JPH05127428A - 磁性体分散型キヤリア、静電荷像現像用二成分系現像剤及び磁性体分散型キヤリアの製造方法 - Google Patents
磁性体分散型キヤリア、静電荷像現像用二成分系現像剤及び磁性体分散型キヤリアの製造方法Info
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- JPH05127428A JPH05127428A JP3315235A JP31523591A JPH05127428A JP H05127428 A JPH05127428 A JP H05127428A JP 3315235 A JP3315235 A JP 3315235A JP 31523591 A JP31523591 A JP 31523591A JP H05127428 A JPH05127428 A JP H05127428A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 環境変動による帯電量の変化が極めて小さ
く、長期の使用によるキャリア劣化、トナー劣化が少な
く、安定して高画質の得られる磁性体分散型キャリアを
提供する。 【構成】 結着樹脂中に磁性体微粒子を分散させてなる
コア材を有し、コア材表面を樹脂被覆層により被覆して
なる磁性体分散型キャリアにおいて、磁性体微粒子
は、ストロンチウムフェライト、バリウムフェライト、
または鉛フェライトを含み、このフェライトは、周期律
表IA、IIA、VIIB、VIII族などの元素を含
んでもよく、その他の元素の含有量は1%未満であり、
磁性体微粒子の保磁力が、磁場10Kエルステッドのも
とで300Gauss以上であり、樹脂被覆層は、絶
縁性樹脂材料と下記式 (式中R1,R2,R3及びR4はアルキル基、アリール基
などを、同一でもお互いに異なっていても良く、Aは有
機アニオンなどを示す。)で示される第4級アンモニウ
ム塩とを含有する。
く、長期の使用によるキャリア劣化、トナー劣化が少な
く、安定して高画質の得られる磁性体分散型キャリアを
提供する。 【構成】 結着樹脂中に磁性体微粒子を分散させてなる
コア材を有し、コア材表面を樹脂被覆層により被覆して
なる磁性体分散型キャリアにおいて、磁性体微粒子
は、ストロンチウムフェライト、バリウムフェライト、
または鉛フェライトを含み、このフェライトは、周期律
表IA、IIA、VIIB、VIII族などの元素を含
んでもよく、その他の元素の含有量は1%未満であり、
磁性体微粒子の保磁力が、磁場10Kエルステッドのも
とで300Gauss以上であり、樹脂被覆層は、絶
縁性樹脂材料と下記式 (式中R1,R2,R3及びR4はアルキル基、アリール基
などを、同一でもお互いに異なっていても良く、Aは有
機アニオンなどを示す。)で示される第4級アンモニウ
ム塩とを含有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁性体分散型キャリア及
びその製造方法に関する。また、本発明はトナーとキャ
リアとを有する静電荷像を現像するための二成分系現像
剤に関する。
びその製造方法に関する。また、本発明はトナーとキャ
リアとを有する静電荷像を現像するための二成分系現像
剤に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に電子写真法を用いた静電記録装置
においては、セレン、OPC(有機光導電体)、α−S
i等の光導電性物質を感光体として用い、種々の手段に
より該感光体を一様に帯電した後、該感光体表面に光像
を照射せしめ、該光像に対応した電気的潜像を感光体表
面上に形成し、該潜像に磁気ブラシ現像法等を用いてト
ナーを付着させ、顕像化する方式が一般に採用されてい
る。
においては、セレン、OPC(有機光導電体)、α−S
i等の光導電性物質を感光体として用い、種々の手段に
より該感光体を一様に帯電した後、該感光体表面に光像
を照射せしめ、該光像に対応した電気的潜像を感光体表
面上に形成し、該潜像に磁気ブラシ現像法等を用いてト
ナーを付着させ、顕像化する方式が一般に採用されてい
る。
【0003】この現像方法においては、上記潜像を顕像
化するトナーと、キャリアと呼ばれる磁性体を有した担
体粒子が使用され、該キャリアは、摩擦帯電により適当
量の正または負の電気量をトナーに付与し、また、該摩
擦帯電の静電引力により、その表面にトナーを担持す
る。
化するトナーと、キャリアと呼ばれる磁性体を有した担
体粒子が使用され、該キャリアは、摩擦帯電により適当
量の正または負の電気量をトナーに付与し、また、該摩
擦帯電の静電引力により、その表面にトナーを担持す
る。
【0004】上記トナーとキャリアを有する現像剤は、
磁石を内包する現像スリーブ上に現像剤層厚規制部材に
より所定の層厚にコートされ、磁気力を利用することに
よって、上記感光体と該現像スリーブとの間に形成され
る現像領域に搬送される。
磁石を内包する現像スリーブ上に現像剤層厚規制部材に
より所定の層厚にコートされ、磁気力を利用することに
よって、上記感光体と該現像スリーブとの間に形成され
る現像領域に搬送される。
【0005】上記感光体と現像スリーブとの間にはある
所定の現像バイアス電圧が印加されており、上記トナー
は、該現像領域において、上記感光体上に現像される。
所定の現像バイアス電圧が印加されており、上記トナー
は、該現像領域において、上記感光体上に現像される。
【0006】一般にかかる二成分系現像剤を構成するキ
ャリアは導電性キャリアと絶縁性キャリアとに大別され
る。これらキャリアに対して要求される特性は種々ある
が、特に重要な特性として適当な帯電性、印加電界に対
する耐圧性、耐衝撃性、耐摩耗性、耐スペント性、現像
性、生産性等が挙げられる。
ャリアは導電性キャリアと絶縁性キャリアとに大別され
る。これらキャリアに対して要求される特性は種々ある
が、特に重要な特性として適当な帯電性、印加電界に対
する耐圧性、耐衝撃性、耐摩耗性、耐スペント性、現像
性、生産性等が挙げられる。
【0007】一方、真比重が大きくなると現像剤を上記
現像剤層厚規制部材でスリーブ上に所定の層厚にする際
に、現像剤にかかる負荷が大きくなる為に、現像剤の長
期使用において、 (a)トナーフィルミング (b)キャリア破壊 (c)トナーの劣化 が生じ易くなり、その結果、現像剤の劣化と、それに伴
う現像画像の画質劣化が生じ易くなる。また、キャリア
の粒径が大きくなると、現像剤にかかる負荷が大きくな
る為に、上記(a)〜(c)が生じ易くなり、その結
果、現像剤の劣化が生じ易くなる。また、キャリア粒径
が大きいと (d)現像画像の細線再現性が悪い、すなわち、現像性
に劣る ということも、良く知られている。
現像剤層厚規制部材でスリーブ上に所定の層厚にする際
に、現像剤にかかる負荷が大きくなる為に、現像剤の長
期使用において、 (a)トナーフィルミング (b)キャリア破壊 (c)トナーの劣化 が生じ易くなり、その結果、現像剤の劣化と、それに伴
う現像画像の画質劣化が生じ易くなる。また、キャリア
の粒径が大きくなると、現像剤にかかる負荷が大きくな
る為に、上記(a)〜(c)が生じ易くなり、その結
果、現像剤の劣化が生じ易くなる。また、キャリア粒径
が大きいと (d)現像画像の細線再現性が悪い、すなわち、現像性
に劣る ということも、良く知られている。
【0008】従って、上記(a)から(c)が生じ易い
キャリアにおいては、定期的に現像剤を交換する手数を
要し、かつ、不経済である為に、現像剤にかかる負荷を
減少させる、或いは、キャリアの耐衝撃性、耐スペント
性を改良することにより、上記(a)から(c)を防止
し現像剤寿命を延ばすことが必要である。
キャリアにおいては、定期的に現像剤を交換する手数を
要し、かつ、不経済である為に、現像剤にかかる負荷を
減少させる、或いは、キャリアの耐衝撃性、耐スペント
性を改良することにより、上記(a)から(c)を防止
し現像剤寿命を延ばすことが必要である。
【0009】また、上記(d)の現像性の問題に対して
は、キャリアの粒径を小粒径化する等により、対処する
必要がある。
は、キャリアの粒径を小粒径化する等により、対処する
必要がある。
【0010】上記(a)〜(d)の問題に対して、結着
樹脂中に磁性粒子を分散せしめた小粒径キャリア、例え
ば特開昭54−66134号公報に開示された、粉砕法
による磁性体分散型小粒径キャリアにより対処すること
も可能である。また、特開昭61−9659号公報にお
いて開示された、重合法による磁性体分散型小粒径キャ
リアにより対処することも可能である。
樹脂中に磁性粒子を分散せしめた小粒径キャリア、例え
ば特開昭54−66134号公報に開示された、粉砕法
による磁性体分散型小粒径キャリアにより対処すること
も可能である。また、特開昭61−9659号公報にお
いて開示された、重合法による磁性体分散型小粒径キャ
リアにより対処することも可能である。
【0011】しかしながら、上記磁性体分散型小粒径キ
ャリアは、キャリア粒子中に磁性体を多量に含有せしめ
ない場合には、キャリアとしての磁気特性が十分でな
く、現像時に感光体上にキャリア付着が生じてしまう、
あるいは、現像スリーブ上において現像剤の搬送性が十
分でない等の問題がある。
ャリアは、キャリア粒子中に磁性体を多量に含有せしめ
ない場合には、キャリアとしての磁気特性が十分でな
く、現像時に感光体上にキャリア付着が生じてしまう、
あるいは、現像スリーブ上において現像剤の搬送性が十
分でない等の問題がある。
【0012】よって、上記磁性体分散型小粒径キャリア
においては、磁性体を多量に含有せしることが重要とな
るが、その際結着樹脂に対して磁性体の量が増加するた
めに、耐衝撃性が弱くなり、現像剤を上記現像剤層厚規
制部材でスリーブ上に所定の層厚にする際に、キャリア
からの磁性体の欠落が生じ易く、結果として、現像剤の
劣化が生じ易くなる為に、この場合においても、現像剤
寿命の延命対策としては、抜本的なものとはなり得ない
という欠点を有している。
においては、磁性体を多量に含有せしることが重要とな
るが、その際結着樹脂に対して磁性体の量が増加するた
めに、耐衝撃性が弱くなり、現像剤を上記現像剤層厚規
制部材でスリーブ上に所定の層厚にする際に、キャリア
からの磁性体の欠落が生じ易く、結果として、現像剤の
劣化が生じ易くなる為に、この場合においても、現像剤
寿命の延命対策としては、抜本的なものとはなり得ない
という欠点を有している。
【0013】また、上記磁性体分散型小粒径キャリアに
おいて、磁性体を多量に含有せしめた場合には、抵抗の
低い磁性体の量が増加する為にキャリアの抵抗が下が
り、その結果、現像時に印加するバイアス電圧のリーク
による画像不良も生じ易くなるという欠点も有してい
る。
おいて、磁性体を多量に含有せしめた場合には、抵抗の
低い磁性体の量が増加する為にキャリアの抵抗が下が
り、その結果、現像時に印加するバイアス電圧のリーク
による画像不良も生じ易くなるという欠点も有してい
る。
【0014】これに対して、特開昭58−21750号
公報等において開示された、キャリアを樹脂で被覆する
技術により対処することも可能である。上記樹脂により
被覆されたキャリアによれば、耐スペント性、耐衝撃
性、印加電圧に対する耐圧性を改良することができる。
また、被覆する樹脂の帯電特性によりトナーの帯電特性
を制御することが可能である為、被覆する樹脂を選択す
ることによりトナーに所望の帯電電荷を付与することが
できる。
公報等において開示された、キャリアを樹脂で被覆する
技術により対処することも可能である。上記樹脂により
被覆されたキャリアによれば、耐スペント性、耐衝撃
性、印加電圧に対する耐圧性を改良することができる。
また、被覆する樹脂の帯電特性によりトナーの帯電特性
を制御することが可能である為、被覆する樹脂を選択す
ることによりトナーに所望の帯電電荷を付与することが
できる。
【0015】また、このような絶縁性の樹脂で被覆した
キャリアを用いた現像剤の帯電量は一般に、低温低湿、
高温高湿の如き環境条件の変動に伴い変化し易い。その
結果、例えば低温低湿下ではチャージアップによる画像
濃度低下等を発生させ、また高温高湿下ではトリボ低下
によるカブリ、飛散といった問題を発生させてしまう。
キャリアを用いた現像剤の帯電量は一般に、低温低湿、
高温高湿の如き環境条件の変動に伴い変化し易い。その
結果、例えば低温低湿下ではチャージアップによる画像
濃度低下等を発生させ、また高温高湿下ではトリボ低下
によるカブリ、飛散といった問題を発生させてしまう。
【0016】また、被覆樹脂によっては、該樹脂で被覆
されたキャリアの抵抗が測定上適正抵抗と考えられるも
のでも、現像バイアス電圧のリークによる画像不良が生
じ易く、上記樹脂による被覆キャリアも、現像性を考慮
した場合、その制御が難しいという問題を有している。
されたキャリアの抵抗が測定上適正抵抗と考えられるも
のでも、現像バイアス電圧のリークによる画像不良が生
じ易く、上記樹脂による被覆キャリアも、現像性を考慮
した場合、その制御が難しいという問題を有している。
【0017】従って、絶縁性樹脂で被覆されたキャリア
でさらに改良されたものが待望されている。
でさらに改良されたものが待望されている。
【0018】絶縁性樹脂を被覆しないキャリアにおいて
は、種々の試みがなされており、例えば、特開昭62−
229256号公報には、水溶性の第4級アンモニウム
塩をフェライト粒子表面に付着させたキャリアが提案さ
れている。しかしながら、水溶性の第4級アンモニウム
塩を用いると、高温高湿下の長期の放置または、耐久に
よりフェライト粒子表面の第4級アンモニウム塩が溶出
あるいは、脱離してしまい、未処理のフェライト粒子の
性質に徐々に近づいて行くという欠点があった。さらに
樹脂による被覆ではないので、高温高湿のみならず常温
常湿の通常環境における耐久においても、フェライト粒
子表面の第4級アンモニウム塩が脱離しやすく、脱離し
ない状態でも、所詮、樹脂コートキャリアに比較すれ
ば、キャリア表面にトナーによる膜体が形成されるとい
う、いわゆるトナースペント化に対して弱く、現像剤の
寿命が低いという問題点があった。さらに、ある程度絶
縁性の樹脂により被覆しないと酸化鉄粉はもちろんフェ
ライト粒子といえども、バイアス電圧を印加するような
現像系には電流のリーク、あるいは、キャリアの感光体
上への付着が起き不適当である。このように、キャリア
の耐久性、耐トナースペント性等に対しては、絶縁性樹
脂で被覆することにまさる方法は、現在見当たらない。
は、種々の試みがなされており、例えば、特開昭62−
229256号公報には、水溶性の第4級アンモニウム
塩をフェライト粒子表面に付着させたキャリアが提案さ
れている。しかしながら、水溶性の第4級アンモニウム
塩を用いると、高温高湿下の長期の放置または、耐久に
よりフェライト粒子表面の第4級アンモニウム塩が溶出
あるいは、脱離してしまい、未処理のフェライト粒子の
性質に徐々に近づいて行くという欠点があった。さらに
樹脂による被覆ではないので、高温高湿のみならず常温
常湿の通常環境における耐久においても、フェライト粒
子表面の第4級アンモニウム塩が脱離しやすく、脱離し
ない状態でも、所詮、樹脂コートキャリアに比較すれ
ば、キャリア表面にトナーによる膜体が形成されるとい
う、いわゆるトナースペント化に対して弱く、現像剤の
寿命が低いという問題点があった。さらに、ある程度絶
縁性の樹脂により被覆しないと酸化鉄粉はもちろんフェ
ライト粒子といえども、バイアス電圧を印加するような
現像系には電流のリーク、あるいは、キャリアの感光体
上への付着が起き不適当である。このように、キャリア
の耐久性、耐トナースペント性等に対しては、絶縁性樹
脂で被覆することにまさる方法は、現在見当たらない。
【0019】一方、コア材に分散させる磁性体微粒子と
して、特開昭59−501840号公報に開示された様
にハードフェライトを用いることも可能である。
して、特開昭59−501840号公報に開示された様
にハードフェライトを用いることも可能である。
【0020】しかしながら、キャリアに対する上記要求
特性を考慮すると、従来使用されてきたキャリアは依然
として改善すべき問題を残しており、さらなる改良を加
えたキャリアが待望されている。
特性を考慮すると、従来使用されてきたキャリアは依然
として改善すべき問題を残しており、さらなる改良を加
えたキャリアが待望されている。
【0021】結着樹脂中に磁性粒子を分散せしめ、か
つ、該表面を樹脂によって被覆された磁性体分散型キャ
リアにおいて、 (1)耐スペント性 (2)耐衝撃性(キャリア破壊の防止) (3)トナー劣化防止 (4)現像性 (5)感光体上へのキャリア付着の防止 (6)キャリアの抵抗の制御 (7)トナーの帯電性の安定化(帯電性において長寿命
化) (8)環境の変動に対するトナーの帯電性の安定化 (9)高精細画像を得るための磁気ブラシの高密度化 をさらに改良することが望まれる。
つ、該表面を樹脂によって被覆された磁性体分散型キャ
リアにおいて、 (1)耐スペント性 (2)耐衝撃性(キャリア破壊の防止) (3)トナー劣化防止 (4)現像性 (5)感光体上へのキャリア付着の防止 (6)キャリアの抵抗の制御 (7)トナーの帯電性の安定化(帯電性において長寿命
化) (8)環境の変動に対するトナーの帯電性の安定化 (9)高精細画像を得るための磁気ブラシの高密度化 をさらに改良することが望まれる。
【0022】特に、近年においては、高画質化の立場か
らトナー粒径を微小化する傾向に有り、それ故に、環境
の温湿度変化に伴うトナーの帯電量の変動が更に大きな
ものとなりやすく、高湿環境下での帯電量低下に伴うト
ナー飛散、カブリ等の防止と低湿環境下でのチャージア
ップによる画像濃度薄防止を両立させることが更に難か
しいという問題がある。
らトナー粒径を微小化する傾向に有り、それ故に、環境
の温湿度変化に伴うトナーの帯電量の変動が更に大きな
ものとなりやすく、高湿環境下での帯電量低下に伴うト
ナー飛散、カブリ等の防止と低湿環境下でのチャージア
ップによる画像濃度薄防止を両立させることが更に難か
しいという問題がある。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主な目的は、
前述の如き表面を樹脂によって被覆された磁性体分散型
キャリアの有していた問題点を解消し、その結果、ラン
ニング時にキャリアの補給が不必要で、かつ、ランニン
グ時、湿度変動時におけるトナーの帯電性を安定化させ
ることにより、現像性、現像剤寿命に優れた磁性体分散
型キャリアを提供するものである。
前述の如き表面を樹脂によって被覆された磁性体分散型
キャリアの有していた問題点を解消し、その結果、ラン
ニング時にキャリアの補給が不必要で、かつ、ランニン
グ時、湿度変動時におけるトナーの帯電性を安定化させ
ることにより、現像性、現像剤寿命に優れた磁性体分散
型キャリアを提供するものである。
【0024】更に詳しくは、前述の如き磁性粒子と結着
樹脂を含むコア材の表面が樹脂によって被覆された磁性
体分散型キャリアにおいて、該キャリアの耐衝撃性、抵
抗値、トナーへの帯電付与安定性を、被覆する樹脂の特
性により改良し、現像性、現像剤寿命に優れた磁性体分
散型キャリアを提供するものである。
樹脂を含むコア材の表面が樹脂によって被覆された磁性
体分散型キャリアにおいて、該キャリアの耐衝撃性、抵
抗値、トナーへの帯電付与安定性を、被覆する樹脂の特
性により改良し、現像性、現像剤寿命に優れた磁性体分
散型キャリアを提供するものである。
【0025】さらに、本発明の目的は、適度な抵抗を有
し、バイアス電圧の印加に対しても、電流のリーク、あ
るいはキャリアの感光体上への付着の少ない磁性体分散
型キャリアを提供するものである。
し、バイアス電圧の印加に対しても、電流のリーク、あ
るいはキャリアの感光体上への付着の少ない磁性体分散
型キャリアを提供するものである。
【0026】本発明の他の目的は、トナーに対するシェ
アを軽減し、トナー劣化を抑制し、長期に渡って安定し
て高画質を与えることのできる磁性体分散型キャリアを
提供するものである。
アを軽減し、トナー劣化を抑制し、長期に渡って安定し
て高画質を与えることのできる磁性体分散型キャリアを
提供するものである。
【0027】本発明の他の目的は、上記のような問題点
を解決し得る磁性体分散型キャリアの製造方法を提供す
るものである。
を解決し得る磁性体分散型キャリアの製造方法を提供す
るものである。
【0028】本発明の他の目的は、重量平均粒径10μ
m以下の小粒径のトナーを用いた場合においても環境変
動の小さい静電荷像現像用二成分系現像剤を提供するも
のである。
m以下の小粒径のトナーを用いた場合においても環境変
動の小さい静電荷像現像用二成分系現像剤を提供するも
のである。
【0029】本発明の他の目的は、スリーブ上において
単位面積あたりの磁気ブラシの「穂立ち」の密度が大き
く高精細な画像の得られる静電荷像現像用二成分系現像
剤を提供するものである。
単位面積あたりの磁気ブラシの「穂立ち」の密度が大き
く高精細な画像の得られる静電荷像現像用二成分系現像
剤を提供するものである。
【0030】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、スト
ロンチウムフェライト、バリウムフェライト、または鉛
フェライトを含み、該フェライトは、周期率表IA、I
IA、IIIA、IVA、VA、VIA、IB、II
B、IVB、VB、VIB、VIIB、VIIIの族の
元素を含んでもよく、その他の元素の含有量は1wt%
未満であり、保磁力が、磁場10Kエルステッドのもと
で300Gauss以上である磁性体微粒子とバインダ
ー樹脂を含むコア材表面を下記式
ロンチウムフェライト、バリウムフェライト、または鉛
フェライトを含み、該フェライトは、周期率表IA、I
IA、IIIA、IVA、VA、VIA、IB、II
B、IVB、VB、VIB、VIIB、VIIIの族の
元素を含んでもよく、その他の元素の含有量は1wt%
未満であり、保磁力が、磁場10Kエルステッドのもと
で300Gauss以上である磁性体微粒子とバインダ
ー樹脂を含むコア材表面を下記式
【0031】
【化6】 (式中R1,R2,R3及びR4はアルキル基、アリール基
又はアラルキル基を示し、同一でもお互いに異なってい
ても良く、Aは有機アニオン又はポリ酸イオンを示
す。)で示される第4級アンモニウム塩を含有せしめた
絶縁性樹脂材料によって、被覆する構成とした磁性体分
散型キャリアである。
又はアラルキル基を示し、同一でもお互いに異なってい
ても良く、Aは有機アニオン又はポリ酸イオンを示
す。)で示される第4級アンモニウム塩を含有せしめた
絶縁性樹脂材料によって、被覆する構成とした磁性体分
散型キャリアである。
【0032】また本発明は、上記の磁性体分散型キャリ
アとトナーとを有する静電荷像現像用二成分系現像剤で
ある。
アとトナーとを有する静電荷像現像用二成分系現像剤で
ある。
【0033】さらに本発明は樹脂材料を含有するキャリ
ア被覆溶液を該磁性体微粒子とバインダー樹脂を含むキ
ャリアコア材に塗布し乾燥してキャリアコア材の表面を
樹脂被覆層で被覆する静電荷像現像用キャリアの製造方
法において、該キャリア被覆溶液は、絶縁性樹脂材料と
該絶縁性樹脂材料を分散或いは溶解させる溶媒と、上記
式で示される第4級アンモニウム塩とを含有しているこ
とを特徴とする静電荷像現像用キャリアの製造方法であ
る。
ア被覆溶液を該磁性体微粒子とバインダー樹脂を含むキ
ャリアコア材に塗布し乾燥してキャリアコア材の表面を
樹脂被覆層で被覆する静電荷像現像用キャリアの製造方
法において、該キャリア被覆溶液は、絶縁性樹脂材料と
該絶縁性樹脂材料を分散或いは溶解させる溶媒と、上記
式で示される第4級アンモニウム塩とを含有しているこ
とを特徴とする静電荷像現像用キャリアの製造方法であ
る。
【0034】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
キャリアが従来の樹脂被覆磁性体分散型キャリアの持つ
諸欠点を改善し、耐衝撃性、電気抵抗値、長期に渡るト
ナーへの帯電付与安定性及び環境変動に依存しないトナ
ーへの帯電付与安定性において優れ、かつ、それによ
り、本発明のキャリアが現像性、現像剤寿命が格段に優
れ、かつ、高精細画像を得ることができるのは、詳細は
不明であるが以下の理由によるものと考えている。
キャリアが従来の樹脂被覆磁性体分散型キャリアの持つ
諸欠点を改善し、耐衝撃性、電気抵抗値、長期に渡るト
ナーへの帯電付与安定性及び環境変動に依存しないトナ
ーへの帯電付与安定性において優れ、かつ、それによ
り、本発明のキャリアが現像性、現像剤寿命が格段に優
れ、かつ、高精細画像を得ることができるのは、詳細は
不明であるが以下の理由によるものと考えている。
【0035】本発明のキャリアを走査型電子顕微鏡によ
り表面観察を行ったところ、キャリアコア材が被覆樹脂
により均一に被覆されている状態が観察された。従っ
て、上記均一コーティング性が、本発明に用いられた磁
性体分散型キャリアの、耐衝撃性、抵抗値、トナーへの
帯電付与安定性を良好にしているものと考えられる。
り表面観察を行ったところ、キャリアコア材が被覆樹脂
により均一に被覆されている状態が観察された。従っ
て、上記均一コーティング性が、本発明に用いられた磁
性体分散型キャリアの、耐衝撃性、抵抗値、トナーへの
帯電付与安定性を良好にしているものと考えられる。
【0036】すなわち、該キャリア表面を微小部分に区
切ってみた場合、コーティングが均一である場合には、
耐衝撃性、抵抗値、及び、トナーへの帯電付与性は、ど
の部分においても同等の特性を示すと考えられる。
切ってみた場合、コーティングが均一である場合には、
耐衝撃性、抵抗値、及び、トナーへの帯電付与性は、ど
の部分においても同等の特性を示すと考えられる。
【0037】また、本発明に用いる第4級アンモニウム
塩が、キャリアコア材の表面に被覆される樹脂被覆層の
環境依存性を改良するメカニズムは明確ではないが、絶
縁性被覆樹脂が低湿下でチャージアップする現象を、本
発明の第4級アンモニウム塩がリークサイトとなって防
いでいるからではないかと推察している。
塩が、キャリアコア材の表面に被覆される樹脂被覆層の
環境依存性を改良するメカニズムは明確ではないが、絶
縁性被覆樹脂が低湿下でチャージアップする現象を、本
発明の第4級アンモニウム塩がリークサイトとなって防
いでいるからではないかと推察している。
【0038】一方、この第4級アンモニウム塩を樹脂材
料と混合し、キャリアコア材にコートすることで、樹脂
の特長であるキャリアコア材との良好な接着性および良
好な耐摩耗性のゆえに、キャリアの寿命が格段に延び、
且つ、本発明の第4級アンモニウム塩がキャリア表面に
表出することにより、環境変動による抵抗の変動を抑制
すると考えられる。
料と混合し、キャリアコア材にコートすることで、樹脂
の特長であるキャリアコア材との良好な接着性および良
好な耐摩耗性のゆえに、キャリアの寿命が格段に延び、
且つ、本発明の第4級アンモニウム塩がキャリア表面に
表出することにより、環境変動による抵抗の変動を抑制
すると考えられる。
【0039】本発明で用いられる第4級アンモニウム塩
は、トナーのポジ用荷電制御剤としてトナー内部に含有
されることがあるが、本発明における効果は、他の一般
的なポジ用荷電制御剤では発現し得ないものである。
は、トナーのポジ用荷電制御剤としてトナー内部に含有
されることがあるが、本発明における効果は、他の一般
的なポジ用荷電制御剤では発現し得ないものである。
【0040】また、本発明者らは、キャリアコア材を構
成する磁性体微粒子に特定な磁性材料を使用し、それに
よりキャリアが特定の抵抗値、磁気特性等を有すること
により、現像バイアス印加時のリークおよびキャリア付
着が防止され、さらに現像剤がち密な磁気ブラシを形成
する結果、高精細画像が得られるものと推察している。
成する磁性体微粒子に特定な磁性材料を使用し、それに
よりキャリアが特定の抵抗値、磁気特性等を有すること
により、現像バイアス印加時のリークおよびキャリア付
着が防止され、さらに現像剤がち密な磁気ブラシを形成
する結果、高精細画像が得られるものと推察している。
【0041】本発明で使用される第4級アンモニウム塩
を示す。
を示す。
【0042】〈一般式〉
【0043】
【化7】 において、Aの具体例としては、有機硫酸イオン、有機
スルホン酸イオン、有機リン酸イオン、ポリ酸イオン、
カルボン酸イオンが挙げられる。好ましくは有機アニオ
ン、より好ましくは芳香族アニオンである。その理由
は、水に難溶性または不溶性の第4級アンモニウム塩を
用いることが本発明の大きな特徴であり、Aを上述のア
ニオンとすることで水に難溶な第4級アンモニウム塩と
なり、高湿下で溶出または脱離をおこさないという性質
が得られるのである。さらに本発明はこの第4級アンモ
ニウム塩を絶縁性樹脂材料と混合して用いるが、この際
の樹脂とのなじみを良くし、均一に混合させるという点
からも水に難溶性であることが好ましいのである。
スルホン酸イオン、有機リン酸イオン、ポリ酸イオン、
カルボン酸イオンが挙げられる。好ましくは有機アニオ
ン、より好ましくは芳香族アニオンである。その理由
は、水に難溶性または不溶性の第4級アンモニウム塩を
用いることが本発明の大きな特徴であり、Aを上述のア
ニオンとすることで水に難溶な第4級アンモニウム塩と
なり、高湿下で溶出または脱離をおこさないという性質
が得られるのである。さらに本発明はこの第4級アンモ
ニウム塩を絶縁性樹脂材料と混合して用いるが、この際
の樹脂とのなじみを良くし、均一に混合させるという点
からも水に難溶性であることが好ましいのである。
【0044】本発明においては、第4級アンモニウム塩
を非溶解の粒子のまま樹脂材料が溶解或いは分散してい
る溶液中に分散させて、キャリア被覆溶液を調製する方
法と、あらかじめ第4級アンモニウム塩を溶媒に溶解し
た状態で樹脂材料が溶解或いは分散している溶液中に混
合してキャリア被覆溶液を調製する方法の2通りの方法
がある。
を非溶解の粒子のまま樹脂材料が溶解或いは分散してい
る溶液中に分散させて、キャリア被覆溶液を調製する方
法と、あらかじめ第4級アンモニウム塩を溶媒に溶解し
た状態で樹脂材料が溶解或いは分散している溶液中に混
合してキャリア被覆溶液を調製する方法の2通りの方法
がある。
【0045】後者の方法においては、第4級アンモニウ
ム塩を十分に溶解し、かつ樹脂を溶解させた溶媒と相溶
する溶媒を選択することが必要である。具体的には、本
発明で用いる第4級アンモニウム塩が1g/100g
(溶媒)以上の溶解度を示す溶媒を用いる必要がある。
そのような溶媒として極性の強いケトン類、アミン類、
アルコール類が挙げられるが、一般にはアルコール類を
好ましく用いることができる。しかし、その選択は単に
第4級アンモニウム塩の溶媒に対する溶解度だけで一義
的に決まるものではなく、樹脂の溶媒との相溶性という
観点も考慮に入れる必要がある。
ム塩を十分に溶解し、かつ樹脂を溶解させた溶媒と相溶
する溶媒を選択することが必要である。具体的には、本
発明で用いる第4級アンモニウム塩が1g/100g
(溶媒)以上の溶解度を示す溶媒を用いる必要がある。
そのような溶媒として極性の強いケトン類、アミン類、
アルコール類が挙げられるが、一般にはアルコール類を
好ましく用いることができる。しかし、その選択は単に
第4級アンモニウム塩の溶媒に対する溶解度だけで一義
的に決まるものではなく、樹脂の溶媒との相溶性という
観点も考慮に入れる必要がある。
【0046】本発明に使用される第4級アンモニウム塩
は水に不溶、もしくは難溶であることが肝要であること
は前述した通りであるが、その程度を20℃の水100
g中に溶解する重量(g)で水に対する溶解度を定義す
る時、本発明に用いる第4級アンモニウム塩は、1.0
g/100g(H2O,20℃)未満、好ましくは0.
3g/100g(H2O,20℃)未満である。
は水に不溶、もしくは難溶であることが肝要であること
は前述した通りであるが、その程度を20℃の水100
g中に溶解する重量(g)で水に対する溶解度を定義す
る時、本発明に用いる第4級アンモニウム塩は、1.0
g/100g(H2O,20℃)未満、好ましくは0.
3g/100g(H2O,20℃)未満である。
【0047】本発明における水に対する溶解度の測定方
法を以下に示す。
法を以下に示す。
【0048】共栓付三角フラスコに蒸留水100gと溶
解させる第4級アンモニウム塩を2.00gとを加え、
密栓して振盪恒温水槽にて、20±0.5℃の温度にお
いて、60回/分の振盪数にて8時間振盪した後、濾紙
などの濾過材を用いて濾過し、不溶分xgを計量する。
100gの蒸留水に溶解する第4級アンモニウム塩の溶
解度(量)は、2.00−x(g/100gH2O)で
表わされる。
解させる第4級アンモニウム塩を2.00gとを加え、
密栓して振盪恒温水槽にて、20±0.5℃の温度にお
いて、60回/分の振盪数にて8時間振盪した後、濾紙
などの濾過材を用いて濾過し、不溶分xgを計量する。
100gの蒸留水に溶解する第4級アンモニウム塩の溶
解度(量)は、2.00−x(g/100gH2O)で
表わされる。
【0049】次に前述の第4級アンモニウム塩を溶媒に
溶解してキャリア被覆溶液を調製する際の、第4級アン
モニウム塩がある溶媒に対していかなる溶解度であるか
を測定する方法は以下の方法を採用した。
溶解してキャリア被覆溶液を調製する際の、第4級アン
モニウム塩がある溶媒に対していかなる溶解度であるか
を測定する方法は以下の方法を採用した。
【0050】共栓付三角フラスコに任意の溶媒100g
と溶解させる第4級アンモニウム塩50.0gとを加
え、密栓して振盪恒温水槽にて、20±0.5℃の温度
において60回/分の振盪数にて8時間振盪した後、濾
紙の如き濾過材を用いて濾過し、不溶分xgを計量す
る。100gの溶媒に溶解する第4級アンモニウム塩の
溶解度(量)は、 50.0−x(g/100g溶媒) で表わされる。
と溶解させる第4級アンモニウム塩50.0gとを加
え、密栓して振盪恒温水槽にて、20±0.5℃の温度
において60回/分の振盪数にて8時間振盪した後、濾
紙の如き濾過材を用いて濾過し、不溶分xgを計量す
る。100gの溶媒に溶解する第4級アンモニウム塩の
溶解度(量)は、 50.0−x(g/100g溶媒) で表わされる。
【0051】本発明に用いられる第4級アンモニウム塩
の任意の溶媒に対する溶解度は、1.0g/100g
(溶媒)以上、好ましくは5.0g/100g(溶媒)
以上であることが良い。
の任意の溶媒に対する溶解度は、1.0g/100g
(溶媒)以上、好ましくは5.0g/100g(溶媒)
以上であることが良い。
【0052】本発明で用いる第4級アンモニウム塩のR
1,R2,R3及びR4は、炭素数が1乃至20の化合物が
好ましく、より好ましくは炭素数が1乃至18の化合物
である。
1,R2,R3及びR4は、炭素数が1乃至20の化合物が
好ましく、より好ましくは炭素数が1乃至18の化合物
である。
【0053】本発明に用いることのできる第4級アンモ
ニウム塩は大別すると、一般式におけるR4がアルキル
基のタイプとアリール基又はアラルキル基のタイプの2
通りに分けられる。
ニウム塩は大別すると、一般式におけるR4がアルキル
基のタイプとアリール基又はアラルキル基のタイプの2
通りに分けられる。
【0054】R4がアルキル基のタイプの第4級アンモ
ニウム塩の例を以下に示す。
ニウム塩の例を以下に示す。
【0055】
【化8】
【0056】
【化9】
【0057】
【化10】
【0058】
【化11】 R4がアリール基又はアラルキル基のタイプの第4級ア
ンモニウム塩の例を以下に示す。
ンモニウム塩の例を以下に示す。
【0059】
【化12】
【0060】
【化13】
【0061】
【化14】
【0062】
【化15】
【0063】
【化16】
【0064】
【化17】
【0065】
【化18】
【0066】
【化19】 本発明における第4級アンモニウム塩は、〈例4〉及び
〈例10〉に示すようなレーキ化物を含む。このレーキ
化物は、通常の第4級アンモニウム塩を一般的なレーキ
化剤により処理することにより得られる。レーキ化剤と
しては、リンタングステン及びモリブデンの如きヘテロ
ポリ酸及びポリ酸を挙げることができる。
〈例10〉に示すようなレーキ化物を含む。このレーキ
化物は、通常の第4級アンモニウム塩を一般的なレーキ
化剤により処理することにより得られる。レーキ化剤と
しては、リンタングステン及びモリブデンの如きヘテロ
ポリ酸及びポリ酸を挙げることができる。
【0067】コア材被覆樹脂材料に対する、本発明の第
4級アンモニウム塩の添加量は、0.5wt%〜30w
t%の範囲、好ましくは1.0wt%〜20wt%の範
囲である。0.5wt%未満の添加では、本発明の特徴
である、環境変動の変動に対する抵抗、帯電量の安定化
の効果が顕著でなく、30wt%を超える添加量では、
キャリアコア材への被覆が均一でなくなる。
4級アンモニウム塩の添加量は、0.5wt%〜30w
t%の範囲、好ましくは1.0wt%〜20wt%の範
囲である。0.5wt%未満の添加では、本発明の特徴
である、環境変動の変動に対する抵抗、帯電量の安定化
の効果が顕著でなく、30wt%を超える添加量では、
キャリアコア材への被覆が均一でなくなる。
【0068】コートする樹脂材料としては、一般的なキ
ャリアコートに用いられる絶縁性樹脂の単独あるいは混
合物が挙げられる。
ャリアコートに用いられる絶縁性樹脂の単独あるいは混
合物が挙げられる。
【0069】コートする樹脂材料としては、好ましく
は、ビニル系樹脂が挙げられる。例えば、スチレン、o
−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチルス
チレン、p−フェニルスチレン、p−エチルスチレン、
2,4−ジメチルスチレン、p−n−ブチルスチレン、
p−tert−ブチルスチレン、p−n−ヘキシルスチ
レン、p−n−オクチルスチレン、p−n−ノニルスチ
レン、p−n−デシルスチレン、p−n−ドデシルスチ
レン、p−メトキシスチレン、p−クロルスチレン、
3,4−ジクロルスチレン、m−ニトロスチレン、o−
ニトロスチレン、p−ニトロスチレンの如きスチレン誘
導体と、エチレン、プロピレン、ブチレン、イソブチレ
ンの如きエチレンおよび不飽和モノオレフィン類;ブタ
ジエン、イソプレンの如き不飽和ジオレフィン類;塩化
ビニル、塩化ビニリデン、臭化ビニル、フッ化ビニルの
如きハロゲン化ビニル類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビ
ニル、ベンゾエ酸ビニルの如きビニルエステル類;メタ
クリル酸およびメタクリル酸メチル、メタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸n−ブチル、
メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸n−オクチル、
メタクリル酸ドデシル、メタクリル酸−2−エチルヘキ
シル、メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸フェニル
の如きα−メチレン脂肪族モノカルボン酸エステル類;
アクリル酸およびアクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、ア
クリル酸プロピル、アクリル酸n−オクチル、アクリル
酸ドデシル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル
酸ステアリル、アクリル酸2−クロルエチル、アクリル
酸フェニルの如きアクリル酸エステル類;マレイン酸、
マレイン酸ハーフエステル;ビニルメチルエーテル、ビ
ニルエチルエーテル、ビニルイソブチルエーテルの如き
ビニルエーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルヘキシ
ルケトン、メチルイソプロペニルケトンの如きビニルケ
トン類;N−ビニルピロール、N−ビニルカルバゾー
ル、N−ビニルインドール、N−ビニルピロリドンの如
きN−ビニル化合物;ビニルナフタリン類;アクリロニ
トリル、メタクリロニトリル、アクリルアミドの如きア
クリル酸もしくはメタクリル酸誘導体;アクロレイン類
を1種または2種以上選択使用して重合させたものが用
いられる。
は、ビニル系樹脂が挙げられる。例えば、スチレン、o
−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチルス
チレン、p−フェニルスチレン、p−エチルスチレン、
2,4−ジメチルスチレン、p−n−ブチルスチレン、
p−tert−ブチルスチレン、p−n−ヘキシルスチ
レン、p−n−オクチルスチレン、p−n−ノニルスチ
レン、p−n−デシルスチレン、p−n−ドデシルスチ
レン、p−メトキシスチレン、p−クロルスチレン、
3,4−ジクロルスチレン、m−ニトロスチレン、o−
ニトロスチレン、p−ニトロスチレンの如きスチレン誘
導体と、エチレン、プロピレン、ブチレン、イソブチレ
ンの如きエチレンおよび不飽和モノオレフィン類;ブタ
ジエン、イソプレンの如き不飽和ジオレフィン類;塩化
ビニル、塩化ビニリデン、臭化ビニル、フッ化ビニルの
如きハロゲン化ビニル類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビ
ニル、ベンゾエ酸ビニルの如きビニルエステル類;メタ
クリル酸およびメタクリル酸メチル、メタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸n−ブチル、
メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸n−オクチル、
メタクリル酸ドデシル、メタクリル酸−2−エチルヘキ
シル、メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸フェニル
の如きα−メチレン脂肪族モノカルボン酸エステル類;
アクリル酸およびアクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、ア
クリル酸プロピル、アクリル酸n−オクチル、アクリル
酸ドデシル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル
酸ステアリル、アクリル酸2−クロルエチル、アクリル
酸フェニルの如きアクリル酸エステル類;マレイン酸、
マレイン酸ハーフエステル;ビニルメチルエーテル、ビ
ニルエチルエーテル、ビニルイソブチルエーテルの如き
ビニルエーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルヘキシ
ルケトン、メチルイソプロペニルケトンの如きビニルケ
トン類;N−ビニルピロール、N−ビニルカルバゾー
ル、N−ビニルインドール、N−ビニルピロリドンの如
きN−ビニル化合物;ビニルナフタリン類;アクリロニ
トリル、メタクリロニトリル、アクリルアミドの如きア
クリル酸もしくはメタクリル酸誘導体;アクロレイン類
を1種または2種以上選択使用して重合させたものが用
いられる。
【0070】スチレン−メタクリレート系共重合体、ス
チレン−アクリレート系共重合体の如きアクリル系共重
合樹脂は、耐久性に優れ、使用寿命が長い点で好適であ
る。
チレン−アクリレート系共重合体の如きアクリル系共重
合樹脂は、耐久性に優れ、使用寿命が長い点で好適であ
る。
【0071】特にキャリアコア材への接着性および本発
明の第4級アンモニウム塩をキャリア表面に表出させる
作用の点からヒドロキシル基を含むアクリル樹脂を共重
合させることは有効である。
明の第4級アンモニウム塩をキャリア表面に表出させる
作用の点からヒドロキシル基を含むアクリル樹脂を共重
合させることは有効である。
【0072】ヒドロキシル基を含むアクリル系樹脂モノ
マーとしては、例えば、アクリル酸2−ヒドロキシエチ
ル、アクリル酸2−ヒドロキシプロピル、アクリル酸ヒ
ドロキシブチル、アクリル酸2−ヒドロキシ−3−フェ
ニルオキシプロピル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチ
ル、メタクリル酸2−ヒドロキシプロピル、メタクリル
酸ヒドロキシブチル、メタクリル酸2−ヒドロキシ−3
−フェニルオキシプロピルが挙げられる。これらのモノ
マーは共重合体のヒドロキシル価が1〜100(KOH
mg/g)の範囲であることが好ましい。
マーとしては、例えば、アクリル酸2−ヒドロキシエチ
ル、アクリル酸2−ヒドロキシプロピル、アクリル酸ヒ
ドロキシブチル、アクリル酸2−ヒドロキシ−3−フェ
ニルオキシプロピル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチ
ル、メタクリル酸2−ヒドロキシプロピル、メタクリル
酸ヒドロキシブチル、メタクリル酸2−ヒドロキシ−3
−フェニルオキシプロピルが挙げられる。これらのモノ
マーは共重合体のヒドロキシル価が1〜100(KOH
mg/g)の範囲であることが好ましい。
【0073】本発明のキャリアの構成においてコア材に
用いられるバインダー樹脂としては、ビニル系モノマー
を重合して得られる全ての樹脂が挙げられる。具体的に
は既にコア材の被覆樹脂として挙げたものが使用でき
る。
用いられるバインダー樹脂としては、ビニル系モノマー
を重合して得られる全ての樹脂が挙げられる。具体的に
は既にコア材の被覆樹脂として挙げたものが使用でき
る。
【0074】また、ビニル系モノマーから重合して得ら
れる樹脂以外にポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、フェ
ノール樹脂、尿素樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリイミド
樹脂、セルロース樹脂、ポリエーテル樹脂などの非ビニ
ル縮合系樹脂あるいはこれらと前記ビニル系樹脂との混
合物を用いることができる。
れる樹脂以外にポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、フェ
ノール樹脂、尿素樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリイミド
樹脂、セルロース樹脂、ポリエーテル樹脂などの非ビニ
ル縮合系樹脂あるいはこれらと前記ビニル系樹脂との混
合物を用いることができる。
【0075】本発明におけるキャリアコア材を構成する
磁性体微粒子に用いられる磁性材料としては、Srフェ
ライト、Baフェライト、Pbフェライトのいずれか一
種以上を含むことが必須であり、他の成分として、周期
率表IA、IIA、IIIA、IVA、VA、VIA、
IB、IIB、IVB、VB、VIB、VIIB、VI
II族の元素を含んでもよいが、他の元素は1wt%以
下であることが好ましい。
磁性体微粒子に用いられる磁性材料としては、Srフェ
ライト、Baフェライト、Pbフェライトのいずれか一
種以上を含むことが必須であり、他の成分として、周期
率表IA、IIA、IIIA、IVA、VA、VIA、
IB、IIB、IVB、VB、VIB、VIIB、VI
II族の元素を含んでもよいが、他の元素は1wt%以
下であることが好ましい。
【0076】これは、先述した様に、コア材の抵抗を最
適値にコントロールするため、および、スリーブ上での
磁気ブラシの「穂立ち」の密度を密にし、キャリア付着
を防ぐために重要である。同様の理由で、本発明のキャ
リアの磁場10Kエルステッドにおける保磁力は300
Gauss以上、好ましくは、500Gauss以上で
あることが好ましい。
適値にコントロールするため、および、スリーブ上での
磁気ブラシの「穂立ち」の密度を密にし、キャリア付着
を防ぐために重要である。同様の理由で、本発明のキャ
リアの磁場10Kエルステッドにおける保磁力は300
Gauss以上、好ましくは、500Gauss以上で
あることが好ましい。
【0077】また、磁場1kエルステッドにおける磁気
力は、5emu/g〜59emu/gが好ましく、より
好ましくは、10emu/g〜19emu/gであるこ
とが好ましい。なお、後述のキャリアの磁気特性は、東
英工業社製のVSMにより測定した値である。
力は、5emu/g〜59emu/gが好ましく、より
好ましくは、10emu/g〜19emu/gであるこ
とが好ましい。なお、後述のキャリアの磁気特性は、東
英工業社製のVSMにより測定した値である。
【0078】また、磁性体微粒子は一次平均粒子径が
2.0μm以下であることが望ましい。2.0μmより
大の場合、コア材の表面が緻密とならず、均一な被覆が
できない。更にまた、本発明にかかわる磁性体微粒子の
比抵抗は107 Ω・cm以上であり、かつキャリア総量
に対する含有量は30重量%以上、好ましくは50重量
%以上であることが必要である。30重量%未満である
と所望の磁気特性が得られなくなる。
2.0μm以下であることが望ましい。2.0μmより
大の場合、コア材の表面が緻密とならず、均一な被覆が
できない。更にまた、本発明にかかわる磁性体微粒子の
比抵抗は107 Ω・cm以上であり、かつキャリア総量
に対する含有量は30重量%以上、好ましくは50重量
%以上であることが必要である。30重量%未満である
と所望の磁気特性が得られなくなる。
【0079】本発明のキャリア粒子の平均粒径は10〜
60μmの範囲で好ましく用いることができる。10μ
mより小さいと感光体へのキャリア付着が生じ易く、ま
た、60μmを超えると、現像器内において現像剤にか
かるシェアが大となり、現像剤の劣化、特にトナー粒子
の外添剤の剥離、形状変化を引き起こし、画像劣化の原
因となる。更にまた、粒径が大きいと比表面積的に小さ
くなるため、現像剤として構成する上で保持できるトナ
ー量が少なくなり、精細性を欠いた画像となってしま
う。なお、本発明のキャリアコアの粒径は、光学顕微
鏡、または走査型電子顕微鏡により、ランダムに500
個以上抽出し、水平方向最大弦長をもってキャリア粒径
として、測定した。
60μmの範囲で好ましく用いることができる。10μ
mより小さいと感光体へのキャリア付着が生じ易く、ま
た、60μmを超えると、現像器内において現像剤にか
かるシェアが大となり、現像剤の劣化、特にトナー粒子
の外添剤の剥離、形状変化を引き起こし、画像劣化の原
因となる。更にまた、粒径が大きいと比表面積的に小さ
くなるため、現像剤として構成する上で保持できるトナ
ー量が少なくなり、精細性を欠いた画像となってしま
う。なお、本発明のキャリアコアの粒径は、光学顕微
鏡、または走査型電子顕微鏡により、ランダムに500
個以上抽出し、水平方向最大弦長をもってキャリア粒径
として、測定した。
【0080】また、本発明のキャリアの真比重は1.5
〜5.0の範囲が好適である。より好ましくは1.5〜
4.5である。真比重5.0を超えると、現像器内にお
いて現像剤にかかるシェアが大となることによる、現像
剤の劣化という観点から好ましくない。真比重1.5未
満では所望の磁気特性を得ることは現実的に無理であ
る。本発明におけるキャリアの真比重は、トルーデンサ
ー(セイシン企業製)により測定した。
〜5.0の範囲が好適である。より好ましくは1.5〜
4.5である。真比重5.0を超えると、現像器内にお
いて現像剤にかかるシェアが大となることによる、現像
剤の劣化という観点から好ましくない。真比重1.5未
満では所望の磁気特性を得ることは現実的に無理であ
る。本発明におけるキャリアの真比重は、トルーデンサ
ー(セイシン企業製)により測定した。
【0081】本発明のキャリアの比抵抗は108〜10
13Ω・cmの範囲が適当である。108Ω・cm未満で
は、バイアス電圧を印加する現像方法では現像領域にお
いてスリーブから感光体表面へと電流がリークし、良好
な画像が得られない。また、1013Ω・cmを超える
と、低湿のごとき条件下でチャージアップ現象を引き起
こし、濃度ウス、転写不良、カブリなどの画像劣化の原
因となる。なお、本発明のキャリアの比抵抗は、図1に
示すセルを用いて測定した。すなわち、セルAにキャリ
アを充填し、該充填キャリアに接するように電極1及び
2を配し、該電極間に電圧を印加し、その時流れる電流
を測定することにより比抵抗を求めた。その測定条件
は、充填キャリアのセルとの接触面積S=約2.3cm
2,厚みd=約1mm,上部電極の荷重275g,印加
電圧100Vである。ここで、キャリアは粉体であるた
め、充填率により比抵抗は変化する場合があり、注意を
要する。
13Ω・cmの範囲が適当である。108Ω・cm未満で
は、バイアス電圧を印加する現像方法では現像領域にお
いてスリーブから感光体表面へと電流がリークし、良好
な画像が得られない。また、1013Ω・cmを超える
と、低湿のごとき条件下でチャージアップ現象を引き起
こし、濃度ウス、転写不良、カブリなどの画像劣化の原
因となる。なお、本発明のキャリアの比抵抗は、図1に
示すセルを用いて測定した。すなわち、セルAにキャリ
アを充填し、該充填キャリアに接するように電極1及び
2を配し、該電極間に電圧を印加し、その時流れる電流
を測定することにより比抵抗を求めた。その測定条件
は、充填キャリアのセルとの接触面積S=約2.3cm
2,厚みd=約1mm,上部電極の荷重275g,印加
電圧100Vである。ここで、キャリアは粉体であるた
め、充填率により比抵抗は変化する場合があり、注意を
要する。
【0082】本発明におけるキャリアの球形度(長軸/
短軸)は2以下が望ましい。本発明におけるキャリア
は、上記球形度が2を超えると、現像剤にかかるシェア
の軽減効果と、現像剤としての流動性向上の効果が低減
する傾向があった。従って、本発明におけるキャリアに
よって成し得ることの出来る現像剤の劣化防止と、現像
特性の向上という効果が損なわれるために、上記球形度
は2以下が望ましい。
短軸)は2以下が望ましい。本発明におけるキャリア
は、上記球形度が2を超えると、現像剤にかかるシェア
の軽減効果と、現像剤としての流動性向上の効果が低減
する傾向があった。従って、本発明におけるキャリアに
よって成し得ることの出来る現像剤の劣化防止と、現像
特性の向上という効果が損なわれるために、上記球形度
は2以下が望ましい。
【0083】本発明におけるキャリアにおいて上記球形
度2以下を達成する手段としては、コア材を加熱し表面
を熱溶融させ球形化する方法、或いは、機械的に球形化
する方法等がある。或いは、コア材の生成方法を、コア
材に用いられる結着樹脂のモノマー溶液中に磁性体微粒
子、重合開始剤、懸濁安定剤などを添加し、分散せしめ
た後、造粒重合してコア材を得る通常の懸濁重合法を用
いれば、上記コア材に対する処理を施すこと無く上記キ
ャリアの球形度2以下を達成することが出来る。
度2以下を達成する手段としては、コア材を加熱し表面
を熱溶融させ球形化する方法、或いは、機械的に球形化
する方法等がある。或いは、コア材の生成方法を、コア
材に用いられる結着樹脂のモノマー溶液中に磁性体微粒
子、重合開始剤、懸濁安定剤などを添加し、分散せしめ
た後、造粒重合してコア材を得る通常の懸濁重合法を用
いれば、上記コア材に対する処理を施すこと無く上記キ
ャリアの球形度2以下を達成することが出来る。
【0084】次に、本発明におけるキャリアの製造方法
について述べる。
について述べる。
【0085】本発明のキャリアの製造方法は、コア材を
作製後、樹脂被覆を施すという2つの工程から成り立
つ。
作製後、樹脂被覆を施すという2つの工程から成り立
つ。
【0086】先ずコア材の作製方法としては、前記結着
樹脂と前記磁性体微粒子とを所望の量比で混合し、例え
ば、3本ロールまたは押出機などの加熱溶融混合装置を
用いて適当な温度で混練し、冷却後、粉砕分級すること
により製造する方法、あるいは結着樹脂を可溶性の溶剤
に溶解せしめ、これに磁性体微粒子を混合してスラリー
状とした後、スプレードライヤーを用いて造粒、乾燥す
る方法、或いは、コア材用結着樹脂のモノマー溶液中に
磁性体微粒子、重合開始剤、懸濁安定剤などを添加し、
分散せしめた後、造粒重合する懸濁重合法等がある。特
に、上記重合法によれば、上記球形度を2以下に制御す
ることが容易である為、本発明の効果を得る為のコア材
の生成方法としては、より好ましい方法である。
樹脂と前記磁性体微粒子とを所望の量比で混合し、例え
ば、3本ロールまたは押出機などの加熱溶融混合装置を
用いて適当な温度で混練し、冷却後、粉砕分級すること
により製造する方法、あるいは結着樹脂を可溶性の溶剤
に溶解せしめ、これに磁性体微粒子を混合してスラリー
状とした後、スプレードライヤーを用いて造粒、乾燥す
る方法、或いは、コア材用結着樹脂のモノマー溶液中に
磁性体微粒子、重合開始剤、懸濁安定剤などを添加し、
分散せしめた後、造粒重合する懸濁重合法等がある。特
に、上記重合法によれば、上記球形度を2以下に制御す
ることが容易である為、本発明の効果を得る為のコア材
の生成方法としては、より好ましい方法である。
【0087】本発明においてキャリアコア材表面を樹脂
被覆層で被覆する方法としては、前記の樹脂材料をトル
エン、キシレン、テトロヒドロフランの如き有機溶剤中
に溶解もしくは懸濁せしめ、さらに本発明の第4級アン
モニウム塩を所定の割合で添加し、混合機にて十分混合
して本発明によるキャリア被覆溶液を作製し、スプレー
法や流動床法等の一般的な塗布装置によってキャリアコ
ア材に塗布することができるが、コア材が樹脂より構成
されていることを考慮すると、コア材同士が接着しない
ように被覆樹脂が迅速にコートされる処理法が望まし
く、被覆樹脂を溶解する溶剤の選択及び処理温度、時間
等の条件を十分に制御し且つ、コア材を常に流動せしめ
る様な方法でコーティングと乾燥を同時に進行させる処
理方法が好ましく用いられる。なお、樹脂被覆量はコア
材の真比重によって異なり、最適値は以下の関係式を満
足する必要がある。
被覆層で被覆する方法としては、前記の樹脂材料をトル
エン、キシレン、テトロヒドロフランの如き有機溶剤中
に溶解もしくは懸濁せしめ、さらに本発明の第4級アン
モニウム塩を所定の割合で添加し、混合機にて十分混合
して本発明によるキャリア被覆溶液を作製し、スプレー
法や流動床法等の一般的な塗布装置によってキャリアコ
ア材に塗布することができるが、コア材が樹脂より構成
されていることを考慮すると、コア材同士が接着しない
ように被覆樹脂が迅速にコートされる処理法が望まし
く、被覆樹脂を溶解する溶剤の選択及び処理温度、時間
等の条件を十分に制御し且つ、コア材を常に流動せしめ
る様な方法でコーティングと乾燥を同時に進行させる処
理方法が好ましく用いられる。なお、樹脂被覆量はコア
材の真比重によって異なり、最適値は以下の関係式を満
足する必要がある。
【0088】1/2X≦樹脂被覆量≦50/X(重量
%) (X:コア材の真比重) より好ましくは、 1/X≦樹脂被覆量≦25/X(重量%) である。
%) (X:コア材の真比重) より好ましくは、 1/X≦樹脂被覆量≦25/X(重量%) である。
【0089】樹脂被覆量が1/2X重量%未満ではコア
材表面を均一にコートすることが難しく、たとえコート
できたとしても強度的に十分なキャリアとはいえない。
また、50/X重量%を超えると、かえって均一にコー
トすることが困難となる。更に、未コートの樹脂が単独
で遊離して生成し、感光体へ付着して画像劣化の原因と
なりうる。
材表面を均一にコートすることが難しく、たとえコート
できたとしても強度的に十分なキャリアとはいえない。
また、50/X重量%を超えると、かえって均一にコー
トすることが困難となる。更に、未コートの樹脂が単独
で遊離して生成し、感光体へ付着して画像劣化の原因と
なりうる。
【0090】また、本発明の第4級アンモニウム塩をキ
ャリア被覆溶液に分散させる方法は、第4級アンモニウ
ム塩を非溶解の粒子のままキャリア被覆溶液に分散させ
る方法と、第4級アンモニウム塩を任意に選択した溶媒
に予め溶解した後キャリア被覆溶液と混合し、さらに混
合機で十分に混合して相方の溶液を相溶して第4級アン
モニウム塩を分散させる方法により行うことができる。
ャリア被覆溶液に分散させる方法は、第4級アンモニウ
ム塩を非溶解の粒子のままキャリア被覆溶液に分散させ
る方法と、第4級アンモニウム塩を任意に選択した溶媒
に予め溶解した後キャリア被覆溶液と混合し、さらに混
合機で十分に混合して相方の溶液を相溶して第4級アン
モニウム塩を分散させる方法により行うことができる。
【0091】前者の方法は本発明の第4級アンモニウム
塩であれば、いずれの物も使用することができ選択の幅
が広いという利点がある。
塩であれば、いずれの物も使用することができ選択の幅
が広いという利点がある。
【0092】これに対して後者の方法は、第4級アンモ
ニウム塩が溶媒に溶解できるものに限られてしまうため
選択の幅が狭いが、次のような利点を有している。
ニウム塩が溶媒に溶解できるものに限られてしまうため
選択の幅が狭いが、次のような利点を有している。
【0093】第4級アンモニウム塩を溶解させること
で、非溶解の状態の粒子として単に分散させる前者の方
法に比べ少ない量で、より優れた効果が得られるのみな
らず、第4級アンモニウム塩が樹脂分子鎖中にミクロ的
に分散し、かつ均一な状態で存在すると考えられるた
め、トナーとの摩擦帯電能が同一接触機会において単に
分散させた物にくらべて向上する。したがって、トナー
の帯電の立上がりを早めることが可能となる。
で、非溶解の状態の粒子として単に分散させる前者の方
法に比べ少ない量で、より優れた効果が得られるのみな
らず、第4級アンモニウム塩が樹脂分子鎖中にミクロ的
に分散し、かつ均一な状態で存在すると考えられるた
め、トナーとの摩擦帯電能が同一接触機会において単に
分散させた物にくらべて向上する。したがって、トナー
の帯電の立上がりを早めることが可能となる。
【0094】本発明の静電荷像現像用二成分系現像剤
は、前記の磁性体分散型キャリアをトナー10重量部に
対して、10〜1000重量部、好ましくは30〜50
0重量部混合させて用いるのが良い。
は、前記の磁性体分散型キャリアをトナー10重量部に
対して、10〜1000重量部、好ましくは30〜50
0重量部混合させて用いるのが良い。
【0095】本発明に係るトナーとしては、重量平均粒
径1〜20μm、好ましくは4〜13μm、より好まし
くは4〜10μmが良い。
径1〜20μm、好ましくは4〜13μm、より好まし
くは4〜10μmが良い。
【0096】さらに、本発明に係るトナーは、解像性及
びトナー消費量の点においては、トナーの粒度分布が、
次の範囲内であることが好ましい。
びトナー消費量の点においては、トナーの粒度分布が、
次の範囲内であることが好ましい。
【0097】すなわち、5μm以下の粒径のトナー粒子
が全粒子の17〜60個数%であり、8〜12.7μm
の範囲の粒径のトナー粒子が、全粒子数の1〜30個数
%であり、16μm以上の粒径の範囲の粒子が全粒子数
の2.0体積%未満であることが好ましい。
が全粒子の17〜60個数%であり、8〜12.7μm
の範囲の粒径のトナー粒子が、全粒子数の1〜30個数
%であり、16μm以上の粒径の範囲の粒子が全粒子数
の2.0体積%未満であることが好ましい。
【0098】本発明に係るトナーの好ましい構成につい
て、さらに詳しく説明をする。
て、さらに詳しく説明をする。
【0099】5μm以下の粒径のトナー粒子は前記の通
り全粒子数の17〜60個数%であることが良く、好ま
しくは25〜50個数%が良く、さらに好ましくは30
〜50個数%が良い。5μm以下の粒径のトナー粒子が
17個数%未満であると、高画質に有効なトナー粒子が
少なく、特に、コピ−またはプリントアウトを続けるこ
とによってトナーが使われるに従い、有効なトナー粒子
成分が減少して、トナーの粒度分布のバランスが悪化
し、画質が次第に低下してくる。60個数%を超える場
合であると、トナー粒子相互の凝集状態が生じやすく、
本来の粒径以上のトナー塊となるため、荒れた画質とな
り、解像性を低下させ、潜像のエッジ部と内部との濃度
差が大きくなり、中ぬけ気味の画像となりやすい。
り全粒子数の17〜60個数%であることが良く、好ま
しくは25〜50個数%が良く、さらに好ましくは30
〜50個数%が良い。5μm以下の粒径のトナー粒子が
17個数%未満であると、高画質に有効なトナー粒子が
少なく、特に、コピ−またはプリントアウトを続けるこ
とによってトナーが使われるに従い、有効なトナー粒子
成分が減少して、トナーの粒度分布のバランスが悪化
し、画質が次第に低下してくる。60個数%を超える場
合であると、トナー粒子相互の凝集状態が生じやすく、
本来の粒径以上のトナー塊となるため、荒れた画質とな
り、解像性を低下させ、潜像のエッジ部と内部との濃度
差が大きくなり、中ぬけ気味の画像となりやすい。
【0100】8〜12.7μmの粒径の範囲のトナー粒
子は、前記の通り1〜30個数%、好ましくは1〜23
個数%であることが良く、さらに好ましくは8〜20個
数%が良い。23個数%より多いと、特に、30個数%
を超える場合、画質が悪化すると共に、必要以上の現像
(すなわち、トナーののりすぎ)が起こり、トナー消費
量の増大を招く。一方、1個数%未満であると、高画像
濃度が得られにくくなる。5μm以下の粒径のトナー粒
子群の個数%(N%)、体積%(V%)の間に、N/V
=−0.04N+kなる関係があり、4.5≦k≦6.
5の範囲の正数を示す。好ましくは4.5≦k≦6.
0、さらに好ましくは4.5≦k≦5.5である。先に
示したように、17≦N≦60、好ましくは25≦N≦
50、さらに好ましくは30≦N≦50である。
子は、前記の通り1〜30個数%、好ましくは1〜23
個数%であることが良く、さらに好ましくは8〜20個
数%が良い。23個数%より多いと、特に、30個数%
を超える場合、画質が悪化すると共に、必要以上の現像
(すなわち、トナーののりすぎ)が起こり、トナー消費
量の増大を招く。一方、1個数%未満であると、高画像
濃度が得られにくくなる。5μm以下の粒径のトナー粒
子群の個数%(N%)、体積%(V%)の間に、N/V
=−0.04N+kなる関係があり、4.5≦k≦6.
5の範囲の正数を示す。好ましくは4.5≦k≦6.
0、さらに好ましくは4.5≦k≦5.5である。先に
示したように、17≦N≦60、好ましくは25≦N≦
50、さらに好ましくは30≦N≦50である。
【0101】k<4.5では、5.0μmより小さな粒
径のトナー粒子数が少なく、画像濃度、解像性、鮮鋭さ
で劣ったものとなる。従来、不要と考えがちであった微
細なトナー粒子の適度な存在が、現像において、トナー
の最密充填化を果たし、粗れのない均一な画像を形成す
るのに貢献する。特に細線および画像の輪郭部を均一に
埋めることにより、視覚的にも鮮鋭さをより助長するも
のである。k<4.5では、この粒度分布成分の不足に
起因して、これらの特性の点で劣ったものとなる。
径のトナー粒子数が少なく、画像濃度、解像性、鮮鋭さ
で劣ったものとなる。従来、不要と考えがちであった微
細なトナー粒子の適度な存在が、現像において、トナー
の最密充填化を果たし、粗れのない均一な画像を形成す
るのに貢献する。特に細線および画像の輪郭部を均一に
埋めることにより、視覚的にも鮮鋭さをより助長するも
のである。k<4.5では、この粒度分布成分の不足に
起因して、これらの特性の点で劣ったものとなる。
【0102】別の面からは、生産上もk<4.5の条件
を満足するには分級の如き手段によって、多量の微粉を
カットする必要があり、収率及びトナーコストの点でも
不利なものとなる。k>6.5では、必要以上の微粉の
存在によって、繰り返しコピーを続けるうちに、画像濃
度が低下する傾向がある。このような現象は、必要以上
の荷電をもった過剰の微粉状非磁性トナー粒子が現像ス
リーブまたは/及びキャリア上に帯電付着して、正常な
非磁性トナーの現像スリーブまたはキャリアへの担持及
び荷電付与を阻害することによって発生すると考えられ
る。
を満足するには分級の如き手段によって、多量の微粉を
カットする必要があり、収率及びトナーコストの点でも
不利なものとなる。k>6.5では、必要以上の微粉の
存在によって、繰り返しコピーを続けるうちに、画像濃
度が低下する傾向がある。このような現象は、必要以上
の荷電をもった過剰の微粉状非磁性トナー粒子が現像ス
リーブまたは/及びキャリア上に帯電付着して、正常な
非磁性トナーの現像スリーブまたはキャリアへの担持及
び荷電付与を阻害することによって発生すると考えられ
る。
【0103】16μm以上の粒径のトナー粒子は、前記
の通り、2.0体積%未満であることが良く、さらに好
ましくは1.0体積%以下であり、さらに好ましくは
0.5体積%以下である。2.0体積%より多いと、細
線再現における妨げになるばかりでなく、転写におい
て、感光体上に現像されたトナー粒子の薄層面に16μ
m以上の粗めのトナー粒子が突出して存在することで、
トナー層を介した感光体と転写紙間の微妙な密着状態を
不規則なものとして、転写条件の変動を引き起こし、転
写不良画像を発生する要因となる。
の通り、2.0体積%未満であることが良く、さらに好
ましくは1.0体積%以下であり、さらに好ましくは
0.5体積%以下である。2.0体積%より多いと、細
線再現における妨げになるばかりでなく、転写におい
て、感光体上に現像されたトナー粒子の薄層面に16μ
m以上の粗めのトナー粒子が突出して存在することで、
トナー層を介した感光体と転写紙間の微妙な密着状態を
不規則なものとして、転写条件の変動を引き起こし、転
写不良画像を発生する要因となる。
【0104】トナーの重量平均粒径及び粒度分布は種々
の方法によって測定できるが、本発明においてはコール
ターカウンターを用いて行った。
の方法によって測定できるが、本発明においてはコール
ターカウンターを用いて行った。
【0105】測定装置としてはコールターカウンターT
A−II型(コールター社製)を用い、個数分布、体積
分布を出力するインターフェイス(日科機製)及びCX
−1パーソナルコンピュータ(キヤノン製)を接続し、
電解液は1級塩化ナトリウムを用いて1%NaCl水溶
液を調製する。測定法としては前記電解水溶液100〜
150ml中に分散剤として界面活性剤、好ましくはア
ルキルベンゼンスルホン酸塩を0.1〜5ml加えさら
に測定試料を2〜20mg加える。試料を懸濁した電解
液は超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行ない、前
記コールターカウンターTAII型により、アパチャー
として100μmアパチャーを用いて、個数を基準とし
て2〜40μmの粒子の粒度分布を測定して、それから
本発明に係わるところの値を求めた。
A−II型(コールター社製)を用い、個数分布、体積
分布を出力するインターフェイス(日科機製)及びCX
−1パーソナルコンピュータ(キヤノン製)を接続し、
電解液は1級塩化ナトリウムを用いて1%NaCl水溶
液を調製する。測定法としては前記電解水溶液100〜
150ml中に分散剤として界面活性剤、好ましくはア
ルキルベンゼンスルホン酸塩を0.1〜5ml加えさら
に測定試料を2〜20mg加える。試料を懸濁した電解
液は超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行ない、前
記コールターカウンターTAII型により、アパチャー
として100μmアパチャーを用いて、個数を基準とし
て2〜40μmの粒子の粒度分布を測定して、それから
本発明に係わるところの値を求めた。
【0106】本発明に係るトナーに使用される結着樹脂
としては、オイル塗布する装置を有する加熱加圧ローラ
定着装置を使用する場合には、下記トナー用結着樹脂の
使用が可能である。
としては、オイル塗布する装置を有する加熱加圧ローラ
定着装置を使用する場合には、下記トナー用結着樹脂の
使用が可能である。
【0107】例えば、ポリスチレン、ポリ−p−クロル
スチレン、ポリビニルトルエンの如きスチレン及びその
置換体の単重合体;スチレン−p−クロルスチレン共重
合体、スチレン−ビニルトルエン共重合体、スチレン−
ビニルナフタリン共重合体、スチレン−アクリル酸エス
テル共重合体、スチレン−メタクリル酸エステル共重合
体、スチレン−α−クロルメタクリル酸メチル共重合
体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−
ビニルメチルエーテル共重合体、スチレン−ビニルエチ
ルエーテル共重合体、スチレン−ビニルメチルケトン共
重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イ
ソプレン共重合体、スチレン−アクリロニトリル−イン
デン共重合体の如きスチレン系共重合体;ポリ塩化ビニ
ル、フェノール樹脂、天然変性フェノール樹脂、天然樹
脂変性マレイン酸樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹
脂、ポリ酢酸ビニル、シリコーン樹脂、ポリエステル樹
脂、ポリウレタン、ポリアミド樹脂、フラン樹脂、エポ
キシ樹脂、キシレン樹脂、ポリビニルブチラール、テル
ペン樹脂、クマロンインデン樹脂、石油系樹脂、が使用
できる。
スチレン、ポリビニルトルエンの如きスチレン及びその
置換体の単重合体;スチレン−p−クロルスチレン共重
合体、スチレン−ビニルトルエン共重合体、スチレン−
ビニルナフタリン共重合体、スチレン−アクリル酸エス
テル共重合体、スチレン−メタクリル酸エステル共重合
体、スチレン−α−クロルメタクリル酸メチル共重合
体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−
ビニルメチルエーテル共重合体、スチレン−ビニルエチ
ルエーテル共重合体、スチレン−ビニルメチルケトン共
重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イ
ソプレン共重合体、スチレン−アクリロニトリル−イン
デン共重合体の如きスチレン系共重合体;ポリ塩化ビニ
ル、フェノール樹脂、天然変性フェノール樹脂、天然樹
脂変性マレイン酸樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹
脂、ポリ酢酸ビニル、シリコーン樹脂、ポリエステル樹
脂、ポリウレタン、ポリアミド樹脂、フラン樹脂、エポ
キシ樹脂、キシレン樹脂、ポリビニルブチラール、テル
ペン樹脂、クマロンインデン樹脂、石油系樹脂、が使用
できる。
【0108】オイルを殆ど塗布しない加熱加圧ローラ定
着方式においては、トナー像支持体部材上のトナー像の
一部がローラに転移するオフセット現象、及びトナー像
支持部材に対するトナーの密着性が重要な問題である。
より少ない熱エネルギーで定着するトナーは、通常保存
中もしくは現像器中でブロッキングもしくはケーキング
しやすい性質があるので、同時にこれらの問題も考慮し
なければならない。それゆえ、本発明においてオイルを
殆ど塗布しない加熱加圧ローラ定着方式を用いる時に
は、結着樹脂の選択がより重要である。好ましい結着樹
脂としては、架橋されたスチレン系共重合体もしくは架
橋されたポリエステルがある。
着方式においては、トナー像支持体部材上のトナー像の
一部がローラに転移するオフセット現象、及びトナー像
支持部材に対するトナーの密着性が重要な問題である。
より少ない熱エネルギーで定着するトナーは、通常保存
中もしくは現像器中でブロッキングもしくはケーキング
しやすい性質があるので、同時にこれらの問題も考慮し
なければならない。それゆえ、本発明においてオイルを
殆ど塗布しない加熱加圧ローラ定着方式を用いる時に
は、結着樹脂の選択がより重要である。好ましい結着樹
脂としては、架橋されたスチレン系共重合体もしくは架
橋されたポリエステルがある。
【0109】スチレン系共重合体のスチレンモノマーに
対するコモノマーとしては、例えば、アクリル酸、アク
リル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、
アクリル酸ドデシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸
−2−エチルヘキシル、アクリル酸フェニル、メタクリ
ル酸、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタ
クリル酸ブチル、メタクリル酸オクチル、アクリロニト
リル、メタクリロニトリル、アクリルアミドの如き二重
結合を有するモノカルボン酸もしくはその置換体;例え
ば、マレイン酸、マレイン酸ブチル、マレイン酸メチ
ル、マレイン酸ジメチルの如き二重結合を有するジカル
ボン酸およびその置換体;例えば塩化ビニル、酢酸ビニ
ル、安息香酸ビニルの如きビニルエステル類;例えばエ
チレン、プロピレン、ブチレンの如きエチレン系オレフ
ィン類;例えばビニルメチルケトン、ビニルヘキシルケ
トンの如きビニルケトン類;例えばビニルメチルエーテ
ル、ビニルエチルエーテル、ビニルイソブチルエーテル
の如きビニルエーテル類;の如きビニル単量体が単独も
しくは2つ以上用いられる。
対するコモノマーとしては、例えば、アクリル酸、アク
リル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、
アクリル酸ドデシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸
−2−エチルヘキシル、アクリル酸フェニル、メタクリ
ル酸、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタ
クリル酸ブチル、メタクリル酸オクチル、アクリロニト
リル、メタクリロニトリル、アクリルアミドの如き二重
結合を有するモノカルボン酸もしくはその置換体;例え
ば、マレイン酸、マレイン酸ブチル、マレイン酸メチ
ル、マレイン酸ジメチルの如き二重結合を有するジカル
ボン酸およびその置換体;例えば塩化ビニル、酢酸ビニ
ル、安息香酸ビニルの如きビニルエステル類;例えばエ
チレン、プロピレン、ブチレンの如きエチレン系オレフ
ィン類;例えばビニルメチルケトン、ビニルヘキシルケ
トンの如きビニルケトン類;例えばビニルメチルエーテ
ル、ビニルエチルエーテル、ビニルイソブチルエーテル
の如きビニルエーテル類;の如きビニル単量体が単独も
しくは2つ以上用いられる。
【0110】ここで架橋剤としては主として2個以上の
重合可能な二重結合を有する化合物が用いられ、例え
ば、ジビニルベンゼン、ジビニルナフタレンの如き芳香
族ジビニル化合物;例えばエチレングリコールジアクリ
レート、エチレングリコールジメタクリレート、1,3
−ブタンジオールジメタクリレートの如き二重結合を2
個有するカルボン酸エステル;ジビニルアニリン、ジビ
ニルエーテル、ジビニルスルフィド、ジビニルスルホン
ジビニル化合物;および3個以上のビニル基を有する化
合物;が単独もしくは混合物として用いられる。架橋剤
は、結着樹脂を基準にした場合、0.01〜10重量%
(好ましくは0.05〜5重量%)を結着樹脂を合成時
に使用することが、耐オフセット性及び定着性の点で好
ましい。
重合可能な二重結合を有する化合物が用いられ、例え
ば、ジビニルベンゼン、ジビニルナフタレンの如き芳香
族ジビニル化合物;例えばエチレングリコールジアクリ
レート、エチレングリコールジメタクリレート、1,3
−ブタンジオールジメタクリレートの如き二重結合を2
個有するカルボン酸エステル;ジビニルアニリン、ジビ
ニルエーテル、ジビニルスルフィド、ジビニルスルホン
ジビニル化合物;および3個以上のビニル基を有する化
合物;が単独もしくは混合物として用いられる。架橋剤
は、結着樹脂を基準にした場合、0.01〜10重量%
(好ましくは0.05〜5重量%)を結着樹脂を合成時
に使用することが、耐オフセット性及び定着性の点で好
ましい。
【0111】加圧定着方式を用いる場合には、圧力定着
トナー用結着樹脂の使用が可能であり、例えばポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリメチレン、ポリウレタンエ
ラストマー、エチレン−エチルアクリレート共重合体、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、ス
チレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イソプレン共
重合体、線状飽和ポリエステル、パラフィンがある。
トナー用結着樹脂の使用が可能であり、例えばポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリメチレン、ポリウレタンエ
ラストマー、エチレン−エチルアクリレート共重合体、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、ス
チレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イソプレン共
重合体、線状飽和ポリエステル、パラフィンがある。
【0112】本発明に係るトナーには荷電制御性をトナ
ー粒子に配合(内添)またはトナー粒子と混合(外添)
して用いることが好ましい。荷電制御剤によって、現像
システムに応じた最適の荷電量コントロールが可能とな
り、特に本発明では粒度分布と荷電とのバランスをさら
に安定したものとすることが可能であり、荷電制御剤を
用いることで先に述べたところの粒径範囲毎による高画
質化のための機能分離及び相互補完性をより明確にする
ことができる。正荷電制御剤としては、ニグロシン及び
脂肪酸金属塩による変性物;トリブチルベンジルアンモ
ニウム−1−ヒドロキシ−4−ナフトスルフォン酸塩、
テトラブチルアンモニウムテトラフルオロボレートの如
き四級アンモニウム塩;ジブチルスズオキサイド;ジオ
クチルスズオキサイド、ジシクロヘキシルスズオキサイ
ドの如きジオルガノスズオキサイド;ジブチルスズボレ
ート、ジオクチルスズボレート、ジシクロヘキシルスズ
ボレートを単独で或いは2種類以上組み合わせて用いる
ことができる。これらの中でもニグロシン系、四級アン
モニウム塩の如き荷電制御剤が特に好ましく用いられ
る。
ー粒子に配合(内添)またはトナー粒子と混合(外添)
して用いることが好ましい。荷電制御剤によって、現像
システムに応じた最適の荷電量コントロールが可能とな
り、特に本発明では粒度分布と荷電とのバランスをさら
に安定したものとすることが可能であり、荷電制御剤を
用いることで先に述べたところの粒径範囲毎による高画
質化のための機能分離及び相互補完性をより明確にする
ことができる。正荷電制御剤としては、ニグロシン及び
脂肪酸金属塩による変性物;トリブチルベンジルアンモ
ニウム−1−ヒドロキシ−4−ナフトスルフォン酸塩、
テトラブチルアンモニウムテトラフルオロボレートの如
き四級アンモニウム塩;ジブチルスズオキサイド;ジオ
クチルスズオキサイド、ジシクロヘキシルスズオキサイ
ドの如きジオルガノスズオキサイド;ジブチルスズボレ
ート、ジオクチルスズボレート、ジシクロヘキシルスズ
ボレートを単独で或いは2種類以上組み合わせて用いる
ことができる。これらの中でもニグロシン系、四級アン
モニウム塩の如き荷電制御剤が特に好ましく用いられ
る。
【0113】一般式
【0114】
【化20】 で表わされるモノマーの単重合体:または前述したよう
なスチレン、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステ
ルの如き重合性モノマーとの共重合体を正荷電性制御剤
として用いることができる。この場合これらの荷電制御
剤は、結着樹脂(の全部または一部)としての作用をも
有する。
なスチレン、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステ
ルの如き重合性モノマーとの共重合体を正荷電性制御剤
として用いることができる。この場合これらの荷電制御
剤は、結着樹脂(の全部または一部)としての作用をも
有する。
【0115】本発明に用いることのできる負荷電性制御
剤としては、例えば有機金属錯体、キレート化合物が有
効で、その例としてはアルミニウムアセチルアセトナー
ト、鉄(II)アセチルアセトナート、3,5−ジ−t
ert−ブチルサリチル酸クロムがある。特にアセチル
アセトン金属錯体(モノアルキル置換体及びジアルキル
置換体を包含する)、サリチル酸系金属錯体(モノアル
キル置換体及びジアルキル置換体を包含する)または塩
が好ましく、特にサリチル酸系金属錯体またはサリチル
酸系金属塩が好ましい。
剤としては、例えば有機金属錯体、キレート化合物が有
効で、その例としてはアルミニウムアセチルアセトナー
ト、鉄(II)アセチルアセトナート、3,5−ジ−t
ert−ブチルサリチル酸クロムがある。特にアセチル
アセトン金属錯体(モノアルキル置換体及びジアルキル
置換体を包含する)、サリチル酸系金属錯体(モノアル
キル置換体及びジアルキル置換体を包含する)または塩
が好ましく、特にサリチル酸系金属錯体またはサリチル
酸系金属塩が好ましい。
【0116】上述した荷電制御剤(結着樹脂としての作
用を有しないもの)は、微粒子状として用いることが好
ましい。この場合、この荷電制御剤の個数平均粒径は、
具体的には、4μm以下(さらには3μm以下)が好ま
しい。
用を有しないもの)は、微粒子状として用いることが好
ましい。この場合、この荷電制御剤の個数平均粒径は、
具体的には、4μm以下(さらには3μm以下)が好ま
しい。
【0117】トナーに内添する際、このような荷電制御
剤は、結着樹脂100重量部に対して0.1〜20重量
部(さらには0.2〜10重量部)用いることが好まし
い。
剤は、結着樹脂100重量部に対して0.1〜20重量
部(さらには0.2〜10重量部)用いることが好まし
い。
【0118】本発明に係るトナーにはシリカ微粉末を添
加することが好ましい。トナーとシリカ微粉末を組み合
わせると、トナー粒子とキャリアまたはスリーブ表面の
間にシリカ微粉末が介在することで摩耗は著しく軽減さ
れる。これによって、トナー及びキャリア又は/および
スリーブの長寿命化がはかれると共に、安定した帯電性
も維持することができ、長期の使用にも、より優れたト
ナー及びキャリアを有する二成分系現像剤とすることが
可能である。
加することが好ましい。トナーとシリカ微粉末を組み合
わせると、トナー粒子とキャリアまたはスリーブ表面の
間にシリカ微粉末が介在することで摩耗は著しく軽減さ
れる。これによって、トナー及びキャリア又は/および
スリーブの長寿命化がはかれると共に、安定した帯電性
も維持することができ、長期の使用にも、より優れたト
ナー及びキャリアを有する二成分系現像剤とすることが
可能である。
【0119】特に重量平均粒径が10μm以下のトナー
の場合には、比表面積が、重量平均粒径が10μmより
大きいトナーに比べて大きくなり、摩擦帯電のためにト
ナー粒子とキャリアを接触せしめた場合、体積平均粒径
が10μmより大きいトナーよりトナー粒子表面とキャ
リアとの接触回数が増大しトナー粒子の摩耗やキャリア
の汚染が発生しやすくなるが、このような場合において
も前記の如くシリカ微粉末の添加により良好な二成分系
現像剤とすることが可能となる。
の場合には、比表面積が、重量平均粒径が10μmより
大きいトナーに比べて大きくなり、摩擦帯電のためにト
ナー粒子とキャリアを接触せしめた場合、体積平均粒径
が10μmより大きいトナーよりトナー粒子表面とキャ
リアとの接触回数が増大しトナー粒子の摩耗やキャリア
の汚染が発生しやすくなるが、このような場合において
も前記の如くシリカ微粉末の添加により良好な二成分系
現像剤とすることが可能となる。
【0120】シリカ微粉体としては、乾式法および湿式
法で製造したシリカ微粉体をいずれも使用できるが、耐
フィルミング、耐久性の点からは乾式法によるシリカ微
粉体を用いることが好ましい。
法で製造したシリカ微粉体をいずれも使用できるが、耐
フィルミング、耐久性の点からは乾式法によるシリカ微
粉体を用いることが好ましい。
【0121】ここで言う乾式法とは、例えばケイ素ハロ
ゲン化合物の蒸気相酸化により生成するシリカ微粉体の
製造法である。
ゲン化合物の蒸気相酸化により生成するシリカ微粉体の
製造法である。
【0122】一方、本発明に用いられるシリカ微粉体を
湿式法で製造する方法は、従来公知である種々の方法が
適用できる。
湿式法で製造する方法は、従来公知である種々の方法が
適用できる。
【0123】ここでいうシリカ微粉体には、無水二酸化
ケイ素(コロイダルシリカ);ケイ酸アルミニウム、ケ
イ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム、ケイ酸マグネシウ
ム、ケイ酸亜鉛の如きケイ酸塩を適用できる。
ケイ素(コロイダルシリカ);ケイ酸アルミニウム、ケ
イ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム、ケイ酸マグネシウ
ム、ケイ酸亜鉛の如きケイ酸塩を適用できる。
【0124】上記シリカ微粉体のうちで、BET法で測
定した窒素吸着による比表面積が30m2/g以上(特
に50〜400m2/g)の範囲内のものが良好な結果
を与える。トナー100重量部に対してシリカ微粉体
0.01〜8重量部、好ましくは0.1〜5重量部使用
するのが良い。
定した窒素吸着による比表面積が30m2/g以上(特
に50〜400m2/g)の範囲内のものが良好な結果
を与える。トナー100重量部に対してシリカ微粉体
0.01〜8重量部、好ましくは0.1〜5重量部使用
するのが良い。
【0125】本発明に係るトナーを正荷電性トナーとし
て用いる場合には、トナーの摩耗防止、キャリア、スリ
ーブ表面の汚損防止のために添加するシリカ微粉体とし
ても、負荷電性であるよりは、正荷電性シリカ微粉体を
用いた方が帯電安定性を損なうこともなく好ましく、ま
た負荷電性トナーとして用いる場合には、同様の理由に
より、負荷電性のシリカ微粉体を用いることが好まし
い。
て用いる場合には、トナーの摩耗防止、キャリア、スリ
ーブ表面の汚損防止のために添加するシリカ微粉体とし
ても、負荷電性であるよりは、正荷電性シリカ微粉体を
用いた方が帯電安定性を損なうこともなく好ましく、ま
た負荷電性トナーとして用いる場合には、同様の理由に
より、負荷電性のシリカ微粉体を用いることが好まし
い。
【0126】シリカ微粉体は一般的には負荷電性である
ので、正荷電性シリカ微粉体を得る方法としては、上述
した未処理のシリカ微粉体を、側鎖に窒素原子を少なく
とも1つ以上有するオルガノ基を有するシリコンオイル
で処理する方法、あるいは窒素含有のシランカップリン
グ剤で処理する方法、またはこの両者で処理する方法が
ある。
ので、正荷電性シリカ微粉体を得る方法としては、上述
した未処理のシリカ微粉体を、側鎖に窒素原子を少なく
とも1つ以上有するオルガノ基を有するシリコンオイル
で処理する方法、あるいは窒素含有のシランカップリン
グ剤で処理する方法、またはこの両者で処理する方法が
ある。
【0127】本発明において正荷電性シリカとは、ブロ
ーオフ法で測定した時に、鉄粉キャリアに対しプラスの
トリボ電荷を有するものをいう。
ーオフ法で測定した時に、鉄粉キャリアに対しプラスの
トリボ電荷を有するものをいう。
【0128】シリカ微粉体の処理に用いる、側鎖に窒素
原子を有するシリコンオイルとしては、少なくとも下記
式で表わされる部分構造を具備するシリコンオイルが使
用できる。
原子を有するシリコンオイルとしては、少なくとも下記
式で表わされる部分構造を具備するシリコンオイルが使
用できる。
【0129】
【化21】 (式中、R1は水素、アルキル基、アリール基またはア
ルコキシ基を示し、R2はアルキレン基またはフェニレ
ン基を示し、R3及びR4は水素、アルキル基、またはア
リール基を示し、R5 は含窒素複素環を示す。)上記
式中において、アルキル基、アリール基、アルキレン
基、フェニレン基は窒素原子を有するオルガノ基を有し
ていても良いし、また帯電性を損ねない範囲で、ハロゲ
ンの置換基を有していても良い。上記シリコーンオイル
は、シリカ微粉末を基準にして1〜50重量%、好まし
くは5〜30重量%を使用するのが良い。
ルコキシ基を示し、R2はアルキレン基またはフェニレ
ン基を示し、R3及びR4は水素、アルキル基、またはア
リール基を示し、R5 は含窒素複素環を示す。)上記
式中において、アルキル基、アリール基、アルキレン
基、フェニレン基は窒素原子を有するオルガノ基を有し
ていても良いし、また帯電性を損ねない範囲で、ハロゲ
ンの置換基を有していても良い。上記シリコーンオイル
は、シリカ微粉末を基準にして1〜50重量%、好まし
くは5〜30重量%を使用するのが良い。
【0130】本発明で用いる含窒素シランカップリング
剤は、一般に下記式で示される構造を有する。
剤は、一般に下記式で示される構造を有する。
【0131】Rm−Si−Yn (Rは、アルコキシ基またはハロゲンを示し、Yはアミ
ノ基または窒素原子を少なくとも1つ以上有するオルガ
ノ基を示し、m及びnは1〜3の整数であってm+n=
4である。)窒素原子を少なくとも1つ以上有するオル
ガノ基としては、有機基を置換基として有するアミノ
基、または含窒素複素環基、または含窒素複素環基を有
する基が例示される。含窒素複素環基としては、不飽和
複素環基または飽和複素環基があり、それぞれ公知のも
のが適用可能である。不飽和複素環基としては、例えば
下記のものが例示される。
ノ基または窒素原子を少なくとも1つ以上有するオルガ
ノ基を示し、m及びnは1〜3の整数であってm+n=
4である。)窒素原子を少なくとも1つ以上有するオル
ガノ基としては、有機基を置換基として有するアミノ
基、または含窒素複素環基、または含窒素複素環基を有
する基が例示される。含窒素複素環基としては、不飽和
複素環基または飽和複素環基があり、それぞれ公知のも
のが適用可能である。不飽和複素環基としては、例えば
下記のものが例示される。
【0132】
【化22】
【0133】飽和複素環基としては、例えば下記のもの
が例示される。
が例示される。
【0134】
【化23】
【0135】本発明に使用される複素環基としては、安
定性を考慮すると五員環または六員環のものが良い。
定性を考慮すると五員環または六員環のものが良い。
【0136】そのような処理剤の例としてはアミノプロ
ピルトリメトキシシラン、アミノプロピルトリエトキシ
シラン、ジメチルアミノプロピルトリメトキシシラン、
ジエチルアミノプロピルトリメトキシシラン、ジプロピ
ルアミノプロピルトリメトキシシラン、ジブチルアミノ
プロピルトリメトキシシラン、モノブチルアミノプロピ
ルトリメトキシシラン、ジオクチルアミノプロピルトリ
メトキシシラン、ジブチルアミノプロピルトリメトキシ
シラン、ジブチルアミノプロピルトリメトキシシラン、
ジブチルアミノプロピルモノメトキシシラン、ジメチル
アミノフェニルトリエトキシシラン、トリメトキシシリ
ル−γ−プロピルフェニルアミン、トリメトキシシリル
−γ−プロピルベンジルアミンがある。さらに含窒素複
素環としては前述の構造のものが使用でき、そのような
化合物の例としては、メトキシシリル−γ−プロピルピ
ペリジン、トリメトキシシリル−γ−プロピルモルホリ
ン、トリメトキシシリル−γ−プロピルイミダゾールが
ある。上記シランカップリング剤は、シリカ微粉末を基
準にして1〜50重量%、好ましくは5〜30重量%使
用するのが良い。
ピルトリメトキシシラン、アミノプロピルトリエトキシ
シラン、ジメチルアミノプロピルトリメトキシシラン、
ジエチルアミノプロピルトリメトキシシラン、ジプロピ
ルアミノプロピルトリメトキシシラン、ジブチルアミノ
プロピルトリメトキシシラン、モノブチルアミノプロピ
ルトリメトキシシラン、ジオクチルアミノプロピルトリ
メトキシシラン、ジブチルアミノプロピルトリメトキシ
シラン、ジブチルアミノプロピルトリメトキシシラン、
ジブチルアミノプロピルモノメトキシシラン、ジメチル
アミノフェニルトリエトキシシラン、トリメトキシシリ
ル−γ−プロピルフェニルアミン、トリメトキシシリル
−γ−プロピルベンジルアミンがある。さらに含窒素複
素環としては前述の構造のものが使用でき、そのような
化合物の例としては、メトキシシリル−γ−プロピルピ
ペリジン、トリメトキシシリル−γ−プロピルモルホリ
ン、トリメトキシシリル−γ−プロピルイミダゾールが
ある。上記シランカップリング剤は、シリカ微粉末を基
準にして1〜50重量%、好ましくは5〜30重量%使
用するのが良い。
【0137】これらの処理された正又は負のシリカ微粉
体の適用量は、トナー100重量部に対して、0.01
〜8重量部のときに効果を発揮し、特に好ましくは0.
1〜5重量部添加した時に優れた安定性を有する正又は
負の帯電性を示す。添加形態については好ましい態様を
述べれば、トナー100重量部に対して、0.1〜3重
量部の処理されたシリカ微粉体がトナー粒子表面に付着
している状態にあるのが良い。前述した未処理のシリカ
微粉体も、これと同様の適用量で用いることができる。
体の適用量は、トナー100重量部に対して、0.01
〜8重量部のときに効果を発揮し、特に好ましくは0.
1〜5重量部添加した時に優れた安定性を有する正又は
負の帯電性を示す。添加形態については好ましい態様を
述べれば、トナー100重量部に対して、0.1〜3重
量部の処理されたシリカ微粉体がトナー粒子表面に付着
している状態にあるのが良い。前述した未処理のシリカ
微粉体も、これと同様の適用量で用いることができる。
【0138】本発明に用いるシリカ微粉体は、必要に応
じてシランカップリング剤、疎水化の目的で有機ケイ素
化合物などの処理剤でされていても良く、シリカ微粉体
と反応あるいは物理吸着する上記処理剤で処理される。
そのような処理剤としては、例えばヘキサメチルジシラ
ザン、トリメチルシラン、トリメチルクロルシラン、ト
リメチルエトキシシラン、ジメチルジクロルシラン、メ
チルトリクロルシラン、アリルジメチルクロルシラン、
アリルフェニルジクロルシラン、ベンジルジメチルクロ
ルシラン、ブロムメチルジメチルクロルシラン、α−ク
ロルエチルトリクロルシラン、β−クロルエチルトリク
ロルシラン、クロルメチルジメチルクロルシラン、トリ
オルガノシリルメルカプタン、トリメチルシリルメルカ
プタン、トリオルガノシリルアクリレート、ビニルジメ
チルアセトキシシラン、ジメチルエトキシシラン、ジメ
チルジメトキシシラン、ジフェニルジエトキシシラン、
ヘキサメチルジシロキサン、1,3−ジビニルテトラメ
チルジシロキサン、1,3−ジフェニルテトラメチルジ
シロキサン、および1分子当り2から12個のシロキサ
ン単位を有し、末端に位置する単位にそれぞれ1個宛の
Siに結合した水酸基を含有するジメチルポリシロキサ
ンがある。これら1種あるいは2種以上の混合物で用い
られる。上記処理剤は、シリカ微粉末を基準にして1〜
40重量%を使用するのが好ましい。
じてシランカップリング剤、疎水化の目的で有機ケイ素
化合物などの処理剤でされていても良く、シリカ微粉体
と反応あるいは物理吸着する上記処理剤で処理される。
そのような処理剤としては、例えばヘキサメチルジシラ
ザン、トリメチルシラン、トリメチルクロルシラン、ト
リメチルエトキシシラン、ジメチルジクロルシラン、メ
チルトリクロルシラン、アリルジメチルクロルシラン、
アリルフェニルジクロルシラン、ベンジルジメチルクロ
ルシラン、ブロムメチルジメチルクロルシラン、α−ク
ロルエチルトリクロルシラン、β−クロルエチルトリク
ロルシラン、クロルメチルジメチルクロルシラン、トリ
オルガノシリルメルカプタン、トリメチルシリルメルカ
プタン、トリオルガノシリルアクリレート、ビニルジメ
チルアセトキシシラン、ジメチルエトキシシラン、ジメ
チルジメトキシシラン、ジフェニルジエトキシシラン、
ヘキサメチルジシロキサン、1,3−ジビニルテトラメ
チルジシロキサン、1,3−ジフェニルテトラメチルジ
シロキサン、および1分子当り2から12個のシロキサ
ン単位を有し、末端に位置する単位にそれぞれ1個宛の
Siに結合した水酸基を含有するジメチルポリシロキサ
ンがある。これら1種あるいは2種以上の混合物で用い
られる。上記処理剤は、シリカ微粉末を基準にして1〜
40重量%を使用するのが好ましい。
【0139】シリカ微粉末の代わりにBET比表面積5
0〜400m2/gの酸化チタン微粉末(TiO2)を用
いても良い。さらに、シリカ微粉末と酸化チタン微粉末
の混合粉体を用いてもよい。
0〜400m2/gの酸化チタン微粉末(TiO2)を用
いても良い。さらに、シリカ微粉末と酸化チタン微粉末
の混合粉体を用いてもよい。
【0140】本発明に係るトナーには、フッ素含有重合
体の微粉末(例えばポリテトラフルオロエチレン、ポリ
ビニリデンフルオライドまたはテトラフルオロエチレン
−ビニリデンフルオライド共重合体の微粉末)を添加す
ることも可能である。特に、ポリビニリデンフルオライ
ド微粉末が流動性及び研磨性の点で好ましい。トナーに
対する添加量は0.01〜2.0wt%、特に0.02
〜1.5wt%(さらに好ましくは、0.02〜1.0
wt%)が好ましい。
体の微粉末(例えばポリテトラフルオロエチレン、ポリ
ビニリデンフルオライドまたはテトラフルオロエチレン
−ビニリデンフルオライド共重合体の微粉末)を添加す
ることも可能である。特に、ポリビニリデンフルオライ
ド微粉末が流動性及び研磨性の点で好ましい。トナーに
対する添加量は0.01〜2.0wt%、特に0.02
〜1.5wt%(さらに好ましくは、0.02〜1.0
wt%)が好ましい。
【0141】着色剤としては従来より知られている染料
及び/または顔料が使用可能である。例えば、カーボン
ブラック、フタロシアニンブルー、ピーコックブルー、
パーマネントレッド、レーキレッド、ローダミンレー
キ、ハンザイエロー、パーマネントイエロー、ベンジジ
ンイエロー等を使用することができる。その含有量とし
て、結着樹脂100重量部に対して0.1〜20重量
部、好ましくは0.5〜20重量部、さらにトナー像を
定着したOHPフィルムの透過性を良くするためには1
2重量部以下が好ましく、さらに好ましくは0.5〜9
重量部が良い。
及び/または顔料が使用可能である。例えば、カーボン
ブラック、フタロシアニンブルー、ピーコックブルー、
パーマネントレッド、レーキレッド、ローダミンレー
キ、ハンザイエロー、パーマネントイエロー、ベンジジ
ンイエロー等を使用することができる。その含有量とし
て、結着樹脂100重量部に対して0.1〜20重量
部、好ましくは0.5〜20重量部、さらにトナー像を
定着したOHPフィルムの透過性を良くするためには1
2重量部以下が好ましく、さらに好ましくは0.5〜9
重量部が良い。
【0142】本発明に係るトナーには、熱ロール定着時
の離型性を良くする目的で低分子量ポリエチレン、低分
子量ポリプロピレン、マイクロクリスタリンワックス、
カルナバワックス、サゾールワックス、パラフィンワッ
クスの如きワックス状物質を0.5〜5wt%加えるこ
とも本発明の好ましい形態の1つである。
の離型性を良くする目的で低分子量ポリエチレン、低分
子量ポリプロピレン、マイクロクリスタリンワックス、
カルナバワックス、サゾールワックス、パラフィンワッ
クスの如きワックス状物質を0.5〜5wt%加えるこ
とも本発明の好ましい形態の1つである。
【0143】本発明に係るトナーには、さらに必要に応
じてその他の添加剤を使用しても良い。
じてその他の添加剤を使用しても良い。
【0144】本発明に係るトナーを作製するにはビニル
系、非ビニル系の熱可塑性樹脂、必要に応じて着色剤と
しての顔料又は染料、荷電制御剤、その他の添加剤をボ
ールミルの如き混合機により充分混合してから加熱ロー
ル、ニーダー、エクストルーダーの如き熱混練機を用い
て溶融、捏和及び練肉して樹脂類を互いに相溶せしめた
中に顔料又は染料を分散又は溶解せしめ、冷却個化後粉
砕及び厳密な分級をおこなってトナー粒子を得ることが
出来る。該トナー粒子をそのままトナーとして用いるこ
とも出来るが、さらに得られたトナー粒子に必要に応じ
てシリカ微粉体の如き外添剤を加え、ヘンシェルミキサ
ーの如き混合機を用いてトナー粒子と外添剤とを混合す
ることによりトナーを得ることが出来る。
系、非ビニル系の熱可塑性樹脂、必要に応じて着色剤と
しての顔料又は染料、荷電制御剤、その他の添加剤をボ
ールミルの如き混合機により充分混合してから加熱ロー
ル、ニーダー、エクストルーダーの如き熱混練機を用い
て溶融、捏和及び練肉して樹脂類を互いに相溶せしめた
中に顔料又は染料を分散又は溶解せしめ、冷却個化後粉
砕及び厳密な分級をおこなってトナー粒子を得ることが
出来る。該トナー粒子をそのままトナーとして用いるこ
とも出来るが、さらに得られたトナー粒子に必要に応じ
てシリカ微粉体の如き外添剤を加え、ヘンシェルミキサ
ーの如き混合機を用いてトナー粒子と外添剤とを混合す
ることによりトナーを得ることが出来る。
【0145】本発明におけるキャリアに対するトナーの
摩擦帯電量の測定法を図2を用いて詳述する。
摩擦帯電量の測定法を図2を用いて詳述する。
【0146】図2が摩擦帯電量測定装置の説明図であ
る。底に400メッシュ(キャリア粒子の通過しない大
きさに適宜変更可能)の導電性スクリーン21のある金
属製の測定容器22に摩擦帯電量を測定しようとする現
像剤担持体上の磁気ブラシ(トナーと本発明のキャリア
の混合物)を入れ金属製のフタ23をする。このときの
測定容器22全体の重量を秤りW1(g)とする。次
に、吸引機24(測定容器22と接する部分は少なくと
も絶縁体)において、吸引口25から吸引し風量調節弁
26を調整して真空計27の圧力を70mmHgとす
る。この状態で充分(約1分間)吸引を行いトナーを吸
引除去する。このときの電位計28の電位をV(ボル
ト)とする。29はコンデンサーであり容量をC(μ
F)とする。また、吸引後の測定容器全体の重量を秤り
W2(g)とする。この摩擦帯電量Q(μC/g)は下
式の如く計算される。
る。底に400メッシュ(キャリア粒子の通過しない大
きさに適宜変更可能)の導電性スクリーン21のある金
属製の測定容器22に摩擦帯電量を測定しようとする現
像剤担持体上の磁気ブラシ(トナーと本発明のキャリア
の混合物)を入れ金属製のフタ23をする。このときの
測定容器22全体の重量を秤りW1(g)とする。次
に、吸引機24(測定容器22と接する部分は少なくと
も絶縁体)において、吸引口25から吸引し風量調節弁
26を調整して真空計27の圧力を70mmHgとす
る。この状態で充分(約1分間)吸引を行いトナーを吸
引除去する。このときの電位計28の電位をV(ボル
ト)とする。29はコンデンサーであり容量をC(μ
F)とする。また、吸引後の測定容器全体の重量を秤り
W2(g)とする。この摩擦帯電量Q(μC/g)は下
式の如く計算される。
【0147】Q(μC/g)=C×V/(W1−W2) ただし、測定条件は温度/湿度が23℃/65%RHと
する。
する。
【0148】
【実施例】以下に実施例及び図面を持って本発明を説明
する。これは本発明を何ら限定するものではない。尚、
以下の配合における%及び部はすべて重量%及び重量部
を示す。
する。これは本発明を何ら限定するものではない。尚、
以下の配合における%及び部はすべて重量%及び重量部
を示す。
【0149】(実施例1) スチレン 12.0% アクリル酸2−エチルヘキシル 3.0% Sr−フェライト粒子(モル%Fe2O3:SrO=85:15) 85.7% 上記材料を容器中で温度70℃に加温し、溶解させ単量
体混合物とした。さらに70℃に保持しながら、開始剤
アゾビスイソニトリルを加えて溶解し、単量体組成物を
調製した。これを1%PVA水溶液1.2リットル入っ
た2リットルフラスコに投入し、70℃でホモジナイザ
ーにより4500rpmで10分撹拌し、組成物を造粒
した。その後、パドル撹拌機で撹拌しつつ、70℃、1
0時間重合を行った。重合反応終了後、反応生成物を冷
却し、得られた磁性体分散スチレンアクリルスラリーを
洗浄、濾過した。これを乾燥して磁性体分散樹脂粒子を
得た。
体混合物とした。さらに70℃に保持しながら、開始剤
アゾビスイソニトリルを加えて溶解し、単量体組成物を
調製した。これを1%PVA水溶液1.2リットル入っ
た2リットルフラスコに投入し、70℃でホモジナイザ
ーにより4500rpmで10分撹拌し、組成物を造粒
した。その後、パドル撹拌機で撹拌しつつ、70℃、1
0時間重合を行った。重合反応終了後、反応生成物を冷
却し、得られた磁性体分散スチレンアクリルスラリーを
洗浄、濾過した。これを乾燥して磁性体分散樹脂粒子を
得た。
【0150】得られた磁性体分散樹脂粒子の表面に以下
の樹脂被覆層を被覆した。
の樹脂被覆層を被覆した。
【0151】スチレン−メタクリル酸2−ヒドロキシエ
チル −メタクリル酸メチル共重合体 (モノマー組成重量比=40:10:50, ヒドロキシル価(KOHmg/g)=30) 上記のスチレン系共重合体の20%アセトンとメチルエ
チルケトン(混合重量比=1:1)の混合溶液100部
に〈例8〉に示した、第4級アンモニウム塩を粒子のま
ま1部添加し、撹拌機にて十分混合するまで撹拌し、キ
ャリア被覆溶液を作製した。
チル −メタクリル酸メチル共重合体 (モノマー組成重量比=40:10:50, ヒドロキシル価(KOHmg/g)=30) 上記のスチレン系共重合体の20%アセトンとメチルエ
チルケトン(混合重量比=1:1)の混合溶液100部
に〈例8〉に示した、第4級アンモニウム塩を粒子のま
ま1部添加し、撹拌機にて十分混合するまで撹拌し、キ
ャリア被覆溶液を作製した。
【0152】次にこのキャリア被覆溶液を塗布機(岡田
精工社製:スピラコーター)により、上記磁性体分散樹
脂粒子に塗布した。得られた塗布後の磁性体分散樹脂キ
ャリアを温度90℃で1時間乾燥して溶剤を除去し、磁
性体分散微粒子表面を樹脂被覆層で被覆した樹脂コート
磁性体分散型樹脂キャリアを得た。電子顕微鏡による観
察によれば、コア材が樹脂で均一にコートされているこ
とが確認された。
精工社製:スピラコーター)により、上記磁性体分散樹
脂粒子に塗布した。得られた塗布後の磁性体分散樹脂キ
ャリアを温度90℃で1時間乾燥して溶剤を除去し、磁
性体分散微粒子表面を樹脂被覆層で被覆した樹脂コート
磁性体分散型樹脂キャリアを得た。電子顕微鏡による観
察によれば、コア材が樹脂で均一にコートされているこ
とが確認された。
【0153】得られたキャリア物性を表1にまとめて示
す。
す。
【0154】一方、 プロポキシ化ビスフェノールとフマル酸を 100部 縮合して得られたポリエステル樹脂 フタロシアニン顔料 5部 ジ−tert−ブチルサリチル酸のクロム錯塩 4部 上記材料をヘンシェルミキサーにより十分予備混合を行
った後、3本ロールミルで3回溶融混練し、冷却後ハン
マーミルを用いて粒径約1〜2mm程度に粗粉砕した。
次いでエアージェット方式による微粉砕機で微粉砕し
た。更に、得られた微粉砕物を分級して重量平均径が
8.2μmである負帯電性のシアン色の粉末(トナー)
を得た。
った後、3本ロールミルで3回溶融混練し、冷却後ハン
マーミルを用いて粒径約1〜2mm程度に粗粉砕した。
次いでエアージェット方式による微粉砕機で微粉砕し
た。更に、得られた微粉砕物を分級して重量平均径が
8.2μmである負帯電性のシアン色の粉末(トナー)
を得た。
【0155】上記シアントナー100部と、ヘキサメチ
ルジシラザンで疎水化処理したシリカ微粉体0.5部と
をヘンシェルミキサーにより混合して、トナー粒子表面
にシリカ微粉体を有するシアントナーを調製した。
ルジシラザンで疎水化処理したシリカ微粉体0.5部と
をヘンシェルミキサーにより混合して、トナー粒子表面
にシリカ微粉体を有するシアントナーを調製した。
【0156】このシアントナーと、上記キャリアを温度
/湿度がL/L(温度15℃/湿度10%RH),N/
N(温度23℃/湿度60%RH),H/H(温度30
℃/湿度90%RH)の各環境に4日間放置した後、ト
ナー濃度5%で混合し、図3の方法により帯電量を測定
した。以上の結果は表4に示すように環境変動に対する
帯電量の変化の少ないことがわかる。
/湿度がL/L(温度15℃/湿度10%RH),N/
N(温度23℃/湿度60%RH),H/H(温度30
℃/湿度90%RH)の各環境に4日間放置した後、ト
ナー濃度5%で混合し、図3の方法により帯電量を測定
した。以上の結果は表4に示すように環境変動に対する
帯電量の変化の少ないことがわかる。
【0157】次に上記キャリアと、上記シアントナーを
N/N環境下でトナー濃度5%で混合し、現像剤を作製
し、現像コントラストを350Vに固定したフルカラー
レザー複写機CLC−500(キヤノン社製)の現像器
のブレードを非磁性とする等の改造を加えた改造機を用
い、前記の種々の環境下で1万枚の複写耐久テストを行
った。以上の結果は表4に示す様に、耐久性に優れ、環
境変動に対する変化の少ないことがわかる。また、感光
体上へのキャリア付着も認められず、現像剤の穂は密で
あり、従来と比較してより高画質を達成している。
N/N環境下でトナー濃度5%で混合し、現像剤を作製
し、現像コントラストを350Vに固定したフルカラー
レザー複写機CLC−500(キヤノン社製)の現像器
のブレードを非磁性とする等の改造を加えた改造機を用
い、前記の種々の環境下で1万枚の複写耐久テストを行
った。以上の結果は表4に示す様に、耐久性に優れ、環
境変動に対する変化の少ないことがわかる。また、感光
体上へのキャリア付着も認められず、現像剤の穂は密で
あり、従来と比較してより高画質を達成している。
【0158】次に、上記シアントナーとキャリアを温度
/湿度がN/N(23℃/60%RH)環境下でトナー
濃度5%となる様に混合し現像剤を得た。得られた現像
剤100gを250ccポリ瓶に入れ、ターブラミキサ
ーによる振とうを1時間行った。その後で現像剤を取り
出し、電子顕微鏡で現像剤の観察を行った。この結果、
表3に示すように、キャリアからの磁性体の脱離、被覆
剤のはがれ、トナーによるフィルミング等認められなか
った。また、トナーの外添剤の脱離、埋没等も認められ
なかった。
/湿度がN/N(23℃/60%RH)環境下でトナー
濃度5%となる様に混合し現像剤を得た。得られた現像
剤100gを250ccポリ瓶に入れ、ターブラミキサ
ーによる振とうを1時間行った。その後で現像剤を取り
出し、電子顕微鏡で現像剤の観察を行った。この結果、
表3に示すように、キャリアからの磁性体の脱離、被覆
剤のはがれ、トナーによるフィルミング等認められなか
った。また、トナーの外添剤の脱離、埋没等も認められ
なかった。
【0159】また、シアントナーと上記樹脂キャリアを
温度/湿度がL/L(15℃/10%RH)環境下でト
ナー濃度5%となる様に混合し現像剤を得た。これを同
環境下でキヤノン製フルカラーレーザー複写機CLC−
500用改造現像器の中に入れ、外部モーター駆動(周
速300rpm)により空回転を30分行った。この
後、CLC−500改造機を用い、現像コントラスト3
50Vとして画像出しを行った。この結果、ベタ画像の
濃度も十分であり、また、ハーフトーン部の再現性も良
好であった。
温度/湿度がL/L(15℃/10%RH)環境下でト
ナー濃度5%となる様に混合し現像剤を得た。これを同
環境下でキヤノン製フルカラーレーザー複写機CLC−
500用改造現像器の中に入れ、外部モーター駆動(周
速300rpm)により空回転を30分行った。この
後、CLC−500改造機を用い、現像コントラスト3
50Vとして画像出しを行った。この結果、ベタ画像の
濃度も十分であり、また、ハーフトーン部の再現性も良
好であった。
【0160】(比較例1)実施例1で用いた磁性体分散
樹脂粒子に樹脂コートを施さずにキャリアとした。
樹脂粒子に樹脂コートを施さずにキャリアとした。
【0161】このキャリアの物性を表1に示す。また、
このキャリアを実施例1と同様のテストを行った。
このキャリアを実施例1と同様のテストを行った。
【0162】振とう試験の結果、電子顕微鏡による観察
で、キャリアからの磁性体の脱離が見られた。
で、キャリアからの磁性体の脱離が見られた。
【0163】(比較例2)実施例1で用いた磁性体分散
樹脂粒子の代わりに45μmの還元鉄粒子を用いて、実
施例1と同様に実施例1で用いた被覆樹脂を被覆した。
得られたキャリアの物性を表1に示す。このキャリアを
用いて実施例1と同様の測定あるいはテストを行った。
樹脂粒子の代わりに45μmの還元鉄粒子を用いて、実
施例1と同様に実施例1で用いた被覆樹脂を被覆した。
得られたキャリアの物性を表1に示す。このキャリアを
用いて実施例1と同様の測定あるいはテストを行った。
【0164】振とう試験の結果、キャリアは振とう前と
変化はなかったが、トナー表面の外添剤の埋没が若干観
察された。また、現像剤の穂は粗く、画像出し試験の結
果、特にハーフトーン部に若干のガサツキが見られた。
更に1万枚の耐久試験を行った結果、ライン画像の乱れ
を生じた。
変化はなかったが、トナー表面の外添剤の埋没が若干観
察された。また、現像剤の穂は粗く、画像出し試験の結
果、特にハーフトーン部に若干のガサツキが見られた。
更に1万枚の耐久試験を行った結果、ライン画像の乱れ
を生じた。
【0165】(比較例3) スチレン 12.0% アクリル酸2−エチルヘキシル 3.0% Cu−Zn・フェライト粒子 85.0% (モル% Fe2O3:CuO:ZnO=60:17:23) 上記材料を実施例1と同様に造粒し、磁性体分散樹脂粒
子を得た。得られた粒子の表面に、実施例1と同様の樹
脂被覆層を被覆した。電子顕微鏡による観察によれば、
コア材が樹脂で均一にコートされていることが確認され
た。
子を得た。得られた粒子の表面に、実施例1と同様の樹
脂被覆層を被覆した。電子顕微鏡による観察によれば、
コア材が樹脂で均一にコートされていることが確認され
た。
【0166】また、実施例1と同様のシアントナーと上
記キャリアとを実施例1と同様に混合し、テストを行っ
たところ、環境変動に対する帯電量の変動は少なかった
ものの、現像剤の穂は粗く画像にガサツキが見られた。
更に、感光体へのキャリア付着も認められた。
記キャリアとを実施例1と同様に混合し、テストを行っ
たところ、環境変動に対する帯電量の変動は少なかった
ものの、現像剤の穂は粗く画像にガサツキが見られた。
更に、感光体へのキャリア付着も認められた。
【0167】(比較例4)スチレン−メタクリル酸2−
ヒドロキシエチル −メタクリル酸メチル共重合体 (モノマー組成重量比=40:10:50, ヒドロキシル価(KOHmg/g)=30) 上記のスチレン系共重合体の20%アセトンとメチルエ
チルケトン(混合重量比=1:1)の混合溶液100部
を用い、実施例1と同様のキャリアコア材に実施例1と
同様の方法で塗布してキャリアコア材の表面を樹脂被覆
層で被覆したキャリアを得た。このキャリアの物性を表
1に示す。また、このキャリアを用いて実施例1と同様
なテストを行った。表4の結果からわかるように、本発
明による第4級アンモニウム塩を含有しない樹脂被覆層
をキャリアコア材に被覆したキャリアにおいては環境変
動による帯電量の変動が大きいことがわかる。
ヒドロキシエチル −メタクリル酸メチル共重合体 (モノマー組成重量比=40:10:50, ヒドロキシル価(KOHmg/g)=30) 上記のスチレン系共重合体の20%アセトンとメチルエ
チルケトン(混合重量比=1:1)の混合溶液100部
を用い、実施例1と同様のキャリアコア材に実施例1と
同様の方法で塗布してキャリアコア材の表面を樹脂被覆
層で被覆したキャリアを得た。このキャリアの物性を表
1に示す。また、このキャリアを用いて実施例1と同様
なテストを行った。表4の結果からわかるように、本発
明による第4級アンモニウム塩を含有しない樹脂被覆層
をキャリアコア材に被覆したキャリアにおいては環境変
動による帯電量の変動が大きいことがわかる。
【0168】(実施例2)実施例1と同様な処方を用い
て、容器中で温度70℃に加温し、溶解させ単量体混合
物とした。さらに70℃に保持しながら、開始剤アゾビ
スイソニトリルを加えて溶解し、単量体組成物を調製し
た。これを1%PVA水溶液1.2リットル入った2リ
ットルフラスコに投入し、70℃でホモジナイザーによ
り2400rpmで10分撹拌し、組成物を造粒した。
その後、パドル撹拌機で撹拌しつつ、70℃、10時間
重合を行った。重合反応終了後、反応生成物を冷却し、
得られた磁性体分散スチレンアクリルスラリーを洗浄、
濾過した。これを乾燥して磁性体分散樹脂粒子を得た。
得られた磁性体分散樹脂粒子の粒径は74μmであっ
た。この磁性体分散樹脂粒子の表面に実施例1と同様に
して被覆を行い、キャリアを得た。得られたキャリアの
物性を表1に示す。また、このキャリアを用いて実施例
1と同様なテストを行った。
て、容器中で温度70℃に加温し、溶解させ単量体混合
物とした。さらに70℃に保持しながら、開始剤アゾビ
スイソニトリルを加えて溶解し、単量体組成物を調製し
た。これを1%PVA水溶液1.2リットル入った2リ
ットルフラスコに投入し、70℃でホモジナイザーによ
り2400rpmで10分撹拌し、組成物を造粒した。
その後、パドル撹拌機で撹拌しつつ、70℃、10時間
重合を行った。重合反応終了後、反応生成物を冷却し、
得られた磁性体分散スチレンアクリルスラリーを洗浄、
濾過した。これを乾燥して磁性体分散樹脂粒子を得た。
得られた磁性体分散樹脂粒子の粒径は74μmであっ
た。この磁性体分散樹脂粒子の表面に実施例1と同様に
して被覆を行い、キャリアを得た。得られたキャリアの
物性を表1に示す。また、このキャリアを用いて実施例
1と同様なテストを行った。
【0169】低湿下での空回転後の画像出し試験の結
果、特にハーフトーン部で若干のガサツキが見られたが
実用上特に問題にはならなかった。
果、特にハーフトーン部で若干のガサツキが見られたが
実用上特に問題にはならなかった。
【0170】(実施例3) スチレン−アクリル酸2−エチルヘキシル 23% −アクリル酸ブチル共重合体 (モノマー組成比=40:40:20) Sr−フェライト(モル% Fe2O3:SrO=85:15) 77% 上記材料をヘンシェルミキサーにより十分予備混合を行
った後、3本ロールミルで少なくとも2回以上溶融混練
し、冷却後ハンマーミルを用いて粒径約2mm程度に粗
粉砕した。次いでエアージェット方式による微粉砕機で
粒径約53μmに微粉砕した。更に、得られた微粉砕物
をメカノミルMM−10(岡田精工製)に投入し、機械
的に球形化した。球形化を施した微粉砕粒子をさらに分
級して磁性体分散樹脂粒子を得た。得られた磁性体分散
樹脂粒子の粒径は51μmであった。
った後、3本ロールミルで少なくとも2回以上溶融混練
し、冷却後ハンマーミルを用いて粒径約2mm程度に粗
粉砕した。次いでエアージェット方式による微粉砕機で
粒径約53μmに微粉砕した。更に、得られた微粉砕物
をメカノミルMM−10(岡田精工製)に投入し、機械
的に球形化した。球形化を施した微粉砕粒子をさらに分
級して磁性体分散樹脂粒子を得た。得られた磁性体分散
樹脂粒子の粒径は51μmであった。
【0171】その得られた磁性体分散樹脂粒子の表面に
実施例1と同様にして被覆層を設けて樹脂コートキャリ
アを得た。
実施例1と同様にして被覆層を設けて樹脂コートキャリ
アを得た。
【0172】このキャリアの物性を表1に示す。また、
このキャリアを実施例1Aと同様のテストを行った。
このキャリアを実施例1Aと同様のテストを行った。
【0173】その結果、実施例1と同様に環境変動時の
帯電量の変化が少なく、また、キャリア付着もなく、振
とう試験、画像出し試験においても良好であった。
帯電量の変化が少なく、また、キャリア付着もなく、振
とう試験、画像出し試験においても良好であった。
【0174】(実施例4) エトキシ化ビスフェノール−フマル酸−トリメリット酸 23% (50/40/10)を縮合して得られたポリエステル樹脂 Ba−フェライト(モル% Fe2O3:BaO=85:15) 77% 上記材料を実施例3と同様にして、球形化された磁性体
分散樹脂粒子を得た。この粒子の粒径は52μmであっ
た。
分散樹脂粒子を得た。この粒子の粒径は52μmであっ
た。
【0175】得られた磁性体分散樹脂微粒子に以下のよ
うにして被覆樹脂を塗布した。
うにして被覆樹脂を塗布した。
【0176】スチレン−メチルメタクリレート−2−エ
チルヘキシル共重合体 (モノマー組成重量比=55:25:20) の10%メチルエチルケトン溶液100部に、〈例1
2〉に示した第4級アンモニウム塩を粒子のまま0.8
0部添加し、撹拌機にて十分混合するまで撹拌しキャリ
ア被覆溶液を作製した。
チルヘキシル共重合体 (モノマー組成重量比=55:25:20) の10%メチルエチルケトン溶液100部に、〈例1
2〉に示した第4級アンモニウム塩を粒子のまま0.8
0部添加し、撹拌機にて十分混合するまで撹拌しキャリ
ア被覆溶液を作製した。
【0177】このキャリア被覆溶液を塗布機(岡田精工
社製:スピラコーター)により、上記磁性体分散樹脂微
粒子に塗布した。得られた塗布後のキャリアを60℃−
3時間加熱してキャリアコア材の表面を被覆樹脂で被覆
したキャリアを得た。
社製:スピラコーター)により、上記磁性体分散樹脂微
粒子に塗布した。得られた塗布後のキャリアを60℃−
3時間加熱してキャリアコア材の表面を被覆樹脂で被覆
したキャリアを得た。
【0178】得られたキャリアの物性を表1に示す。ま
た、実施例1と同様なテストを行ったところ、実施例1
と同様に良好な結果が得られた。
た、実施例1と同様なテストを行ったところ、実施例1
と同様に良好な結果が得られた。
【0179】(実施例5)実施例4のBa−フェライト
量を40%(残りはポリエステル樹脂)にする以外は実
施例2と同様に磁性体分散樹脂粒子を作製した。これに
実施例4で用いた被覆樹脂を用いて実施例4と同様に被
覆を行い、磁性体分散樹脂キャリアを得た。このキャリ
アの物性を表1に示す。また、このキャリアを実施例1
と同様にテストを行った。振とう試験の結果は、実施例
4と同様に良好であったが、感光ドラム上へのキャリア
付着が若干見られ、また、低湿下における画像出し試験
において、ベタ画像の濃度が実施例4に比べて若干低く
なったが実用上特に問題にはならなかった。
量を40%(残りはポリエステル樹脂)にする以外は実
施例2と同様に磁性体分散樹脂粒子を作製した。これに
実施例4で用いた被覆樹脂を用いて実施例4と同様に被
覆を行い、磁性体分散樹脂キャリアを得た。このキャリ
アの物性を表1に示す。また、このキャリアを実施例1
と同様にテストを行った。振とう試験の結果は、実施例
4と同様に良好であったが、感光ドラム上へのキャリア
付着が若干見られ、また、低湿下における画像出し試験
において、ベタ画像の濃度が実施例4に比べて若干低く
なったが実用上特に問題にはならなかった。
【0180】(実施例6) フェノール 5.5% ホルムアルデヒド 2.5% (ホルムアルデヒド約37%,メタノール約10%,残りは水) Sr−フェライト(モル% Fe2O3:SrO=85:15) 92.0% 上記材料を塩基性触媒としてアンモニア、重合安定化剤
としてフッ化カルシウムを用いて、水相中で撹拌を行い
つつ、徐々に温度80℃まで加温し、2時間重合を行っ
た。得られた磁性体分散樹脂粒子の粒径は43μmであ
った。この樹脂粒子に実施例1で用いた被覆樹脂を10
wt%溶解したメチルエチルケトン溶液を用いて実施例
1と同様にして被覆を行った。得られた樹脂被覆キャリ
アの物性を表1に示す。また、このキャリアを用いて実
施例1と同様なテストを行ったところ、実施例1と同様
な良好な結果が得られた。
としてフッ化カルシウムを用いて、水相中で撹拌を行い
つつ、徐々に温度80℃まで加温し、2時間重合を行っ
た。得られた磁性体分散樹脂粒子の粒径は43μmであ
った。この樹脂粒子に実施例1で用いた被覆樹脂を10
wt%溶解したメチルエチルケトン溶液を用いて実施例
1と同様にして被覆を行った。得られた樹脂被覆キャリ
アの物性を表1に示す。また、このキャリアを用いて実
施例1と同様なテストを行ったところ、実施例1と同様
な良好な結果が得られた。
【0181】(実施例7)キャリアコア材としては、実
施例6と同様のものを用いた。また、被覆樹脂として
は、下記のものを用いて、実施例6と同様に被覆を行っ
た。
施例6と同様のものを用いた。また、被覆樹脂として
は、下記のものを用いて、実施例6と同様に被覆を行っ
た。
【0182】また、トナーとして、 スチレン−アクリル酸2−エチルヘキシル− 100部 メタクリル酸ジメチルアミノエチル共重合体 (モノマー組成重量比=80/15/5) 銅フタロシアニン 4部 低分子量ポリプロピレン 5部 上記材料を実施例1と同様にして重量平均径12.2μ
mの青色粒子を得た。この粒子100部に対してアミノ
変性シリコーンオイルで処理された正帯電性コロイダル
シリカ0.8部をヘンシェルミキサーにより混合し
て、、正帯電性シアントナーを得た。
mの青色粒子を得た。この粒子100部に対してアミノ
変性シリコーンオイルで処理された正帯電性コロイダル
シリカ0.8部をヘンシェルミキサーにより混合し
て、、正帯電性シアントナーを得た。
【0183】上記トナーとキャリアを用いてトナー濃度
を8%とする以外は実施例1と同様の方法で各種環境下
におけるトナーの帯電量を測定した。以上の結果は表4
に示す様に環境の変動が少ないことが分る。
を8%とする以外は実施例1と同様の方法で各種環境下
におけるトナーの帯電量を測定した。以上の結果は表4
に示す様に環境の変動が少ないことが分る。
【0184】次に上記トナーとキャリアを、トナー濃度
8%となるようにN/N下で混合して現像剤を作製し、
キヤノン製複写機NP−4835現像器のブレードを非
磁性とする等の改造を加えた改造機を用いて各種環境下
で複写耐久試験を行ったところ、表4に示すように画像
出し試験においても環境変動によらず安定した画像濃度
の良好な画像が得られた。
8%となるようにN/N下で混合して現像剤を作製し、
キヤノン製複写機NP−4835現像器のブレードを非
磁性とする等の改造を加えた改造機を用いて各種環境下
で複写耐久試験を行ったところ、表4に示すように画像
出し試験においても環境変動によらず安定した画像濃度
の良好な画像が得られた。
【0185】次に、上記トナーとキャリアを温度/湿度
がN/N(23℃/60%RH)環境下でトナー濃度5
%となる様に混合し現像剤を得た。得られた現像剤10
0gを250ccポリ瓶に入れ、ターブラミキサーによ
る振とうを1時間行った。その後で現像剤を取り出し、
電子顕微鏡で現像剤の観察を行った。この結果、キャリ
アからの磁性体の脱離、被覆剤のはがれ、トナーによる
フィルミング等認められなかった。また、トナーの外添
剤の脱離、埋没等も認められなかった。
がN/N(23℃/60%RH)環境下でトナー濃度5
%となる様に混合し現像剤を得た。得られた現像剤10
0gを250ccポリ瓶に入れ、ターブラミキサーによ
る振とうを1時間行った。その後で現像剤を取り出し、
電子顕微鏡で現像剤の観察を行った。この結果、キャリ
アからの磁性体の脱離、被覆剤のはがれ、トナーによる
フィルミング等認められなかった。また、トナーの外添
剤の脱離、埋没等も認められなかった。
【0186】次に、上記トナーとキャリアを温度/湿度
がL/L(15℃/10%RH)環境下でトナー濃度8
%となるように混合し現像剤を得た。これを同環境下で
キヤノン製複写機NP−4835改造機の色現像器の中
に入れ外部モーター駆動により空回転を30分行った。
この後、NP−4835改造機を用い、画像出しを行っ
た。この結果、ベタ画像の濃度も十分であり、またハー
フトーン部の再現性、ライン画像の鮮明度も良好であっ
た。
がL/L(15℃/10%RH)環境下でトナー濃度8
%となるように混合し現像剤を得た。これを同環境下で
キヤノン製複写機NP−4835改造機の色現像器の中
に入れ外部モーター駆動により空回転を30分行った。
この後、NP−4835改造機を用い、画像出しを行っ
た。この結果、ベタ画像の濃度も十分であり、またハー
フトーン部の再現性、ライン画像の鮮明度も良好であっ
た。
【0187】(比較例5)下記式で示される第4級アン
モニウム塩を蒸留水に溶かし、0.5%の調整液を作製
した。この調整液に、平均粒径44μmの実施例1と同
様のキャリアコア粒子を浸漬させ、20分間撹拌し、ろ
過後、105℃−2時間の乾燥工程を経てキャリアを得
た。得られたキャリアを用い、実施例1と同様のトナー
を用い、実施例1と同様の評価を行った。結果は、表4
に示すように、各環境とも大差のない帯電量が得られた
が、複写耐久試験により環境変動による画像濃度差が大
きくなっていった。ターブラミキサーによる振とう試験
後、キャリア表面を電子顕微鏡で観察したところトナー
のフィルミングが認められた。 (RはC12〜18アルキル基を示す。) (実施例8) スチレン−アクリル酸フェニル共重合体 (モノマー組成重量比=50/50) 上記スチレン系共重合体の20%メチルエチルケトン溶
液100部と〈例8〉に示した第4級アンモニウム塩を
溶解した、第4級アンモニウム塩の1.0%エタノール
溶液(溶解度1.0g/100g(エタノール)以上)
20部とを撹拌機にて十分混合するまで撹拌しキャリア
被覆溶液を作製した。
モニウム塩を蒸留水に溶かし、0.5%の調整液を作製
した。この調整液に、平均粒径44μmの実施例1と同
様のキャリアコア粒子を浸漬させ、20分間撹拌し、ろ
過後、105℃−2時間の乾燥工程を経てキャリアを得
た。得られたキャリアを用い、実施例1と同様のトナー
を用い、実施例1と同様の評価を行った。結果は、表4
に示すように、各環境とも大差のない帯電量が得られた
が、複写耐久試験により環境変動による画像濃度差が大
きくなっていった。ターブラミキサーによる振とう試験
後、キャリア表面を電子顕微鏡で観察したところトナー
のフィルミングが認められた。 (RはC12〜18アルキル基を示す。) (実施例8) スチレン−アクリル酸フェニル共重合体 (モノマー組成重量比=50/50) 上記スチレン系共重合体の20%メチルエチルケトン溶
液100部と〈例8〉に示した第4級アンモニウム塩を
溶解した、第4級アンモニウム塩の1.0%エタノール
溶液(溶解度1.0g/100g(エタノール)以上)
20部とを撹拌機にて十分混合するまで撹拌しキャリア
被覆溶液を作製した。
【0188】このキャリア被覆溶液を塗布機(スピラコ
ーター、岡田精工社製)により、実施例6で用いたのと
同様のコア材に実施例6と同様にして塗布した。得られ
た塗布後のキャリアを60℃−3時間乾燥して溶剤を除
去してキャリアコア材の表面を被覆樹脂で被覆したキャ
リアを得た。
ーター、岡田精工社製)により、実施例6で用いたのと
同様のコア材に実施例6と同様にして塗布した。得られ
た塗布後のキャリアを60℃−3時間乾燥して溶剤を除
去してキャリアコア材の表面を被覆樹脂で被覆したキャ
リアを得た。
【0189】上記キャリアを用い、実施例1と同様のテ
ストを行った。
ストを行った。
【0190】L/L(15℃/10%)、N/N(23
℃/60%)、H/H(30℃/90%)の各環境下で
の画像出し耐久テストにおいては、初期、反射画像濃度
がH/H:1.53,N/N:1.50,L/L:1.
48と十分高く、耐久1万枚後もH/H:1.52,N
/N:1.49,L/L:1.49と高く、かつ環境変
動によることの少ない良好な画像が得られた。
℃/60%)、H/H(30℃/90%)の各環境下で
の画像出し耐久テストにおいては、初期、反射画像濃度
がH/H:1.53,N/N:1.50,L/L:1.
48と十分高く、耐久1万枚後もH/H:1.52,N
/N:1.49,L/L:1.49と高く、かつ環境変
動によることの少ない良好な画像が得られた。
【0191】また、実施例1と同様にしてターブラミキ
サーによるポリビン振とう試験を行った。結果を表3に
示す。
サーによるポリビン振とう試験を行った。結果を表3に
示す。
【0192】また、一連の画像出しテスト中、感光ドラ
ム上あるいは紙上へのキャリア付着は極めて少なく、現
像剤の穂は密であり、従来と比較して、より高画質の画
像が得られた。
ム上あるいは紙上へのキャリア付着は極めて少なく、現
像剤の穂は密であり、従来と比較して、より高画質の画
像が得られた。
【0193】(比較例6) スチレン−メタクリル酸2−エチルヘキシル− メタクリル酸ブチル共重合体 (モノマー組成重量比=50:10:40) 上記スチレン系共重合体の20%メチルエチルケトン溶
液100部にニグロシン染料N−07を溶解したN−0
7の1.0%アセトン溶液20部とを撹拌機にて十分混
合するまで撹拌し、キャリア被覆溶液を作製した。
液100部にニグロシン染料N−07を溶解したN−0
7の1.0%アセトン溶液20部とを撹拌機にて十分混
合するまで撹拌し、キャリア被覆溶液を作製した。
【0194】このキャリア被覆溶液を塗布機(スピラコ
ーター、岡田精工社製)により、実施例7で用いたのと
同様のコア材に実施例7と同様にして塗布した。得られ
た塗布後のキャリアを60℃−3時間乾燥して溶剤を除
去してキャリアコア材の表面を被覆樹脂で被覆したキャ
リアを得た。
ーター、岡田精工社製)により、実施例7で用いたのと
同様のコア材に実施例7と同様にして塗布した。得られ
た塗布後のキャリアを60℃−3時間乾燥して溶剤を除
去してキャリアコア材の表面を被覆樹脂で被覆したキャ
リアを得た。
【0195】このキャリアを用いて実施例1と同様の測
定あるいはテストを行ったところ、表4に示す様に荷電
制御剤としてニグロシンN−07を添加することで帯電
の環境安定性が向上しているわけではないことがわか
る。また、画出し耐久を行ったところ、初期においては
反射画像濃度H/H:1.04,N/N:1.26,L
/L:1.43となっており1万枚耐久後はH/H:
0.73,N/N:0.95,L/L:1.14と初期
に比べ大きく反射画像濃度が低下していることが認めら
れる。さらに、耐久後の画像には黒色のカブリが認めら
れ、キャリア表面からニグロシンN−07が脱離して、
現像されるか、または飛散して画質劣化を引き起こして
いることが分った。また、実施例1と同様にしてターブ
ラミキサーによるポリビン振とう試験を行った。結果を
表3に示す。
定あるいはテストを行ったところ、表4に示す様に荷電
制御剤としてニグロシンN−07を添加することで帯電
の環境安定性が向上しているわけではないことがわか
る。また、画出し耐久を行ったところ、初期においては
反射画像濃度H/H:1.04,N/N:1.26,L
/L:1.43となっており1万枚耐久後はH/H:
0.73,N/N:0.95,L/L:1.14と初期
に比べ大きく反射画像濃度が低下していることが認めら
れる。さらに、耐久後の画像には黒色のカブリが認めら
れ、キャリア表面からニグロシンN−07が脱離して、
現像されるか、または飛散して画質劣化を引き起こして
いることが分った。また、実施例1と同様にしてターブ
ラミキサーによるポリビン振とう試験を行った。結果を
表3に示す。
【0196】
【表1】
【0197】
【表2】
【0198】
【表3】
【0199】
【表4】
【0200】(実施例9) プロポキシ化ビスフェノールとフマル酸を 100部 縮合して得られたポリエステル樹脂 フタロシアニン顔料 5部 ジ−tert−ブチルサリチル酸のクロム錯塩 4部 上記の各処方量を充分ヘンシェルミキサーにより予備混
合を行い、3本ロールミルで少なくとも2回以上溶融混
練し、冷却後カッターミルにて粗粉砕した後、ジェット
気流を用いた微粉砕機を用いて微粉砕し、得られた微粉
砕粉を固定壁型風力分級機で分級して分級粉を生成し
た。さらに、得られた分級粉をコアンダ効果を利用した
多分割分級装置(日鉄鉱業社製エルボジェット分級機)
で超微粉および粗粉を同時に厳密に分級除去して重量平
均粒径6.6μmのシアン色の粉末(トナー)を得た。
このトナーの粒度分布を表5に示す。
合を行い、3本ロールミルで少なくとも2回以上溶融混
練し、冷却後カッターミルにて粗粉砕した後、ジェット
気流を用いた微粉砕機を用いて微粉砕し、得られた微粉
砕粉を固定壁型風力分級機で分級して分級粉を生成し
た。さらに、得られた分級粉をコアンダ効果を利用した
多分割分級装置(日鉄鉱業社製エルボジェット分級機)
で超微粉および粗粉を同時に厳密に分級除去して重量平
均粒径6.6μmのシアン色の粉末(トナー)を得た。
このトナーの粒度分布を表5に示す。
【0201】上記シアントナー100部と、ヘキサメチ
ルジシラザンで疎水化処理したシリカ微粉体0.5部と
をヘンシェルミキサーにより混合して、トナー粒子表面
にシリカ微粉体を有するシアントナーを調製した。
ルジシラザンで疎水化処理したシリカ微粉体0.5部と
をヘンシェルミキサーにより混合して、トナー粒子表面
にシリカ微粉体を有するシアントナーを調製した。
【0202】実施例1で用いたトナーに代えて、上記の
如く得られたシアントナーを用いる以外は実施例1と同
様にしてテストを行なったところ実施例1と同様の結果
が得られ、特に解像性及びトナー消費量の点が実施例1
よりさらに優れていた。
如く得られたシアントナーを用いる以外は実施例1と同
様にしてテストを行なったところ実施例1と同様の結果
が得られ、特に解像性及びトナー消費量の点が実施例1
よりさらに優れていた。
【0203】
【表5】
【0204】
【発明の効果】本発明の磁性体分散型キャリアは、特定
の磁気特性を持つ磁性体微粒子をバインダー樹脂中に含
有せしめたキャリアコア材の表面に上記の特定な第4級
アンモニウム塩を含有する樹脂被覆層が形成されている
ので次の効果を有する。 (1)スリーブ上におけるキャリアの“穂立ち”を密に
し、高精細画像を得ることができる。 (2)環境変動による帯電量の変化が極めて少なく、安
定した画像濃度が得られる。 (3)(2)の効果が耐久することによってもそこなわ
れない。 (4)耐久によるトナースペント化の如きキャリア劣化
が少ない。 (5)耐久により現像剤の劣化、特に、トナー劣化(ト
ナー表面の外添剤の剥離、埋没)が少なく、安定して高
画質が得られる。
の磁気特性を持つ磁性体微粒子をバインダー樹脂中に含
有せしめたキャリアコア材の表面に上記の特定な第4級
アンモニウム塩を含有する樹脂被覆層が形成されている
ので次の効果を有する。 (1)スリーブ上におけるキャリアの“穂立ち”を密に
し、高精細画像を得ることができる。 (2)環境変動による帯電量の変化が極めて少なく、安
定した画像濃度が得られる。 (3)(2)の効果が耐久することによってもそこなわ
れない。 (4)耐久によるトナースペント化の如きキャリア劣化
が少ない。 (5)耐久により現像剤の劣化、特に、トナー劣化(ト
ナー表面の外添剤の剥離、埋没)が少なく、安定して高
画質が得られる。
【0205】本発明の静電荷像現像用二成分系現像剤
は、キャリアとして上記構成のキャリアを含んでいるの
で、次の効果を有する。 (1)スリーブ上において、単位面積あたりの磁気ブラ
シの“穂立ち”の密度が大きく、高精細画像が得られ
る。 (2)環境変動による帯電量の変化が極めて少なく、安
定した画像濃度を有する画像が得られる。 (3)(2)の効果が耐久することによってもそこなわ
れない。 (4)耐久によるトナースペント化の如きキャリア劣化
が少ないので、長期間にわたり良好な画像を形成するこ
とができる。
は、キャリアとして上記構成のキャリアを含んでいるの
で、次の効果を有する。 (1)スリーブ上において、単位面積あたりの磁気ブラ
シの“穂立ち”の密度が大きく、高精細画像が得られ
る。 (2)環境変動による帯電量の変化が極めて少なく、安
定した画像濃度を有する画像が得られる。 (3)(2)の効果が耐久することによってもそこなわ
れない。 (4)耐久によるトナースペント化の如きキャリア劣化
が少ないので、長期間にわたり良好な画像を形成するこ
とができる。
【0206】本発明の電子写真用キャリアの製造方法
は、上記の特定な第4級アンモニウム塩を含有するキャ
リア被覆溶液をキャリアコア材に塗布してキャリアコア
材の表面に樹脂被覆層を形成するので、該第4級アンモ
ニウム塩が樹脂被覆層中に均一に分散している電子写真
用キャリアを得ることができる。
は、上記の特定な第4級アンモニウム塩を含有するキャ
リア被覆溶液をキャリアコア材に塗布してキャリアコア
材の表面に樹脂被覆層を形成するので、該第4級アンモ
ニウム塩が樹脂被覆層中に均一に分散している電子写真
用キャリアを得ることができる。
【図1】電気抵抗の測定装置を模式的に示した概略図で
ある。
ある。
【図2】本発明の二成分系現像剤のトナーの摩擦電荷を
測定するための装置を模式的に示した概略図である。
測定するための装置を模式的に示した概略図である。
1 主電極 2 上部電極 3 絶縁物 4 電流計 5 電圧計 6 定電圧装置 7 キャリア 8 ガイドリング 21 導電性スクリーン 22 測定容器 23 フタ 24 吸引機 25 吸引口 26 風量調節弁 27 真空計 28 電位計 29 コンデンサー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0170
【補正方法】変更
【補正内容】
【0170】(実施例3) スチレン−アクリル酸2−エチルヘキシル 23% −アクリル酸ブチル共重合体 (モノマー組成比=80:10:10) Sr−フェライト(モル% Fe2 O3 :SrO=85:15) 77% 上記材料をヘンシェルミキサーにより十分予備混合を行
った後、3本ロールミルで少なくとも2回以上溶融混練
し、冷却後ハンマーミルを用いて粒径約2mm程度に粗
粉砕した。次いでエアージェット方式による微粉砕機で
粒径約53μmに微粉砕した。更に、得られた微粉砕物
をメカノミルMM−10(岡田精工社製)に投入し、機
械的に球形化した。球形化を施した微粉砕粒子をさらに
分級して磁性体分散樹脂粒子を得た。得られた磁性体分
散樹脂粒子の粒径は51μmであった。
った後、3本ロールミルで少なくとも2回以上溶融混練
し、冷却後ハンマーミルを用いて粒径約2mm程度に粗
粉砕した。次いでエアージェット方式による微粉砕機で
粒径約53μmに微粉砕した。更に、得られた微粉砕物
をメカノミルMM−10(岡田精工社製)に投入し、機
械的に球形化した。球形化を施した微粉砕粒子をさらに
分級して磁性体分散樹脂粒子を得た。得られた磁性体分
散樹脂粒子の粒径は51μmであった。
Claims (20)
- 【請求項1】 結着樹脂中に磁性体微粒子を分散させて
なるコア材を有し、該コア材表面を樹脂被覆層で被覆し
た磁性体分散型キャリアにおいて、 該磁性体微粒子は、ストロンチウムフェライト、バリ
ウムフェライト、または鉛フェライトを含み、該フェラ
イトは、周期率表IA、IIA、IIIA、IVA、V
A、VIA、IB、IIB、IVB、VB、VIB、V
IIB、VIIIの族の元素を含んでもよく、その他の
元素の含有量は1%wt未満であり、該磁性体微粒子の
保磁力が、磁場10Kエルステッドのもとで300Ga
uss以上であり、 該樹脂被覆層は、絶縁性樹脂材料と下記式 【化1】 (式中R1,R2,R3及びR4はアルキル基、アリール基
又はアラルキル基を示し、同一でもお互いに異なってい
ても良く、Aは有機アニオン又はポリ酸イオンを示
す。)で示される第4級アンモニウム塩とを含有してい
ることを特徴とする磁性体分散型キャリア。 - 【請求項2】 キャリアの真比重が、1.5〜5.0で
あることを特徴とする、請求項1記載の磁性体分散型キ
ャリア。 - 【請求項3】 コア材の粒径が10μm〜60μmであ
ることを特徴とする請求項1又は2に記載の磁性体分散
型キャリア。 - 【請求項4】 キャリアの比抵抗が108Ω・cm〜1
013Ω・cmであることを特徴とする請求項1乃至3の
いずれかに記載の磁性体分散型キャリア。 - 【請求項5】 結着樹脂中に磁性体微粒子を分散させて
なるコア材が、重合法によって生成されることを特徴と
する請求項1乃至4のいずれかに記載の磁性体分散型キ
ャリア。 - 【請求項6】 前記第4級アンモニウム塩はレーキ化物
である請求項1記載の磁性体分散型キャリア。 - 【請求項7】 R4はアリール基又はアラルキル基を示
す請求項1又は6記載の磁性体分散型キャリア。 - 【請求項8】 R1,R2及びR3はアルキル基又はアリ
ール基を示し、かつR4は下記式 【化2】 (nは0,1,2,又は3である)で示されるアリール
基又はアラルキル基を示す請求項1又は6記載の磁性体
分散型キャリア。 - 【請求項9】 R4はアルキル基を示す請求項1又は6
記載の磁性体分散型キャリア。 - 【請求項10】 R1,R2,R3及びR4はアルキル基を
示す請求項1又は6記載の磁性体分散型キャリア。 - 【請求項11】 前記樹脂被覆層はアクリル系樹脂を含
有する請求項1乃至10のいずれかに記載の磁性体分散
型キャリア。 - 【請求項12】 前記樹脂被覆層は、絶縁性樹脂材料と
前記第4級アンモニウム塩が該第4級アンモニウム塩に
対する溶解度が1.0g/100g(溶媒)以上の溶媒
に溶解した第4級アンモニウム溶解液とを含むキャリア
被覆溶液から形成された請求項1記載の磁性体分散型キ
ャリア。 - 【請求項13】 R1,R2及びR3はアルキル基又はア
リール基を示し、R4のアルキル基又はアラルキル基に
は他の置換基を有しても良く、Aは有機アニオンを示す
請求項12記載の磁性体分散型キャリア。 - 【請求項14】 結着樹脂中に磁性体微粒子を分散させ
てなるコア材の表面を樹脂被覆層で被覆したキャリアと
トナーとを有する静電荷像現像用二成分系現像剤におい
て、 該磁性体微粒子は、ストロンチウムフェライト、バリ
ウムフェライト、または鉛フェライトを含み、該フェラ
イトは、周期律表IA、IIA、IIIA、IVA、V
A、VIA、IB、IIB、IVB、VB、VIB、V
IIB、VIIIの族の元素を含んでもよく、その他の
元素の含有量は1%wt未満であり、該磁性体微粒子の
保磁力が、磁場10Kエルステッドのもとで300Ga
uss以上であり、 該樹脂被覆層は、絶縁性樹脂材料と下記式 【化3】 (式中R1,R2,R3及びR4はアルキル基、アリール基
又はアラルキル基を示し、同一でもお互いに異なってい
ても良く、Aは有機アニオン、又はポリ酸イオンを示
す。)で示される第4級アンモニウム塩とを含有してい
ることを特徴とする静電荷像現像用二成分系現像剤。 - 【請求項15】 前記第4級アンモニウム塩はレーキ化
物である請求項14記載の静電荷像現像用二成分系現像
剤。 - 【請求項16】 R1,R2,R3及びR4はアルキル基を
示す請求項14又は15記載の静電荷像現像用二成分系
現像剤。 - 【請求項17】 樹脂材料を含有するキャリア被覆溶液
を、結着樹脂中に磁性体微粒子を分散させてなるコア材
に塗布し乾燥してコア材の表面を樹脂被覆層で被覆する
磁性体分散型キャリアの製造方法において、 該磁性体微粒子は、ストロンチウムフェライト、バリ
ウムフェライト、または鉛フェライトを含み、該フェラ
イトは、周期律表IA、IIA、IIIA、IVA、V
A、VIA、IB、IIB、IVB、VB、VIB、V
IIB、VIIIの族の元素を含んでもよく、その他の
元素の含有量は1%wt未満であり、該磁性体微粒子の
保磁力が、磁場10Kエルステッドのもとで300Ga
uss以上であり、 該キャリア被覆溶液は、絶縁性樹脂材料と該絶縁性樹
脂材料を分散或は溶解させる溶媒と、下記式 【化4】 (式中R1,R2,R3及びR4はアルキル基、アリール基
又はアラルキル基を示し、同一でもお互いに異なってい
ても良く、Aは有機アニオン、又はポリ酸イオンを示
す。)で示される第4級アンモニウム塩とを含有してい
ることを特徴とする磁性体分散型キャリアの製造方法。 - 【請求項18】 前記キャリア被覆溶液は、前記第4級
アンモニウム塩が非溶解の粒子の状態で該絶縁性樹脂材
料が分散或は溶解している溶液中に混合分散している請
求項17記載の磁性体分散型キャリアの製造方法。 - 【請求項19】 前記キャリア被覆溶液は、前記第4級
アンモニウム塩が該第4級アンモニウム塩に対する溶解
度が1.0g/100g(溶媒)以上の溶解度を有する
溶媒で溶解している第4級アンモニウム溶液の状態で該
絶縁性樹脂材料が分散或は溶解している溶液中に混合分
散している請求項17記載の磁性体分散型キャリアの製
造方法。 - 【請求項20】 R1,R2及びR3はアルキル基又はア
リール基を示し、R4のアルキル基又はアラルキル基に
は置換基を有しても良く、Aは有機アニオンを示す請求
項19記載の磁性体分散型キャリアの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3315235A JP2916833B2 (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 磁性体分散型キャリア、静電荷像現像用二成分系現像剤及び磁性体分散型キャリアの製造方法 |
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| JP3315235A JP2916833B2 (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 磁性体分散型キャリア、静電荷像現像用二成分系現像剤及び磁性体分散型キャリアの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JPH05127428A true JPH05127428A (ja) | 1993-05-25 |
| JP2916833B2 JP2916833B2 (ja) | 1999-07-05 |
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ID=18063011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP3315235A Expired - Fee Related JP2916833B2 (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 磁性体分散型キャリア、静電荷像現像用二成分系現像剤及び磁性体分散型キャリアの製造方法 |
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| Country | Link |
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| JP (1) | JP2916833B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003076070A (ja) * | 2001-09-04 | 2003-03-14 | Ricoh Co Ltd | 電子写真現像剤用コートキャリア及びその製造方法並びに製造装置 |
| JP2010078872A (ja) * | 2008-09-25 | 2010-04-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 静電荷現像用キャリア、静電荷現像用現像剤、静電荷現像用現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 |
| JP2014153476A (ja) * | 2013-02-06 | 2014-08-25 | Fuji Xerox Co Ltd | 静電荷像現像用キャリア、静電荷像現像用現像剤、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 |
-
1991
- 1991-11-05 JP JP3315235A patent/JP2916833B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003076070A (ja) * | 2001-09-04 | 2003-03-14 | Ricoh Co Ltd | 電子写真現像剤用コートキャリア及びその製造方法並びに製造装置 |
| JP2010078872A (ja) * | 2008-09-25 | 2010-04-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 静電荷現像用キャリア、静電荷現像用現像剤、静電荷現像用現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 |
| JP2014153476A (ja) * | 2013-02-06 | 2014-08-25 | Fuji Xerox Co Ltd | 静電荷像現像用キャリア、静電荷像現像用現像剤、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 |
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| Publication number | Publication date |
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| JP2916833B2 (ja) | 1999-07-05 |
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