JPH05127665A - 金管楽器用マウスピース - Google Patents
金管楽器用マウスピースInfo
- Publication number
- JPH05127665A JPH05127665A JP3318409A JP31840991A JPH05127665A JP H05127665 A JPH05127665 A JP H05127665A JP 3318409 A JP3318409 A JP 3318409A JP 31840991 A JP31840991 A JP 31840991A JP H05127665 A JPH05127665 A JP H05127665A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mouthpiece
- titanium
- zirconium
- trumpet
- brass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Stringed Musical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軽量で錆ることがなく、しかも従来とは異な
る音色を得られるマウスピースを提供する。 【構成】 トランペットに着脱自在に装着可能なマウス
ピースは、チタンまたはチタン合金、あるいはジルコニ
ウムまたはジルコニウム合金を材質として成形されてい
る。 【効果】 このマウスピースは、軽量で錆ることがな
く、耐久性に優れている。また楽器自体の重量を軽減す
ることができ、しかも重量バランスの良い楽器を提供し
得る。更に、真鍮で製造された従来のマウスピースとは
異なる音色を出すことができ、他の演奏者との差別化を
図ることができる。
る音色を得られるマウスピースを提供する。 【構成】 トランペットに着脱自在に装着可能なマウス
ピースは、チタンまたはチタン合金、あるいはジルコニ
ウムまたはジルコニウム合金を材質として成形されてい
る。 【効果】 このマウスピースは、軽量で錆ることがな
く、耐久性に優れている。また楽器自体の重量を軽減す
ることができ、しかも重量バランスの良い楽器を提供し
得る。更に、真鍮で製造された従来のマウスピースとは
異なる音色を出すことができ、他の演奏者との差別化を
図ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トランペットやトロ
ンボーン等の金管楽器のマウスピースに関するものであ
る。
ンボーン等の金管楽器のマウスピースに関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】例えば図1に示すトランペット10は、そ
の本体12に対してマウスピース14が着脱自在に装着
され、演奏者は自分に合ったマウスピース14を使用し
ている。このマウスピース14の材質としては、真鍮に
クロームメッキや銀メッキを施したものが広く使われて
いる。
の本体12に対してマウスピース14が着脱自在に装着
され、演奏者は自分に合ったマウスピース14を使用し
ている。このマウスピース14の材質としては、真鍮に
クロームメッキや銀メッキを施したものが広く使われて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記マウスピース14
は、演奏者が常に口に付けるものであるため、長期に亘
って使用していると、メッキが剥げたり錆たりする難点
があった。また、殊にジャス奏者等は、音楽に合わせて
踊りながら演奏したり、トランペット10をスイングさ
せるため、トランペット10としては取扱い易いバラン
スの良いものが求められる。しかるに、前記真鍮製のマ
ウスピース14はかなりの重量があるため、トランペッ
ト10の重心が端部に偏ってしまい、バランスの悪いも
のとなっていた。そこで、重量バランスを整えるため、
マウスピース14の配設側と反対側に重りを取付けるこ
とが行なわれるが、この場合はトランペット自体が重く
なり、そのために取扱い難くなるおそれがあった。
は、演奏者が常に口に付けるものであるため、長期に亘
って使用していると、メッキが剥げたり錆たりする難点
があった。また、殊にジャス奏者等は、音楽に合わせて
踊りながら演奏したり、トランペット10をスイングさ
せるため、トランペット10としては取扱い易いバラン
スの良いものが求められる。しかるに、前記真鍮製のマ
ウスピース14はかなりの重量があるため、トランペッ
ト10の重心が端部に偏ってしまい、バランスの悪いも
のとなっていた。そこで、重量バランスを整えるため、
マウスピース14の配設側と反対側に重りを取付けるこ
とが行なわれるが、この場合はトランペット自体が重く
なり、そのために取扱い難くなるおそれがあった。
【0004】前記マウスピース14は、トランペット1
0の音色に影響を与える一つの要素であり、演奏者はマ
ウスピース14の構造や形状等を変更することにより、
他の演奏者との音色の差別化を図ることを行なってい
る。しかるに、マウスピース14の材質としては依然と
して真鍮を使用しているため、その音色等の差別化には
限界があった。
0の音色に影響を与える一つの要素であり、演奏者はマ
ウスピース14の構造や形状等を変更することにより、
他の演奏者との音色の差別化を図ることを行なってい
る。しかるに、マウスピース14の材質としては依然と
して真鍮を使用しているため、その音色等の差別化には
限界があった。
【0005】
【発明の目的】この発明は、前述した金管楽器用マウス
ピースに内在している課題に鑑み、これを好適に解決す
るべく提案されたものであって、軽量で錆ることがな
く、しかも従来とは異なる音色を得られるマウスピース
を提供することを目的とする。
ピースに内在している課題に鑑み、これを好適に解決す
るべく提案されたものであって、軽量で錆ることがな
く、しかも従来とは異なる音色を得られるマウスピース
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を達成するため本発明は、トランペットやトロン
ボーン等の金管楽器のマウスピースであって、該マウス
ピースをチタンまたはチタン合金により製造したことを
特徴とする。
の目的を達成するため本発明は、トランペットやトロン
ボーン等の金管楽器のマウスピースであって、該マウス
ピースをチタンまたはチタン合金により製造したことを
特徴とする。
【0007】また前記目的を達成するため本願の別の発
明は、トランペットやトロンボーン等の金管楽器のマウ
スピースであって、該マウスピースをジルコニウムまた
はジルコニウム合金により製造したことを特徴とする。
明は、トランペットやトロンボーン等の金管楽器のマウ
スピースであって、該マウスピースをジルコニウムまた
はジルコニウム合金により製造したことを特徴とする。
【0008】
【実施例】次に、本発明に係る金管楽器用マウスピース
につき、好適な実施例を挙げて以下説明する。図2に示
す実施例に係るマウスピース14は、チタン(Ti)を材
質とし、好適には削り出しにより成形される。また、製
造方法としては、削り出しに限られるものでなく、例え
ばプレスにより外形を成形した後、穴明け加工を施すこ
とにより製造したり、また鋳造により製造するようにし
てもよい。
につき、好適な実施例を挙げて以下説明する。図2に示
す実施例に係るマウスピース14は、チタン(Ti)を材
質とし、好適には削り出しにより成形される。また、製
造方法としては、削り出しに限られるものでなく、例え
ばプレスにより外形を成形した後、穴明け加工を施すこ
とにより製造したり、また鋳造により製造するようにし
てもよい。
【0009】この実施例に使用されるチタンは、真鍮に
比ベて極めて軽く(約半分の比重)、軽量化を図ることが
でき、チタン製のマウスピース14を装着したトランペ
ット10の取扱いが容易となると共に、バランスをとる
ための細工を施す必要もなくなる。また強度面でも、耐
久性に優れ、長期に亘って使用しても錆ることがない。
更に、材質の違により音色は真鍮と異なり、他の演奏者
と音色においての差別化を図ることができる。
比ベて極めて軽く(約半分の比重)、軽量化を図ることが
でき、チタン製のマウスピース14を装着したトランペ
ット10の取扱いが容易となると共に、バランスをとる
ための細工を施す必要もなくなる。また強度面でも、耐
久性に優れ、長期に亘って使用しても錆ることがない。
更に、材質の違により音色は真鍮と異なり、他の演奏者
と音色においての差別化を図ることができる。
【0010】なお、マウスピース14の材質として、チ
タン合金も好適に使用可能である。このチタン合金とし
ては、例えば、チタン(Ti)にアルミナ(Al2O3)とバ
ナジウム(V)とを6:4の比率で含有させた合金や、そ
の他、アルミナとバナジウムとを3:2.5の比率で含
有させた合金、アルミナとバナジウムとを4:22の比
率で含有させた合金等が好適に使用可能である。そし
て、各合金によっても音色は異なるので、演奏者は好み
の音色のマウスピース14を選択することができる。
タン合金も好適に使用可能である。このチタン合金とし
ては、例えば、チタン(Ti)にアルミナ(Al2O3)とバ
ナジウム(V)とを6:4の比率で含有させた合金や、そ
の他、アルミナとバナジウムとを3:2.5の比率で含
有させた合金、アルミナとバナジウムとを4:22の比
率で含有させた合金等が好適に使用可能である。そし
て、各合金によっても音色は異なるので、演奏者は好み
の音色のマウスピース14を選択することができる。
【0011】また、チタンおよびチタン合金は硬いた
め、例えば削り出しによりマウスピース14を製造する
場合は、加工性の点で若干の難点がある。そこで、チタ
ンやチタン合金に所要の割合(例えば0〜1重量%)で快
削元素を付与し、加工性を向上させることが推奨され
る。快削元素としては、硫黄(S),リン(P),鉛(Pb),カ
ルシウム(Ca)およびレアアース(稀土類元素)等が好適
に使用される。
め、例えば削り出しによりマウスピース14を製造する
場合は、加工性の点で若干の難点がある。そこで、チタ
ンやチタン合金に所要の割合(例えば0〜1重量%)で快
削元素を付与し、加工性を向上させることが推奨され
る。快削元素としては、硫黄(S),リン(P),鉛(Pb),カ
ルシウム(Ca)およびレアアース(稀土類元素)等が好適
に使用される。
【0012】前記マウスピース14の材質として、ジル
コニウム(Zr)またはジルコニウム合金も好適に使用す
ることが可能である。ジルコニウムの比重は約75%で
あり、ジルコニウム製のマウスピースを装着したトラン
ペットは、チタン製のマウスピースを装着したトランペ
ットと同様に取扱いが容易となり、材質の違による音色
の変化も得ることが可能である。また、ジルコニウムま
たはジルコニウム合金に前記快削元素を付与することに
より、加工性の向上を図ることができる。
コニウム(Zr)またはジルコニウム合金も好適に使用す
ることが可能である。ジルコニウムの比重は約75%で
あり、ジルコニウム製のマウスピースを装着したトラン
ペットは、チタン製のマウスピースを装着したトランペ
ットと同様に取扱いが容易となり、材質の違による音色
の変化も得ることが可能である。また、ジルコニウムま
たはジルコニウム合金に前記快削元素を付与することに
より、加工性の向上を図ることができる。
【0013】なお、実施例ではトランペットのマウスピ
ースにつき説明したが、本願はこれに限られるものでな
く、トロンボーン,コルネット,ユーフォニウムおよびチ
ューバ等にも採用可能である。
ースにつき説明したが、本願はこれに限られるものでな
く、トロンボーン,コルネット,ユーフォニウムおよびチ
ューバ等にも採用可能である。
【0014】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る金管楽
器用マウスピースは、チタンまたはチタン合金、あるい
はジルコニウムまたはジルコニウム合金を材質としたた
めに、軽量で錆ることがなく、耐久性に優れている。ま
たマウスピースの軽量化を図り得るので、楽器自体の重
量を軽減することができ、しかも重量バランスの良い楽
器を提供し得る。更に、真鍮で製造された従来のマウス
ピースとは異なる音色を出すことができ、他の演奏者と
の差別化を図り得る利点を有する。
器用マウスピースは、チタンまたはチタン合金、あるい
はジルコニウムまたはジルコニウム合金を材質としたた
めに、軽量で錆ることがなく、耐久性に優れている。ま
たマウスピースの軽量化を図り得るので、楽器自体の重
量を軽減することができ、しかも重量バランスの良い楽
器を提供し得る。更に、真鍮で製造された従来のマウス
ピースとは異なる音色を出すことができ、他の演奏者と
の差別化を図り得る利点を有する。
【0015】また、チタンまたはチタン合金、あるいは
ジルコニウムまたはジルコニウム合金に快削元素を付与
することにより、マウスピースの製造の容易化を図るこ
とができる。
ジルコニウムまたはジルコニウム合金に快削元素を付与
することにより、マウスピースの製造の容易化を図るこ
とができる。
【図1】トランペットを示す概略図。
【図2】マウスピースを示す概略図。
14 マウスピース
Claims (4)
- 【請求項1】 トランペットやトロンボーン等の金管楽
器のマウスピースであって、該マウスピースをチタンま
たはチタン合金により製造したことを特徴とする金管楽
器用マウスピース。 - 【請求項2】 チタンまたはチタン合金に、快削元素を
付与した請求項1記載の金管楽器用マウスピース。 - 【請求項3】 トランペットやトロンボーン等の金管楽
器のマウスピースであって、該マウスピースをジルコニ
ウムまたはジルコニウム合金により製造したことを特徴
とする金管楽器用マウスピース。 - 【請求項4】 ジルコニウムまたはジルコニウム合金
に、快削元素を付与した請求項3記載の金管楽器用マウ
スピース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3318409A JPH05127665A (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 金管楽器用マウスピース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3318409A JPH05127665A (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 金管楽器用マウスピース |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05127665A true JPH05127665A (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=18098834
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3318409A Pending JPH05127665A (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 金管楽器用マウスピース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05127665A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT6518U3 (de) * | 2002-07-02 | 2004-05-25 | Anton Paar Gmbh | Titanmundstück für blechblasinstrumente |
| WO2004107311A1 (de) * | 2002-07-02 | 2004-12-09 | Anton Paar Gmbh | Zubehör- bzw. bestandteile- bzw. betätigungsteile für musikinstrumente |
| JP2017173435A (ja) * | 2016-03-22 | 2017-09-28 | ヤマハ株式会社 | 音管 |
-
1991
- 1991-11-05 JP JP3318409A patent/JPH05127665A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT6518U3 (de) * | 2002-07-02 | 2004-05-25 | Anton Paar Gmbh | Titanmundstück für blechblasinstrumente |
| WO2004107311A1 (de) * | 2002-07-02 | 2004-12-09 | Anton Paar Gmbh | Zubehör- bzw. bestandteile- bzw. betätigungsteile für musikinstrumente |
| JP2007513359A (ja) * | 2002-07-02 | 2007-05-24 | メルト,マルレーネ | 楽器用のアクセサリー部分または操作部分、または、楽器の構成部分 |
| JP2017173435A (ja) * | 2016-03-22 | 2017-09-28 | ヤマハ株式会社 | 音管 |
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