JPH051275B2 - - Google Patents

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JPH051275B2
JPH051275B2 JP21636383A JP21636383A JPH051275B2 JP H051275 B2 JPH051275 B2 JP H051275B2 JP 21636383 A JP21636383 A JP 21636383A JP 21636383 A JP21636383 A JP 21636383A JP H051275 B2 JPH051275 B2 JP H051275B2
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JP
Japan
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acid
salt
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boron
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JP21636383A
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Yukio Ogino
Koichi Nakamura
Kuniaki Fujimori
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NITSUKO KYOSEKI KK
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NITSUKO KYOSEKI KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ホウ素を含む複合有機金属化合物の
製造方法に関する。
ホウ素を含む複合有機金属化合物である一般式
B−(OMX)3で示される化合物〔式中Mは二価金
属元素、Xはモノカルボキシレート基である、以
下同じ〕は、例えば、塗料乾燥剤、潤滑剤、ポリ
塩化ビニルの安定剤、及びタイヤ工業におけるゴ
ムと補強材であるスチールと密着性促進剤として
優れた性能を有している。
従来、この種の化合物の製造方法としては、カ
ルボン酸に二価の金属水化物を溶解加熱して、金
属石けんを生成させ、次いでこの金属石けんとホ
ウ酸エステルとを加熱反応させる方法が提案され
ている(特開昭55−17371号公報)。
しかしながら、かかる方法は、金属水化物とカ
ルボン酸との反応に高温でかつ長時間を要するこ
と、ホウ酸エステルという高価な原料を用いるた
め製造コストが高くなり、又、エステルの交換反
応に高温で長時間を要すること、さらには、この
エステル交換反応を容易にするため酢酸を用いな
ければならず、耐食性の反応装置を必要とし、
又、製造コストを高めること等の問題点を有す
る。
本発明者らは、かかる問題を解決すべく鋭意研
究を進めた結果、モノカルボン酸のアルカリ石け
んとホウ酸塩との混合物に金属塩水溶液を加え、
複分解反応させることにより極めて容易に一般式
B−(OMX)3で示される化合物を得ることができ
ることを見い出した。
本発明は、かかる知見に基きなされたもので、
本発明の目的は、安価で、短時間に、しかも耐食
性の反応装置を用いる必要のないホウ素の複合有
機金属化合物の製造方法を提供することにある。
すなわち、本発明は、モノカルボン酸のカ性ア
ルカリ塩とホウ酸のアンモニウム塩又はカ性アル
カリ塩との混合物にコバルトの水溶性塩を添加
し、複分解反応を行わしめるもので、特に好まし
くは、前記モノカルボン酸が炭素数8〜22の脂肪
族カルボン酸又はナフテン酸であることにより成
るホウ素の複合有機金属化合物の製造方法であ
る。
以下に本発明について詳細に説明する。
本発明におけるモノカルボン酸としては、カプ
リル酸、ノナン酸、カプリン酸、ウンデカン酸、
ラウリン酸、トリデカン酸、ミリスチン酸、ペン
タデカン酸、パルミチル酸、マルガリン酸、ステ
アリン酸、アラキン酸、ベヘン酸、2−エチルヘ
キサン酸、2−メチルテトラデカン酸、2−メチ
ルペンタデカン酸、2−メチルヘプタデカン酸、
リンデル酸、マツコウ酸、オレイン酸、エライジ
ン酸、リノール酸、リノレイン酸、ナフテン酸等
が例示され得る。これらのカルボン酸は単独又は
二種以上を混合して用いてもよい。
本発明ではカルボン酸として脂肪酸を用いる場
合は、特に、炭素数が8〜22のものが好ましい。
これは炭素数が8以下のものでは、溶解性が低
く、前記用途に用いる場合分散性が悪くなり、十
分に性能を発揮できなくなるためであり、又逆に
炭素数が22以上ととなると、ホウ素及び二価の金
属元素の含有量が相対的に低くなり、そのため前
記用途において性能を発揮させるためには使用量
が増大し、製品の物性自身を悪化させるため好ま
しくない。又、カルボン酸としてナフテン酸を用
いる場合も脂肪酸と同様の理由により酸価が150
〜250のものが好ましい。
このカルボン酸は、ナトリウム又はカリウム等
のカ性アルカリ塩として用いられるが、これはカ
ルボン酸にカ性アルカリ水溶液を添加、中和する
ことにより容易に得られる。
本発明においては、上記カルボン酸塩とホウ酸
アンモニウム又はホウ酸ナトリウム、ホウ酸カリ
ウム等のホウ酸のアンモニウム塩又はカ性アルカ
リ塩との混合物を用いるが、これは、先ずモノカ
ルボン酸にカ性アルカリ水溶液を添加中和し、こ
れに、前記ホウ酸塩を添加混合してもよく、又、
カルボン酸とホウ酸の混合物にカ性アルカリ及び
アンモニア水溶液を添加中和する方法のいずれを
も採用できる。上記カルボン酸塩とホウ酸塩の混
合物はモノカルボン酸とホウ酸のモル比が3:1
となるようにすることが反応量論的に好ましい。
又、この混合物は水溶液又は乳濁液の状態が複分
解反応を円滑に進める上で好ましいが、この混合
物の濃度が低く過ぎると目的生成の分離が困難と
なる場合があるため、撹拌に支障のない濃度でで
きるだけ高濃度とすることが好ましい。
次に上記混合物にコバルトの水溶性金属塩を添
加するが、この二価の金属塩は、硫酸、硝酸、塩
化物等の塩で水に可溶のものを用いることができ
る。この金属塩は、固体の塩の形態で添加するこ
ともできるが、1〜20重量%の水溶液として徐々
に加えることが反応を円滑に進める上で好まし
い。上記金属塩の添加量は、反応量論比すなわ
ち、モノカルボン酸1モルに対して金属元素とし
て1g当量となるようにすることが好ましい。
上記金属塩を添加撹拌することにより複分解反
応が起こる。この時の反応温度は、用いるモノカ
ルボン酸の種類により適宜選定されるが常温〜80
℃の温度範囲であれば十分に反応が進行する。複
分解反応の進行に伴ない、粘稠な目的生成物が析
出する。この生成物は静置することにより沈降す
る。そこで、デカンテーシヨン或いは遠心分離等
の手段により生成物を分離する。この生成物を適
当量の温水を加えることにより洗浄し、減圧乾燥
することにより精製されたホウ素の複合有機金属
化合物を得ることができる。
以上のように本発明は、簡便な操作で、安価に
しかも短時間にホウ素の複合有機金属化合物を得
ることができ、又、耐食性の反応装置も必要とし
ない等の効果を有するもので、工業上極めて優れ
た方法である。
以下に本発明の実施例を述べる。
実施例 1 ステアリン酸850gを反応容器に入れ、これに
1規定の水酸化ナトリウム3を添加撹拌して中
和した。次にこの反応容器に、ホウ酸65gを2
の水に溶解し、30%のアンモニア水117gを添加
して中和したホウ酸アンモニウム水溶液を添加撹
拌した。これに、Coとして177g含有する硫酸コ
バルト水溶液を徐々に添加混合し撹拌しながら室
温で複分解反応を起こさせた。反応開始後直ちに
赤紫色の沈澱物が析出し約30分間撹拌した後、静
置して水相をデカンテーシヨンにより除いた。次
いで約80℃の温水を3加えて撹拌洗浄し、静置
して水相を分離除去した。この生成物に、ミネラ
ルスピリツト3.5Kgを加え生成物を溶解静置し、
分離水を除した後、減圧度20mmHg、温度160℃の
条件下で、遠心薄膜蒸発器を用いて、水分、溶剤
等を除去し、青紫色の固体1029gを得た。
この固体を元素分析及び有機分析により定量し
たところコバルト17.0重量%、ホウ素1.07重量
%、ステアリン酸81.9重量%で、コバルト:ホウ
素:ステアリン酸の化学量論比が3:1:3の化
合物であることが分かり、 の化合物と推定できた。
実施例 2 酸価224のナフテン酸763g及びホウ酸65gを2
の水に溶解した水溶液を反応容器に入れ、これ
に1Nの水酸化ナトリウム水溶液を3加えて撹
拌混合した。これに、Coとして177g含有する硫
酸コバルト水溶液を徐々に添加混合し撹拌しなが
ら室温で複分解反応を起こさせ、以降実施例1と
同様の操作を行い暗紫色の固体1045gを得た。
この固体を元素分析及び有機分析により定量し
たところ、コバルト16.7重量%、ホウ素1.05重量
%、ナフテン酸72.7重量%でコバルト:ホウ素:
ナフテン酸の化学量論比が3:1:3の化合物で
あることが分つた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 モノカルボン酸のカ性アルカリ塩とホウ酸の
    アンモニウム塩又はカ性アルカリ塩との混合物
    に、コバルトの水溶性塩を添加し、複分解反応を
    行わしめることを特徴とするホウ素の複合有機金
    属化合物の製造方法。 2 上記モノカルボン酸が炭素数8〜22の脂肪族
    カルボン酸又はナフテン酸であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載のホウ素の複合有
    機金属化合物の製造方法。
JP21636383A 1983-11-18 1983-11-18 ホウ素の複合有機金属化合物の製造方法 Granted JPS60109591A (ja)

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CN107011369A (zh) * 2017-04-18 2017-08-04 江阴市三良橡塑新材料有限公司 一种高性能复合型硼酰化钴的制备方法

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