JPH05127319A - 写真フイルムパツケージ - Google Patents

写真フイルムパツケージ

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Publication number
JPH05127319A
JPH05127319A JP29025091A JP29025091A JPH05127319A JP H05127319 A JPH05127319 A JP H05127319A JP 29025091 A JP29025091 A JP 29025091A JP 29025091 A JP29025091 A JP 29025091A JP H05127319 A JPH05127319 A JP H05127319A
Authority
JP
Japan
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light
photographic film
envelope
carrier sheet
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP29025091A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Komiyama
均 小宮山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP29025091A priority Critical patent/JPH05127319A/ja
Publication of JPH05127319A publication Critical patent/JPH05127319A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フイルムホルダから写真フイルムパッケージ
を確実に引き出せるようにするとともに、撮影後の遮光
封筒の折り曲げを容易に行なえるようにした写真フイル
ムパッケージを提供する。 【構成】 第2キャリアシート14の先端部に、開口1
5とスロット16が形成されている。遮光封筒3を摘む
と、その内側両面が開口15を介して直に触れ合う。こ
の状態で、フイルムホルダから遮光封筒3を引き出す
と、フイルムユニット4は遮光封筒3に対して相対的に
移動することなく、一緒に引き出される。また遮光封筒
3を厚紙5の後端に沿って折り曲げるときに、第2キャ
リアシート14は簡単に折れ曲がるので、遮光封筒3の
折曲げを容易に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート状の写真フイル
ムを遮光封筒内に出し入れ自在に収納した写真フイルム
パッケージに関するものである。
【0002】
【従来の技術】シート状の写真フイルムにキャリアシー
トを貼着した写真フイルムユニットと、この写真フイル
ムユニットを遮光封筒内に収納した写真フイルムパッケ
ージが知られている。この写真フイルムパッケージをフ
イルムホルダに装填し、遮光封筒の先端部を摘んで、遮
光封筒のみを引き出すと、遮光封筒の後端に形成された
挿入口から写真フイルムが露出する。撮影終了後、遮光
封筒をフイルムホルダに押し込むと、撮影済み写真フイ
ルムが遮光封筒内に収納される。この後、遮光封筒の後
端が遮光クリップに挟まれると、前記挿入口は閉鎖され
て内部が光密に保たれる。この状態で写真フイルムユニ
ットを遮光封筒を介して掴み、これらを引き出すと、フ
イルムホルダから写真フイルムパッケージが取り出され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、遮光封筒は
写真フイルムユニットを出し入れするため、その内面を
滑り易くしているから、遮光封筒を摘んでフイルムホル
ダから写真フイルムパッケージを取り出すときに、写真
フイルムユニットを確実につかめないという問題があ
る。また使用済み写真フイルムパッケージを保管すると
きに、写真フイルムユニットが遮光封筒内で動くと、遮
光封筒から遮光クリップが外れて写真フイルムが露光さ
れるという問題もあった。このような問題を解決するた
めに、キャリアシート40の先端に図12に示すような
開口41を形成し、遮光封筒43を摘んだときに開口4
1を介して内側両面が直に触れ合うようにするととも
に、キャリアシート40を簡単に折り曲げられるように
した写真フイルムパッケージ42が特願平2−4111
54号で提案されている。この写真フイルムパッケージ
42では、遮光封筒を摘んでフイルムホルダから写真フ
イルムパッケージを取り出すときに、開口41を介して
内側両面が直に触れ合うから、写真フイルムユニットを
確実に掴むことができる。また、この写真フイルムパッ
ケージ42では、保管中に写真フイルムユニットが遮光
封筒内で動かないようにするために、撮影後に遮光封筒
43の先端部を折り曲げるが、これを容易に行うことが
できる。
【0004】本発明の第1の目的は、遮光封筒を摘んで
写真フイルムパッケージをフイルムホルダから引き出す
ときに、写真フイルムユニットを確実に掴めるようにす
るとともに、撮影後の遮光封筒の折り曲げを容易に行な
えるようにした写真フイルムパッケージを提供するもの
である。また本発明の第2の目的は、写真フイルムの乳
剤塗布面検出用の検出開口又は検出切欠きを第1キャリ
アシート又は第2キャリアシートの少なくとも1方に設
けた写真フイルムパッケージを提供するものである。更
に本発明の第3の目的は、撮影後の第2キャリアシート
の折り曲げを不要とした写真フイルムパッケージを提供
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では第2キャリアシートの先端部
に、第2キャリアシートを折り曲げ易くする易折曲部
と、遮光封筒を摘んだときにその内側両面を互いに接触
させて、第2キャリアシートが遮光封筒に対して移動す
るのを防止する開口とを設けたものである。また請求項
2の発明では、遮光封筒の先端部に両面テープを貼着
し、撮影後にこれで遮光封筒を折り曲げた状態で固定で
きるようにしている。更にまた請求項3の発明では、写
真フイルムが遮光封筒に光密に収納されたときに、前記
開口に重なり合う切欠きを補強シートに設けたものであ
る。
【0006】請求項4の発明では、写真フイルムの乳剤
塗布面検出用の検出開口又は検出切欠きを、第1キャリ
アシートもしくは第2キャリアシートの少なくとも1方
に設けたものである。また請求項5の発明では撮影終了
後折り曲げることなく、第2キャリアシートを遮光封筒
内で移動するのを阻止するために、遮光封筒と遮光クリ
ップをテープで固定できるようにしている。更にまた、
請求項6の発明では第1キャリアシート及び/又は第2
キャリアシートと写真フイルムとはEVA樹脂系の弱接
着剤を用いることにより、剥離可能に取り付けられてい
る。
【0007】
【実施例】遮光封筒に写真フイルムを光密に収納した写
真フイルムパッケージを示す図1及び図2において、こ
の写真フイルムパッケージ2は遮光封筒3及びこれに光
密に収納される写真フイルムユニット4とから構成され
ている。遮光封筒3は遮光性を得るために、カーボンを
混抄した黒い紙が用いられており、外面は防湿処理が施
され、その内面は滑らかに仕上げられている。遮光封筒
3の先端部3aは台形状にカットされており、この部分
は写真フイルムパッケージ2をカメラのフイルムホルダ
(例えばUSP4821054号明細書参照)に装填し
たときに、外部に突出する。
【0008】この先端部3aには写真フイルムユニット
4を露出させる遮光封筒3の引出し時に、指で掴まれる
ので、補強シート例えば厚み0.3mmの略台形状をした
厚紙5が接合されている。この厚紙5の中央部には、写
真フイルムパッケージ2の引出し時に遮光封筒3の両面
を直に摘めるように、切欠き6が形成されている。先端
部3aの表面側には、表面に離型紙7aを貼付した両面
テープ7が図2に示すように貼着されている。この離型
紙7aを剥離しやすいように、遮光封筒3の先端には切
欠き8が形成されている。遮光封筒3はその内部で前記
写真フイルムユニット4が移動しないように、図中二点
鎖線で示すように折り曲げられたときに、前記両面テー
プ7は先端部3aを遮光封筒3の中央部に固定する。
【0009】前記厚紙を示す図4において、底辺の長
さ,上辺の長さ,高さ,切欠き6の奥行きの長さ及び幅
をそれぞれD1 ,D2 ,H1 ,H2 ,D3 (単位:mmと
する)とすると、この好ましい外形寸法の範囲はそれぞ
れ100≦D1 ≦111,55≦D2 ≦61,11≦D
3 ≦19,40≦H1 ≦45,34≦H2 ≦39とな
る。なお、D1 ,D2 は遮光封筒3と同寸法であり、特
に好ましくは、D1 =110,D3 =16,H1 =4
3,H2 =37である。また、この実施例では補強シー
トの材質を紙にしたが、これは合成紙であってもよい。
更にまた補強シートの厚みを0.3mmにしたが、この数
値は特に好ましいものであるので、その厚みは0.1mm
以上,0.5mm以下であってもよい。
【0010】前記遮光封筒3の後端には図3に示すよう
に挿入口10が形成されており、この挿入口10からシ
ート形態の写真フイルム11が出し入れされる。写真フ
イルム11の後端には、第1キャリアシート12がホッ
トメルト接着剤を介して、その先端が接合されている。
この第1キャリアシート12の後端には遮光クリップ1
3が固着されている。前記写真フイルム11の先端に
は、ポリエチレン製の第2キャリアシート14がホット
メルト接着剤を介して接合されている。第2キャリアシ
ート14の先端部14aは、写真フイルムユニット4を
遮光封筒3に入れ易いように台形状にカットされてい
る。なお、この実施例では第2キャリアシート14にポ
リエチレンシートを用いたが、折り曲げたときに切断し
なければ他の合成樹脂シートであってもよい。このシー
トの好ましい厚みは100μm〜250μmである。こ
のシートは遮光封筒3により常に遮光性を確保されてい
るので、着色して遮光性を確保する必要はなく、経済性
の点から着色したものよりは透明なものが好ましい。
【0011】前記先端部14aには開口15と易折曲部
例えばスロット16とが先端側からそれぞれ形成されて
いる。この開口15は遮光封筒3を摘んだときにその内
側両面を接触させ、写真フイルムユニット4が遮光封筒
3内で移動するのを防止し、またスロット16は第2キ
ャリアシート14を折り曲げ易くする。遮光クリップ1
3が挿入口10を閉鎖したときには、図1に示すように
前記開口15は切欠き6とクロスして重なり合うよう
に、またスロット16は厚紙5の後端に重なり合うよう
に、第2キャリアシート14にそれぞれ配置されてい
る。なお、この実施例では写真フイルムユニット4をつ
かみ易くするために、1個の開口15を設けたが、この
代わりに図5(A)に示すように複数個の小さな開口1
5aや、図5(B)に示すような第2キャリアシート1
4の先端に平行な切欠き15bを設けても同様な効果を
得ることができる。またスロット16の代わりに図5
(B)に示すように切り込み16a,図5(C)に示す
ようにミシン目16b,図5(D)に示すように一対の
スロット16c,16dをそれぞれ設けてもスロット1
6と同様な効果を得ることができる。また、切り込み1
6aやミシン目16bの場合には、これらを複数にして
もよい。
【0012】第2キャリアシート14の上面には矩形の
段差補正シート17が、図2に示すように接合されてい
る。この段差補正シート17は先端側を斜めにカットし
ており、写真フイルムユニット4を遮光封筒3に入れ易
いようにしている。なお同じ理由から、第1キャリアシ
ート12の先端側も斜めにカットされている。
【0013】このように構成された写真フイルムパッケ
ージの作用について説明する。上述したフイルムホルダ
をロック解除状態にセットし、図1に示す写真フイルム
パッケージ2を矢線方向に挿入する。この挿入後に、フ
イルムホルダをロック状態にセットすると、遮光クリッ
プ13はフイルムホルダに係止される。
【0014】この状態で、厚紙5の上から遮光封筒3の
先端部3aを指で軽くつまんで図中右側に引っ張ると、
写真フイルムユニット4は遮光クリップ13に固定され
ているので、遮光封筒3のみが図3に示す位置へ移動す
る。この移動により、写真フイルム11が遮光封筒3か
ら露出して撮影可能となる。
【0015】撮影終了後に、遮光封筒3を押し込むと、
写真フイルムユニット4は図1に示すように遮光封筒3
内に収納される。そして、遮光封筒3の後端は遮光クリ
ップ13に嵌入し、挿入口10が閉鎖される。これ以
降、遮光封筒3の内部が遮光されるから、撮影済みの写
真フイルム11は外光に曝されることはなくなる。
【0016】次に、フイルムホルダをロック解除状態に
セットすると、遮光クリップ13とフイルムホルダとの
係止が解除される。切欠き6内で遮光封筒3を直接摘む
と、遮光封筒3の内側両面が開口15を介して直に接触
するから、写真フイルムユニット4が遮光封筒3内で移
動できなくなる。この状態で、遮光封筒3を引き出すか
ら、写真フイルムユニット4は遮光封筒3と一緒にフイ
ルムホルダから取り出されるようになる。
【0017】両面テープ7から離型紙7aを剥がし、厚
紙5の端部に沿って、遮光封筒3を折り曲げると、先端
部3aは遮光封筒3の中央部に両面テープ7を介して固
定される。これ以降、写真フイルムユニット4は遮光封
筒3内で動けなくなるから、撮影済みの写真フイルムパ
ッケージ2の保管中に、遮光クリップ13が遮光封筒3
から外れることはなくなる。なお、前記遮光封筒3の折
り曲げは、第2キャリアシート14が簡単に折り曲げら
れるから、容易に行うことができる。
【0018】次に本発明の第2の目的を達成した写真フ
イルムパッケージについて、以下に実施例を挙げてより
具体的に説明するが、勿論これらに限定されるものでは
ない。この写真フイルムパッケージ2は図6に示すよう
に、遮光封筒3及びこれに光密に収納される写真フイル
ムユニット4とから構成されている。遮光封筒3は遮光
性を得るために、カーボンを混抄した黒い紙が用いられ
ており、外面は防湿処理が施され、その内面は滑らかに
仕上げられている。裏面側の内面には写真フイルム11
の裏面に付着したゴミや埃等を除去する塵取りシートを
接着することが好ましい。遮光封筒3の先端部3aは台
形状にカットされており、この部分は写真フイルムパッ
ケージ2をカメラのフイルムホルダ(例えばUSP48
21054号明細書参照)に装填したときに、外部に突
出する。
【0019】この先端部3aには写真フイルムユニット
4を露出させる遮光封筒3の引出し時に、指で掴まれる
ので、補強シート例えば厚み0.3mmの略台形状した厚
紙5が接合されている。この厚紙5の中央部には、写真
フイルムパッケージ2の引出し時に遮光封筒3の両面を
直に摘めるように、切欠き6が形成されている。この切
欠き6に対応するように、遮光封筒3の裏面側には図中
破線で示す矩形例えば15mm×40mmの二重シール20
が貼着されている。なお、厚紙5については上記実施例
と同様な構成なので、説明を割愛する。
【0020】前記遮光封筒3の後端には図6に示すよう
に挿入口10が形成されており、この挿入口10からシ
ート形態の写真フイルム11が出し入れされる。写真フ
イルム11の後端には、第1キャリアシート12がホッ
トメルト接着剤を介して、その先端が接合されている。
この第1キャリアシート12の後端には遮光クリップ1
3が固着されている。前記写真フイルム11の先端に
は、ポリエチレン製の第2キャリアシート14がホット
メルト接着剤を介して接合されている。第2キャリアシ
ート14の先端部14aは、写真フイルムユニット4を
遮光封筒3に入れ易いように台形状にカットされてい
る。なお、この実施例では第2キャリアシート14にポ
リエチレンシートを用いたが、折り曲げたときに切断し
なければ他の合成樹脂シート例えばポリエステルシー
ト,ポリプロピレンシート,ポリスチレンシート,ポリ
アミドシート等であってもよい。
【0021】第2キャリアシート14は好ましい厚みが
100μm〜250μmであり、また遮光封筒3により
常に遮光性を確保されているので、着色して遮光性を確
保する必要はなく、経済性の点から着色したものよりは
透明なものが好ましい。第2キャリアシート14の先端
部14aには先端側から形状の異なる開口15,18
b,2個の19bが形成されている。開口15は遮光封
筒3を摘んだときに、その内側両面を接触させ、写真フ
イルムユニット4が遮光封筒3内で移動するのを防止
し、開口18bはセーフライト下で写真フイルムユニッ
ト4を作成する時に写真フイルム11の乳剤塗布面検出
用の検出開口であり、2個の開口19bは写真フイルム
ユニット4を作成する時の第2キャリアシート14の位
置決め開口である。この開口19bは写真フイルムユニ
ット4の中心線4aの片側に複数個設けてもよいが、中
心線4aを跨ぐようにそれぞれ1個以上設けることが好
ましい。
【0022】なお、乳剤塗布面検出用の検出開口は第2
キャリアシート14だけでなく、第1キャリアシート1
2にも形成されている。第1キャリアシート12の開口
18aは検出開口を示すものである。この実施例では検
出開口を第1,2キャリアシートに形成したが、何れか
一方のキャリアシートに形成しても効果が損なわれるこ
とはない。また、開口18a,18bの形状は真円形の
他、楕円形,正方形,長方形,三角形等であってもよ
く、開口18a,18bの個数はそれぞれ複数であって
もよい。更にまた、この実施例では乳剤塗布面検出用に
開口18a,18bを用いたが、例えば符号18cに示
すような切欠きであってもよい。
【0023】開口18a,18b及び2個の開口19b
を利用することにより、セーフライト下でも、第1,2
キャリアシートを写真フイルム11の反乳剤塗布面(以
下、バック面という)にホットメルト接着剤を介して間
違いなく接合することができる。なお、この実施例では
写真フイルムユニット4を掴み易くするために、1個の
開口15を設けたが、この代わりに、図5(A)に示す
ように複数個の小さな開口15aや、図5(B)に示す
ような第2キャリアシートの先端に平行な切欠き15b
を設けても同様な効果を得ることができる。
【0024】第2キャリアシート14の上面には矩形の
段差補正シート17が、図6に示すように接合されてい
る。この段差補正シート17は先端側を斜めにカットし
ており、写真フイルムユニット4を遮光封筒3に入れ易
いようにしている。なお同じ理由から、第1キャリアシ
ート12の先端側も斜めにカットされている。
【0025】このように構成された写真フイルムパッケ
ージの作用について説明する。上述したフイルムホルダ
をロック解除状態にセットし、図1に示す写真フイルム
パッケージ2を矢線方向に挿入する。この挿入後に、フ
イルムホルダをロック状態にセットすると、遮光クリッ
プ13はフイルムホルダに係止される。
【0026】この状態で、厚紙5の上から遮光封筒3の
先端部3aを指で軽くつまんで図中右側に引っ張ると、
写真フイルムユニット4は遮光クリップ13に固定され
ているので、遮光封筒3のみが図3に示す位置へ移動す
る。この移動により、写真フイルム11が遮光封筒3か
ら露出して撮影可能となる。
【0027】撮影終了後に、遮光封筒3を押し込むと、
写真フイルムユニット4は図1に示すように遮光封筒3
内に収納される。そして、遮光封筒3の後端は遮光クリ
ップ13に嵌入し、挿入口10が閉鎖される。これ以
降、遮光封筒3の内部が遮光されるから、撮影済みの写
真フイルム11は外光に曝されることはなくなる。
【0028】次に、フイルムホルダをロック解除状態に
セットすると、遮光クリップ13とフイルムホルダとの
係止が解除される。切欠き6内で遮光封筒3を直接摘む
と、遮光封筒3の内側両面が開口15を介して直に接触
するから、写真フイルムユニット4が遮光封筒3内で移
動できなくなる。この状態で、遮光封筒3を引き出すか
ら、写真フイルムユニット4は遮光封筒3と一緒にフイ
ルムホルダから取り出されるようになる。
【0029】ところで、上記発明では撮影終了後に、写
真フイルムユニット4が遮光封筒3内で動かないよう
に、遮光封筒3を厚紙5の端部で折り曲げているが、こ
のときに写真フイルムユニット4と遮光封筒3とが相対
移動を起こすことがあり、この結果、遮光封筒3と遮光
クリップ13との間に僅かな隙間ができる恐れがあっ
た。このため、撮影終了後、遮光封筒3を折り曲げず
に、遮光封筒3内で写真フイルムユニット4を動かない
ようにして、遮光封筒3が遮光クリップ13から外れな
いようにした別発明を以下に述べる。
【0030】別発明の写真フイルムパッケージの裏面側
を示す図7において、遮光封筒3の先端には切欠き8が
形成されており、この切欠き8の一部にかかるように矩
形の例えば15mm×40mmの二重シール20が貼着され
ている。なお、上記実施例と同じ構成については説明を
割愛する。説明に際し、上記実施例と同じ部品に対して
は同符号を用いる。
【0031】図8は遮光封筒に貼着した二重シールを拡
大して示すものであり、この二重シール20は上部シー
ル32及び下部シール33からなる。上部シール32は
坪量73g/m2 の上質紙32a及びこの下面に塗布さ
れた再シール用アクリル系接着剤32bで、また下部シ
ール33は上面に透明なポリエステルフイルム33aを
接着した上質紙33b及びこの下面に塗布されたアクリ
ル系接着剤33cでそれぞれ構成されており、上部シー
ル32は前記アクリル系接着剤32cを介して下部シー
ル33に接着され、この下部シール33はアクリル系接
着剤33cを介して遮光封筒3に接着されている。な
お、前記上質紙33aの上面には、「撮影済」の文字が
印刷されている。
【0032】上部シール32は撮影終了後、遮光封筒3
と遮光クリップ13とを固定するために、下部シール3
3から剥がされ、図9(A)もしくは図9(B)に示す
ように貼着される。このため、上部シール32を下部シ
ール33から剥がれ易くするために、前記ポリエステル
フイルム33aにはシリコン処理が施されていたり、二
重シール20には上部シール32をカッティングしたカ
ットライン34が一端側から35mmの位置に設けられて
いる。このカットライン34は二重シール20を折り曲
げたときに下部シール33のみを曲げて、ポリエステル
フイルム33aとアクリル系接着剤32bとを剥離させ
やくするためのものである。なお、この実施例ではカッ
トライン34を二重シール20の短辺方向に平行に設け
たが、上部シール32のコーナー部分に三角形が形成さ
れるように前記カットライン34を設けてもよい。
【0033】このように構成された写真フイルムパッケ
ージの作用について説明する。撮影終了後、二重シール
20を切欠き8部分で折り曲げると、ポリエステルフイ
ルム33aとアクリル系接着剤32bとの一部がカット
ライン34で剥離する。このため、ユーザは爪を立てて
剥がすことなく、簡単に上部シール32を掴むことがで
きる。上部シール32を剥がすと、下部シール33に印
刷された「撮影済」の文字が表れるから、写真フイルム
パッケージ2が再度使用されるのを阻止することができ
る。この後、図9(A)もしくは図9(B)に示すよう
に、上部シール32を遮光封筒3と遮光クリップ13と
に貼着し、これらを固定する。これ以降、遮光封筒3が
遮光クリップ13から外れることがなくなる。なお、こ
の実施例では遮光封筒3に二重シール20を貼着した
が、一枚のシールを剥離可能に設けておき、これを剥が
したときに、予め遮光封筒3に印刷した「撮影済」を表
示するようにしても同様な効果を得ることがてきる。
【0034】図10(A),図10(B)及び図11は
切欠き8を形成する代わりに、図中破線で示すようにカ
ットした厚紙5を遮光封筒3に貼着するとともに、二重
シール20をそれぞれ対応した位置に貼着して、図7の
実施例と同様な効果を得るようにした実施例を示すもの
である。これらの実施例では、折曲げライン36で二重
シール20及び遮光封筒3を折り曲げることにより、カ
ットライン34で上部シール32の一部を下部シール3
3から剥離させることができる。
【0035】実施例中の写真フイルム11と第1キャリ
アシート12及び/又は第2キャリアシート14との接
合用のホットメルト接着剤の組成は以下の通りである。 EAV樹脂 48重量% SBR 10重量% ロジン系粘着付与剤 14重量% 塩素化ポリエチレン樹脂 14重量%, アミド変性樹脂 8重量% ワックス 4重量% 酸化防止剤 0.5重量%, シリカ 1.5重量%
【0036】上記ホットメルト接着剤は弱接着力で低温
シール性を有する優れたホットメルト接着剤であり、写
真フイルム11に悪影響を与えず、接着時には十分な接
着力を有し、剥離時には剥離可能とする相反する特性を
同時に満足するものである。この実施例ではホットメル
ト接着剤の塗布の厚みを第1キャリアシート12では5
μm,第2キャリアシート14では10μmとしてい
る。このホットメルト接着剤の塗布の厚さは3μm〜3
0μmの範囲で良いが、好ましい厚さの範囲は5μm〜
15μmである。
【0037】このホットメルト接着剤の各成分は公知で
あるが、配合比を特定することにより、本発明に適した
優れた接着剤とすることができる。好ましい配合比
(A)、特に好ましい配合比(B)をそれぞれ以下に示
すが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0038】
【表1】 なお、配合比の単位は重量%である。
【0039】以上、本発明の写真フイルムパッケージに
ついて詳細に説明したが、好ましい実施態様を以下に示
す。 遮光封筒の外側には二重シールが貼着されているこ
とを特徴とする写真フルムパッケージ。 二重シールは上部シールと下部シールとからなり、
上部シールは下部シールに剥離し易いように設けられて
いることを特徴とする写真フイルムパッケージ。 上面に撮影済みを意味する文字やマーク等が記録され
た下部シールは遮光封筒に完全に固着されており、上部
シールを剥離したときには、前記文字やマーク等が表示
されることを特徴とする写真フイルムパッケージ。 二重シールは上部シールのみをカットしたカットラ
インが設けられていることを特徴とする写真フイルムパ
ッケージ。 前記カットラインで二重シールを折り曲げることに
より、上部シールの一部が下部シールより剥離するよう
に、カットラインの一部が遮光封筒の輪郭外に突出する
ように、遮光封筒に二重シールが貼着されていることを
特徴とする写真フイルムパッケージ。 前記遮光封筒の内面に塵取りシートを接着し、前記
写真フイルムを出し入れするときに、前記塵取りシート
を少なくとも写真フイルムの裏面に付着した塵芥を除去
させるようにしたことを特徴とする写真フイルムパッケ
ージ。 撮影終了後、前記遮光封筒が遮光クリップから外れ
ないように、これらに貼着されるテープを遮光封筒の表
面に剥離可能に設けるとともに、前記テープが剥がされ
たときには、撮影済みを意味する文字や記号が表示され
ることを特徴とする写真フイルムパッケージ。
【0040】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の写
真フイルムパッケージでは、第2キャリアシートの先端
部に、第2キャリアシートを折り曲げ易くする易折曲部
と、遮光封筒を摘んで引くときに内側両面を互いに接触
させて、第2キャリアシートの移動を阻止する開口とを
設けたから、遮光封筒を摘んだときに写真フイルムユニ
ットを確実に掴めるようにするとともに、撮影後の遮光
封筒の折り曲げを簡単に行なことができる。また遮光封
筒の先端部に両面テープを貼着しているから、接着材等
を用いることなく、撮影後に折り曲げられた遮光封筒を
固定することができる。更にまた、前記開口に重なり合
う切欠きを前記補強シートに設けたから、遮光封筒を直
に摘むことができ、写真フイルムユニットをより確実に
掴むことができる。
【0041】別の発明では写真フイルムの乳剤塗布面検
出用の検出開口または検出切欠きを第1キャリアシート
もしくは第2キャリアシートのすくなとも1方に設けて
いるので、写真フイルムの反乳剤塗布面にセーフライト
下でも間違いなく、正しい位置に第1キャリアシートと
第2キャリアシートをホットメルト接着剤で接合するこ
とができる。この接合には弱接着力で低温シール性を有
するホットメルト接着剤を用いているから、接着時には
十分な接着力が得られるとともに、剥離時には写真フイ
ルムを第1キャリアシート及び第2キャリアシートから
きれいに剥がすことができる。
【0042】別の発明では、前記遮光封筒が遮光クリッ
プから外れないように、これらに貼着されるテープを遮
光封筒の表面に剥離可能に設けたので、撮影終了後、遮
光クリップと遮光封筒とに前記テープを貼着すること
で、これらが外れるのを防止することができるから、撮
影済み写真フイルムは外光に曝されることがなくなる。
また前記テープを剥離すると、撮影済み表示がされるか
ら、二重露光を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る写真フイルムパッケージの収納状
態を示す平面図である。
【図2】遮光封筒を折り曲げた状態を示す写真フイルム
パッケージの平面図である。
【図3】写真フイルムを露出させた状態を示す写真フイ
ルムパッケージの斜視図である。
【図4】厚紙の平面図である。
【図5】第2キャリアシートの変形例を示す説明図であ
る。
【図6】写真フイルムユニットを遮光封筒から引き出し
た状態を示す写真フイルムパッケージの斜視図である。
【図7】別発明の写真フイルムパッケージを裏面側から
観た図である。
【図8】二重シールの要部拡大断面図である。
【図9】上部シールを遮光封筒と遮光クリップとに貼着
した図である。
【図10】二重シールを遮光クリップに対して平行に遮
光封筒に貼着した写真フイルムパッケージを示す図であ
る。
【図11】二重シールを遮光クリップに対して垂直に遮
光封筒に貼着した写真フイルムパッケージを示す図であ
る。
【図12】従来の写真フイルムパッケージの要部を示す
平面図である。
【符号の説明】
2 写真フイルムパッケージ 3 遮光封筒 4 写真フイルムユニット 4a 中心線 5 厚紙 6 切欠き 10 挿入口 11 写真フイルム 12 第1キャリアシート 13 遮光クリップ 14 第2キャリアシート 14a 先端部 15,15a 開口 15b 切欠き 16 スロット 16a 切り込み 16b ミシン目 16c,16d スロット 18a,18b 開口 19b 開口 20 二重シール 32 上部シール 33 下部シール 34 カットライン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状の写真フイルム,この写真フイ
    ルムの後端に一端が剥離可能に取り付けられ、他端にク
    リップを固定した第1キャリアシート及び前記写真フイ
    ルムの先端に剥離可能に取り付けられた第2キャリアシ
    ートからなる写真フイルムユニットと、後端に前記クリ
    ップで閉鎖される挿入口が形成され、台形状にカットさ
    れた先端部に補強シートを接合し、写真フイルムを光密
    に収納する遮光封筒とからなる写真フイルムパッケージ
    において、 前記第2キャリアシートの先端部には、写真フイルムを
    光密に収納した遮光封筒を補強シートの後端に沿って折
    り曲げるときに、第2キャリアシートを折り曲げ易くす
    る易折曲部と、遮光封筒を摘んだときにその内側両面を
    互いに接触させて、第2キャリアシートが遮光封筒内で
    移動するのを阻止する開口とがそれぞれ設けられている
    ことを特徴とする写真フイルムパッケージ。
  2. 【請求項2】 遮光封筒の先端部には、表面に離型紙が
    貼付された両面テープが設けられており、この両面テー
    プは遮光封筒を折り曲げたときに、遮光封筒の先端部を
    遮光封筒の中央部に固定することを特徴とする請求項1
    記載の写真フイルムパッケージ。
  3. 【請求項3】 前記補強シートには、写真フイルムが遮
    光封筒に光密に収納されたときに、前記開口に重なり合
    う切欠きが設けられていることを特徴とする請求項1又
    は2記載の写真フイルムパッケージ。
  4. 【請求項4】 シート状の写真フイルム,この写真フイ
    ルムの後端に一端が剥離可能に取り付けられ、他端にク
    リップを固定した第1キャリアシート及び前記写真フイ
    ルムの先端に剥離可能に取り付けられた第2キャリアシ
    ートからなる写真フイルムユニットと、後端に前記クリ
    ップで閉鎖される挿入口が形成され、台形状にカットさ
    れた先端部に補強シートを接合し、写真フイルムを光密
    に収納する遮光封筒とからなる写真フイルムパッケージ
    において、 前記第1キャリアシートもしくは第2キャリアシートの
    少なくとも一方には、写真フイルムの乳剤塗布面検出用
    の検出開口または検出切欠きの少なくとも一方が設けら
    れていることを特徴とする写真フイルムパッケージ。
  5. 【請求項5】 シート状の写真フイルム,この写真フイ
    ルムの後端に一端が剥離可能に取り付けられ、他端にク
    リップを固定した第1キャリアシート及び前記写真フイ
    ルムの先端に剥離可能に取り付けられた第2キャリアシ
    ートからなる写真フイルムユニットと、後端に前記クリ
    ップで閉鎖される挿入口が形成され、台形状にカットさ
    れた先端部に補強シートを接合し、写真フイルムを光密
    に収納する遮光封筒とからなる写真フイルムパッケージ
    において、 前記第2キャリアシートを撮影終了後折り曲げることな
    く、遮光封筒内で移動するのを阻止するため、遮光封筒
    が遮光クリップから外れないように、これらにテープを
    貼着させるようにしたことを特徴とする写真フイルムパ
    ッケージ。
  6. 【請求項6】 シート状の写真フイルム,この写真フイ
    ルムの後端に一端が剥離可能に取り付けられ、他端にク
    リップを固定した第1キャリアシート及び前記写真フイ
    ルムの先端に剥離可能に取り付けられた第2キャリアシ
    ートからなる写真フイルムユニットと、後端に前記クリ
    ップで閉鎖される挿入口が形成され、台形状にカットさ
    れた先端部に補強シートを接合し、写真フイルムを光密
    に収納する遮光封筒とからなる写真フイルムパッケージ
    において、 前記第1キャリアシート及び/又は第2キャリアシート
    は写真フイルムに、EAV樹脂30〜70重量%,SB
    R4〜20重量%,ロジン系粘着付与剤4〜25重量
    %,塩素化ポリエチレン樹脂6〜20重量%,アミド変
    性樹脂4〜15重量%,ワックス1〜10重量%,酸化
    防止剤0.01〜2.0重量%,シリカ0.1〜8重量
    %からなる樹脂組成物で構成された接着剤で剥離可能に
    取り付けられていることを特徴とする写真フイルムパッ
    ケージ。
JP29025091A 1991-11-06 1991-11-06 写真フイルムパツケージ Pending JPH05127319A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012068402A (ja) * 2010-09-22 2012-04-05 Fuji Xerox Co Ltd ベルト部材及び画像形成装置

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