枠と各枠
ユニットを強力に固定することができる。又固定金具を
可動金具として使用することも可能であるし、滑子は金
具と張出材の取付けに共用し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】の(A)(B)本発明によるカーテンウォール
の施工方法を示す概略縦断面図である。
【図2】の(A)(B)上部枠ユニットの正面図であ
る。
【図3】の(A)(B)下部枠ユニットの正面図であ
る。
【図4】の(A)(B)(C)(D)中間枠ユニットの
正面図である。
【図5】窓枠の取付け例を示す縦断面図である。
【図6】出入調節具の取付け例を示す一部切欠側面図で
ある。
【図7】出入調節具の取付け例を示す一部切欠側面図で
ある。
【図8】枠ユニットの取付け例を示す要部縦断面図であ
る。
【図9】出入調節具の取付け例を示す斜視図である。
【図10】の(A)(B)(C)固定金具と可動金具の
縦断面図、及び固定金具の取付け例を示す要部縦断面図
である。
【図11】の(A)(B)(C)外装ユニットの構造例
を示す縦断面図である。
【図12】の(A)(B)外装ユニットとそのパネル枠
の要部横断面図である。
【図13】の(A)(B)外装ユニットとそのパネル枠
の要部横断面図である。
【図14】可動金具と出入調節具の取付け例を示す要部
横断面図である。
【図15】の(A)(B)外装ユニットの取付け例を示
す要部縦断面図である。
【図16】の(A)(B)外装ユニットの取付け例を示
す要部縦断面図である。
【図17】の(A)(B)外装ユニットの取付け例を示
す横断面図である。
【図18】の(A)(B)(C)(D)外装ユニットの
取付け例を示す横断面図と縦枠材の平面図、目隠板の平
面図、及び窓枠の取付け例を示す要部横断面図である。
【図19】窓枠の左右連結例を示す要部縦断面図であ
る。
【図20】窓枠連結部における固定金具の取付け例を示
す要部縦断面図である。
【符号の説明】
F,F’ 窓枠 F1 上部枠ユニット、F2 下部枠ユニット、F3 中間枠
ユニット 1A 上枠材、1B 下枠材、1C,1C' 無目、1D,1E 縦枠
材 4 石板 5,5A,5B,5C 外装ユニット 6 固定金具 7 可動金具 8 滑子、8a 滑板、8b 雄ネジ 9 出入調節具 10 張出材、11,12,13,14 袋溝、17 上向鉤片、18
ナット 20 パネル枠、21 上桟、22 下桟、23 竪桟、24 連
結桟 36,37,38 嵌合溝、15,16,39 外周溝 45 係止板、46 カバー、47 接続具、48 連結具、49
目隠板 50 連結材 M,M1 ,M2 開放口、m,m1,m2 半開放口 W 基礎、D 胴縁、H,H1,H2 梁 B,B1,B2,B3 ボルト、G ガラス、P パネル C コーキング材、T タイト材、V ベースプレート R ストラクチュアルシール、S シール、U 弾性材 E 縦枠材の見附幅、L 窓枠の張出代

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 躯体の室外側に窓枠(F)を取付けるカ
    ーテンウォールにおいて、躯体を構築する梁(H)より
    室外側に張出材(10)を突出し、該張出材に出入調節具
    (9)を室内外にスライド可能に設ける一方、窓枠の室
    内側上部に前記出入調節具に引掛ける固定金具(6)を
    固定すると共に、窓枠の室内側下部に躯体の胴縁(D)
    に係止する可動金具(7)を取付け、出入調節具に引掛
    けた固定金具を調節ボルト(B)にて上下調整し、出入
    調節具のスライドにて出入調整することを特徴とするカ
    ーテンウォールの施工方法。
  2. 【請求項2】窓枠(F)を上部枠ユニット(F1)と下部枠
    ユニット(F2)、及び中間枠ユニット(F3)に分離構成し、
    各枠ユニットの室内側上部に固定金具(6)を固定する
    と共に、室内側下部に可動金具(7)を上下摺動可能に
    取付け、固定金具を梁(H)より室外側に突出した張出
    材(10)に取付けた出入調節具(9)に引掛け、可動金
    具を躯体の胴縁(D)に係止し、出入調節具に引掛けた
    固定金具を調節ボルト(B)にて上下調整し、出入調節
    具のスライドにて各枠ユニットの出入を調整することを
    特徴とする請求項1記載のカーテンウォールの施工方
    法。
  3. 【請求項3】 躯体を構築する梁(H)の室外側に、窓
    枠(F)の左右縦枠材(1E,1D)に対応して張出材(1
    0)を固着し、該張出材に出入調節具(9)を室内外に
    スライド可能に設ける一方、窓縦枠材の室内側上部に前
    記出入調節具に引掛ける固定金具(6)を固定すると共
    に、室内側下部に躯体の胴縁(D)に係止する可動金具
    (7)を、両縦枠材の室内側内向袋溝(11,12)に挿入
    する滑子(8)と、滑子雄ネジ(8b)に螺入するナット(1
    8)にて上下摺動可能に取付け、固定金具より出入調節具
    に向けて調節ボルト(B)を螺入し、出入調整後の出入
    調節具を滑子とナットにて固定するカーテンウォールの
    窓取付装置。
  4. 【請求項4】 窓枠(F)を上部枠ユニット(F1)と下部
    枠ユニット(F2)、及び中間枠ユニット(F3)に分離構成
    し、各枠ユニット縦枠材(1E,1D)の室内側上部に固定
    金具(6)を固定すると共に、各縦枠材の室内側内向袋
    溝(11,12)に挿入する滑子(8)と滑子雄ネジ(8b)に
    螺入するナット(18)にて、各枠ユニット縦枠材の室内側
    下部に可動金具(7)を上下摺動可能に取付け、固定金
    具より躯体側の張出材(10)に取付けた出入調節具
    (9)に向けて調節ボルト(B)を螺入し、出入調整後
    の出入調節具を滑子とナットにて固定する請求項3記載
    のカーテンウォールの窓取付装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104499616A (zh) * 2014-12-19 2015-04-08 李剑峰 一种石材ll挂件
JP2017106198A (ja) * 2015-12-08 2017-06-15 Ykk Ap株式会社 カーテンウォール
CN111877619A (zh) * 2020-08-10 2020-11-03 大潮建设集团有限公司 组合式幕墙系统
CN112012625A (zh) * 2020-09-07 2020-12-01 金刚幕墙集团有限公司 横梁窗框一体化模块、幕墙开启窗系统及幕墙

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